JPS636955Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS636955Y2 JPS636955Y2 JP15313081U JP15313081U JPS636955Y2 JP S636955 Y2 JPS636955 Y2 JP S636955Y2 JP 15313081 U JP15313081 U JP 15313081U JP 15313081 U JP15313081 U JP 15313081U JP S636955 Y2 JPS636955 Y2 JP S636955Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- speaker
- base
- emitter
- internal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は機器の外付スピーカをコネクタによ
り接続すると、自動的に内部スピーカの動作が外
付スピーカの動作に切換わる回路の構成に関する
ものである。
り接続すると、自動的に内部スピーカの動作が外
付スピーカの動作に切換わる回路の構成に関する
ものである。
一般に小形音響機器や通信機の内部スピーカは
小形で取付場所の制約もあつて音量、音質共に不
十分なため、外付スピーカを使用し得るようにし
た構造が多い。その際にプラグとジヤツクで接続
するものは、切換接点付ジヤツクの使用により内
部スピーカを外付スピーカに自動的に切換ること
ができるが、ジヤツクは奥行が長く必要であり、
小形のものは接触不良や破損し易い欠点があるの
で、小形機器ではシンプルな形状のピンコネクタ
の使用が望まれる。これにも切換スイツチ付のピ
ンコネクタが無いことはないが、形が大きくなる
ことと、種類が極めて限定される。ところが本考
案では形状・品種に無関係に3ピン以上のピンコ
ネクタにより、外付スピーカを接続するだけで自
動的に内部スピーカが停止して外付スピーカが動
作することが可能である。
小形で取付場所の制約もあつて音量、音質共に不
十分なため、外付スピーカを使用し得るようにし
た構造が多い。その際にプラグとジヤツクで接続
するものは、切換接点付ジヤツクの使用により内
部スピーカを外付スピーカに自動的に切換ること
ができるが、ジヤツクは奥行が長く必要であり、
小形のものは接触不良や破損し易い欠点があるの
で、小形機器ではシンプルな形状のピンコネクタ
の使用が望まれる。これにも切換スイツチ付のピ
ンコネクタが無いことはないが、形が大きくなる
ことと、種類が極めて限定される。ところが本考
案では形状・品種に無関係に3ピン以上のピンコ
ネクタにより、外付スピーカを接続するだけで自
動的に内部スピーカが停止して外付スピーカが動
作することが可能である。
図は機器のスピーカ周辺の本考案の回路を示
す。1は機器の出力ラインであつて、出力トラン
スの2次回路であつても、OTLアンプの出力部
であつても差しつかえない。2は内部スピーカで
その一方の端子は出力ラインに接続され、他方の
端子は双方向トランジスタ3のコレクタに接続
し、そのエミツタは帰線回路(通常はアース)に
接続する。トランジスタ3のベースには抵抗4を
通してバイアス電圧5を加えるが、適当な電圧源
が存在しない場合は電源電圧Vccを加えて抵抗4
を適当なベース電流が流れる値に選定すればよ
い。双方向トランジスタは別名を対称形トランジ
スタともいうように、ベースに対してコレクタと
エミツタが同形の構造であり、正負のコレクタ電
圧に対して正負のコレクタ電流で動作し、交流の
アナログ制御に適している。
す。1は機器の出力ラインであつて、出力トラン
スの2次回路であつても、OTLアンプの出力部
であつても差しつかえない。2は内部スピーカで
その一方の端子は出力ラインに接続され、他方の
端子は双方向トランジスタ3のコレクタに接続
し、そのエミツタは帰線回路(通常はアース)に
接続する。トランジスタ3のベースには抵抗4を
通してバイアス電圧5を加えるが、適当な電圧源
が存在しない場合は電源電圧Vccを加えて抵抗4
を適当なベース電流が流れる値に選定すればよ
い。双方向トランジスタは別名を対称形トランジ
スタともいうように、ベースに対してコレクタと
エミツタが同形の構造であり、正負のコレクタ電
圧に対して正負のコレクタ電流で動作し、交流の
アナログ制御に適している。
一方で外付スピーカ用コレクタのソケツトSは
出力ラインとトランジスタ3のベースと帰線に接
がつており、外付スピーカ用のピンコネクタPを
ソケツトに差し込むと、外付スピーカ6が出力ラ
インと帰線間に接がれ、トランジスタ3のベース
もコネクタPのジヤンパ線7と帰線を通してエミ
ツタに接がれることになる。
出力ラインとトランジスタ3のベースと帰線に接
がつており、外付スピーカ用のピンコネクタPを
ソケツトに差し込むと、外付スピーカ6が出力ラ
インと帰線間に接がれ、トランジスタ3のベース
もコネクタPのジヤンパ線7と帰線を通してエミ
ツタに接がれることになる。
図の回路の動作は、外付スピーカのコネクタを
差し込まない場合には、トランジスタ3のベース
には順方向のバイアス電圧を抵抗4を通して加え
て、トランジスタのコレクタ・エミツタ間の内部
抵抗は十分に低くできるので、これと直列のスピ
ーカに及ぼす影響はスピーカに加わる電力の10分
の1程度の損失に過ぎないから、音量の低下は聴
感では判別できないぐらいである。さらにトラン
ジスタ3には双方向トランジスタを用いることに
よりスピーカを流れる音声電流を支障なく通過す
ることができる。
差し込まない場合には、トランジスタ3のベース
には順方向のバイアス電圧を抵抗4を通して加え
て、トランジスタのコレクタ・エミツタ間の内部
抵抗は十分に低くできるので、これと直列のスピ
ーカに及ぼす影響はスピーカに加わる電力の10分
の1程度の損失に過ぎないから、音量の低下は聴
感では判別できないぐらいである。さらにトラン
ジスタ3には双方向トランジスタを用いることに
よりスピーカを流れる音声電流を支障なく通過す
ることができる。
次に外付スピーカのコネクタPをソケツトSに
差し込むと、トランジスタ3のベースがコネクタ
