JP3006590U - 上下動玩具 - Google Patents

上下動玩具

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JP3006590U
JP3006590U JP1994008413U JP841394U JP3006590U JP 3006590 U JP3006590 U JP 3006590U JP 1994008413 U JP1994008413 U JP 1994008413U JP 841394 U JP841394 U JP 841394U JP 3006590 U JP3006590 U JP 3006590U
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晃市 関口
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株式会社セキグチクリエイティブハウス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ぬいぐるみもしくはマスコット人形として所持
することはもちろん、ヨーヨーのように上下動させて遊
ぶことの出来る玩具を提供することにある。 【構成】玩具本体を上下動させるための紐と、玩具本体
内部にあって前記紐を巻き上げる巻き上げ機構と、前記
巻き上げ機構により回転駆動される音響発生用歯車と、
振動板を有する共鳴器から構成され、紐による玩具本体
の上下運動にともない音響を発生する上下動玩具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はヨーヨーのように上下動させ、遊興に供される玩具に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
上下動させながら遊ぶ玩具としては、いわゆるヨーヨーがある。さらに、上下 動にともない、光るヨーヨーも知られている。
【0003】 ヨーヨーは、本体に巻き付けた紐の一端を持ち、本体を回転させながら上下動 させ、上下動の動きにタイミングを合わせて紐の操作をすることにより、本体の 回転を持続させるものである。 本体を光らせる方法としては、ヨーヨーの表面にあらかじめ発光物質を塗布し たものがある。また、ヨーヨーの表面に豆ランプを設け、スイッチをいれて点灯 してから上下動させると、光の輪ができるものがあった。
【0004】 しかし、発光物質は明るいところでは見えない。スイッチつきのものは、その 都度スイッチをオン・オフしなければならない。 また、従来のヨーヨーはタイミングをとるのが難しい。幼児には扱いにくく、 下がったまま上がってこないこともある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記問題点を解決するためになされたものであり、本考案の目的は、 巻き上げ機構により容易に巻き上げられ、玩具本体の上下動に伴い音響を発生す る上下動玩具を提供することにある。
【0006】 本考案の他の目的は手足、尾、耳などが動いたり、目が光ることにより、視覚 的・聴覚的に使用者の興味を喚起させる玩具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本考案による上下動玩具は、玩具本体を上下動 させるための紐と、玩具本体内部にあって玩具本体の下降動作により、バネを巻 き上げ、上昇動作のとき、巻き上げられた前記バネの復元力により、前記紐を巻 き上げる巻き上げ機構とを有することを主要な特徴とする。
【0008】 また、本考案による上下動玩具は、玩具本体を上下動させるための紐と、玩具 本体内部にあって前記紐を巻き上げる巻き上げ機構と、前記巻き上げ機構により 回転駆動される音響発生用歯車と、振動板を有する共鳴器と一端が前記音響発生 用歯車の回転によって振動運動され、他端が前記共鳴器の振動板に固定されて該 振動運動によるエネルギーを前記共鳴器に与えるバネを有し、前記紐による玩具 本体の上下運動にともない音響を発生することを特徴とする。
【0009】
【作用】
前述の手段によれば、玩具本体は巻き上げ機構の渦巻きバネを巻き上げながら 降下し、その後渦巻きバネの復元力で自動的に上昇する。このとき共鳴器の振動 板に固定したバネの先端が、紐の巻き上げ機構に設けられた歯車の先端に弾性的 に接触しているので、玩具本体の上下動に従い、バネの振動が振動板に伝わり、 音響を発生する。
【0010】 また、音響発生用歯車にはクラッチが設けられ、前記音響発生用歯車とともに 回転するフライホイールがあり、巻き上げ機構の回転方向に関係なく、音響発生 用歯車は一方向に回転される。
