JPH0632030Y2 - 電気湯沸し器 - Google Patents

電気湯沸し器

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Publication number
JPH0632030Y2
JPH0632030Y2 JP4638789U JP4638789U JPH0632030Y2 JP H0632030 Y2 JPH0632030 Y2 JP H0632030Y2 JP 4638789 U JP4638789 U JP 4638789U JP 4638789 U JP4638789 U JP 4638789U JP H0632030 Y2 JPH0632030 Y2 JP H0632030Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
heater
container
boiling
temperature sensor
heat
Prior art date
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Application number
JP4638789U
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JPH02138628U (ja
Inventor
秀治 畝木
英雄 今井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は収容液体を加熱,保温する電気湯沸し器に関す
るものである。
従来の技術 従来の100Vタイプの電気湯沸し器においては、ヒー
ターを容器の底面裏部に設けた場合には、湯沸し用ヒー
ターと保温用ヒーターを同じ底面部に設けることができ
た。一方200Vタイプの電気湯沸し器は第6図に示す
様に、湯沸し用ヒーター101を容器106底面裏部に
装着すると共に、保温用ヒーター102を容器下部に巻
装していた。これは、200Vタイプではヒーターを構
成する電熱線の長さ等により、限られた面積の容器底面
に両方のヒーター1枚のマイカ板に設けることが不可能
であり、又、これらのヒーターを2層にして、設ける為
には、金型投資の増大,ヒーターユニット作成の作業性
の悪化,それにともなうコストアップ等がさけられない
等の問題があったからである。容器106下端に設けら
れた103は遮熱板であり、ここに、サーミスター10
4を固定する金具105がセットされている。又、湯沸
し用ヒーター101と保温用ヒーター102と並列に配
線されていたこれらの部品は100V用と共用である。
沸騰検知の方式は、サーミスターで検知した温度をマイ
コンにとりこみ、沸騰に至ると水の温度は上昇しないと
いう物性を利用した傾き検知の方式である。
考案が解決しようとする課題 この様に、従来の構成では、サーミスタ等の受感構成は
容器底面裏側に、湯沸し用ヒーターと、保温用ヒーター
が一体に組み込まれている100Vタイプと同様であ
り、受感性能に、以下に記す様な問題があった。
保温中に湯沸し用ヒーターに通電をさせた場合、保温時
には、底面部は直接加熱されていない為、容器底部の湯
温とサーミスタ部の温度が低下しており、湯沸し用ヒー
ターに通電をしても、サーミスター部の温度の上昇は湯
の対流や、サーミスター部への熱伝達の関係で安定し
た、一様な上昇カーブを描かない、第5図の破線で示す
様な途中で腰折れを起こす。これをマイコンが傾き検知
して沸騰状態と誤認して湯沸し、ヒーターをOFFして
しまい、沸騰に至らない。この様に沸とう状態と誤認さ
れる様なサーミスター部の温度上昇カーブを描かせない
為には、保温中でも、容器底部の湯及びサーミスター部
の温度を出来るだけ容器内中央の湯温に近づける必要が
ある。
課題を解決する為の手段 上記課題を解決する為に本考案は、有底筒状で底面裏側
に湯沸し用のヒーターを設け、下部側面には保温用のヒ
ーターを設けた容器と、容器底面の湯沸し用ヒーターの
中央透孔部に設けた容器内の液温を感知して発熱体を制
御する温度センサーと、湯沸し用ヒーターの下方に設け
て、温度センサーを保持して中央に透孔を有する遮熱板
とよりなり、保温時には、前記湯沸し用ヒーターと、保
温用ヒーターが直列に接続され、アルミ箔で、前記遮熱
板の中央透孔をふさぎ、かつ温度センサーのリード線を
遮熱板に押しつけたものである。
作用 上記構成によれば、保温中に於いても容器底面裏側の湯
沸し用ヒーターにも通電される。この為に、小Wである
が底面部から加熱され、温度センサー部も加熱し、か
つ、容器内の液体の対流もうながすことにより、容器底
部の湯温及び温度センサー部の温度低下を防ぐ。又、ア
ルミ箔により、温度センサー部の雰囲気低下を防いでい
る。さらに、保温時よりの再湯沸しにおいては、上記の
如く、容器内の液体の対流が促進される為、センサー部
と液縁との温度差が縮少され、かつ、センサーのリード
部は湯沸しヒーターからの熱を遮熱板を介して受ける為
に、沸騰に至る前にセンサー部の温度上昇が極端に鈍っ
て沸とう状態と誤認されて、湯沸しヒーターがOFFす
ることはなくなる。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図〜第5図にもとづいて
説明する。1はボデーで、その上端開口部に、注口2を
固定し、下端には、はかま3を一体に装着している。4
は注口2を開閉自在に覆う蓋体で、その略前面に設けた
ロックつまみを押圧操作することにより注口2に対して
