JPS63192927A - 車両用駆動力制御装置 - Google Patents

車両用駆動力制御装置

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JPS63192927A
JPS63192927A JP2418787A JP2418787A JPS63192927A JP S63192927 A JPS63192927 A JP S63192927A JP 2418787 A JP2418787 A JP 2418787A JP 2418787 A JP2418787 A JP 2418787A JP S63192927 A JPS63192927 A JP S63192927A
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Makoto Shimada
誠 島田
Masayuki Hashiguchi
雅幸 橋口
Shuji Ikeda
池田 周司
Takashi Dougahara
堂ケ原 隆
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車両用駆動力制御装置に関し、例えば車両
走行中において、m擦係数の低い積雪路あるいは凍結路
等に生じる駆動輪の空転を防止するためのもので、特に
、スロットル弁を自動的に開閉制御することにより駆動
力を制御できるようにしたスロットル弁制御式車両用駆
動力制御装置に閃する。
〔従来の技術〕
一般に、車両が摩擦係数の低い滑り易い路面上を走行し
ている場合には、当然タイヤがスリップし易くなるもの
であるが、特に回転力を伴う駆動輪はその駆動力が増加
する時点において非常に空転し易くなる。また、精霊路
あるいは凍結路のみならず、未舗装路等においても同様
にして駆動輪は空転し易いものであるが、通常の舗装路
においても、駆動輪に瞬発的に多大な駆動力をかけた場
合には、駆!J1輪は容易に空転してしまうものである
そこで、車輪空転の際には、その空転動作をエンジン回
転数の急激な上昇あるいはエンジン音の高鳴り等によっ
て運転者が確認し、その度合いに応じてアクセルペダル
の開度を少なくすることにより、エンジン出力を下げ駆
動輪が空転しないようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このように駆動軸の空転に応じてアクセ
ル操作を行なっていたのでは、特に雪路、凍結路等の非
常に滑り易い路面においては、頻繁にアクセル操作を行
わなければならず、運転者にかかる負担が非常に大きく
なるばかりか、十分な操安性を得られないという欠点が
ある。
これに対して、駆動輪のrgJ転速度Vwが車両速度V
aによって決まる基準速度vTHよりも大きくなったと
きに、自動的にエンジン出力を低減するものが省゛えら
れ、このようなエンジン出力の低減指令法としては、駆
動輪回転速度■−の差分値ΔVwに応じて指令されるも
のが考えられ、さらに出力低減手段としては、燃料量減
少に基づく出力低減手段や点火時jm’i1角に基づく
出力低減手段が考えられる。
しかしながら、このような出力低減手段では、路面の!
!擦係数μを常に最大にするようなトルクを予測できて
いるかどうか明確でない。
また、このような出力低減手段は、エンジンや触媒にと
って好ましくないとい・う問題点がある。
この発明は、このような問題点を解決しようとするもの
で、禎雪路あるいは凍結路等の非常に滑り易い路面を走
行する場合でも、運転者が煩繁なアクセル操作を行なう
必要なく、駆動輪の空転動作を防止できるようにすると
ともに、エンジンや触媒に対するM、影響を除去できる
ようにした、スロットル弁’till 111式車両用
駆励力a制御装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本発明の第1番目のスロットル弁制御式車両用
駆動力制御装置は、車両にrrtaされた同車両を走行
せしめるための動力を発生するエンジンと、同エンジン
の出力をv!Jnすべく同エンジンの吸気3mWHに介
装されたスロットル弁と、同スロットル弁を駆動してそ
の開度を調整するアクチュエータとをそなえ、上記エン
ジンの出力をyJ整するための人為的操作部材の操作1
を検出する操作量検出手段と、同操作及検出手段の検出
結果が入力され上記人為的操作部材の操作量に応じたエ
ンジンfli制御盟を決定するエンジン出力側o4量決
定手段とが設けられるとともに、上記車両の駆動輪の空
軟率を検出する駆動輪空転率検出手段と、同駆動輪空転
率検出手段により算出された上記駆動輪の空転率に応じ
基準のエンジン制御量に対する出力低減制御正Iを決定
するエンジン出力低減量決定手段と、同エンジン出力低
減量決定手段により得られる出力低減用補正量と上記エ
ンジン出力制御量決定手段からのエンジン制御量とに基
づきエンジン出力を低減制御すべく上記アクチュエータ
へ制御信号を出力するエンジンz+in手段とが設けら
れたことを特徴としている。
さらに本発明の第2番目のスロットル弁制御式車両用駆
動力制御装置は、車両に搭載された同車両を走行せしめ
るための動力を発生するエンジンと、同エンジンの出力
を調整すべく同エンジンの吸気通路に介装されたスロッ
トル弁と、同スロッ1〜ル弁を駆勝してその開度を調整
するアクチュエータとをそなえ、上記エンジンの出力を
t+¥2iするための人為的操作部材の操作量を検出す
る操作量検出手段と、同操作量検出手段の検出結果が入
力され上記人為的操作部材の操作量に応じたエンジン制
御量を決定するエンジン出力制御量決定手段と、上記エ
ンジンへ供給される燃料を制御する燃料制御手段と、上
記エンジンの燃fn室内の点火時期を制御する点火時期
制御手段とが設けられるとともに、上記車両の駆動輪の
空転率を検出する駆動輪空転率検出手段と、同駆動輪空
転率検出手段により算出された上記駆動軸の空転率に応
じ基準のエンジン制御量に対する出力低減用補正量を決
定するエンジン出力低減量決定手段と、同エンジン出力
低減量決定手段により得られる出力低減用補正量と上記
エンジン出力側fn量決定手段からのエンジン制御量と
に基づきエンジン出力を低減制御すべく上記アクチュエ
ータおよび上記燃料制御手段または上記点火時期in+
+手段へ制御信号を出力するエンジン制御手段とが設け
られたことを特徴としている。
〔作用〕
上述の本発明の第1番目のスロットル弁制御式車両用駆
動力制御装置では、エンジン出力制御量決定手段により
、人為的操作部材の操作量に応じて決定される基準のエ
ンジン制御量と、エンジン出力低減量決定手段により駆
動輪の空転率に応じ上記基準のエンジン制91IIkに
対して決定される出力低減用補正量とに基づき、エンジ
ン制御手段において、スロットル弁駆動用アクチュエー
タの駆励量が決定され、スロットル弁の開度が減少され
る出力低減制御がなされる。
本発明の第2番目のスロットル弁制御式車両用駆動力制
御装置では、上述の第1番目のもののスロットル弁の減
少制御がなされるとともに、燃料1fil制御手段を通
じて上記エンジンへ供給される燃料が減少ないしカット
される出力低減制御または点火時期制御手段を通じて上
記エンジンの燃焼室内の点火時期が遅角される出力低減
制御のいずれか一方ないし両方が行なわれる。
〔実施例〕
以下図面により、本発明の実施例について説明すると、
第1〜16図は本発明の一実施例としてのスロットル弁
制御式車両用駆動力制御装置を示すものである。
第2図に示すように、自動車1のフロントには、多気筒
(ここでは、6気筒)内燃機関であるエンジン2が設け
られており、エンジン2により前輪3a。
3bが駆動されるように構成されている。
そして、第3,4図に示すように、エンジン2の燃焼室
4に吸気を供給する吸気系S1が設けられており、吸気
系S1へ燃料を噴射する燃料噴射系S2.燃焼室4から
の排気を排出する排気系S 3 +燃焼室4における点
火を行なわぜる点火系S 4 +これらの各県S1〜S
、の制御系S、および検出系S。
が設けられている。
吸気系S1は、上流側から順に、エアクリーナ5と、こ
のエアクリーナ5と燃焼室4とを接続する吸気通路6と
、この吸気通路6に介挿されたサージタンク7とをそな
えており、吸気通路6は、エアクリーナ5とサージタン
ク7とを接続する上流側吸気通路部分6aと、サージタ
ンク7と各気筒の燃焼室4とを接続する下流側吸気通路
部分(インテークマニホールド)64+とをそなえてい
る。
上流側吸気通路部分6aには、スロットル弁8が介装さ
れており、このスロットル弁8は、軸9゜10間に介装
されたプーリ11!!構11を介して、アクチュエータ
としての電動モータ(ステップモータ)12によってそ
の開度を調整されるようになっている。
電動モータ12は、制御手段としてのモータコントロー
ルコンピュータ(CPU)13aからの制御信号を受け
るように結線されており、電動モータ12による駆動量
はモータポジションセンサ14によって検出されるよう
になっている。
また、上流側吸気通路部分6aのスロットル弁8よりも
上流側には、第4図に示すような吸入空気量センサとし
てのエアフローメータ15が設けられるとともに、エア
クリーナ5の下流側近傍に、第3図に示すようなカルマ
ン渦式エアフローセンサ16と、吸気温度センサ17と
が配設されている。
このエアフローメータ15は、ダンピングチャンバ(ダ
ンパー室)内に回動可能に設けられたコンペンセーショ
ンプレ−1−(フラップ)15aと、このコンベンセー
ションプレート(フラップ)15aの開度を検出するポ
テンショメータ15bとから構成されるもので、吸入空
気量に対応する給管内圧は、ポテンショメータ15bか
ら出力される電圧として検出される。
また、カルマン渦式エアフローセンサ16は、吸入空気
量に比例した周波数の交流電圧信号を得るためのもので
、エアフローメータ15の近傍に設けられている。
なお、エアフローメータ15とエアフローセンサ16と
は、一方のみを設けてもよい。
下流側吸気通路部分であるインテークマニホールド61
+には、各気筒の吸気ボート18へ向けてそれぞれ燃料
噴射弁(インジェクタ)1つが配置されている。
すなわち、本実施例における燃料噴射系S2は。
マルチポイントインジェクションタイプのものとなって
いる。
排気系S、は、燃焼室4に接続する排気通路20と、こ
の排気通路20の出口近傍に介挿されて三元触媒を充填
した図示しない触媒コンバータとをそなえており、排気
通路20の一部を構成するエキゾーストマニホールド2
01Iまたは排気管には、排気中のoJ度を測定する0
2センサ21が配設されている。
点火系S、は、第5図に示すように、各燃焼室4内に点
火火花を生じさせる点火プラグ22と、各点火プラグ2
2へ高電圧を分配するためのディストリビュータ23と
、このディストリビュータ23へ送る高電圧を発生する
イグニッションコイル24と、バッテリ26からの電圧
を断l売することにより、イグニッションコイル24に
高電圧を発生させるパワートランジスタ25とをそなえ
て構成されている。
制御系S、は、第1図(b)、第3図に示すように、吸
気系S1におけるスロットル弁8の開度を調整すること
により吸気流量を制御する吸気流量制御手段M1と、燃
料噴射系S2におけるインジェクタ19からの燃料噴射
量を制御する燃料噴射量制御手段M2と、排気系S、に
おける0、センサ21からの空燃比情報を受けてインジ
ェクタ19やスコツ1ヘル弁8を駆動し空燃比を適宜の
もの(例えば、理論空燃比やリーン空燃比)に調整する
空燃比制御手段M、と、点火系S4の点火時期を調整す
る点火時期制御手段M4と、各車1123 a〜3dに
おけるブレーキング状官を制御するブレーキ制御手段M
、と、自動変速[27における変速状芯を制御する自動
変速制御手段M、とをそなえるとともに、自動車1の所
定の状態においてエンジン出力を低減させるエンジン出
力低減手段MAをそなえている。
そして、制御系Ssは、複数のコンピュータ13a〜1
3(I等から構成されており、以下これらのコンピュー
タ13a〜13dを総称してコントロールユニット13
という。
検出系S6は、第3〜6図に示すように、上述のモータ
ポジションセンサ14.エアフローメータ15.カルマ
ン渦式エアフローセンサ16.吸気温度センサ17.O
xセンサ21のほか、アクセルペダル28nに付設され
てその踏込型を検出するアクセルポジションセンサ28
およびアクセル全閉スイッチ28′、水温センサ29.
