JPS6318233Y2 - - Google Patents

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JPS6318233Y2
JPS6318233Y2 JP15313181U JP15313181U JPS6318233Y2 JP S6318233 Y2 JPS6318233 Y2 JP S6318233Y2 JP 15313181 U JP15313181 U JP 15313181U JP 15313181 U JP15313181 U JP 15313181U JP S6318233 Y2 JPS6318233 Y2 JP S6318233Y2
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transistor
base
collector
emitter
speaker
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JP15313181U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は機器に外付スピーカをコレクタによ
り接続すると、自動的に内部スピーカの動作が外
付スピーカの動作に切換わる回路において、制御
回路の消費電流を低減するのを目的とする。 一般に小形音響機器や通信機の内部スピーカは
小形で取付場所の制約もあつて音量、音質共に不
十分なため、外付スピーカを使用し得るようにし
た構造が多い。その際にプラグとジヤツクで接続
するものは、切換接点付ジヤツクの使用により内
部スピーカを外付スピーカに自動的に切換えるこ
とができるが、ジヤツクは奥行が長く必要であ
り、小形のものは接触不良や破損し易い欠点があ
るので、小形機器ではシンプルな形状のピンコネ
クタの使用が望まれる。本出願人はこの目的の考
案として「内部スピーカと外付スピーカの自動切
換回路」の実用新案登録を別に出願しており、そ
の概要を第1図について説明する。 第1図において、は機器の出力ラインであつ
て、出力トランスの2次回路であつても、OTL
アンプの出力部であつても差しつかえない。2は
内部スピーカでその一方の端子は出力ラインに接
続され、他方の端子は双方向トランジスタ3のコ
レクタに接続し、そのエミツタは帰続回路(通常
はアース)に接続する。トランジスタ3のベース
には抵抗4を通してバイアス電圧を加えるが、
適当な電圧源が存在しない場合は電源電圧Vcc
加えて抵抗4を適当なベース電流が流れる値に選
定すればよい。双方向トランジスタは別名を名称
形トランジスタともいうように、ベースに対して
コレクタとエミツタが同形の構造であり、正負の
コレクタ電圧に対して正負のコレクタ電流で動作
し、交流のアナログ制御に適している。 一方で外付スピーカ用コネクタのソケツトSは
出力ラインとトランジスタ3のベースと帰線に接
がつており、外付スピーカ用のピンコネクタPを
ソケツトに差し込むと、外付スピーカ6が出力ラ
インと帰線間に接がれ、トランジスタ3のベース
もコネクタPのジヤンパ線7と帰線を通してエミ
ツタに接がれることになる。 第1図の回路の動作は、外付スピーカのコネク
タを差み込まない場合には、トランジスタ3のベ
ースには順方向のバイアス電圧を抵抗4を通して
加えて、トランジスタのコレクタ・エミツタ間の
内部抵抗は十分に低くできるので、これと直列の
スピーカに及ぼす影響はスピーカに加わる電力の
10分の1程度の損失に過ぎないから、音量の低下
は聴感では判別できないぐらいである。さらにト
ランジスタ3には双方向トランジスタを用いるこ
とによりスピーカを流れる音声電流を支障なく通
過することができる。 次に外部スピーカのコネクタPをソケツトSに
差し込むと、トランジスタ3のベースがコネクタ
のジヤンパ7を通つてエミツタと同電位となり、
コレクタ・エミツタ間はカツトオフとなるので、
内部スピーカ2は動作を停止し、代りに外付スピ
ーカ6が回路に入つて動作することになる。スピ
ーカとトランジスタ回路の帰線は共通でもよいが
なるべくならば図のように別にしておいた方が安
全である。 以上に述べたように、第1図の回路では外付ス
ピーカの使用に際して特殊のコネクタやスイツチ
を必要としないので、操作が簡単で故障の少ない
という実用上の利点があるが、トランジスタ3の
ベース回路に流す電流だけ元の回路により余分に
消費する。その量は数mA程度であるから、商用
電源や2次電池電源では問題にならないけれど
も、携帯用の乾電池使用機器では数mAの増加で
も重大な問題となる場合があるので、本考案では
無出力時の余分な電流消費を無くした改良回路を
提供するものである。 第2図は機器のスピーカ周辺の本考案の実用新
