JPS63187447A - テ−プレコ−ダの動作モ−ド選択切換装置 - Google Patents

テ−プレコ−ダの動作モ−ド選択切換装置

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JPS63187447A
JPS63187447A JP62018290A JP1829087A JPS63187447A JP S63187447 A JPS63187447 A JP S63187447A JP 62018290 A JP62018290 A JP 62018290A JP 1829087 A JP1829087 A JP 1829087A JP S63187447 A JPS63187447 A JP S63187447A
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solenoid
gear
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cam
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Kaoru Watanabe
薫 渡辺
Yasuyoshi Kagohashi
篭橋 安好
Shuichi Fukuda
福田 修一
Takeshi Kataoka
武 片岡
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ONO SEIKO KK
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ONO SEIKO KK
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テープレコーダの停止状態や動作状態から早
送り等の動作モードを選択し切換える装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
テープレコーダには、早送り(FF)や巻戻しく逆転与
見送り、RWD)の動作モードと再生や録音の動作モー
ドが切換可能になっている。例えばFFモードが選択さ
れると、第13図に示すように、リンクの従動部材5に
軸支され駆動モータMに連結して回転駆動されているギ
ア12が鎖線示の位置から矢示X1方向に回動してギア
13に噛み合う、するとギア13からギア2oを経て回
転が伝達されリール軸21が回転しテープ23がリール
26からリール25に巻かれてゆく。尚、このときピン
チローラ31・32および磁気ヘッド33は実線示のよ
うにテープ23から敲れている。RWDモードを選択す
ると、第14図に示すように、従動部材5が鎖線示の位
置から矢示x2方向に回動してギア12がフイドラキア
15に噛み合う、するとギア15からギア16、ギア2
7を経て回転が伝達されリール軸28が回転しテーブ2
3がリール25からリール26に巻かれてゆく、なお、
自動曲頭出しくTPS)モードでは、磁気ヘッド33は
鎖線示のようにテープ23に当ったま覧、音声信号を拾
い続けながら早送り(または逆転早送り)をする。
再生(または録音)の動作モードが選択されると、リン
クにより従動部材5が後退し、第15図に示すように、
ギア14(ギア12より歯数少)が取り付けられている
従動部材17が進出して、ギア14がギア13に噛み合
う。同時にピンチローラ31および磁気へラド33が進
出してテープ23と接触する。その結果、テープ23は
定速走行して再生(または録音)しながらリール26か
らリール25に巻かれてゆく、上記の場合をA面の再生
とすると、B面の再生の場合には、回動部材17を点線
示に回動させて、ギア14がフイドラギア15に噛み合
い、同時にピンチローラ31が後退し、ピンチローラ3
2が進出してテープ23に接触する。
従来、テープレコーダで停止状態や動作モードからり送
り、巻戻し等の動作モードを選択する場合には動作モー
ドに応じた数のソレノイドを設け、各ソレノイドを作動
させることにより動作モードを切換えるという操作をし
ている。各ソレノイドの吸引力により各動作モードのギ
ア等を断続する場合もあるし、各ソレノイドの吸引をき
っかけにしてリンク機構を動作させ他の動力(例えばメ
インモータ)で各動作モードのギア等を断続する場合も
ある。前者の場合には各ソレノイドは大型で吸引力の強
いものでなければならない、しかし後者の場合には各ソ