車速センサ30大気圧センサ31.バッテリ電圧センサ
32.クランキングセンサ33.エアコンスイッチ34
.セレクトスイッチ35.エンジン回転角センサ(エン
ジン回転数センサ)37m、37b、クランク位相セン
サ39.車輪速センサ42a〜42d、インヒビタスイ
ッチ43.加速度センサ(Gセンサ)44.ブレーキペ
ダル踏込セン?45i、給気管内圧センサ56゜ノッキ
ングセンサ57等をそなえて構成されている。
ここで、モータポジションセンサ14は電動モータ12
による駆動量を検出してスロットル開度を検出するもの
で、カルマン渦式エアフローセンサ16は吸込空気量を
カルマン渦の数から検出するもので、吸気温度センサ1
7は吸気温度を検出するもので、アクセルポジションセ
ンサ28は車両の運転席前方に設けられた人為的操作部
材としてのアクセルペダル28Jlの踏込量を検出する
ものでエンジン回転角センサ37a、371)はディス
トリビュータ23がらクランク角信号を取り出す・  
 ことによりエンジン回転数を検出するもので、水温セ
ンサ29はエンジン冷却水温を検出するもので、車速セ
ンサ30は車速を検出するもので、大気圧センサ31は
大気圧を検出するもので、バッテリ電圧センサ32はバ
ッ°テリ電圧を検出するもので、クランキングセンサ3
3はエンジン始動時であることを検出するもので、エア
コンスイッチ34はエアコンの作動状悪、特にオンオフ
状態を検出するもので、セレクトスイッチ35はセレク
トレバー36の位置に応じた信号を出力するものである
また、エンジン回転角センサ37a、37bは、ピック
アップとディストリビュータシャフトに固定されたシグ
ナルロータとで構成されるもので、一方のエンジン回転
角センサ37aは、イグニッションコイル24の一次側
の通?!:開始時期を設定する際の基準信号となるC1
信号を、例えばクランク角120°毎にマイクロコンピ
ュータなどで構成されたコントロールユニット13に出
方し、また、曲方のエンジン回転角センサ37bはエン
ジン2の各気筒の点火時期を設定する際の基準信号とな
るC1信号を例えばエンジン回転角センサ37aとは位
相がづれな状態でクランク角120゜毎にコントロール
ユニット て、これらのエンジン回転角センサ3 7a.3 7b
は、コントロールユニット13内蔵のクロック38とで
エンジン回転速度センサとして撮能する。
クランク位相センサ39は、ビスI・ン40のクランク
シャツI・41の所定位置に突設された突起39aと、
同突起39aに対向しうる位置におけるクランクシャフ
ト41に近接したシャーシ側に配置された電磁コイルの
ピックアップ39bとで構成されており、突起39mが
クランクシャフト41の回転の際にピックアップ39t
Iの近くを通過すると、このピックアップ39bの磁束
の変化に伴う交流電圧信号がクランクシャフト41の回
転位相を表示する信号としてコントロールユニット13
に入力される。
車輪速センサ42a〜42dは、車両の各輪3a〜3d
毎に設けられるもので、車輪速センサ42a〜42dか
らの車輪速検出信号がコントロールユニット13へ入力
され、車輪速センサ4 2a,4 2bは左右前駆動&
23a,3L+の各TXX連速、また車輪速センサ4 
2c,4 2dは左右後輪3c,3dの各車輪速を検出
する。
さらに、変速位置検出センサとしてのインヒビタスイッ
チ43が設けられていて、変速段の状態が検出されたコ
ントロールユニット13へ入力されるようになっている
また、加速度センサ(Gセンサ)44は車両の加速度(
特に、前後方向の加速度)を検出するもので、ブレーキ
ペダル踏込センサ45はブレーキペダルの踏込量または
踏込時を検出するものである。
さらに、吸気通路6の内圧を検出する給気管内圧センサ
56やエンジン2のノッキングを検出するノッキングセ
ンサ57が設けられている。
コントロールユニット13は、上述の各センサ等から入
力される信号に対して、波形整形、パルス発生、A−D
変換を行なうための回路を有するインターフェイスの他
に、CPUやRAMやROMを有しており、モータポジ
ションセンサ14からスロットル開度を受けて電動モー
タ12によるスロットル弁8の駆動量を!IIJIIす
るドライブバイワイヤ式吸気流量制御手段M、としての
モータコントロールコンピュータ13aと、各インジェ
クタ19への燃料供給量やイグニッションコイル24付
きパワー1−ランジスタ25へのオンオフタイミング(
点火時期)を制御する燃料噴射量制御子FIM2゜空燃
比制御手段Mコおよび点火時期制御手段M、を並用する
燃料・点火時期コントロールコンピュータ(以下、これ
をrECIコンピュータ」という)13bと、自動変速
機27の変速段に応じて油圧等の制御を行なう自動変速
制御手段M、とじての変速機コントロールコンピュータ
(以下、これをrELCコンピュータ」という)13C
と、後述する駆動輪(ここでは、前輪3a、3b)の空
転率を演算し、空転率が所定の判定状態を越えたら車輪
3a〜3dをブレーキ機ill!46により制動したり
エンジン2からの出力を制限させるエンジン出力低減手
段MAやブレーキ制御手段Msとしての車輪・エンジン
出力コントロールコンピュータ(以下、これをrTAS
CSコンピュータ(またはトータルアンチスキッドコン
トロールシステムコンピュータ)」または「TCコンピ
ュータ」という)13dとが設けられている。
また、モータコントロールコンピュータ13a。
EC■コンピュータ131+、ELCコンピュータ13
cおよびTASCSコンピュータ13dは相互にパスラ
インで接続されている。
ところで、モータコントロールコンピュータ13nは次
のような機能・手段を有している。
まず、モータコントロールコンピュータ13aは、エン
ジン出力制御1m決定手段47としての機Fをそなえて
おり、第4図(b)に示すごとく、目標加速度設定手段
48をそなえている。そしてこの目標加速度設定手段4
8はアクセル開度+rt報と11遠情報とに応じて目標
加速度αXが決まる2次元マツプとして構成されており
、車速センサ30およびアクセルボジシジンセンサ28
からの信号をアドレス信−号として受けることにより、
このアクセル開度と車速とに応じて予め記憶されている
目標加速度αXを収り出すことができるようになってい
る。
また、モータコントロールコンピュータ13aは、車速
センサ30からの信号を微分して走行加速度(実加速度
)Vaを求める加速度検出手段49をそなえている。
さらに、モータコントロールコンピュータ13aは、出
力トルク検出手段50をそなえている。この出力トルク
検出手段50は吸込空気mAをエンジン回転数Nで謂っ
た情報(この情報A/Nはエンジン負荷情報をもつ)と
エンジン回転数情報Nとによって現出力トルクTEMが
決まる2次元マツプとして構成されており、エンジン負
荷情報A/Nおよびエンジン回転数Nをアドレス信号と
して受けることにより、エンジン負荷情報A/Nとエン
ジン回転数Nとに応じて予め記憶されている現出力トル
クTEMを取り出すことができるようになっている。
ところで、モータコントロールコンピュータ13aは目
標加速度αXから走行加速度αBを引いたものに所要の
係数を掛けて更に現出力トルクTビ鷺を加えることによ
り目標トルクTO鯖を求める非スリップ時目標トルク演
算手段51をそなえている。
すなわち、この目W?−ルク演算手段51は目標加速度
設定手段48.加速度検出手段49.出ブ月・ルク検出
手段50および係数設定手段52からの信号を受けて次
式を演算して目標トルクToMを求めるのである。
ここで、Wは車重、rはタイヤ有効半径1gは重力加速
度、1(、はエンジン2や自動変速8!27やタイヤ等
の慣性を考慮した補正係数であり、これらの値は係数設
定手段52によって設定される。
なお、上記のトルク計算はすべて1速時に換算して行な
われ、CPU上での計算の容易化をはかつている。この
ためにセレクトスイッチ35からの検出信号がモータコ
ントロールコンピュータ13aへ入力され、現在同速に
あるのかが検出されるようになっている。
またモータコントロールコンピュータ13mは第14図
に2点鎖線で示すごとくロ標トルクTo&1とエンジン
回転数Nとで決まる所望のスロットル開度θ^CLを設
定するスロットル開度設定手段53をそなえている。す
なわちスロットル開度設定手段53は第14図に示すよ
うな関係で目標トルクTOMとエンジン回転数Nとによ
ってスロットル開度θACLが決まる2次元マツプとし
て構成されており、目標トルクTOMおよびエンジン回
転数Nをアドレス(3号として受けることにより、目標
トルクTOMとエンジン回転数Nとに応じて予め記憶さ
れているスロットル開度を取り出すことができるように
なっている。
さらに、モータコントロールコンピュータ13aは、第
1図(b)に示すように、スリップ前の出力トルクTE
N’を記憶する記憶手段59と、駆動輪空転率演算手段
M?BからのB指令を受けてこのB指令に応じて決めら
れた係数(例えば、空転率に反比例するように決められ
た係数やB指令発令時からの時間に応じて減少する係数
