JP2606040Y2 - 動物状走行玩具 - Google Patents
動物状走行玩具Info
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- JP2606040Y2 JP2606040Y2 JP1993032302U JP3230293U JP2606040Y2 JP 2606040 Y2 JP2606040 Y2 JP 2606040Y2 JP 1993032302 U JP1993032302 U JP 1993032302U JP 3230293 U JP3230293 U JP 3230293U JP 2606040 Y2 JP2606040 Y2 JP 2606040Y2
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- toy
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は走行、停止、走行を繰り
返して行ない且つ走行或は停止時に胴体部に対し頭部が
可動する動物状走行玩具に関する。
返して行ない且つ走行或は停止時に胴体部に対し頭部が
可動する動物状走行玩具に関する。
【0002】
【従来技術】従来、走行玩具はモ−タ、ゼンマイ、フリ
クション等の駆動機構を備え、この駆動機構の駆動力を
駆動輪に伝達して走行させる構成のものが知られてい
る。
クション等の駆動機構を備え、この駆動機構の駆動力を
駆動輪に伝達して走行させる構成のものが知られてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の走行玩具あっては単に走行させるというだけの技術
思想に止まり、今一歩踏み込んだ奇抜で面白い発想を取
り入れた構成については何ら示されておらず、したがっ
て、遊びが単調になるとともに、すぐに飽きられてしま
う嫌いがあった。
来の走行玩具あっては単に走行させるというだけの技術
思想に止まり、今一歩踏み込んだ奇抜で面白い発想を取
り入れた構成については何ら示されておらず、したがっ
て、遊びが単調になるとともに、すぐに飽きられてしま
う嫌いがあった。
【0004】本考案はこのような事情に鑑みてなされた
ものであって、特に走行に奇抜で意外性の伴う面白い動
きの変化を期待することができる動物状走行玩具を提案
することをその目的とする。
ものであって、特に走行に奇抜で意外性の伴う面白い動
きの変化を期待することができる動物状走行玩具を提案
することをその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本考案に係る動物状走行玩具は、駆動輪
を駆動する駆動ユニットと、動物の鳴き声を出力する音
声発生装置とを有する動物状走行玩具であって、上記動
物状走行玩具には上記駆動ユニットの駆動源により駆動
される回転軸に固定されたカム部材に係合し周期的に揺
動する揺動部材と、該カム部材に係合し揺動部材の揺動
に同期して周期的に作動するスイッチとが設けられ、上
記揺動部材の一端は揺動時に該動物状走行玩具の底部か
ら突出し上記駆動輪を走行面から離接可能に形成され、
上記スイッチは上記音声発生装置を作動させることを特
徴とする。
の手段として、本考案に係る動物状走行玩具は、駆動輪
を駆動する駆動ユニットと、動物の鳴き声を出力する音
声発生装置とを有する動物状走行玩具であって、上記動
物状走行玩具には上記駆動ユニットの駆動源により駆動
される回転軸に固定されたカム部材に係合し周期的に揺
動する揺動部材と、該カム部材に係合し揺動部材の揺動
に同期して周期的に作動するスイッチとが設けられ、上
記揺動部材の一端は揺動時に該動物状走行玩具の底部か
ら突出し上記駆動輪を走行面から離接可能に形成され、
上記スイッチは上記音声発生装置を作動させることを特
徴とする。
【0006】
【考案の作用、効果】上記構成のように、本考案に係る
動物状走行玩具によれば、駆動ユニットの駆動力が駆動
輪に伝達されることによって走行させることができると
ともに、頭部を動作させることができる。このときに、
上記駆動ユニットに駆動される回転軸に固定されたカム
部材も回転し始め、上記カム部材に係脱自在に設けられ
た揺動部材の揺動、停止を繰り返すとともに、音声発生
装置を作動させるスイッチを揺動部材の揺動に同期して
オンさせる。そして、上記揺動部材の一端は揺動時に動
物状走行玩具の底部から突出し、動物状走行玩具の駆動
