JPH0574925B2 - - Google Patents
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- JPH0574925B2 JPH0574925B2 JP60195040A JP19504085A JPH0574925B2 JP H0574925 B2 JPH0574925 B2 JP H0574925B2 JP 60195040 A JP60195040 A JP 60195040A JP 19504085 A JP19504085 A JP 19504085A JP H0574925 B2 JPH0574925 B2 JP H0574925B2
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- JP
- Japan
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- coil
- noise
- bobbin
- inductor
- coil unit
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 17
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 9
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 5
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 241000231739 Rutilus rutilus Species 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/24—Magnetic cores
- H01F27/26—Fastening parts of the core together; Fastening or mounting the core on casing or support
- H01F27/263—Fastening parts of the core together
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F17/00—Fixed inductances of the signal type
- H01F17/04—Fixed inductances of the signal type with magnetic core
- H01F17/041—Means for preventing rotation or displacement of the core
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/006—Details of transformers or inductances, in general with special arrangement or spacing of turns of the winding(s), e.g. to produce desired self-resonance
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/30—Fastening or clamping coils, windings, or parts thereof together; Fastening or mounting coils or windings on core, casing, or other support
- H01F27/306—Fastening or mounting coils or windings on core, casing or other support
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F37/00—Fixed inductances not covered by group H01F17/00
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ノイズ除去用インダクタに関し、特
に、異なつた複数の周波数帯域のノイズを同時に
除去するのに適したノイズ除去用インダクタに関
する。
に、異なつた複数の周波数帯域のノイズを同時に
除去するのに適したノイズ除去用インダクタに関
する。
(従来技術)
従来のノイズ除去用インダクタは、たとえば、
第8図に示すように、フランジ1によつて等分割
されたボビン2に、同様のコイル3および4を、
互いに磁束を打ち消す向きに巻装し、このボビン
2を、1対のU字形コア5,6を突き合わせなる
閉磁路コア7の一方の脚部に嵌装したものであ
る。
第8図に示すように、フランジ1によつて等分割
されたボビン2に、同様のコイル3および4を、
互いに磁束を打ち消す向きに巻装し、このボビン
2を、1対のU字形コア5,6を突き合わせなる