)Klを出力する出力低減率決定手段104と、この係
数K。
および現出力トルクTEM’を受けてスリップ時の目標
トルクT’rcを出力するスロッI・ル弁によるエンジ
ン出力低減手段MIAや吸気流量低減手段としてのスリ
ップ時目標トルク演算手段61と、非スリップ時目標ト
ルりTOMおよびスリップ時目t、=+−ルクT”rc
を受けて駆動輪空転率検出手段MtAからのスリップ検
出信号(A指令またはB指令)に応じてスロットル開度
設定手段53へ供給する目標トルクを遇択する切換手段
62とをそなえている。
そして、このようにしてスロットル開度設定手段53で
得られたスロットル開度となるように駆動回路54を介
して電動モータ12へ制御イボ号を出力するエンジン制
御手段55の機ス止もモータコントロールコンピュータ
13nは有している。
ところで、ECIコンピュータ13bは次のような81
@・手段を有している。
まず、ECIコンピュータ13bは、第5因に示すよう
に、点火時期制御手段M、としての点火時期制御回路7
0をそなえており、この点火時期制御回路70において
、CPU71は主に5つの外部端子lNTl〜INT5
をそなえており、このうち端子lNTlにはカルマン渦
式エアフローセンサ16からのカルマン渦信号Iくが入
力され、端子INT2にはディストリビュータ23のロ
ータ軸23aに設けられた突起列37Aをエンジン回転
角センサ37mにより検出した結果が波形整形回路72
で短形パルスに整形されてコイル通電開始基準信号C3
として入力され、端子INT3にはフリーランニングカ
ウンタ74からのオバーフロー信号が入力され、端子I
NT4にはロータ軸23aに設けられた他の突起列37
Bをエンジン回転角センサ371+により検出した結果
が波形整形回路73で短形パルスに整形されて点火時期
基準信号C1として入力される。また、端子INT5に
は駆動輪回転率演算回路75により演算出力された駆動
輪3m、3bの空転率を表わす信号ΔViが入力される
ここで、ロータ軸23uに設けられた第1の突起列37
Aは、内燃機関の気筒数と同数の突起がロータ軸23m
の円周上に等間隔に配列されて構成されており、この第
1の突起列37Aに基づいて一方のエンジン回転角セン
サ37aで検出される信号は、イグニッションコイル2
4の1次側の通?Il:開始時期を設定する際の基準信
号となっている。また、ロータ軸23aに設けられた第
2の突起列37Bは、上記第1の突起列37Aと位相が
づれな状態で、しかも内燃機関の気筒数と同数の突起が
ロータ軸23aの円周上に等間隔に配列されて構成され
ており、この第2の突起列37I3に基づいて他方のエ
ンジン回転角センサ37bで検出される信号は、イグニ
ッションコイル24の1次側の通電終了時期、すなわち
各気筒毎の点火時期を設定する際の基準信号となってい
る。つまり、CPU71の端子INT2およびINT4
には、それぞれディストリビュータ1回転(クランクシ
ャフト2回転)に対し気筒数と同数の割込み信号が供給
されることになる。
そして、CPU71はパスライン76を介してフリーラ
ンニングカウンタ74、RAM77、ROM78、レジ
スタA79、レジ、1I180G;[続されており、こ
のうちROM78には、CPU71で行なわれる演算プ
ログラムやその演算にて使用される基本データが記憶さ
れ、RAM77には、内燃!f1閏の運転状態を検出す
る各センサがらの検出信号やCPU71における演算結
果が記憶される。
そして、イグニッションコイル24の通電開始時JUI
 al定用のレジスタA79のデータとフリーランニン
グカウンタ74のデータとを比較して両者の直が一致す
ると出力部りを発生する第1の比較器81と、点火時期
設定用のレジスタB80のデー・夕とフリーランニング
カウンタ74のデータとを比較して両者の値が一致する
と出力信号を発生する第2の比較器82とが設けられて
おり、第1の比llI2器81の出力信号と第2の比較
器82の出力信号とは、それぞれフリップフロラ183
のセット端子S、リセット端子Rに入力される。そして
、このフリップフロップ83の出力端子Qは、イグニッ
ションコイル24の1次側の通電を制御するスイッチン
グトランジスタ25のベース電極に接続されており、第
1の比較器81の出力信号が発せられると、トランジス
タ25がオンとなってイグニッションコイル24の1次
側が通電し、また、第2の比112器82の出力信号が
発せられると、トランジスタ25がオフとなって、イグ
ニッションコイル24の1次側が遮断される。
この点火時期制御回路70では、信号C5発生時点から
の遅れ角度時間を、機I!I[11811転速度41報
等に基づいてCPU71で演算し、信号C3発生時点に
おけるフリーランニングカウンタ74の値にこの演算結
果を加えて、その加算結果をレジスタ八79に入力し、
その後筒1の比1咬器81においてレジスタA79の直
とフリーランニングカウンタ74の値とが等しくなった
ことが判別された時点で、フリップフロップ83のセッ
ト端子Sに入力信号を供給することで、トランジスタ2
5の通電開始時期、つまりイグニッションコイル24の
fI電開始時期を決定する。また・信号02発生時間か
らの遅れ角度(点火遅角)に対応する時間データを、v
1関1作動サイクル当りの吸入空気量、機関回転速度お
よび駆動輪の空転率をベースとして演算し、信号02発
生時点におけるフリーランニングカウンタ74の値にこ
の演算結果を加え、その加算結果をレジスタnsoに出
力し、その後筒2の比較器82においてレジスタB80
の値とフリーランニングカウンタ74の値とが等しくな
ったことが判別された時点でフリップフロップ83のリ
セット端子Rに入力信号を供給し、トランジスタ26の
遮断時点、つまり点火プラグ22による点火火花の発生
時1mを決定している。
ところで、TASCSコンピュータ13dは次のような
jfNm・手段を有している。
まず、TASCSコンピュータ13dは、第6図に示す
ような駆動輪空転率演算手段M?Bとしての駆動輪回転
率演算回路75をそなえており、この駆動輪回転率演算
回路75において、CPU84にはパスライン85を介
して右前輪速センサ42aによる輪MQ−号FRをカウ
ントするNo1カウンタ86、左前輪速センサ42bに
よる連速信Ji′fFLをカウントするNO2カウンタ
87、CPU84による駆動輪空転率の演算プログラム
等を記憶するROM 88、その演算プログラムの実行
に際し使■されるデータ等を記憶するRAM89が接続
される。
また、CPU84には、後輪速演算回路9oがらの後輪
速信号VBiが入力されるように構成され、後輪速演算
回路90は、右後輪速センサ42cと左後輪速センサ4
2dからの各連速信号を入力し、右t&輪3cまたは左
後11+23 dのうち何れが速い方の連速値を判別し
上記CPU54に出力する。CP U84による演算処
理動作はクロック38によるタイミング信号に基づいて
実行されるものであり、その演算結果はD/A変換器9
1を介して駆動輪空転小信号ΔViとして第5I2Iに
示す点火時期制御回路70に出力される。
駆動輪回転率演算回路75では、第6図に示すように、
まず、NOIカウンタ86によりカウントされる右前駆
動輪3aの車輪速データVwiに基づき平均駆動車輪速
V w iを計算し、RAM89にきおくさせる。一方
、後輪速演算回路90からの後輪速データVBiに基づ
き実車両移動平均速度VHiを計算し、この実車両移動
平均速度V B iに定数X(例えば、1.03)を掛
けるとともに疑似速度データY(r9qえば、2)を加
算し、これを計算上の車両移動速度V IL iとして
RAM89に記憶させる。
そして、それぞれn A M 89に記憶された上記右
前輪3aの平均駆動車輪速Vwiから上記車両移動速度
V niを減算し、駆動輪3a、3bの空転率ΔViを
求める。この場合、実車両移動平均速度VBiを計算上
ホ両移+a速度V 11 iとしているのは、上記平均
駆動車輪速V w iが実車両移動平均速度VBiより
多少上回ったとしても駆動fa3a、3IJが空転して
いるとは見なさないように余裕を持たせるためである。
なお、この駆動輪3a、3bの空転率ΔViは、点火時
期制御回路70に対して常時連続的に演算出力される。
次に、第9図のステップa8において最適点火補正時期
Tを求めるに際し、1つの補正要素となる駆動幅の空転
率Δ■;に基づいた点火時期補正値Tiを決定する手段
について、第7図に示す制御ロジックを参照して説明す
る。
駆動輪空転率データ路75のCPU84は、t&輪連速
演算回路90り入力される後輪速データVBiに基づき
、演算回路R1において車両’j5’Br平均速度VB
iを算出し、この車両移動平均速度VBiに演算回路R
2において定数Xを掛けるとともに、演算回路R3にお
いて重両疑似速度Yを加算し、計算上現時点における車
両の移動速度VILLを算出する。この後、CPU84
は、NOIカウンタ86より入力される前布駆動輪速デ
ータVwiに基づき、演算回路R4において平均駆動輪
