JPS63193133A - 自動焦点調整装置 - Google Patents

自動焦点調整装置

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JPS63193133A
JPS63193133A JP2600187A JP2600187A JPS63193133A JP S63193133 A JPS63193133 A JP S63193133A JP 2600187 A JP2600187 A JP 2600187A JP 2600187 A JP2600187 A JP 2600187A JP S63193133 A JPS63193133 A JP S63193133A
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defocus
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正利 伊藤
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秀悟 福岡
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和彦 小嶋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、被写体追尾機能を有する自動焦点調整装置に
関するものである。
(従来の技術) 従来、ビデオカメラ用の自動焦点調整装置においては、
その測距エリアが固定されているものが多く、撮影した
い被写体がこの測距エリアから外れた場合には、その被
写体に対する焦点調整は不可能となり、著しく見苦しい
画像を提供していた。
そこで、撮影者の意図により、測距エリアを切換可能と
することが提案されているが、手動操作によって測距エ
リアを切り換えるのでは、煩わしさが伴い、撮影に専念
できないばかりでなく、測距エリア切換の判断も誤りが
ちであった。
また、測距エリアの自動切換を行う技術としては、特開
昭59−146028号公報に開示されているように、
複数の測距エリアについての測距データのうち、最も後
ビン(近距離側)の測距データを選択して、撮影者に最
も近い被写体に合焦させることが提案されている。この
従来例にあっては、撮影したい被写体が最も近くに居る
場合に限り、その被写体を自動追尾できることになるが
、撮影したい被写体よりも更に近くに他の被写体が存在
する場合には、当該能の被写体について焦点調整が行わ
れることになり、撮影したい被写体についての焦点調整
を行うことはできなくなる。
(発明が解決しようとする問題点) ビデオカメラを用いて、動きのある被写体(例えばスポ
ーツを行っている被写体)を撮影する場かには、被写体
を自動追尾しながら自動焦点調整を行うことが望ましい
。そこで、複数の測距エリアのうち、選択されたいずれ
か1つの測距エリアについて撮影レンズの焦点調整を行
う゛自動焦点調整装置において、前回の測距時に使用し
た測距エリアを優先して焦点検出を行い、この優先した
測距エリアでの焦点検出の信顆性が低いときには、被写
体が何処かに移動したものと判断して、他の測距エリア
を選択することが考えられる。しかしながら、例えば、
第7図(a)に示すように、ある測距エリアに人物が居
て、この状態から人物が横方向に移動した場合に、第7
図(b)に示すように、背景に焦点検出の可能な被写体
が現れたときには、この背景の被写本について焦点調整
が行われて、撮影したい人物について焦点調整を行うこ
とができなくなるという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、動きのある被写体を自動追尾し
ながら焦点L’HIを行うことが可能な自動焦点調整装
置を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る自動焦点調整装置にあっては、上記の目的
を達成するために、第1図に示すように、複数の測距エ
リアのうち、選択されたいずれか1つの測距エリアにつ
いて撮影レンズの焦点調整を行う自動焦点調整装置であ
って、各測距エリアについて撮影レンズの焦点ずれ量を
検出するための焦点ずれ量検出手段と、撮影レンズの焦
点調整を行うam距エリアを記憶する記憶手段と、記憶
手段に記憶されな測距エリアについて前記焦点ずれ量検
出手段にて検出された焦点ずれ量を所定の値と比較する
比較手段と、比較手段にて比較された前記焦点ずれ量が
前記所定の値以下のときに、記憶手段に記憶された測距
エリアについて撮影レンズの焦点調整が行われるように
測距エリアを選択し、比較手段にて比較された前記焦点
ずれ量が前記所定の値よりも大きいときに、各測距工・
リアについて前記焦点検出手段にて検出された焦点ずれ
量のうち、最小の焦点ずれ量が検出された測距エリアに
ついて撮影レンズの焦点調整が行われるように測距エリ
アを選択する選択手段と、選択手段にて選択された測距
エリアについての焦点ずれ量に基づいて撮影レンズの焦
点調整を行う焦点調整手段と、選択手段にて選択された
測距エリアが記憶手段に記憶された測距エリアと異なる
場合には、選択手段にて選択された測距エリアを記憶手
段に記憶し直すエリア変更手段とを備えて成るものであ
る。
ただし、第1図は説明の便宜上、本発明の構成を機能的
にブロック化して示した説明図であり、後述する実施例
にあっては、焦点ずれ量検出手段と焦点調整手段の大部
分、及び、比較手段や、選択手段、記憶手段、エリア変
更手段などはマイクロコンピュータのプログラムによっ
て実現されている。
(作用) 本発明は、記憶手段に記憶された測距エリアについての
デフォーカス量が所定の値よりも大きいか否かを比較手
段により判断し、デフォーカス量が所定の値以下である
ときには、その測距エリアについて焦点調整を行い、デ
フォーカス量が所定の値よりも大きいときには、各測距
エリアのデフォーカス量を比較して、最も小さいデフォ
ーカス量が得られた測距エリアについて焦点調整を行う
ようにしている。これによって、急激にデフォーカス量
が大きくなったときには、その時点での撮影レンズのき
前位置に最も近い被写体に合焦動作を行うことができ、
被写体が画面内で横方向に移動した渇きにおいても、そ
の被写体に合焦させることができる0例えば、第7図(
、)に示すように、画面中央に居る人物が、第7図(b
)に示すように、画面右側に移動した場合には、画面中
央でのデフォーカス量が急激に大きくなるから、各測距
エリアのデフォーカス量を比較して、最も小さいデフォ
ーカス量が得られた測距エリア、つまり、画面右側の測
距エリアについて焦点調整を行う。そして、焦点調整を
行う測距エリアが変化した場合には、記憶手段の記憶内
容を更新するようにしているので、次回からの焦点調整
は被写体の移動先の測距エリアについて行われることに
なり、これによって、被写体を自動追尾しながら焦点調
整を行うことが可能となるものである。
(実施例) 第2図は本発明の自動焦点調整装置を用いたビデオカメ
