JPH0646423Y2 - 電気湯沸しポット - Google Patents

電気湯沸しポット

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JPH0646423Y2
JPH0646423Y2 JP1990000345U JP34590U JPH0646423Y2 JP H0646423 Y2 JPH0646423 Y2 JP H0646423Y2 JP 1990000345 U JP1990000345 U JP 1990000345U JP 34590 U JP34590 U JP 34590U JP H0646423 Y2 JPH0646423 Y2 JP H0646423Y2
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JP
Japan
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hot water
boiling
tank
water
switch
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990000345U
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English (en)
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JPH0392429U (ja
Inventor
淳一 宮口
賢市 小林
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Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、タンク内に収容した水を一旦沸騰するまで
加熱して保温する電気湯沸しポットに関する。
(従来の技術) この種の電気湯沸しポットにおいては、本体内にタンク
が設けられ、このタンクに湯沸し用ヒータと保温用ヒー
タとが取付けられ、タンク内に収容された水が前記湯沸
し用ヒータで加熱されて沸騰し、この沸騰した湯が保温
用ヒータにより96℃程度の高温の湯として保温される。
そしてこのように保温に切り替わったのちに、出湯スイ
ッチを操作すると電動ポンプが作動し、この作動でタン
ク内の湯が出湯口から注出される。
(考案が解決しようとする課題) ところで、タンク内の湯が沸騰し、湯沸し用ヒータの通
電が切れて保温ヒータへの通電に切り替わっても、直ち
にその湯の沸騰が治まるわけではなく、沸騰が治まるま
でには通常5分間程度の時間がかかり、それまでは減圧
により湯中に微細な気泡が発生する。ところが従来にお
いては、湯沸しから保温に切り替わったのちには、いつ
でも出湯スイッチを操作して電動ポンプを作動させるこ
とが可能であり、このためタンク内の湯の沸騰が治まる
前に出湯スイッチを操作して電動ポンプを作動させるこ
とがあり、このような場合、湯中の気泡が電動ポンプ内
に巻き込まれて湯の吐出量が不安定となり、出湯口から
湯が飛び散るように流出して思わぬ火傷を負ってしまう
危険がある。
この考案はこのような点に着目してなされたもので、そ
の目的とするところは、タンク内の湯の沸騰が治まるま
ではその湯の流出を阻止して、湯の吐出量の不安定化を
避け、湯の飛び散りによる不測の危険を防止することが
できる電気湯沸しポットを提供することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) この考案はこのような目的を達成するために、タンク内
に収容した水を一旦沸騰させてから高温の湯に保温し、
この湯を出湯スイッチの操作に応じる電動ポンプの作動
により出湯口から注出させるものにおいて、タンク内の
湯の沸騰を検出する温度センサを設け、この温度センサ
が湯の沸騰を検出してから一定時間経過するまでの間、
前記出湯スイッチの操作の有無に関わらず前記電動ポン
プの作動を不能にする制御手段を設け、さらにタンク内
の湯が沸騰してから一定時間が経過するまでの間点灯す
る沸騰表示ランプと、タンク内の湯が沸騰してから一定
時間が経過した後に前記沸騰表示ランプと切り替わって
点灯する保温表示ランプとを設けるようにしたものであ
る。
(作用) 温度センサが沸騰を検出してから一定時間が経過しない
状態のもとで出湯スイッチを操作した場合には、制御手
段により電動ポンプの作動が不能の状態に保持されてい
るため電動ポンプが作動せず、したがって電動ポンプが
湯中の気泡を巻き込むような不都合がない。そして湯の
沸騰が治まる一定時間が経過したのちに、出湯スイッチ
を操作すると電動ポンプが作動し、湯の注出が可能とな
る。
