JP2000152371A - マイクアンプの省電力回路 - Google Patents

マイクアンプの省電力回路

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JP2000152371A
JP2000152371A JP32224698A JP32224698A JP2000152371A JP 2000152371 A JP2000152371 A JP 2000152371A JP 32224698 A JP32224698 A JP 32224698A JP 32224698 A JP32224698 A JP 32224698A JP 2000152371 A JP2000152371 A JP 2000152371A
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microphone amplifier
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隆 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より効率的なマイクアンプの省電力回路を得
る。 【解決手段】 切り替え接点付きマイク用ジャック1が
マイクアンプの信号を入力し、ゲート回路5がマイクア
ンプ6の電源入力端子と駆動電源8の端子との間におい
て駆動電源供給のオン/オフを制御する。ゲート回路5
のゲート制御端子とマイク用ジャック1の切り換え接点
Bとの間には、インバータ回路素子9が設けられてい
る。さらに、インバータ回路素子9の入力端子と駆動電
源8の負極端子間に抵抗器4が接続されている。この構
成によれば、プラグを含むマイク2がマイク用ジャック
1に差し込まれていない状態、すなわちマイクアンプ6
が動作不要の状態には、マイクアンプ6への電源供給を
自動的に止めることができ、省電力化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイク用信号の入
力にジャックを用いたマイクアンプの省電力回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、マイクアンプの省電力回路は、例
えば、多接点のマイクジャックを用いてアンプへの電源
供給のオン/オフを行う。
【0003】従来例1のマイクアンプの省電力回路の回
路構成例を図3に示す。従来例1のマイクアンプの省電
力回路を示す図3において、切り替え接点付きマイク用
ジャック21、プラグを含むマイク2、負荷抵抗器3、
検出抵抗器4、電源切り換え用のトランジスタ5、マイ
クアンプ6、コンデンサ7、駆動電源8、保護抵抗器1
9を備えて構成される。本構成のマイクアンプの省電力
回路において、マイクのプラグ差し込み検出を実現して
いる。
【0004】上記の従来例1では、マイクアンプの省電
力機能を、特殊な型式のマイクジャック21を用いるこ
とにより構成している。マイク用ジャック21は、マイ
クアンプへの駆動電源の制御信号用の接点が、マイク信
号用接点とは電気的に独立し、且つ機械的に連動した機
構のスイッチを備えている。
【0005】従来例2の実開昭61−40092号公報
の「マイクロジャック付音響機器」では、トランジスタ
(13/同公報添付第1図)のベース・エミッタ間が、
マイクロフォンの負荷として挿入されて構成されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方式では、適用するスイッチを備えたマイクジャッ
クは、構造が複雑でプラグ差し込み検出機能を備えない
一般的なマイクジャックと比較して高価であり、さらに
形状が大きく、品種が少ない、という欠点を有してい
る。そのため、装置の低価格化、小型化、生産性の向上
等の構成の効率性を高める上で障害となる問題を伴う。
【0007】従来例2において、トランジスタのベース
・エミッタ間は、非線形な特性を持つので、従来例2で
示された回路構成ではマイクに非線形な負荷が挿入され
る。これは、より高忠実度が求められる音響信号/電気
信号変換の観点から好ましくない。抵抗(12/同公報
添付第1図)の抵抗値が相対的に十分大きければ悪影響
は少なくなるが、皆無とは言い難い問題点を伴う。
【0008】本発明は、より効率的なマイクアンプの省
電力回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のマイクアンプの省電力回路は、所定のマイ
クアンプの信号入力のために設けられた切り替え接点付
きマイク用ジャックと、マイクアンプの電源入力端子と
マイクアンプを駆動する駆動電源の端子との間に駆動電
源供給のオン/オフを制御するために設けられたゲート
回路と、ゲート回路のゲート制御端子とマイク用ジャッ
クの切り換え接点との間に設けられたインバータ回路素
子と、インバータ回路素子の入力端子と駆動電源の負極
