JPS6319548B2 - - Google Patents
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- JPS6319548B2 JPS6319548B2 JP12158184A JP12158184A JPS6319548B2 JP S6319548 B2 JPS6319548 B2 JP S6319548B2 JP 12158184 A JP12158184 A JP 12158184A JP 12158184 A JP12158184 A JP 12158184A JP S6319548 B2 JPS6319548 B2 JP S6319548B2
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- adsorbent
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- coating solution
- carbamate
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Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
イ 本発明の目的:
〔産業上の利用分野〕
本発明は、防蟻塗布液に関し、更に詳しくは、
カーバメイト系殺虫剤を吸着剤に吸着担持させた
状態で液状合成樹脂中に分散混入させることによ
つてシロアリ防除力が驚くほど長期間持続する高
持続性の防蟻塗布液に関するものである。 〔従前の出願〕 シロアリの侵入が予想される箇所に、殺虫剤・
シロアリ忌避剤を混入した塗布液を塗着処理する
ことによつてシロアリによる建物の食害を防止す
る蟻道形成の阻止方法については、本発明者が既
に特許出願をしている(特願昭58−239404号)。
この方法は、クロルデンを土壌撒布することによ
つてシロアリを防除する所謂土壌処理法が水質汚
染という公害の原因となることに鑑み、これに代
わるシロアリ対策として提案したものである。 ところで、建築物は30〜50年の長きに亙つて使
用するものであり、一旦、建物が完成してしまう
と、後で防蟻処理を遣り直すとしても大工事にな
るから大変煩わしい。このようなことから、本発
明者が提案した先の塗布液を塗着する方法におい
ても、シロアリ防除力が長期間持続する防蟻塗布
液を使用するのが理想的であると云われていた。 しかし、たゞ単に殺虫剤を塗料や溶剤中に混入
しただけでは建築物を長期に亙つてシロアリから
護り得るような効力持続性のある防蟻塗布液は得
られない。そこで、毒性の強い殺虫剤を高濃度に
混入しようとの解決策も聞かれたのであるが、何
分にも揮散する薬効成分によつて施工業者や居住
者の健康が害せられる惧れがあつて、実際には採
用することができなかつた。 〔本発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、先に提案した防蟻塗布液塗着法にお
ける上記したような技術上の隘路を打開しようと
してなされたものであつた、その狙いとするとこ
ろは、比較的に殺虫剤の含有量が低濃度であるに
も拘わらず、この効力は建築物の耐用年数のほゞ
全期間に亙つて持続する安全にしてシロアリ防除
力の秀れた防蟻塗布液を提供するにある。 また、本発明の他の狙いは、素人でも日曜大工
的に簡単に防蟻処理を施すことができ、しかも決
して環境汚染公害の原因とはならない実用的な防
蟻塗布剤を提供するにある。 ロ 本発明の構成: 〔問題点を解決するための手段〕 即ち、本発明によれば、カーバメイト系殺虫剤
が吸着剤に吸着担持された状態で粘着液中に分散
混入されてなることを特徴とする防蟻塗布液が提
供される。 そこで、本発明の構成について注釈するなら
ば、ここで採用するカーバメイト系殺虫剤として
は1―Naphthyl N―Methylcarbamateのほか、
MTMC剤、MIPC剤、BPMC剤、およびBPC剤
など従来周知のカーバメイト化合物が予定され
る。 つぎに、本発明において採用する吸着剤につい
て云えば、これは活性炭やゼオライトのように上
記カーバメイト殺虫剤を吸着して担持する物質の
ことであるが、好ましくは、その物質自体もシロ
アリに対して毒性を示すことが理想的である。こ
のような特性を示す物質として、本発明者は、無