閉磁路コア7の一方の脚部に嵌装したものであ
る。
8は、1対のU字形コア5,6を固定している
スプリングである。このような構成になる従来の
ノイズ除去用インダクタは、夫々のコイル5,6
が第9図に示すように、コイル5,6のインダク
タンスとこれらのコイル5,6に生じる浮遊容量
とによつて決定される1つの自己共振周波数f0を
有する減衰特性を示す。
スプリングである。このような構成になる従来の
ノイズ除去用インダクタは、夫々のコイル5,6
が第9図に示すように、コイル5,6のインダク
タンスとこれらのコイル5,6に生じる浮遊容量
とによつて決定される1つの自己共振周波数f0を
有する減衰特性を示す。
(発明が解決しようとする問題点)
近年、多機能電話機等のアウトパルスダイヤル
方式の電話機においては、約525〜1605KHzにわ
たるAM放送波と、約76〜108MHzにわたるFM放
送波およびTVローチヤンネル(1〜3チヤンネ
ル)放送波が周波数帯域の異つた2種類のノイズ
として問題となつている。
方式の電話機においては、約525〜1605KHzにわ
たるAM放送波と、約76〜108MHzにわたるFM放
送波およびTVローチヤンネル(1〜3チヤンネ
ル)放送波が周波数帯域の異つた2種類のノイズ
として問題となつている。
ところが、前記のような構成になる従来のノイ
ズ除去用インダクタを用いて、このような周波数
帯域の異つた2種類のノイズを除去しようとする
と、従来のノイズ除去用インダクタは、1つの自
己共振周波数f0しか有しないため、1つの帯域に
ついてしかノイズを除去することができず、同時
に異つた2つの帯域のノイズを効果的に除去する
ことができないものである。そこで、このような
周波数帯域の異つた2種類のノイズを効果的に除
去しようとすると、夫々除去したい周波数帯域に
自己共振周波数を持つ2個のノイズ除去用インダ
クタを用いなければならず、部品点数が増加して
コストアツプとなるとともに、取り付けに手間が
かかる等の種々の不都合を有するものである。
ズ除去用インダクタを用いて、このような周波数
帯域の異つた2種類のノイズを除去しようとする
と、従来のノイズ除去用インダクタは、1つの自
己共振周波数f0しか有しないため、1つの帯域に
ついてしかノイズを除去することができず、同時
に異つた2つの帯域のノイズを効果的に除去する
ことができないものである。そこで、このような
周波数帯域の異つた2種類のノイズを効果的に除
去しようとすると、夫々除去したい周波数帯域に
自己共振周波数を持つ2個のノイズ除去用インダ
クタを用いなければならず、部品点数が増加して
コストアツプとなるとともに、取り付けに手間が
かかる等の種々の不都合を有するものである。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもの
で、部品点数の増加やコストアツプの不都合を生
じさせることなく、しかも取り付けの簡単な、少
なくとも2種類の周波数帯域のノイズを効果的に
除去することのできるノイズ除去用インダクタを
提供することを目的するものである。
で、部品点数の増加やコストアツプの不都合を生
じさせることなく、しかも取り付けの簡単な、少
なくとも2種類の周波数帯域のノイズを効果的に
除去することのできるノイズ除去用インダクタを
提供することを目的するものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明のノイズ除去用インダクタは、両端にフ
ランジを有するボビンに閉磁路コアが嵌装され、
コイルが複数個のコイル単位に分割巻されてなる
ノイズ除去用インダクタであつて、前記コイル単
位は前記ボビンに形成されたフランジまたは仕切
板によつて仕切られており、かつそのコイル単位
は少なくとも2種の異なる巻幅を有することを特
徴とする。
ランジを有するボビンに閉磁路コアが嵌装され、
コイルが複数個のコイル単位に分割巻されてなる
ノイズ除去用インダクタであつて、前記コイル単
位は前記ボビンに形成されたフランジまたは仕切
板によつて仕切られており、かつそのコイル単位
は少なくとも2種の異なる巻幅を有することを特
徴とする。
(作用)
本発明のノイズ除去用インダクタは、コイルを
複数個のコイル単位に分割巻きするに当つて、前
記コイル単位の巻き幅を変えることにより、その
コイル単位に生じる浮遊容量を異ならせるように
したので、前記コイル単位のインダクタンスと浮
遊容量とにより決定される自己共振周波数が異な
つたものとなり、1つのコイルで異なつた複数の
自己共振周波数を持つものとなる。さらに、コイ
ル単位は互いに相互誘導をおこす結果、全体とし
て大きなインダクタンスを得ることができる。
複数個のコイル単位に分割巻きするに当つて、前
記コイル単位の巻き幅を変えることにより、その
コイル単位に生じる浮遊容量を異ならせるように
したので、前記コイル単位のインダクタンスと浮
遊容量とにより決定される自己共振周波数が異な
つたものとなり、1つのコイルで異なつた複数の