レノイドの吸引力はさほど必要ないという利点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
いずれにしろ、従来のテープレコーダで動作モードを選
択し切換する装置では、動作モードに応じた数のソレノ
イドを必要とし、小型軽量化。
低廉化の妨げになっていた。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
ので、コンパクトでしかも安価なテープレコーダを得る
ための動作モード選択切換装置を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するための本発明を適用したテープレ
コーダの動作モード選択切換装置の構成を、実施例に対
応する第1図により説明する。
同図に示すように、本発明を適用したテープレコーダの
動作モード選択切換装置は、動作モードの選択操作に応
じて異なった長さの時間を作動する1個のソレノイド1
と、ソレノイド1の作動開始によりストッパ2を解除さ
れて回転する回転体3とを有している0回転体3には選
択操作できる動作モードの数と同一数でかつ各動作モー
ドに応じて従動部材4Φ5および従動部材6の従動開始
時間が異なるカム8、カム9およびカム10を設けであ
る0回転体3が回転する途中で、ソレノイドlの各動作
モードに応じた時間の作動により、各動作モードに応じ
たカム8、カム9またはカム10の従動部材4・5また
は従動部材6の従動開始が誘導される。カム8、カム9
またはカム10の従動部材4・5または従動部材6の従
動により各動作モードの駆動伝達手段12を被動側手段
13または15に断続する。従動部材5は回転体3が回
転を停止する直前に駆動伝達手段12を被動側手段13
または15に接続する構成である。
〔作用〕
各動作モードに応じたカム8、カム9またはカムlOの
従動部材5または従動部材6の従動開始を誘導するのは
、ソレノイドlの各動作モードに応じた時間の作動によ
るものである。したがって1個のソレノイド1の作動時
間を制御するだけで各動作モードの駆動伝達手段12を
被動側手段13または15に切換えることができる。
〔実施例〕
以下、本発明のテープレコーダの動作モード選択切換装
置の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明を適用するテープレコーダの動作モード
選択切換装置の要部正面図が示しである。同図の装置は
、早送り(FF)モード、逆転早送り(RWD)モード
、PRGモード、TPSモードを選択し切換えることが
できる装置である。なおPRGモードとはプログラム切
換モードの略で、再生の動作途中で、テープの走行方向
を逆転させて(A面からB面、またはB面からA面)再
生するモードである。またTPSモードとは、自動曲頭
出しモードの略で、再生の動作途中で、このモードを選
択してからFFモード(またはRWDモード)を選択す
ると、テープの走行はπ送り(または逆転早送り)する
が、磁気ヘッドはテープから離れることなく音声信号を
拾い続け、音声信号が途切れたら速送り(または逆転早
送り)から再生送りに変り、再生(演奏)を開始する。
第1図は動作の中立にュートラル)状態を示している。
同図の1はソレノイド、3は回転体、4は第1従動部材
、5はギア切換え部材、6は第2従動部材、7はモータ
Mに連結した回転体駆動ギア、11は位置決めレバー、
12はモータMに連結したリール駆動ギア、18はリン
ク部材である。
ソレノイド1のプランジャ41には操作ピン42および
43が植設されている。操作ビン43はバネ44が掛渡
されてプランジャ41はJ二手前方向に回転付勢されて
いるが、位置決めレバー11に操作ピン42が係合して
いるためプランジャ41の回転が制止されている。ソレ
ノイド1を制御駆動する回路の実施例は第2図に示して
あり、各モードを選択するスイッチFF、I?WD、P
RG、早送りまたは逆転早送りを停止させるスイッチO
FFを押すとタイマ回路40から異なった蒔間のオン信
号がでるようになっている。そのオン信号によりスイッ
チングトランジスタQがオンになりソレノイド1に駆動
電圧V。が印加される構成である。
回転体3の詳細は、第3図に上方斜視図(a)、側面図
(b)、下方斜視図(C)が示しであるように、軸46
を回転中心とし、側面は間欠ギアになっている。回転体
