JPS5845626Y2 - 飲用液瞬間加温器 - Google Patents

飲用液瞬間加温器

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Publication number
JPS5845626Y2
JPS5845626Y2 JP1977165596U JP16559677U JPS5845626Y2 JP S5845626 Y2 JPS5845626 Y2 JP S5845626Y2 JP 1977165596 U JP1977165596 U JP 1977165596U JP 16559677 U JP16559677 U JP 16559677U JP S5845626 Y2 JPS5845626 Y2 JP S5845626Y2
Authority
JP
Japan
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temperature
hot water
warmer
amount
sensor
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977165596U
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English (en)
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JPS5489393U (ja
Inventor
康清 上田
幾男 小野
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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Publication of JPS5489393U publication Critical patent/JPS5489393U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、業務用の酒がん等、大量に一定温度の飲用液
を加熱するガス器具にし、必要に応じて瞬時に温たため
ることができ、がつ加温温度の変動の小ない装置を提供
することを目的とする。
業務用酒かん器の従来例を第1図に示す。
1は加温器の貯湯タンク、2は蓋、3は酒の注入口であ
り、酒は加温室4に常時貯えられている。
酒の温度は温度センサ5で検知され、その温度信号に応
じて制御回路6によりガス電磁弁7を0N−OFF制御
し、バーナ8の燃焼を制御して大体一定温度に保たせて
いるものである。
ガスはパイプ9を通り、コック10を介して電磁弁7に
接続される。
加温された酒は必要に応じて、栓11から供給される。
この方式では酒が常時温まった状態で貯えられているた
め、酒の香やアルコール分などの減少が免れず、うま味
が消えてしまう欠点があった。
更に、ガスを0N−OFF制御するため、温度変動も大
きかった。
又、電気を用いて温度変動を無くしたものもあるが、配
電設備の制限からガスはど容易にカロリーを得ることが
難しく、どうしても容量が小さくなってしまうので、酒
を大量に消費する時どうしてもぬるくなってしまい、ク
レームも多がった。
本考案は以上の欠点を全て解決したものである。
第2図に本考案の具体構成例を示す。加温室4内には常
時温を貯えており、湯の温度を一定にすべく、センサ5
からの信号で、制御回路12により比例電磁弁13を制
御するものである。
酒は必要に応じて注入口3から注入し、栓11がら取り
出す。
酒はパイプ14を通って栓11に到るまでに加温室内の
湯と熱交換し、湯と同一の温度となって取り出す。
この外観を第3図、第4図に示す。
15は加温室内に水を補給する注入口である。
16はガスコック10を開閉するツマミ、17は温度設
定用ツマミである。
また制御回路12は本体に内蔵させている。18は加温
室内の水位検知用レベルゲージである。
第5図に、本考案に用いられる比例電磁弁13の具体構
成例を示す。
同図において、19は外体であり両側にガス人口20と
出口21を、がつ入口20がら出口21に通ずる通路中
しこパツキン22を介して、ビス23で弁座24が取り
付けられている。
25は中間口で′ある。
26はコイル27を巻いた円筒形のボビンで両端に磁性
体座金28が当接されて外体19と共に磁気回路を構成
している。
29は前記ボビン26の中空筒部に内装された磁性体プ
ランジャで一端に前記弁座24に対応し中間口25を開
閉する弁30を、他端に非磁性体部31を有する。
32は板バネで一端を外体に固着され、他端を前記プラ
ンジャ29、非磁性体部31に回転自在に取り付けられ
ている。
次にこの弁の動作について説明する。
コイル27に電流が流れていない時には板バネ32は常
に弁30を弁座24に押圧すると同時に、プランジャ2
9が左右に振れてボビン26に接するのを防いでいる。
コイル27に電流が流れると電磁力が発生してプランジ
ャ29を上に引き上げる力がイ動く。
この力が板バネ32の力に打ち勝つとプランジャ29は
引き上げられて弁30が弁座24から離れ、電磁力と板
バネ32の力とが均り合った所で静止する。
弁30の開度はコイル27に流れる電流に比例する。
第6図は比例弁を用いた温度制御回路の一実施例を示す
センサ5は、正特性サーミスタのような感温素子であり
、抵抗33.34によって直線性補正されて、演算増幅
器35の入力抵抗として接がる。
演算増幅器35の正入力端子には第4図の温度設定ツマ
ミ17で設定された目標温度値に対応する基準電圧が印
加される。
演算増幅器の帰還抵抗Rfとし、感温抵抗素子5の抵抗
をR5,抵抗33.34をそれぞれR33,R,34と
すると、演算増幅器の出力電圧E。
