JP3525898B2 - 電気湯沸かし器 - Google Patents

電気湯沸かし器

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JP3525898B2 JP2001002186A JP2001002186A JP3525898B2 JP 3525898 B2 JP3525898 B2 JP 3525898B2 JP 2001002186 A JP2001002186 A JP 2001002186A JP 2001002186 A JP2001002186 A JP 2001002186A JP 3525898 B2 JP3525898 B2 JP 3525898B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として一般家庭ま
たは事務所等で使用される電気湯沸かし器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電気湯沸かし器の構成は
図8および図9に示すようなものであった。図8は従来
の電気湯沸かし器の一部破断断面図、図9は同電気湯沸
かし器の容器の要部分解斜視図である。図において、1
は上部を開口した容器でステンレス鋼板を絞り加工また
は溶接加工で形成されている。2は容器1底面に形成さ
れた凸部である。すなわち凸部2は容器1の底面に形成
された平面である。3は凸部2の裏面に収納される加熱
装置であるヒーターユニットである。ヒーターユニット
3は上側から集成マイカで打ち抜いて形成された第1の
絶縁物4、ステンレス鋼板を打ち抜いて形成して約10
00ワットの消費電力である湯沸かし電熱線5、集成マ
イカで形成した第2の絶縁物6、ステンレス鋼板を打ち
抜いて形成した約100ワットの消費電力がある保温電
熱線7、集成マイカで形成された第3の絶縁物8で順番
に重ねられて構成されている。
【0003】9は湯沸かし電熱線5に一端に溶接で固定
された湯沸かし端子であり、ステンレス鋼板をプレス加
工して形成されている。10は同様にプレス加工して形
成されて一端を保温電熱線7に溶接で固定された保温端
子である。11は前記湯沸かし電熱線5と保温電熱線7
の他端を電気的に結合し共通の端子として溶接した共通
端子である。12は前記湯沸かし端子9と保温端子10
と共通端子11とを機械的に固定する碍子である。この
碍子12は3カ所の貫通孔13を有し前記湯沸かし端子
9と共通端子11とを両端の貫通孔13に通して保温端
子10を中央の貫通孔13に通す構成にしてある。
【0004】容器1の底部側からはアルミ鍍金鋼板など
をプレス加工して形成したシーム板14を抵抗溶接で外
周と中央付近とを複数箇所溶接してヒーターユニット3
を凸部2の裏面に収納して下方からヒーターユニット3
を凸部2の裏面に圧接している。15は容器1の底部に
溶接して固定された一対の取付金具であり、下端は止め
ねじ16でねじ止めされる構造になっている。
【0005】17は前記容器1を収容する筒状のボデー
でPP樹脂などの合成樹脂で形成されている。上端下端
が開口したボデー17下部には開口部18を設けて組立
時等に利用する。19は鋼板をプレス加工して形成して
ボデー17下側の開口部18を塞ぐ底板である。
【0006】20は容器1の下に位置して一端を容器1
の底部に連通し、他端を昇水パイプ21に連通した送水
装置である遠心ポンプである。昇水パイプ21は給湯口
22を介して外方に開放されている。
【0007】23は前記容器1を略中央に備えた合成樹
脂で形成された上枠である。上枠23はボデー17上端
に嵌着する。
【0008】全体の構成は容器1を上枠23の中央に収
納して、上枠23をボデー17上端に嵌着する。容器1
下端に固定された取付金具15はボデー17の取付部2
4に嵌合する。ここで止めねじ16を用いて底板19を
取付部24を介して取付金具15に固定する。取付金具
15と取付部24とは設計上約3mmの隙間が締め代と
して設けてある。容器1と底板19を締め付けると上枠
23とボデー17を締め付けることとなり、止めねじ1
6で取付金具15を介して容器1底部を引っ張る応力を
常に加えていることとなる。
【0009】25は給電口である。26は前記容器1の
上部開口を塞ぐ蓋であり、蓋26の一端には回転軸27
が設けてあり、他端には前記上枠23に係止したロック
するロック爪(図示せず)が前後に摺動するように備え
てある。回転軸27は上枠23の軸受け部28に回転自
在に取り付けられて前記蓋26の開閉時に回転する。