3の上面にはカム8、回転案内部47、案内部47から
突出しているストッパ突起48、ビン49が夫々固設さ
れている。また下面にはカム9およびカム10、駆動ビ
ン96を設けである。尚、カム8のカム面は8a、カム
9のカム面は9a、力1.10のカム面はlOaである
中立状態では、第1図に示すように、間欠部分3aが駆
動ギア7に対向している。またビン49にはシャーシに
取付けられたバネ50が係合し、回転体3を反時計回り
方向に回転付勢している。
第5図に示すように、第1従動部材4は、軸94により
軸支されており、回転体3の下面に対向して突起53が
固設されている。第1従動部材4の−・方の端には挾み
バネ91が取付けられ、もラー・方の端は手前側に折返
し部95が設けられている。ギア切換え部材5は軸51
により軸支されておりバネ52により付勢され、この状
態が安定である。ギア切換え部材5の逆り型の先端は、
手前側に折返し93があり、折返し93が挾みバネ91
に挾まれて第1従動部材4に掛合している。
もう一方の端は凸形状になり中立状態では位置決めレバ
ー11が先端部分54に係合している。ギア切換え部材
5にはリール駆動ギア12が軸支されており、ギア切換
え部材5が回動すると正転リール側のギア13または逆
転リール側のギア16にア・fドラギア15を介して噛
み合うようになっている。またギア切換え部材5には突
起92が取付けられており、軸90aにより軸支された
回動部材90の四部90bと係合している。
第1図に示すように、第2従動部材6は、袖58により
軸支されておりバネ59により反時計回り方向に回動付
勢されている。従動部材6にはストッパ突起2が植設さ
れており1回転体3の回転案内部47のストッパ突起4
8に当接し、従動部材6の回動を制止するとともに、バ
ネ50により回転付勢されている回転体3を停止させて
いる。また第2従動部材6には突起97aと97bが設
けられており、この中立状態では突起97aと97bと
の中間に第1従動部材4の折返し部95が位置している
位1δ決めレバー11は軸60に軸支され、バネ61に
より反時31回り方向に付勢されている。その先端部に
はローラ62が取付けられ、ギア切換え部材5の先端部
分54に係合している。位置決めし八−11の後部上面
63はソレノイドlの操作ビン42を支え、プランジャ
41の回転を制止している。そして位置決めレバー11
の直立面64は若干の距離をおいてプランジャ41のも
う1つの操作ビン43に向き合っている。
リンク部材18は第2従動部材6の回動軌跡上にあり、
従動部材6が時計回り方向に大きく回動した時に押し動
かされる。そしてリンク部材18は、ギア14が取付け
られた従動部材17、ピンチローラ31、ピンチローラ
32および磁気へラド33(第11図参照)に不図示の
リンク機構により連結されている。
上記したテープレコーダの動作モード選択切換装置の動
作を説明する。
(早送り(FF)動作) 早送り動作を選択するには、第2図に示すスイッチFF
を押す、タイマ回路40からオン信号がでて、ソレノイ
ド1が第4図のタイムチャート図のFFに示すだけ吸引
する。中立状態(第1図)からソレノイドlが吸引され
ると操作ビン42に引かれて第2従動部材6が時計回り
方向に回動してストッパピン2が突起48から外れ、バ
ネ50の付勢力で回転体3が僅かに回転する。すると回
転体3のギア部分が駆動ギア7に噛み合い、回転体3は
次に間欠部分3aが駆動ギア7に対向するまで、すなわ
ち1回転(360°)し停止する。このとき第2従動部
材6はソレノイドlの吸引する間回動するが、吸引停止
後に戻り、ピノ2が案内部47に当接する。1回転の途
中45°ぐらいで、カム9のカム面9aがギア切換え部
材5の突起53に到達し、カム9が突起53を押して第
1従動部材4は反時計回り方向へ回動し第6図に示すよ
うになる。第1従動部材4が回動しても、ギア切換え部
材5は回動部材90と係合しているため回動することは
なく、挾みバネ91が開く。そのとき折返し部95が突
起97aを押すので第2従動部材6が時計回り方向に回
動し、折返し部95と突起97aの位置が変れば戻る。
すなわち第1従動部材4が第6図に示した状態でロック
される。回転体3がさらに回転して回転の終了近くで、
駆動ビン96が回動部材90に当って押す、すると回動
部材90は時計回り方向に回動するので凹部90bが逃
げ、ギア切換え部材5の突起92から外れる。そのため