端子間に接続された抵抗器と、を有して構成されたこと
を特徴としている。
【0010】また、上記のインバータ回路素子の入力端
子と抵抗器との接続点がマイク用ジャックの一方の切り
換え接点Bへ接続され、接点Bと開/閉を構成する他方
の接点Aと駆動電源の正極端子間に接続された抵抗器
を、さらに有して構成するとよい。
【0011】さらに、接点Aとマイクアンプの信号入力
端子間にコンデンサが接続され、ゲート回路のゲート制
御端子の電圧レベルは切り替え接点付きマイク用ジャッ
クへプラグ未装着のノーマル時がローレベルであり、マ
イクアンプの負極電源入力端子と電源端子間をハイ・イ
ンピーダンスに構成するとよい。
【0012】またさらに、マイクアンプとアンプ駆動電
源の正負電極間に電源端子が並列に接続されたイヤホン
アンプと、切り替え接点付きマイク用ジャックが第3の
接点Cを有し、イヤホンアンプの信号出力端子が接点C
と接続されて構成するとよい。
【0013】なお、上記の切り替え接点付きマイク用ジ
ャックと適合するジャックを介してイヤホンアンプの出
力信号を取り出し可能に構成するとよい。
【0014】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よるマイクアンプの省電力回路の実施の形態を詳細に説
明する。図1および図2を参照すると本発明のマイクア
ンプの省電力回路の実施形態が示されている。図1が実
施形態1、図2が実施形態2を、それぞれ示している。
【0015】図1において、実施形態1のマイクアンプ
の省電力回路は、切り替え接点付きマイク用ジャック
1、プラグを含むマイク2、負荷抵抗器3、検出抵抗器
4、トランジスタ5、マイクアンプ6、コンデンサ7、
駆動電源8、信号反転器(インバータ回路素子)9を備
えて構成される。
【0016】マイク用ジャック1は、接点A、接点B、
接点Cによる2回路の接続接点を有する。これらのうち
の接点Aは、コンデンサ7の片端、および負荷抵抗器3
の片端と接続されている。接点Bは、検出抵抗器4の片
端、および信号反転器9の入力と接続されている。ま
た、信号反転器9の出力は、トランジスタ5のベースへ
接続されている。コンデンサ7の他端は、マイクアンプ
6の入力端子と接続されている。
【0017】負荷抵抗器3の他端は、マイクアンプ6の
正電源端子および駆動電源8の正極に接続されている。
また、検出抵抗器4の他端は、駆動電源8の負極、トラ
ンジスタ5のエミッタ、およびマイク用ジャック1の接
点Cと接続されている。トランジスタ5のコレクタとマ
イクアンプ6の負電源端子が接続されている。
【0018】マイク用ジャック1の接点Aと接点Bは、
マイク2が差し込まれていない時に導通し、差し込まれ
た時に非導通となる構造を有している。検出抵抗器4の
抵抗値は、負荷抵抗器3の抵抗値に対して十分大きな値
とする。
【0019】以下、本実施形態の動作例について以下に
説明する。マイク用ジャック1にマイク2が差し込まれ
ていない場合、マイク用ジャック1の接点Aと接点Bは
導通している。この時点における、信号反転器9の入力
には、駆動電源8の電圧が検出抵抗器4と負荷抵抗器3
で分圧された電圧が印加される。しかし、検出抵抗器4
の抵抗値が負荷抵抗器3の抵抗値に対して十分大きいた
め、信号反転器9には論理回路におけるハイレベルの信
号が加えられる。
【0020】この時点において、トランジスタ5のベー
スには信号反転器9で論理反転されたロウレベルの信号
が加えられる。このため、トランジスタ5はオフ状態と
なる。トランジスタ5がオフ状態であるならば、マイク
アンプ6は電源供給が遮断され、否動作状態になる。こ
のため、電力を消費しない。
【0021】マイク用ジャック1にマイク2が差し込ま
れている場合、接点Aと接点Bは分離している。この
時、信号反転器9の入力は、検出抵抗器4によって駆動
電源8の負極につながっている。このため、ロウレベル
が信号反転器9の入力端子に印加される。この結果、ト
ランジスタ5はオン状態になり、マイクアンプ6は通電
されて動作状態となる。
【0022】図2は、本発明のマイクアンプの省電力回
路の実施形態2の構成例を示す回路ブロック図である。
図2において、実施形態2のマイクアンプの省電力回路
は、イヤホンマイクジャック11、プラグを含むイヤホ
ンマイク12、負荷抵抗器3、検出抵抗器4、トランジ
スタ5、マイクアンプ6、コンデンサ7、駆動電源8、
信号反転器9、イヤホンアンプ10を備えて構成され
る。
【0023】上記構成の本実施形態2のマイクアンプの
省電力回路の構成例を示す図2において、基本的構成は
上記実施形態1の通りであるが、次の点が実施形態1と
相違する。
【0024】図1のマイク用ジャック1がイヤホンマイ
クジャック11に変更になり、プラグ付きマイク2がプ
ラグ付きのイヤホンマイク12に変更になり、イヤホン
アンプ10が追加となっている。
【0025】本実施形態2においてイヤホンマイク12
