JPH0362607A - フイルタ - Google Patents

フイルタ

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JPH0362607A
JPH0362607A JP4006190A JP4006190A JPH0362607A JP H0362607 A JPH0362607 A JP H0362607A JP 4006190 A JP4006190 A JP 4006190A JP 4006190 A JP4006190 A JP 4006190A JP H0362607 A JPH0362607 A JP H0362607A
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JP
Japan
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core
partial
winding
filter
ferrite
Prior art date
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Pending
Application number
JP4006190A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Naito
内藤 昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH0362607A publication Critical patent/JPH0362607A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ノイズ抑制用のフィルタ、特にフェライト
コアを用いたフィルタに関するものである。
〔従来の技術〕
第12図は従来のフィルタを示す斜視図であり、図にお
いて、(1)はフェライトにより一体成形されたリング
状のフェライトコア、(2)はこのフェライトコアに巻
回された巻線、(3)はこれらによって構成されるフィ
ルタである。
次に動作について説明する。
フェライトコア(1)は一般に第10図に示すような透
磁率(μ)対周波数特性を有し、巻線(2)の巻線回数
とフェライトコア(1)とにより決定されるインダクタ
ンスは周波数依存性があり、電気回路内でのフィルタ効
果、すなわちノイズ減衰量も第11図に示すように周波
数依存性がある。
第1O図の曲線(a)の特性を持つコア(1)は、第1
1図の曲a(a)の減衰特性を示し、同じく第10図の
曲線(b)のコア(1)は第11図の曲線(b)の特性
を示す。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のフィルタは以上のように構成されていたので、広
周波数帯のノイズ抑制効果を得るためには、第13図に
示すように、複数個のコア(la)、(1b)にそれぞ
れ巻線(2a)、(2b)を施したフィルタ(3a)、
(3b)を直列に接続する必要があり、実装上、コスト
上の問題点があった。
この発明は、上記問題点を解決するためになされたもの
で、コンパクトで実装が容易であり、かつ広周波数帯の
ノイズ抑制効果が得られる安価なフィルタを得ることを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発、明に係るフィルタは、異特性フェライトコアを
複合化した複合コアを用いるものであって、次のフィル
タである。
(1)異なる透磁率特性を示す部分コアを組合せて一体
化した複合コアと、この複合コアに巻かれた巻線とを有
するフィルタ。
(2)磁路を横断する方向の断面において、少なくとも
一つの部分コアが他の部分コアを囲むように配置された
複合コアを有する上記(1)記載のフィルタ。
〔作 用〕
この発明によるフィルタにおいては、異なる透磁率特性
を有する部分コアを複合化した複合コアを用いることに
より、それぞれの部分コアの特性が組合されて、ノイズ
抑制効果が広周波数比する。
このため従来のように複数のフィルタを接続する必要が
なく、単一のフィルタで優れたノイズ抑制効果が得られ
る。
磁路を横断する方向の断面において、少なくとも一つの
部分コアが他の部分コアを囲むように配置された複合コ
アに、巻線を施したフィルタでは、巻線と各部分コアと
の偏心が小さくなり、巻線による磁束分布と部分コアの
物理的位置が一致し、電磁気的特性がさらに向上し、優
れたノイズ抑制効果が得られる。
〔発明の実施例〕
以下この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は実施例における複合フェライトコアの斜視図、
第2図はその断面図、第3図(a)、(b)は部分フェ
ライトコアの斜視図、第4図(a)、(b)はそれぞれ
の断面図である。
図において、(11)はリング状の複合フェライトコア
で、凸状の部分フェライトコア(lla)と、凹状の部
分フェライトコア(llb)を組合せて一体化したもの
であり、それぞれの部分フェライトコア(lla)、(
llb)は異なる透磁率対周波数特性を有する。この複
合フェライトコア(ii)は、第12図のフェライトコ
ア(1)の代りに用いられ、これに巻線(2)を巻くこ
とによりフィルタ(3)が形成される。
上記のように複合フェライトコア(11)を用いたフィ
ルタ(3)においては、部分フェライトコア(lla)
として第10図の曲線(a)の周波数特性を有するフェ
ライトを用い、また部分フェライトコア(1lb)とし
て曲線(b)の周波数特性を有するフェラ・イトを用い
ると、これらを組合せた複合フェライトコア(11)は
巻線(2)を巻くことにより、第11図の曲線(c)に
示すようなノイズ減衰特性を有するフィルタが得られる
。こうして得られるノイズ減衰効果はそれぞれの部分フ
