JP3044760U - オルゴール玩具 - Google Patents

オルゴール玩具

Info

Publication number
JP3044760U
JP3044760U JP1997005463U JP546397U JP3044760U JP 3044760 U JP3044760 U JP 3044760U JP 1997005463 U JP1997005463 U JP 1997005463U JP 546397 U JP546397 U JP 546397U JP 3044760 U JP3044760 U JP 3044760U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
music box
gear
container
driving device
box toy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997005463U
Other languages
English (en)
Inventor
▲けい▼一 村崎
Original Assignee
株式会社トイボックス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社トイボックス filed Critical 株式会社トイボックス
Priority to JP1997005463U priority Critical patent/JP3044760U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3044760U publication Critical patent/JP3044760U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で、動作に予測性のないオルゴー
ル玩具を提供する。 【解決手段】 駆動装置によって駆動されるオルゴール
を備えたオルゴール玩具において、水槽が形成された容
体を有し、前記水槽の下には、前記駆動装置によって動
作させられる動作部が設けられ、また、前記水槽に貯留
された水には浮遊性の形象物が浮かべられ、前記動作部
の少なくとも一部と前記形象物との間には磁力作用が働
くようになっており、その磁力作用によって、前記形象
物を動作させるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、オルゴール玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、オルゴール玩具として、ステージを有し、このステージ内に、オルゴー ルと、このオルゴールを駆動させる駆動装置と、この駆動装置によって動作させ られる可動マグネットとが組み込まれ、この可動マグネットによる磁力作用によ ってステージ上で人形を踊らせるようにしたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このオルゴール玩具によれば、人形の動作が可動マグネットの 動作に拘束される度合いが強く、可動マグネットの動作そのままに人形が動作す るので、可動マグネットに複雑な動作をさせない限り、人形にも複雑な動作をさ せることができないという問題があった。人形以外の他の形象物を磁力作用で動 作させる場合も同様である。
【0004】 本考案は、かかる点に鑑みなされたもので、簡易な構成で、動作に比較的予測 性のないオルゴール玩具を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のオルゴール玩具は、駆動装置によって駆動されるオルゴールを 備えたオルゴール玩具において、水槽が形成された容体を有し、前記水槽の下に は、前記駆動装置によって動作させられる動作部が設けられ、また、前記水槽に 貯留された水には浮遊性の形象物が浮かべられ、前記動作部の少なくとも一部と 前記形象物との間には磁力作用が働くようになっており、その磁力作用によって 、前記形象物を動作させるようにしたことを特徴とする。 このオルゴール玩具によれば、形象物と動作部との間に水が介在し、形象物は その動作に伴って水からも力を受けるので、形象物の動きに変化がもたらされる 。従って、動作部の動作が単調な場合であっても、形象物に複雑で面白味のある 動作をさせることができる。
【0006】 請求項2記載のオルゴール玩具は、請求項1記載のオルゴール玩具において、 前記容体が載設される座部を有し、前記容体は、所定の鉛直軸を中心に回転可能 となるように前記座部に組み付けられると共に、前記駆動装置によって回転駆動 されるように構成されていることを特徴とする。 このオルゴール玩具によれば、形象物が動作する上、容体が鉛直軸を中心に回 転するので、その回転に伴う形態変化も楽しめることになる。
【0007】 請求項3記載のオルゴール玩具は、請求項1又は請求項2記載のオルゴール玩 具において、前記駆動装置の動力源はゼンマイばねであることを特徴とする。 このオルゴール玩具によれば、ゼンマイばねが駆動装置の動力源となっている ので、駆動装置の動力源をモータとする場合に比べて安価となる。
【0008】
【考案の実施の形態】
図1には本考案に係るオルゴール玩具が示されている。このオルゴール玩具1 は座部2と、この座部2上に載設される容体3とを備えている。容体3は、所定 の鉛直軸を中心に回転可能となるようにねじによって座部2に組み付けられてい る。
【0009】 座部2は図2に示すように円板状に構成されている。この座部2はゼンマイば ね14(図3)を巻き締めるためのダイアルを構成し、オルゴール玩具1を逆さ にして容体3に対して座部2を回転させることにより、ゼンマイばね14が巻き 締められる。
【0010】 容体3は図2に示すようにほぼ球状に構成されている。この容体3はその上半 部が水槽3aを構成している。容体3の上半部外郭は透明となっている。容体3 の水槽3aには予め水が貯留されており、この水には、スワン状の形象物4と、 小径ボール5が浮かべられている。
【0011】 そして、このオルゴール玩具1では、座部2を上側にして、その座部2を容体 3に対して右回りに回転させた後、座部2を下側にして机やテーブル上に設置し 、オルゴール玩具1から手を離す。すると、上から見て容体3が座部2に対して 左回りに回転すると共に、容体3の水槽3aに入れられた形象物4も左回りに回 転する。この形象物4の回転速度は、容体3の回転速度よりも速い。なお、容体 3等が回転している間は、容体3からオルゴール音が発しられる。
【0012】 続いて、このオルゴール玩具1の内部構造について説明する。 座部2には図2に示すように凹部2aが設けられており、この凹部2aの中心 部には歯車2bが固設されている。 一方、容体3は図2に示すように上ケース10及び下ケース11から構成され ている。上ケース10は半球状に構成され、この上ケース10の底は中央部分が 少し盛り上がった形状となっている。この盛上がり部分を下側から見ると、そこ は凹部10aとなっている。この上ケース10は水槽3aを構成している。そし て、水槽3aには水が封入され、この水には、上述したように、形象物4及び小 径ボール5が浮かべられている。
