JPS604550Y2 - 吹鳴玩具 - Google Patents

吹鳴玩具

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Publication number
JPS604550Y2
JPS604550Y2 JP1978104322U JP10432278U JPS604550Y2 JP S604550 Y2 JPS604550 Y2 JP S604550Y2 JP 1978104322 U JP1978104322 U JP 1978104322U JP 10432278 U JP10432278 U JP 10432278U JP S604550 Y2 JPS604550 Y2 JP S604550Y2
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JP
Japan
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pinion
blowing
box
wind turbine
push rod
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978104322U
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English (en)
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JPS5521740U (ja
Inventor
長一 石橋
Original Assignee
石橋産業株式会社
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Publication date
Application filed by 石橋産業株式会社 filed Critical 石橋産業株式会社
Priority to JP1978104322U priority Critical patent/JPS604550Y2/ja
Publication of JPS5521740U publication Critical patent/JPS5521740U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、吹鳴玩具に関するものである。
従来、風車を回転して2つの共鳴室に設けである2つの
筒口のいずれか一方から吹鳴音を発する吹鳴玩具がある
そして風車を回転させるためには、モータにより電気的
にあるいは、風車軸に巻きつけた紐を引いて回転させる
ようにしたものがある。
このような構成であるから、吹鳴音を発する部分は構造
が複雑であるとともに、風車より大きな吹鳴箱が必要で
あり、全体として大型となっていた。
又、風車の回転にモータを使用した形式のものは、高価
であるばかりでなく、一定の吹鳴音しか得られなかった
一方、紐を風車軸に巻回した形式のものは、吹鳴音が断
続的となり趣好がうすれるとともに、吹鳴音を発生させ
るための操作が不便である等の問題があった。
この考案は、上記問題点を解決するためになされたもの
で、特別な共鳴室を設ける必要もなく、薄型で小型化が
可能であり、種々変化に富んだ吹鳴音が得られるととも
に、構造が簡単で、安価な吹鳴玩具を提供するものであ
る。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図〜第3図において、発音機構は、吹鳴箱1と風車
2とにより構成されている。
吹鳴箱1は、内部が中空の円筒状に形成されており、周
壁1aには所定の間隔で、複数の第1の筒口3,3・・
・が開設されている。
吹鳴箱1の内部には、風車2が回動可能に嵌合されてい
る。
風車2には、円筒状の側壁2bが形成されておリ、この
側壁2′bと吹鳴箱1の周壁1aとは、風車2が回転可
能な程度に狭い間隔で配置されている。
側壁2bには、吹鳴箱1の周壁1aに設けられている第
1の筒口3にそれぞれ対向する第2の筒口2cが開設さ
れているとともに、この筒口2Cに対応する複数の羽根
2a、2a・・が中心部に向けて立設されている。
なお、風車2の羽根2aは中心部に向けて底面から立設
されているので、従来よく用いられている合成樹脂など
で一体戒型が可能であるから製造容易でコストも安くな
る。
また、第1の筒口3と第2の筒口2cと羽根2aとは常
に対応して同じ数だけ形成すれば吹鳴音を発生させるこ
とが出来、筒口と羽根の数を変えれば種々変化に富んだ
吹鳴音を発生させることが出来る。
4は風車2に回転を付与するための風車軸で、一端部は
吹鳴箱1の中心部を回動自在に貫通して、ナツト4aに
より風車2に固着されており、他端部は機箱5に回動自
在に軸着されている。
機箱5(枠組状のものでもよい)は吹鳴箱1の底部に重
なり合うように固着されており、風車2を回転するため
の駆動源となる押し棒6と、その作動を連継する平歯車
8、ピニオン9、ラック10゛と小歯車11とを互いに
歯合した歯車列りを有する作動機構を内臓している。
作動機構について説明する。