ギア切換え部材5は挾みバネ91の復元力に押されて時
計回り方向に回動して第7図に示したようになる。
すなわち第8図の鎖線示から実線示のようになり、リー
ル駆動ギア12がギア13に噛み合い早送り動作を開始
する。これにより第13図に示すような動作モードが実
現する。第8図に示すように、ギア切換え部材5が回動
すると、その先端部分54が位置決めレバー11のロー
ラ62に対する係合が外れる。このときソレノイド1の
吸引は既に終了し、プランジャ41は負荷状態ではない
から回転可能になっている。したがって位置決めレバー
11の後部上面63に対する操作ビン42の緊張押し付
けが解除され、バネ61に引かれて軸60を中心に位置
決めレバー11が反時計方向に回動する。その結果、ロ
ーラ62が凹部分55に係合し、直立面64はプランジ
ャ41の操作ビン43に接近し、後部上面63はバネ4
4の付勢に抗して操作ビン42を押上げプランジャ41
を手前上方向へ回動させるから、操作ビン42は第2従
動部材6との係合が外れる。この状態で早送り動作は継
続してゆく。
上記のように、回転体3の回転終了直前で早送り動作が
開始するので、TPSモードが選択されてから早送りが
されているとき、回転体3の回転途中で音声信号が途切
れた場合でも、その信号どうりに曲頭出しをして再生送
りに変えることができる0回転体3が回転途中ではソレ
ノイド1を動作させることができないので、回転体3が
回転中は音声信号のトリガ回路が(動かないようにしで
ある。そのため、回転体3の回転終了直前で早送り動作
が開始するようになっていなと、回転体3が回転中にテ
ープは早送りで大幅に送られてしまい、その間に音声信
号が途切れていても、曲頭出しをすることなく過ごして
しまう、そのような誤動作を防市することができる。
(逆転V送り(RWD)動作) 逆転〒、送り動作を選択するには、第2図のスイフチR
WDを押すとタイマ回路40からのオン信号で、ソレノ
・イドlが第4図のRWDに示すだけ吸引する。逆転早
送り動作も早送り動作と同様に中立の状態から始まり、
一連の動作も早送り動作と略同じである。しかしソレノ
イド1が吸引される蒔間が異なるため、有効な仕事をす
るカムが異なる。その相違点を中心に説明する。
第5図に示す状態から、回転体3が1回転する途中で、
カム9により第1従動部材4は、一旦、反時計回り方向
へ回動をするが、ソレノイド1は吸引を続け(第4図F
FおよびRWD参照)、カム9が第1従動部材4の突起
53を通過した後で、ソレノイドlの吸引が停止する。
すると第2従動部材6が反時計回り方向に戻り、ストッ
パビン2は回転中の案内部47に付き当って沿うことに
なる。回転体3の回転が続き、カム10のカム面10a
が突起53に到達し、カム10が突起53を押して第1
従動部材4は時計回り方向へ回動する。折返し部95が
突起97bを押してその位置が変れば、第1従動部材4
が時計回り方向へ回動した状77、%でロックされる。
回転体3がさらに回転して、駆動ピン96が回動部材9
0に当って押すと、回動部材90が回動するので凹部9
0bが派げ、ギア切換え部材5の突起92から外れる。
そのためギア切換え部材5は挾みバネ91の復元力に押
されて反時計回り方向に回動する。
上記の動作により第9図の鎖vi不から実線示のように
なると、駆動ギア12がアイドラギア15に噛み合い逆
転早送り動作を開始する。すなわち第14図に示すよう
な動作モードが実現する。このときの位ご決めレバー1
1やソレノイド1の吸引終了後の動きは早送り動作の場
合と同様である。
ただ第9図に示すように、位置決めし八−11のローラ
62は凹部性56に係合する点が異なる。
この状態で逆転早送り動作は康続してゆく。
(停止(OF F)動作) 与(送り動作(または逆転早送り動作)を停止するとき
には、第2図のスイッチOFFを押すと、タイマ回路4
0からのオン信号で、ソレノイド1が第4図のOFFに
示すだけ吸引する。第8図(または第9図)の状態から
ソレノイド1が吸引されると、操作ビン43に位置決め
レバー11の直立面64が接近しているので引かれ、位
置決めレバー11は詩A1回り方向に回動し、ローラ6
2と第1従動部材4の開部分55(または四部56)の
保合が解除する。ギア切換え部材5はバネ52に引かれ
ており、ローラ62の係合がなくなるために位置決めレ
バー11と共に中立の状態に戻る。
操作ピン42は位置決めレバー11の後部上面63との
接触を離れて第2摺動部材6の上面57に接触している