定形2酸化珪素が持続的にして緩慢な殺蟻力を示
すものであることを確認している。しかして、
かゝる吸着剤に上記カーバメイト系化合物を吸着
させた状態で後記の合成樹脂中に封じ込めておく
と、カーバメイト化合物の過度な揮散(vapor)
が抑止されて長期に亘りシロアリ防除力を発揮す
ることとなるのであり、しかも吸着剤として無定
形2酸化珪素の如き殺虫性吸着剤に吸着させた場
合には、2酸化珪素自体のシロアリ防除力とカー
バメイト化合物のシロアリ防除力が相互補完し合
つて少ない添加量で大きな効能が得られ、しかも
その効力持続性も極度に長くなるのである。な
お、この場合、2酸化珪素とカーバメイト化合物
(1―Naphthyl N―Methylcarbamate)とは、
前者20〜40w%に対して後質を80〜60w%の割合
に配合するのが効果的である。 また、本発明では、上記カーバメイト系殺虫剤
および吸着剤を粘着液中に分散させるという構成
を採つているが、本発明においては、粘着液とし
て液状合成樹脂が採用される。しかして、そのよ
うな液状合成樹脂としては、ポリウレタン系樹脂
素材を主成分とするもの、アクリル系樹脂素材を
主成分とするもの、アスフアルト樹脂素材を主成
分とするもの等、塗料、接着剤に従来用いられて
いた殆どの合成樹脂を所望の粘度に調製して用い
るものとする。 換言すると、本発明の最大の特徴は、カーバメ
イト系殺虫剤を吸着剤に吸着担持させることによ
つて、薬効成分の過度のベーパを抑止しつつ比較
的濃度の殺虫剤で驚くほど長期間にわたつてシロ
アリ防除力を発揮する防蟻塗布液を完成した点に
ある。 ハ 本発明の効果: 本発明防蟻塗布剤においては、扱い易く粘度を
調えた媒体(液状合成樹脂)中にカーバメイト系
殺虫剤が吸着剤に吸着担持された状態で分散混入
されているので、非常に長期間に亙つてシロアリ
防除力を発揮するとともに、従来の塗料や油剤の
ように素人でも簡単に塗着することができ、しか
も殺虫剤濃度も低いので作業上も生活環境上も頗
る安全である等、シロアリ防除の社会的要求に対
応する技術として最も理想的であると云えよう。
なお、本発明塗布液は、これに通常の塗料程度の
粘度を付与して顔料を適宜加えることによつて着
色ペイントとして利用することも可能である。 以下、本発明の作用効果を試験例をもつて説明
する。 〔試験例〕 65w%の1―Naphthyl N―Methylcarbamate
を35w%の無定形2酸化珪素に吸着させて添加薬
剤を得、これをポリウレタン系樹脂液の中に4w
%となるように均一に分散混入して防蟻塗布液を
調製し、これを10×10cmのラワン材(厚さ:0.5
mm)に塗布し、これを野外暴露したもの〔環境条
件:鹿児島県日置郡吹上浜の松林(国有林)に昭
和58年4月15日〜同年10月15日まで放置〕と、野
外暴露に付さなかつたものとに分けて、シロアリ
防除力の比較試験をしたところ次表の結が得られ
た。なお、同表中の試験品は野外暴露に付さな
かつたもの、試験品は6ケ月野外暴露に付した
もの、試験品は前記カーバメイト殺虫剤のみで
無定形2酸化珪素を用いなかつたもの(殺虫剤配
合比は試験品と同一)、並びに試験品はカー
バメイト殺虫剤および吸着剤の何れも添加しない
単なるポリウレタン樹脂液のみを塗布したものを
示す。
カーバメイト系殺虫剤を吸着剤に吸着担持させた
状態で液状合成樹脂中に分散混入させることによ
つてシロアリ防除力が驚くほど長期間持続する高
持続性の防蟻塗布液に関するものである。 〔従前の出願〕 シロアリの侵入が予想される箇所に、殺虫剤・
シロアリ忌避剤を混入した塗布液を塗着処理する
ことによつてシロアリによる建物の食害を防止す
る蟻道形成の阻止方法については、本発明者が既
に特許出願をしている(特願昭58−239404号)。
この方法は、クロルデンを土壌撒布することによ
つてシロアリを防除する所謂土壌処理法が水質汚
染という公害の原因となることに鑑み、これに代
わるシロアリ対策として提案したものである。 ところで、建築物は30〜50年の長きに亙つて使
用するものであり、一旦、建物が完成してしまう
と、後で防蟻処理を遣り直すとしても大工事にな
るから大変煩わしい。このようなことから、本発
明者が提案した先の塗布液を塗着する方法におい
ても、シロアリ防除力が長期間持続する防蟻塗布
液を使用するのが理想的であると云われていた。 しかし、たゞ単に殺虫剤を塗料や溶剤中に混入