機箱5内において、風車軸4には小歯車11が固着され
ているとともに、機箱5に軸着されている。
このの風車軸4に平行して原動軸7が機箱5に移動可能
に軸支されている。
原動軸7には、小歯車11と歯合する平歯車8とピニオ
ン9とが固着されている。
押し棒6には、ピニオン9と歯合するランク10が形成
されており、先端部と後部とは機箱5のそれぞれ開口部
5a、5bから出入自在に突出しており、後部末端は指
が当接可能に形成されている。
コイルスプリング12は機箱5の内壁に一端を固定され
、他端は押し棒6の先端部に掛支して、ラック10とピ
ニオン9とが、常時歯合を解除する方向に押し棒6を弾
性的に付勢している。
ここで、ラック10は鋸歯状のツメラックで、ピニオン
9とは送りのみ歯合し、もどりは原動軸7が移動して歯
合が外れるように樹皮されている。
13は蓋体で、開口部13aが開設されている。
次に作用動作について説明する。
通常の状態では、押し棒6はコイルスプリング12によ
り、第3図に示すように、後方向に付勢されている。
そこで、コイルスプリング12の弾性に抗して押し棒6
を指で押圧すると、押し棒6の先端部は機箱5の開口部
5aから突出するとともに、ラック10の直線運動によ
り、このランク10と送りのみ歯合しているピニオン9
が回転し、この回転は平歯車8を介して小歯車11に伝
達されて風車軸4が回転し、この回転にともなって、風
車2が回転する。
押し棒6を十分押圧した後、指を離すと、原動軸7はラ
ック10とピニオン9との歯合が解除される方向に移動
して、押し棒6はコイルスプリング12の弾性により自
動的に元の状態に復帰する。
従って、再び押し棒6を押圧すれば、連続的に風車2を
回転させることが出来るとともに、押し棒6を押圧する
力と速度とを任意に変更すれば、風車2の回転速度は変
化するので、種々変化に富んだ吹鳴音が得られる。
吹鳴箱1内で、風車2が回転するのにともなって、第2
の筒口2cも共に回転するので、開口部13aから流入
した空気は、第2の筒口2cから第1の筒口3を通過し
て外部に流出するが、この時、第2の筒口2cから第1
の筒口3に空気が流入する際、従来にない変化に富んだ
吹鳴音が得られるとともに、吹鳴箱1も共鳴体として作
用している。
以上説明したように、この考案は、複数の第1の筒口を
円筒状の周壁に開設した吹鳴箱と、この吹鳴箱内の中心
部を貫通する風車軸により吹鳴箱内に回転可能に狭い間
隔で嵌合するとともに、円筒状の側壁に第1の筒口に対
向する第2の筒口を開設し、この第2の筒口に対応する
数の羽根を底面から立設した風車と、吹鳴箱の上面を覆
うとともに、開口部を開設した蓋体とよりなる発音機構
と、吹鳴箱の底面一端部に連結され、風車軸を回転自在
に支持した機箱と、風車軸に固着した小歯車と、この小
歯車と歯合する平歯車と、この平歯車に固着したピニオ
ンと、このピニオンと歯合スるラックを形成するととも
に、機箱を貫通して出入自在に設けられた押し棒と、ピ
ニオンと平歯車とを固着するとともに、ピニオンとラッ
クとが一方向のみ歯合可能に移動する原動軸と、押し棒
の先端部と機箱の内壁とに両端を掛支してラックとピニ
オンとが常時、歯合を解除する方向に押し棒を付勢して
いるコイルスプリングとよりなる作動機構を組合せてい
るので、発音機構と作動機構とが一体化され、全体を小
型化することが出来るとともに、高価なモータなどを使
用する必要もない。
その上、大きな吹鳴音も小さな吹鳴音も任意に発生する
ことが出来るとともに、連続的あるいは間欠的に種々変
化に冨んだ音色の吹鳴音を発生することが出来る。
又、複数の第1の缶口を吹鳴箱の円筒状の周壁に開設す
るとともに、この吹鳴箱内に、側壁を有する円筒状の風
車を嵌合し、第1の缶口に対向する第2の缶口を側壁に
設け、底面から羽根を立設した風車を嵌合させて発音機
構を形威し、風車を回転するための作動機構として、上
記構成の歯車列を組合せて、吹鳴音を発するように構成
したので、従来のように、高価なモータ等を使う必要も
なく、又、吹鳴箱と風車とにそれぞれ狭い間隔で周壁と
側壁とを設け、この周壁と側壁とにそれぞれ第1の缶口
と第2の缶口とを対向する位置に設けるとともに、第2
の缶口は回転するので、特別な共鳴室を用いないでも大
きな吹鳴音を発生させることが出来る。
又、第1の缶口と第2の缶口とがたがいに作用しあって
種々の変化に富んだ吹鳴音を発生することが出来るとと
もに、発音機構を小型化することが出来る。
その上、特別な共鳴室も必要とせず、吹鳴箱と風車の側
壁とによる共鳴作用により、雌具に富んだ吹鳴音が得ら
れる。
又、風車を回転するための作動機構も上記したように、
いたって簡単な構成で、すべて機箱内に収納されている
から、装置全体として薄型で、且つ小型化することが出
来、従来のものに比較して製造コストも非常に安価とな
り、経済的である。
又、各部の構成部品が合成樹脂などによる一体威型可能
な形状であるから、この材料を用いるならばさらに製造
コストをさげることが出来る。
その上、ピニオンとラックとを組合せるとともに、原動
軸を一方向にのみ回転可能に設けたので、常に風車は一
定方向にのみ回転させることが出来るから、押し棒を速
