JPH0591799U - 永久磁石を用いた自動式玩具 - Google Patents

永久磁石を用いた自動式玩具

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JPH0591799U
JPH0591799U JP037746U JP3774692U JPH0591799U JP H0591799 U JPH0591799 U JP H0591799U JP 037746 U JP037746 U JP 037746U JP 3774692 U JP3774692 U JP 3774692U JP H0591799 U JPH0591799 U JP H0591799U
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JP
Japan
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doll body
doll
permanent magnet
movement
gear
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Application number
JP037746U
Other languages
English (en)
Inventor
達也 松崎
Original Assignee
株式会社トイボックス
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H33/00Other toys
    • A63H33/26Magnetic or electric toys

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基台上面に載置される人形体がきわめてユー
モラスで変化に富んだ動きを自動的に行う玩具を提供す
る。 【構成】 駆動源から動力伝達されて人形体載置部6の
裏面側を回転する遊星歯車4の盤面に永久磁石5を取り
付ける。基体上部の人形体載置部6には人形体の動きを
妨げる装飾立体7を設ける。人形体は人形体本体31に対
して回動する頭部32と、頭部の動きと逆方向に動く尾部
33とを備え、頭部の内側に磁性体を取着する。人形体は
頭部32を振り動かしてから永久磁石5の動きに追随して
変化に富む動きを行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、永久磁石を用いた自動式玩具、詳しくは、基体上面に載置した人形 体が、基体内で動く永久磁石の吸引力により自動的に変化に富んだユーモラスな 動作を行う玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
永久磁石を備えた人形体を基体上面に載置させるとともに、基体上面の裏側で 永久磁石を回転運動させることにより、永久磁石の吸引力によって人形体を動か すようにした玩具は知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の玩具にあっては、基体内の永久磁石の回転 運動と同じく、人形体の動作は規則的な円運動であってその動きは変化に乏しく 、すぐに飽きられやすい。 本考案は、基台上面に載置される人形体がきわめてユーモラスで変化に富んだ 動きを自動的に行う玩具を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は創案されたものである。 すなわち、本考案は、基体上部に人形体載置部を有し、かつ駆動源により前記 人形体載置部の裏面側を非円形の模様的運動を行う永久磁石を備えた基体と、 人形体本体に対して少なくともその横方向に回動する人形体の第1の構成部分 を有し、該第1の構成部分と連動する磁性体を備えた、人形体載置部に載置され る人形体と を有してなる永久磁石を用いた自動式玩具である。 該自動式玩具においては、人形体載置部に装飾立体を設けると人形体の動きを 予測のつかない変化に富んだものとすることができる。 また、永久磁石を、駆動源から動力伝達されて回転する基体内の遊星歯車の盤 面に取り付けるという簡単な手段で、基台上面に載置される人形体の動きを複雑 で変化に富んだものとすることができる。 また、人形体が、人形体の第1の構成部分の動作方向と逆方向に連動して動作 する、人形体の第2の構成部分を設けることにより、よりリアルで変化に富んだ 人形体の動きを実現できる。 さらに、駆動源と連動する歯車に対して間欠的に接触して摩擦音を生ずる接触 片を設け、人形の鳴き声を模した発音を行わせるようにすると、動きと発音との 相乗作用によりリアルな印象を与えることができる。 なお、本考案において、人形体とは、人形、動物、生物、仮想動物、ロボット その他特にその名称にとらわれず、あらゆる形状のものを含むものである。
【0005】
【作用】
