JPS5851870Y2 - 電気コ−ヒ−沸し器 - Google Patents
電気コ−ヒ−沸し器Info
- Publication number
- JPS5851870Y2 JPS5851870Y2 JP6345079U JP6345079U JPS5851870Y2 JP S5851870 Y2 JPS5851870 Y2 JP S5851870Y2 JP 6345079 U JP6345079 U JP 6345079U JP 6345079 U JP6345079 U JP 6345079U JP S5851870 Y2 JPS5851870 Y2 JP S5851870Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coffee
- time
- hot water
- water
- electric coffee
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコーヒー粉に湯を注いでコーヒー液を得る、い
わゆるドリップ式電気コーヒー沸し器に関するもので、
コーヒー粉に注がれる湯をコントロールしてコーヒー抽
出の効率を上げると共に風味豊かなコーヒー液を得るこ
とにある。
わゆるドリップ式電気コーヒー沸し器に関するもので、
コーヒー粉に注がれる湯をコントロールしてコーヒー抽
出の効率を上げると共に風味豊かなコーヒー液を得るこ
とにある。
コーヒー粉からコーヒー液を効率よくおいしく抽出する
要件として、コーヒー粉の粒度、コーヒー粉と湯の分量
割合の他、最も重要な要件としてコーヒー粉に湯を注ぐ
時間と温度があるが、本考案はこの最後の要件を改善す
るものである。
要件として、コーヒー粉の粒度、コーヒー粉と湯の分量
割合の他、最も重要な要件としてコーヒー粉に湯を注ぐ
時間と温度があるが、本考案はこの最後の要件を改善す
るものである。
コーヒーの抽出はコーヒー粉の組織すなわち粗繊維の中
に台筐れる味や香りの可溶成分を湯の中に溶かして取り
出すことであり、効率よい抽出はコーヒー粉にできる限
り有効に湯を接してやることである。
に台筐れる味や香りの可溶成分を湯の中に溶かして取り
出すことであり、効率よい抽出はコーヒー粉にできる限
り有効に湯を接してやることである。
このためにはコーヒー粉を最大限膨潤させて体積膨張さ
せた後、更に湯を注いで可溶成分を抽出すればよい。
せた後、更に湯を注いで可溶成分を抽出すればよい。
従って、コーヒー粉に注ぐ湯は沸騰したものを用いるの
がよく、コーヒー粉に接つしている湯温は少なくとも８
７〜９３℃程度が車重しい。
がよく、コーヒー粉に接つしている湯温は少なくとも８
７〜９３℃程度が車重しい。
コーヒー粉に湯を注ぐと粉の中のガス体や空気が湯と置
換され、泡立ち現象を生じながら膨潤する。
換され、泡立ち現象を生じながら膨潤する。
十分に膨潤させた後この泡が消え始める頃に次の湯を注
ぐと効率よい抽出が行なえる。
ぐと効率よい抽出が行なえる。
従来のドリップ式コーヒー沸し器では、コーヒー濾器内
のコーヒー粉に湯が連続して滴下されるためコーヒー粉
の膨潤がうまく行われずコーヒー成分の抽出が十分行わ
れない欠点があった。
のコーヒー粉に湯が連続して滴下されるためコーヒー粉
の膨潤がうまく行われずコーヒー成分の抽出が十分行わ
れない欠点があった。
この欠点を解消するために多量のコーヒー粉を用いるこ
とが考えられるが、不経済であり、また注湯時間が長す
ぎ、コーヒーの味や香り以外の不純物まで抽出され風味
が損なわれていた。
とが考えられるが、不経済であり、また注湯時間が長す
ぎ、コーヒーの味や香り以外の不純物まで抽出され風味
が損なわれていた。
この注湯時間を短縮するためには、発熱体の熱量を大き
くせざるを得す、このため構成部分に耐熱温度の高い高
価な材料を用いる必要が生じるとともに、故障時の危険
が増大し、実際的には実現が困難であった。
くせざるを得す、このため構成部分に耐熱温度の高い高
価な材料を用いる必要が生じるとともに、故障時の危険
が増大し、実際的には実現が困難であった。
本考案は上記従来の欠点を解消し、上記の課題を解決す
る手段を提供するもので、以下に本考案の実施例につい
て添付図面を参照して説明する。
る手段を提供するもので、以下に本考案の実施例につい
て添付図面を参照して説明する。
第１図において、１は基台で、発熱体２やタイムスイッ
チ３などを内蔵している。
チ３などを内蔵している。
４は基台１に取付けられた容器で、断面が逆り字状をな
し、一部に水を入れるタンク５を設けである。
し、一部に水を入れるタンク５を設けである。
発熱体２はアルミダイキストで作成され、加熱バイブロ
とシーズヒーターＩを内蔵している。
とシーズヒーターＩを内蔵している。
加熱バイブロは一端をタンク５の下端に逆流防止弁８を
介して連結され、他端を昇水パイプ９に連結されている
。
介して連結され、他端を昇水パイプ９に連結されている
。
１０はコーヒー液受器であり、発熱体２にアルミ板など
から成る保温板１１を介して載置される。
から成る保温板１１を介して載置される。