【0011】 また、玩具本体の動きに連動し、少なくとも手足、尾、耳、目のいずれかが動 くとともに玩具本体の一部が光る。
【0012】
【実施例】 以下本考案の実施例を図面を用いて説明する。
【0013】 図1は本考案の機構部分の概略を模式的に示す断面図である。
【0014】 紐2の一端は、軸5を中心として回転する巻き上げ機構4に固定されている。6 は巻き上げ機構4と同軸に設けられた歯車であり、音響発生用歯車7のピニオン 17と噛み合っている。8は共鳴器であり、上部に振動板9が取り付けられてい る。振動板9にはバネ10が固定され、その先端が音響発生用歯車7と同軸に設 けられた音響車18の歯先に弾性的に接触している。
【0015】 14はフライホイールであり、ピニオン15が音響発生用歯車7と噛み合い、音 響発生用歯車と7の回転をスムーズにして 、均一な音響を発生させるとともに 、玩具本体が上昇するときクラッチが作動して、巻き上げ機構4と音響発生用歯 車7との接続をはずし、音響発生用歯車7の回転を持続させるためのものである 。
【0016】 なお、音響車18の歯先の深さやピッチを変えることにより、また、共鳴器8 の長さや、厚みを変えることにより、音色を変えることができる。
【0017】 図2は、巻き上げ機構4の分解図である。巻き上げ車11の突起11aに紐2 の先端が固定され、紐2は巻き上げ車11の外側に巻き付けられるようになって いる。巻き上げ車11の内部には、渦巻きバネ12が、少し巻かれた状態で挿入 されている。渦巻きバネ12は、巻き上げ車11の内部において、その内端12 aを軸5の溝5aに固定され、その外端12bが、巻き上げ車11の内側に設け られた突起11bおよび11cに固定されている。13は巻き上げ車11の蓋体 であり、歯車6が一体に設けられている。
【0018】 16は音響発生用歯車7に設けられたクラッチ機構であり、玩具本体1が降下 するときは、クラッチ16は接続しているので、フライホイール14は、ピニオ ン17を介して、音響発生用歯車7から、駆動力を受け回転する。
【0019】 玩具本体1が上昇するときには、クラッチ16の接続が切れ、音響発生用歯車 7は巻き上げ機構4から駆動力を受けなくなるので、フライホイール14が同方 向に回転を続けるため、音響発生用歯車7はフライホイール14から回転力を得 て、同方向に回転を続ける。
【0020】 もしクラッチがないと、上昇時に音響発生用歯車7の回転が逆になる。この結 果、バネ10の先端が音響発生用歯車7の音響車18の歯先にぶつかる。バネ1 0が動かなくなり、音響が発生しなくなるのみならず、バネ10が破損する恐れ がある。
【0021】 図3は、本考案実施例の外観を示す図である。1は玩具本体でありぬいぐるみ であってもよいし、プラスチックなどの成形加工品であってもよい。2は本体1 を上下動させる紐であり、先端には指をかけるリング3がとりつけられている。
【0022】 次ぎに、本考案にかかわる上下動玩具の作動について説明する。リング3を指 にかけ、ヨーヨーのように玩具本体1を下に振り下ろすと、本体1は初期エネル ギーを得て、渦巻きバネ12を巻き上げながら、自重により下方に移動する。こ のとき、歯車6に噛み合う音響発生用歯車7が回転し、共鳴器8の振動板9に固 定したバネ10の先端が、回転している音響発生用歯車7の音響車18の歯先に 弾性的に接触しているので音響を発生する。
【0023】 玩具本体1が最下点に達したのち、渦巻きバネ12の力により、玩具本体1が 巻き戻され、上昇する。このとき、歯車6は逆回転するが、音響発生用歯車7は クラッチ16により、歯車6から開放されているので、フライホイール14から 回転力を得て、同方向に回転を続け、同様に音響を発生する。
【0024】 なお、図示して説明してないが、玩具本体1の上下運動にともなう音響発生用 歯車の回転運動を、棒状部材の先端部が上下動する運動に変換する機構を設け、 この機構により、手足、尾、耳、ひれ等が動く。
【0025】 また、前記音響発生用歯車の回転運動による遠心力で、スイッチ機構が作動し 内蔵されたバッテリーにより、目など玩具本体の一部が光る。
【0026】 なお、目などを光らせる手段として、コイルと磁石からなる電圧発生機構を用 いてもよい。
【0027】 実施例において音響発生器は、バネを固定した振動板を共鳴器に取り付け、こ のバネの先端を音響発生用歯車と弾性的に接触させて音響を発生させているが、 これに限定されるものではない。例えば、歯車の回転運動を直線運動に変換し、 シリンダー内のピストンを動かす方式の笛を用いてもよいし、電子的な音声合成 方式を用いてもよい。
【0028】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、玩具本体が巻き上げ機構により巻き上げら れるので、上下動のタイミングが容易になり、幼児でも取り扱うことができる。
