JPS6228258Y2 - - Google Patents

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JPS6228258Y2
JPS6228258Y2 JP6006583U JP6006583U JPS6228258Y2 JP S6228258 Y2 JPS6228258 Y2 JP S6228258Y2 JP 6006583 U JP6006583 U JP 6006583U JP 6006583 U JP6006583 U JP 6006583U JP S6228258 Y2 JPS6228258 Y2 JP S6228258Y2
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JP
Japan
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lower container
timer
container
heater
switch
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JP6006583U
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JPS59165113U (ja
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【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は、紅茶やコーヒー等を自動的に抽出
してたてるのに用いられるサイフオン式電気抽出
器に関する。
従来技術 従来のサイフオン式抽出器は、サイフオン管付
上容器、該上容器がそのサイフオン管を底部近く
まで挿入された状態で装着される下容器、該下容
器を加熱するアルコールランプやガスバーナの熱
源を組合せ使用するもので、下容器内に入れた水
を加熱沸騰させ、その沸騰された下容器内の水が
サイフオン管を通じて上容器内に流入して、上容
器内に容れられているコーヒ材料を浸漬し、下容
器内の水が上容器内に流入し終つた時点で、人が
適時的に熱源を止め、下容器内の温度低下に伴う
上容器内抽出液の下容器内への流下によつて、コ
ーヒ材料と分離した抽出液を得ている。
このように、抽出作業上人は熱源を適時的に操
作しなければならない不便があるし、熱源を止め
る時期を誤ると、抽出状態が適当でなかつたりす
るうえに、時期を逸した場合下容器内の残留水蒸
発後長時間経過して下容器が過熱され破損するこ
ともある。また、サイフオン式抽出器は主として
コーヒに利用され、紅茶のように約2分程材料を
熱湯に浸漬させておく必要がある等適正抽出状態
が異なる用途には不向きなものである。
目 的 この考案は、熱源として電気ヒータを用い、そ
れを下容器内が設定温度に達してから所定時間動
作するタイマにより通電制御して、抽出が安全か
つ適正になされると共に、タイマ作動時間の調節
によつて種々の用途に用い得るサイフオン式電気
抽出器を提供することを目的とするものである。
要 旨 この考案は、サイフオン管付上容器、該上容器
がそのサイフオン管を底部近くまで挿入された状
態で装着される下容器、該下容器を加熱する電気
ヒータ、下容器内が設定温度に到達後始動される
タイマを備え、該タイマは作動中電気ヒータに通
電して前記下容器内を設定温度以上に保つように
したことを、前記目的達成のための要旨としてい
る。
実施例 第1図,第2図に示される実施例について説明
すれば、下容器1および上容器2は共に透明なガ
ラス製であつて、下容器1は細口1aを有し、上
容器2は底部にサイフオン管2aを有し、そのサ
イフオン管2a基部外周のシールブツシユ3によ
り下容器1の細口1aに対し着脱自在に弾性嵌着
される。上容器2はさらに、上端の広口2bに蓋
4が施蓋されると共に、サイフオン管連通口2c
にフイルタ5が着脱自在に嵌め付けられている。
フイルタ5は、それにばね6を介して連結された
止め杆7の下端部近くに設けられているフツク8
が、ばね6を引き伸した状態でサイフオン管2a
の下端に引つ掛けられることによつて、装着状態
に安定させられる。
下容器1を受載する基台9に下容器1を加熱す
る電気ヒータ10が設けられている。基台9は、
その上面に露出して下容器1を受載する熱盤1
1、ヒータ10を埋設して備え、熱盤11を介し
下容器1を加熱する。基台9には、ヒータ10を
通電制御するタイマ12がヒータ10に併設され
る。このタイマ12は時限モータ13と、タイマ
セツト操作に連動してオンされたタイムアツプに
伴つてオフされるスイツチSW1とを直列接続状態
で備え、セツト操作ツマミ12aが外部操作可能
なように基台9に装備されている。ヒータ10
は、切換スイツチSW2によつて、それがa端子に
接続した状態で直接に、またはヒータ10と並列