タンク内の湯が沸騰し、一定時間が経過するまでの間は
沸騰表示ランプが点灯して出湯の不能が表示され、一定
時間が経過すると、沸騰表示ランプの点灯が保温表示ラ
ンプの点灯に切り替わって出湯の可能が表示される。
(実施例) 以下、この考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図ないし第3図に電気湯沸しポットの構成を示し、
符号1が筒状の本体で、この本体1内にタンク2が収納
され、このタンク2の底面に出力の大きい湯沸し用ヒー
タ3a、および出力の小さい保温用ヒータ3bが取付けられ
ている。
タンク2の下方側には、タンク2の底面に接続する例え
ば遠心式の電動ポンプ4、およびこの電動ポンプ4や前
記湯沸し用ヒータ3a、保温用ヒータ3bなどを制御する制
御部5が設けられている。電動ポンプ4からは導湯路6
が導出し、この導湯路6はタンク2に沿って起立すると
ともに、本体1の上部前面からその外部に延出し、さら
に下方にほぼV字状に屈曲してその先端部が出湯口7と
なっている。そしてこの導湯路6の途中に逆止弁8およ
び流量検知部9が設けられている。またタンク2の底面
には、タンク2内の湯の沸騰を検出するサーミスタなど
からなる温度センサ10が取付けられている。
本体1の上端部には上蓋11が回動自在に枢着され、この
上蓋11により前記タンク2の上端の開口部が開閉される
もので、さらに本体1の上端部にはカバー12が設けら
れ、このカバー12により本体1の前面側に延出した部分
の導湯路6が覆われている。前記カバー12の前面には表
示部13が設けられ、この表示部13にはタンク2内の湯の
沸騰時に点灯する沸騰表示ランプ14、湯の保温時に点灯
する保温表示ランプ15、タイマの作動時に点灯するタイ
マ表示ランプ16、タンク2内の湯量が一定以下に減少し
た際に点灯して水の補給を促す給水表示ランプ17、およ
びコーヒ抽出カップ数を表示する複数の抽出量表示ラン
プ18…が配設されている。さらにカバー12の上面には、
それぞれ押しボタン式の出湯スイッチ20、出湯形式を手
動モードに設定する際に操作する手動モードスイッチ2
1、出湯形式を自動モードに設定する際に操作する自動
モードスイッチ22、再沸騰スイッチ23、タイマスイッチ
24、また手動モード設定時に点灯する手動モード表示ラ
ンプ25、自動モード設定時に点灯する自動モード表示ラ
ンプ26がそれぞれ配設されている。なお、出湯形式を手
動モードに設定した際には、出湯スイッチ20を実際に手
先で押圧操作している間だけタンク2内の湯が出湯口7
から連続的に流出し、自動モードに設定した際には、出
湯スイッチ20を一旦押圧操作すると、流量が絞られた湯
が出湯口7から所定時間自動的に流出し、したがってド
リップ方式によるコーヒの抽出を行なう場合などに好適
する。
前記制御部5内にはマイクロコンピュータ28が組込まれ
ており、第4図に示すようにこのマイクロコンピュータ
28の入力端子に、前記出湯スイッチ20、およびA/Dコン
バータ回路30を介して前記温度センサ10がそれぞれ接続
され、また出力端子に電動ポンプ4、沸騰表示ランプ1
4、保温表示ランプ15、リレー駆動回路31およびトライ
アック駆動回路32がそれぞれ接続されている。前記湯沸
し用ヒータ3aと保温用ヒータ3bは電源33に対して並列に
接続され、さらにその湯沸し用ヒータ3aに対して前記リ
レー駆動回路31により駆動されるリレー接点34が、また
保温用ヒータ3bに対して前記トライアック駆動回路32に
より駆動されるトライアック35がそれぞれ直列に接続さ
れている。
次に、作用について述べる。
通常の状態ではリレー接点34がオンしており、この状態
で上蓋11を開放しタンク2内に水を収容してスタートス
イッチ(図示せず)を投入すると、湯沸し用ヒータ3aが
通電され、この湯沸し用ヒータ3aによりタンク2内の水
が加熱されて徐々に昇温し、しばらくすると沸騰する。
そしてこの沸騰が温度センサ10により検出され、この検
出信号がマイクロコンピュータ28に送られ、この信号に
基づくマイクロコンピュータ28の制御により沸騰表示ラ
ンプ14が点灯し、かつリレー駆動回路31およびトライア
ッック駆動回路32が付勢され、リレー駆動回路31により
リレー接点34が駆動されてオフし、これにより湯沸し用
ヒータ3aの通電が切れ、またトライアック駆動回路32に
よりトライアック35が駆動され、保温用ヒータ3bがオン
オフ制御され、これによりタンク2内の湯が96℃程度の
高温の湯として保温される。そしてこのように沸騰から
保温に切り替わった時点から一定時間、例えば5分間が
経過するまでの間は、そのまま沸騰表示ランプ14が点灯
する。
湯沸し用ヒータ3aの通電から保温用ヒータ3bの通電へ切
り替わったのちには、タンク2内の湯の沸騰が徐々に弱
