JPH07322954A - 電気湯沸かし器 - Google Patents

電気湯沸かし器

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JPH07322954A
JPH07322954A JP11820694A JP11820694A JPH07322954A JP H07322954 A JPH07322954 A JP H07322954A JP 11820694 A JP11820694 A JP 11820694A JP 11820694 A JP11820694 A JP 11820694A JP H07322954 A JPH07322954 A JP H07322954A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
temperature
heat
insulating material
temperature sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP11820694A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Morimoto
泰史 森本
Mitsuoki Maeda
満興 前田
Kaoru Maekawa
馨 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11820694A priority Critical patent/JPH07322954A/ja
Publication of JPH07322954A publication Critical patent/JPH07322954A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器内の急激な温度変化にも追随する温度検
知構成とすることで、沸騰および空炊き検知性能の向上
や容器の耐食性の向上し、使い勝手のよい電気湯沸かし
器を提供することを目的としている。 【構成】 容器底部の裏側に装着した温度検知装置5
は、U字状の凹部7を有する板材の感熱板8と凹部に絶
縁材9を介して装着した温度センサー10と、凹部と隙
間を有して凹部の周囲を覆うカバー11で構成し、カバ
ー11上に載置した感熱板8をカバー11を介して容器
底面に押圧付勢する取り付けばね13で装着固定した電
気湯沸かし器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収容液体を加熱・保温
する電気湯沸かし器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電気湯沸かし器は、例え
ば図7、図8に示されたような構成になっていた。すな
わち、図において、101は外装体102内に設けた有
底筒状の容器で、容器101の底面裏側には発熱体10
3を固定し、容器101の中央底部の裏側には温度検知
装置104を装置している。105はこの温度検知装置
104からの電気的信号で発熱体103への通電を制御
する制御基板である。前記温度検知装置104は、上面
に平面部と側面に透孔を設けた円筒状の金属で形成した
感熱板106と、透孔に絶縁材107を介して装着した
温度センサー108と、感熱板106を支持するカバー
109で構成し、カバー109上に載置した感熱板10
6をカバー109を介して容器101の底面に押圧付勢
する取り付けばね110で装着固定したものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
湯沸かし器では、感熱板106の熱質量が大きく急激な
容器101の温度変化、例えば少水量の湯沸かし時や空
炊き時には、温度センサー108の温度検知が遅れ、沸
騰時間や空炊き検知時間が長くなり各部の温度が上昇し
たり容器101の変色が起こり耐食性が劣化したり発熱
体の寿命が短くなったりする問題があった。
【0004】また保温中に水を追加して湯沸かしをした
いときでも、温度センサー108の温度検知が遅れる
と、お湯が沸かないという問題があった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するもので、容
器内の急激な温度変化にも追随する温度検知構成とする
ことで、沸騰および空炊き検知性能の向上や容器の耐食
性の向上や、再湯沸かしがすぐに行えるなどの使い勝手
のよい電気湯沸かし器を提供することを第1の目的とし
ている。
【0006】また、突起部で絶縁材と絶縁材に覆われた
温度センサ−を支持して、容器底部に押圧付勢すること
により、温度センサーと容器底部との密着性を向上さ
せ、容器の温度をより正確に検知する事を第2の目的と
している。
【0007】また、絶縁材と温度センサーとの間に良熱
伝導性の材料を充填または挿入することにより、温度セ
ンサー絶縁材からの熱伝導が良くなり容器の温度をより
正確に検知する事を第3の目的としている。
【0008】また、感熱板と容器底面との間に良熱伝統
性の絶縁シートを設けることにより絶縁材を薄くする事
ができ感熱板の温度をより確実に温度センサーへ熱伝導
でき容器の温度を正確に検知する事を第4の目的として