【0010】29は凸部2中央の裏面に備えられたサー
ミスタで形成された温度検知素子であり、温度検知素子
29は容器1底部の凸部2の面を介して容器1内の湯の
温度を検知する。30はヒーターユニット3への通電を
制御する制御部であり、上下に分割できる防水ケース3
1内に収納されて容器1の下方に位置している。制御部
30はヒーターユニット3の湯沸かし電熱線5、保温電
熱線7と、遠心ポンプ20と温度検知素子29とを制御
する。
【0011】前記温度検知素子29は遮熱板に係止され
た取付ばねに付勢されて容器1底部に押圧されている。
【0012】以上の構成において、動作を説明する。ま
ず、水を容器1に所定量入れる。次に給電口25から給
電する。制御部30が操作に基づいてヒーターユニット
3へ通電する。湯沸かし時には湯沸かし電熱線5と保温
電熱線7に通電して合計1100ワットの電力で湯沸か
しする。ヒーターユニット3で発生した熱は容器1の凸
部2を介して容器1内の水を加熱する。このとき湯沸か
し電熱線5の温度は約500度に達しており、またシー
ム板14の温度は約250度に達している容器1底部に
押圧された温度検知素子29は容器1内の湯温を検知
し、やがて温度検知素子29が湯の沸騰を検知して制御
部30は湯沸かし電熱線5への通電を停止する。湯沸か
し電熱線5への通電を停止させた直後はヒーターユニッ
ト3とシーム板14の温度は100度以上であるのでそ
の熱容量と100度以上の温度のために、数十秒間は容
器1底面の凸部2の表面から蒸気の気泡が発生し続け
る。やがてヒーターユニット3とシーム板14の温度が
100度以下になると気泡の発生が次第に停止する。以
降は制御部30が保温電熱線7への通電を制御して容器
1内の湯温を約95度に維持する。このとき制御部30
はまず温度検知素子29の温度を信号として入力し、保
温電熱線7へ通電するが、通電当初はヒーターユニット
3全体を加熱して温度上昇させる必要があり、やがてヒ
ーターユニット3全体が加熱されると次に凸部2を通し
て容器1内の湯を加熱することとなる。このときシーム
板14の温度は約110度である。
【0013】湯沸かし時も保温時もヒーターユニット3
へ通電しているときはシーム板14下面から輻射熱を放
出していることとなる。
【0014】湯を所望のときは、操作部(図示せず)か
ら遠心ポンプ20を駆動して昇水パイプ21と給湯口2
2を介して給湯する。湯が少なくなると蓋26を回動さ
せて容器1上部を開放する。所望の水を容器1内に注水
すると制御部30が温度検知素子29で湯温を検知して
再度湯を沸かしてから保温する。以降は必要に応じて給
湯する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、ヒーターユニット3の熱容量が大きいの
で、温度検知素子29で湯温を検知して制御部30でヒ
ーターユニット3へ通電して湯温を制御するときの通電
と湯温上昇の時間のずれが大きくなるという問題を有し
ていた。また、温度検知素子29の取付にあたっては遮
熱板32に取付ばね33を介して係止して容器1底部に
押圧しなければならなかったので、寸法精度も悪く加工
や組立時の寸法ばらつきが大きくなるという問題があっ
た。
【0016】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、加熱部の熱容量を小さくし、かつ温度検知素子の組
立精度を良くすることにより、温度検知性能の良い温度
検知素子構成を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の電気湯沸かし器は、水を収容する容
器の底面の裏面に電気絶縁層を形成し、その上に印刷し
焼成して電気抵抗体層と電気導体層とを有する加熱部を
設け、さらに電気絶縁層上に容器の水温を検知する温度
検知素子を設ける構成とし、加熱部を下方に凸な曲面で
形成するとともに、加熱部の略中央を上方に凸に形成し
て受熱部を設け、温度検知素子をこの受熱部に配置した
構成とした。この構成により、加熱部の熱容量を小さく
でき、かつ温度検知素子を精度よく取付けられるので、
温度検知精度を良くすることができる。さらに、加熱部
の熱膨張による応力を受熱部で緩和するとともに温度検
知素子を受熱部に配置して容器内の水温に近い温度を検
知することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、水を収容する容器と、前記容器の底面の裏面に形成
した電気絶縁層と、前記電気絶縁層上に印刷し焼成して