自己共振周波数を持つものとなる。さらに、コイ
ル単位は互いに相互誘導をおこす結果、全体とし
て大きなインダクタンスを得ることができる。
(実施例)
以下に、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は、本発明の一実施例のノイズ除去用イ
ンダクタの正面図、第2図は、その平面図、第3
図は、その底面図である。
ンダクタの正面図、第2図は、その平面図、第3
図は、その底面図である。
これらの図においては、11は、1対のU字形
コア12,13を突き合わせてなる閉磁器コア、
14は、このコア11に外装される金属等のスプ
リングである。15は、このコア11の一方の脚
部に嵌装されたボビン、16,17はこのボビン
15の両端側に形成されたボビン15の1対のフ
ランジ部、18、前記ボビン15のこれらの両フ
ランジ部16,17間を等分割するボビン15の
中央フランジである。19,20は、前記ボビン
15の仕切板で、夫々前記フランジ部16と中央
フランジ18間および前記フランジ部17と中央
フランジ18間を異なつた幅W1、W2となるよう
に分割している。21,22は、前記ボビン15
に、互いに磁束を打ち消す向きに巻装されるコイ
ルで、夫々前記フランジ部16と中央フランジ1
8間および前記フランジ部17と中央フランジ1
8間に、前記仕切板19,20によつて異なつた
巻幅W1、W2を有するコイル単位23,24およ
び25,26を形成するように分割巻されてい
る。すなわち、前記コイル21は、巻幅W1を有
する前記フランジ部16と前記仕切板19との間
にコイル単位23を形成した後、そのまま連続し
て、巻幅W2を有する前記仕切板19と中央フラ
ンジ18との間にコイル単位24を形成してなる
ものである。前記コイル22についても同様の方
法で、巻幅W1を有するコイル単位25と巻幅W2
を有するコイル単位26とを形成している。ここ
で、前記各コイル単位23,24,25,26は
略同じ高さH1に形成されているが、巻幅W1が
W2よりも小さいために、浮遊容量は、夫々コイ
ル単位23,25で生じるものよりも、24,2
6で生じるものの方が大きくなる。27,28
は、前記ボビン15の一方のフランジ部16の底
面から垂直に突出した1対のリード端子で、前記
コイル21の両引き出し端29,30が夫々半田
等(図示せず)によつて接続されている。同様
に、31,32は、前記ボビン15の他方のフラ
ンジ部17の底面から垂直に突出した1対のリー
ド端子で、前記コイル22の両引き出し端33,
34が夫々半田等(図示せず)によつて接続され
ている。
コア12,13を突き合わせてなる閉磁器コア、
14は、このコア11に外装される金属等のスプ
リングである。15は、このコア11の一方の脚
部に嵌装されたボビン、16,17はこのボビン
15の両端側に形成されたボビン15の1対のフ
ランジ部、18、前記ボビン15のこれらの両フ
ランジ部16,17間を等分割するボビン15の
中央フランジである。19,20は、前記ボビン
15の仕切板で、夫々前記フランジ部16と中央
フランジ18間および前記フランジ部17と中央
フランジ18間を異なつた幅W1、W2となるよう
に分割している。21,22は、前記ボビン15
に、互いに磁束を打ち消す向きに巻装されるコイ
ルで、夫々前記フランジ部16と中央フランジ1
8間および前記フランジ部17と中央フランジ1
8間に、前記仕切板19,20によつて異なつた
巻幅W1、W2を有するコイル単位23,24およ
び25,26を形成するように分割巻されてい
る。すなわち、前記コイル21は、巻幅W1を有
する前記フランジ部16と前記仕切板19との間
にコイル単位23を形成した後、そのまま連続し
て、巻幅W2を有する前記仕切板19と中央フラ
ンジ18との間にコイル単位24を形成してなる
ものである。前記コイル22についても同様の方
法で、巻幅W1を有するコイル単位25と巻幅W2
を有するコイル単位26とを形成している。ここ
で、前記各コイル単位23,24,25,26は
略同じ高さH1に形成されているが、巻幅W1が
W2よりも小さいために、浮遊容量は、夫々コイ
ル単位23,25で生じるものよりも、24,2
6で生じるものの方が大きくなる。27,28
は、前記ボビン15の一方のフランジ部16の底
面から垂直に突出した1対のリード端子で、前記
コイル21の両引き出し端29,30が夫々半田
等(図示せず)によつて接続されている。同様
に、31,32は、前記ボビン15の他方のフラ
ンジ部17の底面から垂直に突出した1対のリー
ド端子で、前記コイル22の両引き出し端33,
34が夫々半田等(図示せず)によつて接続され
ている。
このような構成になる本発明の一実施例のノイ
ズ除去用インダクタは、各コイル21,22が
夫々巻幅の異なる2つのコイル単位23,24お
よび25,26に分割されているので、夫々のコ
イル21,22について、第4図に示すような2
つの自己共振周波数f1、f2を有する減衰特性を示
す。つまり、巻幅の小さいコイル単位23,25
