JPS63190Y2 - - Google Patents

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JPS63190Y2
JPS63190Y2 JP1981157561U JP15756181U JPS63190Y2 JP S63190 Y2 JPS63190 Y2 JP S63190Y2 JP 1981157561 U JP1981157561 U JP 1981157561U JP 15756181 U JP15756181 U JP 15756181U JP S63190 Y2 JPS63190 Y2 JP S63190Y2
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heat
sensitive
heater
hot water
water storage
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JP1981157561U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電気ポツトの温度制御装置に関す
る。
従来の電気ポツトは、例えば実開昭55−177336
号公報に開示されているように、ヒータによつて
加熱される貯湯容器内の温度制御を行うのに、貯
湯容器の外面にサーモスタツトや感温素子などの
感温部材を取付け、それら感温部材の感温作動に
基づいてヒータへの通電を制御し、貯湯温度を一
定の範囲に保つようにしている。
しかるに、前記感温部材は、貯湯容器の凹部内
にあるといえども外部空間に露呈していて外気温
の影響を受け易いため、正確な温度制御はなされ
難い。また湯は、例えば乳児用ミルクを解く程度
の低温からコーヒーをたてる等に適した高温ま
で、用途に応じて様々な範囲の温度が要求されて
いるが、これに応え得ない。
この考案は、前記のような欠点を解消すると共
に、構造が簡単で使用に便利な電気ポツトを提供
することを目的とするものであり、ヒータにより
加熱される貯湯容器に、その外面に受入口が開口
し、かつ同容器内に位置する感熱筒を設ける一
方、前記感熱筒に嵌入する感熱棒を備えてこの感
熱棒による感熱を基に設定温度を保つようにヒー
タを制御すると共に、設定温度を調節する調節手
段と、前記ヒータに接続される端子とを設けた感
熱制御器を組合せ備え、感熱制御器はその感熱棒
を前記貯湯容器の感熱筒に対して着脱自在に嵌入
して、内容液温度を感知すると共に、前記感熱棒
の嵌入時、前記端子が前記ヒータに接続するよう
にしたことを特徴とするものである。
第1図から第3図に示される実施例について説
明すれば、1は貯湯容器であつて、底部外周にヒ
ータ2が巻着されると共に、外装ケース3内に収
容されている。外装ケース3は、その上端に別体
の容器口4が固着され、容器口4の中央口5が貯
湯容器1の口部1aと、パツキング6を介し気密
的に接続されている。容器口4の上部には蓋体7
が設けられ、容器口4後部へ枢着8して開閉自在
とされている。蓋体7には、手動ベローズポンプ
9と同ポンプ9を押圧操作する押圧板29とが設
けられるのに対し、貯湯容器口部1aに着脱自在
な中蓋10が装着され、この中蓋10には、前記
ポンプ9の吐出口9aと貯湯容器1内に連通させ
る給気口11、およびポンプ9からの給気による
加圧で押し出されようとする内容液を外部へ案内
する注出路12を持つた栓体13が固着されてい
る。14は蓋体7に枢支されたロツクレバーであ
つて、ばね15の付勢により容器口4側の係止部
16に係合して蓋7を閉じ状態に係止し、吐出口
9aと給気口11との接続状態を保つ。17は外
装ケース3下端へ装着された底盤である。
前記貯湯容器1には、その外周面に受入口18
aが開口し、かつ容器1内底部へ底1bから離れ
て横向きに突出するよう溶接された感熱筒18が
設けられている。18bは感熱筒18の内孔であ
る。一方、外装ケース3の一側には、前記感熱筒
18と対向する位置に、給電接続口19が無理嵌
めして設けられている。この接続口19内には、
一対の電源接続雄端子20,20と、それら両端
子20間に位置し、ヒータ2一部の透孔21を介
して前記感熱筒18の内孔18bに通じる透孔2
2とが設けられている。前記両端子20はヒータ
2に結線されている。
前記給電接続口19には、その両端子20に接
続する各雌端子23と、前記感熱筒18に嵌入す
る感熱棒24、および温度調節ダイヤル25を持
つた感熱制御器26が着脱自在に装着され、感熱
制御器26は、感熱棒24による感熱を基に、前
記温度調節ダイヤル25による設定温度を保つよ