が差し込まれていることは、すなわちイヤホンが差し込
まれているのと等価であることを利用して、イヤホンア
ンプ10も連動して省電力化する構成としている。つま
り、イヤホンマイク12が差し込まれていない状態で
は、トランジスタ5およびマイクアンプ10の負極側へ
の電源導通が高インピーダンスとなる。この電源供給回
路の高インピーダンス化により、実質的に電源遮断と同
一となる。
【0026】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例である。但し、これに限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形
実施が可能である。
【0027】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のマイクアンプの省電力回路は、マイクアンプの電源入
力端子とマイクアンプを駆動する駆動電源の端子との間
に電源供給のオン/オフを制御するためにゲート回路が
設けられ、このゲート回路のゲート制御端子とマイク用
ジャックの切り換え接点との間にインバータ回路素子が
設けられ、インバータ回路素子の入力端子と駆動電源の
負極端子間に抵抗器が接続されて構成されている。
【0028】上記の構成により、プラグの装着/未装着
の状態によりアンプへの電源供給をオン/オフ制御す
る。これによれば、マイクがマイクジャックに差し込ま
れていない状態、すなわちマイクアンプが通電している
意味のない状態においてマイクアンプの電力消費を止め
ることができるので、装置全体の省電力化が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマイクアンプの省電力回路の実施形態
1を示す回路構成ブロック図である。
【図2】実施形態2を示す回路構成ブロック図である。
【図3】従来のマイクアンプの省電力回路の回路構成例
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、21 切り替え接点付きマイク用ジャック 2 プラグを含むマイク 3 負荷抵抗器 4 検出抵抗器 5 トランジスタ 6 マイクアンプ 7 コンデンサ 8 駆動電源 9 信号反転器(インバータ回路素子) 10 イヤホンアンプ 11 イヤホンマイクジャック 12 プラグを含むイヤホンマイク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のマイクアンプへの信号を入力する
    切り替え接点付きマイク用ジャックと、 前記マイクアンプの電源入力端子と前記マイクアンプを
    駆動する駆動電源の端子との間に電源供給のオン/オフ
    を制御するために設けられたゲート回路と、 前記ゲート回路のゲート制御端子と前記マイク用ジャッ
    クの切り換え接点との間に設けられたインバータ回路素
    子と、 前記インバータ回路素子の入力端子と前記駆動電源の負
    極端子間に接続された抵抗器と、を有して構成されたこ
    とを特徴とするマイクアンプの省電力回路。
  2. 【請求項2】 前記インバータ回路素子の入力端子と前
    記抵抗器との接続点が前記マイク用ジャックの一方の切
    り換え接点Bへ接続され、該接点Bと接続/不接続を構
    成する他方の接点Aと前記駆動電源の正極端子間に接続
    された抵抗器を、さらに有して構成されたことを特徴と
    する請求項1に記載のマイクアンプの省電力回路。
  3. 【請求項3】 前記接点Aと前記マイクアンプの信号入
    力端子間にコンデンサが、さらに接続されて構成された
    ことを特徴とする請求項2に記載のマイクアンプの省電
    力回路。
  4. 【請求項4】 前記ゲート回路のゲート制御端子の電圧
    レベルは前記切り替え接点付きマイク用ジャックへプラ
    グ未装着のノーマル時がローレベルであり、前記マイク
    アンプの負極電源入力端子と電源端子間をハイ・インピ
    ーダンスに構成したことを特徴とする請求項2または3
    に記載のマイクアンプの省電力回路。
  5. 【請求項5】 前記マイクアンプと該マイクアンプ駆動
    電源の正負電極間に電源端子が並列に接続されたイヤホ
    ンアンプと、前記切り替え接点付きマイク用ジャックが
    第3の接点Cをさらに有し、 前記イヤホンアンプの信号出力端子が前記接点Cと接続
    されて構成されたことを特徴とする請求項2から4の何
    れかに記載のマイクアンプの省電力回路。
  6. 【請求項6】 前記切り替え接点付きマイク用ジャック
    と適合するジャックを介して前記イヤホンアンプの出力
    信号を取り出し可能に構成されたことを特徴とする請求
    項5に記載のマイクアンプの省電力回路。
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