速Vwiを算出し、演算器f?8R5において、この平
均駆動輪速V w iより上記車両移動速度VHiを減
算し右駆動1F12311の空転率ΔViを求める。
ここで、演算回路R6において、第5図の点火時期制御
回路70に入力される駆動輪空転率データΔViが「正
」であり、現在右部動輪3aは空転状態にあると判断さ
れると、アンドゲートAND 1含介してフリップフロ
ップF、F、のセット端子Sにハイレベル(H)信号が
供給される。この場合、出力オアゲートOR1からは上
記点火時期基準信号02発生時点からの補正遅角値Ti
n(40’)が得られるようになる。
一方、演算回路R7において算出される空転加速度Δn
iが演算回路R8において「正」にあると判断され、ま
たは演算回路R9において上記駆動空転率ΔVrが「3
」を上回る値にある、つまり現駆動輪3aは極めて強い
空転状態にあると判断されている場合には、アンドゲー
トAND2はリセット信号をフリップフロップF、F、
のりセット端子Rに供給することはなく、点火時期の遅
角補正値TiRは依然上記(40”)にセットされた状
態を維持される。
そして、演算回路R7において算出される空転加速度Δ
aiが演算回路R8において「負」にあると判断され、
且つ演算回路R9において上記駆動輪空転率ΔViが「
3」以下にある、つまり現在駆動輪32aは極めて弱い
空転状態にあると判断される場合には、アントゲ−1−
AND2はハイレベルのリセット信号をフリップフロッ
プF、F、のりセット端子Rに供給し、出力QによるT
iR(= 40 ’ )のセットを中止し、代って出力
QによりワンショットマルチバイブレークO,M、を作
動させる。アントゲ−1−AND3は、ワンショットマ
ルチバイブレータO,M、からのパルスの終了(ローレ
ベル信号)をインバータINV3を介して受けるととも
に、フリップフロラ1F、F、からのローレベル信号を
インバータINV2を介して受けたときに、出力をハイ
レベルとするもので、アントゲ−I・AND3からのハ
イレベル13号によりゲートGがオープンし、点火時期
の遅角ill正値T i 11は演算器ii’1lR1
,oにおけるflIlf7iにより決定される。
つまり、駆動輪の空転率ΔViが「3」いかに下がった
ものの「0」以上である場合には、その空転率ΔViに
定数に、を掛けた値に、前回サンプリングによる加工遅
角値T i −、を加算し、現時点における補正遅角値
Tinが得られるようになる。この″場合、補正遅角値
T;が(25°)以上になる時には25°にセットされ
る。また、駆動軸の空転率ΔViが「0」を下回った場
かには、その空転率ΔViに定数KMを掛けた値に、前
回サンプリングによる補正遅角値Ti−1を加算し、現
時点における補正遅角ftITiRが得られるようにな
る。この場合、補正遅角g1Tiが(0°)以下になる
時には(0°)にセットされる。
−まな、補正遅角値Tih<Q”よりも大きく、且つ2
5゛よりも小さければ、そのまま補正遅角値TiRとし
て出力される。なお、ここでは第6図におけるNO1カ
ウンタ86によりカウントされる右前駆動輪3nの駆動
輪速データV w iを基にその空転率ΔV;および点
火時期補正値Ti1lを求めているが、NO2カウンタ
87によりカウントされる左前rgA勤輪3bの駆動輪
速データに基づく空転率ΔViおよび点火時期補正値T
iしも交互に求め、補正値の大きい方を実際の点火時期
補正値Tiとして用いるものとする。
そして、第7図の制御ロジックにおける点火時期補正値
Tieの“ル”は右前駆動輪3aの空転率ΔViを基に
しているものである。
すなわち、駆動輪空転率検出手段M、^には、第1図(
a)、(1+)および第15図(a)〜(c)に示すよ
うに、駆動輪3m、3bの車輪速センサ42a、42b
からの各検出信号を受けて平均化された駆動輪3a。
3bの車輪速V w iを求める演算回路63aと、車
輪速センサ42c、42dまたは他の車速センサ30か
らの各検出信号を受けて平均化された車速VBiを求め
る演算回路63bと、平均化された車速■Biからスリ
ップ判定の基準となる車速を次式に基づき演算する基準
速度設定手段64と、車輪速度V實iを基準速度設定手
段64からのセット用基準車速VTHIと比較してV 
vs i≧vTH,となったときに前期エンジン出力低
減指令(A指令)を発令するための信号を出力するセッ
ト用比軸手段65aと、III輪速連速 w iを基準
速度設定手段64からのリセット用基準速度V rI(
z D V THI )と比較してV w i≦vTH
2となったときに前期エンジン出力低減指令(A指令)
を消令するための信号を出力するリセット用比較手段6
5bと、比較手段(55a、65bからのセット信号お
よびリセット信号を受けて初期に短期的に発令される前
期出力低減指令(A指令)を出力するための出力低減指
令出力手段67aと、比較手段65bからのリセット信
号を受けてA指令の終了直後から所定時間幅だけ発令さ
れるt&期出力低減指令(B指令)を出力するための出
力低減指令出力手段671+と、出力低減指令出力手段
67m、67bからのA指令およびB指令を受けてエン
ジン出力低減手段MAとしてのスロットル弁によるエン
ジン出力低減手段M1Aの切換手段62等へ送るノット
回路68a(tきアンド回路68とが設けられている。
VTHI=VBX1.03+2 Vr+−n=VrH++5 ここで、A指令は、駆動輪3a、3bがスベリ出したの
で、すぐにトルクダウンを大きくとるためのもので、吸
気系S1を原則的に使わない制御であるので、サージタ
ンク7の影響も少なく反応のはやい制御であり、B指令
は車両の駆動トルクTBの’P;Ldmを適正に行なわ
せるもので、吸気系S、を用いた制御となっている。
このように、駆動輻空転率検出手段M、Aの各出力低減
指令出力手段67a、67bからの出力低減指令は、第
16図に示されるようなエンジン制御手段55における
判断回路に基づき、気筒別燃料カット手段M2^やリー
ン化手段M、Aや遅角制御手段M4Aが作動されるので
ある。
さらに、エンジン制御手段としては、第8図に示すよう
な燃料噴射制御回路92を用いた燃料供給m:A笈手段
が設けられている。
この燃料噴射制御回路92には、波形整形、パルス発生
、A−D変換のための回路を有するインターフェイスの
他に、パスライン93を介して接続されるCr’U94
、クロック信号によって作動するフリーランニングカウ
ンタ95、ROM96およびRAM97をそなえ、rt
OM9Gには、CPU94にて実行される演算プログラ
ムやその演算処理にて使用される基本データが記憶され
、一方RAM97には、第3〜5図に示した各センサか
らの検出データやCPU94における演算データが記憶
される。さらに、この燃料噴射制御回路92は、燃料噴
射時期決定用のレジスタX98およびこのレジスタX9
8のデータと上記フリーランニングカウンタ95のカウ
ント値とを比較して、両者の値が一致すると出力信号を
発生する比較器99をそなえている。
このCPU94には主に4つの外部端子lNTl〜IN
T4があり、そのうちの1つであるlNTlには、カル
マン渦信号Kが入力され、もう1つの端子INT2には
、クランク位相信号Cが入力され、また端子INT3に
は、上記フリーランニングカウンタ95からのオーバフ
ロー信号が入力される。さらにまた、端子INT4には
、第6c!Iにおける駆動輪空転率演算回路75より回
転率演算データΔViが入力される。
このCPU94では、それぞれの端子への割込み信号に
応じて、予めROM96内に記憶された各稚プログラム
が実行されるようになっている。
また、CPU94には、パスライン93を介して常にフ
リーランニングカウンタ95のカウント値が入力されう
る状態となっているので、各種プログラム実行中の所定
のステップで上記カウンタ95によるカウント値の入力
が可能である。
すなわち、CPU94において、各種割込み信号毎にフ
リーランニングカウンタ95の値を読取ることにより、
各種割込み信号の発生ずる時間間隔、つまりカルマン渦
信号■(やクランク位相信号Cや両者の発生する時間間
隔を計測することが可能となっているものである。
また、CPU94は演算結果のうち燃料噴射終了時期決
定に関するデータをレジスタX98に出力するとともに
、クランク位相信−リCに基づく燃料噴射開始信号を電
磁式燃料噴射弁19の駆動用のフリップフロップ100
のセット端子Sに出力しうるようになっている。
このフリップフロップ100のリセット端子Rには、比
較器99の出力信号が入力され、フリップフロップ10
0の出力信号は、電磁式燃料噴射弁19の弁体開閉用の
ソレノイド101の励磁・消磁を制御するスイッチイン
グトランジスタ102のベース電極に供給される。
すなわち、フリップフロップ100の出力値−号がイン
ジェクタ駆動信号工に対応し、弁体開閉用のソレノイド
101は、フリップフロップ100のセット端子SにC
PU94からの燃料噴射開始信号が入力されてから、同
リセット端7−Rに比較器99の出力信号が入力される