しただけでは建築物を長期に亙つてシロアリから
護り得るような効力持続性のある防蟻塗布液は得
られない。そこで、毒性の強い殺虫剤を高濃度に
混入しようとの解決策も聞かれたのであるが、何
分にも揮散する薬効成分によつて施工業者や居住
者の健康が害せられる惧れがあつて、実際には採
用することができなかつた。 〔本発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、先に提案した防蟻塗布液塗着法にお
ける上記したような技術上の隘路を打開しようと
してなされたものであつた、その狙いとするとこ
ろは、比較的に殺虫剤の含有量が低濃度であるに
も拘わらず、この効力は建築物の耐用年数のほゞ
全期間に亙つて持続する安全にしてシロアリ防除
力の秀れた防蟻塗布液を提供するにある。 また、本発明の他の狙いは、素人でも日曜大工
的に簡単に防蟻処理を施すことができ、しかも決
して環境汚染公害の原因とはならない実用的な防
蟻塗布剤を提供するにある。 ロ 本発明の構成: 〔問題点を解決するための手段〕 即ち、本発明によれば、カーバメイト系殺虫剤
が吸着剤に吸着担持された状態で粘着液中に分散
混入されてなることを特徴とする防蟻塗布液が提
供される。 そこで、本発明の構成について注釈するなら
ば、ここで採用するカーバメイト系殺虫剤として
は1―Naphthyl N―Methylcarbamateのほか、
MTMC剤、MIPC剤、BPMC剤、およびBPC剤
など従来周知のカーバメイト化合物が予定され
る。 つぎに、本発明において採用する吸着剤につい
て云えば、これは活性炭やゼオライトのように上
記カーバメイト殺虫剤を吸着して担持する物質の
ことであるが、好ましくは、その物質自体もシロ
アリに対して毒性を示すことが理想的である。こ
のような特性を示す物質として、本発明者は、無
定形2酸化珪素が持続的にして緩慢な殺蟻力を示
すものであることを確認している。しかして、
かゝる吸着剤に上記カーバメイト系化合物を吸着
させた状態で後記の合成樹脂中に封じ込めておく
と、カーバメイト化合物の過度な揮散(vapor)
が抑止されて長期に亘りシロアリ防除力を発揮す
ることとなるのであり、しかも吸着剤として無定
形2酸化珪素の如き殺虫性吸着剤に吸着させた場
合には、2酸化珪素自体のシロアリ防除力とカー
バメイト化合物のシロアリ防除力が相互補完し合
つて少ない添加量で大きな効能が得られ、しかも
その効力持続性も極度に長くなるのである。な
お、この場合、2酸化珪素とカーバメイト化合物
(1―Naphthyl N―Methylcarbamate)とは、
前者20〜40w%に対して後質を80〜60w%の割合
に配合するのが効果的である。 また、本発明では、上記カーバメイト系殺虫剤
および吸着剤を粘着液中に分散させるという構成
を採つているが、本発明においては、粘着液とし
て液状合成樹脂が採用される。しかして、そのよ
うな液状合成樹脂としては、ポリウレタン系樹脂
素材を主成分とするもの、アクリル系樹脂素材を
主成分とするもの、アスフアルト樹脂素材を主成
分とするもの等、塗料、接着剤に従来用いられて
いた殆どの合成樹脂を所望の粘度に調製して用い
るものとする。 換言すると、本発明の最大の特徴は、カーバメ
イト系殺虫剤を吸着剤に吸着担持させることによ
つて、薬効成分の過度のベーパを抑止しつつ比較
的濃度の殺虫剤で驚くほど長期間にわたつてシロ
アリ防除力を発揮する防蟻塗布液を完成した点に
ある。 ハ 本発明の効果: 本発明防蟻塗布剤においては、扱い易く粘度を
調えた媒体(液状合成樹脂)中にカーバメイト系
殺虫剤が吸着剤に吸着担持された状態で分散混入
されているので、非常に長期間に亙つてシロアリ
防除力を発揮するとともに、従来の塗料や油剤の
ように素人でも簡単に塗着することができ、しか
も殺虫剤濃度も低いので作業上も生活環境上も頗
る安全である等、シロアリ防除の社会的要求に対
応する技術として最も理想的であると云えよう。
なお、本発明塗布液は、これに通常の塗料程度の
粘度を付与して顔料を適宜加えることによつて着
色ペイントとして利用することも可能である。 以下、本発明の作用効果を試験例をもつて説明
する。 〔試験例〕 65w%の1―Naphthyl N―Methylcarbamate
を35w%の無定形2酸化珪素に吸着させて添加薬
剤を得、これをポリウレタン系樹脂液の中に4w
