JPH067248A - 定量注出貯湯容器 - Google Patents
定量注出貯湯容器Info
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- JPH067248A JPH067248A JP3001015A JP101591A JPH067248A JP H067248 A JPH067248 A JP H067248A JP 3001015 A JP3001015 A JP 3001015A JP 101591 A JP101591 A JP 101591A JP H067248 A JPH067248 A JP H067248A
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Abstract
液を、必要に応じ必要量自動的に定量注出することがで
きる定量注出貯湯容器の提供を目的とする。 【構成】 内容液を所定温度に保温する貯湯器体と、貯
湯器体に貯湯されている内容液を自動的に注出する注出
手段と、注出手段による注出量を所定量に設定する定量
注出設定手段とを備えたことを特徴とする。
Description
用される貯湯容器に関し、詳しくは貯湯している内容液
を自動的に注出するのに、所定量注出できるようにした
定量注出貯湯容器に関するものである。
は、コーヒーや紅茶、緑茶等の抽出に用いられることが
多い。この場合、コーヒーやお茶類の注出には、何人分
の抽出を行うかに応じて、必要注出量がほぼ決まる。し
かし従来の電気ポット等では、内容液の注出は注出操作
している間連続的に行われるようになっている。
抽出装置も従来から多く提供されている。これら従来の
ものは、貯湯部を持たず給水タンク等に収容された水
を、抽出装置の使用と同時に加熱し、前記収容水全てを
抽出器に給湯して抽出に供するようにしている。このた
め給水タンクに水を所要量入れて通電を開始するだけ
で、後は自動的に給湯とそれによる抽出操作とが達成さ
れる。
トでは、内容液を連続的に注出するだけのものであるか
ら、コーヒーやお茶類を抽出するのに、人数分に応じて
想定した必要注出量を基に実際の注出量の比較、確認を
行いながら注出操作を行う必要がある。このため注出操
作が煩わしいほか、抽出を終えるまで操作者はつきっき
りになるので不便である。
クに入れた水を抽出装置の使用時点から加熱するので
は、給湯開始まで時間が掛かるし、瞬間湯沸かしタイプ
の加熱手段を採用しても、短時間に充分な加熱をしよう
とすれば給湯流量を多くするのに制限があるので、給湯
が終了するまでの時間が長くなることになる。何れにし
ても抽出ははかどり難いので不便である。
るように給水が調節されるので、電気ポットの場合のよ
うに操作者がつきっきりで抽出量を加減するような不便
はないが、前記給水は目盛を目安とした投入によってお
おざっぱになされるだけであるし、給水タンクに水を入
れたときと、抽出が開始されるときとの事情の変化に対
応できず、ときとして給湯量に過不足が生じる。
入れることから始めなければならないので、大変手間が
かかる。また給湯量が過剰な場合これを止める手段を持
たないので、電源を断つか、給水タンクから汲み出すぐ
らいのことしかなく即座に給湯を停止することができな
い不便がある。
低さもあって、大容量のものは実現しておらず、多量の
抽出液を必要とするような場合も給水タンクに水を入れ
ることからの操作を繰り返さなければならないので、や
はり不便である。
要時に所定量抽出できるようにして前記従来のような問
題を解消することができる定量抽出貯湯容器を提供する
ことを課題とするものである。
するため、本願第1の発明は、内容液を所定温度に保温
する貯湯器体と、貯湯器体に貯湯されている内容液を自
動的に注出する注出手段と、注出手段による注出量を所
定量に設定する定量注出設定手段とを備えたことを特徴
とするものである。
らに、 定量設定手段は複数の注出流量を設定するもの
であることを特徴とするものである。
においてさらに、定量注出は単位注出量ずつ断続的に行
われるものであることを特徴とするものである。
においてさらに、注出手段による注出が連続に行われる
ように設定する連続注出設定手段を備えることを特徴と
するものである。
れかにおいてさらに、貯湯器体の一部に、貯湯器体から