いる。
【0009】また、良熱伝導性でなおかつ絶縁性の材料
で構成された感熱板の温度を直接温度センサーに熱伝導
し、容器の温度をより正確に検知するとともに、部品点
数を削減し安価に構成することを第5の目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、第1の手段は、外装体内に設けた有
底筒状の容器と、容器の底面裏側に固着した発熱体と、
容器底部の裏側に装着した温度検知装置と、この温度検
知装置からの電気的信号で発熱体への通電を制御する制
御基板からなり、前記温度検知装置は、U字状の凹部を
有する板材の感熱板と、凹部に絶縁材を介して装着した
温度センサーと、凹部と隙間を有して凹部の周囲を覆う
カバーで構成し、カバー上に載置した感熱板をカバーを
介して容器底面に押圧付勢する取り付けばねで装着固定
したものである。
【0011】第2の目的を達成するための第2の手段
は、カバーに設けた突起部で絶縁材と絶縁材で覆われた
温度センサーのリード部を容器底部に押圧付勢したもの
である。
【0012】第3の目的を達成するための第3の手段
は、絶縁材と温度センサーとの間に良熱伝導性の材料で
充填または挿入したものである。
【0013】第4の目的を達成するための第4の手段
は、感熱板と容器底面との間に良熱伝導性絶縁シートを
設けたものである。
【0014】第5の目的を達成するための第5の手段
は、感熱板を良熱伝導性でなおかつ絶縁性の材料で構成
されたものである。
【0015】
【作用】本発明は上記した第1の手段では、感熱板の熱
質量を小さくするために板材で形成し、感熱板に設けた
U字状の凹部に絶縁材を介して温度センサーを装着し、
容器底部に押圧している。センサ−を直接容器底面に圧
接しているので感度が良くなり容器の温度と温度センサ
ーの検知温度を近似させることができる。これにより、
容器内の急激な温度変化にもすばやく追従して温度検知
がきるので、沸騰および空炊き検知性能の向上や容器の
耐食性の向上や再湯沸かし時の対応がすばやくできる。
【0016】第2の手段では、カバーに設けた突起部で
絶縁材と絶縁材で覆われた温度センサーのリード部を容
器底部に押圧付勢し温度センサーと容器底部との密着性
を向上させ、容器の温度をより正確に検知する事ができ
る。
【0017】第3の手段では、絶縁材と温度センサーと
の間に良熱伝導性の材料を充填または挿入させているの
で温度センサーが絶縁材からの熱伝導がよくなり容器の
温度をより正確に検知する事ができる。
【0018】第4の手段では、感熱板と容器底面との間
に良熱伝統性の絶縁シートを設ける為絶縁材を薄くする
事ができ感熱板の温度をより確実に温度センサーへ熱伝
導でき容器の温度を正確に検知する事ができる。
【0019】第5の手段では良熱伝導性でなおかつ絶縁
性の材料で構成された感熱板の温度を直接温度センサー
に熱伝導でき容器の温度をより正確に検知することがで
きる。また、部品点数を削減でき安価に構成できる。
【0020】
【実施例】
(実施例1)まず、本発明の第1の実施例について図1
〜図3を参照しながら説明する。図に示すように、容器
1は有底筒状の容器で外装体2の内部に設けている。容
器1の底面裏側には、発熱体3を背面板4により押圧固
着している。容器1の底面裏側には、温度検知装置5を
装着している。この温度検知装置5は、平面部6とU字
状の凹部7を一体的に板材で形成した感熱板8と、U字
状の凹部7と隙間を有して周囲を覆うカバー11で構成
され、感熱板8にはフランジ8aを設け発熱体3からの
温度センサ−10への輻射熱の影響を調整するとともに
感熱板8の位置をカバ−11に決めている。このカバー
11の上面には、突起12を設け、この突起12で感熱
板8を支持し感熱板8とカバ−11の間に隙間を設けて
いる。
【0021】カバー11上に感熱板8を載置して構成し
た温度検知装置5は、カバー11を介して容器1底面に
押圧付勢する取り付けばね13で装着固定している。1
6は制御基板で、温度検知装置5からの電気信号で発熱
体3への通電を制御している。
【0022】上記構成において、容器1内に液体を収容
し、通電を開始すると発熱体3が加熱され容器1内の液
体が加熱されるとともに、容器1下部に装着した温度検
知装置5により所定の液温に制御される。
【0023】ここで、第1の実施例については、感熱板
8の熱質量を小さくするために板材で形成し、感熱板8
に設けたU字状の凹部7に絶縁材9を介して温度センサ
ー10を装着し、容器1底部に押圧することにより、容
器1の温度変化に対する温度センサー10の追随性を向
上でき、しかも容器1の温度と温度センサー10の検知
温度近似をさせることができる。これにより、容器1内
の急激な温度変化にもすばやく追従して温度検知ができ
るので、沸騰および空炊き検知性能の向上や容器の耐食
性の向上や再湯沸かし時の対応がすばやくできる。 (実施例2)次に、本発明の第2の実施例について図1
〜3を参照しながら説明する。突起部14で絶縁材9と
絶縁材9に覆われた温度センサ−10を支持して、容器
1底部に押圧付勢している。これにより温度センサー1
0と容器1底部との密着性を向上させ、容器1の温度を
より正確に検知する事ができる。 (実施例3)次に、本発明の第3の実施例について図4