【0013】 下ケース11は腕状に構成され、下ケース11の中央部には上方に突出する筒 状収納部11aが設けられている。この筒状収納部11aは下端が開口し、かつ 上端が閉塞された構造となっている。 この下ケース11には上ケース10が例えばねじ止めによって組み付けられる ようになっている。そして、下ケース11に上ケース10を組み付けた状態では 、下ケース11の筒状収納部11aの頭部が上ケース10の凹部10aに嵌合す るようになっている。
【0014】 下ケース11の筒状収納部11aには下側から駆動装置ユニット13が嵌合す るようになっている。この駆動装置ユニット13には、駆動装置の動力源である ゼンマイばね14が組み込まれている(図3)。このゼンマイばね14の一端が 固定される軸、つまりゼンマイ軸15は駆動装置ユニット13の底板13aを貫 きその下方まで延びている。そして、底板13a下に突出する部分には歯車16 が付設されている。この歯車16は、底板13a下に付設された中間歯車17を 介して、座部2の歯車2bに連結されている。その結果、容体3に対して座部2 を回転させれば、その回転力は歯車2b,17,16を介してゼンマイ軸15に 伝達されてゼンマイ軸15が回転し、このゼンマイ軸15の回転によりゼンマイ ばね14が巻き締められる。
【0015】 また、ゼンマイ軸15にはクラウン歯車20が付設されている。このクラウン 歯車20には、オルゴールドラム21の軸22に付設された歯車23が噛合して いる。その結果、ゼンマイばね14が解ける際にゼンマイ軸15が回転した時、 その回転力はクラウン歯車20及び歯車23を介して軸22に伝達されて軸22 が回転し、この軸22の回転によりオルゴールドラム21が回転させられる。こ のオルゴールドラム21の外周には突起が多数付設されている。
【0016】 オルゴールドラム21の近くには図4に示すように音出し板25が設けられて いる。この音出し板25には、前記オルゴールドラム21に弾かれて音出しをす る音出し片が多数形成されている。
【0017】 オルゴールドラム21には、そのオルゴールドラム21と一体的に歯車26が 設けられている。この歯車26は、軸22と平行な軸27に付設された歯車28 に噛合している。軸27には、前記歯車28の他に歯車29が付設されている。 この歯車29は、軸27と平行な軸30の一端部に付設された歯車31に噛合し ている。軸30の他端部には歯車32が付設されている。この軸30は、図5に 示すように、歯車32が設けられている側の端部が上下動可能に軸支持されてい る。また、歯車32には鉛直方向に延びるねじ歯車33が噛合している。さらに 、ねじ歯車33の上端部にはゴム製の錘34が付設されている。このねじ歯車3 3も上下動可能に軸支持されている。その結果、オルゴールドラム21が回転す ると、その回転力は歯車26,28,29,31,32を介してねじ歯車33に 伝達されてねじ歯車33が回転し、このねじ歯車33の回転によって錘34も回 転することになる。これによりオルゴールドラム21の回転速度が調整されるこ とになる。 なお、歯車32からねじ歯車33への動力伝達の際には、軸30における歯車 32が設けられている側の端部及びねじ歯車33が上下動する。
【0018】 また、オルゴールドラム21の歯車26には、図6に示すように、鉛直方向に 延びる軸36に付設したクラウン歯車37が噛合している。クラウン歯車37に は歯車(平歯車)38が一体的に形成され、この歯車38は、軸36に平行な軸 39に付設した歯車40が噛合している。軸39は、駆動装置ユニット13の天 板13bを貫通し、天板13bの上まで延びている。軸39の天板13bから突 出する部分には羽根(動作部)41が取り付けられている。 羽根41には2つの自由端にそれぞれ2つの円板状のマグネット42が取り付 けられている。各自由端に取り付けられる2つのマグネット42においては、図 7に示すように、上面がN極、S極のように逆極性となるようにされている。 一方、形象物4内にも2つのマグネット43が設けられている。この2つのマ グネット42においては、下面がN極、S極のように逆極性となるようにされて いる。 このようにしたのは、形象物4には前後があり、羽根41のマグネット42と 形象物41のマグネット43の磁力作用によって、形象物4の向きを制御するた めである。つまり、形象物4の前後を区別し、羽根41の回転に伴って、形象物 4が常に前を向いて遊泳するようにするためである。
【0019】 以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は、かかる実施形態に限 定されるものではなく、種々の変形が可能である。
【0020】 例えば、前記実施形態では、ゼンマイばね14を駆動装置の動力源として用い た場合について説明したが、駆動装置の動力源としてモータを用いても良いこと は勿論である。
【0021】 また、前記実施形態では、予め水を容体3内に封入する場合について説明した が、容体3に栓を設けて後から水を注入するようにしても良いことは勿論である 。
【0022】 さらに、前記実施形態では、形象物4としてスワン状のものを用いたが、船等 であっても良いことは勿論である。場合にはよっては、飛行機であっても良い。
【0023】 また、前記実施形態では、羽根41の自由端の回転方向に隔たった位置に上面 の極性が異なる2つのマグネット42を、また、形象物4の前後方向に隔たった 位置に下面の極性が異なる2つのマグネット43を設けるようにしたが、いずれ か一方又は双方を棒状のマグネットとしても良いことは勿論である。
【0024】
【考案の効果】
本考案の代表的なオルゴール玩具の効果を説明すれば、駆動装置によって駆動 されるオルゴールを備えたオルゴール玩具において、水槽が形成された容体を有 し、前記水槽の下には、前記駆動装置によって動作させられる動作部が設けられ 、また、前記水槽に貯留された水には浮遊性の形象物が浮かべられ、前記動作部 の少なくとも一部と前記形象物との間には磁力作用が働くようになっており、そ の磁力作用によって、前記形象物を動作させるようにしたので、形象物と動作部 との間に水が介在し、形象物はその動作に伴って水からも力を受けるので、形象 物の動きに変化がもたらされる。従って、動作部の動作が単調な場合であっても 、形象物に複雑で面白味のある動作をさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るオルゴール玩具の外観図
【図2】本考案に係るオルゴール玩具の分解斜視図
【図3】本考案に係るオルゴール玩具のゼンマイばね及
びその近傍の図
【図4】本考案に係るオルゴール玩具のオルゴール及び
その近傍を示す平面図
【図5】本考案に係るオルゴール玩具の調速装置を示す
【図6】本考案に係るオルゴール玩具の羽根及びその近
傍を示す図
【図7】本考案に係るオルゴール玩具のマグネットの設
置状態を示す図
【符号の説明】
1 オルゴール玩具 2 座部 3 容体 4 形象物 14 ゼンマイばね 42 マグネット 43 マグネット

