JPS5830012Y2 - 電気湯沸器 - Google Patents

電気湯沸器

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Publication number
JPS5830012Y2
JPS5830012Y2 JP4371580U JP4371580U JPS5830012Y2 JP S5830012 Y2 JPS5830012 Y2 JP S5830012Y2 JP 4371580 U JP4371580 U JP 4371580U JP 4371580 U JP4371580 U JP 4371580U JP S5830012 Y2 JPS5830012 Y2 JP S5830012Y2
Authority
JP
Japan
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temperature
heating element
main
auxiliary
temperature regulator
Prior art date
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Expired
Application number
JP4371580U
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English (en)
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JPS56145446U (ja
Inventor
健治 岡村
勝郎 岡田
司一 山中
馨 前川
貴文 米良
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は有底筒状容器内へ入れた水を加熱し、その後一
定温度に保温する加熱保温型の電気湯沸器に関するもの
で、容器内の水の加熱温度、保温温度を高精度に制御で
きる電気湯沸器を提供しようとするものである。
従来のこの種の電気湯沸器は第5図に示すように、アル
ミ製の有底筒状容器31の外周下部に主発熱体32と補
助発熱体33を巻きつけ、この主・補助発熱体32.3
3の上部に温度調節器34を装着し、そして第6図に示
すように主発熱体32と温度調節器34を直列に接続し
、これと並列に補助発熱体33を接続したものであった
この従来の電気湯沸器は加熱して温度調節器34が作動
すると、その後は補助発熱体33の加熱のみで湯温を維
持しようとするものであるが、室温の変化や、水量の変
化によって湯温が変化する欠点を有していた。
また、従来の他の電気湯沸器は第7図に示すように、有
底筒状容器41の外周下部に主発熱体42を巻きつけ、
容器41の底面に補助発熱体43を装着するとともに、
アルミ等の材料を凹凸状に形成した取付板44に主温度
調節器45、補助温度調節器46および温度ヒユーズ4
7を固着したものであった。
この従来の電気湯沸器は第8図に示すように、主発熱体
42と主温度調節器45を直列接続し、かつ補助発熱体
43と補助温度調節器46を直列接続し、これらを並列
に接続し、さらにこれらを温度ヒユーズ47を介して電
源に接続している。
この場合、主発熱体42および補助発熱体43と、主温
度調節器45および補助温度調節器46が離れているの
で、主温度調節器45および補助温度調節器46は主発
熱体42および補助発熱体43の温度を直接感知するこ
とができず、したがって主発熱体42および補助発熱体
43により加熱された水温の温度変化を感知して動作す
る。
しかも、熱質量のある取付板44を介して感知するので
、水温と感知温度に差があり、主温度調節器45、補助
温度調節器46の動作温度以上に水温が変化してしまう
という欠点を有していた。
本考案は上記従来の電気湯沸器の欠点を除去するもので
、以下、本考案の実施例について第1〜4図を参照して
説明する。
第1図〜第4図において、1はステンレス製の有底筒状
容器であり、底面の略中夫には内方へ突出する第1凹部
1aと、この第1凹部1aに近接して第2凹部1bが設
けられている。
2は第1取付板で、容器1の第1凹部1aの近傍に固着
されている。
3は面状の主発熱体であり、容器1の下部外周に巻装さ
れている。
4は補助発熱体であり、容器1の底面の第1凹部1aに
装着されている。
5は第1ばねで、第2取付板6に固着され、この第2取
付板6を第1取付板2に固着した時、補助発熱体4を容
器1の底面に押圧している。
また、第2取付板6の一部に舌片6aを設け、前記第2
凹部1bに装着した主温度調節器7を第2ばね8を介し
て容器1の底面に押圧している。
9は温度ヒユーズで、上方より補助温度調節器10を重
設し、第2取付板6に螺着した第3ばね11により容器
1の底面に押圧されている。
そして前記主温度調節器7および補助温度調節器10は
前記補助発熱体4の近傍で、かつ略等価感熱状態となる
位置に配設されている。
12は基板で、この基板12はコンデンサ13及び抵抗
14を装着し、かつ第2取付板6に螺着されている。
15は遮熱板で、主発熱体3の周囲に一定間隙をもって
配設されている。
16は断熱材で、容器1の上部外周に巻きつけられてい
る。
17は容器1の上部フランジを載置する段部を有する注
口で、上蓋18の一側を軸支して上蓋18を回動可能に
保持している。
19は中蓋で、この中蓋19は容器1の上部開口を覆い
、かつ着脱可能に載置されている。
20は容器1の底面と吐出口23を連結する導管で、途
中に開閉制御弁21を有している。
24はボデー、25は袴部で、この袴部25の下方には
裏板27を装着し、かつ第2取付板6と裏板27間を金
具26で連結している。
上記電気湯沸器の回路構成は第4図に示すように、主発
熱体3と主温度調節器7を直列に接続し、かつ補助発熱
体4と補助温度調節器10を直列に接続し、これらを並
列に接続している。
そしてこの並列接続体は温度ヒユーズ9を介して電源に
接続されている。
またコンデンサ13及び抵抗14は主温度調節器7と並
列に接続されている。
次に、上記構成における動作を説明する。