の注出内容液を受入れ可能な位置に容器受けを持ってい
ることを特徴とするものである。
らに、容器受けは保温ヒータを内蔵していることを特徴
とするものである。
では給湯の有無に係わりなく貯湯しておき、注出に際し
て注出操作手段により内容液自動注出手段を適宜働かせ
ることにより貯湯されている内容液を必要に応じ自動注
出手段を働かせて定量注出し、これを抽出器等に給湯し
て、必要量の抽出液を得ると云ったことができる。
の発明においてさらに、定量注出量設定手段によって定
量注出量を複数設定することができるので、人数分等の
必要量に応じた定量注出が可能となる。
注出が単位注出量ずつ断続的に行われるので、コーヒー
やお茶類を抽出するのに、給湯が一定間隔で中断するの
で、この中断時に抽出速度が落ちて給湯による被抽出材
料の蒸らしと抽出を促進することができる。
は第2の発明においてさらに、注出手段による注出を、
連続注出設定手段によって連続に行われるようにするこ
とも必要に応じてできる。
〜第4の発明の何れかにおいてさらに、貯湯器体の一部
に設けられた容器受けが、貯湯器体からの注出内容液を
受入れかのうな位置にあるので、これに容器を載置する
と載置した容器に注出内容液を確実に給湯することがで
きる。
の発明においてさらに、容器受けはヒータを内蔵してい
るので、受載した容器に受け入れた内容液ないしは注出
液を保温することができる。
て詳細に説明する。
プの電動ポンプによって内容液を注出する貯湯容器に抽
出液容器を受載して加熱し保温を行う保温盤を並設した
ものの場合を示している。図1に示すように、貯湯容器
Aは、湯沸かし・保温ヒータ61が底部下面に当てがわ
れた内容器2を外装ケース3内に収容した器体1を持っ
ている。
した合成樹脂製の肩部材4によって上端フランジを受け
られている。そして外装ケース3の下端には合成樹脂製
の底環5が当てがわれ、この底環5と前記内容器2の底
部とを図示しない連結金具によって連結し外装ケース
3、内容器2および底環5の相互を一体化している。
0が複数の爪6と一本のビス7によって取付られ、内容
器2の底部には内容液を注出する注出路11が接続され
ている。この注出路11は内容器2と外装ケース3との
間の空間で、肩部材4の前部に設けられた嘴状突出部1
2内にまで立ち上がり、この部分でU字状に屈曲して吐
出口19が下向きに開口している。注出路11の内容器
2よりも下になった部分には、注出路11に流入する内
容液を前記吐出口19に送り出す注出ポンプ13が設け
られ、モータ14によって駆動するようにしている。前
記吐出口19から吐出される内容液は一旦大気に開放さ
れた後、前記嘴状突出部12の下側に当てがい外装ケー
ス3の前部に取付た下カバー15に設けられた注液ガイ
ド16に受けられ、注液ガイド16に案内されて注液さ
れる。注液ガイド16は2重パイプ構造をなし、前記吐
出内容液が大気に開放され易く、かつ注液時に外気を吸
入して破泡網20とともに注液を細かな泡状にして極く
静かにしかも跳ね返りがないようにして注液できるよう
にしている。注液ガイド16は下カバー15へはそれに
設けられている開口への螺合部18によって着脱自在に
取付られている。また注出路11の立ち上がり部は内容
器2と同じ液位となるのを利用して液量検出部21が設
けられている。注出路11の屈曲部のすぐ上流側には転
倒時止水弁22が設けられている。
下にはそれに溶接した金具23に遮熱板24がビス25
によって取付けられ、この遮熱板24と、ヒータ61の
裏側に積層状態にて当てがった放熱板26および遮熱板
27との間に抑えばね28を挟み込み、これによってヒ
ータ61を内容器2の底部下面に遮熱板27および放熱
板26を介し押し当てている。遮熱板24の一部に前記
モータ14が取付けられている。注出ポンプ13の吸入
口17は合成樹脂パイプで作られ、内容器2の底部に溶
接接合された接続口29に外嵌めして接続し、かつ吸入
口17の一側に形成した突起31を遮熱板27の一部に
設けた係止孔に係合させて接続口29との外れ止めとし
ている。またヒータ61の中央の透孔には内容液の温度
を感知する温度センサ33が設けられ、遮熱板24にビ
ス34によって取付けた保持板35が前記温度センサ3
3を遮熱壁36を介し保持している。
れている。回路収容ボックス41は底環5に一体成形し