形成した電気抵抗体層および電気導体層とを有する加熱
部と、前記電気絶縁層上に前記容器の水温を検知する温
度検知素子とを備える構成とし、加熱部を下方に凸な曲
面で形成するとともに、加熱部の略中央を上方に凸に形
成して受熱部を設け、温度検知素子をこの受熱部に配置
した構成としたものであり、加熱部の熱容量が小さく、
かつ温度検知素子を精度良く取付けられるのでの温度検
知素子の応答も速く、従って湯温に近い正確な温度検知
が行える。また、加熱部の熱膨張による応力を受熱部で
緩和するとともに温度検知素子を受熱部に配置して容器
内の水温に近い温度を検知することができる。
【0019】請求項2に記載の発明は、水を収容する容
器と、前記容器の底面の裏面に形成した電気絶縁層と、
前記電気絶縁層上に印刷し焼成して形成した電気抵抗体
層および電気導体層とを有する加熱部と、前記容器の水
温を検知する温度検知素子とを備え、前記温度検知素子
は前記電気絶縁層上に印刷し焼成して設ける構成とし、
加熱部を下方に凸な曲面で形成するとともに、加熱部の
略中央を上方に凸に形成して受熱部を設け、温度検知素
子をこの受熱部に配置した構成としたものであり、加熱
部の熱容量が小さいため温度検知素子の応答も速く、従
って湯温に近い正確な温度検知が行える。また、温度検
知素子を焼成で一体的に形成することで組立加工時の寸
法精度をさらに改善することができる。また、加熱部の
熱膨張による応力を受熱部で緩和するとともに温度検知
素子を受熱部に配置して容器内の水温に近い温度を検知
することができる。
【0020】請求項3に記載の発明は、特に、請求項1
または2に記載の温度検知素子を電気導体層の一部に電
気的に接合する構成とすることにより、構成が簡単にな
り、温度検知素子の取付精度をよくすることができる。
【0021】請求項に記載の発明は、特に、請求項1
または2において、電気絶縁層に複数個の温度検知素子
を配置するとともに直列に接続したものであり、加熱部
の一部が空だき状態になると近傍の温度検知素子がこれ
を検知して空だきを防止することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を用い
て説明する。なお、従来例と加熱部の構成以外はほぼ同
一であるので、同一構成には同一符号を用いその説明を
省略する。
【0023】(実施例1) 図1は本発明の実施例1における電気湯沸かし器の容器
下面図、図2は同電気湯沸かし器の構成を示す斜視図、
図3は同電気湯沸かし器の容器の分解斜視図、図4は同
電気湯沸かし器のサーミスタ部の構成図、また図5は同
電気湯沸かし器のサーミスタ部の断面図である。
【0024】図において、41は上部を開口した水を収
容する容器である。容器41はステンレス鋼板で形成さ
れている。特にJIS規格SUS444相当の組成成分
で構成している。42は容器41の底部に一段低くして
絞り加工で形成した段部である。43は段部42から一
段上方に位置した底面である。段部42はほぼ均等な深
さで底部43から下方に絞り加工されている。段部42
は平面ではなく球面の一部を切り取った形状をしてお
り、段部42の中央部が一番深い絞り加工になるように
下方に凸な形状をしている。また、44は後述するサー
ミスタを設置する受熱部である。受熱部44は段部42
中央に容器内側に向かって凸に形成し、その深さは約4
mmであり、直径は約15mmである。容器41は底面
43の外周を、ステンレス鋼板で形成した側壁45と溶
接して水密に形成している。
【0025】46は底面43の外周近傍に孔を開けてス
テンレスパイプを咬めて水密的に形成した流出口であ
り、遠心ポンプ20に連通している。流出口46を段部
42とは別部品とすることで流出口46の取付加工を任
意の行程で行うことができる。これは後述する印刷加工
が極めて施し易い構成である。
【0026】47は段部42下面のほぼ全面にわたる印
刷曲面であり、ここに加熱部48が形成される。印刷曲
面47の曲率については概略下記のように設定すると良
い。すなわち、印刷曲面47の直径に対してその100
分の1以上の深さにする。それは概略金属の熱膨張率は
高くても10-5オーダーであり、温度差を1000度と
しても10-2つまり100分の1膨張することになる。
これに対して絞り加工の深さを100分の1にすること
で曲面がどのように熱膨張してもその凹凸が反転するこ
とはない。従って印刷曲面の絞り深さを直径の100分
の1以上にすると局部的な熱膨張による段部42に発生
する応力は印刷曲面47の変形のみで吸収することがで
きるからである。