輪側を押し上げ駆動輪を走行面から離接させ走行を停止
させることができる。このとき、音声発生装置は動物の
鳴き声を出力する。また、上記カム部材と揺動部材との
係合が解除されることで上記揺動部材の一端による走行
玩具の駆動輪側の押し上げは解除され、上記駆動輪は走
行面に当接されるため上記動物状走行玩具は再び走行
し、スイッチもオフになり鳴き声も停止する。したがっ
て、鳴く時には一旦走行を停止し、鳴き終ると再び走行
を開始するので単に鳴きながら歩く動物玩具とは異な
り、走行動作と鳴き声とが同期した面白い動きの走行玩
具を実現することができる。
動物状走行玩具によれば、駆動ユニットの駆動力が駆動
輪に伝達されることによって走行させることができると
ともに、頭部を動作させることができる。このときに、
上記駆動ユニットに駆動される回転軸に固定されたカム
部材も回転し始め、上記カム部材に係脱自在に設けられ
た揺動部材の揺動、停止を繰り返すとともに、音声発生
装置を作動させるスイッチを揺動部材の揺動に同期して
オンさせる。そして、上記揺動部材の一端は揺動時に動
物状走行玩具の底部から突出し、動物状走行玩具の駆動
輪側を押し上げ駆動輪を走行面から離接させ走行を停止
させることができる。このとき、音声発生装置は動物の
鳴き声を出力する。また、上記カム部材と揺動部材との
係合が解除されることで上記揺動部材の一端による走行
玩具の駆動輪側の押し上げは解除され、上記駆動輪は走
行面に当接されるため上記動物状走行玩具は再び走行
し、スイッチもオフになり鳴き声も停止する。したがっ
て、鳴く時には一旦走行を停止し、鳴き終ると再び走行
を開始するので単に鳴きながら歩く動物玩具とは異な
り、走行動作と鳴き声とが同期した面白い動きの走行玩
具を実現することができる。
【0007】
【実施例】以下、図面によって本考案の実施態様の一例
について説明する。
について説明する。
【0008】図2及び図3において、符号1は本考案に
係る動物状走行玩具を示し、該動物状走行玩具1は象を
もして形成されるとともに、胴体部2に対し頭部3が上
下動可能に形成されている。
係る動物状走行玩具を示し、該動物状走行玩具1は象を
もして形成されるとともに、胴体部2に対し頭部3が上
下動可能に形成されている。
【0009】図1に示すように、胴体部2は上部材2a
と下部材2bとによって形成されるとともに、その内底
部中央から後部に亘って形成された取着凹部4に駆動ユ
ニット5が取着されている。そして、上記駆動ユニット
5は従来から公知であって、ゼンマイを駆動源としその
駆動力を複数の減速歯車を介して駆動軸6に伝達させる
ように構成されている。
と下部材2bとによって形成されるとともに、その内底
部中央から後部に亘って形成された取着凹部4に駆動ユ
ニット5が取着されている。そして、上記駆動ユニット
5は従来から公知であって、ゼンマイを駆動源としその
駆動力を複数の減速歯車を介して駆動軸6に伝達させる
ように構成されている。
【0010】駆動軸6の両端は駆動ユニット5のケ−シ
ングの両側から突出されるとともに、駆動輪(後輪)
7、7が取着されている。また、該駆動輪7、7の外側
面の中央から少しずれた位置にはカム部材9、9が固定
されるとともに、該カム部材9、9は、上記駆動輪7、
7の外側に配され且つ取着部材11、11を介して胴体
部2を構成する下部材2bに可動状態に取着された後足
部材10、10の内側面に形成された凹部12、12に
遊嵌されている。そして、上記駆動輪7、7が回転する
ことによってカム部材9、9も同様に回転し後足部材1
0、10を取着部材11、11を支点に前後動させるこ
とができる。また、上記複数の減速歯車のうちの一つの
歯車軸13は上記ケ−シングの一側から突出されるとと
もに、歯車14が取着されている。
ングの両側から突出されるとともに、駆動輪(後輪)
7、7が取着されている。また、該駆動輪7、7の外側
面の中央から少しずれた位置にはカム部材9、9が固定
されるとともに、該カム部材9、9は、上記駆動輪7、
7の外側に配され且つ取着部材11、11を介して胴体
部2を構成する下部材2bに可動状態に取着された後足
部材10、10の内側面に形成された凹部12、12に
遊嵌されている。そして、上記駆動輪7、7が回転する
ことによってカム部材9、9も同様に回転し後足部材1
0、10を取着部材11、11を支点に前後動させるこ
とができる。また、上記複数の減速歯車のうちの一つの
歯車軸13は上記ケ−シングの一側から突出されるとと
