JPS6317515Y2 - - Google Patents

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JPS6317515Y2
JPS6317515Y2 JP1982162237U JP16223782U JPS6317515Y2 JP S6317515 Y2 JPS6317515 Y2 JP S6317515Y2 JP 1982162237 U JP1982162237 U JP 1982162237U JP 16223782 U JP16223782 U JP 16223782U JP S6317515 Y2 JPS6317515 Y2 JP S6317515Y2
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JP
Japan
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cam
head
flywheel
resonance box
attached
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JP1982162237U
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JPS5968588U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、外観がたとえばにわとりのごとき
動物を模した形状で走行車輪を有する動物玩具の
発音装置に関する。
この考案の目的は、頭部が胴体部に対して上下
動し、それに伴ない当該動物の発する声の擬音を
発生させるもので、とくに幼児向きに構成された
動物玩具の発音装置を提供することにある。
次に、この考案を図示の実施例により説明す
る。
第1図は、動物玩具の一例としてのにわとりの
外観形状を示す。すなわち、にわとりを模した形
状の胴体部1と頭部2から成り、頭部2は、胴体
部1に形成したスリツト3を通じて、胴体部1に
対し、第1図中の実線位置から同二点鎖線位置に
まで上下方向に回動自在とされている。胴体部1
の底部には、走行車輪4,4を有する。
第2図に示すとおり、胴体部1は、中空ケーシ
ングとして形成している。また、頭部2は、第3
図に示すとおり、首部材5の下端部に中空の軸筒
6を有し、該軸筒6を中心とする半円形状の原動
歯車7を一体的に形成している。頭部2と共に回
転せしめるべきカム8は、その片面から突出する
中空の軸筒9を有する。該軸筒9には、前記頭部
2の軸筒6が嵌合し得る内径の中空部9bを設け
るとともに、前記軸筒6の一端に形成した半欠部
6aと係合し、接続される半欠状部9aを形成し
ている。軸筒9の外周には、半径方向に突出する
ばね受けピン10を設け、一端をこのばね受けピ
ン10に連結した復帰用ばね11の他端は胴体部
1のピン12に連結している。そして、この復帰
用ばね11が下動した頭部2を元位置に上動させ
る働きをする。
すなわち、頭部2は、その軸筒6をカム8の軸
筒9中に嵌合し、各半欠部6aと半欠状部9aと
を係合する状態として、その中心部に支軸13を
通し、該支軸13の両端を胴体部1の軸受に支持
せしめ、もつて頭部2は胴体部1に対して上下動
自在に取付けられている。
中空ケーシングとして形成した胴体部1内に
は、第2図に示すとおり、上記原動歯車7とかみ
合うアイドルギヤ14を軸着した軸15が、胴体
部1の側面に上記支軸13を中心として円弧状に
開設した長孔16,16中に遊動可能に嵌合して
いる。アイドルギヤ14と同軸に設けたギヤ17
は、直下に設置したフライホイール19と同軸の
歯車18とかみ合うものであり、もつて原動歯車
7からフライホイール19に至る一連の歯車列が
構成されている。
第2図中、20は共鳴箱であり、これは左方上
部の支軸21によつて胴体部1に揺動(回動)自
在に支持されている。
図中、22は、共鳴箱20の左端面から延びる
アームであり、その先端に形成した上向きの爪2
2aが、上記カム8の外径面に一定の回転角範囲
にわたり、刻設したカム突起23と係合して共鳴
箱20が支軸21を支点として所定の角度回動さ
せるものである。アーム22の基端部には、上端
を胴体部1のピン24に連結した引張用のばね2
5の下端が係止しているもので、共鳴箱20に対
し、支軸21を支点として第2図において反時計
方向の回動力を付勢している。従つて、常態にお
いて爪22aはカム18のカム突起23に圧接さ
れている。
図中26は、基端を共鳴箱20の上面部に固定
し、中間屈曲部を、同共鳴箱20の左端面の振動
板20aに当接させ、その先端は、フライホイー
ル19の外径面に形成した係合歯19aと係合可
能に設置した接触片である。
また、図中27は、やはり基端を共鳴箱20の
上面部に固定し、中間部は共鳴箱20の左端面か
ら突出させた伝音凸部28と当接し、先端部を走
行車輪4の車軸4aに突設した打片29と係合可
能に設置した音出し板である。
従つて、上記実施例に係るにわとり玩具は、手
で頭部2を押下げると、首部材5の下端部に形成
した原動歯車7は第2図示の時計方向に回転す
る。原動歯車7の時計方向の回転により、原動歯