ラの概略構成を示す図である。撮影レンズは前玉群1と
変倍レンズ群2、フォーカスレンズ3、マスターレンズ
群5等を含んでいる。撮影レンズの前玉群1は、撮影レ
ンズの固定筒11に固定されている。
変倍レンズ群2(以下バリエータと呼ぶ)は、固定筒1
1に光軸方向と平行に取り付けられたガイド棒21に摺
動自在に取り付けられると共に、これも固定筒11に対
して回転自在に軸支されたズーム用リードねじ14に、
ねじ結きしており、このズーム用リードねじ14が回転
すると、撮影光軸方向に移動するようになっている。ズ
ーム用リードねじ14は歯車列15を介してズームモー
タ18に連動している。また、バリエータ2には摺動ブ
ラシ22が固着されている。この摺動ブラシ22は、こ
れも固定筒11に固着されたズームエンコーダ12の接
片上を移動し、バリエータ2の位置を検出できるように
している。
フォーカスレンズ3(以下コンペンセータと呼ぶ)は、
バリエータ2と同様に、ガイド棒21に摺動自在に取り
付けられると共に、これも固定筒11に対して回転自在
に軸支されたAF用リードねじ13に、ねじ結合してお
り、このAF用り−ドねじ13が回転すると、撮影光軸
方向に移動するようになっている。AF用リードねじ1
3は、図示していないが前記ズーム用リードねじ14と
同様に、歯車列を介してAFモータ16に連動する。
4はビームスプリッタであり、被写体からの光は前玉群
1、バリエータ2、コンペンセータ3を通り、大部分は
ビームスプリッタ4を填過した後、マスターレンズ群5
、ローパスフィルター6を通り、撮像CCD7に導かれ
る。一方、ビームスプリッタ4で直角に曲がった被写体
光の一部は全反射ミラー8、測距レンズ9を通り、AF
用CCDラインセンサー等を収納した焦点検出部10に
到達する。なお、全反射ミラー8、測距レンズ9、焦点
検出部10は固定筒11に適当な方法で固定されるもの
である。さらに、マスターレンズ群5、ローパスフィル
ター6、撮1ccD7及び絞りメータ17も適当な方法
で固定筒11に固定されている。19.20はコンペン
セータレンズ3の遠側及び近側のリミットスイッチであ
る。
第3図に焦点検出部10の概略構成図を示す。
30は測距レンズ、31はリレーレンズ、32は再結像
レンズ、33はCCDラインセンサー、34は絞りマス
クである。測距レンズ30を通過した被写体光は、絞り
マスク34により2つの光束に分割され、再結像レンズ
32によりCCDラインセンサー33上に設定された基
準部と9照部の2つの領域に結像する。CCDラインセ
ンサー33上に結像した2つの像間隔は、第4図に示す
ように、合焦時を10とすると、前ビンの場合には10
よりも小さく、また、後ビンの場合には10よりも大き
くなる。そして、この像間隔はデフォーカス量にほぼ比
例する。したがって、この像間隔を検出することにより
、き焦、非合焦を知ることができ、非合焦の場合にあっ
ては、デフォーカス量を知ることができる。マイクロプ
ロセッサ9で撮影レンズの合焦位置からのずれ量を検出
し、AFモータ16により、図示しない歯車列を介して
、AF用リードねじ13を回転させる。この回転により
、コンペンセータレンズ3はガイド棒21をガイドとし
て、光軸方向に移動し、合焦状態に至るものである。
第6図(a)(b)は本発明の一実施例としてのビデオ
カメラの外観を示す斜視図である。iooはズ ゛−ム
操作部であり、“W゛′はワイド側へのズーム操作部、
“T”はテレ側へのズーム操作部である。101は集音
用のマイク、102はファインダーのアイピース、10
3はAPモード選択用のスライドスイッチである。ズー
ム操ft部100を押圧することにより、ズームモータ
18が回転し、歯車列15を経て、ズーム用リードねじ
14が回転し、このズーム用リードねじ14の回転によ
りガイド棒21fニガイドとして、バリエータレンズ2
が光軸方向に移動する。
次に、CCDラインセンサー33に設定される基準部と
参照部、及び、基準部と参照部上に設定される測距エリ
アの関係を第5図により説明する。
なお、基準部や参照部、測距エリアなどは、後述するよ
うにマイクロプロセッサ9のプログラム上で設定される
ものである。基準部はCCDラインセンサー33を構成
する11〜135の35rrMの画素が割り当てられ、
また、参照部は同じ<CCDラインセンサー33を構成
するr、〜risの39個の画素が割り当てられている
。測距エリアは、それぞれ17個の画素よりなるA 、
B 、Cの3つが設定されている。測距エリアAはCC
Dラインセンサー33上の11 o’□ 12 sの1
7画素、測距エリアBは同じ<11〜i17の17画素
、測距エリアCは11.〜135の17画素が割り当て
られている。さらに、CCD@稟のうち3画素を隔てた
2つの画素の差分データに対応させると、測距エリアA
はISl。〜lsHの13個の差分データ、測距エリア
BはISl〜1s13の13個の差分データ、測距エリ
アCはIS3.〜l5ff+の13個の差分データに対
応している。
参照部の測距エリアについても基準部の測距エリアと同
様に、第5図上で測距エリアAはエリアA′に、測距エ
リアBはエリアB°に、測距エリアCはエリアC′に対
応している。なお、第5図中のx、x’は光学的基準位
置(光軸)を示している。
次に、マイクロプロセッサって実行される測距演算と、
測距エリアの切換動作について概説する。
測距エリアとしては、まず測距エリアAが第1優先され
る。さらに、この測距エリアAでのき焦演算の結果であ
る相関Iの値に応じて、或いはその相関量を被写体のコ
ントラストで正規化した値が、ある設定値に比べて大き
い場合に、測距エリアBと測距エリアCを使用して合焦
演算を実行する。
被写体に向けた撮影レンズが合焦か非会焦かの判断は、
CCDラインセンサー33上に設定された基準部と参照
部の出力信号からその位相のずれを調べることにより行
われるが、被写体の明暗の差が小さなものであるとき、
すなわち、コントラストが低い場合にはCCDの各画素
の出力差が小さく、基準部と参照部との一致度が下がり
、ノイズ等も加わり、合焦判定の信頼性が低下する。そ
こで、基準部と参照部の相関量を求め、これを被写体の
コントラストで正規化した値が所定の値よりも大きいと
きには、その測距エリアでの測距結果を無視し、測距エ
リアを変えて、再度処理を行うようにしている。
以下、その演算内容を説明する。測距エリアとしては、
必ず測距エリアAが優先される。まず、CCD画素のう
ち、中3個を隔てた2個の画素の差分データを基準部、
参照部のそれぞれについて求める。すなわち、基準部の
差分データlskは、1sk=1に−1(K+<)f旦
し、k−1〜319照部の差分データrskは、 rsk=rk  r(k+4)   (旦し、k=1〜
35となる。
次に、基準部の隣接する2つの差分データの差を加算し
たものをコントラストとする。すなわち、測距エリアA
のコントラストcAは、 測距エリアBのコントラス50日は、 (s=Σl esk−1!s、に+++ l     
