JP2850417B2 - 電気湯沸かし器 - Google Patents

電気湯沸かし器

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JP2850417B2 JP31473889A JP31473889A JP2850417B2 JP 2850417 B2 JP2850417 B2 JP 2850417B2 JP 31473889 A JP31473889 A JP 31473889A JP 31473889 A JP31473889 A JP 31473889A JP 2850417 B2 JP2850417 B2 JP 2850417B2
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秀治 畝木
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、水を加熱して湯を沸かし、一定温度で、保
温できるようにした電気湯沸かし器に関する。
従来の技術 従来この種の電気湯沸かし器は、第5図に示すよう
に、有底筒状の容器101の底面裏側に、湯沸かし用の比
較的大消費電力の第1の発熱体102と保温用の小消費電
力の第2の発熱体103を有し、湯沸し時には第1の発熱
体102に通電する。容器101内の液体の温度が一定になる
と、温度センサ104が検知し、制御回路105の働きにより
第1の発熱体102をOFFする。その後は、液体の温度を一
定に保つため、第2の発熱体103を温度センサ104と制御
回路105とで通電制御していた。
また、別の従来例の湯沸かし器では、前記第1の発熱
体および第2の発熱体を、容器の下部側面に装着してい
るものもあった。この場合の湯沸かし保温時の通電状態
は、前記のものと同様であった。
発明が解決しようとする課題 このような従来の電気湯沸かし器では、第1の発熱体
の消費電力は概略650〜700Wであり、この場合20℃程度
の水から沸騰に至るまでに、3で30分近くかかるため
に、早く沸かしたいと要望が多く、発熱体の消費電力ア
ップが検討されてきたが、家庭用に供給される電気湯沸
かし器においては、コンパクト性も要求されるため、発
熱体も必然的に小面積にならざるを得なくなっており、
ただ、発熱体をワットアップしただけでは耐久性能の低
下や、水を入れ忘れて通電したときの空焼きにより容器
のテンパーカラーが多くなる等、問題点が多いため実現
に至っていなかった。
また、発熱体を増備する場合、容器内の液量が、常に
満水状態にあるとは限らず、液量に対応する必要があ
り、さらに、沸騰時においては、高ワットでは、非常に
激しい沸騰状態となり、安全性の問題や、樹脂等の構成
部材の耐久性能低下の恐れ等の問題があった。
本発明は上記課題を解決するもので、面便な構成で短
時間での湯沸かしを実現することを第1の目的し、ま
た、水位検知手段との組合わせで液量に応じた通電を実
現し、空炊きを防止することを第2の目的とし、さら
に、低温から沸騰に至るまでは高ワットで通電して湯沸
かし時間を短縮し、かつ沸騰時は従来レベルのワット数
で激しい沸騰を防止することを第3の目的とするもので
ある。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、有底筒状で液体
を収容する容器の底面裏側には容器内の液体を加熱する
消費電力が大きい第1の発熱体と加熱された液体を保温
する消費電力が小さい第2の発熱体を装着し、前記容器
の側面下部には液体を加熱する第3の発熱体を装着し、
前記第3の発熱体より上方で前記容器と連通する水位管
を設けたことを第1の課題解決手段とし、さらに、容器
内に収容される液体の上面が第3の発熱体より上部にあ
るか下部にあるかを検出する液位検出手段と、前記液位
検出手段の信号を入力し第1の発熱体および第3の発熱
体の通電を制御する制御回路とを備え、前記制御回路は
液体の上面が第3の発熱体より上部にあれば第1の発熱
体および第3の発熱体に通電可能とし、下部にあれば第
3の発熱体には通電不可能としたことを第2の課題解決
手段とするものである。また、容器内に収容される液体
の温度を検知する温度センサと、前記温度センサの信号
を入力し第1の発熱体および第3の発熱体の通電を制御
する制御回路とを備え、前記制御回路に容器内の液温の
沸騰点近傍の低温側に設定値を設け、この設定値以下の
ときは、第1の発熱体および第3の発熱体に通電可能と
し、設定値以上のときは第3の発熱体には通電不可能と
したことを第3の課題解決手段としたものである。
作用 本発明は、上記した第1の課題解決手段により湯沸し
時に消費電力が大きい第1の発熱体および第3の発熱体
により容器内の液体を加熱して湯沸かし時刻のスピード
アップが可能となる。また、第2の課題解決手段によ
り、容器内の液量が多いときには第1の発熱体および第
3の発熱体によって加熱し、液量が少ないときは第1の
発熱体によって加熱して液量に応じた加熱ができるとと
もに、容器内の液体が、ない部分を発熱体が加熱する、
いわゆる空炊きを防止することができる。さらに、第3
図の課題解決手段によって、沸騰状態に至るまでは、第
1の発熱体および第3の発熱体で加熱し、沸騰時におい
ては第1の発熱体で加熱できる。したがって、激しい沸
騰を防ぎ、安全性および耐久性を保つ。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図から第4図にもとづ
いて説明する。
容器1はステンレス板等で形成され、この容器1の底
部裏面には、容器1内の液体を加熱する比較的消費電力
が大きい第1の発熱体2と、加熱された液体を保温す
る、消費電力が小さい第2の発熱体3とを一体に形成し
て装着している。一方、容器1の側面下部には、第1の
発熱体2より、少し消費電力の小さいバンド形の第3の
発熱体4が巻装されている。このときの各発熱体の消費
電力は、第1の発熱体2が約700W、第2の発熱体3が約
60W、第3の発熱体4が約500Wである。水位管5は容器
1内の液位を表示するもので、この水位管5の下方には
液位検出手段6が設けられている。この液位検出手段6
は、第4図のように発光素子7と受光素子8とよりな
り、前記水位管5内にフロート9を入れておき、このフ
ロート9が容器1内の液量とともに、上下する際、液量
が減少して液位検出手段6迄下がってくると、フロート
9が前記発光素子7と受光素子8の間に入りこんで発光
素子7からの光を、受光素子8が受けられなくなる。そ
の結果、液量検出手段6が液量の減少を検知して第3の
発熱体4への通電を止める。このとき、液量検出手段6
の位置は第3の発熱体4の上端部近傍に設けられてい
る。
温度センサ10は容器1内の液温を検知し、この温度セ
ンサ10および液位検出手段6の信号を制御回路11に入力
して第1の発熱体2、第2の発熱体3および第3の発熱
体4のON−OFF制御を行なう。
ボディ12は、容器1を覆うもので、このボディ12の上
部には注口13が載置されており、注口13上には、前記容
器1の上部開口部を開閉自在とする蓋体14が軸支されて
いる。ボディ12の前部には表示板15が設けられており、
この部分には外部より前記水位管5に表わされる。液量
を視認できる水位窓16、加熱中を示す湯沸かしランプ1
7、保温中を示す保温ランプ18および保温中、再湯沸し
をするスイッチ19も設けられている。
容器1内に第2図に示すように水を多量に入れたとき
は、第1発熱体2および第3の発熱体4に通電可能とな
り、約1200Wの電力で水を加熱する。
加熱をつづけ、容器1内の水温が沸騰点近傍の低温側
の設定温度(たとえば94℃)に達すると、温度センサ10
により、これを検知して制御回路11により第3の発熱体
4への通電を切り、沸騰状態に至る。一方、第1図に示
すように少量しか水がない状態では液位検知手段6の働
きにより第1の発熱体2にのみ通電可となる。また、保
温時は、第2の発熱体3の通電で行なわれる。保温時よ
り再湯沸かしを行なうときも湯温が設定散以上にあれ
ば、第1の発熱体2のみで加熱する。これにより沸騰時
は、従来の約700W程度の加熱となり、従来レベルの沸騰
状態で、著しく激しい沸騰状態にはならない。
水が、減少して第1の発熱体2および第2の発熱体3
が露出する状態では、温度センサ10の検知で、第1の発
熱体2および第2の発熱体3の空炊き防止のため通電を
ストップする。
発明の効果 上記の実施例の説明より明らかなように本発明によれ
ば第1の発明により水量の多いときに、従来より高い電
力で加熱することが可能となり、短時間で、熱湯を得る
ことができ、また、第2の発明により、少水量では、液
位検出手段の働きによって、発熱体への通電が制御され
て空炊きの防止と、不必要な通電がカットされて省エネ
ルギさらに、請求項第3項に記すように効果が大きく、
さらに第3の発明により沸騰点近くの湯温から沸騰に至
るまでの発熱体のワットも制御されて、著しく激しい沸
騰を防止できる等、耐久性,信頼性,安全性にすぐれ、
不要な通電をしない省エネルギー効果も大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の少水量時の要部縦断面図、
第2図は同多水量時の要部縦断面図、第3図は同一部切
欠した斜視図、第4図は同実施例の水位検出手段の横断
面図、第5図は従来例の縦断面図である。 1……容器、2……第1の発熱体、3……第2の発熱
体、4……第3の発熱体、6……液位検出手段、10……
温度センサ、11……制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−164526(JP,A) 実開 昭56−173133(JP,U) 実開 昭54−33262(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 27/21