た蓋部42と、この蓋部42に下方より当てがい取付け
た容器部44とからなる。容器部44と蓋部42とは相
互の爪45と係合孔46との係合によって一体化され、
相互間の合わせ目にはシールパッキング47が挟み込ま
れて回路収容ボックス41を密封容器としている。これ
により回路収容ボックス41に収容される回路基板48
の防水が充分になる。回路基板48は蓋部42の突片4
9と容器部44の口部との間に挟持され、かつ蓋部42
に設けた突起部51を利用してビス52により一箇所で
ビス止めされ、ビス52は蓋部42を貫通していない。
また蓋部42の上面には遮熱板53がビス54によって
取付られている。このビス54も蓋部42を貫通しない
ようにされている。したがって回路収容ボックス41の
前記防水性は損なわれない。また回路基板48の容器部
44からのリード線55の引出し口にはシールブッシュ
56が装着され、ここでの防水性も確保されている。
2が設けられている。器体蓋62はその後部で肩部材4
にヒンジピン63によって開閉可能に枢着されている。
この枢着は肩部材4に着脱自在に嵌め合わせた軸受部材
64に対して行い、軸受部材64の着脱によって器体蓋
62を着脱できるようにしている。これによって器体1
内の洗浄や、内容液の給排が容易となる。軸受部材64
は肩部材4の凹部65内に上方より挿入され、凹部65
内の係止部66との弾性係合により装着状態に係止され
る。この係止は肩部材4の凹部65の底部内に設けたロ
ック解除部材67の押動操作によって押し外され、器体
蓋62を軸受部材64とともに外すことができる。器体
蓋62は軸受部材64との間でばね68によって開き方
向に付勢され、閉じ状態は器体蓋62の前端部に設けら
れたロック部材69がばね71の付勢によって肩部材4
の一部に設けた係止部72に係合することによりロック
される。ロック部材69は器体蓋62の裏板82上面に
形成された突起83によって進退を案内される。
2内で軸76によって後部を枢着されたロック解除レバ
ー77の先端部の突起78が当接している。このロック
解除レバー77は前記ロック部材69がばね71によっ
て前記係合位置に進出されているとき、前記斜面75に
よって突起78を介し上方に押上げられていて、先端部
の操作部79が器体蓋62の上面開口81から器体蓋6
2の表面と面一な状態に露出している。この状態で操作
部79が押し下げられるとロック解除レバー77は反時
計方向に回動され突起78によってロック部材69の斜
面75を押動し、ロック部材69をばね68に抗して後
退させ前記係止部72との係合を外す。
が解除される。このロック解除が完了する時点では、ロ
ック解除レバー77と器体蓋62との間にはロックを解
除する方向の遊びがあり、器体蓋62はロック解除レバ
ー77が押圧操作から解放されているかどうかに係わり
なく前記ばね68によって開き方向に少し回動される。
72の位置から上方に少しずらされるので、前記ロック
解除とともに操作部79から手を離す自然な操作によっ
て、ロック部材69が再度係止部72に係合するような
ことなしに、器体蓋62がばね68によって自動的に全
開状態まで開かれるようにしている。
が働かされている。安全部材111は器体蓋62にロッ
ク解除レバー77の長手方向にスライドできるように支
持されている。そして操作部112によりスライド操作
されると、係止部113がロック解除レバー77の先端
部の下に進退され、先端部の下に進入しているときロッ
ク解除レバー77の下動を阻止し、不用意なロック解除
が行われないようにしている。
外周部に圧接するばね片84がビス85によって取付け
られている。このばね片84は器体蓋62の開閉動作の
際に軸受部材64の外周に摺接し、器体蓋62がばね6
8によって開かれるときの開き動作に制動を及ぼす。し
たがって器体蓋62は前記ロック解除の際の自動的な開
き動作がゆっくりとした動作で行われる。
の後部を閉じる金属性の内蓋85が当てがわれ、図示し
ない位置にてビス止めされている。内蓋85の外周と裏
板82との間には内容器2の口縁に対向するシールパッ
キング86が挟持されており、器体蓋62が閉じられる
と内蓋85はこのシールパッキング86部で内容器2の
口縁に接し、内容器2を閉じる。内蓋85と裏板82と
の間には内容器2内で発生する蒸気を外部に逃がす蒸気
通路87が設けられている。蒸気通路87は内蓋85に