 ・・・■にコ1 測距エリアCのコントラストCcは、 Co=Σ1i’sk −is +kl ] 1    
 −■に:19 となる。次に、基準部の差分データと参照部の差分デー
タとの相関量を求める。
測距エリアAの相関量HA(1)は、 HA(i)= Σ l  Zsl+s+   1”S(
k+++  l    −■に=1 但し、i−0〜22 i=0〜22の各々について求めた相関量HA(0〉〜
HA(22)のうち、最小の相関量HA(iM+)を最
も相関度の高い部分の相関量として求める。すなわち、 HA(iM+)=Min[HA(0)、−、HA(22
)コ ・・・■ここで、i旧−11の時が合焦であり、
この値からの差がデフォーカス量に相当する0次に、上
記相関量HA(iq+>を先の0式で求めた測距エリア
AのコントラストcAで正規化する。ここで、コントラ
ストcAで正規化するのは被写体輝度に応じてCCDラ
インセンサー33での電荷蓄積量が変化して、HA(i
M+)の値が変動しても常に一定のレベルで判断できる
ようにするためである。正規化した最も相関度の高い部
分の相関量は、YM^=HA(i旧)/CA     
  ・・・■で表され、これを予め設定しである所定g
iY sと比較する。一般に被写体輝度が低いときは、
CCD出力のS/N比が劣化し、測距結果が不安定にな
る。このとき、0式中でのcAが小さくなるため、YM
Aの値は大きくなる。また、被写体が模様のない壁など
であるときも、差分データを取ることによりコントラス
トcAが小さくなるので、この場合にもYMAの値は大
きくなる。したがって、上記YM^の値と所定値Ysと
を比較することにより、合焦可能か否かのチェック、す
なわち、ローコントラストチェック(以下「ローコンチ
ェツク」と略称する)が可能となる。 Y MA< Y
 sの場合は、測距エリアA内に検出可能な被写体が存
在することを意味し、上で求めたiq+の値を元に、合
焦位置からのデフォーカス量を計算し、レンズを駆動し
て合焦動1ヤを行う、逆に、YMA≧Ysの場合には、
得られた測距結果の信頼性が低いことを意味するので、
測距エリアAの測距結果を無視して、測距エリアをB、
Cに変更する。
ところで、YMA < Y sである場合に、デフォー
カス量の計算を行うのであるが、このデフォーカス量が
極端に変化した場合、例えば、第7図(a)に示すよう
に、測距エリアA内に居た人物が左右どちらかに移動し
て、第7図(b)に示すように、測距エリアA内にはそ
の背景のみが存在することになったが、焦点検出可能な
被写体が存在する場合には、YMAとYsとの比較を行
うだけでは、背景に合焦動作が行われてしまう、したが
って、撮りたい人物にピントが会わないような事態が発
生する。これを避けるために、たとえY MA < Y
 sであってら、デフォーカス量DFAの絶対値が基準
量DFsよりも大きな場合には、必ず測距エリアBと測
距エリアCについて共に焦点検出演算を行い、3つの測
距エリアのデフォーカス量に基づいて実際にレンズを駆
動するためのデフォーカス量を算出している。
測距エリアBについても、測距エリアAと同様に、相関
量)1B(i)は、 Ha(i>−Σl 1sk−rs+に+t+ 1k=1 但し、i=0〜22 HB(i)のうち、最も相関量の高いHe(iM+)は
、Ha(iq+)= M in[Ha(0)、−、Ha
(22)]となる、コントラストC,で正規化した値Y
MBは、Y MB= Ha(iM+)/ Ca となる。
測距エリアCについても同様であり、 但し、i=0〜22 Hc(iq+)= M in[Hc(0)s・・、Hc
(22)]YMC= He(jM+)/ Cc となる。次に、Y、、、Yに。をYsと比較する。
Y MB < Y s又はY MC< Y sならば、
測距エリアB又は測距エリアC内に検出可能な被写体が
存在することになり、デフォーカス量にしたがって、レ
ンズが駆動され、合焦動作が行われる。一方、YMB≧
Y s 、 Y M。≧Ysの場合には、全ての測距エ
リアA、B、C内に検出可能な被写体が無いことを意味
し、焦点検出不能と判断し、警告表示等の処理を行う、
なお、Y Me< Y sであり、且つ、YMcくYs
である場かには、測距エリアB及びC内に検出可能な被
写体があることを意味する。この場合、どちらの被写体
を優先しても良いのだが、本実施例では測距エリアA内
に検出可能な被写体がないとき、すなわち、YMA≧Y
sのときには、デフォーカス量DF、、DFcの絶対値
の小さい方、すなわち、現時点での撮影レンズの金魚位
置に最も近い被写体に合焦動作を行うようにしている。
これは人物等の被写体がそれ程急激に距離が変わること
は普通では考えにくいからである。  。
なお、ファインダー内での測距エリアの表示は、測距エ
リアAの場合には、第8図(a)の斜線部に示すように
小エリアを表示し、測距エリアB、Cの場合(すなわち
、測距エリアがAでない時)は、第8図(b)の斜線部
に示すように、大エリアを表示する。
次に、第9図乃至第13図に示すフローチャートに従っ
て、測距エリアの切換動作について詳述する。なお、以
下の説明において、記号°“#パはプログラムのステッ
プを意味する。第9図に示す°。
S T A RT ”の部分からプログラムの実行を開
始すると、まず、全ての測距エリア選択フラグをリセッ
トする(#1)。次に、初期設定として測距エリアA選
択フラグセット(#2)を行い、ファインダー内にエリ
ア小表示(#3)を行う、これはビデオ撮影に際して撮
影者が測距エリアを把握しやすくするためである。続い
て、CCD71分(#4)、データダンプ(#5)を行
い、AP情報を取り込む。
次に、エリアA選択フラグ有無判別(#6)を行う。
初回は、エリアAIl択フラグが立っているので、エリ
アA相開演算(#7)に至る。得られた相関量をコント
ラストで正規化した値YM八を所定値Y sと比較する
ことにより、エリアAのローコントラストチェック(#
8)を行う、YMA≧Ysであれば、ローコントラスト
と判断し、エリア表示を小から大に変える(# 9 >
、次に、測距エリアを変えて、エリアB相関演算(#1
0)、エリアC相関演算(#11〉を行う、エリアムロ
−コンチェツク(#8)と同様に、エリアロローコンチ
ェツク(#12>でYMBを所定値Ysと比較し、YM
B≧Ysであれば、エリアBがローコントラストである
と判断し、エリアCローコンチェツク(#13)を行う
。ここでも、YMcと所定値Ysの比較3行い、YM。
≧Ysてあれば、エリアCがローコントラストであると
判断する。そして、この場合、測距エリアA、B、Cの
どの部分にも検出可能な被写体が存在せず、測距不能を
意味するので、警告(#14)を行い、再び、CCD積
分(#4)に戻り、測距動作を繰り返す。
エリアCローコンチェツク(#13)で、YMcくYs
であれば、測距エリアC内にのみ焦点検出可能な被写体
があることになる。したがって、測距エリアCについて
のデフォーカスJiDFCを演算(#15)し、測距エ
リアA選択フラグをリセット(#16)し、さらに測距
エリアCを選択していることを示す測距エリアCi1!