１２はコーヒー液受器１０に載置されるコーヒー濾器で
あり、中央部には濾紙１３がセットされる断面形状Ｖ字
形の窪み１４があり、窪み１４底而には穴１５が設けで
ある。
あり、中央部には濾紙１３がセットされる断面形状Ｖ字
形の窪み１４があり、窪み１４底而には穴１５が設けで
ある。
１６は濾器蓋であり、中央及び周辺部に穴を設けると共
に、両穴間に上向き環状の突壁１７がある。
に、両穴間に上向き環状の突壁１７がある。
昇水パイプ９に連結して吐出口１７を濾器蓋１６上に車
重せてあり、この吐出口１７には濾器蓋１６の突壁１７
上に対応する位置に複数の穴１８を設けている。
重せてあり、この吐出口１７には濾器蓋１６の突壁１７
上に対応する位置に複数の穴１８を設けている。
１９は発熱体２の温度変化を感知して動作するサーモス
タットである。
タットである。
２０は容器蓋、２１は基台裏蓋である。
タイムスイッチ３はシーズヒーター７への通電時間を制
御するものであり、通電時間帯は第２図のタイムチャー
トに示す如く、ｔ１時間通電後、１２時間休止し更に通
電となるものである。
御するものであり、通電時間帯は第２図のタイムチャー
トに示す如く、ｔ１時間通電後、１２時間休止し更に通
電となるものである。
次に上記構成におけるコーヒー液の抽出方法について説
明する。
明する。
まず、濾器１２の中央窪み１４に濾紙１３をセットして
所要量のコーヒー粉を入れ、容器４のタンク５に水を入
れる。
所要量のコーヒー粉を入れ、容器４のタンク５に水を入
れる。
タイムスイッチ３によりシーズヒーター７に通電が開始
されると、加熱バイブロ内の水はシーズヒーター７の熱
により沸騰し、急激な体積膨張を行う。
されると、加熱バイブロ内の水はシーズヒーター７の熱
により沸騰し、急激な体積膨張を行う。
タンク５の下端側へは逆流防止弁８により流入を阻止さ
れるので、昇水パイプ９を通って吐出口１７から濾器１
２内のコーヒー粉上に注がれる。
れるので、昇水パイプ９を通って吐出口１７から濾器１
２内のコーヒー粉上に注がれる。
加熱バイブロ内は流出により圧力が下るのでタンク５よ
り水が供給され、更に加熱、沸騰、湯の噴出がくり返さ
れる。
り水が供給され、更に加熱、沸騰、湯の噴出がくり返さ
れる。
吐出口１７の穴１８から落下する湯は濾器蓋１６の突壁
１７で中央穴と周辺穴に分かれコーヒー粉上に１んべん
なく注がれる。
１７で中央穴と周辺穴に分かれコーヒー粉上に１んべん
なく注がれる。
濾器１２内のコーヒー粉全体に熱湯がゆき渡る時間（ｔ
１時間）ヒーター７に通電した後、タイムスイッチ３が
「切」となりヒーター７の通電が休止される（ｔ２時間
）。
１時間）ヒーター７に通電した後、タイムスイッチ３が
「切」となりヒーター７の通電が休止される（ｔ２時間
）。
コーヒー粉は熱湯により膨潤を始めコーヒー粉内のガス
体や空気が湯と置換されて泡立ち現象を釦こす。
体や空気が湯と置換されて泡立ち現象を釦こす。
膨潤がほぼ完了し、泡が消失しはじめる頃に、タイムス
イッチ３により再度シーズヒーター７に通電がされて更
に熱湯が注がれ、膨潤したコーヒー粉より非常に効率よ
くコーヒー成分の抽出が行なわれる。
イッチ３により再度シーズヒーター７に通電がされて更
に熱湯が注がれ、膨潤したコーヒー粉より非常に効率よ
くコーヒー成分の抽出が行なわれる。
実験によると初期通電時間ｔ１は１．５〜４分、休止時
間ｔ２は１分〜３．５分の時間帯で濃度の高いコーヒー
が得られた。
間ｔ２は１分〜３．５分の時間帯で濃度の高いコーヒー
が得られた。
タンク５内の水がなくなると加熱体２が全焼状態となっ
て温度上昇し、サーモスタット１９が動作をはじめコー
ヒー液を保温状態に保つ。
て温度上昇し、サーモスタット１９が動作をはじめコー
ヒー液を保温状態に保つ。
第３図は本考案の他の実施例を示すタイムスイッチのタ
イムチャートである。
イムチャートである。
タイムスイッチ３０時間セットした後、ｔｏ時間はヒー
ターへの通電なしで、ｔｏ時間経過後ｔ１時間通電し、
１２時間休止の後、再び通電となるようにしている。
ターへの通電なしで、ｔｏ時間経過後ｔ１時間通電し、
１２時間休止の後、再び通電となるようにしている。
ｔｏ時間は任意にセットできる。
この場合、外出前や就寝前に準備してタイムスイッチを
セットしておけば、帰宅時や起床時に出来たてのコーヒ
ーが飲める。
セットしておけば、帰宅時や起床時に出来たてのコーヒ
ーが飲める。
以上の説明から明らかなように、本考案のコーヒー沸し
器によれば、コーヒー粉に自動的に蒸らし時間が与えら
れてコーヒー粉を十分に膨潤でき、コーヒー粉から味や
香りを効果的に抽出できるので、コーヒー粉の量が少な
くて良く、経済的で、風味豊かなコーヒーが得られる。
器によれば、コーヒー粉に自動的に蒸らし時間が与えら
れてコーヒー粉を十分に膨潤でき、コーヒー粉から味や
香りを効果的に抽出できるので、コーヒー粉の量が少な
くて良く、経済的で、風味豊かなコーヒーが得られる。
第１図は本考案の一実施例を示すコーヒー沸し器の縦断
面図、第２図は同コーヒー沸し器のタイムスイッチの制
御時間帯を示すタイムチャート、第３図はタイムスイッ