のジヤンパ7を通つてエミツタと同電位となり、
コレクタ・エミツタ間はカツトオフとなるので、
内部スピーカ2は動作を停止し、代りに外付スピ
ーカ6が回路に入つて動作することになる。スピ
ーカとトランジスタ回路の帰線は共通でもよい
が、なるべくならば図のように別にしておいた方
が安全である。
差し込むと、トランジスタ3のベースがコネクタ
のジヤンパ7を通つてエミツタと同電位となり、
コレクタ・エミツタ間はカツトオフとなるので、
内部スピーカ2は動作を停止し、代りに外付スピ
ーカ6が回路に入つて動作することになる。スピ
ーカとトランジスタ回路の帰線は共通でもよい
が、なるべくならば図のように別にしておいた方
が安全である。
以上に述べたように、本考案の回路によるとき
は外付スピーカの使用に際して特殊のコネクタや
スイツチを必要としないので、操作が簡単で故障
の少ない実用上の利点がある。
は外付スピーカの使用に際して特殊のコネクタや
スイツチを必要としないので、操作が簡単で故障
の少ない実用上の利点がある。
上記は適用頻度の多い内部スピーカと外付スピ
ーカについて述べたが、一般的に内部負荷と外付
負荷として、例えば出力表示器等にも本考案が適
用できることはもちろんであり、また内部負荷と
外付負荷が別種のものについても同様である。
ーカについて述べたが、一般的に内部負荷と外付
負荷として、例えば出力表示器等にも本考案が適
用できることはもちろんであり、また内部負荷と
外付負荷が別種のものについても同様である。
図は本考案適用部の構成を示す。図において、
1……出力ライン、2……内部スピーカ、3……
双方向トランジスタ、4……抵抗、5……バイア
ス電圧、6……外部スピーカ、7……ジヤンパ
線。
1……出力ライン、2……内部スピーカ、3……
双方向トランジスタ、4……抵抗、5……バイア
ス電圧、6……外部スピーカ、7……ジヤンパ
線。
Claims (1)
- 内部スピーカの帰線側端子と帰線回路間に双方
向トランジスタのコレクタとエミツタを接ぎ、該
トランジスタのベースには抵抗を通してバイアス
電圧を加え、外付スピーカはコネクタの接点を通
して一方の端子は機器の出力ラインに、他方の端
子は帰線回路に接続すると共に、該コネクタの他
の接点を通して内部スピーカに直列のトランジス
タのベースとエミツタ間をシヨートするようにし
た、内部スピーカと外付スピーカの自動切換回路
の構成。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15313081U JPS5859294U (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | 内部スピ−カと外付スピ−カの自動切換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15313081U JPS5859294U (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | 内部スピ−カと外付スピ−カの自動切換回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5859294U JPS5859294U (ja) | 1983-04-21 |
JPS636955Y2 true JPS636955Y2 (ja) | 1988-02-27 |
Family
ID=29945759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15313081U Granted JPS5859294U (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | 内部スピ−カと外付スピ−カの自動切換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5859294U (ja) |
-
1981
- 1981-10-15 JP JP15313081U patent/JPS5859294U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5859294U (ja) | 1983-04-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR910007197B1 (ko) | 리모트 콘트롤회로 | |
US4054802A (en) | Power control circuit | |
JPS636955Y2 (ja) | ||
JPS6318233Y2 (ja) | ||
JPH0114984Y2 (ja) | ||
JPH0524144Y2 (ja) | ||
JPS5868744U (ja) | 切替回路 | |
JPH0117909Y2 (ja) | ||
JPS5840669Y2 (ja) | 入出力端子制御回路 | |
JPH0530162Y2 (ja) | ||
JPH0617437Y2 (ja) | 電力増幅器のスピ−カ切換器 | |
KR910001582Y1 (ko) | 음성다중 텔레비젼의 음성절환회로 | |
JPH0451477A (ja) | 接続端子装置 | |
JPS58173921U (ja) | 電流−電圧変換用ゲイン切替回路 | |
JP3245565B2 (ja) | マイクアンプの省電力回路 | |
KR940002731Y1 (ko) | 헤드폰을 이용한 음향기기의 전원 및 음량조절회로 | |
JPS6012351Y2 (ja) | スイツチング回路 | |
JPS602679Y2 (ja) | 電源スイッチング装置 | |
JPS64569Y2 (ja) | ||
JPS6412158B2 (ja) | ||
JPS58181154U (ja) | 燃焼器の自己保持回路 | |
JPS586436U (ja) | スイッチング装置 | |
JPS5894011U (ja) | 電源回路 | |
JPS6142149U (ja) | 送受信装置 | |
JPH0475682B2 (ja) |