JPS6317684Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6317684Y2 JPS6317684Y2 JP14955283U JP14955283U JPS6317684Y2 JP S6317684 Y2 JPS6317684 Y2 JP S6317684Y2 JP 14955283 U JP14955283 U JP 14955283U JP 14955283 U JP14955283 U JP 14955283U JP S6317684 Y2 JPS6317684 Y2 JP S6317684Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- louver
- vehicle
- stepped portion
- roof ventilator
- roof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 235000021189 garnishes Nutrition 0.000 description 5
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、後席天井付近に段差部を設けて成る
車両の段差部に設けられるルーフベンチレータに
関する。
車両の段差部に設けられるルーフベンチレータに
関する。
この種ルーフベンチレータにはルバーが設けら
れ、該ルーバーの傾斜を変えることにより車室内
への吸入空気量が調整されるが、このルーバーに
は常時正圧が加わるため、車室内の空気を排出す
ることができなかつた。即ち、ルーバーの傾斜を
どのように変えても、走行風は各ルーバーに当た
り、その結果ルーバーの前方領域に負圧が生じる
ことはない。
れ、該ルーバーの傾斜を変えることにより車室内
への吸入空気量が調整されるが、このルーバーに
は常時正圧が加わるため、車室内の空気を排出す
ることができなかつた。即ち、ルーバーの傾斜を
どのように変えても、走行風は各ルーバーに当た
り、その結果ルーバーの前方領域に負圧が生じる
ことはない。
本考案は斯かる事情に鑑みて成されたもので、
その目的とする処は、車室内への空気の吸入，排
出の切換を可能とするルーフベンチレータを提供
することにある。
その目的とする処は、車室内への空気の吸入，排
出の切換を可能とするルーフベンチレータを提供
することにある。
上記目的を達成する本考案の構成は、車両のル
ーフに形成された段差部と、同段差部に形成され
上記車両前方からの走行風を車室内に取り入れる
開口部と、同開口部に配設され上下に傾斜自在に
形成されたルーバーとを備えるルーフベンチレー
タにおいて、上記ルーバーに装着され上記ルーバ
ーの所定回動位置にて上記走行風を上記ルーバー
に当てることなく流し上記ルーバーの前方領域に
負圧を発生させるスポイラーを有することを特徴
とする。
ーフに形成された段差部と、同段差部に形成され
上記車両前方からの走行風を車室内に取り入れる
開口部と、同開口部に配設され上下に傾斜自在に
形成されたルーバーとを備えるルーフベンチレー
タにおいて、上記ルーバーに装着され上記ルーバ
ーの所定回動位置にて上記走行風を上記ルーバー
に当てることなく流し上記ルーバーの前方領域に
負圧を発生させるスポイラーを有することを特徴
とする。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第１図は本考案に係るルーフベンチレータを備
える車両の側面図、第２図は同車両上部の斜視
図、第３図は同車両の段差部の拡大破断側面図、
第４図及び第５図はルーバーの作用説明図であ
る。
える車両の側面図、第２図は同車両上部の斜視
図、第３図は同車両の段差部の拡大破断側面図、
第４図及び第５図はルーバーの作用説明図であ
る。
図示の車両１はその後席天井付近に段差部１ａ
が設けられており、該段差部１ａには第３図に示
す如く外板２と天井トリム３とで囲まれる空間Ｓ
が車幅方向に設けられている。そして、空間Ｓ内
には水切り板４ａ，４ｂを一体に設けて成るダク
ト４が収納されており、該ダクト４の前，後面に
は第２図に示す如く複数の開口部４ｃ，４ｄが
夫々設けられており、各開口部４ｃ，４ｄの周縁
はガーニツシユ５，６で夫々縁取られている。尚
第３図中、７は天井トリム３の表面に張設された
吸音材、８はドレンホースであり、該ドレンホー
ス８は第２図に示す如く車両１の側方まで延設さ
れている。
が設けられており、該段差部１ａには第３図に示
す如く外板２と天井トリム３とで囲まれる空間Ｓ
が車幅方向に設けられている。そして、空間Ｓ内
には水切り板４ａ，４ｂを一体に設けて成るダク
ト４が収納されており、該ダクト４の前，後面に
は第２図に示す如く複数の開口部４ｃ，４ｄが
夫々設けられており、各開口部４ｃ，４ｄの周縁
はガーニツシユ５，６で夫々縁取られている。尚
第３図中、７は天井トリム３の表面に張設された
吸音材、８はドレンホースであり、該ドレンホー
ス８は第２図に示す如く車両１の側方まで延設さ
れている。
ところで、前記ガーニツシユ５にはその傾斜を
変えることができるルーバー９が組み込まれてお
り、該ルーバー９の最下段には第４図及び第５図
に示す如くＬ字状に折曲成形されたスポイラー付
ルーバー９ａが装着されている。又ガーニツシユ
６にもルーバー１０が組み込まれており、このガ
ーニツシユ６には図示しないがエアシヤツト機構
が組み込まれている。
変えることができるルーバー９が組み込まれてお
り、該ルーバー９の最下段には第４図及び第５図
に示す如くＬ字状に折曲成形されたスポイラー付
ルーバー９ａが装着されている。又ガーニツシユ
６にもルーバー１０が組み込まれており、このガ