もに、歯車14が取着されている。
【0011】下部材2bの前部には横方向に軸受孔16
が形成されるとともに、該軸受孔16には軸部材17が
軸受されている。そして、該軸部材17の両端には前輪
18、18が取着されるとともに、上記前輪18、18
の外側面の中央から少しずれた位置にはカム部材19、
19が固定されている。
が形成されるとともに、該軸受孔16には軸部材17が
軸受されている。そして、該軸部材17の両端には前輪
18、18が取着されるとともに、上記前輪18、18
の外側面の中央から少しずれた位置にはカム部材19、
19が固定されている。
【0012】次に、胴体部2の前部両側より下方には前
足部材21、21が配されるとともに、上記前足部材2
1、21の後部に設けた支軸22、22は上記胴体部2
を構成する下部材2bの両側略中央の上部に設けた軸受
凹部23、23に軸受されている。また、上記支軸2
2、22の近傍の前足部材21、21の下面には上記カ
ム部材19、19に係合する係合突部24、24が形成
されている。さらに、上記下部材2bの底部中央には平
面視略コ字状を有する揺動部材26が出没自在に設けら
れるとともに、該揺動部材26の先端の両側に突設され
た支軸27、27は下部材2bの両側中央の内側面に形
成した軸受部28、28に軸受されている。そして、上
記揺動部材26の一方の先端には連続して係合片29が
立設され且つその上端前部には係合突部29aが形成さ
れている。
足部材21、21が配されるとともに、上記前足部材2
1、21の後部に設けた支軸22、22は上記胴体部2
を構成する下部材2bの両側略中央の上部に設けた軸受
凹部23、23に軸受されている。また、上記支軸2
2、22の近傍の前足部材21、21の下面には上記カ
ム部材19、19に係合する係合突部24、24が形成
されている。さらに、上記下部材2bの底部中央には平
面視略コ字状を有する揺動部材26が出没自在に設けら
れるとともに、該揺動部材26の先端の両側に突設され
た支軸27、27は下部材2bの両側中央の内側面に形
成した軸受部28、28に軸受されている。そして、上
記揺動部材26の一方の先端には連続して係合片29が
立設され且つその上端前部には係合突部29aが形成さ
れている。
【0013】駆動ユニット5のケ−シングの一側から突
出された歯車軸13に取着された歯車14には歯車31
が、該歯車31には歯車32がそれぞれ噛合いされると
ともに、上記歯車31の支軸33は胴体部2を構成する
下部材2b内の一側寄りに設けた軸受部34、34に軸
受されており、また、上記歯車32の支軸35は上記下
部材2bの内底部に立設された軸受片36、36の凹部
36a、36aに軸受けされている。
出された歯車軸13に取着された歯車14には歯車31
が、該歯車31には歯車32がそれぞれ噛合いされると
ともに、上記歯車31の支軸33は胴体部2を構成する
下部材2b内の一側寄りに設けた軸受部34、34に軸
受されており、また、上記歯車32の支軸35は上記下
部材2bの内底部に立設された軸受片36、36の凹部
36a、36aに軸受けされている。
【0014】歯車32の裏面中央と歯車軸13の一端に
はそれぞれカム部材39、40が固定されるとともに、
上記カム部材39には上記揺動部材26の一方の先端に
連続して立設された係合片29の上端前部に設けた係合
突部29aが係合されている。そして、上記歯車32と
ともにカム部材39が回転することによって揺動部材2
6を支軸27、27を支点に揺動させてその一部を胴体
部2の底部から出没させることができる。また、図4に
示すように上記歯車32の裏面近傍に配置された係合片
29の係合突部29aと支軸35を挟んで対称の位置に
は音声発生装置37を作動させるためのスイッチ38が
設けられ、該スイッチ38は上記カム部材39による係
合突部29aの押圧に同期してオンするように形成され
ている。上記音声発生装置37は音声合成ICによって
構成されている。
はそれぞれカム部材39、40が固定されるとともに、
上記カム部材39には上記揺動部材26の一方の先端に
連続して立設された係合片29の上端前部に設けた係合
突部29aが係合されている。そして、上記歯車32と
ともにカム部材39が回転することによって揺動部材2
6を支軸27、27を支点に揺動させてその一部を胴体
部2の底部から出没させることができる。また、図4に
示すように上記歯車32の裏面近傍に配置された係合片
29の係合突部29aと支軸35を挟んで対称の位置に