までの期間だけ励磁されて、電磁式燃料噴射弁19の弁
体を開放し、インテークマニホールド6b内への燃料供
給を行なう。
本発明の一実施例としてのスロットル弁制御式車両用駆
動力制御装置は上述のごとく構成されているので、エン
ジン出力低減指令(A指令)が発令されると、遅角制御
手段M4Aを構成する点火時期制御回路70や気筒別燃
料カット手段M2Aおよびリーン化手段M5Aを構成す
る燃料噴射1制御回路92が作動する。
これにより、エンジン出力が低減されるが、さらに、A
指令の間、スロットル弁8によるエンジン出力低減手段
M1Aが作動する。
まず、点火時期制御回路70の作動についてイグニッシ
ョンコイル24に対する通電開始時期および点火プラグ
22に対する点火時期を決定するための動作を第9図の
フローチャートを参照して説明する。
まず、ステップa1において、コントロールユニット1
3はエアフローメータ15およびクランク位相センサ3
9による検出信号に基づき、給気管内圧PIN(または
吸込空気ff1A)およびエンジン回転数Nを読込む、
そして、CPU71は、ステップu2において、クラン
ク位相センサ39により読込んだエンジン回転数Nに基
づき、点火コイル通電開始基準信号CIからの遅れ時間
Tc’:算出し、ステップa3において、この遅れ時間
TeをrtAM77のアドレスTIにストアする。
さらに、CPU71は、ステップa4において、上記給
気管内圧P IN(または吸込空気MA)をエンジン回
転数Nで割算したエンジン負荷とエンジン回転数Nに基
づき、点火時期基準信号C2発生時点からの遅れ時間T
8を算出する。ここで、ステップa5において、第4図
におけるノッキングセンサ57により検出されるエンジ
ン2の振動に基づき、現在エンジン2はノッキング状態
にあるか否かが判断されるもので、ノッキング有りと判
断されると、ステップa6に進み、ノッキングによる点
火時期の加工値Rnが定数T’nにセットされる。
一方、ステップa5において、ノッキング無しと判断さ
れると、ステップa7に進み、ノッキングによる点火時
期の加工値Rnは「0」にリセットされる。
そして、CPU71は、ステップa8において、ステッ
プa4において算出されたエンジン状態に基づく点火時
期補正値T8と、ノッキングの有無に応じて設定される
点火時期補正値Roと、後述する駆動輪の空転率ΔVi
に基づき決定される点火時期補正値Tiとをそれぞれ加
算して、!&道点火補正時期T、つまbC2信号発生時
点に対する最適補正値を求め、ステップa9において、
この最適補正時間TをRAM77のアドレスT!にスト
アする。これにより、RAM77内のアドレスT1には
、点火コイル通電開始基準信号C3発生時点に対する最
適補正値が、またアドレスT2には上記点火時期基準信
号C3発生時点に対する最511補正値が、常時現時点
における補正値として記憶される。
次に、第9図のフローチャー1・および第7図の制御ロ
ジックを経て得られるイグニッションコイル24の通電
開始時期補正値Tcならびに点火プラグ22による点火
時期補正値T;に基づく、実際の通電点火動作を第10
図および第11図に示すフローチャートを参照して3明
する。
まず、第5図の点火時期m制御回路70において、一方
のエンジン回転角センサ37uよりコイル通電開始時期
基準信号C1が発せられると、第3図における通電開始
割込み処理が実行される。すなわち、ステップb1にお
いて、上記C1信号が発生之れると、Cr’U71はそ
の発生時点における時刻Tαをフリーランニングカウン
タ74より読取り、ステップb2において、そのC1発
生時刻TαにRAM77のアドレスT1に常に新規格納
される通T、開始補正時間を加算し、最適通電開始時間
T^を求める。
そして、このステップb2にて得られた最適通′:r、
開始時間T^を、ステップb3において、レジスタA7
9にセットする。すると、第1の比較器81は、レジス
タA79にセットした最適通f[t17rl始時間TA
にフリーランニングカウンタ74のカウントデータが一
致した時点で7リツプフロツプ83のセラ1一端子Sに
対してパイレベル信号を出力する。これにより、イグニ
ッションコイル24はスイッチングトランジスタ25を
介して上記Q連通T、I71始時間TAに同期してその
通電が開始されるようになる。
また、他方のエンジン回転角センサ27bより点火時期
基準信号C1が発せられると、第11図における点火時
期割込み処理が実行される。すなわち、ステップc1に
おいて、上記C2信9が発生されると、CPU71はそ
の発生時点における時刻Tβをフリーランニングカウン
タ74より読取り、ステップc2において、そのC7発
生時刻TβにRAM77のアドレスT2に常に新規格納
される点火時期加工時間を加算し、最適点火時間T。
を求める。
そして、このステップC2にて得られた+1l)J点火
時間T0を、ステップc3においてレジスタB80にセ
ラ!・する、すると、第2の比較器82は、上記レジス
タB80にセットシた最適点火時間T0にフリーランニ
ングカウンタ74のカウントデータが一致した時点でフ
リップフロップ83のリセット端子Rに対してハイレベ
ル信号を出力する。
これにより、フリップフロップ83のQ出力はローレベ
ル(L)に変化し、イグニッションコイル24はスイッ
チングトランジスタ25によりその通電状態が3!!断
され、点火プラグ22は上記最適点火時間T0に同期し
て点火制御nlされるようになる。
ここで、例えば現在車両が走行中にある路面が非常に滑
り易い積雪路であると仮定し、まず、発進時において駆
動輪が大きく空転すると、上記第7図における演算回路
R6〜R9における判断に基づき、フリップフロップF
、F、のQ出力はハイレベルとなり、点火時1tII補
正値Tiは極めて大きな遅角値(40°)にセットされ
る。つまり、第9図におけるステップa8において、エ
ンジン状態による補正値Toとノッキングによる補正値
Tnの補正量を無視したとすれば、C2信号発生時点に
対するQ道点火補正角は40°となり、点火プラグ22
はクランク角が通常の基準点火角より大幅に遅れた時点
で発火するようになる。これにより、エンジン出力はア
クセルペダルを戻す操作を行なう必要無しに大幅に低下
し、駆動幅の空転状態は直ちに防止される方向に制御さ
れる。
こうして、発進時における駆動輪の大きな空転状君が治
まりかけ、駆rfjjJ幅空転率演算回路75により算
出される空転率ΔViが小さくなると、上記第7図にお
ける演算回路R1Oの判断に基づき、点火時期補正角は
25°以下且つ0°以上で:I!inされる。これによ
り点火プラグ22はクランク角が通常の基準点火角より
やや遅れた時点で発火するようになり、エンジン出力は
アクセル操作を行なう必要無しに駆動幅の空転が速やか
に治まる方向に制御される。
なお、第7図のフリップフロップF、F、のセットによ
り大きな点火時期補正角(40’)を得、駆動幅の空転
率ΔViが小さな値に下がった場合でも、j衣然空転加
速度Δniが「正」にある場合には、駆動輪には未だ強
い駆動力が掛かり過ぎると判断され、上記点火時期補正
角(40°)のまま点火時期側inされエンジン出力が
抑i′cr1制御される。また、上記駆動輪の空転によ
り点火時期補正角を得ての点火時JIA制御中において
、エンジン出力の抑i1Jにより直ちに駆動幅の空転が
止まり、逆にエンジンブレーキにも似た状態になった場
合には、上記第7[]の演算回路R10における「ΔV
 i < OJの判断により点火時期補正値Tiは極め
て小さい値に調整され、点火プラグ22による点火時期
はC2信号の発生される基準点火時期にほぼ近付くよう
になる。これにより、エンジン出力は直ちに元の出力に
戻されるようになり、点火時期の遅らせ過ぎにより空転
防止の逆効果を招く心配はない。
次に、この燃料噴射制御回路92を用いてエンジン制御
を行なう場合の動作を、第12図(n)〜(c)に示す
フローチャー1・を参照して説明する。
まず、第12図(、)に示されるプログラムはカルマン
渦信号■(がCPU94の端子lNTlに入力される度
に実行されるカルマン渦割込みルーチンであり、カルマ
ン渦信号I(が上記lNT1に入力されると、rtAM
97のアドレスFJの保持データに「1」が加えられる
。つまり、このカルマン渦割りみルーチンではカルマン
渦信号■(の黄算が行なわれることになり、ここでは、
パルス信号であるカルマン渦信号のパルス数を計測する
パルス数計測手段が幇成されている。
次に、第12図(b)に示されるプログラムは、クラン
ク位相信号CがINT2に入力される度に実行されるク
ランク位相別送みルーチンであり、まずクランク位相信
号Cが上記INT2に入力されると、CPU94は、ス
テップe1において、上記カルマン渦割込みルーチンに
より得られるRAM97のアドレスFJに入力されたカ
ルマン渦13号のパルス発生数データと、第61におけ
る1追動輪空転率演算回路75により得られる駆動輪3
a。
3bの空転率ΔViに応じて決定される撚口噴射補正値
Kiと、第12図(c)のメインルーチンにて常に算出