なタイマ12におけるモータ13とスイツチSW1
との間のb端子に接続した状態でスイツチSW1
介し間接的に、電源に対し直列接続される。そし
て切換スイツチSW2に連動してオン,オフされる
連動スイツチSW3がモータ13とスイツチSW1
に設けられている。
切換スイツチSW2は、タイマ12のセツト操作
に連動して電源との直接接続状態を得るa端子側
に接続され、下容器1内が設定温度に達したとき
作動する感温制御手段14〔第1図〕により電源
との間接接続状態を得るb端子側に接続されるよ
うにしている。感温制御部材14は、例えば下容
器1の熱を受けるよう配置されたフエライト15
と、タイマ12のセツト操作に連動してフエライ
ト15に対しばね16に抗し圧着されて吸着され
ると共に切換スイツチSW2をa端子側に切換え、
下容器1内が残留水減少により急昇温され始めの
ある設定温度に達したときフエライト15が磁力
をなくすことによつてばね16のばね力でフエラ
イト15から引き離されて切換スイツチSW2をb
端子側に切換える作動子17とからなる。連動ス
イツチSW3は、切換スイツチSW2がa端子に接続
されているときオフ状態にあり、b端子に接続さ
れているときオン状態にあるようにされている。
18はパイロツトランプである。
第2図は、タイマ12がセツトされ、ランプ1
8が電源オンにより点灯した状態にある。この状
態のとき、スイツチSW1はオンの状態、切換スイ
ツチSW2はa端子との接続状態、連動スイツチ
SW3はオフの状態にある。これによつて、ヒータ
10は切換スイツチSW2を介し通電され、下容器
1内の水を加熱する。加熱される水は第3図の如
く経時的に昇温され、ある温度T1に達すると沸
騰状態になると共にサイフオン管2aを通じて上
容器2内に流入し始め、上容器2内の材料を浸漬
状態にして行く。下容器1内水位がサイフオン管
2a下端より下がつたとき、下容器1から上容器
2への沸騰水の流入は停止されるが、下容器1内
の水は加熱され続け次第に蒸発して行く。
そして下容器1内の残留水がある程度までなく
なると、下容器1内は第3図の如く温度t1以上に
急上昇し始め、設定温度T2に達したとき、感温
制御手段15はその作動子17がフエライト15
による吸着を解除されることによつて、切換スイ
ツチSW2を破線の如くb端子側に切換え、それに
連動して連動スイツチSW3がオフされる。この状
態で、ヒータ10は切換スイツチSW2、スイツチ
SW1を介し通電されて加熱し続けるから、下容器
1内はさらに昇温し、内圧が下がることはないか
ら、上容器2内に流入している熱水は下容器1へ
流下せず上容器2内に滞留して、上容器2内の材
料を浸漬状態に保つ。タイマ12が設定時間経過
によつてタイムアツプすると、スイツチSW1がオ
フされ、ヒータ10およびタイマ12のモータ1
3をオフにする。
これによつて、下容器1内は降温、降圧して行
き、上容器2内の抽出液がフイルタ5により上容
器2内の材料と分離されながらサイフオン管2a
を通じ下容器1内へ還流し、抽出を終える。
上容器2内に熱水が滞留して材料中から成分を
注出している間の時間は、タイマ12の設定時間
t如何によつて定まり、コーヒの抽出にはtを0
かそれに近い極く短時間に設定されるとよく、紅
茶の抽出には2分前後に設定されるのが適当であ
つて、コーヒや紅茶等テイー類の最適な抽出が自
動的になされる。
タイマ12を設定時間可変なものとすれば、時
間を自由に設定して、各種抽出選択使用すること
ができるし、各人の好みに応じた抽出状態を設定
することもできる。
第4図に示されている第2実施例は、ヒータ1
0にタイマ12を直列に接続し、タイマ12の時
限モータ13に並列に低温域でオンする自動復帰
型サーモスイツチSW4を設ける一方、ヒータ10
およびタイマ12のモータ13に対し並列な補助
ヒータ21を設けている。
タイマ12がセツトされるとそのスイツチSW1
がオンし、サーモスイツチSW4は水が入れられた
下容器を検知してオンする。これによつて、モー
タ13はスイツチSW4で短絡状態となり、ヒータ
10および補助ヒータ21が通電により発熱し、
下容器内の水を加熱する。下容器内の水がある温
度に達して上容器内に流入し、その流入停止後下
容器内の残留水がなくなり、下容器内が設定温度
に達すると、サーモスイツチSW1はオフし、モー
タ13の短絡を解除するので、モータ13は充分
な給電を受け、タイマ12が始動する。このと
き、ヒータ10はモータ13の抵抗が大きいこと
により発熱されず、補助ヒータ21のみが発熱状
態にあつて下容器を加熱し続け、上容器内での熱
水滞留を保証できる程度に、つまり下容器内を設
定温度以上に保つようにしている。この際下容器
1内には水がないので、補助ヒータの少ない熱量
で充分であり、下容器の耐熱性上も有利である。
なお、補助ヒータ21により加熱に代えて、ヒー
タ10の発熱量を制限するようにしてもよい。
第5図に示される実施例は、タイマ12のスイ
