JPH0421590Y2 - - Google Patents

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JPH0421590Y2
JPH0421590Y2 JP1984198822U JP19882284U JPH0421590Y2 JP H0421590 Y2 JPH0421590 Y2 JP H0421590Y2 JP 1984198822 U JP1984198822 U JP 1984198822U JP 19882284 U JP19882284 U JP 19882284U JP H0421590 Y2 JPH0421590 Y2 JP H0421590Y2
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JP
Japan
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doll
support shaft
movable
abdomen
doll body
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JP1984198822U
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JPS621694U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は駆動機構の駆動力を人形本体内の揺動
部材に伝達させてこの人形本体の一部を作動させ
るように形成した可動人形に関する。
(考案の目的) 本考案は簡単な構造によつて人形本体の腹部と
尾部とを生きているように動かすことにより、奇
抜で意外性に富む面白い可動人形を提案すること
をその目的とする。
(目的を達成するための手段) 前記目的を達成するため、本考案に係る可動人
形は、以下の要件を備えることを特徴とする。
(イ) 玩具本体には尾を模した可動部材が揺動可能
に軸支され、上記可動部材の基部は人形本体の
内側に位置していること (ロ) 人形本体の腹部は弾性樹脂、ゴム等の弾性素
材により中空に形成されていること (ハ) 人形本体の腹部の裏面には内方に突出する突
出部材が揺動自在に取付けられていること (ニ) 人形本体の内部には、上記可動部材の基部及
び上記突出部材を揺動させる単一の駆動機構が
設けられていること (考案の作用、効果) 前記構成によれば、駆動機構を作動させると突
出部材が揺動するので、弾性樹脂、ゴム等の弾性
素材により中空に形成された腹部は突出部材の近
傍から内外方向に弾性変形する。腹部が内外方向
に動くと、外部からは人形が呼吸しているように
見える。同様にして、同じ駆動機構により尾も揺
動する。
したがつて、本考案によれば、単一の駆動機構
により、腹部が呼吸をしているように動くと同時
に、尾を模した可動部材も揺動して尾を振るとい
う、あたかも生きているような動作を行なう、奇
抜で意外性に富む面白い可動人形を提供すること
ができる。
(実施例) 以下、図面によつて本考案の実施態様の一例に
ついて説明する。
図において、符号Aは本考案に係る可動人形を
示す。この可動人形Aはベツド1と、このベツド
1に眠つた状態で取着された人形本体2とによつ
て構成されている。
上記ベツド1は硬質合成樹脂によつて形成され
るとともに、その上面中央部には駆動機構aが取
着されている。また、この駆動機構aを覆うよう
にしてこのベツド1の上面に取着された人形本体
2は弾性樹脂、ゴム等の弾性素材によつてタヌキ
を模して形成されるとともに、その内部は中空状
で、且つ、上記ベツド1の上面に当接される背部
は開口されている。そして、この人形本体2の腹
部3の裏面には内方に突出する突出部材4が設け
られているとともに、この突出部材4の基端の上
記腹部3の表面にはヘソを模した可動部材5が突
出形成されている。
一方、上記突出部材4を揺動させる駆動機構a
は第2図に示されている。すなわち、支軸10に
ゼンマイ11による駆動源と平歯車12を固定し
て主歯車部Sが形成されるとともに、この支軸1
0の一端はこの人形本体2の側面より突出され、
且つ、回転摘子13が固着されている。そして、
上記平歯車12は支軸14に並設して固定された
ピニオン15と平歯車16のピニオン15に噛合
されるとともに、この支軸14の一端には回転円
板17が固着されている。18はこの回転円板1
7の表面端部に突設された支軸を示し、この支軸
18に後述する揺動部材が連係されている。ま
た、上記平歯車16は支軸19に並設して固定さ
れたピニオン20と平歯車21のピニオン20に
噛合されるとともに、このピニオン27の一端に
は錘部材28が固着されている。そして、この錘
部材28によつて上記主歯車部Sの回転力が一定
に保たれている。29は上記支軸19の一端に固
定された平歯車を示し、この平歯車29には機枠
a′の側部にビス30を介して取着された金属の板
バネから成る擬音部材31の先部が弾性係合され
ている。これによつて、上記平歯車29が回転す
るのに伴なつて擬音部材31が音を発する。
次に、上記支軸14の一端に固着された回転円
板17に連係される揺動部材35は水平杆36
と、この水平杆36の基端から斜上方に立設され
た立上り杆37とによつて略L字状に形成されて
いる。そして、上記水平杆36と立上り杆37の
基端折曲部35aを上記機枠a′の後部に支軸38
を介して固定することによつて、上記揺動部材3
5はこの支軸38を支点に上下に揺動させること
ができる。39は上記水平杆36の先端に突設さ