されたRAM97のアドレスKsに入力される第3〜5
図における各センサからの検出データに基づくエンジン
状態に応じた空燃比補正係数とから、理想の燃料噴射時
間が算出されるアドレスDに入力される。
そこで、上記RAM97のアドレスFJに入力されたデ
ータは、ステップe2において一旦「0」にクリアされ
る。そして、ステップe3に進み、フリーランニングカ
ウンタ95のカウント値が啄込まれアドレスTeに入力
される。
次に、ステップe4では、上記アドレスTeに入力され
たカウントデータに上記アドレスDに入力された理想燃
料噴射時間データが加箕され、燃料噴射終了時間T0が
算出される。
この燃料噴射終了時間T0を、ステップe5において、
レジスタX98人力にさせる。この後、スデツプe6に
進み、CPU94からフリップフロップ100に対して
セット信号を出力し、電磁式添着噴射弁19による燃料
供給が開始される。
すると、比較器9つにおいては、上記ステップe5にお
いて、レジスタX98に入力された燃料噴射終了時間T
0とフリーランニングカウンタ95のカウント値との比
較が行なわれ、上記両者が一致するとフリップフロップ
100にリセット信号が供給されて燃料噴射弁1つは開
弁される。すなわち、燃料噴射弁19は、フリップフロ
ップ100がセットされてからリセットされるまでの間
、つまり上記ステップe1においてアドレスDに入力さ
れた理想燃料噴射時間に対応してその燃料供給動作が制
御されるようになり、車両の通常運転時においては、エ
ンジン状懲に応じた空燃比(アドレスKs)とカルマン
渦データ(アドレスF、r)とに基づき算出される燃料
噴射時間(アドレスD)により上記燃料噴射弁1つが開
弁制御され、運転者のアクセル操作に応じた適切なエン
ジン出力を得ることができる。
一方、例えば滑り易い路面を走行する際に、駆動輪が空
転する場合には、上記燃料噴射時間(D>は、駆動輪の
空転率ΔViに応じて決定される燃料噴射補正値(Ki
)により可変される。すなわち、上記燃料噴射補正値(
K i)は、前記第7図あるいは後述の第17〜21図
の何らかに示された制御ロジックとほぼ同様の補正値決
定手段により得られるもので、この場合、上記各制御ロ
ジックにおける固定補正値および可変補正値を、それぞ
れ点火時期を遅らせるための遅角補正値ではなく、上記
燃料噴射時間(D>を短くするための補正値に置換えれ
ばよいものである。これにより、例えば駆動輪の空転率
ΔViが非常に大きい場合には、上記燃料噴射時間の補
正値(Ki)が実際の燃料噴射時間を大幅に短縮する値
に決定されるので、インテークマニホールド6bに対す
る燃料供給量は運転者によるアクセル操作に関係なく極
めて少ない量に減量され、エンジン出力は駆動輪の空転
が直ちに防止される方向に抑制制御されるようになる。
そしてまた、駆動輪の空転状態が上記の大幅な燃料噴射
制御によりほぼ治まった場合には、上記燃料噴射時間の
補正値(K;)は極めて小さい値に決定されるので、イ
ンテークマニホールド6IJに対する燃料供給量は運転
者によるアクセル操1ヤに応じた量にほぼ戻され、エン
ジン出力は駆動輪の空転が防止されその駆動力が十分路
面に伝わる状態に調整制御されるようになる。
エンジン出力低減指令(A指令およびB指令)が発令さ
れている間、またはB指令が発令されている間、作動す
るスロットル弁にするエンジン出力低減手段M、Aにつ
いて現明する。
まず、第13図に示すようにEIC37103!tc度
制御などでアクセル開度に応じて決められる日原スロッ
トル開度θAeLの演算が行なわれる(ブロックG1)
このブロックG1では、車両の運転中における重速情報
VBとアクセル開度情報Xとから目標加速度設定手段4
8で目標加速度αXが読み出されるとともに(ステップ
gl)、加速度検出手段49で車速センサ30からの信
号を微分して走行加速度αBが出力され(ステップ[r
2)、更にはエンジン回転数情報Nと負荷情報TBとか
ら出力トルク検出手段50で現出力トルクTEMが読み
出される(ステップg3)。
そして、これらの目標加速度α×、走行加速度(実加速
度)αB、現出力l・ルクTEMおよび係数設定手段5
2からの係数情報((W−r)/ gl X K +ま
たはW、r、g、に+が目標トルク演算手段51で上記
(1)式の演算が実行されて、目標トルクTOMが求め
られる(ステップg4)。
このように0漂トルクTOMが求まると、今度はスロッ
トル開度設定手段53において、第14図に示すマツプ
から所要のスロットル開度を遇び出ず(ステップg5)
次に、ブロックG2のステップI?7において、スリッ
プ判定を行なう。
まず、通常走行時にはリセッI−されているので、前輪
速度Vw(駆動輪有効半径rと駆動輻角速度四との積)
と比較車輪速度Vr++(=VsX1.03十に2)と
を比較し、Vwi≧V ’l’Hlとなったとき、前期
エンジン出力低減指令(以下、「A指令」という)の開
始と判定しまたはΔVw  に応じてA指令を発令する
そして、A指令中には、前輪速度Vwと後輪速度vBと
の比較が行なわれ、Vw  VBが所定値K。
よりも小さいと(すなわち、Vwi≦VTH2且つVw
−Vw’ <OlここでV w ’は前回の前輪速度)
A指令が終了したと判定し、ついでA指令に続く出力ト
ルク低減指令である後期エンジン出力低減指令(以下、
rB指令」という)を発令する。
このB指令は、Σ(Vw  V7出)が所定値以上の間
中、発令される。すなわち、Σ(Vw −VTHI )
< K 4において発令されない。
次に、ブロックG3において、へ指令が発令中であれば
(ステップg7)、燃fl量のリーン化またはカットの
制御や点火時期の遅角制御の一方または両方を行なうべ
く:、ECIコンピュータ13bへ指令を発するととも
に(ステップg8)、トルク制限フラグFPCONTを
セットする(ステップ89)。
そして、A指令の発令中且つB指令が発令されていなけ
れば(ステップ1110.1111)、上述のスリップ
前の目標スロワ1−ル開度θ^CL(またはスリップ中
の目標スロットル開度θへCL)を目標スロッ1−ル開
度θACLとして採用する(ステップg12)。
一方、A指令の発令が中止されれば、ステップg7から
ステップgloへ至り、上述のA指令と異なり、燃料ユ
や点火時期に基づく出力トルクの低減制御は行なわれな
い。
次に、B指令が発令されれば、ステップglOからステ
ップg13へ至り、B指令により指定された出力低減率
I(2(このに2は第1図中のスロットル弁によるエン
ジン出力低減及決定手段M1.参照)を決定しくステッ
プgl:l)、ついでこの出力低減率に、とスリップ前
のエンジン出力トルク’rE、’との積が実行されるこ
とによりスリップ時目標l・ルクTTeが決まる(ステ
ップq14)。
そして、エンジン回転RNとスリップ時の目標スロット
ル開度OTCとに基づき、第14図に示すマツプから、
スリップ時の目標スロットル開度θTCを決定しくステ
ップg15)、さらに、このスリップ時の目標スロット
ル開度θTCと非スリツプ時の自撚スロットル開度θ^
CLとのうち小さい方が採用される(ステップg16)
また、A指令もB指令も発令されていなければ(ステッ
プgl O、gll) 、)ルク低減フラグFPCON
Tがリセットされ(ステップg17)、エンジン回転数
Nと負荷千青報A/Nとから求められる現出力トルクT
’cM’をメモリする(ステップg18)。
、この現出力トルクTEM′は、スリップ前の出力トル
クTEMの記憶値としての意味をもつ。
このように、A指令およびB指令とも発令されない場合
には、スロットル弁による出力低減は行なわれない。
ブロックG4では、ブロックG3で求めたスロットル開
度θ^CLに基づき、エンジン制御手段55でスロット
ル弁8の駆動量ΔDを決め手(ステップg20)、この
駆!g量ΔDが駆動回路54を介して電動モータ12へ
制御信号として出力される(ステップ[121)、これ
によりスロットル弁8が所望のスロットル開度に制御さ
れるため、エンジン2の出力状悪も制御され、目標の加
速度で重両を走行させてゆくことができる。
このように、非スリツプ時には、目標加速度を連成する
ためのロジックとして、加速度が余裕l・ルク、すなわ
ち出力軸トルクと走行抵抗のトルクとの差に比例するこ
とに着目し、上記(1)式から目標トルクを求め、更に
ほこの目標トルクから所望のスロットル開度を選んでこ
の開度となるようにスロットル弁8が制御されるので、
PID制御による場合よりも、加速度の見込み制御の精
度が盲く、しかも坂道や風損等の外乱があっても、制f
ilf+7度が落ちないのである。
さらに、スリップ時には、スリップ前の出力トルクTE
、とスロワI・ル弁による出力低減率に2とから出力を
低減したEt終日標トルクTTcが求められるのである
したがって、本実施例によれば、点火時期制御回路70
では、通常走行の場合には、常にエンジンの運転状態に
応じた点火時期補正値Tを得、逍切な点火時期制御によ
りエンジン出力を運転者のアクセル操作に応じなa1!
