JPH0416712Y2 - - Google Patents

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JPH0416712Y2
JPH0416712Y2 JP1985167982U JP16798285U JPH0416712Y2 JP H0416712 Y2 JPH0416712 Y2 JP H0416712Y2 JP 1985167982 U JP1985167982 U JP 1985167982U JP 16798285 U JP16798285 U JP 16798285U JP H0416712 Y2 JPH0416712 Y2 JP H0416712Y2
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JP
Japan
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toy
toy body
drive unit
arm
doll
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JP1985167982U
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JPS6274890U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の属する技術分野 この考案は、ゼンマイを利用して人形が動作す
ることに伴つて、全体がローリング動作するよう
にし玩具に関するものである。
従来技術とその欠点 平面上で回転したり、回転は止まつたりする動
作をするようにした従来の玩具は、ギヤなどの機
械的構造により行つていた。従つて、構成が非常
に複雑になり、製作が容易でなく、高価になり勝
ちであり、加えて故障し易いという欠点があつ
た。
また、玩具本体内に設けた駆動部により玩具本
体底面に備えた皿状円板を回転させ、かつ、玩具
本体に設けた腕の位置を変えることにより、回転
しながら揺動移動するようにした回動玩具が実公
昭46−4259号公報に記載されているが、腕は遊戯
者が手で回動したのち、平面上に置くと、玩具本
体が回転揺動移動するものであり、その間は、腕
は一定の位置にある。
従つて、人形が自ら動作する結果として回転揺
動の態様が決定される印象は看者に与えることは
なく、他律的に決められた一定の運動しかしない
と理解され看者に共感を覚えさせない。
この考案の目的 この考案は上記の点に鑑み、きわめて簡単な構
成により、玩具本体上の人形の動作によつて、玩
具本体全体が平面上でローリング動作をしている
との印象を与えて、より人間味のある楽しいゼン
マイ利用玩具を提供することを目的とする。
この考案の実施例 次に、この考案の一実施例を図面に基いて説明
する。
図示の実施例は、一寸法師物語における一寸法
師1が碗舟2に乗つてカイ又は口3を漕ぐときに
ローリング動作をするように適用したものであ
る。
人形である一寸法師1は玩具本体の主たる構成
要素である碗舟2の上部周縁に嵌合する蓋4の上
面に固定され、その一方の腕5は固定されている
が、他方の腕6は基端部において軸受7に回転自
在に軸着されている。そして、両手に設けられた
孔に一寸法師の刀からなるカイ3が挿通されてい
る。
蓋4には、回転自在の腕6の下側において長孔
8が設けられている。
碗舟2は内部に形成された仕切壁9と周壁とに
より、碗舟の中心に関して一方側に寄つた位置に
収容凹部10を有しており、底部11の一例とし
て中央に軸受12を有している。
以上により玩具本体Aが構成されている。
そして、前記碗舟の凹部10には、ゼンマイ駆
動ユニツトBが嵌合固定されている。収容凹部1
0は玩具本体Aの中心に関して一方側に寄つてい
るからこの収容凹部にゼンマイ駆動ユニツトBを
収容すると、玩具全体の重心が軸受12に対して
一方側に偏つている。
ゼンマイ駆動ユニツトは既知のものであり、ハ
ウジング13内に回転力蓄積手段としてのゼンマ
イと歯車列が内蔵され、外部に突出された入力軸
14と出力軸15を有している。そして、ハウジ
ング13を前記凹部10に嵌合し、入力軸14を
碗舟の側面に設けた切欠溝16から外側に突出さ
せた状態で取付けられており、入力軸を回転する
と、ゼンマイに回転力が蓄積され、入力軸から力
を除くと出力軸15が回転されるようになつてい
る。
出力軸15はハウジング13の両外側に突出さ
れ、一方側にはピン付き偏心カム17が固着さ
れ、他方側には伝動系を構成するピニオン18が
固着されている。
カム17のピン17aは前記長孔8に挿通され
た作動片19の下端に回転自在に挿通され、その
作動片の上端は前記回転自在の腕の下面に当接し
てある。
このような構成により、出力軸15が回転する
と、カム17により作動片19が上下往復運動を
する。このため、腕6が基端を中心として揺動す
るため、あたかも一寸法師がカイ3を漕いでいる