ーニツシユ６には図示しないがエアシヤツト機構
が組み込まれている。
而して第４図に示す如くルーバー９を空気の流
れに略平行に向けた場合、大風量の空気がルーバ
ー９、ダクト４及びルーバー１０を通過して車室
S1内に導入される。
れに略平行に向けた場合、大風量の空気がルーバ
ー９、ダクト４及びルーバー１０を通過して車室
S1内に導入される。
一方、第５図に示す如くルーバー９を上傾させ
れば、前方からの空気流は最下段に装着されたス
ポイラー付ルーバー９ａによつて同図矢印に示す
如くその流れの向きを変えられ、この結果、ルー
バー９の前方領域の圧力が正圧から負圧に転じ
る。従つて、車室S1内の空気はこの負圧に引かれ
て車室S1外へ排出されることになる。
れば、前方からの空気流は最下段に装着されたス
ポイラー付ルーバー９ａによつて同図矢印に示す
如くその流れの向きを変えられ、この結果、ルー
バー９の前方領域の圧力が正圧から負圧に転じ
る。従つて、車室S1内の空気はこの負圧に引かれ
て車室S1外へ排出されることになる。
以上の結果、ルーバー９の傾斜を変えることに
より、外気を車室S1内に導入したり、車室S1内の
空気を大気中に排出することができることとな
る。
より、外気を車室S1内に導入したり、車室S1内の
空気を大気中に排出することができることとな
る。
尚、外気中に含まれる水滴はダクト４に一体形
成されて水切り板４ａ，４ｂにて水切りされた
後、ドレンホース８内を通つて最終的に外部へ排
出される。
成されて水切り板４ａ，４ｂにて水切りされた
後、ドレンホース８内を通つて最終的に外部へ排
出される。
以上の説明で明らかな如く本考案によれば、ル
ーフベンチレータを構成するルーバーの最下段に
スポイラー付ルーバーを装着したため、ルーバー
の所定回動位置にてスポイラが走行風の流れを変
えることにより、ルーバーの前方領域に負圧が発
生し、したがつて車室内の排気を可能にするとい
う効果を奏する。また、車室内空気の排出時、走
行風がルーバーに当たらないため、騒音が発生し
にくく負圧も低減されないという効果を奏する。
ーフベンチレータを構成するルーバーの最下段に
スポイラー付ルーバーを装着したため、ルーバー
の所定回動位置にてスポイラが走行風の流れを変
えることにより、ルーバーの前方領域に負圧が発
生し、したがつて車室内の排気を可能にするとい
う効果を奏する。また、車室内空気の排出時、走
行風がルーバーに当たらないため、騒音が発生し
にくく負圧も低減されないという効果を奏する。
第１図は本考案に係るルーフベンチレータを備
える車両の側面図、第２図は同車両上部の斜視
図、第３図は同車両の段差部の拡大破断側面図、
第４図及び第５図はルーバーの作用説明図であ
る。 図面中、１は車両、１ａは段差部、４はダク
ト、５，６はガーニツシユ、９，１０はルーバ
ー、９ａはスポイラー付ルーバー、S1は車室であ
る。
える車両の側面図、第２図は同車両上部の斜視
図、第３図は同車両の段差部の拡大破断側面図、
第４図及び第５図はルーバーの作用説明図であ
る。 図面中、１は車両、１ａは段差部、４はダク
ト、５，６はガーニツシユ、９，１０はルーバ
ー、９ａはスポイラー付ルーバー、S1は車室であ
る。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 車両のルーフに形成された段差部と、同段差部
に形成され上記車両前方からの走行風を車室内に
取り入れる開口部と、同開口部に配設され上下に
傾斜自在に形成されたルーバーとを備えるルーフ
ベンチレータにおいて、 上記ルーバーに装着され上記ルーバーの所定回
動位置にて上記走行風を上記ルーバーに当てるこ
となく流し上記ルーバーの前方領域に負圧を発生
させるスポイラーを有することを特徴とするルー
フベンチレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14955283U JPS6058415U (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | ル−フベンチレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14955283U JPS6058415U (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | ル−フベンチレ−タ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6058415U JPS6058415U (ja) | 1985-04-23 |
| JPS6317684Y2 true JPS6317684Y2 (ja) | 1988-05-19 |
Family
ID=30331948
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14955283U Granted JPS6058415U (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | ル−フベンチレ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6058415U (ja) |
-
1983
- 1983-09-29 JP JP14955283U patent/JPS6058415U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6058415U (ja) | 1985-04-23 |
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