1な状虜に制御し、例えば摩擦係数の低い路面において
、駆動輪3a、3bが空転するような場合には、その空
転状態の大小を直ちに判断して基準点火時期に対する補
正値Tiを決定すると同時に、その補正値Tiに応じて
点火時期を遅らせてエンジン出力を抑制し、駆動輪3a
、3bの駆動力を最適な駆動状態にセットできるように
したので、運転者は駆動fa3a、3bの空転状態に応
じてわざわざアクセル操作を行なう必要がなく、駆動輪
の空転を速やかに抑えその駆動力を路面に対し十分に伝
達することが可能となる。
これにより出力を常に状況に応じた最良の状態に制御で
きるばかりか、滑り易い路面を走行する際の操安性を高
怜、運転者に掛かる負担を大幅に軽減することができる
よ“うになる。
さらに、燃料噴射量制御回路92では、燃料噴射fi:
I!Jfi手段を用いた場合でも、上記点火時期調整手
段を用いた場合と同様にして、エンジン出力を:JQ′
E!l$II御することが可能であり、駆動輪に発生す
る空転現象も十分防止することができる。
また、スロットル弁によるエンジジ出力低減手段MIA
では、上述の点火時期$制御と体筒制御およびリーン化
制御と合わせて行なうことができるので、エンジン性能
や排気状態の悪化を少なくすることができる。
さらに、その操作も自動的に且つ的確に行なうことが可
能となるのである。
そして、第15図(a)〜(c)に示すように、路面ト
ルク(現出力トルクTs)と車両駆動トルクTEMとが
異なるスリップ状態の不安定状fE+ Z Nとなって
も、すぐ非スリツプ状態の安定走行状RZsに(H3?
uさせることができるのである。
なお、第15[2(b)において、指令値の大きさは出
力紙1.1を遅角ユに代表させて示すものである。
本発明の変形例として、第7図に示す駆動幅3n。
3bの空転した際の点火時期補正値Tiの制御ロジック
に代えて、第17〜21図に示すそれぞれのil制御ロ
ジックを用いて上記点火時期補正値Tiの決定を行なっ
てもよい。
まず、第1712における制御ロジックにおいては、駆
動輪3a、3bの空転加速度Δaiが演算回路R11に
おいて2g以上、つまり駆動輪3a、31+の空転率Δ
Viは上昇方向にあると判断されると、フリップフロッ
プF、F、がセットされ、ワンショットマルチパイプレ
ーク01M、により設定される所定時間間隔に応じて点
火時期補正1Ti(=40°)が連続的に得られ、この
所定時間の終了後、上記空転加速度Δa;が演算回路R
12において一18以下、つまり駆動輪3a、3bの空
転状芯が十分治まったと判断された場合には、上記フリ
ップフロップF、F、はりセラ1へされ、駆動輪空転に
よる点火時期補正値Tiは「0」にセットされる。
次に、第18図における制御ロジックにおいては、駆g
1輪3n、3bの空転加速度Δaiが演算回路allに
おいて2g以上、つまり駆動ね3a、3bの空転率ΔV
iは上昇方向にあると判断されると、フリップフロップ
F、F、がセットされ、ワンショットマルチパイプレー
ク01M、により設定される所定時間間隔に応じて演算
回路R13の補正値マツプにて連続的に決定される25
゛以乍の可変補正値と40°の固定補正値との和が点火
時期補正値Ti(=40’十α)として得られ、この後
上記空転加速度Δaiが演算回路R12において一1g
以下、つまり駆動輪3a、3bの空転状態が十分治まっ
たと判断された場合には、上記フリップフロップF。
F、はリセットされ、駆動輪空転による点火時期補正値
Tiは演算回路R14の補正値マツプに応じてr25”
、以下にセットされる。
また、上記実施例では、第7図における演算回i1′3
R7〜R9により駆動fa3a、3bの空転率ΔViが
「3」以下に低下し、且つその空転加速度Δaiがr□
、を下回ったと判断された場合れには、F、F。
をリセットシて演算回路R10において上記空転率ΔV
1が「ΔV;≧oJか「ΔV r < OJかで点火時
期補正値Tiを定数Kpまたはに、を含む演算式により
決定したが、このような場合、第19図における制御ロ
ジックにおいては、演算回路R15の補正値マツプに基
づき、時間経過に応じて順次下降変1ヒする25°以下
の点火時期補正値Tiにセットされる。
さらに、上記実施例では、第7図における演算回路R1
0において、駆動?a3a、31+の空転率ΔViが「
ΔVi≧0」と判断された場合に、点火時期補正値T;
を定数Kpを含む演算式により決定し、そしてその上限
値を25′″以下且つ0°以上に設定したが、第20図
に示す制御ロジックにおいては、上記点火時期補正値T
iの上限値を40°に設定した演算回路n 16の補正
値マツプに基づくく補正値Ti′を実際の点火時期補正
値T1としてセラ1へする。
そしてまた、上記実施例では、第7図における演算回路
R6〜R9の判断に基づきフリップフロップF、F、が
セットされた場合には、単に40゜の固定補正値が点火
時期補正値Tiとしてセットされるようにしたが、第2
1図の制御ロジックに示すように、上記フリップフロッ
プF、F、がセットされた場合の固定補正値を20°と
し、この固定補正値(20°)に演算回路R17の補正
値マツプにより決定されるO°〜20°の可変補正値を
加算することにより、駆動輪3n、3bの空転率ΔVi
に対応した点火時期補正値Ti(=20°〜/10’)
がセットされる。
このように、第17〜21図に示した変形例における点
火時期$!Ifn回路70では、基準点火時期に対する
点火時JUItifi正値を求めることにより、常にあ
らゆる状況に応じたPLNなエンジン出力を得ることが
できる。
なお、第4図中の符号56で示す位置に吸気管内圧セン
サに代えて、カルマン渦式エアフローセンサ16を配設
してもよい。
さらに、走行加速度は従来公知のGセンサによって直接
検出してもよい。
また、本実施例において、自動車に配設されたGセンサ
からの実加速度αBに基づき、フィードバック制御され
るように構成してもよい。
なお、上述の実施例において、エンジン負荷としてはA
/N情報の代わりに、スロットル開度あるいは吸気通銘
圧力を用いてもよく、その逆にしてもよい。
また、車速センサ30を設けなくてもよく、車速センサ
として、上述のもののほか、光学的センサ等による対地
速度センサを用いてもよく、この場合に、2輪駆動を4
輪駆動のものとして構成してもよい。
さらに、ノット回路68a付きアンド回路68を設けず
に、出力低減指令出力手段(371+を切換手段62に
直結したり、オア回路を設けてもよい。
なお、本実施例はインジェクタ19を用いたものに適用
されたが、キャブレタを用いたものに適用してもよい。
本実施例では、スロットル弁による制御と、燃料量また
は点火時期の制御が組み合されているので、Q速制御と
することができる。
このようなアクセルを踏んでいるときのエンジン出力低
減制御と、ブレーキ81構46による制動制御とを適宜
組み合わせてよい。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の第1番目のスロットル弁
制御式車両用駆動力制御装置によれば、駆動輪の空転率
に応じて、エンジン制御量に対する出力低減用補正量を
決定し、この出力低減用補正量とエンジン制御量とに基
づきエンジン出力を低減制御するように構成されている
ので、次のような効果ないし利点を得ることができる。
(1)一般走行時においては、運転者のアクセル操作に
応じてエンジン出力をQMな状態に制御することができ
、一方、積雪路あるいは凍結路等の非常に滑り易い路面
を走行する場合には、運転者が頻繁なアクセル操作を行
なう必要がなく、駆動輪空転動作を容易に防止すること
が可能となる。
(2)出力低減手段として、スロットル弁の開度を$制
御する手段が用いられているので、エンジンや触媒に対
する悪影響がない。
(3)エンジン発生トルク変励が小さくなる。
また、本発明の第2番目のスロットル弁制御式車両用駆
動力制御装置によれば、駆動輪の空転率に応じてエンジ
ン制御nfiに対する出力低減用補正量を決定し、この
出力低減用補正量とエンジン制tfll量とに基づきエ
ンジン出力を吸気量および燃料■または点火時期により
低減制御するように構成されているので、第1番目の発
明の効果ないし利点に加えて、次のような効果ないし利
点を得ることができる。
(1)出力低減手段を燃料・点火時期制御のみで実施す
るよりも、これらの一方または両方とスロワ1ヘル制御
とを併用することで、燃料・点火時期制御の期間が圧倒
的に理くなり、エンジンや触媒の保護の点で有利となる
(2)エンジン発生トルク変動がきわめて小さくなる。
【図面の簡単な説明】
第1〜16図は本発明の一実施例としてのスロツ1−ル
弁制御両用両用駆動力制御装置を示ずもので、第1[]
(n)は本発明のクレームに対応したブロック図、第1
図(b)はその主要構成を示すブロック図、第2図はそ
の全体構成を示す模式図、第3図はそのエンジンとの関
連で全体構成を示す模式図、第4図はその燃焼室との関
連で要部JR成を示す構成図、第5図はその点火時期制
御手段における点火時期制御回路を示すブロック構成図
、第6図はその駆動輪回転率演算手段における駆動輪空
転率演算回路を示すブロック構成図、第7図はその駆動
輪の空転率に応じた点火時期補正値決定を示す論理回路
図、第8図はそめ燃料噴射量制御手段における燃料噴射
制御回路を示す回路図、第9図はそのQ3(!!点火時
期設定動作を示すフローチャート、第10図はそのイグ
ニッションコイル通′:r:、開始基準信号01発生時
の通電開始割込み動作を示すフローチャー1・、第11
図はその点火時期基準信号02発生時の点火時期割込み
動作を示すフローチャート、第12図(u)〜(C)は
いずれも燃料噴射制御回路によるエンジン制御動作を示
すフローチャート、第13図はその目標スロットル開度
決定動作を示すフローチャート、第14図はそのエンジ
ン回転数と目標トルクとの関係を示すグラフ、第15図
(a)〜(c)はそれぞれそのエンジン出力低減動作を
示すグラフ、第16図はそのエンジン出力低減動作の分
布を示すグラフであり、第17〜21図は本発明の実施
例における点火時期補正手段の変形例を示すもので、第
17〜21図はその論理回路をいずれも第7図に対応さ
せて示す論理回路図である。 1・・自動車、2・・エンジン、3・・車輪、3a、3
b・・前輪(駆動輪)、3c、3d・・後輪(被駆動%
4)、4・・燃焼室、5・・エアクリーナ、6・・吸気