%となるように均一に分散混入して防蟻塗布液を
調製し、これを10×10cmのラワン材(厚さ:0.5
mm)に塗布し、これを野外暴露したもの〔環境条
件:鹿児島県日置郡吹上浜の松林(国有林)に昭
和58年4月15日〜同年10月15日まで放置〕と、野
外暴露に付さなかつたものとに分けて、シロアリ
防除力の比較試験をしたところ次表の結が得られ
た。なお、同表中の試験品は野外暴露に付さな
かつたもの、試験品は6ケ月野外暴露に付した
もの、試験品は前記カーバメイト殺虫剤のみで
無定形2酸化珪素を用いなかつたもの(殺虫剤配
合比は試験品と同一)、並びに試験品はカー
バメイト殺虫剤および吸着剤の何れも添加しない
単なるポリウレタン樹脂液のみを塗布したものを
示す。
【表】
なお、上記試験データは、底に石膏を敷いた直
径15cm、深さ7cmの円筒形容器中に上記試験品
〜および1′〜6′を入れ、その中へイエシロアリ
の職蟻を150匹、兵蟻15匹を放ち、室温28±1℃、
湿度95%に保持してシロアリの死滅数を計測観察
したものである。
径15cm、深さ7cmの円筒形容器中に上記試験品
〜および1′〜6′を入れ、その中へイエシロアリ
の職蟻を150匹、兵蟻15匹を放ち、室温28±1℃、
湿度95%に保持してシロアリの死滅数を計測観察
したものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 カーバメイト系殺虫剤が吸着剤に吸着担持さ
れた状態で液状合成樹脂中に分散混入されてなる
ことを特徴とする防蟻塗布液。 2 カーバメイト系殺虫剤が、 1―Naphthyl N―Methylcarbamate である請求項1記載の、防蟻塗布液。 3 吸着剤がシロアリに対して毒性を示す殺虫性
吸着剤である請求項1または2記載の、防蟻塗布
液。 4 殺虫性吸着剤が無定形2酸化珪素である請求
項3記載の、防蟻塗布液。 5 液状合成樹脂が顔料を含んでおり、彩色ペイ
ントとして調製されている請求項1〜4の何れか
に記載の、防蟻塗布液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12158184A JPS61268A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | 防蟻塗布液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12158184A JPS61268A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | 防蟻塗布液 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61268A JPS61268A (ja) | 1986-01-06 |
JPS6319548B2 true JPS6319548B2 (ja) | 1988-04-22 |
Family
ID=14814782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12158184A Granted JPS61268A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | 防蟻塗布液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61268A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6339802A (ja) * | 1986-08-04 | 1988-02-20 | Seisuke Tainaka | 白蟻駆除剤 |
JP3387103B2 (ja) * | 1997-11-18 | 2003-03-17 | 松下電器産業株式会社 | 忌避薬剤含有電子材料、それを用いた電子部品、及び電子部品の製造方法 |
-
1984
- 1984-06-12 JP JP12158184A patent/JPS61268A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61268A (ja) | 1986-01-06 |
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