択フラグをセット(#17)する。その後、前述のデフ
ォーカス量DFcに基づき、レンズを駆動(#18)L
、合焦判別(#19)で合焦に至れば、レンズ停止(#
20)を行い、CCD[分(#4)に戻る。また、合焦
判別(#19)で合焦でないときは、レンズ駆動(#1
8)に戻り、合焦に至るまで、レンズを駆動する。
エリアロローコンチェツク(#12)で、YMBくYs
であれば、エリアBはローコントラストでないと判断し
、エリアCローコンチェツク(#21)を行う、ここで
、YMC≧Ysであれば、エリアCはローコントラスト
であると判断され、この場合は、検出可能な被写体は測
距エリアB内にだけ存在することを意味するので、エリ
アBのデフォーカス量DF日演算(#22)を行い、測
距エリアA選択フラグをリセット(#23)L、エリア
B f:′JA択していることと示すために、測距エリ
18選択フラグをセット(#24)した後、これもデフ
ォーカスiDF、に基づいてレンズ駆動(#18)を行
い、合焦判別<#19>で合焦であれば]レンズ停止(
#20>含行い、CCD積分(#4)に戻る。また、合
焦判別(#19)で合焦でないときは、レンズ駆動(#
18)に戻り、き焦するまでレンズを駆動する。
エリアCローコンチェツク(#21>で、YMcてYs
であれば、エリアB、エリアCの両方に検出可能な被写
体が存在することを意味する。したがって、どちらかの
エリアを選択する必要がある。そこで、第10図のフロ
ーに移り、エリアB、エリアCのそれぞれのデフォーカ
ス1DFB、DFcを演算(#101.#102)する
。次に、どちらのエリアを選択するかの判断を行う。判
断の方法としては、デフォーカス量の少ない方を選ぶ、
デフォーカス量の多い方を選ぶ、等が考えられるが、本
実施例ではデフォーカス量の絶対値の少ない方、すなわ
ち、その時の撮影レンズの位置に最も近い被写体を選択
することとして説明する。エリア選択判別(#103)
でl DFal > l DFclの場合は、測距エリ
アCを選択し、測距エリアA選択フラグをリセット(#
104)した後、測距エリアC選択フラグをセット(#
105)L、デフォーカス量DFcに基づいてレンズ駆
動(#106)を行い、合焦判別(#107)で合焦で
あれば、レンズ停止(#108)を行い、再びCCD積
分(#4)に戻る。
また、き焦判別(# 107 )で合焦でないときは、
レンズ駆動(#106)に戻り、合焦までレンズを駆動
する。エリア選択判別(#103)でIDF。
1≦1DFclの時は、測距エリアBを選択するので、
測距エリアA選択フラグをリセット(#109)し、測
距エリアBib択フラグをセット(#110)した後、
デフォーカス量DFBに基づいてレンズ駆動(#106
)、合焦判別(#107)、レンズ停止(#108)を
行い、これもCCD1’1分(#4)に戻る。
第9図のフローに戻って、エリアCローコンチェツク(
#8)でY MA < Y sの時は、エリアA内に検
出可能な被写体が存在するので、エリアAについてのデ
フォーカス量DFAを演L(#25)する。
次に、このデフォーカス量DFAの絶対値と予め設定し
であるデフォーカス量DFsの絶対値との比較(#26
>を行う、このデフォーカス量比較(#26)は被写体
距離の急激な変化を検出するために行われる0通常の撮
影においては、被ザ体距離が急激に変化するのは被写体
が測距エリアから外れて、その背景に検出可能な別の被
写体が存在するような場合である。このような被写体と
しては、例えば、スポーツをしている人物等が考えられ
る。
したがって、デフォーカス量が急激に変化した場合には
、被写体が測距エリアから外れたものと考え、以下のフ
ローでは、そのような場合にも被写体に合焦させること
を可能としている。
デフォーカス量比較(#26)で、IDFAI≦1DF
slの場合は、被写体が多少前後に動いたような場合に
相当するので、この被写体を追尾すべく、エリア小表示
(#36)を行い、デフォーカスji D F Aに基
づいて、レンズ駆動(#37)を行い、き焦判別(#3
8)で合焦であればレンズ停止(#39)を行った後、
これもCCD積分(#4)に戻る。き焦判別(#38)
でき焦でなければ、き焦になるまでレンズ駆動(#37
)を繰り返し、合焦後、レンズ停止(#39)を行い、
CCD積分(#4)に戻る。
デフォーカス量比較(# 26 ’)で、l DFAI
 >IDFslの場合は、被写体が横に移動し、測距エ
リアAから外れ、背景の被写体についてデフォーカス量
が演算されたものと判断する。この時も被写体にき焦す
べく、エリアB相関演算(#27)、エリアC相関演算
(# 28 )を行う0次にエリアBのローコンチェツ
ク(#29)を行う、YMB≧Ysの場合は、エリアC
ローコンチェツク(#30)を行う、ここでも、MMC
≧Ysの場合には、測距エリアA内にしか検出可能な被
写体がないので、前記横移動被写体に合焦させることは
不可能となる。
そこで、検出可能な被写体に合焦させるべく、エリア小
表示(#36)、レンズ駆動(#37)、合焦判別(#
38)を行い、き前接、レンズ停止(#39)を行い、
ccDfa分(#4)に戻る。なお、この場合、ファイ
ンダー内表示はエリア小表示のままである。
エリアCローコンチェツク(#30)で、YMc・;Y
sの場合は、測距エリアA、Cに検出可能な被写体があ
ることを意味する。そこで、デフォーカス量DFcの演
算(#31)を行う0次に、測距エリアA又はCを選択
する(#32)、  l DFcl > 1DFAIの
ときは、測距エリアA内の被写体の動きの方が少ないこ
とを意味する。この時は主被写体は測距エリアA内で前
後に動いたものと判断し、測距エリアAを選択し、エリ
ア小表示(#36)、レンズ駆動(#37)、合焦判別
(#38)を行い、合焦後、レンズ停止(#39)を行
い、CCD積分(#4)に戻る。IDFc1≦IDFA
+のときは主被写体が測距エリアAから測距エリアCに
横方向に移動した場合である。この場合には、この横方
向に移動した被写体を追尾するために、測距エリアCを
選択する。そこで、エリア大表示(# 33 )を行い
、ファインダー内の測距位置表示を変えて、測距エリア
A選択フラグをリセット(#34)L、測距エリアC選
択フラグをセット(#35)した後、レンズ駆動(#1
8)、合焦判別(#19)を行い、合焦後、レンズ停止
(# 20 >を行い、CCD11分(#4)に戻る。
エリアロローコンチェツク(#29)で、YMBくYs
であれば、エリアCローコンチェツク(#40)を行い
、ここで、YMC≧Ysであれば、検出可能な被写体は
測距エリアAと測距エリアBにしか存在しないことにな
る。そこで、デフォーカス1DFBを演算する(#41
)。次に、使用エリアの選択を行う(#42)。l D