内容器2側への開口88を持ち、器体蓋62の後部側の
上面に外部への開口89を持っている。開口88部には
裏板82に下方より嵌め付けた弁室91が設けられ、こ
れに器体1が転倒したときに閉じる転倒時止水弁92が
設けられている。
部93が設けられ、器体1が左右のどちらかに転倒して
内容液が前記転倒時止水弁92によっても止められずに
蒸気通路87を通じて流出しようとするとき、この流出
しようとする内容液を第1の溜り部93に溜め込み、下
流側への流出を抑え、また防止するようにしている。
側には第2の溜り部95が設けられ、器体1が後方に倒
れて内容液が第1の溜り部93に溜まらずに流出してき
ても、これを第2の溜り部95に溜め込み、内容液が外
部に流出するのを遅らせ、また防止する。第2の溜り部
95の下には横向きの開口96によって通じた補助溜り
部97も設けられ、流出しようとする内容液が第1、第
2の各溜り部93、95をオーバーフローするような場
合でも、これを受け入れて溜め込むことができ、前記オ
ーバーフローによる内容液の外部への流出をさらに抑え
る。
が設けられ、器体蓋62が開かれたとき、第1、第2、
補助の各溜り部94、95、97に溜め込まれた内容液
が器体1の内容器2内に流下されるようにしている。こ
のドレン口98にはシールリップ99を設け、これが器
体蓋62の閉じ状態のとき肩部材4の内面に圧接するこ
とによりドレン口98がシールリップ99と肩部材4の
内面とによって閉じられ溜込んだ内容液が器体蓋62と
肩部材4との間に流出するのを防止している。
形されている。この保温盤Bは抽出液容器121を受載
してこれを加熱する加熱部122が金属板によって設け
られ、加熱部122に保温ヒータ123が設けられてい
る。抽出液容器121の上にはコーヒー等を抽出するた
めの抽出器124が積載される。この抽出器124は前
記注出路11から注出される内容液を注液ガイト16を
通じて給湯され得る位置関係となるように、保温盤Bの
位置と、抽出液容器121および抽出器124の高さと
が設定されている。
マイクロコンピュータ101を利用したものであり、前
記ヒータ61および123の通電制御や、注出ポンプ1
3のモータ14の駆動を制御する。嘴状突出部12の上
面には操作パネル131が設けられている。操作パネル
131には、必要に応じて沸騰させる再沸騰キー132
が設けられ、器体蓋62の上面には保温温度をコーヒー
の抽出に適した高温に設定するコーヒー選択キー13
3、お茶に適した中温に設定するお茶選択キー134、
さらに内容液を連続的に注出する連続注出キー135、
内容液の注出量を1〜3人の人数単位での必要量に設定
して注出する定量注出キー136〜138、保温盤Bで
の保温ヒータ123をオン、オフする抽出液保温キー1
39が設けられている。
〜3人の人数単位での定量注出量は、前記選択キー13
3、134による選択操作に応じてコーヒーの抽出に適
当な流量と、お茶の抽出に適当な流量とに自動設定され
るようにしている。これによりコーヒーに適当な浸漬状
態を得るための通液速度と、お茶に適当な浸漬状態を得
るための通液速度とが得られる。
場合、1人分ずつの注出が必要回数だけ間断的に行われ
るようにしている。これにより図5の(a)〜(c)に
示すように1人分から3人分までの注出を行うのに、途
中の(b)で示すような注出中断により抽出速度の極端
な低下をもたらし、被抽出材料の浸漬時間を引き伸ばし
て充分な蒸らしが行われるようにすることができる。
うに前記マイクロコンピュータ101に接続されて信号
を入力し、各操作に対応した前記の如き制御が行われる
ようにしている。マイクロコンピュータ101の入力部
には各種制御のために、前記貯湯容器Aのヒータ61を
通電制御するための温度センサ33、保温盤Bのヒータ
123を通電制御するための温度センサ141、さらに
貯湯容器Aに備える前記液量検出部21に液量検出用の
フォトセンサ142が接続されている。そして再沸騰キ
ー132の接続は再沸騰回路145を介して、フォトセ
ンサ142の接続は液量検出回路146を介して行われ
ている。
れ検出回路148も入力部に接続されている。さらに注
出をどの段階でも停止することができる注出停止キー2
01も前記マイクロコンピュータ101の入力部に接続
されている。連続注出キー135は圧力センサを利用