通路、6u・・下流側吸気通路部分、6b・・下流側吸
気通路部分、7・・サージタンク、8・・スロットル弁
、9.10・・軸、11・・プーリ機構、12・・スロ
ットル弁用アクチュエータとしての電動モータ、13・
・コントロールユニツ!・、13a・・モータコントロ
ールコンピュータ、131+・・燃料・点火時期コント
ロールコンピュータ、 13c・・変速機コントロールコンピュータ、13d・
・車輪・エンジン出力コントロールコンピュータ、14
・・モータポジションセンナ、15・・吸入空気量セン
サとしてのエアフローメータ、15a・・コンベンセー
ションプレート(フラップ)、15b・・ポテンショメ
ータ、16・・カルマン渦式エアフローセンサ、17・
・吸気温度センサ、18・・吸気ボート、1つ・・燃料
噴射弁(インジェクタ)、20・・排気通路、20a・
・エキゾーストマニホールド、21・・o2センサ、2
2・・点火プラグ、23・・ディストリビュータ、23
a・・ロータ軸、24・・イグニッションコイル、25
・・パワートランジスタ、26・・バッテリ、27・・
自動変速機、28・・アクセルポジションセンサ、28
′ ・・アクセル全閉スイッチ、28a・・アクセルペ
ダル、2つ・・水温センサ(冷却水温センナ)、30・
・車速センサ、31・・大気圧センサ、32・・バラブ
リ電圧センサ、33・・クランキングセンサ、34・・
エアコンスイッチ、35・・セレクトスイッチ、36・
・セレクトレバー、37a、37L+・・エンジン回転
角センサ、37A、37B・・突起列、38・・クロッ
ク、39・・クランク位相センサ、39m・・突起、3
91+・・ピックアップ、40・・ピストン、41・・
クランクシャフト、42a〜42tl・・車連速センサ
、43・・インヒビタスイッチ、44・・加速度センサ
、45・・ブレーキペダル踏込センサ、46・・ブレー
キL’1tR147・・エンジン出力側fitユ決定手
段、48・・目標加速度設定手段、49・・加速度検出
手段、50・・出力トルク検出手段、51・・非スリッ
プ時目標トルク演算手段、52・・係数設定手段、53
・・スロットル開度設定手段、54・・駆動回路、55
・・エンジン制御手段、56・・給気管内圧センサ、5
7・・ノッキングセンサ、59・・記憶手段、61:・
スリップ時目標トルク演算手段、62・切換手段、63
a、63b・・演算回路、64・・基型速度設定手段、
G 5a、65b・・比較手段、66・・時間幅設定手
段、67a、67b・・出力低減指令出力手段、68・
・アンド回路、68a・・ノット回路、70・・点火時
期制御回路、71・・CPU、72.73・・波形整形
回路、74・・フリーランニングカウンタ、75・・駆
動輪空転率演算回路、76・・パスライン、77・・R
AM、78・・n OM、79・・レジスタA、80・
・レジスタD、81・・第1の比’I’23.82・・
第2の比較器、83・・フリップフロップ、84・・C
)’U、85・・パスライン、86・・No1カウンタ
、87・・NO2カウンタ、88 ・−ROM。 89・・n A M、90・・f&輪連速演算回路91
・・D/A変換器、92・・燃料噴射量制御回路、93
・・パイライン、94・・CPU、95・・フリーラン
ニングカウンタ、96・・ ROM、97・・RA M、98・・レジスタX、9つ
・・比較器、100・・フリップフロップ、101・・
ソレノイド、102・・スイッチングトランジスタ、1
04・・B指令により指定された出力低減率決定手段、
Ml・・吸気流量制御手段、MIA・・スロットル弁に
よるエンジン出力低減手段、Mi・・吸気流量低減手段
、M2・・燃料噴射量制御手段、MIA・・気筒別燃料
カット手段、M3・・空燃比制御手段、MIA・・リー
ン化手段、M、・・点火時期制御回路、M4A・・遅角
制御手段、M、・・ブレーキi+1113′l1手段、
Ml・自動変速制御手段、M、A・・駆動輪空転率検出
手段、MOB・・駆動輪空転率演算手段、MA・・エン
ジン出力低減手段、Sl・・吸気系、Sl・・燃料噴射
系、S、・・排気系、S4・・点火系、Ss・・制御系
、S、・・検出系。 代理人 弁理士 飯 沼 義 彦 第3図 第4図 第9図 第10図    第11図 −ロ軛二坂へ 。 ト 手続補正書 昭和63年 4月21υ 特許庁長官 小 川  邦 夫 殿 1 事件の表示 昭和62年 特許願 第24187号 2 発明の名称 車両用駆動力制御装置 3  ft1正をする者 事件との関係 出願人 郵便番号   108 住所     東京都港区芝五丁目33番8号名称(6
28)   三菱自動車工業株式会社4代理人 郵便番号   160 住所     東京都新宿区南元町5番地3号5 補正
命令の日付 6 補正の対象 本願の発明の名称ならびに明細書の発明の名称の欄、特
許請求の範囲の欄1発明の詳細な説明の欄および図面の
簡単な説明の欄。 7 補正の内容 (1)本願の発明の名称を次のとおり補正する。 旧名称:スロットル弁制御式車両用駆動力制御装置新名
称:車両用駆動力制御装置 (2、特許請求の範囲を別紙のとおり補正する。 (3)明細書第3頁末行に記載された「スロットル弁制
御式」を削除する。 (4)明細書第6頁第5〜6行に記載された「スロット
ル弁制御式」を削除する。 (S)明細書第6頁第9〜10行に記載された「第1番
目のスロットル弁制御式」を削除する。 (6)明細書第6頁第10行から第7頁第10行までに
記載された「車両に搭載・・・ことを特徴と」を、次の
とおり補正する。 [車両に搭載され同車両を走行せしめる動力を発生する
エンジンと、同エンジンの吸気通路に介装されたスロッ
トル弁と、上記車両の駆動輪の空転率を検出する駆動輪
空転率検出手段と、開部動輪空転率検出手段により空転
開始が検出されると第1の指令を発生し、かつ空転が任
意の値まで減少すると第2の指令を発生してエンジン出
力低減量を決定するエンジン出力低減量決定手段と、上
記車両の運転状態に応じてエンジン出力を制御すると共
に、上記エンジン出力低減量決定手段からの第1指令に
応じて燃料制御または点火時期制御を行ない第2rfI
令に応じて上記スロットル弁の開度を制御するエンジン
制御手段とを有することを特徴と」(7)明細書第7頁
第11行から第8頁第16行までに記載された「さらに
本発明の・・・特徴としている。」を削除する。 (8)明細書第8頁第18行に記載された[第1番目の
スロットル弁制御式」を削除する。 (9)明細書第9頁第8〜15行に記載された「本発明
の・・・行なわれる。」を削除する。 (10)明細書第9頁第19行に記載された「スロット
ル弁制御式」を削除する。 (11)明細書第41頁第12行に記載された「スロッ
トル弁制御式」を削除する。 (12)明細書第3頁末行に記載された「補正時間」を
、「補正時期」に補正する。 に3)明細書第3頁末行に記載された[レジスタX98
人力にさせる。」を、「レジスタX98に入力させる。 」に補正する。 (目)明細書第65頁第19〜20行に記載された「第
1番目のスロットル弁制御式」を削除する。 (15)明細書第66頁第17行から第67頁第12行
までに記載された「また、本発明・・・小さくなる。」
を削除する。 (16)明細書第67頁第14〜15行に記載された「
スロットル弁制御式」を削除する。 8 添付書類の目録 特許請求の範囲を記載した書面     1通(別  
紙) 2、特許請求の範囲

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両に搭載された同車両を走行せしめるための動
    力を発生するエンジンと、同エンジンの出力を調整すべ
    く同エンジンの吸気通路に介装されたスロットル弁と、
    同スロットル弁を駆動してその開度を調整するアクチュ
    エータとをそなえ、上記エンジンの出力を調整するため
    の人為的操作部材の操作量を検出する操作量検出手段と
    、同操作量検出手段の検出結果が入力され上記人為的操
    作部材の操作量に応じたエンジン制御量を決定するエン
    ジン出力制御量決定手段とが設けられるとともに、上記
    車両の駆動輪の空転率を検出する駆動輪空転率検出手段
    と、同駆動輪空転率検出手段により算出された上記駆動
    輪の空転率に応じ基準のエンジン制御量に対する出力低
    減用補正量を決定するエンジン出力低減量決定手段と、
    同エンジン出力低減量決定手段により得られる出力低減
    用補正量と上記エンジン出力制御量決定手段からのエン
    ジン制御量とに基づきエンジン出力を低減制御すべく上
    記アクチュエータへ制御信号を出力するエンジン制御手
    段とが設けられたことを特徴とする、スロットル弁制御
    式車両用駆動力制御装置。
  2. (2)車両に搭載された同車両を走行せしめるための動
    力を発生するエンジンと、同エンジンの出力を調整すべ
    く同エンジンの吸気通路に介装されたスロットル弁と、
    同スロットル弁を駆動してその開度を調整するアクチュ
    エータとをそなえ、上記エンジンの出力を調整するため
    の人為的操作部材の操作量を検出する操作量検出手段と
    、同操作量検出手段の検出結果が入力され上記人為的操
    作部材の操作量に応じたエンジン制御量を決定するエン
    ジン出力制御量決定手段と、上記エンジンへ供給される
    燃料を制御する燃料制御手段と、上記エンジンの燃焼室
    内の点火時期を制御する点火時期制御手段とが設けられ
    るとともに、上記車両の駆動輪の空転率を検出する駆動
    輪空転率検出手段と、同駆動輪空転率検出手段により算
    出された上記駆動輪の空転率に応じ基準のエンジン制御
    量に対する出力低減用補正量を決定するエンジン出力低
    減量決定手段と、同エンジン出力低減量決定手段により
    得られる出力低減用補正量と上記エンジン出力制御量決
    定手段からのエンジン制御量とに基づきエンジン出力を
    低減制御すべく上記アクチュエータと上記燃料制御手段
    または上記点火時期制御手段とへ制御信号を出力するエ
    ンジン制御手段とが設けられたことを特徴とする、スロ
    ットル弁制御式車両用駆動力制御装置。
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