JPH0220711Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0220711Y2 JPH0220711Y2 JP14822884U JP14822884U JPH0220711Y2 JP H0220711 Y2 JPH0220711 Y2 JP H0220711Y2 JP 14822884 U JP14822884 U JP 14822884U JP 14822884 U JP14822884 U JP 14822884U JP H0220711 Y2 JPH0220711 Y2 JP H0220711Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pendulum
- double
- double pendulum
- fulcrum part
- swings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 5
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、複振子時計の振子機構に関する。
（従来技術）
従来、複振子時計の複振子は、垂直方向と水平
方向のいずれか一方向に固定配置されているた
め、一つの複振子時計で振子を垂直方向と水平方
向のいずれか一方向の状態で揺動可能にすること
はできないという欠点があつた。
方向のいずれか一方向に固定配置されているた
め、一つの複振子時計で振子を垂直方向と水平方
向のいずれか一方向の状態で揺動可能にすること
はできないという欠点があつた。
（考案が解決しようとする問題点）
本考案は上記従来の欠点を解決するために為さ
れたものであり、その目的は、複振子を垂直方向
と水平方向のいずれか一方向の状態で揺動可能に
することである。
れたものであり、その目的は、複振子を垂直方向
と水平方向のいずれか一方向の状態で揺動可能に
することである。
（問題点を解決するための手段）
上記目的を達成すべく、本考案では、複振子時
計において、複振子の支点部に第２振子を軸着
し、前記第２振子は、前記支点部に対し鉛直方向
に回動可能であり、かつ、前記複振子の揺動時に
は前記複振子と一体に揺動可能であるように、前
記第２振子を前記支点部に押圧しており、前記複
振子を垂直方向と水平方向のいずれか一方向に回
動させることにより、前記複振子は垂直方向と水
平方向のいずれか一方向の状態で揺動可能とした
ことを特徴とする。
計において、複振子の支点部に第２振子を軸着
し、前記第２振子は、前記支点部に対し鉛直方向
に回動可能であり、かつ、前記複振子の揺動時に
は前記複振子と一体に揺動可能であるように、前
記第２振子を前記支点部に押圧しており、前記複
振子を垂直方向と水平方向のいずれか一方向に回
動させることにより、前記複振子は垂直方向と水
平方向のいずれか一方向の状態で揺動可能とした
ことを特徴とする。
（実施例）
以下図面に基づき本考案の実施例を説明する。
第１図は本考案の一実施例の断面図、第２図乃至
第３図は第１図の複振子を垂直方向と水平方向と
に配置した場合における動作説明図をそれぞれ示
している。
第１図は本考案の一実施例の断面図、第２図乃至
第３図は第１図の複振子を垂直方向と水平方向と
に配置した場合における動作説明図をそれぞれ示
している。
第１図に示す如く、複振子２はその中程を支持
棒１２により揺動可能に支持され、時計機構とは
別個に揺動する。複振子２は、複振子２に設けら
れた永久磁石１４と支持部材２０に前記永久磁石
１４と重合可能に固定された駆動コイル体１６と
の電磁作用によつて駆動される。
棒１２により揺動可能に支持され、時計機構とは
別個に揺動する。複振子２は、複振子２に設けら
れた永久磁石１４と支持部材２０に前記永久磁石
１４と重合可能に固定された駆動コイル体１６と
の電磁作用によつて駆動される。
複振子２の支点部４には凹部６が設けられてお
り、前記凹部６には第２振子１０が軸着されてい
る。第２振子１０は、支点部４に対し鉛直方向に
位置し、かつ、複振子２の揺動時にのみ複振子２
と第２振子１０が一体に揺動できるようにするた
め、凹部６にバネ８を介在させることにより、第
２振子１０は支点部４に押圧されている。
り、前記凹部６には第２振子１０が軸着されてい
る。第２振子１０は、支点部４に対し鉛直方向に
位置し、かつ、複振子２の揺動時にのみ複振子２
と第２振子１０が一体に揺動できるようにするた
め、凹部６にバネ８を介在させることにより、第
２振子１０は支点部４に押圧されている。
第２図に示す如く、複振子２が矢印AA方向に
揺動するように複振子２を垂直方向に配置すると
第２振子１０は複振子２の支点部４に対し鉛直方
向に位置することになり、第２振子１０は複振子
２に対し略同一方向に位置している。第２振子１
０がバネ８により支点部４に押圧されていること
により、複振子２の揺動時には、複振子２と第２
振子１０が一体になつているため、複振子２の重
心は、支持棒１２と支点部４との支持面１８より
も下方に位置するので、複振子２は揺動可能にな
る。
揺動するように複振子２を垂直方向に配置すると
第２振子１０は複振子２の支点部４に対し鉛直方
