JPH0443272Y2 - - Google Patents

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JPH0443272Y2
JPH0443272Y2 JP13238986U JP13238986U JPH0443272Y2 JP H0443272 Y2 JPH0443272 Y2 JP H0443272Y2 JP 13238986 U JP13238986 U JP 13238986U JP 13238986 U JP13238986 U JP 13238986U JP H0443272 Y2 JPH0443272 Y2 JP H0443272Y2
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JP
Japan
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mainspring
iron plate
plate member
unit
gear
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JP13238986U
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JPS6338593U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は擬音を発生させることができる擬音発
生装置付きゼンマイユニツトに関する。
(従来技術とその問題点) 従来、ゼンマイユニツトはその内部にゼンマイ
を駆動源として、その駆動力を複数の減速歯車を
介して駆動軸に伝達させる構成のものであつた。
そして、このようなゼンマイユニツトにあたつて
は、エンジン音などの擬音を発生させる手段とし
てゼンマイユニツト内に設けた歯車の歯部に直接
に鉄板を当接させて振動させていたので、この部
分が複雑になるとともに、希望するような擬音を
得ることができない等の難点があり、この点の解
決が望まれていた。
(考案の目的) 本考案は上記の観点に鑑みてなされたものであ
つて、特に、簡単な構成によつて擬音を発生させ
ることができる擬音発生装置付きゼンマイユニツ
トを提案することを目的とする。
(目的を達成するための技術的手段) 上記目的を達成するための技術的手段として、
本考案に係る擬音発生装置付きゼンマイユニツト
は少なくとも一面が平坦状を有するユニツトボツ
クス内にゼンマイを備えたゼンマイユニツトにお
いて、下記要件を備えたことを特徴とする。
(イ) 上記ユニツトボツクスの平坦状を有する一面
に鉄製プレート部材を取着したこと。
(ロ) 上記プレート部材にゼンマイの蓄力開放時に
生ずる歯車の回転振動を伝える係合ピンを設け
たこと。
(ハ) 上記係合ピンの先端はゼンマイユニツトボツ
クス内に設けた歯車の平坦部に設けた係合凸部
に係合するように形成されていること。
(考案の作用、効果) 上記構成のように、本考案に係る擬音発生装置
付きゼンマイユニツトによれば、ゼンマイを巻き
上げた後はこのゼンマイの巻き戻り力が複数の歯
車を介して駆動軸に伝達され、この駆動軸を回転
させることができる。このときに、ユニツトボツ
クスに設けられた鉄製プレートに突設されている
ピンと上記複数の歯車のうちの一つの歯車に設け
た係合凸部がこの歯車の回転に伴なつて係合し合
い、上記鉄製プレートを連続して上下動させて擬
音を発生することができる。
したがつて、例えばこの擬音発生装置付きゼン
マイユニツトを走行玩具に利用したときに、恰も
エンジン音のような擬音が得られ、リアル感のあ
る走行遊びが楽しむことができる。
(実施例) 以下、図面によつて本考案の実施態様の一例に
ついて説明する。
図において、符号Aは本考案に係る擬音発生装
置付きゼンマイユニツトを示す。この擬音発生装
置付きゼンマイユニツトAはボツクス本体1の上
部が平坦面1aに形成されるとともに、この平坦
面1aに鉄製プレート部材2が取着されている。
この鉄製プレート部材2は長方形状を有するとと
もに、その基端をビス2a,2aによつて固定さ
れ、且つ、略中央部の裏面には係合ピン3が突設
されている。そして、この係合ピン3の先部は上
記ボツクス本体1内に位置されるとともに、後述
する減速歯車機構aのうちの一つの歯車に係合さ
れている。
ボツクス本体1内に設けられた減速歯車機構a
は支軸5の略中央に固定された平歯車6とこの平
歯車6の上下に並設されたピニオン7及びゼンマ
イ8と、上記ピニオン7に噛合される支軸8に固
定されたピニオン9と、平歯車6に噛合される支
軸10に固定されたピニオン11と、上記ピニオ