し、これにより注出操作時の押圧力の違いを電気信号と
してマイクロコンピュータ101に入力し、押圧力に応
じた流量で注出が行われるよう制御することもできる。
は、表示回路151を介して保温ランプ152、沸騰ラ
ンプ153、コーヒー選択ランプ154、お茶選択ラン
プ155、各注出状態を表示する注出ランプ156〜1
59、抽出液保温ラップ160および最低水位時に給水
を促す給水ランプ161が接続されている。また出力部
にはヒータ61、123の駆動回路163やブザー16
2も接続され貯湯容器Aでの空炊き警告を行うようにな
っている。ランプ154〜160はそれぞれに関連する
キー133〜139内に設けられている。他は操作パネ
ル131に設けられている。
への各種入力に応じて制御動作を行う。先ず電源が投入
されると、初期設定により保温温度が例えば高温側のコ
ーヒー選択状態に設定される。そして貯湯容器Aに水が
入れられると、前記保温温度以下であることにより湯沸
かしを行う。内容液が沸騰すると前記保温温度での保温
状態に切換える。そして再沸騰キー132が操作される
と内容液を再度沸騰させた後再度保温状態に切換える。
このままでは通常の電気ポットと同様に利用できる。こ
のような用途のためだけには前記保温盤Bは特に必要で
はない。また設けるにいても保温構造を省略することも
できる。
人数単位の定量注出かを前記各注出キー135〜138
の選択操作によって選択し実行することができる。
液保温キー139を操作することにより保温盤Bでのヒ
ーター123をオンにしておく(再度操作するとオフす
る。
と抽出材料を入れた抽出器124とを積載する。次で必
要量に応じて定量抽出キー136〜138の何れかを選
択操作する。これにより選択された所定量の内容液が前
記したように注出され前記抽出器124に給湯して抽出
に供される。この場合の注出制御は例えば図6に示す注
出処理サブルーチンにしたがって行われる。
いる場合、流量aでの注出が3秒ずつ10秒の中断時間
をもってグループ2での注出量設定に応じた必要回数行
われる(グループ3)。またお茶の抽出が選択された場
合、流量bでの注出が5秒ずつ10秒の中断時間をもっ
てグループ2での注出量設定に応じた必要回数行われる
(グループ4)。なお連続注出が設定された場合は通常
流量での注出が注出操作されている間継続して行われる
(グループ1)。
し、肩部材4の嘴状突出部12の操作パネル131に各
種の操作部および表示部を集約配置するとともに、嘴状
突出部12内にマイクロコンピュータ101を設けて、
相互の電気的接続が簡略化するようにしている。したが
って器体1の底部には特別な回路を設ける必要がなくな
る。また嘴状突出部12の下面には給湯部を照明するラ
ンプ171が設けられている。他の構造は第1の実施例
と実質的に変わらないので説明は省略する。
し、図9、図10で明らかなように抽出器124の上部
に給湯拡散蓋211を装着するようにしている点、保温
盤Bの部分が正面および一側面に開放している点、貯湯
器体Aに液量表示窓212を持っている点で第2の実施
例の場合と異なっている。また本実施例では図11に示
すようなハード回路からなる制御回路213を持ってい
る点で他の実施例と異なっている。
よりも低温で湯沸かしサーモ214がオンしている状態
にて、蒸気温度が沸騰に達していずスチームセンサ21
5がオンしている状態にてリレー216を働かせるか、
あるいは再沸騰スイッチ217がオンされるかして、リ
レー接点216aをオン状態にすることにより、保温ヒ
ータ61a、および湯沸かしヒータ61bの双方に通電
する湯沸かしモードに設定される。また内容液が沸騰し
たときスチームセンサ215がオフして、リレー216
がオフ、リレー接点216aがオフになることにより、
保温ヒータ61aのみを通電する保温モードに設定され
る。218は異常昇温の防止サーモスイッチである。
保温ヒータ123の通電回路も有し、保温盤用スイッチ
221によって必要に応じ通電されるようにしてある。
222は温度制御用のサーモスタットであり、保温盤B
での保温温度を一定にするようヒータ123を通電制御
する。
を介して注出回路225が接続されている。この注出回
路225は前記整流回路224に安定回路226を介し
て注出ポンプ13のモータ14とタイマ回路基板227