は音声発生装置37を作動させるためのスイッチ38が
設けられ、該スイッチ38は上記カム部材39による係
合突部29aの押圧に同期してオンするように形成され
ている。上記音声発生装置37は音声合成ICによって
構成されている。
【0015】胴体部2を構成する下部材2bの内底部中
央から後部に亘って形成された取着凹部4に取着された
駆動ユニット5の上部には、該駆動ユニット5を押さえ
付ける押え部材41が設けられるとともに、該押え部材
41は適宜手段によって上記下部材2bに固定されてい
る。
央から後部に亘って形成された取着凹部4に取着された
駆動ユニット5の上部には、該駆動ユニット5を押さえ
付ける押え部材41が設けられるとともに、該押え部材
41は適宜手段によって上記下部材2bに固定されてい
る。
【0016】押え部材41の上面中央には略U字状の可
動部材42が配されるとともに、該可動部材42の後端
付近の両側面には軸受孔43、43が穿設されてる。そ
して、上記軸受孔43、43には上記押え部材41の上
面中央横方向に設けた支軸44の両端が遊嵌されてい
る。さらに、上記可動部材42の一方の先端下部には係
合突部42aが形成されるとともに、該係合突部42a
には上記カム部材40が係合されている。可動部材42
はカム部材40が回転することによって支軸44を支点
に上下動を行なう。
動部材42が配されるとともに、該可動部材42の後端
付近の両側面には軸受孔43、43が穿設されてる。そ
して、上記軸受孔43、43には上記押え部材41の上
面中央横方向に設けた支軸44の両端が遊嵌されてい
る。さらに、上記可動部材42の一方の先端下部には係
合突部42aが形成されるとともに、該係合突部42a
には上記カム部材40が係合されている。可動部材42
はカム部材40が回転することによって支軸44を支点
に上下動を行なう。
【0017】次に、頭部3は左・右部材3a、3bとに
よって形成されるとともに、該左・右部材3a、3bの
内側面の略中央には対抗して嵌合凹部45、45が形成
されている。そして、上記嵌合凹部45、45には上記
可動部材42の先端付近の両側に設けた嵌合凸部46、
46が嵌合されている。頭部3は可動部材42が上下動
するのと相俟って同様に動作する。
よって形成されるとともに、該左・右部材3a、3bの
内側面の略中央には対抗して嵌合凹部45、45が形成
されている。そして、上記嵌合凹部45、45には上記
可動部材42の先端付近の両側に設けた嵌合凸部46、
46が嵌合されている。頭部3は可動部材42が上下動
するのと相俟って同様に動作する。
【0018】上記構成の動物状走行玩具1によれば、走
行面sに駆動輪(後輪)7、7を当接させて上記駆動輪
7、7を上記走行面sに押し付けるようにし乍ら走行玩
具を後方に引くことによって駆動ユニット5のゼンマイ
を巻き上げることができる。そして、上記駆動ユニット
5のゼンマイの巻上が終了した後、上記動物状走行玩具
1を離すことによってゼンマイの巻戻り力が駆動軸6に
伝達され、該駆動軸6に取着されている駆動輪(後輪)
7、7が回転して走行を行なわせることができる。
行面sに駆動輪(後輪)7、7を当接させて上記駆動輪
7、7を上記走行面sに押し付けるようにし乍ら走行玩
具を後方に引くことによって駆動ユニット5のゼンマイ
を巻き上げることができる。そして、上記駆動ユニット
5のゼンマイの巻上が終了した後、上記動物状走行玩具
1を離すことによってゼンマイの巻戻り力が駆動軸6に
伝達され、該駆動軸6に取着されている駆動輪(後輪)
7、7が回転して走行を行なわせることができる。
【0019】また、動物状走行玩具1は走行時に前輪1
8、18の外側面の中央から少しずれた位置に設けたカ
ム部材19、19によって前足部材21、21の基部の
下面に形成された係合突部24が押圧されるため、上記
前足部材21、21を支軸22、22を支点に上下に繰
り返し動作させることができる一方、後足部材10、1
0は、該後足部材10、10の内側面に形成された凹部
12、12に駆動輪7、7の外側面の中央から少しずれ
た位置に設けたカム部材9、9が遊嵌されているので、
上記駆動輪7、7が回転することによって上記カム部材
9、9により凹部12、12の内面が押圧され、上記後
足部材10、10を取着部材11、11を支点に前後に
繰り返して動作させることができる。
8、18の外側面の中央から少しずれた位置に設けたカ
ム部材19、19によって前足部材21、21の基部の