チの他の例の制御時間帯を示すタイムチャートである。 ３・・・・・・タイムスイッチ、５・・・・・・タンク
、６・・・・・・加熱パイプ、Ｔ・・・・・・シーズヒ
ータ、８・・・・・・逆流防止弁、９・・・・・・昇水
パイプ、１２・・・・・・コーヒー濾器。
面図、第２図は同コーヒー沸し器のタイムスイッチの制
御時間帯を示すタイムチャート、第３図はタイムスイッ
チの他の例の制御時間帯を示すタイムチャートである。 ３・・・・・・タイムスイッチ、５・・・・・・タンク
、６・・・・・・加熱パイプ、Ｔ・・・・・・シーズヒ
ータ、８・・・・・・逆流防止弁、９・・・・・・昇水
パイプ、１２・・・・・・コーヒー濾器。
Claims (1)
- 加熱パイプの一端を、水を入れるタンク底部に逆流防止
弁を介して連結し、他端を昇水パイプに連結し、この昇
水パイプの他端開口部をコーヒー濾器の上方に望１せる
とともに、加熱パイプを加熱するヒーターを備えた電気
コーヒー沸し器において、前記ヒーターへの通電を通電
開始後一時的に休止するタイムスイッチを備えたことを
特徴とする電気コーヒー沸し器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6345079U JPS5851870Y2 (ja) | 1979-05-11 | 1979-05-11 | 電気コ−ヒ−沸し器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6345079U JPS5851870Y2 (ja) | 1979-05-11 | 1979-05-11 | 電気コ−ヒ−沸し器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55163924U JPS55163924U (ja) | 1980-11-25 |
| JPS5851870Y2 true JPS5851870Y2 (ja) | 1983-11-26 |
Family
ID=29297480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6345079U Expired JPS5851870Y2 (ja) | 1979-05-11 | 1979-05-11 | 電気コ−ヒ−沸し器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5851870Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57110218A (en) * | 1980-12-29 | 1982-07-09 | Tokyo Shibaura Electric Co | Coffee maker |
| JPS57112827A (en) * | 1980-12-30 | 1982-07-14 | Tokyo Shibaura Electric Co | Coffee maker |
-
1979
- 1979-05-11 JP JP6345079U patent/JPS5851870Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55163924U (ja) | 1980-11-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5851870Y2 (ja) | 電気コ−ヒ−沸し器 | |
| US3740231A (en) | Coffee brewer | |
| CN208892284U (zh) | 咖啡、茶叶双头冲泡一体机 | |
| JPS5851871Y2 (ja) | 電気コ−ヒ−沸し器 | |
| JPS6228258Y2 (ja) | ||
| JPH03188808A (ja) | 給茶器 | |
| JP2002051916A (ja) | コーヒーメーカー | |
| JPS605868Y2 (ja) | コ−ヒ−沸し器 | |
| JPS6010512Y2 (ja) | 自動コ−ヒ−沸し器 | |
| JPS6135130Y2 (ja) | ||
| JPS6213557Y2 (ja) | ||
| JPH0415134Y2 (ja) | ||
| JPS6132588Y2 (ja) | ||
| JPS6017526B2 (ja) | コ−ヒ−沸し器 | |
| JPH0232888B2 (ja) | ||
| JPS5812669Y2 (ja) | コ−ヒ−沸し器 | |
| JPS5839137Y2 (ja) | コ−ヒ−沸し器 | |
| JPS6399815A (ja) | 電気コ−ヒ−沸し器 | |
| JPH0138491B2 (ja) | ||
| JPS624271Y2 (ja) | ||
| JPH01285221A (ja) | 電気コーヒー沸かし器の制御方法 | |
| JPH04279115A (ja) | コーヒー沸し器 | |
| JPH0138490B2 (ja) | ||
| JPS59218121A (ja) | コ−ヒ−沸し器 | |
| JPH0247208B2 (ja) |