着脱できる様構成している。5は水管パイプであり、容
器6内の液体は、水管パイプ5を通り、酔漢ブッシング
7を経て吐出パイプ8より器体外へ注出される。容器6
の底面裏側には、上下に絶縁板を積層して形成した湯沸
し用ヒーター9をアルミニウム材,銅材等の熱伝導性の
良好な金属により構成された熱拡散板10及び背面板1
1により圧着状態で固定されている。12は容器に固定
された容器取付板である。遮熱板13容器取付板に固定
されている。14は容器6底面略中央の湯沸し用ヒータ
ー9の中央透孔部に設けられた温度センサーであり、リ
ード線15によって制御回路基板16(以下基板)と接
続されている。この温度センサー14は先の遮熱板1差
に固定される固定金具17により容器6底面裏側に圧着
状態で固定されている。19は遮熱板1差の略中央に設
けた透孔18を覆い、前記リード線を遮熱板に押しつけ
ているアルミ箔である。
20は容器6下部側面に巻装された保温用ヒーターで、
コードヒーター21を中にして粘着テープで積層し、最
外側にアルミ箔を設けた構成である。
これらヒーターの接続や、温度センサーの配線は第3図
や、第4図の配線図に示す如く、保温時には、湯沸し用
ヒーターと、保温用ヒーターが直列に接続される。温度
センサー部の温度の変化の従来例と、本実施例とを示し
たのが第5図であり、最初の湯沸しが終わってからの保
温状態での温度下降が少なく、再湯沸し時においても、
液温の上昇に沿って上がり、上がり方も安定しており、
沸騰する迄に湯沸し用ヒーターがOFFすることはな
い。
従来例においては図中に示すa,b部の様な上昇カーブ
の腰折れが発生し、ここで、沸騰状態と誤認して湯沸し
用ヒーターをOFFしていた。
22は再湯沸し用スイッチやLEDを設けた表示板部で
ある。
考案の効果 上記の様に本考案によれば、保温中においても容器底面
裏側の湯沸し用ヒーターが通電され、かつ、アルミ箔と
の相乗効果により、温度センサー部の温度低下を防い
で、不必要な自動の再湯沸しを防ぐと共に、手動操作に
よる再湯沸かしの時も温度センサー部の受感精度を向上
させて、沸とう前に湯沸し用ヒーターの通電がOFFす
る様なことがなくなる。この様に本考案は、従来の部品
類を最大限に利用し、簡単で、かつ低コストで、湯沸
し、保温性能のすぐれた電気湯沸し器を提供できるもの
である。又、前述の様に不必要な再湯沸しを防止できる
為に、機器の寿命の向上も図ることのできるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の一つを示す要部拡大断面図、
第2図は全体断面図、第3図は底面図、第4図は配線
図、第5図は本考案の実施例の一つと従来例を比較した
温度センサー部と液温の温度特性図、第6図は従来例を
示す部分断面図である。 6……容器、9……湯沸し用ヒーター、20……保温用
ヒーター、14……温度センサー、18……透孔、13
……遮熱板、19……アルミ箔、15……リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】有底筒状で底面裏側に湯沸し用のヒーター
    を設け、下部側面には、保温用のヒーターを設けた容器
    と、容器底面の湯沸し用ヒーターの中央透孔部に設けた
    容器内の液温を感知して発熱体を制御する温度センサー
    と、湯沸し用ヒーターの下方に設けて、温度センサーを
    保持して中央に透孔を有する遮熱板とを備え、保温時に
    は前記湯沸し用ヒーターと保温用ヒーターが直列に接続
    され、アルミ箔で前記遮熱板の中央透孔をふさぎ、かつ
    温度センサーのリード線を遮熱板に押しつけてなる電気
    湯沸し器。
JP4638789U 1989-04-20 1989-04-20 電気湯沸し器 Expired - Lifetime JPH0632030Y2 (ja)

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JP4638789U JPH0632030Y2 (ja) 1989-04-20 1989-04-20 電気湯沸し器

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JP4638789U JPH0632030Y2 (ja) 1989-04-20 1989-04-20 電気湯沸し器

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Publication Number Publication Date
JPH02138628U JPH02138628U (ja) 1990-11-20
JPH0632030Y2 true JPH0632030Y2 (ja) 1994-08-24

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ID=31561429

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0713612Y2 (ja) * 1991-06-19 1995-04-05 タイガー魔法瓶株式会社 電気貯湯容器

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JPH02138628U (ja) 1990-11-20

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