基体の人形体載置部の裏面側を永久磁石が非円形の模様的運動を行うので、そ の動きに追随して人形体載置部に載置される人形体は永久磁石に吸引されて変化 に富む動きを生じると共に、人形体は人形体本体に対して少なくともその横方向 に回動する人形体の第1の構成部分と連動する磁性体を備えているため、いきな り人形体が動くのではなく、先ず第1の構成部分が軽くピッピッと振れ動いてか ら人形体本体が動くという動作を行うので、非常にリアルでユーモラスな動きを 生じる。 また、人形体載置部に装飾立体が設けることにより、装飾立体に人形体の一部 分が触れるなどして人形体の進路が妨げられて永久磁石の吸引力が及ばないと、 人形体は永久磁石の動きに追随せず、その動作は一時的に中断することになり、 しかし、永久磁石が人形体と離れるように動いた後、動き続けて再度永久磁石の 吸引力が優る地点に到達すると、人形体は急速に永久磁石に吸引され、比較的長 い距離を極めて素早く動く等の動作を生じる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。 図1は人形体載置部6を基体1から外した状態を示す全体斜視図、図2は基体 1内の駆動構造を示す斜視図、図3は基体1の内部構造を示す側断面図、図4は 遊星歯車4と回転軸22との連結状態を示す斜視図、図5は永久磁石5の運動の 軌跡の例を示す平面図、図6は人形体の構造を示す側面図、図7は人形体の動き を説明する平面図である。
【0007】 図1に示すように、合成樹脂で円筒状に形成された基体1内に配設された中枠 2には、内歯車3が形成されており、これに内接噛合して遊星運動をする遊星歯 車4の盤面(上面)に永久磁石5が固着されている。 基体1の上部には、岩を模した装飾立体7が形成された人形体載置部6が嵌着 される。 恐竜を模した人形体31は人形体載置部6の上に載置され、遊星歯車4に固着 された永久磁石5の動きに追随して頭部32、尾部33を動かして動く。
【0008】 基体1の内部構造及び駆動構造を図2、図3を参照して説明する。 基体1内には駆動源としてモーター11が装備され、電池ボックス10に内蔵 の電池により駆動され、回転する(スイッチ機構は図示省略する)。 モーター11の軸に取着されたピニオン歯車12は歯車13と噛合し、該歯車 13と一体をなす歯車14は歯車15と噛合する。歯車15と一体をなす歯車1 6は歯車17と噛合する。歯車17と同軸にはウォーム歯車18が固着されてお り、このウォーム歯車18は歯車19と噛合する。歯車19と同軸に固着された 歯車20は歯車21(図2では破線部分で表示)と噛合する。歯車21が固着さ れた回転軸22は図3、図4に示すように基体1内の中枠2を挿通し、中枠2の 上面に突出して軌道片23に固着されている。この軌道片23に形成された軌道 軸23aに遊星歯車4が回転可能に嵌合されている。
【0009】 したがって、モーター11が回転すると、歯車21が固着された回転軸22は 減速されて回転し、軌道片23も一緒に回転する。軌道片23の回転に伴い、軌 道軸23aに嵌合された遊星歯車4の中心部も回転し、同時に遊星歯車4自体も 内歯車3と噛合しながら回転することになる。すなわち自転しながら公転する運 動を行う。このため、永久磁石5は、単なる円運動と異なり、周期性はあるもの の、例えば図5に示すような、殆ど不規則といってよい程の複雑で模様的な図形 的軌跡を描いて動く。
【0010】 図6、図7に示すように、人形体本体31内には、頭部32(人形体の第1の 構成部分)及び尾部33(人形体の第2の構成部分)が夫々回動可能に取り付け られる軸34、35を両端部に備えた固定片36が配設されており、頭部32及 び尾部33は、夫々軸34、35の内側に伸びる部分において連結片37により 連結されている。このため、頭部と尾部は夫々、図7に示す矢印A、Bのごとく 、逆の方向に同時に動くようになっている。 頭部32の、軸34を挟む逆側(すなわち、軸34の内側)の下部に磁性体( 永久磁石)38が取り付けられている。 人形体の前足部分下に突出した突起39は人形体載置部6上での動きをスムー スにするためのものである。
【0011】 上記のように構成されているため、人形体載置部6に人形体31を載置してモ ーターを駆動させると、人形体31は、人形体載置部6の裏側の永久磁石5の吸 引力によって吸引され、永久磁石5の複雑で模様的な動きに追随して、断続的な 動作をもって動くわけである。 ここで、人形体31に設けられた磁性体38は人形体に対して固定されておら ず、人形体に対して可動な頭部31に取り付けられているため、人形体31がい きなり動くのではなく、先ず頭部32(及び尾部)が軽くピッピッと振れ動いて から人形体本体31が動くという動作を行うので、非常にリアルでユーモラスな 動きを生じるのである。 なお、人形体の頭部などは横方向だけでなく、縦方向にも可動するようにして もよい。磁性体として永久磁石を用いてよいのも勿論である。
【0012】 また、人形体載置部6には岩を模した装飾立体7が設けられているが、これは 単に装飾的な意味だけではなく、人形の動作に影響を及ぼす障害物としての作用 を奏する。 すなわち、動作中、装飾立体7に人形体の身体の一部分が触れるなどして人形 体の進路が妨げられ、永久磁石5の吸引力が及ばないと、人形体は永久磁石5の 動きに追随できず、その動作は一時的に中断することになる。しかし、永久磁石 5が人形体と離れるように動いた後、動き続けて再度人形体に近づき永久磁石5 の吸引力が優る地点に到達すると、人形体は急速に永久磁石5に吸引され、比較 的長い距離を極めて素早く動くのである。このような動作は装飾立体がなく、単 に基体内の永久磁石に追随して動く場合にはみられないものであり、また基体内 の永久磁石が単なる円運動を行う場合では生じにくい。 また、人形体の磁性体として永久磁石を用いる場合には、永久磁石5が人形体 と離れるように動いた後再度近づくとき、その近づき方によっては人形体は永久 磁石5との極性の反撥によって逃げるように動くこともある。