【0029】 また、玩具本体の上下動に伴い音響を発生するので、使用者の聴覚的興味を喚 起する。
【0030】 また、遠心力で作動するスイッチにより、ランプが自動的に点灯・消灯するの で、バッテリーの無用な消耗をさけることができる。
【0031】 また、クラッチとフライホイールを設けて、巻き上げ機構の回転方向に関係な く、音響発生用歯車を一方向に回転するようにしたので、バネが音響発生用歯車 にぶつかって停止したり、破損することがない。
【0032】 また、バネの振動運動によるエネルギーを共鳴器に与え、小さな力で、効率良 く音響を発生するので、音響発生器自体を小型にすることができ、玩具本体を小 型にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本考案の機構部分の概略を模式的に
示す断面図である。
【図2】 図2は、巻き上げ機構4の分解図である。
【図3】 図3は、本考案実施例の外観を示す図であ
る。
【符号の説明】
1……玩具本体 2……紐 3……リング 4……巻き上げ機構 5……軸 6……歯車 7……音響発生歯車 8……共鳴器 9……振動板 10……バネ 11……巻き上げ車 12……渦巻きバネ 13……蓋体 14……フライホイール 15……ピニオン 16……クラッチ 17……ピニオン 18……音響車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A63H 31/06 31/08 A

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玩具本体を上下動させるための紐と、 玩具本体内部にあって玩具本体の下降動作によりバネを
    巻き上げ、上昇動作のとき巻き上げられた前記バネの復
    元力により前記紐を巻き上げる巻き上げ機構、からなる
    上下動玩具。
  2. 【請求項2】 玩具本体を上下動させるための紐と、 玩具本体内部にあって前記紐を巻き上げる前記巻き上げ
    機構と、 該巻き上げ機構により回転駆動される音響発生用歯車
    と、 振動板を有する共鳴器と、 一端が前記音響発生用歯車の回転運動によって振動運動
    され、他端が前記共鳴器の振動板に固定されて前記振動
    運動によるエネルギーを前記共鳴器に与えるバネからな
    り、 前記紐による玩具本体の上下運動にともない音響を発生
    する上下動玩具。
  3. 【請求項3】 前記上下動玩具はさらに、前記音響発生
    用歯車に設けられたクラッチと、 前記音響発生用歯車とともに回転するフライホイールと
    を有し、 前記巻き上げ機構の回転方向に関係なく、前記音響発生
    用歯車は一方向に回転され、前記紐による玩具本体の上
    下運動にともない音響を発生する請求項2に記載の上下
    動玩具。
  4. 【請求項4】 前記上下動玩具はさらに、前記回転運動
    を棒状部材の先端部が上下動する運動に変換する機構を
    設け、該機構により紐による玩具本体の上下運動にとも
    ない、少なくとも玩具本体の手足、耳、尾、ひれなどの
    いずれかが駆動されるとともに音響を発生する請求項2
    に記載の上下動玩具。
  5. 【請求項5】 前記上下動玩具はさらに、前記回転運動
    による遠心力で作動するスイッチ機構を設け、内蔵され
    たバッテリーにより玩具本体の一部が光る請求項2に記
    載の上下動玩具。
  6. 【請求項6】 玩具本体を上下動させるための紐と、 玩具本体内部にあって前記紐を巻き上げる前記巻き上げ
    機構と、 前記巻き上げ機構により回転駆動される音響発生用歯車
    と、 シリンダとピストンからなる笛と、 前記回転運動を直線運動に変換する機構と、 から構成され、該機構により前記シリンダー内のピスト
    ンが駆動され、前記紐による玩具本体の上下運動にとも
    ない音響を発生する上下動玩具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5436321U (ja) * 1977-08-16 1979-03-09
WO2010116572A1 (ja) * 2009-04-08 2010-10-14 株式会社タカラトミー 捕獲玩具
KR101582904B1 (ko) 2014-02-28 2016-01-19 임원택 진동과 스트레칭 복합 운동기
CN110758326A (zh) * 2019-11-29 2020-02-07 湖南贝尔动漫科技有限公司 车载除雾玩偶

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