ン9に噛合される支軸12に固定された平歯車1
3及びピニオン11に噛合される上記支軸12と
同軸に固定され、且つ、平歯車13に並設された
ピニオン14とによつて構成されている。そし
て、上記平歯車13は車輪20,20が固定され
た駆動軸15の平歯車16に噛合されているクラ
ウン歯車17の支軸18と同軸に固定されたピニ
オン19に噛合されている。
上記平歯車13は第3図に示すようにその表面
に外周から中央方向に係合凸部21が形成される
とともに、この係合凸部21には上記ボツクス本
体1の平坦面1aに取着された鉄製プレート部材
2に突設した係合ピン3の先部が係合するように
形成されている。これによつて、平歯車13の回
転に伴なつてその係合凸部21に上記係合ピン3
先部が当接して上下動を繰返すのと相俟つて鉄製
プレート部材2も同様に上下動をする。
擬音発生装置付きゼンマイユニツトAは上述の
ように構成されているので、その使用にあたつて
は、まず、ゼンマイ8を巻き上げた後でこのゼン
マイ8の巻き戻り力が減速歯車機構aを介して駆
動軸15に伝達されてこの駆動軸15に固定した
車輪20,20を回転させることができる。この
ときに、減速歯車機構aの一部を形成する平歯車
13に設けた係合凸部21に係合する鉄製プレー
ト部材2の係合ピン3がこの平歯車13の回転に
伴なつて当接して上下動するのと相俟つて上記鉄
製プレート部材2も同様に上下動を繰返し、これ
によつて、擬音を発生することができる。
上述のように擬音発生装置付きゼンマイユニツ
トAはボツクス本体1の上部平坦面1aに設けた
鉄製プレート部材2に突設した係合ピン3の先部
をこのボツクス本体1内に設けた減速歯車機構a
の一つの平歯車13の表面に突設した係合凸部2
1に係合させるだけの簡単な構造によつて、上記
鉄製プレート部材2を上下動させて擬音を発生さ
せることができる。したがつて、この擬音発生装
置付きゼンマイユニツトAを、例えば走行玩具に
利用したときに、エンジン音のような擬音を発生
させることができるので、リアル感のある面白い
走行遊びが楽しめる。
なお、この擬音発生装置付きゼンマイユニツト
は走行玩具だけに利用されるものでなく、例えば
ロボツト玩具の一部に利用してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る擬音発生装置付きゼンマ
イユニツトの実施態様の一例を示す斜視図、第2
図は第1図の内部構造を示す説明図、第3図は鉄
製プレート板と平歯車との関係を示す斜視図であ
る。 符号A……擬音発生装置付きゼンマイユニツ
ト、a……減速歯車機構、1……ボツクス本体、
2……鉄製プレート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも一面が平坦状を有するユニツトボツ
    クス内にゼンマイを備えたゼンマイユニツトにお
    いて、下記要件を備えたことを特徴とする擬音発
    生装置付きゼンマイユニツト。 (イ) 上記ユニツトボツクスの平坦状を有する一面
    に鉄製プレート部材を取着したこと。 (ロ) 上記プレート部材にゼンマイの蓄力開放時に
    生ずる歯車の回転振動を伝える係合ピンを設け
    たこと。 (ハ) 上記係合ピンの先端はゼンマイユニツトボツ
    クス内に設けた歯車の平坦部に設けた係合凸部
    に係合するように形成されていること。
JP13238986U 1986-08-29 1986-08-29 Expired JPH0443272Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13238986U JPH0443272Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13238986U JPH0443272Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

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Publication Number Publication Date
JPS6338593U JPS6338593U (ja) 1988-03-12
JPH0443272Y2 true JPH0443272Y2 (ja) 1992-10-13

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JPS6338593U (ja) 1988-03-12

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