くあるいはゆっくりと任意の強さで何回も押圧すれば、
風車はそれに従って早くあるいはゆっくりと回転するの
で、吹鳴音を連続的あるいは間欠的に発生させることが
出来、従来のように、一定の吹鳴音となることもなく、
変化に富んだ吹鳴音が得られるとともに、押し棒は片手
操作が可能であり、自転車等のハンドルに取り付けて運
転しながら片手で吹鳴音を発生させることも出来、警報
機としても利用価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は断面図
、第2図は第1図■−■線断面図、第3図は第1図■−
■線断面図、第4図は第1図■−■線断面図である。 1・・・・・・吹鳴箱、2・・・・・・風車、2a・・
・・・・風車2の羽根、2b・・・・・・風車2の側壁
、2c・・・・・・第2の缶口、3・・・・・・第1の
缶口、4・・・・・・風車軸、5・・曲機箱、6・・・
・・・押し棒、7・・・・・・原動軸、8・・開平歯車
、9・・・・・ピニオン、10・・曲ラック、11・・
曲中歯車、12・・・・・・コイルスプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の第1の筒口を円筒状の周壁に開設した吹鳴箱と、
    この吹鳴箱内の中心部を貫通する風車軸により上記吹鳴
    箱内に回転可能に狭い間隔で嵌合するとともに、円筒状
    の側壁に上記第1の筒口に対向する第2の筒口を開設し
    、この第2の筒口に対応する数の羽根を底面から立設し
    た風車と、上記吹鳴箱の上面を覆うとともに、開口部を
    開設した蓋体とよりなる発音機構と、 上記吹鳴箱の底面一端部に連結され、上記風車軸を回転
    自在に支持した機箱と、 上記風車軸に固着した小歯車と、この小歯車と歯合する
    平歯車と、この平歯車に固着したピニオント、このピニ
    オンと歯合するラックを形成するとともに、上記機箱を
    貫通して出入自在に設けられた押し棒と、上記ピニオン
    と上記平歯車とを固着するとともに、上記ピニオンと上
    記ラックとが一方向のみ歯合可能に移動する原動軸と、
    上記押し棒の先端部と上記機箱の内壁とに両端を掛支し
    て上記ラックと上記ピニオンとが常時、歯合を解除する
    方向に上記押し棒を付勢しているコイルスプリングとよ
    りなる作動機構と を具備した吹鳴玩具。
JP1978104322U 1978-07-31 1978-07-31 吹鳴玩具 Expired JPS604550Y2 (ja)

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JP1978104322U JPS604550Y2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 吹鳴玩具

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JP1978104322U JPS604550Y2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 吹鳴玩具

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Publication Number Publication Date
JPS5521740U JPS5521740U (ja) 1980-02-12
JPS604550Y2 true JPS604550Y2 (ja) 1985-02-08

Family

ID=29045608

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JP1978104322U Expired JPS604550Y2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 吹鳴玩具

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0117190Y2 (ja) * 1979-04-20 1989-05-18
JPS6379986U (ja) * 1986-11-13 1988-05-26

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4318595Y1 (ja) * 1964-09-04 1968-08-01
JPH0819U (ja) * 1993-09-06 1996-01-19 水野 博 ゴルフクラブ

Patent Citations (2)

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JPS4318595Y1 (ja) * 1964-09-04 1968-08-01
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JPS5521740U (ja) 1980-02-12

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