は、インダクタンスおよび浮遊容量が共に小さく
なつて、高い自己共振周波数f1を有する減衰特性
を示す。一方、巻幅の大きいコイル単位24,2
6は、インダクタンスおよび浮遊容量が共に大き
くなつて、低い自己共振周波数f2を有する減衰特
性を示す。このようなコイル単位23,24およ
び25,26は、共に直列に接続されて夫々のコ
イル21,22を形成しているので、このノイズ
除去用インダクタの減衰特性は、夫々のコイル2
1,22について、前記各コイル単位23,24
および25,26の示す減衰特性を合成した、上
記の第4図に示すものとなるのである。
ズ除去用インダクタは、各コイル21,22が
夫々巻幅の異なる2つのコイル単位23,24お
よび25,26に分割されているので、夫々のコ
イル21,22について、第4図に示すような2
つの自己共振周波数f1、f2を有する減衰特性を示
す。つまり、巻幅の小さいコイル単位23,25
は、インダクタンスおよび浮遊容量が共に小さく
なつて、高い自己共振周波数f1を有する減衰特性
を示す。一方、巻幅の大きいコイル単位24,2
6は、インダクタンスおよび浮遊容量が共に大き
くなつて、低い自己共振周波数f2を有する減衰特
性を示す。このようなコイル単位23,24およ
び25,26は、共に直列に接続されて夫々のコ
イル21,22を形成しているので、このノイズ
除去用インダクタの減衰特性は、夫々のコイル2
1,22について、前記各コイル単位23,24
および25,26の示す減衰特性を合成した、上
記の第4図に示すものとなるのである。
ここでは、自己共振周波数f1、f2を決定するの
に、各コイル単位23,24,25,26の浮遊
容量の変化が大きな要因となる。
に、各コイル単位23,24,25,26の浮遊
容量の変化が大きな要因となる。
これらの自己共振周波数f1、f2は、前記各コイ
ル単位23,24および25,26の巻幅を変化
させて、夫々に生じる浮遊容量を変化させること
により、任意の値に設定することができる。
ル単位23,24および25,26の巻幅を変化
させて、夫々に生じる浮遊容量を変化させること
により、任意の値に設定することができる。
従つて、このようなノイズ除去用インダクタを
用いて、たとえば、多機能電話機等のアウトパル
スダイヤル方式の電話機における、AM放送波
(約525〜1605KHz)、FM放送波およびTVローチ
ヤンネル(1〜3チヤンネル)放送波(約76〜
108MHz)といつた周波数帯域の異なる2種類の
ノイズを除去するには、夫々のノイズ周波数帯域
に自己共振周波数f1、f2を有するように各コイル
単位23,24および25,26の巻幅を設定す
ればよい。この場合、前記各ノイズ周波数帯域の
中央値である約1065KHzおび92MHzに、自己共振
周波数f1、f2を設定すれば、より効果的である。
用いて、たとえば、多機能電話機等のアウトパル
スダイヤル方式の電話機における、AM放送波
(約525〜1605KHz)、FM放送波およびTVローチ
ヤンネル(1〜3チヤンネル)放送波(約76〜
108MHz)といつた周波数帯域の異なる2種類の
ノイズを除去するには、夫々のノイズ周波数帯域
に自己共振周波数f1、f2を有するように各コイル
単位23,24および25,26の巻幅を設定す
ればよい。この場合、前記各ノイズ周波数帯域の
中央値である約1065KHzおび92MHzに、自己共振
周波数f1、f2を設定すれば、より効果的である。
第5図は、本発明の他の実施例のノイズ除去用
インダクタの正面図、第6図は、その平面図、第
7図は、その底面図である。
インダクタの正面図、第6図は、その平面図、第
7図は、その底面図である。
この実施例は、基本的には、第1図の実施例の
ものと同様であるので、相違点についてのみ説明
し、同一部材については、同一番号を用いてその
説明を省略する。
ものと同様であるので、相違点についてのみ説明
し、同一部材については、同一番号を用いてその
説明を省略する。
すなわち、この実施例は、コイルが1つの場合
を示すものである。これらの図において、40
は、ボビン、41,42は、このボビン40の両
端側に形成されたボビン40の1対のフランジ
部、43はこのボビン40の両フランジ部41,
42間を夫々幅W3、W4に非等分に分割するボビ
ン40の仕切板である。44は、前記ボビン40
に巻装されるコイルで、前記仕切板43によつて
分割巻されて、コイル単位45,46を形成して
いる。ここで、これらの各コイル単位45,46
は略同じ高さH2に形成されているが、巻幅W3が
W4よりも小さいために、これらのコイル単位4
5,46に生じる浮遊容量は、巻幅W3で巻回さ
れるコイル単位45の方が、巻幅W4で巻回され
るコイル単位46よりも小さいものとなる。4
7,48は、前記ボビン40の両端側の底面から
垂直に突出した1対のリード端子で、前記コイル
44の両引き出し端49,50が夫々半田等(図
示せず)によつて接続されている。
を示すものである。これらの図において、40
は、ボビン、41,42は、このボビン40の両