【0027】以下、加熱部48の構成について述べる。
まず印刷曲面47全面にガラスと金属酸化物を主成分と
する電気絶縁物を3層のスクリーン印刷で約50マイク
ロメートルから約200マイクロメートルに積層して第
1の電気絶縁層49を形成する。この第1の電気絶縁層
49の厚みは定格電圧や必要とする絶縁耐力によって印
刷回数や印刷時のインクの濃度を調節して所望の厚さに
する。印刷状態のまま電気炉で約10分間、約900度
で焼結する。焼結後、ステンレス鋼板(JIS規格のS
US444相当)の線膨張係数10.5〜11.9×1
-6と同じ膨張係数の第1の電気絶縁層49が得られ
る。
【0028】次に図1のように金属酸化物を主成分とす
る適度な電気抵抗を持った抵抗体を含んだインクで電気
抵抗体層50をスクリーン印刷で形成する。スクリーン
印刷の版は被印刷面よりも大きい面積を必要とするので
容器41の底面43に対して印刷曲面47は一段下に位
置するように形成する。これによりスクリーン印刷版は
容器41の底面43に当たることなく第1の電気絶縁層
49や電気抵抗体層50を印刷することができる。
【0029】電気抵抗体層50は通電により発熱する部
分であり、本実施例では電気抵抗体層50を用いて湯沸
かし回路51と保温回路52の2回路を作成している。
この回路の印刷のパターンは最内周部と外周部とに幅の
広い電気抵抗体層からなる湯沸かし回路51を設け、最
内周部と外周部との間に幅の狭い電気抵抗体層からなる
保温回路52を形成するパターンとしている。電気抵抗
体層50を同心円状とするのはスクリーン印刷加工法に
おいて、スクリーン版は平面状であるのに印刷曲面47
は球面であり、印刷時にスクリーン版の押し圧が大きい
中央付近ほど充分に印刷される一方で押し圧が小さい外
周部ほど薄く印刷される傾向があるから同心円状に同一
条件の印刷をするためである。同心円状の印刷条件は比
較的管理しやすいので電気抵抗体層50を同心円状にし
てこれにより消費電力のばらつきを約5%以下に押さえ
ることができる。
【0030】湯沸かし回路51と保温回路52の電気的
結線について説明する。電気的には湯沸かし回路51と
保温回路52とは一端を共通端子53で電気的に結線
し、他端はおのおの湯沸かし端子54と保温端子55と
を形成して並列回路として構成される。湯沸かし回路5
1と保温回路52はおのおの電気導体層56で形成した
放射状パターン57で結線され、一端は電気導体層56
で形成された共通の共通端子53に結線される。湯沸か
し回路51の他端は電気導体層56で形成された湯沸か
し端子54と結線され、保温回路52の他端は電気導体
層56で形成された保温端子55と結線される。共通端
子53と湯沸かし端子54と保温端子55と放射状パタ
ーン57とは銀を主成分としたインクをスクリーン印刷
で前記電気抵抗体層50の上に印刷して形成した電気導
体層56で一度に印刷により形成する。本実施例では共
通端子53と、湯沸かし端子54と、保温端子55とは
加熱部48の外周近傍に配置するとともに各端子とも互
いに近接して一カ所に集中させている。これは加熱部4
8の端部は中央部に比べて比較的温度が低く、耐熱耐酸
化において有利となるからである。
【0031】電気抵抗体層50は段部42下面に同心円
状に断片的に配列されているので、同心円状の電気抵抗
体層50を中心から放射状方向に電気導体層56で形成
した放射状パターン57で結線して湯沸かし回路51と
保温回路52とを形成する。同心円状の電気抵抗体層5
0を中心から放射状方向に電気導体層56で形成した放
射状パターン57で接続するのは熱膨張により印刷曲面
47が中心から放射状方向に熱による膨張と収縮による
応力が大きいためにこの寸法変化に追従できる銀を主成
分とする電気導体層56で放射状方向の接続を行うため
である。前記共通端子53と湯沸かし端子54と保温端
子55と放射状パターン57とで電気導体層56を形成
する。電気導体層56はスクリーン印刷で一度に形成し
た後に電気炉で約900℃、10分で焼結する。
【0032】次に、第1の電気絶縁層49の範囲から共
通端子53と湯沸かし端子54と保温端子55と中央部
とを除く範囲を無機質であるガラスと金属酸化物を主成
分とする電気絶縁物を1層または複数層にスクリーン印
刷で約50から200マイクロメートルの厚さに積層し
て第2の電気絶縁層58を形成する。この第2の電気絶
縁層58の厚みは定格電圧や必要とする絶縁耐力によっ
て印刷回数や印刷時のインクの濃度を調節して所望の厚
さにする。印刷状態のまま電気炉で約900℃、10分