がが接続され、タイマ回路基板227での1人分〜4人
分の注出キー228〜231による選択操作で、1人分
〜4人分の注出が選択的に行われるようにしている。な
おこの選択注出では、前記各人分の注出が1人分単位に
て一定間隔をおいて間断的になされるようタイマ設定さ
れている。図11におけるパルス波形はこの場合のモー
タ14の通電状態を示している。なお232は連続注出
のための連続注出スイッチ、233は沸騰表示ランプ、
234は保温表示ランプである。
給湯の有無に係わりなく貯湯しておき、注出に際して注
出操作手段により内容液自動注出手段を適宜働かせるこ
とにより貯湯されている内容液を必要に応じ自動注出手
段を働かせて定量注出し、これを抽出器等に給湯して、
必要量の抽出液を得ると云ったことができるので、貯湯
量に制限はなくかつ、注出量に注意しながらの継続した
操作が不必要であり、注出量に過不足もなく使用に便利
である。
いてさらに、定量注出量設定手段によって定量注出量を
複数設定することができるので、人数分等の必要量に応
じた定量注出が可能となり、用途や必要量に応じた注出
が容易かつ正確に行うことができさらに便利である。
注出量ずつ断続的に行われるので、コーヒーやお茶類を
抽出するのに、給湯が一定間隔で中断するので、この中
断時に抽出速度が落ちて給湯による被抽出材料の蒸らし
と抽出を促進することができ、おいしいコーヒーやお茶
が無駄なく得られる利点がある。
の発明においてさらに、注出手段による注出を、連続注
出設定手段によって連続に行われるようにすることも必
要に応じてできるで、必要注出量が特に一定しておらず
かつ多量であるような用途にも便利に用いることができ
る。
明の何れかにおいてさらに、貯湯器体の一部に設けられ
た容器受けが、貯湯器体からの注出内容液を受入れかの
うな位置にあるので、これに容器を載置すると載置した
容器に注出内容液を確実に給湯することができ、通常の
給湯はもとよりコーヒーやお茶を長い時間掛けた給湯に
より抽出するような場合に注出位置がずれると云った不
都合がなく安全確実に達成することができる。
いてさらに、容器受けはヒータを内蔵しているので、受
載した容器に受け入れた内容液ないしは抽出液を保温す
ることができ、多量に抽出しておきこれを必要に応じ用
いるのに便利である。
の縦断面図である。
ある。
図である。
示す説明図である。
る。
の縦断面図である。
の断面図である。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 内容液を所定温度に保温する貯湯器体
と、貯湯器体に貯湯されている内容液を自動的に注出す
る注出手段と、注出手段による注出量を所定量に設定す
る定量注出設定手段とを備えたことを特徴とする定量注
出貯湯容器。 - 【請求項2】 定量設定手段は、複数の注出流量を設定
するものである請求項1記載の定量注出貯湯容器。 - 【請求項3】 定量注出は単位注出量ずつ断続的に行わ
れる請求項1または2に記載の定量注出貯湯容器。 - 【請求項4】 注出手段による注出が連続に行われるよ
うに設定する連続注出設定手段を備える請求項1または
2に記載の定量注出貯湯容器。 - 【請求項5】 貯湯器体の一部に、貯湯器体からの注出
内容液を受入れ可能な位置に、容器受けを持っている請
求項1〜4の何れかに記載の定量注出貯湯容器。 - 【請求項6】 容器受けは保温ヒータを内蔵している請
求項5記載の定量注出貯湯容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3001015A JPH0789993B2 (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 定量注出貯湯容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3001015A JPH0789993B2 (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 定量注出貯湯容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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