JPH065696U - オルゴール付き踊り玩具 - Google Patents
オルゴール付き踊り玩具Info
- Publication number
- JPH065696U JPH065696U JP5018592U JP5018592U JPH065696U JP H065696 U JPH065696 U JP H065696U JP 5018592 U JP5018592 U JP 5018592U JP 5018592 U JP5018592 U JP 5018592U JP H065696 U JPH065696 U JP H065696U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary stage
- spin table
- stage
- spin
- music box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Toys (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 実際のフィギュアのスピン演技と同じく音曲
演奏に合わせて大回転の停止後に人形をスピンさせる。 【構成】 オルゴールを内蔵させた台座1の上部に回転
ステージ2と、回転ステージの偏心位置にスピンテーブ
ル3とを設ける。スピンテーブル3の上面にペアフィギ
ュアスケーター等を象った人形5を固着する。オルゴー
ルを駆動するアクチュエータ6の主軸13には、回転ス
テージの公転と回転ステージと逆方向のスピンテーブル
の自転とを交互に駆動させる伝動機構10を連設する。
演奏に合わせて大回転の停止後に人形をスピンさせる。 【構成】 オルゴールを内蔵させた台座1の上部に回転
ステージ2と、回転ステージの偏心位置にスピンテーブ
ル3とを設ける。スピンテーブル3の上面にペアフィギ
ュアスケーター等を象った人形5を固着する。オルゴー
ルを駆動するアクチュエータ6の主軸13には、回転ス
テージの公転と回転ステージと逆方向のスピンテーブル
の自転とを交互に駆動させる伝動機構10を連設する。
Description
【0001】
本考案は人形、動物玩具、乗り物玩具などを音曲演奏に合わせて踊りを模した 公転、自転を交互に演じるオルゴール付き踊り玩具に関する。
【0002】
オルゴール付き踊り玩具は種々のタイプがあり、人形、動物玩具、乗り物玩具 などを取付けた小テーブルを、大ターンテーブルの偏心位置に配置し、音曲演奏 に合わせて人形等に公転、自転の動きを交互に演じさせるものが知られている。
【0003】
従来、人形、動物玩具、乗り物玩具などを音曲演奏に合わせて公転、自転を交 互に演じさせるオルゴール玩具では、大ターンテーブルは常に回転していて小テ ーブルのみが間欠的に逆回転し、小テーブルに設けた人形等は公転しながら自転 することになるから、フィギュアスケートを演技する人形等に適用すると、不自 然なものとなり、実際のフィギュアスケートの演技のように大回転の停止後に人 形をスピンさせることは困難であった。本考案は実際のフィギュアスケーターの スピン演技と同じく大回転の停止後に人形をスピンさせうるオルゴール付き踊り 玩具を提供することを目的とする。
【0004】
上記目的を達成するため本考案は、オルゴールのごとき音声再生装置を内蔵さ せた台座の上部に回転ステージと、回転ステージの偏心位置にスピンテーブルと を設ける。スピンテーブルの上面にペアフィギュアスケーター等を象った人形を 固着する。音声再生装置を駆動するアクチュエータの主軸には、回転ステージの 公転と回転ステージと逆方向のスピンテーブルの自転とを交互に駆動させる伝動 機構を連設する。
【0005】 伝動機構は、回転ステージ間欠停止手段と、スピンテーブル間欠回転手段とを 備え、回転ステージ間欠停止手段は、アクチュエータの主軸端に設けたカムと、 回転ステージ下面の同一円周上に形成した爪歯と、カムの回転に伴い爪歯に噛合 って回転ステージを一時停止させるカムフォロアとからなり、スピンテーブル間 欠回転手段は、前記アクチュエータの主軸に連設した減速歯車列と、減速歯車列 のエンドギヤ上面と回転ステージ下面との間に介置した摩擦板クラッチと、前記 エンドギヤに噛合うギヤを有して回転ステージと逆方向にスピンテーブルを回転 させうるスピンテーブルの自転軸とからなる。音声再生は機械式オルゴールに限 らず磁気テープ再生装置でもよい。
【0006】
音曲演奏に合わせて回転ステージを回転させるとスピンテーブル上の人形はス ピンテーブルに対して回転することなく公転する。回転ステージが所定の回転を 経るとカムの回転によりカムフォロアが爪歯へ噛合って回転ステージを停止させ る。回転ステージの停止と同時に摩擦クラッチが離れて、減速歯車列のエンドギ ヤからスピンテーブルの自転軸に回転力が伝達されて一定時間スピンテーブルを 回転させる。これを繰り返すことにより、回転ステージの公転と回転ステージと 逆方向のスピンテーブルの自転とを交互に行なって実際のフィギュアスケートの 演技と同じく大回転の後に人形をスピンさせる。