で焼結する。するとステンレス鋼板(JIS規格のSU
S444相当)の線膨張係数10.5〜11.9×10
-6と同じ膨張係数の第2の電気絶縁層58が完成する。
【0033】このように、加熱部は第1の電気絶縁層4
9と電気抵抗体層50と電気導体層56と第2の電気絶
縁層58とで構成される。
【0034】60は容器41の底面43に溶接して固定
された一対の取付金具である。取付金具60は下端にね
じ孔61が設けてあり、底板19と取付金具60とでボ
デー17を挟んで止めねじ16で固定することとなる。
取付金具60を底面43に溶接するのは取付金具60間
に制御部30を内蔵した防水ケース31を収納すること
ができるからである。また取付金具60はボデー17を
締め付けて固定するので締め付けによる応力を底面43
に加えることとなるが、その応力を印刷曲面47に伝わ
りにくくするために印刷曲面47を段部42に設けてい
る。印刷曲面47には焼結した加熱部48が固着してい
るのでこれに応力が加わらないようにすることが重要で
ある。
【0035】次に、温度検出素子であるサーミスタの取
付について述べる。62は第1の電気絶縁層49の略中
央に二つの電気導体層56で形成した端部63を形成し
てこの端部63に銀ろうまたは金属結合で温度検知素子
であるサーミスタ64のリード線65を結線した温度検
知部である。サーミスタ64は第1の電気絶縁層49に
接するので電気絶縁物で絶縁する必要はなく、サーミス
タ64のリード線65をそのまま端部63に結線する。
端部63は電気導体層56を長く伸ばして前記共通端子
53付近まで伸びて形成されている。もちろんサーミス
タが充分な電気絶縁強度を有する場合は、電気絶縁層4
9は不要であり、容器1の段部に直接設けてもよい。た
だしこの場合、リード線などは充分に絶縁しておく必要
がある。
【0036】ここで、湯沸かし回路51の一部が最内周
に位置するのは、発熱の多い湯沸かし回路51の熱でい
ち早くサーミスタ64に熱を伝えるためである。
【0037】次に電気結線について述べる。66はアル
ミニウム合金か金等で形成した金属結線であり、一端は
共通端子53と湯沸かし端子54と保温端子55と端部
63とに夫々電気的に接続し、他端は取付金具60に固
定された樹脂で形成された電気絶縁部材67に保持され
た金属端子68に接続される。金属端子68は黄銅にス
ズ鍍金を施した材料または鉄にニッケル鍍金を施した材
料をプレス加工で打ち抜いて形成している。
【0038】また、取付金具60は加熱部48の外周に
位置するとともに電気絶縁部材67は前記共通端子53
と、湯沸かし端子54と、保温端子55との集中した比
較的発熱量が少なく温度の低い加熱部48外周に集中し
て位置している。従って電気絶縁部材67及び金属端子
68の温度は低く押さえることができる。さらにサーミ
スタ64の端部63も前記共通端子53と、湯沸かし端
子54と、保温端子55との近傍に位置して金属結線6
6で電気絶縁部材67に取り付けられた金属端子68に
金属結合されている。ただし、共通端子53、湯沸かし
端子54、保温端子55とサーミスタ64の端部63に
おのおの結合している金属結線66は電気的に独立して
いる。
【0039】なお、69は容器41下部に接して備えら
れた断熱材であり、ガラス繊維、発泡シリコンゴム、熱
変形温度が200度以上の熱可塑性樹脂の発泡材、無機
質材料の積層材等で形成されている。
【0040】前記のように構成された電気湯沸かし器に
ついて、以下その動作を説明する。まず、基本的な動作
は前述の従来の技術の動作と同じである。容器41近傍
の動作について述べる。容器41に水を入れる。給電口
25から商用電力を供給する。
【0041】加熱部48で発生した熱は容器41内の水
を加熱し、熱せられた水の温度を受熱部44を介してサ
ーミスタ64が検知する。このとき受熱部44は容器4
1内側に向かって凸であるので平面にサーミスタ64を
接するよりもより水温に近い雰囲気温度で受熱部44に
接するのでサーミスタ64全体に水温により近い温度を
伝えることができる。制御部30がサーミスタ64から
の信号で容器41内の水温を検知して湯沸かしモードに
入り、湯沸かし回路51と保温回路52に通電する。湯
沸かし回路51と保温回路52はジュール熱により発熱
して約150度の温度になり、第1の電気絶縁層49と
第2の電気絶縁層58に熱が伝導する。第1の電気絶縁
層49から容器41の印刷曲面47を介して容器41内
の水を加熱する。ここで第1の電気絶縁層49は印刷曲
面47と電気抵抗体層50とにそれぞれ焼結で密着して