下面に形成された係合突部24が押圧されるため、上記
前足部材21、21を支軸22、22を支点に上下に繰
り返し動作させることができる一方、後足部材10、1
0は、該後足部材10、10の内側面に形成された凹部
12、12に駆動輪7、7の外側面の中央から少しずれ
た位置に設けたカム部材9、9が遊嵌されているので、
上記駆動輪7、7が回転することによって上記カム部材
9、9により凹部12、12の内面が押圧され、上記後
足部材10、10を取着部材11、11を支点に前後に
繰り返して動作させることができる。
【0020】さらに、動物状走行玩具1は走行時に駆動
ユニット5を構成する複数の減速歯車のうちの一つの歯
車軸13に固定されている歯車14に噛み合いさた歯車
31に噛み合いされている歯車32の支軸35に固定さ
れている一方のカム部材39によって揺動部材26の係
合片29に設けた係合突部29aが押圧されるため、該
揺動部材26は支軸27、27を支点に揺動しその先部
が胴体部2の下方に突出し走行面sに押し付けられ、こ
れによって、上記動物状走行玩具1の後部が浮き上がっ
て駆動輪7、7を上記走行面sから浮き上がらせて空転
させ、その走行を停止させることができる。これと同期
して上記カム部材39によってスイッチ38がオンされ
音声発生装置37から象の鳴き声を発生させることがで
きる。カム部材39がさらに回転し係合突部29aの押
圧が解除されると上記揺動部材26の先部が没入するこ
とにより駆動輪7、7が走行面sに当接することによっ
て再び動物状走行玩具1は走行をする。
ユニット5を構成する複数の減速歯車のうちの一つの歯
車軸13に固定されている歯車14に噛み合いさた歯車
31に噛み合いされている歯車32の支軸35に固定さ
れている一方のカム部材39によって揺動部材26の係
合片29に設けた係合突部29aが押圧されるため、該
揺動部材26は支軸27、27を支点に揺動しその先部
が胴体部2の下方に突出し走行面sに押し付けられ、こ
れによって、上記動物状走行玩具1の後部が浮き上がっ
て駆動輪7、7を上記走行面sから浮き上がらせて空転
させ、その走行を停止させることができる。これと同期
して上記カム部材39によってスイッチ38がオンされ
音声発生装置37から象の鳴き声を発生させることがで
きる。カム部材39がさらに回転し係合突部29aの押
圧が解除されると上記揺動部材26の先部が没入するこ
とにより駆動輪7、7が走行面sに当接することによっ
て再び動物状走行玩具1は走行をする。
【0021】また、上記支軸35に固定された他方のカ
ム部材40によって可動部材42の先端下部に設けた係
合突部42aが押圧されるため、該可動部材42は支軸
44を支点に上下動を繰り返して行なうとともに、上記
可動部材42に取着されている頭部3も同様に上下に繰
り返し動作を行なわせることができる。
ム部材40によって可動部材42の先端下部に設けた係
合突部42aが押圧されるため、該可動部材42は支軸
44を支点に上下動を繰り返して行なうとともに、上記
可動部材42に取着されている頭部3も同様に上下に繰
り返し動作を行なわせることができる。
【0022】上述のように動物状走行玩具1によれば、
駆動ユニット5の駆動力が駆動輪7、7に伝達されるこ
とによって走行させることができるとともに、頭部3と
前足部材21、21と後足部材10、10とを動作させ
ることができる。また、上記動物状走行玩具1はその底
部に設けられるとともに上記駆動ユニット5に連係され
た揺動部材26の揺動時にその先端が上記底部から突出
し走行面sに押し付けられることで、動物状走行玩具1
の駆動輪7、7を走行面sから浮き上がらせて空転さ
せ、その走行を停止させることができる。これと同期し
て音声発生装置37から鳴き声を発生させることができ
る。そして、カム部材39による上記揺動部材26の押
圧が解除されると駆動輪7、7は走行面sに接地し上記
動物状走行玩具1は再び走行させることができ、鳴く時
には一旦走行を停止し、鳴き終ると再び走行を開始する
ので単に鳴きながら歩く動物玩具とは異なり、走行動作
と鳴き声とが同期した面白い動きの走行玩具を実現する
ことができる。
駆動ユニット5の駆動力が駆動輪7、7に伝達されるこ
とによって走行させることができるとともに、頭部3と
前足部材21、21と後足部材10、10とを動作させ
ることができる。また、上記動物状走行玩具1はその底
部に設けられるとともに上記駆動ユニット5に連係され