【0007】
図1は本考案装置の斜視図、図2は本考案装置の要部の拡大断面図であって、 台座1の上に回転ステージ2を設け、回転ステージ2の偏心位置にスピンテーブ ル3を取付ける。スピンテーブル3の上面中心に筒体4を形成してペアフィギュ アスケーターを象る人形5を固着する。台座1の内部には、ベース11およびフ レーム12を設けて音声再生装置とアクチュエータ(駆動装置)とアクチュエー タの回転を回転ステージ2並びにスピンテーブル3に伝える伝動機構10とを配 置する。図示例のアクチュエータとしてはゼンマイ6を用い、音声再生装置とし ては、ゼンマイ6によって駆動せれるドラム7、ドラム面に植設したピンに当接 する振動板8、速度調整部伝達用ギヤ9からなる機械式オルゴールを用いている が、モータ駆動の磁気テープ再生装置でもよい。台座1はオルゴールの共鳴体で もある。
【0008】 伝動機構10は、図2および図3に示すように、回転ステージ2を所定時間停 止させる間欠停止手段30と、回転ステージ間欠停止手段30の作動中にスピン テーブル3を回転させる間欠回転手段20とを備えている。回転ステージ間欠停 止手段30は、アクチュエータ6の主軸端に設けたカム28と、回転ステージ下 面の同一円周上に形成した爪歯34と、カムの回転に伴い爪歯34に噛合って回 転ステージ2を一時停止させるカムフォロア33とから構成されている。また、 スピンテーブル間欠回転手段20は、前記アクチュエータの主軸13に連設した 減速歯車列と、減速歯車列のエンドギヤ上面と回転ステージ下面との間に介置し た摩擦板クラッチ25と、前記エンドギヤ23に噛合うギヤ24を有して回転ス テージと逆方向にスピンテーブルを回転させうるスピンテーブルの自転軸26と からなる。
【0009】 アクチュエータの回転を回転ステージ2並びにスピンテーブル3に伝える伝動 機構10は、アクチュエータ6の主軸13から取り込む。すなわち、主軸端のカ ム28の内側にギヤ14を設けてフレーム12に取付けた中間軸16の一端のギ ヤ15と噛み合わせる。中間軸16の他端にクラウンギヤ17を設け、これを回 転ステージ2の下面中央に垂設した縦軸18のギヤ19に噛み合わせて減速歯車 列を構成させる。さらに、縦軸18の上段にエンドギヤ23を固着して自転軸2 6のギヤ24と噛み合わせる。エンドギヤ23の上面にスピンテーブル間欠回転 手段20を構成する摩擦板25を重ねる一方、回転ステージ2の下面に円筒21 を形成して摩擦板押さえ22を収容する。
【0010】 図2および図3に示すように、フレーム12の側部に回転ステージ停止手段3 0を配置する。すなわち、フレーム12に軸31を設けてカムフォロア33を支 持する。このカムフォロア33には、引張りまたはトーションバネ32を設けて カムフォロア33の下部先端をカム28に接触付勢されている。カムフォロア3 3の上部先端は、カム28が変位したときて回転ステージの下面に設けた爪歯3 4と噛み合うように配置されている。カムフォロア33が爪歯34と離れている ときは回転ステージは回転するが、回転にともないカムフォロア33が爪歯34 に噛合うと回転ステージ2の回転は停止する。
【0011】 次に、動作を説明する。アクチュエータ6を作動してオルゴールのドラム7を 回動すると音曲が演奏されると共に主軸13に連設された伝動機構が駆動される 。オルゴールの演奏に合わせて回転ステージ2が回転するが、摩擦クラッチの作 用でスピンテーブル上の人形5はスピンテーブル3に対して回転することなく公 転する。回転ステージ2が所定の回転を経るとカム28の回転によりカムフォロ ア33が爪歯34へ噛合って回転ステージ2を停止させる。回転ステージの停止 と同時に摩擦クラッチが離れるため、減速歯車列のエンドギヤ23からスピンテ ーブル3の自転軸26に回転力が伝達されて一定時間スピンテーブル3を回転さ せる。例えば回転ステージ180度回動毎に一時停止してスピンテーブルを逆方 向に1.5ー2回転(自転)させる。これを繰り返すことにより、回転ステージ 2の公転と回転ステージと逆方向のスピンテーブル3の自転とを交互に行なって 実際のフィギュアスケートの演技と同じく大回転の後の停止位置でに人形5をス ピンさせる。
【0012】
上述したように本考案は、オルゴールを内蔵させた台座と、台座上部に設けた 回転ステージと、回転ステージの偏心位置に設けたスピンテーブルと、スピンテ ーブルの上面に設けた人形と、音声再生装置を駆動するアクチュエータと、音声 再生装置の主軸に連設されて回転ステージの公転と回転ステージと逆方向のスピ ンテーブルの自転とを交互に駆動させる伝動機構とからなり、音曲演奏に合わせ て回転ステージを所定時間回転させたのち、停止と同時に一定時間スピンテーブ ルを回転させ、これを交互に繰り返すから、実際のフィギュアスケートの演技と 同じく大回転の後に人形をスピンさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案オルゴール付き踊り人形の斜視図であ