いるので熱伝導が非常にすぐれており、発熱した熱が電
気抵抗体層50に滞留することなく容器41内の水を加
熱することとなる。この状態で湯沸かしが進行する。
【0042】また、電気抵抗体層50は通電とともに急
激に温度上昇するので熱膨張係数に見合う膨張が発生す
る。温度上昇は急激で局部的な発生であり電気抵抗体層
50が熱膨張する瞬間はまだステンレス鋼板で形成され
た印刷曲面47はまだ温度上昇していないので電気抵抗
体層50と印刷曲面47の層状構成においてバイメタル
のような挙動をする。しかし、印刷曲面47は熱膨張に
よる応力をその曲率がわずかに変化することで吸収して
しまう。加熱部48中央に位置する受熱部44は加熱部
48が下方向に凸形状であるのに対して逆に上方向に凸
であるので、熱膨張した加熱部48の中央に集中する応
力を凹凸が逆な形状であるので応力緩和することができ
る。つまり、熱膨張で加熱部48が下方向に変形する
が、中央部の受熱部は応力が集中して外周から押されて
逆に上方向に押し上げられることとなり、加熱部48全
体としては上下方向への変形で全体の応力を緩和するこ
ととなる。
【0043】印刷曲面47の熱膨張による曲率の変化は
底面43の取付金具60には伝わらないために、ボデー
17の締め付け寸法には影響しない。印刷曲面47の熱
膨張による変化はそれ以外の部品には応力の影響はない
こととなる。また、反対に印刷曲面47には他の部分か
らの応力は伝わってはこない。
【0044】やがて容器41内の水は沸騰する。サーミ
スタ64が約100度の沸騰温度または温度上昇が停止
して一定温度になったことを検知して制御部30が湯沸
かし回路51と保温回路52の通電を停止する。このと
き電気抵抗体層50と第1の電気絶縁層49および第2
の電気絶縁層58は熱容量が小さく温度上昇も比較的少
ない上に前述のように電気抵抗体層50と第1の電気絶
縁層49と印刷曲面47とはそれぞれ焼結により結合さ
れているので熱伝導が良いために通電を停止して1秒程
度で印刷曲面47からの沸騰時の蒸気の泡は発生しなく
なる。これにより沸騰直後に遠心ポンプ20を作動させ
ても泡を巻き込んで給湯能力が低下することはない。
【0045】以上のように実施例1によれば、第1に加
熱部48の熱容量が小さいので加熱時のレスポンスが良
く温度制御しやすい。第2に印刷による加熱部48の形
成は各部品の加工行程を著しく簡素化できてしかも印刷
加工では余分な廃材がないために地球環境にも優しい加
工が行える。また定格電圧や定格消費電力の異なる仕様
の加熱部48を生産するときは電気抵抗体層50のスク
リーン印刷版を作り直せば良いのでコストも切り替え時
間もほとんど必要ない。第3に第1の電気絶縁層49を
介して容器41と電気的に絶縁した状態でサーミスタ6
4を加熱部48に接合することでサーミスタ64の構成
が簡単な構成にすることができる。
【0046】また、電気導体層56と金属端子68とを
金属結線66で接続することで、取付金具60や金属端
子68に加わる応力が電気導体層56に伝わるのを防止
することができる。
【0047】以上のように本実施例によれば、加熱部4
8を印刷で加工しサーミスタ64を第1の電気絶縁層4
9上に接するように配置して、電気導体層56の一部に
接合することにより、第1に加熱部48の熱容量が小さ
いので加熱時のレスポンスが良く温度制御しやすい。第
2に印刷による加熱部48の形成は各部品の加工行程を
著しく簡素化できてしかも印刷加工では余分な廃材がな
いために地球環境にも優しい加工が行える。また定格電
圧や定格消費電力の異なる仕様の加熱部48を生産する
ときは電気抵抗体層50のスクリーン印刷版を作り直せ
ば良いのでコストも切り替え時間もほとんど必要ない。
第3に第1の電気絶縁層49を介して容器41と電気的
に絶縁した状態でサーミスタ64を加熱部48に接合す
ることでサーミスタ64の構成が簡単な構成にすること
ができる。
【0048】また、電気導体層56と金属端子68とを
金属結線66で接続することで、取付金具60や金属端
子68に加わる応力が電気導体層56に伝わるのを防止
することができる。
【0049】(実施例2) 図6は、本発明の実施例2における電気湯沸かし器のサ
ーミスタ部の断面図である。なお、基本構成は実施例1
と同様であるので、同一構成には同一符号を付し、その
説明は省略し相違点を中心に説明する。
【0050】70は第1の電気絶縁層49上に電気抵抗
体層50を印刷する前後の工程で印刷し、焼結するとき
に同時に焼結して形成した温度検知素子である焼結固定