 FBI > l D FAIのときは、測距エリアA
内で被写体が前後に動いたものと判断して、測距エリア
Aを選択し、エリア小表示(#36)を行い、レンズ駆
動(#37)、合焦判別(#38)を行って、き前後、
レンズ停止(#39)を行い、CCD9分(#4)に戻
る。1DFal≦IDFAIのときは、被写体が測距エ
リアAがら測距エリアB側へ横方向に移動したものと判
断し、測距エリアBを選択する。そこで、エリア大表示
(#43)を行い、測距エリアA選択フラグをリセット
(#44)L、測距エリアB選択フラグをセット(#4
5)l、、測距エリアBのデフォーカス量DFBに基づ
いて、レンズ駆動(#18)、き焦判別(#19)を行
い、合焦後、レンズ停止(#20)を行い、CCD積分
(#4)に戻る。
エリアCローコンチェツク(#40)で、YMcくYs
であれば、測距エリアA、測距エリアB、Jtl+距エ
リアCの各測距エリアに検出可能な被写本が存在するこ
とを意味している。したがって、この内から1つの測距
エリアを選択する。まず、測距エリアB内の被写体につ
いてデフォーカスff1DF8を演算する(#46)。
さらに、測距エリアC内の被写体についてデフォーカス
Jit D F cを演算する(# 47 >、次に、
デフォーカス量I DFalとIDFcIの大小比較(
#48>を行い、現在の撮影レンズの位置に近い側の被
写体を選択する。これは、被写体は急激には距離が変わ
らないという考え方に基づいている。デフォーカスf4
 f)大小比$2(#48)で、l D Fal > 
l D Fclのときは、測距エリアCを一度遼択し、
さらに1DFclとIDFAIとの大小比較(#49)
を行う、ここで、l D Fcl > l D FAI
の場合には、測距エリアA内の被写体が前後に少し動い
ただけであると判断し、引き続き、測距エリアAで合焦
動作を行うべく、エリア小表示(#36)を行い、デフ
ォーカス量DFAに基づき、レンズ駆動(#37)、き
焦判別(#38)t!−行い、合焦後、レンズ停止(#
39)を行い、CCD9分(#4)に戻る。デフォーカ
ス量の大小比較(#49)で、1DFcl≦l DFA
Iの場合には、測距エリアA内の被写体が横方向に移動
し、測距エリアC内に入ってきたと判断して、測距エリ
アCf:選択する。そこで、エリア大表示(#33)を
行い、ファインダー内表示を変えた後、測距エリアA選
択フラグをリセット(#33)l、、測距エリアc3B
択フラグをセット(#35)L、測距エリアC内の被写
体に対するデフォーカス量DFcに基づいて、レンズ駆
動(#18)、合焦判別(#19)を行い、合焦後、レ
ンズ停止(# 20 >を行い、CCD9分(#4)に
戻る。デフォーカス量の大小比較(#48)で、IDF
BI≦IDFcIの場合には、一度測距エリアBをjル
択した後、IDFBlとIDFAIとの大小比軸(#5
0)を行う。1DFBI>IDFAIのときは、測距エ
リアA内で被写体が前後に動いただけであると判断し、
引き続き、測距エリアAでき焦動作を行うべく、エリア
小表示(#36)を行い、デフォーカス1lDFAに基
づいて、レンズ駆動(#37)、合焦判別(#38)を
行い、き焦1&、レンズ停止(#39)を行い、CCD
積分(#4)に戻る。
次に、エリアAil択フラグ有無チェック(#6)でエ
リアAfi択フラグが無い場合、すなわち、直前の測距
動作が測距エリアA以外で行われた場合について述べる
。エリア八選択フラグが無い場りは、第11図のエリア
8選択フラグ有無判別(#201)を行う、エリ18選
択フラグが有る場合、すなわち、直前の測距エリアが測
距エリアBであった場合には、エリアB相関油算(#2
02>を行う。
次に、エリアロローコンチェツク(#203>2行い、
7M8≧Ysであれば、測距エリアB内には検出可能な
被写体がなくなったことを意味するので、他の測距エリ
アを見てみる必要がある。そこで、エリアA相関演算(
#204)、エリアC相間演算(#205)を行う0次
に、エリアムロ−コンチェツク(#206)を行い、Y
MA≧Ysであれば、エリアCローコンチェツク(#2
07)を行う、ここで、YMC≧Ysであれば、測距エ
リアA、B、Cのどの領域にも検出可能な被写体が存在
しないことになる。したがって、測距エリアB選択フラ
グをリセット(#208)し、再び、測距エリアA選択
フラグをセット(#209)した後、警告(#210)
を行い、CCD11分(#4)に戻る。エリアCローコ
ンチェツク(#207)で、M MC< Y sであれ
ば、検出可能な被写体は測距エリアC内にしか存在しな
いので、デフォーカスJIDFcを演K(#211>し
、測距エリアB選択フラグをリセット(#212)し、
測距エリアC選択フラグをセット(#213)し、デフ
ォーカス量DFcに基づいてレンズ駆動(#214)、
き焦判別(#215)を行い、合焦後、レンズ停止(#
216)を行い、CCD精分(#4)に戻る。
エリアムロ−コンチェツク(# 206 >で、YMA
< Y sであれば、エリアCローコンチェツク(#2
17)を行う。ここで、YMc≧Ysであれば、検出可
能な被写体は測距エリアA内にしか存在しない。
そこで、デフォーカスJiDF^演算(#218)を行
い、測距エリアB選択フラグをリセット(#219)し
、測距エリアA選択フラグをセット(#220)した後
、ファインダー内の表示をエリア小表示(#221)に
変え、デフォーカス量DFへに基づいて、レンズ駆動(
#214>、合焦判別(#215)を行い、合焦後、レ
ンズ停止(#216)を行い、CCD11分(#4)に
戻る。
エリアCローコンチェツク(#217)で、YMc< 
Y sであれば、測距エリアA及びCに検出可能な被写
体があることになる。そこで、デフォーカス量DFA演
算(#222)、デフォーカスff1DFc演算(#2
23)を行う0次に、エリア選択のために、デフォーカ
ス量の大小比較(#224>を行い、l DFAI >
 l DFclの場合は、直前に瀾距エリアB内に居た
被写体が横方向に移動して測距エリアCに至ったと判断
し、測距エリアBffl択フラグをリセット(#225
)L、測距エリアC選択フラグをセット(#226)L
、デフォーカス量DFcに基づいて、レンズ駆動(#2
14)、合焦判別(#215)を行い、合焦後、レンズ
停止(#216)を行い、CCD11分(#4)に戻る
。デフォーカス址の大小比較(#224)で、IDF^
1≦IDF01の場合は、測距エリアB内の被写体が横
方向に移動して、測距エリアAに至ったと判断し、測距
エリアB選択フラグをリセット(#227)L、、測距
エリアAI!択フラグをセット(#228)L、ファイ
ンダー内表示をエリア小表示(#221)に変え、デフ
ォーカス量DFAに基づいて、レンズ駆動(#214)