る。
る。
【図2】図1の要部の拡大断面図である。
【図3】駆動装置の分解斜視図である。
1 台座 2 回転ステージ 3 スピンテーブル 5 人形 6 アクチュエータ 7 ドラム 10 伝動機構 13 主軸 20 スピンテーブル間欠回転手段 22 エンドギ ヤ押さえ 23 エンドギヤ 25 摩擦板 26 自転軸 28 カム 30 回転テーブル停止手段 33 カムフォロア 34 爪歯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10F 1/06 B 6821−5H
Claims (2)
- 【請求項1】 オルゴールのごとき音声再生装置を内蔵
させた台座と、台座上部に設けた回転ステージと、回転
ステージの偏心位置に設けたスピンテーブルと、スピン
テーブルの上面に設けた人形と、音声再生装置を駆動す
るアクチュエータと、音声再生装置の主軸に連設されて
回転ステージの公転と回転ステージと逆方向のスピンテ
ーブルの自転とを交互に駆動させる伝動機構とからなる
オルゴール付き踊り玩具。 - 【請求項2】 伝動機構は、回転ステージ間欠停止手段
と、スピンテーブル間欠回転手段とを備え、回転ステー
ジ間欠停止手段は、アクチュエータの主軸端に設けたカ
ムと、回転ステージ下面の同一円周上に形成した爪歯
と、カムの回転に伴い爪歯に噛合って回転ステージを一
時停止させるカムフォロアとからなり、スピンテーブル
間欠回転手段は、前記アクチュエータの主軸に連設した
減速歯車列と、減速歯車列のエンドギヤ上面と回転ステ
ージ下面との間に介置した摩擦板クラッチと、前記エン
ドギヤに噛合うギヤを有して回転ステージと逆方向にス
ピンテーブルを回転させうるスピンテーブルの自転軸と
からなる請求項1記載のオルゴール付き踊り玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5018592U JPH065696U (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | オルゴール付き踊り玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5018592U JPH065696U (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | オルゴール付き踊り玩具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH065696U true JPH065696U (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=12852129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5018592U Pending JPH065696U (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | オルゴール付き踊り玩具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065696U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019077765A1 (ja) * | 2017-10-18 | 2019-04-25 | 株式会社タカラトミー | 乳幼児用回転観賞玩具 |
KR20190105342A (ko) * | 2018-03-05 | 2019-09-17 | 유지열 | 오르골 장치 |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP5018592U patent/JPH065696U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019077765A1 (ja) * | 2017-10-18 | 2019-04-25 | 株式会社タカラトミー | 乳幼児用回転観賞玩具 |
JP2019072345A (ja) * | 2017-10-18 | 2019-05-16 | 株式会社タカラトミー | 乳幼児用回転観賞玩具 |
KR20190105342A (ko) * | 2018-03-05 | 2019-09-17 | 유지열 | 오르골 장치 |
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