ェライトコア(lla)。
(llb)を単独で用いた場合よりも広周波数帯にわた
るものであり、優れたノイズ抑制効果が得られる。
第5図および第6図は他の実施例における複合フェライ
トコアを示す断面図であり、第5図ではドーナツ板状の
部分フェライトコア(lla)、 (llb)が積上状
に複合化され、第6図では円筒状の部分フェライトコア
(lla)、(llb)が同心円状に重ねられて複合化
されている。
第7図(a)は別の実施例における複合フェライトコア
の斜視図、(b)はその一部を切断した斜視図である。
この実施例では、2分割された中空リング状の部分フェ
ライトコア(lla)を合せたときに生ずる間隙に、異
種のフェライトからなるリング状の部分フェライトコア
(llb)が収容された状態で複合フェライトコア(1
1)が形成され、磁路を横断する方向の断面において、
一方の部分フェライトコア(lla)が他の部分フェラ
イトコア(llb)を四方から囲むように配置されてい
る。この部分フェライトコア(lla)のフェライトは
第10図の曲線(a)の周波数特性を有していて、また
部分フェライトコア(llb)のフェライトは曲線(b
)の周波数特性を有している。
このような複合フェライトコア(11)を用いて巻線(
2)を施したフィルタにおいては、前記実施例と同様に
、広周波数帯域にわたり、優れたノイズ抑制効果を有す
る。また部分フェライトコア(lla)、(llb)の
中心と巻線(2)との距離が一定となって1巻線(2)
と部分フェライトコア(lla)、(llb)との偏心
が小さくなり、巻線(2)による磁束分布と部分フェラ
イトコア(lla)、(llb)の物理的位置が一致す
る。これにより巻線が多い場合でも巻線に比例した電磁
気的特性が得られ、ノイズ抑制効果はさらに向上する。
第8図および第9図はさらに別の実施例における複合フ
ェライトコアの一部を切断した斜視図である。第8図で
は横断面U字状の部分フェライトコア(lla)に形成
された溝に異なるフェライトからなる部分フェライトコ
ア(llb)が埋込まれ、三方から部分フェライトコア
(lla)で囲まれるように配置されている。このよう
な複合フェライトコア(11)を用いたフィルタは第7
図の場合より若干劣るが、巻11A (2)との偏心は
少なく、優れた電磁気的特性が得られる。
第9図では、さらに高周波特性を良好にするために、部
分フェライトコア(llb)の全周を囲むように、プラ
スチック磁性体を1mm以上塗布して、部分フェライト
コア(lla)を形成して複合フェライトコア(11)
としており、第7図のものと同様に優れた電磁気特性を
有し、さらに高い高周波特性が得られる。
なお、上記の説明において1部分コアの異材質としては
、フェライトコアとフェライトコンパウンドまたは金属
芯コアなどとの組合せ、あるいは2種以上の複合化でも
よく、上記実施例と同様の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、異特性のコアを複合
化し、一つのフィルタを構成したので。
装置が小形化でき、また広周波数帯についてノイズ抑制
効果が高く、安価なフィルタが得られる。
また磁路を横断する方向の断面において、少なくとも一
つの部分コアが他の部分コアを囲むように配置された複
合コアに巻線を施したフィルタでは、巻線と各部分コア
との偏心が小さくなり、巻線による磁束分布と部分コア
の物理的位置が一致し、これにより電磁気的特性がさら
に向上する6
【図面の簡単な説明】 第工図は実施例における複合フェライトコアの斜視図、
第2図はその断面図、第3図(a)、(b)は部分フェ
ライトコアの斜視図、第4図(a)、(b)はそれぞれ
の断面図、第5図および第6図は他の実施例における複
合フェライトコアの断面図、第7図(a)は別の実施例
における複合フェライトコアの斜視図、(b)はその一
部を切断した斜視図、第8図および第9図はさらに別の
実施例における複合フェライトコアの一部を切断した斜
視図、第10図および第11図は特性曲線図、第12図
および第13図は従来のフィルタの斜視図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し。 (1)、(1a)、(1b)はフェライトコア、(2)
は巻線、(11)は複合フェライトコア、 (lla)
、(llb)は部分フェライトコアである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)異なる透磁率特性を示す部分コアを組合せて一体
    化した複合コアと、この複合コアに巻かれた巻線とを有
    することを特徴とするフィルタ。
  2. (2)磁路を横断する方向の断面において、少なくとも
    一つの部分コアが他の部分コアを囲むように配置された
    複合コアを有することを特徴とする請求項(1)記載の
    フィルタ。
JP4006190A 1989-04-10 1990-02-21 フイルタ Pending JPH0362607A (ja)

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JP4006190A JPH0362607A (ja) 1989-04-10 1990-02-21 フイルタ

Applications Claiming Priority (3)

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JP9004489 1989-04-10
JP1-90044 1989-04-10
JP4006190A JPH0362607A (ja) 1989-04-10 1990-02-21 フイルタ

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