。ここでソレノイドlの吸引が終ると、北面57に沿っ
て摺動して戻り、上面57が途切れたところで位置決め
レバー11の後部上面63に当る。これにより停止動作
は終了する。
この停止動作中に第2従動部材6は回動しないから、そ
のトリガ動作から生ずる一連の回転体3の回転、カム9
(またはカム10)による第1従動部材4の回動がない
。したがってリール駆動ギア12がギア13やギア15
と噛み合ってしまったすするような、他の動作を誘導し
てしまうことなく停止F動作ができ、再生動作に移行で
きる。
(プログラム(PRG)動作) プログラム切換動作を選択するときには第2図のスイッ
チPRGを押す。タイマ回路40からのオン信号で、ソ
レノイド1が第4図のPRGに示すだけ吸引する。それ
によりピン2が外れて回転体3のギア部分が回転体駆動
ギア7に噛み合い、回転体3は1回転して停止する。1
回転の途中でカム9が第1従動部材4を時計回り方向へ
回動させ、次にカムlOが第1従動部材4を反時計回り
方向へ回動させる。しかしツレ/イドlが吸引を続けて
いるため、プランジャ41は回転が不ロf能で位置決め
レバー11も回動することがない。従って第1従動部材
4は中立と同じ状yE(ギア12が噛み合っていない状
態)に戻る。回転体3が270°ぐらい回転したところ
で、ソレノイド1が吸引を停止する市にカム8のカム面
8aが第2従動部材6のピン2に到達し、カム8がピン
2を押して従動部材6は時計回り方向へ回動を始める。
この直後、ツレ/イド1は吸引を終了しプランジャ41
は戻るが、第2従動部材6は回動が続き、第10図に示
すように、リンク部材18を押し動かす。
第11図に示すように、リンク部材18はリバーストリ
ガアーム70に係合している。トリガアーム70はリバ
ースギア72のストッパ73aに係合し、リバースギア
72のギア間欠部分71aはモータMに回転駆動された
駆動ギア75に対向している。またリバースギア72の
上面には駆動ピン76が植設されている。第12図に示
すように、駆動ピン76はリバースプレート78の溝に
係合している。リバースプレート78はシャーシ(不図
示)に取付けられた突起85および86に対し案内長穴
により係合している。軸84に支持された1字プレート
80の先端にはコロ82が取付けられており、リバース
プレート78の駆動溝に係合している。また1字プレー
)80には、軸84に中央が巻付けられたバネ81が取
付けられている。バネ81は挾み方向に付勢するもので
、−・方の先端がピンチアーム37に係合すると、もう
一方側は1字プレート80のバネストッパ80bに係合
する。逆に反対側の先端がピンチアーム38に係合した
ときは、もう一方側はバネストッパ80aに係合する。
ピンチアーム37および38は、夫々軸37aおよび3
8aによりシャーシに軸支されており、ピンチローラ3
1および32を軸支している0図示状態ではバネ81の
−・方の先端がピンチアーム37に係合してピンチロー
ラ31をキャプスタン35に押し付けている。そのため
テープ23を実線の矢示方向に送っている。このとき1
字プレート80は、バネストッパ80bを通じてバネ8
1から付勢力を受け、反時計回り方向に力が加わってい
る。それがコロ82→リバースプレート78→駆動ビン
76→リバースギア72と伝達されている。しかしリバ
ースギア72はストッパ73aにリバーストリガアーム
70が係合しているため回転しない。
ここで前記のようにプログラム選択動作が選択され、リ
ンク部材18が図示の下方に動くと、バネ74の付勢に
抗して軸70aを中心としてトリガアーム70が時計回
り方向に回転し、トリガアーム70とストッパ73aと
係合が外れる。リバースギア72は、バネ81の付勢力
を受けているから時計回り方向に僅か回転し、間欠部分
71aが駆動ギア75から外れギア部分と駆動ギア75
が噛み合う、そのためモータMの駆動を受けて引き続き
回転し1間欠部分71bが駆動ギア75と対向して停止
する。このように駆動ギア75が半回転をすると、駆動
ピン76がリバースプレート78を駆動し、リバースプ
レート78は案内長穴が突起85および86に案内され
て右方向に移動する。それに連れて1字プレート80が
反時計方向に回転し、図示と逆に傾き、バネ81の一方
の先端がピンチアーム38を押し、アーム38が軸38
aを中心として時計回り方向に回動し、ピンチローラ3
2がキャプスタン36に8接し止まる。すなわち点線で
