JPH046281Y2 - - Google Patents

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JPH046281Y2
JPH046281Y2 JP6194386U JP6194386U JPH046281Y2 JP H046281 Y2 JPH046281 Y2 JP H046281Y2 JP 6194386 U JP6194386 U JP 6194386U JP 6194386 U JP6194386 U JP 6194386U JP H046281 Y2 JPH046281 Y2 JP H046281Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は電話器等の複数の機器を通信線で接続
しこれらの機器間でデータ通信を行うためのデー
タ通信装置に関するものである。
〈考案の概要〉 本考案は第1の機器と第2の機器とを通信線で
接続し、両機器間でデータ通信を行なうデータ通
信装置において、上記第2の機器の入出力端子間
に定電圧素子を接続し、上記第1の機器から第2
の機器へデータ通信を行う場合、上記通信線間の
電圧が上記定電圧素子の定電圧以下となるように
し、他の通信線への漏れによるノイズの発生を抑
制したデータ通信装置を提供するものである。
〈従来の技術〉 従来、電話器等の第1の機器1と第2の機器2
間における半二重伝送のデータ通信は第3図に示
す装置で行なわれていた。
即ち、第2の機器2から第1の機器1にデータ
伝送を行う場合は、上記第2の機器2のデータ信
号供給端子3より抵抗4を介してフオトカプラ5
の発光ダイオード5aにデータ信号を入力する。
(このときフオトカプラ6の発光ダイオード6a
は常にオンしている。)すると、斯るデータ信号
に基づいてフオトトランジスタ5bがスイツチン
グし一対の通信線10,11を通じて第1の機器
1に上記データ信号が伝送される。
一方、上記第1の機器1ではフオトカプラ14
を常時オンしておき、上記通信線10,11を通
つて伝送されてきたデータ信号はフオトカプラ1
5の発光ダイオード15aをスイツチングしてこ
れに基づいてフオトトランジスタ15bがスイツ
チングし、その結果、データ信号受信端子17よ
り上記データ信号を得ることができる。
また、第1の機器1より第2の機器2にデータ
伝送を行う場合は、上記第1の機器1のデータ信
号供給端子12より抵抗13を介してフオトカプ
ラ14の発光ダイオード14aにデータ信号を入
力する。
すると、斯るデータ信号に応じてフオトトラン
ジスタ14bがスイツチングし通信機10,11
を通じて第2の機器2に上記データ信号が伝送さ
れる。
一方、上記第2の機器2では上記フオトカプラ
5を常時オフしておき、上記通信線10,11を
通つて伝送されてきたデータ信号はフオトカプラ
6の発光ダイオード6aをスイツチングし、その
結果、フオトトランジスタ6bがスイツチングし
てデータ信号受信端子9より上記第1の機器1か
らのデータ信号を得ることができる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、上述のような従来の装置によると、
第1の機器1から第2の機器2にデータ伝送する
場合、上記フオトカプラ6の発光ダイオード6a
のアノード側に電源+VDD(+12V)が接続されて
いるため、上記第1の機器1におけるフオトトラ
ンジスタ14bのオフ時、上記第2の機器2の通
信線の出入力端子2a,2b間は電源電圧(+
12V)まで上昇してしまう。
その結果、第4図に示す様に信号波形は略々
OVとVDDVでオンオフする波形となり上記フオ
トトランジスタ14のオフ時の電圧(+12V)が
非常に高いため、パルスの立上り、立下り時に異
なる通信線、例えば、音声用通信線18,19に
大きなノイズが発生してしまうという問題点を持
つていた。
尚、このようなノイズは、発光ダイオード6a
を電源Vcc(+5V)に接続すれば、低減すること
ができるが、実使用においては下記理由により、
発光ダイオード6aの電源を電源Vccから取るこ
とはできなかつた。即ち、第2の機器から第1の