容器1内に水を投入して電気を通じると、主発熱体3の
上方の水は主発熱体3によって加熱され、主発熱体3よ
り下方の水は補助発熱体4によって加熱される。
加熱された水は上方が熱く、下方が冷たいので、主発熱
体3によっては主発熱体3下方の水が加熱されにくい。
このように加熱された水は、容器1上部の水が沸騰温度
になると、攪拌されて容器1の下部の水も急激に温度が
上昇する。
この時、主温度調節器7の受熱部および補助温度調節器
10の受熱部は補助発熱体4によって容器1上部の水温
に近似して温度上昇するように、補助発熱体4に近接し
て配置しているため、水温が同温度調節器7.10のO
FF動作温度に達すると、直ちに回路を遮断する。
この場合、補助温度調節器10のOFF動作温度は主温
度調節器7のOFF動作温度より高く設定しているので
、主温度調節器7がOFF動作する前に補助温度調節器
10がOFF して補助発熱体4への通電が先に停止さ
れることはない。
したがって湯沸し時の主温度調節器7のOFF動作は確
実に行われる。
そして時間の経過とともに湯が冷え、補助温度調節器1
0の復帰温度、例えば93℃に低下すると、補助発熱体
4に通電して再び加熱が行われる。
主温度調節器7は動作温度と復帰温度の差、つまりディ
ファレンシャル温度を補助温度調節器10より大きくと
っており、補助発熱体4の再加熱により受感温度が再度
上がるので、主温度調節器7が復帰して主発熱体3を加
熱することはない。
補助温度調節器10は補助発熱体4の近傍に設置しであ
るので、補助発熱体4の温度上昇により、受感部の温度
が上昇して動作温度に達し、通電を断つので、補助温度
調節器10の温度ディファレンシャルより水温の温度変
化が小さくなる。
また、主温度調節器7も補助発熱体4の近傍に設けてい
るため、当初、面発熱体3,4で加熱する時、主温度調
節器7の受感部温度も容器1の上部温度に近似して上昇
させておくことが可能であり、水が沸騰温度近くになっ
て攪拌現象が生じると、直ちに主温度調節器7の受感部
温度は動作温度に達し、主発熱体3への通電を停止させ
ることができる。
なお、主温度調節器7は89〜94℃で動作するもので
、補助温度調節器10の動作温度93〜98℃より動作
温度が低く設定されておす、シたがって補助温度調節器
10が開放し、主温度調節器7が閉成した状態となるこ
とはない。
しかも補助発熱体4は50W前後に設定されているので
、仮に水が沸騰しても極めて弱いものになるようになさ
れている。
これにより水温制御の精度が高められる。
以上のように本考案によれば、主発熱体への通電制御を
行う主温度調節器と、補助発熱体への通電制御を行う補
助温度調節器を前記補助発熱体の近傍で、かつ略等価感
熱位置に配設して、同温度調節器の受感部温度を水温に
近似させているため、水温との相関関係はほぼ一致して
おり、水量が変化しても両受感部との温度関係が変化す
ることはなく、シたがって水量が変化しても水温をほぼ
一定に制御できるものである。
また主温度調節器と補助温度調節器のOFF動作温度を
主温度調節器のOFF動作温度より高く設定しているた
め、主温度調節器がOFF動作する前に補助温度調節器
がOFF動作して補助発熱体への通電が先に停止される
というようなこともなくすることができ、その結果、常
に沸騰点近くの高温の湯を給湯できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電気湯沸器の外観斜視
図、第2図は同断面図、第3図は同要部の裏面分解斜視
図、第4図は同電気回路図、第5図は従来の電気湯沸器
の一部欠截断面図、第6図は同電気回路図、第7図は他
の従来例を示す電気湯沸器の一部斜視図、第8図は同電
気回路図である。 1・・・・・・容器、3・・・・・・主発熱体、4・・
・・・・補助発熱体、7・・・・・・主温度調節器、1
0・・・・・・補助温度調節器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 有底筒状の容器と、この容器の外周に巻装された主発熱
    体と、この主発熱体への通電制御を行う主温度調節器と
    、前記容器の底面に装着した補助発熱体と、この補助発
    熱体への通電制御を行う補助温度調節器とを備え、前記
    主温度調節器および補助温度調節器を前記補助発熱体の
    近傍で、かつ略等価感熱状態となる位置に配設するとと
    もに、前記補助温度調節器のOFF動作温度を主温度調
    節器のOFF動作温度より高く設定してなる電気湯沸器
JP4371580U 1980-03-31 1980-03-31 電気湯沸器 Expired JPS5830012Y2 (ja)

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JP4371580U JPS5830012Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31 電気湯沸器

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JP4371580U JPS5830012Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31 電気湯沸器

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JPS56145446U JPS56145446U (ja) 1981-11-02
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JPH0710244B2 (ja) * 1991-01-11 1995-02-08 象印マホービン株式会社 電気ポット

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JPS56145446U (ja) 1981-11-02

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