案登録請求の範囲第2項の実施回路例を示す。出
力ライン、内部スピーカ2、双方向トランジス
タ3、外付スピーカ6、ジヤンパ7、コネクタソ
ケツトSおよびコネクタプラグPについては第1
図と同一記号は同一部分を示し、動作も同じであ
るから重複した説明は省略する。 次に本考案ではPNP型の第2のトランジスタ
8aのエミツタを電源Vccまたは適当な電位点
に、コレクタを抵抗4を通して第1のトランジス
タ3のベース側に、ベースを第3のトランジスタ
9のコレクタに接続し、8aのエミツタとベース
間には抵抗10をそう入し、また第3のトランジ
スタ9はNPN型で、エミツタを帰線に、ベース
を抵抗12を通して制御電圧源に接続すると共
に、外付スピーカのジヤンパ接点を通して該ベー
スと帰線間をシヨートするように構成する。 第2図の回路において、制御電圧源11は無信
号時にLレベル、有信号時にHレベルを出力する
もので、受信波のキヤリアあるいは音声信号を整
流して得ることができる。内部スピーカだけの場
合に、信号があると、11はHレベルであるか
ら、トランジスタ9のC・E間はONになり、ト
ランジスタ8aのベースは帰線電位に近くなるか
ら、8aのB・E間には大きなバイアス電圧が加
わり、8aのE・C間もONになり、従つて電源
5は抵抗4を通してトランジスタ3にバイアスを
加えて、これを導通し、直列のスピーカ2を動作
させる。 無信号時には11はLレベルなのでトランジス
タ9はカツトオフとなり、トランジスタ8aのベ
ースは抵抗10でエミツタに落ちているのでE・
C間はカツトオフとなり、従つてトランジスタ3
にもバイアスが加わらずにカツトオフとなる。 次に外付スピーカのコネクタを接続した場合に
ついて考えると、ジヤンパ7によつてトランジス
タ9のベースと帰線間がシヨートされるため、ベ
ース電位は制御信号の有無にかかわらず常にLレ
ベルとなり、トランジスタ9−8a−3の順にコ
レクタ・エミツタ間はカツトオフとなり、内部ス
ピーカの動作は自動的に外付スピーカに切換わる
ことがわかる。 内部スピーカの動作時にはトランジスタ3のベ
ース電流は第1図の場合と同様に流す必要がある
が、無信号時にはベース電流はゼロとなるので、
比較的に待受け時間の多い通信機等においては電
源節約の効果が大きいものである。また外付スピ
ーカ使用時にはトランジスタ3のベース電流は常
にゼロであるから問題ない。 第3図は本考案の実用新案登録請求の範囲第3
項の実施回路例を示す。出力ライン、内部スピ
ーカ2、双方向トランジスタ3、外付スピーカ
6、ジヤンパ7、コネクタソケツトSおよびコネ
クタプラグPについては第1図、第2図と同一記
号は同一部分を示し、動作も同じであるから重複
した説明は省略する。 次に本考案ではNPN型の第2のトランジスタ
8bのコレクタを電源Vccまたは適当な電位点
に、エミツタを抵抗4を通して第1のトランジス
タ3のベース側に、ベースを第3のトランジスタ
9のコレクタに接続し、8bのコレクタとベース
間には抵抗10をそう入し、また第3のトランジ
スタ9はNPN型で、エミツタを帰線に、ベース
を抵抗12を通して制御電圧源に接続する。外付
スピーカを接続すると、コネクタのジヤンパ接点
を通してトランジスタ8bのベースと帰線間をシ
ヨートする構成である。 第3図の回路において、制御電圧源11は無信
号時にHレベル、有信号時にLレベルを出力する
もので、受信波のキヤリアあるいは音声信号を整
流して得ることができる。内部スピーカだけの場
合に信号があると、11はLレベルであるからト
ランジスタ9のC・E間はOFFになり、トラン
ジスタ8bのベースにはコレクタから抵抗10を
通してベースバイアスが加えられ、C・E間を
ONにするから、電源は抵抗4を通してトラン
ジスタ3にバイアスを加えて、これを導通し、直
列のスピーカ2を動作させる。 無信号時には11はHレベルなのでトランジス
タ9のC・Eは導通し、8bのベースをLレベル
に引き下げるので、8bはカツトオフとなり、従
つてトランジスタ3にもバイアスが加わらずにカ
ツトオフとなる。 次に外付スピーカのコネクタを接続した場合に
ついて考えると、ジヤンパ7によつてトランジス
タ8bのベースと帰線間がシヨートされるため、
ベース電位は制御信号の有無にかかわらず常にL
レベルとなり、8bのC・E間はカツトオフであ
るから、トランジスタ3にはベースバイアスが加
わらず、そのC・Eはカツトオフで、内部スピー
カは動作を停止し、外付スピーカが動作する。 内部スピーカの動作時にはトランジスタ3のベ
ース電流が必要なことは第1図、第2図の場合と
同様であり、抵抗10を通るベース電流分だけ第
2図回路より余分に消費するが、この電流は
0.1mA以下のオーダであるから大勢に影響ないと
いえる。また外付スピーカを使用する場合には電
を抵抗10でシヨートする形になるが、セル