機器にデータ伝送する際、発光ダイオード6aの
電源を電源Vccより取つていると、通信線10,
11の長さ及び太さにより線路インピーダンスが
変わり、通信線10,11及び発光ダイオード1
5aに流れる電流が少なくなり、結果的に発光ダ
イオード15aの輝度が落ち、ホトトランジスタ
15bで正しくデータを受信できなくなる虞れが
あり、このようなことから、発光ダイオード6a
の電源をVDD(+12V)より取つていた。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記問題点を解決するために入力する
データ信号に基づいてオン、オフするスイツチン
グ素子と斯るスイツチング素子に上記データ信号
を供給するデータ信号供給端子と上記スイツチン
グ素子の出力側に接続された一対の入出力端子と
を具備する第1の機器と、一対の入出力端子とこ
れらの入出力端子の一方の入出力端子に接続され
た電源と他方の入出力端子に接続されたデータ信
号受信端子とを具備する第2の機器と、上記第1
の機器の入出力端子と上記第2の機器の入出力端
子を接続する一対の通信線とを具備し、上記スイ
ツチング素子のオン、オフに基づいて第1の機器
から第2の機器に上記通信線を介してデータ信号
を伝送するデータ通信装置において、上記第2の
機器の入出力端子間に定電圧素子を接続し上記第
1の機器のスイツチング素子のオフ時に上記通信
線路間の電圧が上記定電圧素子の定電圧以下とな
るようにしたものである。
〈作用〉 従つて、第1の機器1側のスイツチング素子の
オフ時通信線路間の電圧が定電圧素子の定電圧以
下となるため、他の通信線上でのノイズの発生を
低減することができる。
〈実施例〉 以下、添附図面に基づいて本考案の一実施例を
詳細に説明する。
第1図は本考案に係るデータ通信装置の一実施
例を示す電気回路図である。
斯る図において、説明の便宜上従来装置と同一
部分には同一符号を付している。
従つて、1は電話器等の第1の機器、2は電話
器等の第2の機器であり各々の電話器の入出力端
子1a,1b及び2a,2bを連結するデータ通
信用の通信機10及び11、出入力端子1c,1
d及び2c,2dを連結する音声通信用の通信線
18及び19を通してデータ信号、音声信号の半
二重伝送が行なえるようになつている。
3は第2の機器におけるデータ信号供給端子で
あり抵抗4を介してフオトカプラ5の発光ダイオ
ード5aのアノードに接続されており、斯る発光
ダイオード5aのカソードは接地されている。
上記フオトカプラ5のフオトトランジスタ5b
はそのコレクタをフオトカプラ6の発光ダイオー
ド6aのカソード及び入出力端子2aに接続さ
れ、エミツタを入出力端子2bに接続されると共
に接地されている。そして、上記発光ダイオード
6aのアノードは抵抗7を介して+VDD電源(+
12V)に接続されている。
また、上記フオトカプラ6のフオトトランジス
タ6bはエミツタを接地されていると共にコレク
タを抵抗8を介して電源+VCC(+5V)に接続さ
れている。
9は第2の機器におけるデータ信号受信端子で
あり、上記抵抗8とフオトトランジスタ6bのコ
レクタ間に接続されている。
20は定電圧ダイオードであり、上記フオトカ
プラ6の発光ダイオード6aのアノードと接地間
に接続されている。この定電圧ダイオード20は
そのツエナー電圧が発光ダイオード6a及び第1
の機器1における後述する発光ダイオード15a
の最大順電圧とフオトトランジスタ14bの最大
コレクタ・エミツタ飽和電圧及び伝送線路抵抗に
よる電圧降下を合わせた電圧より大きいものを使
用している。
12は第1の機器におけるデータ信号供給端子
であり抵抗13を介してフオトカプラ14の発光
ダイオード14aのアノードに接続されており、
斯る発光ダイオード14aのカソードは接地され
ている。
上記フオトカプラ14の上記フオトトランジス
タ14bはそのエミツタを入出力端子1bに接続
されると共にそのコレクタをフオトカプラ15の
上記発光ダイオード15aのカソードに接続され
ており、斯る発光ダイオード15aのアノードは
上記入出力端子1aに接続されている。
