JP3054494U - おもちゃ - Google Patents

おもちゃ

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JP3054494U
JP3054494U JP1998004843U JP484398U JP3054494U JP 3054494 U JP3054494 U JP 3054494U JP 1998004843 U JP1998004843 U JP 1998004843U JP 484398 U JP484398 U JP 484398U JP 3054494 U JP3054494 U JP 3054494U
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JP
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Application number
JP1998004843U
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Inventor
勇 小澤
Original Assignee
株式会社フレックス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な機構及び操作により、鳴き声や、歯を
鳴らす音等のような擬音を出させることにより、子供等
の遊び手にリアルな印象を与えることができて、興趣の
つきないおもちゃを提供することを目的とする。 【解決手段】 匡体2に立設した駆動軸10の先端に糸
巻き11を固定し、糸巻き11に操作ひも12を巻装
し、駆動軸10の中央部にバネ15を設けると共に、そ
の下方に駆動歯車18を設け、駆動歯車18と噛合する
加速歯車群22,23,25を匡体2内に軸支し、前記
加速歯車群の最終段の歯車25の支軸21に円板30を
取付け、円板30に振動板33の一部を接触させて振動
板33から音を出させる構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は動物のぬいぐるみ等のおもちゃに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、実公平6−33992に示されるように、振動装置を備えたおもちゃは 種々提案されているが、子供が簡単に操作できる鳴き声等を発する造音装置をユ ニット化したおもちゃは存在しなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そのような従来のおもちゃは、声や音が出ず現実の動物と比べてリアリティに 欠けるため、子供にとっては飽きやすく、興趣に欠けるという問題があった。
【0004】 本考案は、前述の問題に鑑みてなされたもので、簡単な機構及び操作により、 鳴き声や、歯を鳴らす音等のような擬音を出させることにより、子供等の遊び手 にリアルな印象を与えることができて、興趣のつきない新規なおもちゃを提供す ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案に係るおもちゃは、第1に、駆動部と、造音機構と、これら を連結する加速機構とをユニット化して成ることを特徴とする。 第2に、本考案に係るおもちゃは、匡体に立設した駆動軸の先端に糸巻きを固 定し、前記糸巻きに操作ひもを巻装し、前記駆動軸の中央部にバネを設けると共 に、その下方に駆動歯車を設け、前記駆動歯車と噛合する加速歯車群を前記匡体 内に軸支し、前記加速歯車群の最終段の歯車の支軸に円板を取付け、前記円板に 振動板の一部を接触させて前記振動板から音を出させることを特徴とする。
【0006】
【考案の実施の形態】 以下、本考案の実施態様を一実施例に基づき図面を参照しながら説明する。 図において、符号1は、例えば金魚、鯨、イルカ等のような動物をかたどった ぬいぐるみ体で、その内部に匡体2が収納されている。匡体2には、駆動軸10 が立設され、その先端部に固定された糸巻き11に操作ひも12が巻装されてい る。操作ひも12の一端は、ぬいぐるみ体1の外部に引き出され、つまみ13が 取り付けられている。 前記駆動軸10の中央部にはバネ15が設けられている。このバネ15は板バ ネをぜんまい状に巻いて成り、その巻き中心としての一端は駆動軸10に固定さ れ、他端は後述する支軸20に緩く巻付けられた状態で結合されている。このバ ネ15によって、操作ひも12は常時糸巻き11に巻取られる方向に付勢されて いる。そして、前記駆動軸10のバネ15の下方には、更に、ラチェット17を 内蔵した駆動歯車18が設けられている。
【0007】 これらの要素から成る駆動部に次のような加速機構が連結されている。 即ち、前記駆動歯車18と噛合する加速歯車群が支軸20及び21によって匡 体2内に支持されている。この加速歯車群は、支軸20に取り付けられた、ピニ オン22付きの歯車23と、支軸21に取り付けられた前記加速歯車群の最終段 の歯車としてのピニオン25とから成っている。これらのピニオン22及び25 は、それぞれ、駆動歯車18及び歯車23と噛み合っている。前記軸20には、 前述したようにバネ15の他端が結合されているが、その結合はバネ15の端部 を緩く巻回した形であるため、このバネ15によって支軸20の回転が妨げられ ることはない。