式のサーミスタであり、電気導体層71を印刷するとき
にサーミスタ70の電極であるサーミスタ端子72を電
気導体層71で形成する。電気導体層71であるサーミ
スタ端子72でサーミスタ70を電気的に接続してサー
ミスタ端子72を共通端子53、湯沸かし端子54、保
温端子55と同様の構成で金属端子68に接続する。
【0051】前記のように構成した電気湯沸かし器につ
いて、以下その動作を説明する。基本的な動作は実施例
1と同じであるので省略する。まず、容器41内の水を
加熱部48で加熱する。加熱された容器41内の水の温
度変化は受熱部44を介して第1の電気絶縁層49から
この第1の絶縁層49に焼結で固定されているサーミス
タ70に伝わる。このとき、サーミスタ70と第1の電
気絶縁層49は焼結で直接結合しているので、空気層が
ない状態であり熱伝導が空気層がある場合より遙かに速
い。また熱抵抗が小さいので湯温がほぼそのままサーミ
スタ70に伝わり温度検知の精度が向上する。
【0052】以上のように、温度検知素子であるサーミ
スタ70を第1の電気絶縁層49上に焼結で形成し、サ
ーミスタ70の電極を電気導体層71で形成することに
より、第1にサーミスタ70の組立加工が加熱部48の
加工と同時に行うことが出来る。第2にサーミスタ70
の取付構成が不要になり簡単な構成にすることができて
部品点数と材料の削減や組立工数の削減ができる。第3
にサーミスタ70への容器41内の湯温の伝達が空気層
が存在しないので速くまた湯温に近い温度が伝わるので
正確な温度検知をすることができる。
【0053】(実施例3) 図7は、本発明の実施例3における電気湯沸かし器の容
器下面図である。なお、基本構成は実施例1と同様であ
るので、同一構成には同一符号を付し、その説明は省略
し相違点を中心に説明する。
【0054】80は第1の電気絶縁層49上に電気抵抗
体層50を印刷する前後の工程で印刷し、焼結するとき
に同時に焼結して形成した温度検知素子である焼結固定
式のサーミスタであり、印刷曲面47の湯沸かし回路5
1の外周四隅に位置しているのは電気導体層であり、電
気導体層を印刷するときにサーミスタ80の電極である
サーミスタ端子81を電気導体層で形成する。電気導体
層で各サーミスタ80を直列に接続し、最後の両端をサ
ーミスタ接続端子82に接続する。このサーミスタ接続
端子82も電気導体層で形成され印刷加工で加工され
る。サーミスタ接続端子82を共通端子53、湯沸かし
端子54、保温端子55と同様の構成で金属端子68に
接続する。
【0055】前記のように構成した電気湯沸かし器につ
いて、以下その動作を説明する。基本的な動作は実施例
1と同じであるので省略する。まず、容器41内の水を
加熱部48で加熱する。加熱された容器41内の水の温
度変化は受熱部44を介して第1の電気絶縁層49から
この第1の絶縁層49に焼結で固定されているサーミス
タ80に伝わる。このとき、サーミスタ80と第1の電
気絶縁層49は焼結で直接結合しているので、空気層が
一切ない状態であり熱伝導が空気層がある場合より遙か
に速い。また熱抵抗が小さいので湯温がほぼそのままサ
ーミスタ80に伝わり温度検知の精度が向上する。
【0056】ここで湯量が少ないときについてその動作
を説明する。水量を少なくして湯沸かしを行う場合に、
従来の構成ではヒーターユニット3全体が水没していな
いと正常な湯沸かしはできないが、ヒーターユニット3
の一部が水面上にあったとしても温度検知素子29は水
没しているのでヒーターユニット3の一部が空だきにな
ってしまう。これに対して本実施例ではサーミスタ80
を湯沸かし回路51と保温回路52の外周の4カ所に位
置させているために、本体の傾斜等により電気抵抗体層
50が水面上に出たとしても、その前にサーミスタ80
の一部が水面上に位置することとなる。4カ所のサーミ
スタ80のどれかが水面上に位置したままで湯沸かしを
続けるとそのサーミスタ80の電気抵抗が急に増大して
直列に接続したサーミスタ80全体の抵抗が増大するこ
ととなり、サーミスタ接続端子82間の電気抵抗が急増
するので制御部30がこれを検知して湯沸かし回路51
への通電を停止して空だきを確実に防止する。
【0057】以上のように、温度検知素子であるサーミ
スタ80を第1の電気絶縁層49上で湯沸かし回路51
の外周に位置した4カ所に焼結で形成し、各サーミスタ
80を直列に接続することで、第1に本体が傾斜してい
て少量の水を湯沸かしする場合に電気抵抗体層50の一
部が空だきになるのを防止することができる。第2にサ
ーミスタ80を複数個形成しても取付構成が不要になり