また上記フオトカプラ15のフオトトランジス
タ15bはそのエミツタを接地されると共にコレ
クタを抵抗16を介して電源+VCC(+5V)に接
続されている。
17はデータ信号受信端子であり、上記抵抗1
6とフオトトランジスタ15bのコレクタ間に接
続されている。
本考案は上述のように構成されるものであり、
次にその動作を説明する。
ここで、第2の機器2から第1の機器1へデー
タ通信を行なう場合は従来装置とその動作が同様
なので説明は省略する。
そこで、第1の機器から第2の機器にデータ伝
送する場合、まずデータ信号供給端子12から抵
抗13を介して発光ダイオード14aにデータ信
号を伝送すると斯るデータ信号に応じてフオトト
ランジスタ14bがスイツチングする。
ここで、第2の機器2のフオトトランジスタ5
bは常にオフしておく必要があるため発光ダイオ
ード5aを常にオフしておく。
すると、上記データ信号は通信線10,11を
通りフオトカプラ6の発光ダイオード6aをスイ
ツチングするため、フオトトランジスタ6bがこ
れに応答してスイツチングし、データ信号受信端
子9から上記データ信号を取り出すことができ
る。
この場合、上記フオトトランジスタ14bがオ
フしたとき、電源+VDD(+12V)の電圧は抵抗7
と定電圧ダイオード20とで分圧されるため、通
信線10,11間の電圧は第2図に示す様に上記
定電圧ダイオード20で規定されるツエナー電圧
以下となり、従つて、電源+VDD(+12V)まで上
昇していた従来装置に比べて音声通信線18,1
9に発生するノイズを大幅に低減することができ
る。
〈考案の効果〉 以上のように、本考案は第1の機器のスイツチ
ング素子のオフ時に通信線路間の電圧が定電圧素
子の定電圧以下となるようにしたものであるから
データ信号の伝送時に他の通信線におけるノイズ
の発生を大幅に低減することができるとの効果が
得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るデータ通信装置の一実施
例を示す電気回路図、第2図は同上装置において
第1の機器から第2の機器にデータ通信を行なつ
た場合の通信線間の電圧波形図、第3図は従来の
データ通信装置の電気回路図、第4図は同上従来
装置において第1の機器から第2の機器にデータ
通信を行なつた場合の通信線間の電圧波形図であ
る。 1……第1の機器、2……第2の機器、3,1
2……データ信号供給端子、9,17……データ
信号受信端子、10,11……通信線、14……
フオトカプラ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入力するデータ信号に基づいてオン、オフする
    スイツチング素子と斯るスイツチング素子に上記
    データ信号を供給するデータ信号供給端子と上記
    スイツチング素子の出力側に接続された一対の入
    出力端子とを具備する第1の機器と、 一対の入出力端子とこれらの入出力端子の一方
    の入出力端子に接続された電源と他方の入出力端
    子に接続されたデータ信号受信端子とを具備する
    第2の機器と、 上記第1の機器の入出力端子と上記第2の機器
    の入出力端子を接続する一対の通信線とを具備
    し、上記スイツチング素子のオン、オフに基づい
    て第1の機器から第2の機器に上記通信線を介し
    てデータ信号を伝送するデータ通信装置におい
    て、 上記第2の機器の入出力端子間に定電圧素子を
    接続し、上記第1の機器のスイツチング素子のオ
    フ時に上記通信線路間の電圧が上記定電圧素子の
    定電圧以下となるようにした事を特徴とするデー
    タ通信装置。
JP6194386U 1986-04-22 1986-04-22 Expired JPH046281Y2 (ja)

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JPS62173844U JPS62173844U (ja) 1987-11-05
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