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動装置によって駆動されるオルゴール
    を備えたオルゴール玩具において、水槽が形成された容
    体を有し、前記水槽の下には、前記駆動装置によって動
    作させられる動作部が設けられ、また、前記水槽に貯留
    された水には浮遊性の形象物が浮かべられ、前記動作部
    の少なくとも一部と前記形象物との間には磁力作用が働
    くようになっており、その磁力作用によって、前記形象
    物を動作させるようにしたことを特徴とするオルゴール
    玩具。
  2. 【請求項2】 前記容体が載設される座部を有し、前記
    容体は、所定の鉛直軸を中心に回転可能となるように前
    記座部に組み付けられると共に、前記駆動装置によって
    回転駆動されるように構成されていることを特徴とする
    請求項1記載のオルゴール玩具。
  3. 【請求項3】 前記駆動装置の動力源はゼンマイばねで
    あることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のオル
    ゴール玩具。
JP1997005463U 1997-06-25 1997-06-25 オルゴール玩具 Expired - Lifetime JP3044760U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997005463U JP3044760U (ja) 1997-06-25 1997-06-25 オルゴール玩具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997005463U JP3044760U (ja) 1997-06-25 1997-06-25 オルゴール玩具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3044760U true JP3044760U (ja) 1998-01-16

Family

ID=43179169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997005463U Expired - Lifetime JP3044760U (ja) 1997-06-25 1997-06-25 オルゴール玩具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3044760U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190105342A (ko) * 2018-03-05 2019-09-17 유지열 오르골 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190105342A (ko) * 2018-03-05 2019-09-17 유지열 오르골 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6033285A (en) Vibrating toy car with special effects
US5433642A (en) Toy marking device with changing display
JP3318557B2 (ja) クラゲ型水中遊泳玩具
US3775900A (en) Toy doll
GB2077117A (en) Doll head movement
JP3044760U (ja) オルゴール玩具
JP2551373Y2 (ja) 遊泳玩具
JP3051567U (ja) 磁力遊動玩具
JP2009118895A (ja) 水上独楽
JP2549243Y2 (ja) 水槽玩具
JP2507705Y2 (ja) 人形玩具
JPS584543Y2 (ja) 動物玩具
JP2526458Y2 (ja) インテリア玩具
JP4215301B2 (ja) 釣上げ遊技玩具
JPH1071278A (ja) 空力作動型の水中沈設が可能な娯楽装置
JP2598035Y2 (ja) 遊泳玩具
CN208302178U (zh) 一种动作逼真的卡通动物玩具
JPH0416712Y2 (ja)
JP3076076U (ja) 水族玩具
JP4286628B2 (ja) 動作玩具
JP2003190647A (ja) 回転玩具
JPH05220256A (ja) ゲーム玩具用駆動装置
SU1155281A1 (ru) Игрушечное судно
JP2007061291A (ja) 魚釣りゲーム玩具
JP2003245478A (ja) 水中生物玩具