うヒータ2への給電を制御する制御回路(図示せ
ず)が内蔵されている。この制御回路は既に知ら
れたものを採用できるから、ここでは説明を省略
するが、衛生上等から内容液を一旦沸騰させた
後、所望温度に保温することが望しく、湯沸し専
用のヒータを保温ヒータとは別に設けておき、ダ
イヤル25により100℃(沸騰)を設定するかど
うかで両ヒータを選択利用するようにすれば便利
であるし、100℃を含む各設定温度に達したとき
消灯し、それまでは電源投入と同時に点灯し続け
る表示ランプ27を設けておけば、前記沸騰後所
望の保温温度に切換える時期を知り得る。
但し、沸騰後、設定温度にまで降温しさらに昇
温が必要な下限温度に達する間、前記表示ランプ
27は消灯し続けるので、所望温度に設定した後
は表示ランプ27が再度点灯するのを待つて、内
容液を利用しないと、思つた温度より高い場合が
ある。この不便を解消するために温度計を備えて
もよい。なお、28は感熱制御器26の電源コー
ドであり、先端に電源との接続用プラグ(図示せ
ず)が設けられる。29は底盤17と貯湯容器1
との連結金具であつて、容器1に対して溶接さ
れ、底盤17とはビス止め(図示せず)される。
30はハンドルである。
感熱制御器26は給電接続口19へ挿入する
と、第1図、第2図に示されるように、感熱棒2
4が透孔21,22を通じ感熱筒18へ嵌入され
ると共に、雌端子23が雄端子20に接続され
る。この状態で電源コード28をその先端のプラ
グにより電源に接続し、ダイヤル25を、指標を
兼用している前記表示ランプ27にOFF表示部
が対向する位置から、所望温度目盛31が対向す
る位置へ回動させると、端子20,23を通じて
ヒータ2への給電が開始される。これによりヒー
タ2は発熱されて貯湯容器1内の内容液を加熱す
る。感熱棒24は、内容液中に突出した感熱筒1
8を介し内容液温度を外気温の影響なく感知し、
感熱制御器26はその正確な感熱情報のもとに、
内容液を設定温度にまで昇温した後、その設定温
度を保つようヒータ2を制御する(前述のように
一旦沸騰させておくこともできる)。もつとも、
外部熱源により予め加熱した湯を入れて保温する
こともできる。感熱棒24は、空炊き状態での異
常昇温をも、容器1を介し確実に感知でき、感熱
制御器26はそのような異常昇温感知情報に基づ
き、ヒータ2への給電を停止するようにしてあ
る。
なお、ヒータ2から感熱棒24への直接的熱影
響の心配があれば、それらの間に断熱ブツシユを
介装し、ヒータ2の透孔21の内周や感熱棒24
外周の必要な範囲に装着しておけばよく、種々の
対策が考えられる。前記感熱筒18は、第4図に
示されるように、受入口18a部に外フランジ1
8cを設けて容器1に溶接すれば、強固に取付け
得る。
第5図は、感熱筒18を、貯湯容器1の底部内
へ底1bより上向きに突出させ、感熱制御器26
は底盤17に形成された給電接続口19へ底盤1
7の下面側から着脱するようにしてある。尚、図
示は省略したが、給電接続口19におけるヒータ
2の端子や、感熱制御器26において前記端子に
接続される端子は、前記実施例と略同様に設けら
れている。この実施例の場合、容器1内を掃除す
るのに、感熱筒18によつて死角になる部分がな
いので作業し易く、長期に亘つて清潔に保ち易
い。また、感熱棒24は、ヒータ2から充分離れ
た位置で感温し得るから、ヒータ2との間に断熱
材を介装することなく、ヒータ2からの直接的熱
影響を防止し得る。
仮想線で示されるように、感熱制御器26を先
端部26aと本体部26bとに分離し、必要な電
気的接続部を持つた着脱自在な接続部26cを設
けて、本体部26bを横方向に着脱できるように
することもできる。その場合、接続部26cは、
感熱棒24と本体部26bとを接続する感熱接続
部、およびヒータ2と電源側とを接続する電源接
続部の両方を備えているのは勿論である。
第6図、第7図は、貯湯容器1の底1b内面に
縁部32aを溶接されて容器1内に突出する逆樋
状感熱筒32を設けて、容器底1b一部の筒兼用
壁1cとの間で、容器1外周面に受入口18aを
開口する内孔18bが形成されている。また、図
示は省略したが、給電接続口19におけるヒータ
2の端子や、感熱制御器26において前記端子に
接続される端子は、前記実施例と略同様に設けら
れている。この実施例では、感熱筒32の容器1
内への突出が、容器1内の掃除の邪魔になること
はほとんどなく、実施例中最も掃除し易い形態で
ある。その反面、内孔18bの一部が、容器底1
bの筒兼用壁1cによつて形成される結果、若干
ではあるが外気温の影響を感熱棒24に対し及ぼ
す嫌いがある。このような嫌いは、図のように感
熱棒24と筒兼用壁1cとの接触面積が小さくな