は、0 − V c c −)−E sσ) ・・・・・・・・・・・・(1) ミニで゛、 R(T)−(R5/R33)+R34 である。
(1)式より、R5は正特性サーミスタであるとすると
、温度が上昇するとR(T)は増加するので、第1項の
絶対値が小さくなるので、Eoは、正方向に上昇する。
それに応じてコイル27の電流が小さくなり、燃焼量を
減少して、湯の温度を下降させる。
温度が下がり過ぎた場合には、逆の動作により温度を上
昇させる。
36はコイル27の逆起電力吸収用ダイオードである。
ミニでEs(T)は、設定温度に対応する電圧であり通
常はV。
Cを2本の抵抗で分割し、その中点電位を用いる。
一方の抵抗を可変抵抗にすることにより温度設定を変え
ることができる。
27はガスコックと連動して入切するスイッチである。
第7図は本考案の特性を更に改良した実施例である。
加温室内に攪拌器38を設け、常に湯を攪拌することに
より、加温室内の上下の温度差が無くなると同時に、湯
とパイプ14間の熱境界層が薄くなり熱交換率が向上す
ると共に、大量に酒を注入した時の湯温下降信号がセン
サ5に伝わる速度が格段に速くなり、すみやかに燃焼量
を可変し、従って酒の温度変化が極めて少なくなる。
以上述べたように、本考案の加温器によれば、燃源のガ
スを比例制御し、かつ加温室内の攪拌器によって常に湯
を攪拌する構造なので、熱交換率が向上し、かつ温度セ
ンサの応答も速くなり、さらにガスが0N−OFFしな
いために、大量・小量にかかわらず酒が注入されたとき
には直ちに適切な燃料が連続状態で補正され、過渡的な
温度変動および定常的な温度変動が極めて少なく、従っ
て特に微妙な温度精度が要求される酒かんなどに対して
十分な性能が発揮できる特長を有する。
なお、上記実施例では主に酒かんを例にとり説明したが
、ホットジュラスやその他の飲用液の加温にも広く利用
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の飲用液瞬間加温器の構成図、第2図は、
本考案の飲用液瞬間加温器の一実施例構成図、第3図は
、同上の上面図、第4図は同上の一部断面側面図、第5
図は、本考案に用いられている比例電磁弁の具体構成例
を示す断面図、第6図は比例弁を用いた温度制御回路の
一実施例構成を示す回路図、第7図は本考案の他の実施
例を示す構成図である。 1・・・・・・貯湯タンク、4・・・・・・加温室、5
・・・・・・センサ、12・・・・・・制御回路、13
・・・・・・比例制御弁、14・・・・・・パイプ、3
8・・・・・・攪拌器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貯湯タンク内の湯温を検知するセンサと、前記貯湯タン
    ク内の湯を攪拌する手段と、温度設定手段と、前記設定
    値と前記センサからの温度信号とを比較し電流量を増減
    する制御回路と、前記電流量に応じてガス量を比例制御
    する比例電磁弁を有し、前記湯温を一定に保つ機能を有
    すると共に、前記湯中にパイプを配し、パイプ中を通す
    液体に湯の温度を熱交換する構成とした飲用液瞬間加温
    器。
JP1977165596U 1977-12-08 1977-12-08 飲用液瞬間加温器 Expired JPS5845626Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977165596U JPS5845626Y2 (ja) 1977-12-08 1977-12-08 飲用液瞬間加温器

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JP1977165596U JPS5845626Y2 (ja) 1977-12-08 1977-12-08 飲用液瞬間加温器

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Publication Number Publication Date
JPS5489393U JPS5489393U (ja) 1979-06-25
JPS5845626Y2 true JPS5845626Y2 (ja) 1983-10-17

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ID=29164123

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977165596U Expired JPS5845626Y2 (ja) 1977-12-08 1977-12-08 飲用液瞬間加温器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814817U (ja) * 1981-07-20 1983-01-29 三菱アルミニウム株式会社 液体飲料用簡易熱交換器
JPS5861130U (ja) * 1981-10-21 1983-04-25 タイガー魔法瓶株式会社 電気ポット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4218393Y1 (ja) * 1964-12-28 1967-10-24

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JPS4218393Y1 (ja) * 1964-12-28 1967-10-24

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JPS5489393U (ja) 1979-06-25

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