を参照しながら説明する。図に示すように、絶縁材9と
温度センサーとの間に良熱伝導性の材料18を充填また
は挿入しているので、温度センサー10絶縁材9からの
熱伝導が良くなり容器1の温度をより正確に検知する事
ができる。 (実施例4)次に、本発明の第4の実施例について図5
を参照しながら説明する。図に示すように、感熱板8と
容器1底面との間に良熱伝統性の絶縁シート20を設け
ることにより絶縁材9を薄くする事ができ感熱板8の温
度をより確実に温度センサー10へ熱伝導でき容器1の
温度を正確に検知する事ができる。 (実施例5)次に、本発明の第5の実施例について図6
を参照しながら説明する。図に示すように、良熱伝導性
でなおかつ絶縁性の材料で構成された感熱板21の温度
を直接温度センサー10に熱伝導でき容器1の温度をよ
り正確に検知することができる。また、部品点数を削減
でき安価に構成できる。
【0024】上記した各実施例は、電気湯沸かし器に用
いて説明したが、他の電気機器に用いてもよいものであ
る。
【0025】
【発明の効果】以上の実施例説明から明らかなように、
本発明は、感熱量の熱質量を小さくするため板材で形成
し、感熱板に設けたU字状の凹部と平面部間に絶縁材を
介して温度センサーを装着し、容器底部に押圧してお
り、しかもセンサ−を直接容器底面に圧接しているので
感度が良くなり容器の温度変化に対する温度センサーの
追随性向上でき、しかも容器の温度と温度センサーの検
知温度と近似させることができる。これにより、容器内
の急激な温度変化にもすばやく追従して温度検知ができ
るので、沸騰および空炊き検知性能の向上や容器の耐食
性の向上や再湯沸かし時の対応がすばやくできる。温度
センサ−を上から感熱板に取り付けるため組立性も良
い。
【0026】また、突起部で絶縁材と絶縁材に覆われた
温度センサ−を支持して、容器底部に押圧付勢してので
温度センサーと容器底部との密着性を向上させ、容器の
温度をより正確に検知する事ができる。
【0027】また、絶縁材と温度センサーとの間に良熱
伝導性の材料を充填または挿入しているので、温度セン
サー絶縁材からの熱伝導が良くなり容器の温度をより正
確に検知する事ができる。
【0028】また、感熱板と容器底面との間に良熱伝統
性の絶縁シートを設けることにより絶縁材を薄くする事
ができ感熱板の温度をより確実に温度センサーへ熱伝導
でき容器の温度を正確に検知する事ができる。
【0029】また、良熱伝導性でなおかつ絶縁性の材料
で構成された感熱板の温度を直接温度センサーに熱伝導
でき容器の温度をより正確に検知することができる。
【0030】また、部品点数を削減でき安価に構成でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の電気湯沸かし器の温度
検知装置の分解斜視図
【図2】同電気湯沸かし器の断面図
【図3】同電気湯沸かし器の温度検知装置の断面図
【図4】同第2実施例の電気湯沸かし器の分解斜視図
【図5】同第3実施例の電気湯沸かし器の分解斜視図
【図6】同第4実施例の電気湯沸かし器の分解斜視図
【図7】従来電気湯沸かし器の断面図
【図8】同電気湯沸かし器の断面図温度検知装置の分解
斜視図
【符号の説明】
1 容器 2 外装体 3 発熱体 5 温度検知装置 6 平面部 7 U字状の凹部 8 感熱板 8a フランジ部 9 絶縁材 10 温度センサ− 11 カバ− 12 突起 13 取り付けばね 14 突起部 15 温度センサ−のリ−ド部 16 制御基盤 18 良熱伝導性の材料 20 良熱伝導性の絶縁シ−ト 21 良熱伝導性でなおかつ絶縁物の感熱板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装体内に設けた有底筒状の容器と、容
    器の底面裏側に固着した発熱体と、容器の底部の裏側に
    装着した温度検知装置と、この温度検知装置からの電気
    的信号で発熱体への通電を制御する制御基板からなり、
    前記温度検知装置は、U字状の凹部を有する板材の感熱
    板と、凹部に絶縁材を介して装着した温度センサーと、
    凹部と隙間を有して凹部の周囲を覆うカバーで構成し、
    カバー上に載置した感熱板をカバーを介して容器底面に
    押圧付勢する取り付けばねで装着固定した電気湯沸かし
    器。
  2. 【請求項2】 カバーに設けた突起部で絶縁材と絶縁材
    で覆われた温度センサーのリード部を容器底面に押圧付
    勢した請求項1記載の電気湯沸かし器。
  3. 【請求項3】 絶縁材と温度センサーとの間に良熱伝導
    性の材料を充填または挿入した請求項1記載の電気湯沸
    かし器。
  4. 【請求項4】 感熱板と容器底面との間に良熱伝導性の
    絶縁シートを設けた請求項1記載の電気湯沸かし器。
  5. 【請求項5】 良熱伝導性でなおかつ、絶縁性の材料で
    構成された感熱板を設けた請求項1記載の電気湯沸かし
    器。
JP11820694A 1994-05-31 1994-05-31 電気湯沸かし器 Pending JPH07322954A (ja)

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