JPH0423447Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0423447Y2 JPH0423447Y2 JP1985078113U JP7811385U JPH0423447Y2 JP H0423447 Y2 JPH0423447 Y2 JP H0423447Y2 JP 1985078113 U JP1985078113 U JP 1985078113U JP 7811385 U JP7811385 U JP 7811385U JP H0423447 Y2 JPH0423447 Y2 JP H0423447Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- recess
- thermostat
- cooking
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 18
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 18
- 238000010411 cooking Methods 0.000 claims description 16
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 235000017166 Bambusa arundinacea Nutrition 0.000 description 2
- 235000017491 Bambusa tulda Nutrition 0.000 description 2
- 241001330002 Bambuseae Species 0.000 description 2
- 235000015334 Phyllostachys viridis Nutrition 0.000 description 2
- 239000011425 bamboo Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は調理器などの空炊き防止装置に関す
るものである。
るものである。
調理器等において水等を完全に沸とうさせる器
具においては、一般に危険防止の点からサーモス
タツトを用いた空炊き防止装置が設けられ、空炊
き状態になつて容器の温度が一定以上になるとサ
ーモスタツトが作動し、通電を強制的にしや断す
るようにしている。
具においては、一般に危険防止の点からサーモス
タツトを用いた空炊き防止装置が設けられ、空炊
き状態になつて容器の温度が一定以上になるとサ
ーモスタツトが作動し、通電を強制的にしや断す
るようにしている。
従来のサーモスタツトは容器の側面に取付けら
れ、水が無くなつて空炊き状態になつた場合の容
器の異常昇温を検知して作動するものであるた
め、容器が異常に加熱され、容器やヒータ等に損
傷を与える問題がある。また、容器底面に形成し
た凹所の下面にサーモスタツトを取付けたものも
あるが（実開昭57−166521号公報参照）、この場
合も凹所の水が無くなるまで空炊きを検出できな
いので、容器が異常に加熱される問題がある。
れ、水が無くなつて空炊き状態になつた場合の容
器の異常昇温を検知して作動するものであるた
め、容器が異常に加熱され、容器やヒータ等に損
傷を与える問題がある。また、容器底面に形成し
た凹所の下面にサーモスタツトを取付けたものも
あるが（実開昭57−166521号公報参照）、この場
合も凹所の水が無くなるまで空炊きを検出できな
いので、容器が異常に加熱される問題がある。
そこで、この考案は空炊き寸前の状態を検知す
るようにすることによつて異常加熱の状態に至ら
ないようにすることを目的とする。
るようにすることによつて異常加熱の状態に至ら
ないようにすることを目的とする。
上記の問題点を解決するために、この考案は加
熱装置が接触する範囲にわたり容器底に空炊き寸
前の水量に相当する容積をもつた凹所を形成し、
その凹所から外れた容器下面に加熱装置に接近し
熱的影響を受けやすい位置に空炊き検知用サーモ
スタツトを取付けた構成としたものである。
熱装置が接触する範囲にわたり容器底に空炊き寸
前の水量に相当する容積をもつた凹所を形成し、
その凹所から外れた容器下面に加熱装置に接近し
熱的影響を受けやすい位置に空炊き検知用サーモ
スタツトを取付けた構成としたものである。
加熱の進行によつて容器内の水（湯）が減少
し、凹所内にのみ溜つた状態、即ち空炊き寸前の
状態になり、その外側の底面部分が干上がると、
その部分が周囲温度の影響により上昇し、凹所内
に水が残留している状態でサーモスタツトの動作
温度に達し、電源をしや断する。
し、凹所内にのみ溜つた状態、即ち空炊き寸前の
状態になり、その外側の底面部分が干上がると、
その部分が周囲温度の影響により上昇し、凹所内
に水が残留している状態でサーモスタツトの動作
温度に達し、電源をしや断する。
添付図面は、この考案の実施例を電気蒸し器に
適用した場合を示すものである。この蒸し器は、
胴１の内部に容器２を装着し、その容器２の段部
に簀の子３を載せ、容器２の上縁に背の高い蓋４
を被せたものである。容器２の底面５の下面には
円板状の加熱装置６が取付けられ、タイマー７に
よつてセツトされた一定の時間これに通電するこ
とにより、容器２内の水を沸とうさせ、蒸気を発
生するようになつている 上記の加熱装置６は、第２図および第３図に示
すように、熱伝導板８、板状ヒータ９、押え板１
０および固定部材１１とからなり、底面５に突設
したボルト１２とこれに螺合するナツト１３によ
り取付けられる。
適用した場合を示すものである。この蒸し器は、
胴１の内部に容器２を装着し、その容器２の段部
に簀の子３を載せ、容器２の上縁に背の高い蓋４
を被せたものである。容器２の底面５の下面には
円板状の加熱装置６が取付けられ、タイマー７に
よつてセツトされた一定の時間これに通電するこ
とにより、容器２内の水を沸とうさせ、蒸気を発
生するようになつている 上記の加熱装置６は、第２図および第３図に示
すように、熱伝導板８、板状ヒータ９、押え板１
０および固定部材１１とからなり、底面５に突設
したボルト１２とこれに螺合するナツト１３によ
り取付けられる。
上記の容器２の底面５は全体として四角形に形
成され、前記の加熱装置６が接触する部分だけ浅