るようにすれば幾分緩和されるし、筒兼用壁1c
の内面に断熱材を貼着しておくとよい。もつと
も、感熱棒24は、それが密着する感熱筒32の
容器1内への突出によつて、内容液の温度の方が
格段に感知し易く、容器底1bにも内容液温度が
伝わるから、前記外気温の影響は無視できる程度
である。33はヒータ2の感熱棒24に対する逃
げ部となる切欠部である。
この考案によれば、感熱制御器の温度調節によ
り様々な温度範囲の湯を自由に得ることができる
し、感熱筒に嵌入した感熱棒は、貯湯容器内に位
置して内容液の温度を周囲から伝導されると共
に、前記感熱筒に包まれて外気温の影響が少ない
ので、正確な内容液温度を感知することができ
る。
また感熱制御器は給電用の端子、感熱棒、温度
調節手段を通電制御部に集約装備したコンパクト
なもので、温度制御範囲の広い電気ポツトをその
本体自体は勿論、感熱制御器装着状態でも大形化
することなく得ることができる。
しかも感熱制御器は感熱棒を感熱筒に嵌入する
ことで電気ポツト本体に装着することができると
同時に電源を接続することもできるので、単純な
取扱いによつて使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例を示す要部を断面して見た電
気ポツトの側面図、第2図は要部の横断平面図、
第3図はヒータの一部斜面図、第4図は変形例の
一部断面図、第5図は他の実施例の要部断面図、
第6図は別の実施例の要部断面図、第7図は向き
を90゜変えた要部断面図である。 1……貯湯容器、1b……底、1c……筒兼用
壁、2……ヒータ、3……外装ケース、18,3
2……感熱筒、18a……受入口、18b……内
孔、19……給電接続口、20,23……端子、
24……感熱棒、25……温度調節ダイヤル(調
節手段)、26……感熱制御器、28……電源コ
ード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ヒータにより加熱される貯湯容器に、その外
    面に受入口が開口し、かつ同容器内に位置する
    感熱筒を設ける一方、 前記感熱筒に嵌入する感熱棒を備えてこの感
    熱棒による感熱を基に設定温度を保つようヒー
    タを制御すると共に、設定温度を調節する調節
    手段と、前記ヒータに接続される端子とを設け
    た感熱制御器を組合せ備え、 感熱制御器はその感熱棒を前記貯湯容器の感
    熱筒に対して着脱自在に嵌入して、内容液温度
    を感知すると共に、前記感熱棒の嵌入時、前記
    端子が前記ヒータに接続するようにしたことを
    特徴とする電気ポツト。 (2) 感熱筒は、貯湯容器外周から同容器内へ横向
    きに形成されている実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の電気ポツト。 (3) 感熱筒は、貯湯容器外底面から上向きに形成
    されている実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の電気ポツト。 (4) 感熱制御器は、貯湯容器を収容した外装ケー
    スの受電接続口に対し着脱自在に装着するよう
    にされている実用新案登録請求の範囲第1項か
    ら第3項までの何れかに記載の電気ポツト。
JP15756181U 1981-10-21 1981-10-21 電気ポット Granted JPS5861130U (ja)

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JPS5861130U JPS5861130U (ja) 1983-04-25
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60116317A (ja) * 1983-11-29 1985-06-22 東芝ホームテクノ株式会社 電気ポット
JPS60253417A (ja) * 1984-05-30 1985-12-14 東芝ホームテクノ株式会社 沸騰形電気ポツト

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JPS4328143Y1 (ja) * 1966-11-24 1968-11-20

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JPS5845626Y2 (ja) * 1977-12-08 1983-10-17 松下電器産業株式会社 飲用液瞬間加温器
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