、き焦判別(#215)を行い、合焦後、レンズ停止(
#216)を行い、CCD精分(#4)に戻る。
エリアロローコンチェツク(#203>で、YMB(#
229)。次に、デフォーカス量の大小比較(#230
)を行い、l DFal≦1DFslの場合は、測距エ
リアB内の被写体が前後に多少動いたと判断し、デフォ
ーカス量DF、に基づいて、レンズ駆動(#214>、
合焦判別(#215)&行い、き前後、レンズ停止(#
216)を行い、CCD精分(#4)に戻る。
デフォーカス量の大小比較(#230)で、IDFal
>1DFslの場合は、測距エリアB内の被写体が左右
に動いたと判断し、他の測距エリアを見に行く、第12
図に示すように、エリアA相関演算(#301)、エリ
アC相関演算(#302>を行い、エリアムロ−コンチ
ェツク(# 303 )ヲ行う、YMA≧Ysであれば
、エリアCローコンチェツク(#304)を行う、ここ
で、YMC≧Ysであれば、測距エリアB内にしか検出
可能な被写体が存在しないことになり、デフォーカスM
DF、に基づいて、レンズ駆動(#305)、合焦判別
(#306)を行い、合焦後、レンズ停止(#307)
をエリアCローコンチェツク(#304)で、YM。
<Ysであれば、測距エリアB及び測距エリアCに検出
可能な被写体があることになる。そこで、デフォーカス
量DFcの演W(#308)を行い、デフォーカス量の
大小比較(#309)を行う。ID F c l≦1D
Falの場合は、測距エリアB内の被写体が横方向に移
動して測距エリアCに至ったと判断し、測距エリアBi
M択フラグをリセットく#310)L、測距エリアCi
l!択フラグをセット(#311)L、デフォーカス量
DFcに基づいて、レンズ駆動(#305)、き焦判別
(#306)を行い、き前後、レンズ停止(#307)
を行い、CCD積分(#4)に戻る。デフォーカス量の
大小比較(#309)で、l DFcl > l DF
Blの場合は、測距エリアB内の被写体が多少前陵に動
いたと判断し、デフォーカスJIDF日に基づいて、レ
ンズ駆動(#305)、合焦判別(#306)を行い、
合焦後、レンズ停止(#307)を行い、CoDfi分
(#4)に戻る6 エリアCローコンチェツク(#303)で、YMA< 
Y sであれば、エリアCローコンチェツク(#312
)を行う、ここで、YMC≧Ysであれば、検出可能な
被写体が測距エリアB及び、11!I距エリアAに存在
することになる。そこで、デフォーカスff1DFAを
演算する(#313)、次に、デフォーカス量の大小比
較(#314)を行い、1DFAl>lDF、lの場合
は、測距エリアB内で被写本が前後に動いたと判断し、
そのままデフォーカス量DFBに基づいて、レンズ駆動
(#305)、合焦判別(# 306 >を行い、き前
後、レンズ停止(#307)を行い、CCD積分(#4
)に戻る。デフォーカス量の大小比較(#314)で、
IDFAI≦1DFalの場合は、測距エリアB内の被
写体が横方向に移動し、l!l!I距エリアAに移動し
たものと判断する。そこで、ファインダー内にエリア小
表示(#315)を行い、測距エリアB選択フラグをリ
セツト(#316)l、、測距エリアA選択フラグをセ
ット(#317)L、デフォーカス量DFAに基づいて
、レンズ駆動(#305)、合焦判別(#306)を行
い、き前後、レンズ停止(#307)を行い、CCD積
分(#4)に戻る。
エリアCローコンチェツク(#312)で、’1’MO
(Y sであれば、測距エリアA、B及びCに検出可能
な被写体が存在することになる。そこで、デフォーカス
1DFA演算(#318)、デフォーカス量D ’F 
o演算(#319)を行い、デフォーカス量の大小比較
(#320)を行う。l DFAI > l DF。
1の場合は、一度測距エリアCを選んだ後、デフォーカ
ス1lDFclと1DFslの大小比較(#321)を
行う、1DFclン1DFslの場合は、測距エリアB
内の被写体が前後に動いたと判断し、デフォーカスHD
FBに基づいて、レンズ駆動(#305)、合焦判別(
#306)を行い、合焦後、レンズ停止(#307)を
行い、CCD積分く#4)に戻る。デフォーカス量の大
小比較(#321)で、l DFcl≦1DFalの場
合は、測距エリアBの被写体が横方向に移動し、測距エ
リアCに至ったと判断し、測距エリアB選択フラグをリ
セット(#310)I、、測距エリアC選択フラグとセ
ット(#311)L、デフォーカスJiDFcに基づい
て、レンズ駆動(#305)、さ焦判別(#306)を
行い、き前後、レンズ停止(#307)を行い、CCD
積分(#4)に戻る。デフォーカス量の大小比較(#3
20)で、IDFAI≦IDFcIの場合は、一度測距
エリアAt!−選択した後、デフォーカス量IDFAl
とIDF日1の大小比較(#322)を行う。
l DFAI > l DFBlの場合は、測距エリア
B内で被写体が前後に動いたと判断し、デフォーカス量
DF8に基づいて、レンズ駆動(#305)、自前判別
(#306)を行い、合焦後、レンズ停止(#307)
を行い、CCD積分(#4)に戻る。デフォーカス量の
大小比較(#322)で、IDFAI≦1DFslの場
合は、測距エリアB内の被写体が横方向に移動して測距
エリアAに至ったと判断し、ファインダー内表示をエリ
ア小表示(#315)に変え、測距エリアB選択フラグ
をリセット(#316)し、測距エリアA選択フラグを
セット(#317)し、デフォーカス、l D F A
に基づいて、レンズ駆動(#305)、き焦判別(#3
06)を行い、き前後、レンズ停止(#307)を行い
、ccD積分(#4)に戻る。
第11図のエリアC選択フラグ有無判別(#201)で
、エリアC選択フラグが無い場合、すなわち、エリアA
選択フラグもエリアC選択フラグも無い場合には、エリ
アC選択フラグが有る場合であるので、第13図のフロ
ーに移り、エリアC相関演算(#4O−1)を行う0次
にエリアCローコンチェツク(#402)を行う、MM
C≧Ysであれば、測距エリアC内に検出可能な被写体
が存在しないので、測距エリアC選択フラグをリセット
(#、129)L、測距エリアA yg択ラフラグセッ
ト(#430)L、第9図のフローにおけるエリアA1
1J択フラグ有無チエツク(#6)に戻り、再び各測距
エリアを見に行く。なお、本実施例では、一度取り込ん
だデータで池の測距エリアの演算をしているが、第9図
のフローに示すCCD積分(#4)に戻り、測距し直し
てもよい。
エリアCローコンチェツク(#402>で、YMC< 
Y sであれば、測距エリアC内に検出可能な被写体が
存在するので、まず、デフォーカスmDFC演算(#4
03)を行う0次に、デフォーカス量の大小比較(#4