ような動作をする。
前記伝動系はピニオン18と軸20において軸
受12により回転自在に支持されてピニオンに噛
み合うクラウンギヤ21で構成され、軸20は碗
舟2の底部11の下面に突出されて、その端部に
扇形又はその他の変形平板状の回転板22が固着
されている。
こうして、ゼンマイ駆動ユニツトの出力軸15
の回転により伝動系18,20,21により回転
板22が回転される。
ここで、回転板22が上記のような特殊な形状
を有していることと、ゼンマイ駆動ユニツトを玩
具全体の重心が一方側に偏るように設けてあるこ
とにより、回転板が回転して、その回転板がゼン
マイ駆動ユニツトの下側に来たときは、玩具の荷
重がその回転板により支持されるので、碗舟の底
面がこの玩具を置いてある平面に接触しない状態
となる。従つて、玩具は回転板を中心として平面
上で回転する。このとき、カイ3は揺動を継続す
る。
しかし、回転板の切欠部分がゼンマイ駆動ユニ
ツトの下側に来ると、玩具全体の重心が回転板の
外側になるため、玩具が回転しながら傾き、碗舟
の底部が平面上に接触する。従つて、カイ3の引
続く揺動、回転板の引続く回転にも拘らず、玩具
本体(碗舟)は平面に対してしばし静止する。そ
して、回転板がゼンマイ駆動ユニツト側に到来す
ると碗舟の底部は再び平面から離れ、玩具が回転
する。
以上のようにして、入力軸14によりゼンマイ
を巻上げたのち、この玩具を平面上に置き、手を
離すと、一寸法師1がカイ3を漕ぎ、その動作よ
り碗舟2が回転と傾斜と停止とを交互に行なうの
で、舟がローリングするような動作が得られ、見
ていて非常に面白く、楽しい。
上記はこの考案の単なる一例であり、玩具本体
はローリングする他の実物又は物語上などで知ら
れているあらゆる物に対して応用して同様の動作
をさせることができるものである。また、ゼンマ
イ駆動ユニツトの取付け位置、回転板の取付け位
置も特に制限されるものではない。
この考案の効果 上述ように、この考案によれば、玩具本体の人
形が例えば口を漕ぐなどの動作をすると、その動
作に伴つて、玩具本体が回転しながら揺動した
り、移動したり、回転移動を停止したりするの
で、人形の動作に応じて玩具全体が移動、回転、
揺動されるような印象を与え、見て非常に楽しい
玩具である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すものであり、
第1図は斜視図、第2図は底部を見た斜視図、第
3図は分解斜視図、第4図はゼンマイ駆動ユニツ
トにより腕を駆動させる構成の一例を示す要部の
断面図である。 A……玩具本体、B……ゼンマイ駆動ユニツ
ト、14……入力軸、15……出力軸、18〜2
1……伝動系、15,18〜21……出力系、2
1……回転板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 玩具本体内にゼンマイ駆動ユニツトを玩具本
    体の重心が一方側に偏るように取付け、 (ロ) 前記ゼンマイ駆動ユニツトの回転出力系を前
    記玩具本体の底部に突出させ、 (ハ) その突出端に前記玩具本体の底面よりも小さ
    い扇形その他の変形平板状の回転板を取付け、 (ニ) 前記玩具本体の上面に設けた人形に回転自在
    の腕を設け、前記ゼンマイ駆動ユニツトの回転
    出力軸に設けたカムと連係され、かつ玩具本体
    の上面から上方に突出して、カムの回転により
    前記腕を上下動させる作動片を備えてなるゼン
    マイ利用玩具。
JP1985167982U 1985-10-31 1985-10-31 Expired JPH0416712Y2 (ja)

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JP1985167982U JPH0416712Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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JP1985167982U JPH0416712Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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Publication Number Publication Date
JPS6274890U JPS6274890U (ja) 1987-05-13
JPH0416712Y2 true JPH0416712Y2 (ja) 1992-04-14

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JPS6274890U (ja) 1987-05-13

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