【0013】 さらに、図2、3に示すとおり、基体1内には、歯車21に噛合する歯車24 が設けられており、該歯車24の底外周部25には周方向に沿って凹部26が数 カ所形成されている。 そして、歯車24の底外周部26に、一端に形成された凸部27が板バネ28 によって押圧されて底外周部26に当接すると共に他端には金属製の接触片29 が取着された回動片30が設けられている。金属製の接触片29は、図示の状態 では歯車13の上方に位置しているが、歯車24が図2に示すとおり矢印方向に 回転して回動片の凸部27が底外周部の凹部26に入ると回動片30は回動し、 金属製の接触片29は矢印のごとく下方に動き、回転する歯車13の歯に接触し て摩擦音を生ずる。このように動作中に間欠的に接触して摩擦音を生ずるため、 あたかも、恐竜がときどき吠えているような印象を与えることができるのである 。
【0014】 以上、本考案の実施例を説明したが、本考案は上記実施例に限定されるもので はなく、本考案の要旨の範囲で種々変形可能である。例えば、駆動源にモーター に代えてゼンマイなどを用いてもよく、駆動構造を変更してもよい。また、基体 内の永久磁石の運動は遊星歯車によるものに限られず、図形的な規則性のある軌 跡を描くように構成してもよいし、あるいは必ずしも周期性をもたせないように 構成してもよい。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る自動式玩具は、従来の自動式玩具では得ら れない、きわめてユーモラスで変化に富んだ人形体の動きを自動的に行うもので あって、極めて興趣に富むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】人形体載置部6を基体1から外した状態を示す
全体斜視図である。
【図2】基体1内の駆動構造を示す斜視図である。
【図3】基体1の内部構造を示す側断面図である。
【図4】遊星歯車4と回転軸22との連結状態を示す斜
視図である。
【図5】永久磁石5の運動の軌跡の例を示す平面図であ
る。
【図6】人形体の構造を示す側面図である。
【図7】人形体の動きを説明する平面図である。
【符号の説明】
1 基体 4 遊星歯車 5 永久磁石 6 人形体載置部 7 装飾立体 29 接触片 31 人形体本体 32 人形体の頭部(人形体の第1の構成部分) 33 人形体の尾部(人形体の第2の構成部分)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体上部に人形体載置部を有し、かつ駆
    動源により前記人形体載置部の裏面側を非円形の模様的
    運動を行う永久磁石を備えた基体と、 人形体本体に対して少なくともその横方向に回動する人
    形体の第1の構成部分を有し、該第1の構成部分と連動
    する磁性体を備えた、人形体載置部に載置される人形体
    とを有してなる永久磁石を用いた自動式玩具。
  2. 【請求項2】 人形体載置部に装飾立体を設けたことを
    特徴とする請求項1記載の自動式玩具。
  3. 【請求項3】 永久磁石が、駆動源から動力伝達されて
    回転する基体内の遊星歯車の盤面に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の永久磁石を用い
    た自動式玩具。
  4. 【請求項4】 人形体が、人形体の第1の構成部分の動
    作方向と逆方向に連動して動作する、人形体の第2の構
    成部分を備えていることを特徴とする請求項1、2又は
    3記載の永久磁石を用いた自動式玩具。
  5. 【請求項5】 駆動源と連動する歯車に対して間欠的に
    接触して摩擦音を生ずる接触片を設け、人形の鳴き声を
    模した発音を行わせるようにした請求項1、2、3又は
    4記載の永久磁石を用いた自動式玩具。
JP037746U 1992-05-11 1992-05-11 永久磁石を用いた自動式玩具 Pending JPH0591799U (ja)

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GB9309600A GB2266848B (en) 1992-05-11 1993-05-10 A toy

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JPH0591799U true JPH0591799U (ja) 1993-12-14

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GB9309600D0 (en) 1993-06-23
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