JPH0527029Y2 - - Google Patents

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JPH0527029Y2
JPH0527029Y2 JP1987183903U JP18390387U JPH0527029Y2 JP H0527029 Y2 JPH0527029 Y2 JP H0527029Y2 JP 1987183903 U JP1987183903 U JP 1987183903U JP 18390387 U JP18390387 U JP 18390387U JP H0527029 Y2 JPH0527029 Y2 JP H0527029Y2
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JP
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pendulum
dimensional
rod arm
case body
clock
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JP1987183903U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主として、立体的駆動変化を目的とす
る振子時計に関するものである。
(従来の技術) 従来の振子時計に於いては、立体物にも拘らず
薄物の抽象形態にあるいはキヤラクターを時計内
蔵体の正面方向から視てオーバーラツプせしめた
り、単に離して駆動せしめたりしているので、正
面、側面、裏面方向から視た場合、量感性のある
立体構造物の形態変化を得ることが出来なかつ
た。
(技術的課題) 而して、本考案は従来技術の欠点に鑑みなされ
たもので、振子時計に対し3次元的立体構造物と
してのボリユーム感を持たせると共に、正面、裏
面、側面等から視て立体形態の変動している効果
を得るようにすることを技術的課題とするもので
ある。
(技術的手段) 本考案では、上記の技術的課題を解決するため
に、振子機構部によつて強制的に連繋駆動せしめ
た疑似振子としての立体駆動部をケース本に衝突
接触しない程度の振り角設定域内で該ケース本の
一部である開口側の縁部を覆い外部に顕出しない
ようにして取付けたものであり、具体的には図示
の実施例(第1図乃至第4図)に示す如く下記の
構成となる。
1は振子時計本体であり、疑似振子の一部を構
成する立体駆動部2とケース本3とから構成され
ている。4は振子機構部5(磁石等)と時計ムー
ブメント6とを一体に内装して成る。正面形状を
略亀の甲羅型に形成した時計体であり、該時計体
4の上端面には後述する振り竿アームの振り角α
を規制するための傾斜面Sを形成せしめてある。
又、この時計体4は前記ケース本3の内部であ
る文字板側に固着せしめてある。
本実施例に於いては前記立体駆動部2を樹脂貼
合せ又は無発泡成型、更には適宜の塗装処理を施
した屋根面部Pを有する傘型状に形成してある
が、その他の材質形状等を採用しても良いことは
勿論である。
前記ケース体3の裏側はザグリ外形3Aを形成
してあり、又全体を木製材質に塗装処理等を施し
てあり該ケース体3の上端には縁部Qを有する開
口形状にしてある。7は下部にウエイト7Aを取
付け、上端にはストツパー板体8及び支承軸杆9
を回動中心軸Rに沿つて突出形成して成る振竿ア
ームであり該支承軸杆9を前記時計体4の裏側に
穿孔せしめた軸受孔10に着脱自在で且つ偏角回
動自在に装着せしめると共に、該ストツパー板体
8は前記時計体4上端の傾斜面S上に該振竿アー
ム7の偏角回動域を規制すべく当該出来るように
してストツパー機能を附与せしめてある。而し
て、振竿アーム7は回動中心軸Rの廻りでヤジロ
ベエの如き態様で偏角回動する。又、この回動中
心軸Rの廻りでの振竿アーム7の振り角αは本実
施例に於いては前記立体駆動部2の屋根面部Pが
前記ケース体3の開口上端側の縁部Qに衝突しな
いためその振り角α設定域を略20°〜24°に採つて
あるがこれに限定せずに立体駆動部2とケース体
3の形状サイズに応じて適宜可変設定しても良い
ことは勿論である。
11は前記ストツパー板体8上面の取付穴12
に嵌着せしめた支持脚部であり、該支持脚部11
の上端には前記立体駆動部2を取付けることによ
つて、該立体駆動部2と前記振竿アーム7とを一
体化して疑似振子を構成することとなる。
而して、立体駆動部2は縦中心軸Cを中心にし
て左右方向へ揺動することとなり、然る時、前記
ケース体3の縁部Qに屋根面部Pが衝突せず、
又、縁部Qが顕出することなしに時計体全体を駆
動せしめることとなる。又、前記疑似振子として
の立体駆動部2を有する振竿アーム7を強制振動
せしめるためには例えば、前記時計体4の振子機
構部5を磁石を利用して、常時反発力を前記振竿
アーム7の磁石体としのウエイト7Aに作用せし
め、ウエイト7Aの自重との協同作用によつて該
振竿アーム7を連繋駆動せしめても良いし、又は
その他の振子機構部5の採用に基いて駆動せしめ
ても良いことは勿論である。
13は三角形状の時針であり、14は棒状の分
針である。
(作用) 上記の技術的手段は下記の如く作用する。
疑似振子としての立体駆動部2を有する振竿ア
ーム7の支承軸杆9を時計体4の軸受孔10内に
装着せしめる。次いで、時計体4の振子機構部5
による連繋動作によつて該振竿アーム7を強制振
動せしめる。然る時、該振竿アーム7の最大振り
角αが前記ストツパー板体8と時計体4の傾斜面
Sとの左右交互に当接することでもつて規制せし
められるので、該立体駆動部2はケース体3の縁
部Qが視えない状態で且つ、その立体駆動部2の
振り角αの限度内で該ケース体3に衝突しない程
度に駆動することが出来、振子時計本体1を正
面、側面、裏面の何れの方向から視てもケース体
4と立体駆動部2とで構成された量感性のある立
体構成物が駆動変化している如き観を呈すること
で出来る。
(効果) 而して、本考案は下記の如き特有の効果を有す
る。振子時計本体の立体的駆動部が振子機構部と
連繋してケース体の一部を覆うことに依り、正
面、側面、裏面何れの方向から視ても量感性、立
体感のある構造物があたかも駆動変化している如
き効果を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案品を示す全体正面図、第2図は
同じく駆動動作と内部構造を説明する一部縦断正
面図、第3図は第1図上C線部分を縦断右側面
図、第4図は振竿アームの全体斜視図である。 2……立体駆動部、3……ケース体、5……振
子機構部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 時計体4及び振子機構部5を内蔵するケース本
    体3と、このケース本体3の上端縁部Qを覆うこ
    とによつて量感性を付与せしめた立体駆動部2と
    からなり、時計体4の軸受孔10に支承軸杆9に
    よつて偏角回動自在に装着した振竿アーム7の上
    部に支持脚部11を設け、上記立体駆動部2を該
    支持脚部11に支持させ、同じく振竿アーム7の
    上部にストツパー板体8,8を設け、このストツ
    パー板体8,8と時計体4の上端傾斜面Sとによ
    るストツパー機能によつて振竿アーム7の偏角回
    動域を規制し、上記立体駆動部2がケース本体3
    の上端縁部Qに衝突しないでしかも上端縁部Qを
    顕出することなく揺動するように構成してあるこ
    とを特徴とする振子時計。
JP1987183903U 1987-12-02 1987-12-02 Expired - Lifetime JPH0527029Y2 (ja)

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JPH0187286U JPH0187286U (ja) 1989-06-08
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JPH082635Y2 (ja) * 1991-05-31 1996-01-29 リズム時計工業株式会社 電磁駆動振子の振り巾制御構造

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JPS5849837A (ja) * 1982-09-10 1983-03-24 Hitachi Ltd 冷暖房機
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JPH0187286U (ja) 1989-06-08

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