JPS608807Y2 - 電気湯沸し器 - Google Patents

電気湯沸し器

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Publication number
JPS608807Y2
JPS608807Y2 JP7938880U JP7938880U JPS608807Y2 JP S608807 Y2 JPS608807 Y2 JP S608807Y2 JP 7938880 U JP7938880 U JP 7938880U JP 7938880 U JP7938880 U JP 7938880U JP S608807 Y2 JPS608807 Y2 JP S608807Y2
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JP
Japan
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water
tank
heat
temperature
heat retention
Prior art date
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Expired
Application number
JP7938880U
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English (en)
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JPS578025U (ja
Inventor
博昭 辻井
Original Assignee
象印マホービン株式会社
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Publication date
Application filed by 象印マホービン株式会社 filed Critical 象印マホービン株式会社
Priority to JP7938880U priority Critical patent/JPS608807Y2/ja
Publication of JPS578025U publication Critical patent/JPS578025U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気湯沸し器に関するものである。
従来の電気湯沸し器、主として電気ポットでは、その容
量が食事時等1回使用分としては多量であり1日使用分
としては少量であるため、田こ数回水を補給して沸しな
おさなければならず、非常に手間がかかつていた。
また、給水の手間を省くために、1日使用分の湯を常時
保温するようにしてもよいが、これでは常に多量の湯を
保温する為保温電力量が嵩み、不経済であるという欠点
があった。
本考案は上記欠点を解消すべくなされたもので、1日使
用分の水を水タンクに貯溜しておき、水を保温タンクに
自動的に供給して補給の手間を省くとともに、少容量の
保温タンクで保温することにより消費電力を低減させる
ようにした電気湯沸し器を提供することを目的とする。
以下、本考案を一実施例である添付図面にしたがって説
明する。
第1図において、1は湯沸し器本体で、この本体1の上
部には蓋3を有する水タンク2が設置されており、この
水タンク2は1日使用分(例えば4f)の水を貯溜し得
る容量を有してる。
水タンク2の下端部には吐出管4が設けられており、こ
の吐出管4にはバッキング5を介して細い連絡管6の一
端が接続されている。
7は湯沸し器本体1の上部に水タンク2とほぼ同一レベ
ルに設置された保温タンクで、この保温タンク7は水タ
ンク2より少容量で、1回使用分(例えばif)程度の
容量を有している。
保温タンク7の上部には断熱蓋8が被着せられ、保温タ
ンク7の周囲には断熱材9でおおわれて保温構造となっ
ている。
保温タンク7の下部外周には湯沸しヒータ10が設けら
れ、保温タンク7の底面には連絡管6の他端が接続され
るとともに排出管11が取付けられている。
連絡管6の中間には通電時には開、非通電時には閉とな
る電磁弁12が設けられており、一方排出管11にはレ
バー13により開閉される手動弁14が設けられている
排出管11の上端開口部は保温タンク7の底面から所定
長さ突出しており、この上端開口部と水タンク2の底面
とが同一レベルに設定されている。
また、保温タンク7の下面でかつ連絡管6の近傍には感
温スイッチの一例であるサーマルリードスイッチ(以下
、TR3と呼ぶ)15が設けられており、このTR3l
5は低温のときON1所定温度(例えば90℃)以上
でOFFとなるように設定され、連絡管6近傍の水温を
感知し得るようになっている。
第2図は電気湯沸し器の内部回路図を示し、この回路中
には湯沸しヒータ10と電磁弁12とを選択的に切り換
える接点17と、TR315に直列に接続されたコイル
18とを有するリレー16が設けられている。
TR315がONのときにはリレー16のコイル18が
励磁され、接点17が湯沸しヒータ10側に切り換わり
、一方TR315がOFFのときにはリレー16のコイ
ル18が消磁され、接点17が電磁弁12側に切り換わ
るようになっている。
なお、19は電源スィッチである。
つぎに、上記構成からなる電気湯沸し器の動作を説明す
る。
まず、電源スィッチ19をOFFにした状態で水タンク
2内に1日使用分の冷水を入れる。
このとき、TR315、ヒータ10、電磁弁12はとも
に非通電状態にあり、電磁弁12は閉じているために保
温タンク7へは水が流入しない。
ここで、電源スィッチ19をONにすると、TR3l
5は保温タンク7が低温のためにONとなり、リレー1
6が働いて湯沸しヒータ10に通電され、保温タンク7
が加熱される。
ところが、保温タンク7には水が入っていないので空炊
き状態となり、保温タンク7の温度が急上昇する。
この温度上昇を感知してTR315がOFFとなり、リ
レー16が消磁されて接点17が電磁弁12側に切り換
わり、湯沸しヒータ10がOFFとなるとともに、電磁
弁12に通電されて開き、水タンク2内の冷水は連絡管
6を通って保温タンク7に流入する。
少量の冷水の通過により連絡管6の近傍の温度が低下し
