JPH0354657Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0354657Y2
JPH0354657Y2 JP1985085010U JP8501085U JPH0354657Y2 JP H0354657 Y2 JPH0354657 Y2 JP H0354657Y2 JP 1985085010 U JP1985085010 U JP 1985085010U JP 8501085 U JP8501085 U JP 8501085U JP H0354657 Y2 JPH0354657 Y2 JP H0354657Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
temperature
temperature controller
water
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985085010U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61201626U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985085010U priority Critical patent/JPH0354657Y2/ja
Publication of JPS61201626U publication Critical patent/JPS61201626U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0354657Y2 publication Critical patent/JPH0354657Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Cookers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は収容液体を加熱、保温する電気湯沸し
器に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の電気湯沸し器における温度調節
器の取付けは、第4図のような構造になつてい
た。すなわち、容器1の外側面下部に平面部2を
設け、この平面部2に爪部3を有するサーモ取付
金具4をスポツト溶接等により設置し、このサー
モ取付金具4に配設された温度調節器5のフラン
ジ部6を押さえばね7の中央穴周縁部で押さえ、
かつこの押さえばね7の引掛け穴8を前記サーモ
取付金具4の爪部3に引掛けて取付けていた。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来の構成では、サ
ーモ取付金具4を取付けるために、容器1の外側
面に温度調節器5の受感面積以上に平面部2を設
けなければならず、また水量が少なくても、正確
に湯温を制御し、不必要な温度調節器5のON,
OFFを防ぐため、温度調節器5はできるだけ容
器1の下部に持つてくることが必要であるが、前
記した理由により、取付位置が制限され、また加
工面でも問題の多いものであつた。さらにサーモ
取付金具4という部品が1部品多く必要であり、
しかもこのサーモ取付金具4は溶接する必要があ
る等、コストの面でも大きな問題となつていた。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
湯温の制御が正確に行え、かつ加工面でも作りや
すく、コスト的にも安価な電気湯沸し器を提供す
ることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案は、外装体
内に、有底筒状で底面に突出させた伝熱面を有す
る容器を装備し、この容器の底面裏側に発熱体部
を装着し、かつ前記容器の底面を遮熱板で覆い、
この遮熱板の平面部で前記容器の底面に設けた温
度制御器を保持すると共に、外周縁部で前記容器
側面に設けた温度調節器を押圧保持したものであ
る。
作 用 この構成によれば、遮熱板の平面部で温度制御
器を保持し、かつ外周縁部で温度調節器を押圧保
持できるので取り付けるために特別な部品を必要
としない。
実施例 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。第1図〜第2図において、11は筒状
の外装体で、外装体11の上端開口部には注口1
2を固定し、かつ下端には底板13を一体に装着
している。14は注口12に開閉自在に取付けら
れた上蓋で、この上蓋14は背部15を支点と
し、前面嘴部16の両側面に設けたロツク摘み1
7により開閉自在に構成されている。18は外装
体11内に装備された有底筒状の容器で、この容
器18は上端にフランジ部19を有し、容器パツ
キング20を介して注口12に支持されている。
21は容器18の上面に載置された蓋体で、こ
の蓋体21は中央部に蒸気を排出する排出口22
と、転倒流出弁23を内蔵した弁室24を有して
いる。また蓋体21の下面には、ステンレス鋼板
等で形成された遮蔽板25がネジ等で固定されて
おり、かつ遮蔽板25の底部にはL字状通路を有
する通気孔26を設けている。27は容器18の
上方部に設けられ、かつ蒸気検知素子28を取付
ける取付筒で、この取付筒27は前記通気孔26
と連通状態に構成されている。また蒸気検知素子
28には、手動復帰式のサーモスイツチが用いら
れ、操作レバー29によりセツトする。
また前記容器18の底面は内方に突出させた伝
熱面18aを有し、かつ容器18の底面裏側に
は、マイカ等の絶縁板で絶縁され、かつアルミニ
ウム板等を介して一体に装着した主ヒーター3
0、保温用ヒーター31よりなる発熱体部32を
装着している。33は容器18の下部外面を覆う
遮熱板で、温度制御器である保安用サーモスタツ
ト34が容器18底面裏側のほぼ中央にくるよう
に遮熱板33に取付けたバネ(図示せず)により
押圧保持されている。