まり5分間程度経過したのちに沸騰が治まり、この時点
に沸騰表示ランプ14が消灯し、保温表示ランプ15が点灯
する。
タンク2内の湯を注出する場合には出湯スイッチ20を操
作するわけであるが、この操作の時期が、温度センサ10
が沸騰を検出してから一定時間(5分間)経過したのち
であれば、つまり沸騰が治まり保温表示ランプ15が点灯
している場合であれば、出湯スイッチ20の操作による信
号をマイクロコンピュータ28が受け付け、電動ポンプ4
に対してその駆動信号を送り、これにより電動ポンプ4
が作動し、タンク2内の湯が導湯路6から出湯口7を通
して注出される。
これに対し、温度センサ10が沸騰を検出してから一定時
間(5分間)が経過していない場合、つまり沸騰が治ま
らず沸騰表示ランプ14が点灯している状態のもとで出湯
スイッチ20を操作した場合には、出湯スイッチ20の操作
による信号をマイクロコンピュータ28が受け付けず、し
たがって電動ポンプ4の作動が不能の状態に保持され、
出湯スイッチ20を操作しても湯が注出されない。そして
一定時間(5分間)が経過し、湯の沸騰が治まったのち
に、出湯スイッチ20を操作すれば湯の注出が可能とな
る。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案によれば、タンク内の湯の
沸騰が治まるまでは、出湯スイッチを操作しても電動ポ
ンプが作動せず、したがって電動ポンプが湯中の気泡を
巻き込むような不都合を防止して湯の吐出量の安定化を
図ることができ、このため出湯口から湯が飛び散るよう
に流出して不測の火傷を負うような危険がなく、常に安
全に使用することができる利点がある。そしてタンク内
の湯の沸騰が治まって出湯が可能となったときに、沸騰
表示ランプの点灯から保温表示ランプの点灯に切り替わ
り、したがって出湯が可能となった時期をユーザがポッ
トの遠方から容易かつ的確に認識して無駄な時間を費や
すことなく、必要に応じてタイミングよく出湯すること
ができ、使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示し、第1図は電気湯沸しポ
ットの構成図、第2図は同じく平面図、第3図は同じく
一部の正面図、第4図は電気回路図である。 2……タンク、4……電動ポンプ、7……出湯口、10…
…温度センサ、20……出湯スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンク内に収容した水を一旦沸騰させてか
    ら高温の湯に保温し、この湯を出湯スイッチの操作に応
    じる電動ポンプの作動により出湯口から注出させるもの
    において、タンク内の湯の沸騰を検出する温度センサを
    設け、この温度センサが湯の沸騰を検出してから一定時
    間が経過するまでの間、前記出湯スイッチの操作の有無
    に関わらず前記電動ポンプの作動を不能にする制御手段
    を設け、さらにタンク内の湯が沸騰してから一定時間が
    経過するまでの間点灯する沸騰表示ランプ、およびタン
    ク内の湯が沸騰してから一定時間が経過した後に前記沸
    騰表示ランプと切り替わって点灯する保温表示ランプを
    設けたことを特徴とする電気湯沸しポット。
JP1990000345U 1990-01-09 1990-01-09 電気湯沸しポット Expired - Lifetime JPH0646423Y2 (ja)

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JP1990000345U JPH0646423Y2 (ja) 1990-01-09 1990-01-09 電気湯沸しポット

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JP1990000345U JPH0646423Y2 (ja) 1990-01-09 1990-01-09 電気湯沸しポット

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JPH0392429U JPH0392429U (ja) 1991-09-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2663622B2 (ja) * 1989-04-21 1997-10-15 松下電器産業株式会社 電気湯沸し器

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JPH0392429U (ja) 1991-09-20

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