れた長孔を示し、この長孔39は上記支軸14の
一端に固着された回転円板17の表面端部に突設
された支軸18に遊嵌されている。また、上記立
上り杆37の先端には水平方向に突設された係合
突片40が形成されるとともに、この係合突片4
0には常時上記人形本体2の腹部3の内側中央部
に突設された突出部材4の先端が係止されてい
る。これによつて、上記支軸14の回転運動を揺
動部材35を介して揺動運動に変換して上記係合
突片40によつて突出部材を前後に揺動させる。
突出部材4が揺動すると、弾性素材からなる腹部
3は第1図bに示すように、上記揺動に連動して
内外方向に弾性変形するから、外部からは呼吸し
ているように見える。
41はタヌキの尾を模して形成された可動部材
を示し、この可動部材41は水平杆42と、この
水平杆42の端部より斜上方に立設された傾斜杆
43とによつて略く字状に形成されるとともに、
上記水平杆42の基端部は支軸44に固定されて
いる。支軸44は人形本体2に回動自在に装着さ
れている。これによつて、上記可動部材41はこ
の支軸44を支点に回動自在となる。45は上記
水平杆42の先端横方向に穿設した長孔を示し、
この長孔45には上記揺動部材35の水平杆36
の下部基端に突設された係止突片46が遊嵌され
ている。これによつて、この揺動部材35の揺動
運動を首振り運動に変換して上記可動部材41を
支軸44を支点に左右に可動させることができ
る。
可動人形Aは上述のように構成されているの
で、その使用にあつては、まず、回転摘子13に
よつて支軸10に固定されているゼンマイ11を
巻き上げたあと人形本体2を置けば、このゼンマ
イ11の巻き戻る力によつて支軸10に固定され
た平歯車16が回転し、この平歯車16に噛合さ
れているピニオン15も同様に回転するととも
に、このピニオン15が固定されている支軸14
もこれに伴なつて回転し、その一端に固着されて
いる回転円板17に連係されている揺動部材35
を支軸38を支点に上下に揺動させることができ
る。そして、この揺動部材35の立上り杆37の
先端に設けた係合突片40には人形本体2の腹部
3の内側に突設された突出部材4が係止されてい
るので、これによつて、この突出部材4を前後方
向に揺動させてヘソを模した可動部材5とともに
腹部3が呼吸しているように内外方向に動く。
次に、これと相俟つて、上記揺動部材35の水
平杆42の下部基端に突設された係止突片46が
可動部材41の水平杆42の先端に穿設された長
孔45に遊挿されているので、これによつて、こ
の揺動部材35の揺動運動を首振り運動に変換し
て上記可動部材41を支軸44を支点に先端を左
右に可動させることができる。さらに、上記平歯
車16と噛合されているピニオン20が固定され
ている支軸19の一端に固定された平歯車29に
は擬音部材31が係合されているので、この平歯
車16の回転に伴なつてこの擬音部材31が振動
して音を発し、上記人形本体2が眠つている状態
が表現できる。
なお、上記実施例においては駆動機構aの駆動
源はゼンマイ11を利用してたものであるが、こ
れに限定されず、例えば、モーター、フリクシヨ
ン等であつてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る可動人形を示し、同図a
はその正面図、同図bはその側面図、第2図は駆
動機構の内部構造を示す説明図、第3図a,bは
揺動部材の作動状態を示す正面図及び斜視図、同
図cは擬音部材の取着状態を示す斜視図である。 符号A……可動人形、a……駆動機構、1……
ベツド、2……人形本体、3……腹部、4……突
出部材、5……可動部材、10,14,19,2
2……支軸、12,16,21,24……平歯
車、15,20,23,27……ピニオン、35
……揺動部材、36……水平杆、37……立上り
杆。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 以下の要件を備えることを特徴とする可動人
    形。 (イ) 玩具本体には尾を模した可動部材が揺動可能
    に軸支され、上記可動部材の基部は人形本体の
    内側に位置していること (ロ) 人形本体の腹部は弾性樹脂、ゴム等の弾性素
    材により中空に形成されていること (ハ) 人形本体の腹部の裏面には内方に突出する突
    出部材が揺動自在に取付けられていること。 (ニ) 人形本体の内部には、上記可動部材の基部及
    び上記突出部材を揺動させる単一の駆動機構が
    設けられていること。
JP1984198822U 1984-12-26 1984-12-26 Expired JPH0421590Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984198822U JPH0421590Y2 (ja) 1984-12-26 1984-12-26

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JP1984198822U JPH0421590Y2 (ja) 1984-12-26 1984-12-26

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JPS621694U JPS621694U (ja) 1987-01-08
JPH0421590Y2 true JPH0421590Y2 (ja) 1992-05-18

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