35は別の温度制御器である保温用ヒーター3
1を制御するサーマルリードスイツチ、36は温
度ヒユーズで、この温度ヒユーズ36は押さえば
ね37により容器18の底面に押圧保持されてい
る。38は遮熱板33の外縁の一部を延長させて
形成された温度調節器取付部で、この取付部38
は両端部をL状に曲げ、先端近くに突起部39を
設けている。一方、容器18の側面には、温度調
節器40の受感面となる平面部41が設けられて
いる。また前記温度調節器40のフランジ部40
aをサーモバネ42の中央穴部周縁部42aで押
さえつけるように、サーモバネ42をセツトし、
前記平面部41に温度調節器40の受感面がくる
ようにセツトし、サーモバネ42の2ケ所の穴4
2bを前記突起部39に入れることにより、前
記、温度調節器40は前記平面部41に押圧保持
される。
電気回路は第3図に示すように構成されてお
り、温度調節器40と蒸気検知素子28は並列回
路をなし、かつこれらは主ヒーター30と、保安
用サーモスタツト34に直列に接続されている。
上記構成において、容器18に水を入れた後、
蒸気検知素子28をONにセツトして通電を開始
すると、主ヒーター30、保温用ヒーター31に
給電される。これにより容器18内の水が加熱さ
れて水温が沸点に達すると、蒸気が大量に発生
し、この蒸気が取付筒27内に侵入して蒸気検知
素子28を昇温させ、OFF作動させる。これに
より主ヒーター30への給電が断たれる。また蒸
気検知素子28をONにセツトせずに通電を開始
すると、温度調節器40が水温を検知して95℃前
後の湯温になつたとき、主ヒーター30への通電
を断つことにより湯沸しが行なわれる。また温度
調節器32は、水を給水して湯温が下がつた時、
自動的にONになり主ヒーター30への通電を開
始する。主ヒーター30がOFFした後は、サー
マルリードスイツチ35により約95℃の水温に維
持される。
考案の効果 上記実施例から明らかなように、本考案の電気
湯沸器は、温度調節器を取付けるために特別な部
品を必要とせず、現行部品の加工の中で可能とな
るため、正確な湯温制御が可能なことはいうまで
もなく、加工度の低減、部品数の低減により大巾
なコストダウンができ、より安価に提供すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電気湯沸し器
の要部分解斜視図、第2図は同湯沸し器の縦断面
図、第3図は同湯沸し器の電気回路図、第4図は
従来の電気湯沸し器の要部分解斜視図である。 11……外装体、18……容器、32……発熱
体部、33……遮熱板、40……温度調節器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外装体内に有底筒状で底面に突出させた伝熱面
    を有する容器を装備し、この容器の底面裏側に発
    熱体部を装着し、かつ前記容器の底面を遮熱板で
    覆い、この遮熱板の平面部で前記容器の底面に設
    けた温度制御器を保持すると共に、外周縁部で前
    記容器側面に設けた温度調節器を押圧、保持して
    なる電気湯沸し器。
JP1985085010U 1985-06-05 1985-06-05 Expired JPH0354657Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985085010U JPH0354657Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985085010U JPH0354657Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61201626U JPS61201626U (ja) 1986-12-17
JPH0354657Y2 true JPH0354657Y2 (ja) 1991-12-03

Family

ID=30635013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985085010U Expired JPH0354657Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0354657Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5533129U (ja) * 1978-08-23 1980-03-03
JPS5660412U (ja) * 1979-10-18 1981-05-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61201626U (ja) 1986-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0354657Y2 (ja)
JPS5830012Y2 (ja) 電気湯沸器
JPS5856606Y2 (ja) 保温器
JPH0317123Y2 (ja)
JPS6329458Y2 (ja)
CN208463682U (zh) 开关组件和电水壶
JPS6028334Y2 (ja) 保温式炊飯器
JPS60106416A (ja) 湯沸し器
JPH0128723Y2 (ja)
JPS624259Y2 (ja)
JPS6336967Y2 (ja)
JPS64802Y2 (ja)
JPH0423447Y2 (ja)
JPS6335721Y2 (ja)
JPS6223409Y2 (ja)
JPS60174117A (ja) 湯沸し器
JPS5920814Y2 (ja) 炊飯器
JPH0111141Y2 (ja)
JPS5833482Y2 (ja) 電気温水器
JPS6142499Y2 (ja)
JPS6231059Y2 (ja)
JPS5823307Y2 (ja) 加熱式保温ポツトに於ける温度制御装置
JPS5856588Y2 (ja) 電気炊飯器
JPS6334727B2 (ja)
JPH031817A (ja) 炊飯器