フバイアス用の抵抗10の値は相当に大きいの
で、シヨート電流も0.1mAを越えることは無く、
問題ない。 第3図の回路は第2と第3のトランジスタが同
種のNPN型で間に合うことと、制御電圧の極性
が第2図と反対の場合に適用して好適である。 上記においては適用頻度の多い内部スピーカと
外付スピーカについて述べたが、一般的に内部負
荷と外付負荷として、例えば出力表示器等にも本
考案が適用できることはもちろんであり、また内
部負荷と外付負荷が別種のものについても同様で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の基礎となる「内部スピーカと
外付スピーカの自動切換回路」の実施回路例、第
2図は本考案の実施回路例、第3図は本考案の別
の実施回路例である。 ……出力ライン、2……内部スピーカ、3…
…双方向トランジスタ、4・10・12……抵
抗、……バイアス電圧、6……外付スピーカ、
7……ジヤンパ線、8a・8b・9……トランジ
スタ、11……制御電圧。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内部スピーカの帰線側端子と帰線回路間に第
    1の双方向トランジスタのコレクタとエミツタ
    を接ぎ、そのベースには抵抗と第2のトランジ
    スタのエミツタ・コレクタ回路を通して該第1
    のトランジスタのベース電流を供給すべくし、
    該第2のトランジスタのベースは第3のトラン
    ジスタのコレクタ・エミツタ回路を通して帰線
    に接ぎ、該第3のトランジスタのベースには信
    号による制御電圧を加えるごとくし、外付スピ
    ーカはコネクタの接点を通して一方の端子は機
    器の出力ラインに、他方の端子は帰線回路に接
    続すると共に、該コネクタのジヤンパ接点を通
    して前記第2または第3のトランジスタのベー
    スと帰線間をシヨートするごとく構成した、ス
    ピーカの自動切換の制御電流低減回路。 (2) 前記第2のトランジスタはPNP型で、エミ
    ツタを電源側に、コレクタを第1のトランジス
    タのベース側に、ベースを第3のトランジスタ
    のコレクタに接続し、エミツタとベース間には
    抵抗をそう入し、また第3のトランジスタは
    NPN型で、エミツタを帰線に、ベースを抵抗
    を通して制御電圧源に接続すると共に、外付ス
    ピーカのジヤンパ接点を通して該ベースと帰線
    間をシヨートするごとく構成した、実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のスピーカの自動切換
    の制御電流低減回路。 (3) 前記第2と第3のトランジスタはNPN型で、
    第2のトランジスタはコレクタを電源側に、エ
    ミツタを第1のトランジスタのベース側に、ベ
    ースを第3のトランジスタのコレクタに接続
    し、コレクタとベース間には抵抗をそう入し、
    また第3のトランジスタはエミツタを帰線にベ
    ースを制御電圧源に接続すると共に、外付スピ
    ーカのジヤンパ接点を通して第2のトランジス
    タのベースと帰線間をシヨートするごとく構成
    した、実用新案登録請求の範囲第1項記載のス
    ピーカの自動切換の制御電流低減回路。
JP15313181U 1981-10-15 1981-10-15 スピ−カの自動切換の制御電流低減回路 Granted JPS5859295U (ja)

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JP15313181U JPS5859295U (ja) 1981-10-15 1981-10-15 スピ−カの自動切換の制御電流低減回路

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JP15313181U JPS5859295U (ja) 1981-10-15 1981-10-15 スピ−カの自動切換の制御電流低減回路

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JPS5859295U JPS5859295U (ja) 1983-04-21
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JP15313181U Granted JPS5859295U (ja) 1981-10-15 1981-10-15 スピ−カの自動切換の制御電流低減回路

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