、この温度低下をTR3i 5が感知して直ちにONと
なり、これによりリレー16が働いて接点17が湯沸し
ヒータ10側に切り換わり1、電磁弁12が非通電状態
となるため閉じるとともに湯沸しヒータ10に通電され
、保温タンク7が加熱される。
そして、さらに保温タンク7が所定温度以上まで加熱さ
れると、TR315が再びOFFとなり、湯沸しヒータ
10への通電が断たれるとともに電磁弁12に通電され
て開き、保温タンク7内に少量の冷水が流入する。
このように、水タンク2内の冷水を少量づつ保温タンク
7内に流入させて湯沸しを行ない、サイフオンの原理に
より水タンク2と保温タンク7との水位差がなくなるま
で上記の動作を繰り返す。
保温タンク7と水タンク2との水位が同等となった状態
で電磁弁12が開いても、保温タンク7内には冷水が入
ってこす、しかも連絡管6か細いので保温タンク7内の
熱湯は水タンク2内に逆流することもない。
いま、手動弁14を開いて保温タンク7内の熱湯を所定
量使用すると、保温タンク7内の水位が低下し、もしこ
の時TR3がOFF 、すなわち湯温が十分高い場合に
は、(又、TR3がONすなわち湯温か低く、現在加熱
中であれば、TR3がOFFとなってから)電磁弁は開
となっているから、サイフオンの原理により水タンク2
内の冷水が連絡管6を介して保温タンク7内に流入する
このとき、TR3l 5が連絡管6の近傍の温度低下を
感知して直ちにONとなり、少量の冷水が通過した時点
で電磁弁12が閉じるとともに湯沸しヒータ10に通電
され、保温タンク7を加熱する。
もし、保温タンク7内の湯を使用したとき、一時に多量
の冷水が保温タンク7に流入すると、保温タンク7内の
湯温が急激に低下してしまい、すぐ後で湯を使用したい
場合には湯が沸くまで待たなければならず、不便である
しかしながら、本考案では連絡管6の近傍の温度を感知
するTR315とTR315のON、OFFにより開閉
する電磁弁12が設けられているので、少量の冷水が連
絡管6を通過するだけで敏感に温度低下を感知し、電磁
弁12が閉じ、多量の冷水が一時に保温タンク7内に流
入しないようになっている。
したがって、保温タンク7内の湯温か急激に低下するこ
となく、しかも排出管11の上端が保温タンク7の底面
より上方に開口しているので、実際に使用される湯はほ
とんど冷水の影響を受けない。
また、湯沸しヒータ10は少量ずつ湯沸しを行なえばよ
いので、小電力のもので済む。
以上のように、本考案によれば、1日使用分の水を水タ
ンクに入れておけば、自動的に保温タンクに一定量の熱
湯を貯えておくことができるので、いつでも熱い湯を使
用することができ、非常に便利であるとともに、保温タ
ンク内の湯は1回使用分、つまり一般家庭において1回
に必要とする分量だけ保温するので、低消費電力で済み
経済的である。
また、1回使用した後は自動的に電磁弁が開閉し、サイ
フオンの原理により保温タンク内に水が補給されるので
、水タンク内に水がある限り水を補給する手間が省ける
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる電気湯沸し器の断面図、第2図
はその内部回路図である。 2・・・・・・水タンク、6・・・・・・連絡管、7・
曲・保温タンク、10・・・・・・湯沸しヒータ、11
・曲・排出管、12・・・・・・電磁弁、15・・・・
・・サーマルリードスイッチ、16・・・・・・リレー
、17・・・・・・接点。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) 水を貯溜する水タンクと、水タンクとほぼ同
    一レベルに設置され、水タンクより少容量の保温タンク
    と、水タンクと保温タンクとを連結する細い連絡管と、
    連絡管の中間に設けられ、通電時には開き非通電時には
    閉じる電磁弁と、保温タンクに設けられた湯沸しヒータ
    と、保温タンクの外壁でかつ連絡管の近傍に設けられ、
    保温タンクが所定温度以下になったときONする感温ス
    イッチと、感温スイッチがONのとき湯沸しヒータへ通
    電し、感温スイッチがOFFのとき電磁弁に通電するよ
    うに選択的に切換える接点とからなる電気湯沸し器。
  2. (2)保温タンクの底部に排出管を立設し、排出管の上
    端開口部を保温タンクの底面より若干上方に位置させた
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    電気湯沸し器。
JP7938880U 1980-06-06 1980-06-06 電気湯沸し器 Expired JPS608807Y2 (ja)

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JP7938880U JPS608807Y2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06 電気湯沸し器

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JP7938880U JPS608807Y2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06 電気湯沸し器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS578025U JPS578025U (ja) 1982-01-16
JPS608807Y2 true JPS608807Y2 (ja) 1985-03-29

Family

ID=29441872

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JP7938880U Expired JPS608807Y2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06 電気湯沸し器

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JPS578025U (ja) 1982-01-16

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