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有底筒状で液体を収容する容器の底面裏側
    には容器内の液体を加熱する消費電力が大きい第1の発
    熱体と容器内の液体を保温する消費電力が小さい第2の
    発熱体を装着し、前記容器の側面下部には液体を加熱す
    る第3の発熱体を装着し、前記第3の発熱体より上方で
    前記容器と連通する水位管を設けた電気湯沸かし器。
  2. 【請求項2】容器内に収容される液体の上面が第3の発
    熱体より上部にあるか下部にあるかを検出する液位検出
    手段と、前記液位検出手段の信号を入力し第1の発熱体
    および第3の発熱体の通電を制御する制御回路とを備
    え、前記制御回路は液体の上面が第3の発熱体より上部
    にあれば第1の発熱体及び第3の発熱体に通電可能と
    し、下部にあれば第3の発熱体には通電不可能としてな
    る請求項1記載の電気湯沸かし器。
  3. 【請求項3】容器内に収容される液体の温度を検知する
    温度センサと、前記温度センサの信号を入力し第1の発
    熱体および第3の発熱体の通電を制御する制御回路とを
    備え、前記制御回路に容器内の液温の沸騰点近傍の低温
    側に設定値を設け、この設定値以下のときは第1の発熱
    体および第3の発熱体に通電可能とし、設定値以上のと
    きは第3の発熱体には通電不可能としてなる請求項1記
    載の電気湯沸かし器。
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