【0008】 そして、このような加速機構に次に述べる造音機構が連結されている。即ち、 前記支軸21には偏心させた円板30が固定されており、その周縁には刃30a が刻まれている。また、この支軸21には重錘31が固定されている。この重錘 31は、真円その他の形状に形成されており、円板30の回転速度及び次に述べ る振動板からの発生音の調節等の機能を果たす。 円板30の前記刃30aには、振動板33の一部が、振動板33に取り付けら れた接触子34の先端部34aを介して、接触するようになっており、その接触 によって振動板33から音が発せられる。接触子34は刃30aとの接触による 摩耗を防ぐために金属又は耐摩耗性の高い素材を用いることが望ましい。 上記の構成要素は、匡体の中にユニット化されて収納されている。
【0009】 以上のように構成されたおもちゃで遊ぶ場合、まず、つまみ13を持って操作 ひも12をぬいぐるみ体1から引き出すようにすると、糸巻き11が回転して、 駆動軸10が回転するため、バネ15が巻締められる。このとき駆動歯車18に はラチェット17があるため、バネ15は巻締められるが、駆動歯車18は空転 するだけで回転はしない。
【0010】 次に、操作ひも12のつまみ13から手を離すと、バネ15に蓄えられた巻締 力が解除されることによって、駆動軸10を反対方向に回すので、操作ひも12 が糸巻き11に巻取られると同時に、ラチェット17の作用によって、ラチエッ ト17と噛み合っている駆動歯車18も回転する。その回転力はピニオン22、 歯車23を経て、歯車23と噛み合っているピニオン25を回転させる。そのた め、支軸21が回転し、その軸上の円板30と重錘31が共に回転する。そうす ると、円板30は偏心しているため、その刃30aに接触子34の先端部34a は断続的に当たるので、振動板33が振動して音が作られ、例えば動物の鳴き声 のように聴取される。
【0011】 以上、特定の実施例を参照して本考案を説明したが、本考案はこれに限定され るものではなく実用新案登録請求の範囲から逸脱することなく種々の変更及び修 正が可能である。例えば、前記バネは板バネに替えてコイルスプリングを用いて もよい。また、加速機構における歯車の数、配置も、加速機能を果たすものであ れば、必ずしも前記実施例図示のものに限定されない。更に、実施例では造音機 構を構成する振動板及び接触子は2つの要素から成るものとして説明したが、こ れらは、一体成形によって1つの要素として構成するようにしてもよい。
【0012】
【考案の効果】
本考案に係るおもちゃは以上に述べたように構成されているから、簡単な機構 及び操作によって、動物等の鳴き声や、歯を鳴らす音等のような擬音を出させる ことができ、従って、子供にリアルな印象を与えて、興趣のつきない遊びをさせ ることができる。さらに各機構がユニット化されているため、製造工程でぬいぐ るみ或いはその他のおもちゃに簡単に組み込める。さらにおもちゃの外から圧力 をかけても作動には影響を与えない等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の断面図
【符号の説明】
1 ぬいぐるみ体 2 匡体 10 駆動軸 11 糸巻き 12 操作ひも 15 バネ 18 駆動歯車 20,21 支軸 22,25 ピニオン 23 歯車 30 円板 33 振動板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動部と、造音機構と、これらを連結す
    る加速機構とをユニット化して成ることを特徴とするお
    もちゃ。
  2. 【請求項2】 匡体に立設した駆動軸の先端に糸巻きを
    固定し、前記糸巻きに操作ひもを巻装し、前記駆動軸の
    中央部にバネを設けると共に、その下方に駆動歯車を設
    け、前記駆動歯車と噛合する加速歯車群を前記匡体内に
    軸支し、前記加速歯車群の最終段の歯車の支軸に円板を
    取付け、前記円板に振動板の一部を接触させて前記振動
    板から音を出させることを特徴とするおもちゃ。
JP1998004843U 1998-05-29 1998-05-29 おもちゃ Expired - Lifetime JP3054494U (ja)

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JP1998004843U JP3054494U (ja) 1998-05-29 1998-05-29 おもちゃ

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ID=43188538

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016527985A (ja) * 2013-08-22 2016-09-15 チェ ジョンイルCHOI, Jong−Ill コマ玩具

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