端側に形成されたボビン40の1対のフランジ
部、43はこのボビン40の両フランジ部41,
42間を夫々幅W3、W4に非等分に分割するボビ
ン40の仕切板である。44は、前記ボビン40
に巻装されるコイルで、前記仕切板43によつて
分割巻されて、コイル単位45,46を形成して
いる。ここで、これらの各コイル単位45,46
は略同じ高さH2に形成されているが、巻幅W3が
W4よりも小さいために、これらのコイル単位4
5,46に生じる浮遊容量は、巻幅W3で巻回さ
れるコイル単位45の方が、巻幅W4で巻回され
るコイル単位46よりも小さいものとなる。4
7,48は、前記ボビン40の両端側の底面から
垂直に突出した1対のリード端子で、前記コイル
44の両引き出し端49,50が夫々半田等(図
示せず)によつて接続されている。
このような構成になる第5図〜第7図の実施例
のノイズ除去用インダクタは、第1図の実施例の
コイル21,22の場合と同様に、コイル44の
各コイル単位45,46に生じるインダクタンス
と、浮遊容量の差異によつて、第4図に示すよう
な2つの共振周波数を有する減衰特性を示す。
のノイズ除去用インダクタは、第1図の実施例の
コイル21,22の場合と同様に、コイル44の
各コイル単位45,46に生じるインダクタンス
と、浮遊容量の差異によつて、第4図に示すよう
な2つの共振周波数を有する減衰特性を示す。
なお、本発明のノイズ除去用インダクタは、上
記各実施例のものに限定されるものではなく、要
旨を変更しない範囲で適宜変更しうることは言う
までもない。
記各実施例のものに限定されるものではなく、要
旨を変更しない範囲で適宜変更しうることは言う
までもない。
たとえば、コイル分割数は、3分割以上にして
もよい。この場合、2つは勿論のこと3つ以上の
異なる自己共振周波数を有するものにすることも
できる。
もよい。この場合、2つは勿論のこと3つ以上の
異なる自己共振周波数を有するものにすることも
できる。
(発明の効果)
本発明のノイズ除去用インダクタは、以上の様
な構成にしたので、少なくとも2種類の周波数帯
域のノイズを効果的に除去することができ、さら
に、全体として大きなインダクタンスが得られ、
部品点数が増加したり、コストアツプになつたり
することがなく、しかも小型で取り付けの簡単な
ものとなる等の種々の効果を奏する。
な構成にしたので、少なくとも2種類の周波数帯
域のノイズを効果的に除去することができ、さら
に、全体として大きなインダクタンスが得られ、
部品点数が増加したり、コストアツプになつたり
することがなく、しかも小型で取り付けの簡単な
ものとなる等の種々の効果を奏する。
第1図は、本発明の一実施例のノイズ除去用イ
ンダクタの正面図、第2図は、その平面図、第3
図は、その底面図、第4図は、その減衰特性の概
略を示すグラフ、第5図は、本発明の他の実施例
のノイズ除去用インダクタの正面図、第6図は、
その平面図、第7図は、その底面図、第8図は、
従来のノイズ除去用インダクタの平面図、第9図
は、その減衰特性の概略を示すグラフである。 11……コア、12,13……U字形コア、1
4……スプリング、15,40……ボビン、1
6,17,41,42……フランジ部、18……
中央フランジ、19,20,43……仕切板、2
1,22,44……コイル、23,24,25,
26,45,46……コイル単位、27,28,
31,32,47,48……リード端子、29,
30,33,34,49,50……コイルの引き
出し端。
ンダクタの正面図、第2図は、その平面図、第3
図は、その底面図、第4図は、その減衰特性の概
略を示すグラフ、第5図は、本発明の他の実施例
のノイズ除去用インダクタの正面図、第6図は、
その平面図、第7図は、その底面図、第8図は、
従来のノイズ除去用インダクタの平面図、第9図
は、その減衰特性の概略を示すグラフである。 11……コア、12,13……U字形コア、1
4……スプリング、15,40……ボビン、1
6,17,41,42……フランジ部、18……
中央フランジ、19,20,43……仕切板、2
1,22,44……コイル、23,24,25,
26,45,46……コイル単位、27,28,
31,32,47,48……リード端子、29,
30,33,34,49,50……コイルの引き
出し端。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 両端にフランジを有するボビンに閉磁路コア
が嵌装され、コイルが複数個のコイル単位に分割
巻されてなるノイズ除去用インダクタであつて、 前記コイル単位は前記ボビンに形成されたフラ
ンジまたは仕切板によつて仕切られており、かつ
そのコイル単位は少なくとも2種の異なる巻幅を
有することを特徴とするノイズ除去用インダク
タ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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