示した状態が実現し、テープ23を点線の矢示方向に送
る。なおバネ81のもう一方側は、ピンチアーム37を
戻しつ〜、T字プレート80の傾きが大きくなるとバ 
 〜ネストッパ80aに係合する。
第15図により説明すると、実線で示すようにギア14
がギア13に噛み合い、ピンチローラ31が進出してA
面の再生がされている最中に上記のプログラム切換動作
がなされたとすると、リバースプレート78(第12図
参照)の動きにより、これと係合する従動部材17が鎖
線水の方向に回動してギア14がギア15に噛み合う。
すなわち同図の点線で示すB面の再生が開始される。
逆に同図の点線で示すB面の再生がされている最中に上
記のプログラム切換動作がされると、やはりリバースプ
レート78の動きにより、従動部材17が実線示の方向
に回動してギア14がギア13に1−み合い、ピンチロ
ーラ31が進出してA面のt1f生が開始される。
なお上記の実施例ではソレノイド1の作動時間を制御す
るのに、独立のタイマ回路40を用いたが、他の装置を
制御するためのマイコンのタイマを共用しても実施可能
である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明を適用したテープレコーダ
の動作モード選択切換装置は、1つのソレノイドの作動
時間を制御するだけで各動作モードの駆動伝達手段を切
換えることができる。したがって数多くのソレノイドを
必要としないため、この装置を使用したテープレコーダ
は極めてコンパクトでしかも安価なものになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用するテープレコーダの動作モード
選択切換装置の実施例の要部正面図、第2図はソレノイ
ドを制御駆動する回路の実施例を不す図、第3図は回転
体の詳細図、第4図はソレノイドのタイムチャートと回
転体の回転角度の関係を説明する図、第5図は上記実施
例の装置の内部を示す図、第6図から第12図は上記実
施例の装置の動作状態を示す図、第13図から第15図
は夫々テープレコーダの各動作モードを説明する図であ
る。 l   ソレノイド  3  、 回転体4   第1
従動部材 5   ギア切換え部材6   第2従動部
材 7   回転体駆動ギア8−9−10    カム 11   位置決めレバー 12   早送り駆動ギア 13   正転リール側ギア 14   再生駆動ギア 159.アイドラギア 16   逆転リール側ギア 17   従動部材   18.   リンク部材40
  、タイマ回路  90   回動部材91   挾
みバネ   FF、   早送りRWD    逆転早
送り PRG、、、  プログラム OFF    停uニ特
許出願人  松下電器産業株式会社 回   小野精工株式会社 代 理 人  弁理士 小 宮 良 雄第2図 第4図 回転体30回転山戊 ソしノイドlの作動時M 第1図 で 又

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、動作モードの選択操作に応じて異なった長さの時間
    を作動する1個のソレノイドと、該ソレノイドの作動開
    始によりストッパを解除されて回転する回転体とを有し
    、該回転体には選択操作できる動作モードの数と同一数
    でかつ各動作モードに応じて従動部材の従動開始時間が
    異なるカムを設け、該回転体の回転途中で該ソレノイド
    の各動作モードに応じた時間の作動により各動作モード
    に応じた該カムの従動部材の従動開始が誘導され、該回
    転体の回転停止直前に該カムの従動部材の従動により各
    動作モードの駆動伝達手段を断続することを特徴とする
    テープレコーダの動作モード選択切換装置。
JP62018290A 1987-01-30 1987-01-30 テ−プレコ−ダの動作モ−ド選択切換装置 Expired - Lifetime JPH0814906B2 (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5769552A (en) * 1980-10-14 1982-04-28 Toshiba Corp Driving mechanism for tape recorder
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