04)を行う、IDFc1≦IDFslの場合には、測
距エリアC内の被写体が前後に少し動いたと判断し、デ
フォーカス1DFcに基づいて、レンズ駆動(#405
)、合焦判別(#406)を行い、合焦後、レンズ停止
(#407)を行い、CCD[分(#4)に戻る。デフ
ォーカス量の大小比!(#404)で、l DFcl 
> l DFslの場合は、測距エリアC内の被写体距
離が大きく変わっているので、他の測距エリアに被写体
が動いた可能性がある。そこで、エリアA相開演算(#
408)、−m!J7’Bt[開演37−(#409)
を行う。
次に、エリアムロ−コンチェツク(#410)を行う。
エリアムロ−コンチェツク(#410)で、YMA≧Y
sであれば、エリアロローコンチェツク(#411)を
行う、ここで、YMB≧Ysであれば、測距エリアC内
にしか検出可能な被写体が存在しないので、デフォーカ
ス量DFcに基づいて、レンズ駆動(#405)、合焦
判別(#406)を行い、自焦漫、レンズ停止(#40
7)を行い、CCD積分(#4)に戻る。エリアロロー
コンチェツク(#411)で、YHB<Ysであれば、
測距エリアC及び測距エリアBに検出可能な被写体があ
ることになる。そこで、デフォーカス量DF、演算(#
412>を行い、デフォーカス量の大小比較(#413
)を行う、  l DFsl > l DFclの場合
は、測距エリアC内で被写体が前後に動いたと判断し、
デフォーカス量DFcに基づいて、レンズ駆動(#40
5)、合焦判別(#406)を行い、合焦後、レンズ停
止(#407)を行い、CCD積分(#4)に戻る。
デフォーカス量の大小比較(#413)で、IDFat
≦1DFclの場合は、測距エリアC内の被写体が測距
エリアBに移ったと判断し、測距エリアC選択フラグを
リセット(#414)L、測距エリアB選択フラグをセ
ット(#415)L、デフォーカス量DF−二基づいて
、レンズ駆動(#405)、合焦判別(#406)を行
い、合焦後、レンズ停止(#407)を行い、CCD積
分(#4)に戻る。
エリアムロ−コンチェツク°(#410)で、YMA<
Ysであれば、エリアロローコンチェツク(#416)
を行う、ここで、YMB≧Ysであれば、測距エリアC
と測距エリアAに検出可能な被写体が存在することにな
る。そこで、デフォーカス量DFA演算(#417)を
行い、デフォーカス量の大小比較(#418)を行う、
  I D F A l > l D Fctの場合は
、測距エリアC内で被写体が動いたと判断し、デフォー
カス量DFCに基づいて、レンズ駆動(#405)、合
焦判別(#406)を行い、1焦後、レンズ停止(#’
407)を行い、CCD積分(#4)に戻る。デフォー
カス量の大小比較(#418)で、IDFAI≦1DF
clの場合は、測距エリアCの被写体が測距エリアAに
動いたと判断し、測距エリアC選択フラグをリセット(
#419)L、測距エリアA選択フラグをセット(#4
20)した後、ファインダー内表示をエリア小表示り#
421)に変え、デフォーカス量DFAに基づいて、レ
ンズ駆動(#405)、き焦判別(#406)を行い、
合焦後、レンズ停止(#407)を行い、CCD1分(
#4)に戻る。
エリアロローコンチェツク(#416)でYMB<Ys
であれば、測距エリアA、B、Cの各測距エリアにそれ
ぞれ検出可能な被写体が存在することを意味する。そこ
で、デフォーカス1DFA演算(#422)、デフォー
カス量DFB演算(#423)を行い、デフォーカス量
の大小比較(#424)を行う、1DFAl;へIDF
日1の場合は、一度測距エリアBを選択し、デフォーカ
ス量l DFelとID F c lの大小比較(#4
25)′5:行う。IDFB+〕・1DFclの場合は
、測距エリアC内で被写体が前陵に動いたと判断し、デ
フォーカスfiD Fcに基づいて、レンズ駆動(#4
05)、き焦判別(#406)を行い、き前後、レンズ
停止(#407)を行い、CCDfrt分(#4)に戻
る。デフォーカス量の大小比$2<#425)で、1D
Fal≦IDF。
1の場合は、測距エリアCの被写体が測距エリアBに移
動しなと判断し、測距エリアC選択フラグをリセット(
#426ンし、測距エリアBffl択フラグをセット(
#427)L、デフォーカス量DF日に基づいて、レン
ズ駆動(#405)、合焦判別(#406)を行い、6
魚陵、レンズ停止(#407)を行い、CCD積分(#
4)に戻る。
デフォーカス量の大小比較(#424)で、IDFAI
≦1DFalの場合は、一度測距エリアA含選択した後
、デフォーカス量l DFAIとIDE。
1の大小比較を行う、  l DFAI > l DF
clの場合は、測距エリアC内の被写体が前隆に動いた
と判断し、デフォーカス1DFcに基づいて、レンズ駆
動(#405)、合焦判別(#406)を行い、き前後
、レンズ停止(#407)を行い、CCD積分(#4)
に戻る。IDFAI≦1DFclの場合は、測距エリア
C内の被写体が測距エリアAに移動したと判断し、測距
エリアcB択フラグをリセント(#419)L、測距エ
リアA選択フラグをセント・(#420)した険、ファ
インダー内表示をエリア小表示(#421)に変え、デ
フォーカス量DFAに基づいて、レンズ駆動(#405
)、合焦判別(#406)を行い、き前後、レンズ停止
(#407)を行い、CCD積分(#4)に戻る。
以上により、被写体が測距エリアA、B又はCのどれか
より外れて他の測距エリア内に移動した場合でも背景の
検出可能な被写体に合焦することなく、被写体が全測距
エリアのどこかに存在すれば、その被写体にき焦動作を
行うことが可能となる。
なお、本実施例ではデフォーカス量が規定値DFsに比
べて大きい時に追尾モードになるようにしであるが、こ
の規定値DFsを、第6図(11)に示すAPモード選
択用のスライドスイッチ103等により外部から切換可
能とし、あくまでもローコントラストにならない限り、
同一の測距エリアを使う場合(SAFモード)と、本実
施例のような追尾モードを用いる場合と切り替えること
も可能である。
また、タイマー等を使用して、自動追尾モードに突入し
た後、再び中央の測距エリアに戻るタイミングを規定し
、デフォーカス量の如何に拘わらず中央測距エリアに戻
すことも可能である。これによれば、一旦、中央エリア
から外れた被写体をも一定時間は追跡し、その間に撮影
者が被写本を中央エリアに戻せば、き焦し続けることが
可能となる。
なお、本発明はビデオカメラの自動焦点調整装置に用い
れば特に好適なものであるが、コンティニュアスAFモ
ードを有する1眼レフカメラのように、毎秒数コマの静
止画をAFをかけなから連写できるようなカメラにも応
用できることは明らかである。
(発明の効果) 本発明は上述のように、焦点調整を行うべき測距エリア