た揺動部材26の揺動時にその先端が上記底部から突出
し走行面sに押し付けられることで、動物状走行玩具1
の駆動輪7、7を走行面sから浮き上がらせて空転さ
せ、その走行を停止させることができる。これと同期し
て音声発生装置37から鳴き声を発生させることができ
る。そして、カム部材39による上記揺動部材26の押
圧が解除されると駆動輪7、7は走行面sに接地し上記
動物状走行玩具1は再び走行させることができ、鳴く時
には一旦走行を停止し、鳴き終ると再び走行を開始する
ので単に鳴きながら歩く動物玩具とは異なり、走行動作
と鳴き声とが同期した面白い動きの走行玩具を実現する
ことができる。
【図1】本考案に係る動物状走行玩具の要部の分解斜視
図である。
図である。
【図2】上記動物状走行玩具の側面図である。
【図3】上記動物状走行玩具の底部から揺動部材の先端
が突出した状態の説明図である。
が突出した状態の説明図である。
【図4】カム部材と該カム部材に係脱自在に設けられた
音声発生装置のスイッチと揺動部材との関係を示す説明
図である。
音声発生装置のスイッチと揺動部材との関係を示す説明
図である。
1 動物状走行玩具 2 胴体部 3 頭部 5 駆動ユニット 7 駆動輪 26 揺動部材37 音声発生装置 38 スイッチ 39 カム部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G10K 15/04 302 G10K 15/04 302H (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63H 13/04 A63H 3/33 A63H 11/12 A63H 29/02 A63H 31/08 G10K 15/04 302
Claims (1)
- 【請求項1】 駆動輪を駆動する駆動ユニットと、動物
の鳴き声を出力する音声発生装置とを有する動物状走行
玩具であって、 上記動物状走行玩具には上記駆動ユニットの駆動源によ
り駆動される回転軸に固定されたカム部材に係合し周期
的に揺動する揺動部材と、該カム部材に係合し揺動部材
の揺動に同期して周期的に作動するスイッチとが設けら
れ、上記揺動部材の一端は揺動時に該動物状走行玩具の
底部から突出し上記駆動輪を走行面から離接可能に形成
され、上記スイッチは上記音声発生装置を作動させるこ
とを特徴とする動物状走行玩具。
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---|---|---|---|
JP1993032302U JP2606040Y2 (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | 動物状走行玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP1993032302U JP2606040Y2 (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | 動物状走行玩具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0683099U JPH0683099U (ja) | 1994-11-29 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993032302U Expired - Fee Related JP2606040Y2 (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | 動物状走行玩具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2606040Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6517759B2 (ja) * | 2016-08-03 | 2019-05-22 | 株式会社バンダイ | 手動走行玩具 |
-
1993
- 1993-05-24 JP JP1993032302U patent/JP2606040Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0683099U (ja) | 1994-11-29 |
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