く凹入された凹所１４が形成され、その凹所１４
の外周にランド部１５が形成される。凹所１４の
中央部には前記のボルト１２を固定するために突
出部１５′が形成される。上記凹所１４の容積は、
水が加熱により蒸発して空炊き寸前の状態になつ
た場合の水量に相当するように定められる。
成され、前記の加熱装置６が接触する部分だけ浅
く凹入された凹所１４が形成され、その凹所１４
の外周にランド部１５が形成される。凹所１４の
中央部には前記のボルト１２を固定するために突
出部１５′が形成される。上記凹所１４の容積は、
水が加熱により蒸発して空炊き寸前の状態になつ
た場合の水量に相当するように定められる。
上記ランド部１５の下面には、第３図に示すよ
うに空炊き検出用サーモスタツト１６がブラケツ
ト１７を介して取付けられている。ランド部１５
の幅はわずかであるので、この部分にサーモスタ
ツト１６を取付けると、サーモスタツト１６を取
付けた部分のランド部１５は加熱装置６およびそ
の近辺の温度によつて加熱され易い状態にある。
うに空炊き検出用サーモスタツト１６がブラケツ
ト１７を介して取付けられている。ランド部１５
の幅はわずかであるので、この部分にサーモスタ
ツト１６を取付けると、サーモスタツト１６を取
付けた部分のランド部１５は加熱装置６およびそ
の近辺の温度によつて加熱され易い状態にある。
すなわち、サーモスタツト１６の外周部分の温
度は加熱装置の熱によつて150℃位まで上昇する。
しかし、ランド部１５の上部に水がある限りはラ
ンド部１５の温度は105℃までしか上昇しない。
したがつて、サーモスタツト１６の動作温度を
120℃程度に設定しておけば、通常の加熱状態で
はサーモスタツト１６が動作することはない。
度は加熱装置の熱によつて150℃位まで上昇する。
しかし、ランド部１５の上部に水がある限りはラ
ンド部１５の温度は105℃までしか上昇しない。
したがつて、サーモスタツト１６の動作温度を
120℃程度に設定しておけば、通常の加熱状態で
はサーモスタツト１６が動作することはない。
しかし、水が凹所１４にのみ存在し、ランド部
１５上に存在しない状態、即ち空炊き寸前の状態
になると、ランド部１５が周囲温度の影響を受け
て上昇するので、その温度が120℃をこえるとサ
ーモスタツト１６が動作して電源をしや断する。
一方、凹所１４には水が残つているので、凹所１
４の底面は105℃に保持され、これ以上昇温する
ことがない。
１５上に存在しない状態、即ち空炊き寸前の状態
になると、ランド部１５が周囲温度の影響を受け
て上昇するので、その温度が120℃をこえるとサ
ーモスタツト１６が動作して電源をしや断する。
一方、凹所１４には水が残つているので、凹所１
４の底面は105℃に保持され、これ以上昇温する
ことがない。
以上のように、この考案は容器底面に形成した
凹所に残留する水によつて容器全体の異常昇温を
防止する一方で、空炊き検知用サーモスタツトを
凹所から外れた容器下面において加熱装置の熱的
影響を受けやすい位置に取付けたことによつて空
炊き寸前の状態を検知するようにしたものである
から、空炊きによる容器や加熱処理の損傷を防止
できる効果がある。
凹所に残留する水によつて容器全体の異常昇温を
防止する一方で、空炊き検知用サーモスタツトを
凹所から外れた容器下面において加熱装置の熱的
影響を受けやすい位置に取付けたことによつて空
炊き寸前の状態を検知するようにしたものである
から、空炊きによる容器や加熱処理の損傷を防止
できる効果がある。
第１図は実施例の断面図、第２図は同上の一部
拡大断面図、第３図は同上の加熱装置部分の分解
斜視図である。 １……胴、２……容器、３……簀の子、５……
底面、６……加熱処理、１４……凹所、１５……
ランド部、１６……サーモスタツト、１７……ブ
ラケツト。
拡大断面図、第３図は同上の加熱装置部分の分解
斜視図である。 １……胴、２……容器、３……簀の子、５……
底面、６……加熱処理、１４……凹所、１５……
ランド部、１６……サーモスタツト、１７……ブ
ラケツト。
Claims (1)
- 容器底下面に平板加熱装置を密着固定し、その
容器の一部に空炊き検知用サーモスタツトを取付
けた調理器などの空炊き防止装置において、加熱
装置が接触する範囲にわたり容器底に空炊き寸前
の水量に相当する容積をもつた凹所を形成し、そ
の凹所から外れた容器下面に加熱装置に接近しそ
の熱的影響を受けやすい位置に空炊き検知用サー
モスタツトを取付けたことを特徴とする調理器な
どの空炊き防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985078113U JPH0423447Y2 (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985078113U JPH0423447Y2 (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61194428U JPS61194428U (ja) | 1986-12-03 |
| JPH0423447Y2 true JPH0423447Y2 (ja) | 1992-06-01 |
Family
ID=30621799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985078113U Expired JPH0423447Y2 (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0423447Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5360589U (ja) * | 1976-10-22 | 1978-05-23 | ||
| JPS57166521U (ja) * | 1981-04-09 | 1982-10-20 |
-
1985
- 1985-05-24 JP JP1985078113U patent/JPH0423447Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61194428U (ja) | 1986-12-03 |
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