を記憶しておき、その測距エリアでのデフォーカス量が
所定の値よりも大きくなったときには、各測距エリアに
ついてのデフォーカス1のうち最小のデフォーカス量が
得られた測距エリアで焦点調整を行うと共に、その最小
のデフォーカス量が得られた測距エリアを焦点調整を行
うべき測距エリアとして記憶し直すようにしたから、被
写体が撮影画面内で移動しても、その被写体を追尾しな
がら焦点調整を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動焦点調整装置の構成を示す説
明図、第2図は本発明の一実施例としてのビデオカメラ
の断面図、第3図は同上に用いる焦点検出部の概略構成
図、第4図は同上の焦点検出部の動作説明図、第5図は
同上の焦点検出部に用いるCODラインセンサーの構成
図、第6図(a)(b)は同上のビデオカメラの斜視図
、第7図は同上のビデオカメラにおける撮影画面の変化
を例示する図、第8図(a)(b)は同上のビデオカメ
ラにおけるファインダー内表示を示す図、第9図乃至第
13図は同上のビデオカメラの動作説明のためのフロー
チャートである。 10は焦点検出部である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の測距エリアのうち、選択されたいずれか1
    つの測距エリアについて撮影レンズの焦点調整を行う自
    動焦点調整装置であって、各測距エリアについて撮影レ
    ンズの焦点ずれ量を検出するための焦点ずれ量検出手段
    と、撮影レンズの焦点調整を行う測距エリアを記憶する
    記憶手段と、記憶手段に記憶された測距エリアについて
    前記焦点ずれ量検出手段にて検出された焦点ずれ量を所
    定の値と比較する比較手段と、比較手段にて比較された
    前記焦点ずれ量が前記所定の値以下のときに、記憶手段
    に記憶された測距エリアについて撮影レンズの焦点調整
    が行われるように測距エリアを選択し、比較手段にて比
    較された前記焦点ずれ量が前記所定の値よりも大きいと
    きに、各測距エリアについて前記焦点検出手段にて検出
    された焦点ずれ量のうち、最小の焦点ずれ量が検出され
    た測距エリアについて撮影レンズの焦点調整が行われる
    ように測距エリアを選択する選択手段と、選択手段にて
    選択された測距エリアについての焦点ずれ量に基づいて
    撮影レンズの焦点調整を行う焦点調整手段と、選択手段
    にて選択された測距エリアが記憶手段に記憶された測距
    エリアと異なる場合には、選択手段にて選択された測距
    エリアを記憶手段に記憶し直すエリア変更手段とを備え
    て成ることを特徴とする自動焦点調整装置。
  2. (2)焦点ずれ量検出手段は、撮影レンズの光軸を挟ん
    で、撮影レンズの第1及び第2の部分をそれぞれ通過し
    た被写体光束から作られる第1及び第2の像の相対的な
    位置関係を検出して撮影レンズの合焦位置からのずれ量
    を検出する手段であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の自動焦点調整装置。
  3. (3)焦点ずれ量検出手段は、焦点ずれ量の検出が可能
    であるか否かを判別する判別手段を備え、選択手段は前
    記判別手段にて焦点ずれ量の検出が不能であると判別さ
    れた測距エリアは選択しないように構成して成ることを
    特徴とする特許請求の範囲第2項記載の自動焦点調整装
    置。
  4. (4)複数の測距エリアは、撮影画面の中央の測距エリ
    アと、撮影画面の中央よりずれた左右の測距エリアとか
    らなり、焦点調整開始時に記憶手段に記憶された測距エ
    リアは、中央の測距エリアであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の自動焦点調整装置。
  5. (5)エリア変更手段は、左右のいずれかの測距エリア
    を選択した場合において、中央の測距エリアに復帰させ
    る外部スイッチを備えていることを特徴とする特許請求
    の範囲第4項記載の自動焦点調整装置。
  6. (6)エリア変更手段は、左右のいずれかの測距エリア
    を選択した場合において、所定時間後に中央の測距エリ
    アに復帰させるタイマーを備えていることを特徴とする
    特許請求の範囲第4項記載の自動焦点調整装置。
  7. (7)エリア変更手段は、記憶手段に記憶された測距エ
    リアの変更に伴って、その測距エリアを表示するファイ
    ンダー内表示を切り換えるように構成して成ることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動焦点調整装置
  8. (8)複数の測距エリアを有し、各測距エリアについて
    撮影レンズの焦点ずれ量を検出する焦点ずれ量検出手段
    と、各測距エリアでの焦点ずれ量に応じて択一的に選択
    され各測距エリアでの焦点ずれ量から実際に撮影レンズ
    を駆動するための複数のアルゴリズムを有し、選択され
    たアルゴリズムに基づいて実際の焦点ずれ量を算出する
    算出手段と、実際に撮影レンズの焦点調整を行うアルゴ
    リズムを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されたア
    ルゴリズムについて前記焦点ずれ量検出手段にて検出さ
    れた焦点ずれ量を所定の値と比較する比較手段と、比較
    手段にて比較された前記焦点ずれ量が前記所定の値以下
    のときに、記憶手段に記憶されたアルゴリズムについて
    撮影レンズの焦点調整が行われるようにアルゴリズムを
    選択し、比較手段にて比較された前記焦点ずれ量が前記
    所定の値よりも大きいときに、各アルゴリズムについて
    前記焦点検出手段にて検出された焦点ずれ量のうち、最
    小の焦点ずれ量が検出されたアルゴリズムについて撮影
    レンズの焦点調整が行われるようにアルゴリズムを選択
    する選択手段と、選択手段にて選択されたアルゴリズム
    についての焦点ずれ量に基づいて撮影レンズの焦点調整
    を行う焦点調整手段と、選択手段にて選択されたアルゴ
    リズムが記憶手段に記憶されたアルゴリズムと異なる場
    合には、選択手段にて選択されたアルゴリズムを記憶手
    段に記憶し直すアルゴリズム変更手段とを備えて成るこ
    とを特徴とする自動焦点調整装置。
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