向に位置することになり、第２振子１０は複振子
２に対し略同一方向に位置している。第２振子１
０がバネ８により支点部４に押圧されていること
により、複振子２の揺動時には、複振子２と第２
振子１０が一体になつているため、複振子２の重
心は、支持棒１２と支点部４との支持面１８より
も下方に位置するので、複振子２は揺動可能にな
る。
第３図に示す如く、複振子２が矢印BB方向に
揺動するように複振子２を水平方向に配置すると
第２振子１０は複振子２に対し略垂直方向に位置
している。複振子２の揺動時には、複振子２と第
２振子１０が一体になつているため、複振子２の
重心は、支持棒１２と支点部４との支持面１８よ
りも下方に位置するので、複振子２は揺動可能に
なる。
揺動するように複振子２を水平方向に配置すると
第２振子１０は複振子２に対し略垂直方向に位置
している。複振子２の揺動時には、複振子２と第
２振子１０が一体になつているため、複振子２の
重心は、支持棒１２と支点部４との支持面１８よ
りも下方に位置するので、複振子２は揺動可能に
なる。
複振子２が垂直位置と水平位置のいずれかに配
置されて揺動している際には、第２振子１０は複
振子２と常に一体になつて揺動し、第２振子１０
は、使用者が複振子２を垂直位置と水平位置のい
ずれか一方の使用形態から他方の使用形態に変更
した時のみに、支点部４に対し、鉛直方向に移動
することができる。
置されて揺動している際には、第２振子１０は複
振子２と常に一体になつて揺動し、第２振子１０
は、使用者が複振子２を垂直位置と水平位置のい
ずれか一方の使用形態から他方の使用形態に変更
した時のみに、支点部４に対し、鉛直方向に移動
することができる。
尚、支点部４に軸着する第２振子１０の形状を
変えることにより、複振子２の重心位置が変化
し、支持棒１２と支点部４との支持面１８と複振
子２の重心の間の距離が変化するため、複振子２
の周期を所望の周期に設定することができる。
変えることにより、複振子２の重心位置が変化
し、支持棒１２と支点部４との支持面１８と複振
子２の重心の間の距離が変化するため、複振子２
の周期を所望の周期に設定することができる。
（考案の効果）
本考案によれば、複振子の支点部に対し鉛直方
向に位置し、かつ、複振子の揺動時には複振子と
一体に揺動するように、第２振子を複振子の支点
部に軸着することにより、複振子を垂直方向と水
平方向のいずれか一方向の状態で揺動可能にする
ことができる。
向に位置し、かつ、複振子の揺動時には複振子と
一体に揺動するように、第２振子を複振子の支点
部に軸着することにより、複振子を垂直方向と水
平方向のいずれか一方向の状態で揺動可能にする
ことができる。
第１図は本考案における実施例を示す断面図。
第２図は第１図の複振子を垂直方向に配置した時
の動作説明図。第３図は第１図の複振子を水平方
向に配置した時の動作説明図。 ２…複振子、４…支点部、１０…第２振子。
第２図は第１図の複振子を垂直方向に配置した時
の動作説明図。第３図は第１図の複振子を水平方
向に配置した時の動作説明図。 ２…複振子、４…支点部、１０…第２振子。
Claims (1)
- 複振子時計において、複振子の支点部に第２振
子を軸着し、前記第２振子は、前記支点部に対し
鉛直方向に回動可能であり、かつ、前記複振子の
揺動時には前記複振子と一体に揺動可能であるよ
うに、前記第２振子を前記支点部に押圧してお
り、前記複振子を垂直方向と水平方向のいずれか
一方向に回動させることにより、前記複振子は垂
直方向と水平方向のいずれか一方向の状態で揺動
可能としたことを特徴とする複振子時計の振子機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14822884U JPH0220711Y2 (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14822884U JPH0220711Y2 (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6161493U JPS6161493U (ja) | 1986-04-25 |
| JPH0220711Y2 true JPH0220711Y2 (ja) | 1990-06-05 |
Family
ID=30706446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14822884U Expired JPH0220711Y2 (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0220711Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-09-28 JP JP14822884U patent/JPH0220711Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6161493U (ja) | 1986-04-25 |
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