ツチSW1をヒータ10に直列に接続し、モータ1
3をTRS31との直列状態でヒータ10に対し
並列に結線されている。
TRS31は設定温度でオンするもので、最初
オフ状態にある。タイマ12がセツトされてスイ
ツチSW1がオンされると、ヒータ10が給電され
て下容器1内の水を加熱する。下容器1内が設定
温度に達すると、TRS31がオンされ、モータ
13に給電されるのでタイマ12が始動する。タ
イムアツプによりスイツチSW1がオフされると、
ヒータ10およびモータ13への給電が停止さ
れ、抽出を終える。
タイマ12が始動する時期設定は、少なくとも
抽出のための加熱が開始されていることが明らか
な時点以降、下容器内の水がなくなる時点までの
間で自由に設定でき、タイマ12が始動する設定
温度を前記範囲内で選定するタイマ始動時期に対
応して設定すればよい。この場合、タイマ12の
設定時間はタイマ12を早期から始動させる分を
見越して設定されるとよい。
効 果 この考案によれば、下容器内の水を電気ヒータ
で加熱し、下容器内が設定温度に到達後始動され
作動中電気ヒータに通電して下容器内を設定温度
以上に保つタイマを設けたから、サイフオン式抽
出操作における熱源制御が自動的にしかも適正に
なされ、加熱停止の時期を誤つたり逸したりする
ことなく安全かつ適正に自動抽出できる。また、
タイマの設定時間如何によつてコーヒや紅茶等と
云つた適正抽出状態の異なつたものにも適用で
き、タイマの設定時間を可変にするだけで異なつ
た用途に兼用できる汎用型のものが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例の縦断面図、第2図は電気回
路図、第3図はタイマセツト後の各部動作と温度
変化の関係を示す線図、第4図,第5図はそれぞ
れ各別の他の実施例を示す電気回路図である。 1……下容器、2……上容器、2a……サイフ
オン管、9……基台、10……電気ヒータ、{1
3……モータ、SW1……スイツチ}12……タイ
マ、SW2……切換スイツチ、SW4……サーモスイ
ツチ、31……TRS。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) サイフオン管付上容器、該上容器がそのサイ
    フオン管を底部近くまで挿入された状態で装着
    される下容器、該下容器を加熱する電気ヒー
    タ、下容器内が設定温度に到達後始動されるタ
    イマを備え、該タイマは作動中電気ヒータに通
    電して前記下容器内を設定温度以上に保つよう
    にしたことを特徴とするサイフオン式電気抽出
    器。 (2) タイマは作動時間の調節可能なものが用いら
    れる実用新案登録請求の範囲第1項記載のサイ
    フオン式電気抽出器。
JP6006583U 1983-04-20 1983-04-20 サイフオン式電気抽出器 Granted JPS59165113U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6006583U JPS59165113U (ja) 1983-04-20 1983-04-20 サイフオン式電気抽出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6006583U JPS59165113U (ja) 1983-04-20 1983-04-20 サイフオン式電気抽出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59165113U JPS59165113U (ja) 1984-11-06
JPS6228258Y2 true JPS6228258Y2 (ja) 1987-07-20

Family

ID=30190305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6006583U Granted JPS59165113U (ja) 1983-04-20 1983-04-20 サイフオン式電気抽出器

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JP (1) JPS59165113U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0740997B2 (ja) * 1986-02-07 1995-05-10 株式会社東芝 飲料製造機
JPH0752671Y2 (ja) * 1987-05-29 1995-12-06 株式会社東芝 飲料製造機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59165113U (ja) 1984-11-06

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