印刷と焼成といった簡単な構成にすることができて部品
点数と材料の削減や組立工数の削減ができる。第3にサ
ーミスタ80を直列に接続することで電気的に感度を4
倍にすることができる。第4にサーミスタ80への容器
41内の湯温の伝達は空気層が存在しないので速く、ま
た湯温に近い温度が伝わるので正確な温度検知ができ
る。
【0058】なお、実施例1では加熱部48の印刷工程
を側壁45と底面43を溶接して容器41を形成した後
としたが、底面43のみの状態のときに先に印刷加工を
施してから側壁45と底面43の溶接加工を施しても良
い。
【0059】また、実施例1では印刷加工をスクリーン
印刷加工法としたが、転写等の異なる印刷方法でも良
い。要は液体状の材料を容器41印刷曲面47に固着さ
せればよい。
【0060】また、実施例3ではサーミスタ80の配置
を電気抵抗体層50の外周としたが、加熱部48の面上
に分散させれば良い。
【0061】さらに、実施例1では共通端子53と湯沸
かし端子54と保温端子55と端部63と、金属結線の
一端とを銀ろうかまたは金属結合させ、金属端子68と
金属結線66の他端とを銀ろうかまたは金属結合で機械
的にまた電気的に結合したが、ボンディングやレーザー
による溶接やはんだ付けによる溶接でもよい。要は金属
結合により接続してあれば良い。
【0062】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜に記載の発
明によれば、加熱部の熱容量を小さくし、かつ温度検知
素子の組立精度を良くすることにより、温度検知性能の
良い温度検知素子の構成を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における電気湯沸かし器の容
器下面図
【図2】同電気湯沸かし器の構成を示す斜視図
【図3】同電気湯沸かし器の容器の分解斜視図
【図4】同電気湯沸かし器のサーミスタ部の構成図
【図5】同電気湯沸かし器のサーミスタ部の断面図
【図6】本発明の実施例2における電気湯沸かし器のサ
ーミスタ部の断面図
【図7】本発明の実施例3における電気湯沸かし器の容
器下面図
【図8】従来の電気湯沸かし器の一部破断断面図
【図9】同電気湯沸かし器の容器の要部分解斜視図
【符号の説明】
41 容器 44 受熱部 48 加熱部 49 第1の電気絶縁層(電気絶縁層) 50 電気抵抗体層 56、71 電気導体層 64、70、80 サーミスタ(温度検知素子)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−89713(JP,A) 特開 平9−82460(JP,A) 実開 昭60−132214(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/21 H05B 3/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を収容する容器と、前記容器の底面の
    裏面に形成した電気絶縁層と、前記電気絶縁層上に印刷
    し焼成して形成した電気抵抗体層および電気導体層とを
    有する加熱部と、前記電気絶縁層上に前記容器の水温を
    検知する温度検知素子とを備え、前記加熱部を下方に凸
    な曲面で形成するとともに、前記加熱部の中央部を上方
    に凸に形成して受熱部を設け、前記温度検知素子を前記
    受熱部に配置する構成とした電気湯沸かし器。
  2. 【請求項2】 水を収容する容器と、前記容器の底面の
    裏面に形成した電気絶縁層と、前記電気絶縁層上に印刷
    し焼成して形成した電気抵抗体層および電気導体層とを
    有する加熱部と、前記容器の水温を検知する温度検知素
    子とを備え、前記温度検知素子は前記電気絶縁層上に印
    刷し焼成して設け、前記加熱部を下方に凸な曲面で形成
    するとともに、前記加熱部の中央部を上方に凸に形成し
    て受熱部を設け、前記温度検知素子を前記受熱部に配置
    する構成とした電気湯沸かし器。
  3. 【請求項3】 温度検知素子を電気導体層の一部に電気
    的に接合する構成とした請求項1または2に記載の電気
    湯沸かし器。
  4. 【請求項4】 複数個の温度検知素子を電気絶縁層に配
    置するとともに直列に接続する構成とした請求項1また
    は2に記載の電気湯沸かし器。
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