車7の噛合しているアイドルギヤ14は長孔1
6,16の上方に移動するため、同軸15に軸着
したギヤ17はフライホイール19と同軸に設け
た歯車18と離間する。従つて、頭部2を押下げ
るときはフライホイール19を回転させることが
できないため軽い力で操作することができる。そ
して、頭部2を押し下げた手を離すと、頭部2は
復帰用ばね11によつて上動を開始する。この頭
部2の上動時において、前記原動歯車7は第2図
示の反時計方向に回転し、原動歯車7と噛合する
アイドルギヤ14は長孔16,16の下端に移動
して押し付けられた状態となる。従つて、アイド
ルギヤ14と同軸15に軸着したギヤ17は、フ
ライホイール19と同軸に設けた歯車18と噛合
して回転力を伝達することが可能な状態となり、
フライホイール19は回転されることになる。こ
のアイドルギヤ14はゼンマイやフライホイール
を使用した駆動機構に広く使用されているもの
で、クラツチ機構として機能しているものであ
る。
そして、共鳴箱20は頭部2と共に回動(回
転)するカム8のカム突起23とアーム22の爪
22aが係合すると支軸21を支点として回動
し、この共鳴箱20の回動作動に伴つて接触片2
6も揺動し、この接触片26の先端がフライホイ
ール9の係合歯19aと間欠的に係合して振動板
20aを振動させ、共鳴箱20はこの振動を増幅
して発音することになる。
そして、前記接触片26の先端とフライホイー
ル19の係合歯19aの係合が所定のリズム−例
えばトン、トツ、トツ、トーであればにわとりの
鳴き声である「コケコツコー」の擬音を発音する
ことができる。また、このにわとり玩具を転がし
走行させると、打片29が音出し板27を打ち、
「トツトト」の如くにわとりが走るような擬音を
発生する。
なお、上記実施例では、にわとり玩具の場合を
示したが、基本的構成を変えることなく外形を例
えば、牛、馬等に変え、かつカム8のカム突起2
3の形状等を変えることによつても、これらの動
物の擬音を発するように構成することが可能であ
る。
以上の通りであつて、この考案の動物玩具の発
音装置は、頭部が胴体部に対して上下動し、その
上動に伴つて、該動物の擬音を発生する所作に実
感を与えて面白く、幼児向けの玩具として興味ぶ
かいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係るにわとり玩
具の斜視図、第2図は同断面図、第3図は頭部の
関連する構成を示す分解斜視図である。 1……胴体部、12……頭部、4……走行車
輪、7……原動歯車、8……カム、19……フラ
イホイール、14……アイドルギヤ、11……復
帰用ばね、20……共鳴箱、22……発音腕、2
2a……爪、23……歯、26,27……音出し
板、19a……ギザ、4a……車軸、29……突
片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 動物形態に形成した本体に頭部を上下方向に回
    動自在に設け、該頭部の支軸には頭部が上動する
    方向に付勢した復帰用ばねと原動歯車及びカム突
    起を設けたカムを軸着し、外周面に係合歯を刻設
    したフライホイールは前記原動歯車とアイドルギ
    ヤを介して連結して設け、胴体内に回動可能に軸
    支した共鳴箱には先端が前記カムのカム突起に係
    合するアームを突設すると共に、先端部を前記フ
    ライホイールの係合歯と係脱可能に設け、基端側
    を共鳴箱に取り付けた接触片を設けたことを特徴
    とする動物玩具の発音装置。
JP16223782U 1982-10-26 1982-10-26 動物玩具の発音装置 Granted JPS5968588U (ja)

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JP16223782U JPS5968588U (ja) 1982-10-26 1982-10-26 動物玩具の発音装置

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JPS5968588U JPS5968588U (ja) 1984-05-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3129958B2 (ja) * 1996-01-08 2001-01-31 株式会社タカラ 音声発生玩具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58197331A (ja) * 1982-05-10 1983-11-17 東レ株式会社 交絡捲縮糸およびその製造方法

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JPS58197331A (ja) * 1982-05-10 1983-11-17 東レ株式会社 交絡捲縮糸およびその製造方法

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JPS5968588U (ja) 1984-05-09

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