JPH087917Y2 - 遠隔操縦動物玩具 - Google Patents

遠隔操縦動物玩具

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JPH087917Y2
JPH087917Y2 JP4487992U JP4487992U JPH087917Y2 JP H087917 Y2 JPH087917 Y2 JP H087917Y2 JP 4487992 U JP4487992 U JP 4487992U JP 4487992 U JP4487992 U JP 4487992U JP H087917 Y2 JPH087917 Y2 JP H087917Y2
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gear
clutch
crankshaft
shaft
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滋 齋藤
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株式会社増田屋コーポレーション
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、手元のコントローラ
ーのスイツチを切り替えることにより活発な前進歩行作
動を停止し、愛らしい伏せ作動をなす遠隔操縦動物玩具
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遠隔操縦動物玩具は、外形を縫い
ぐるみのように可愛く、その作動も歩行を始めとしてお
座り、伏せ、宙返りジャンピングと多岐に数多くのもの
が提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記、従来の技術の項
で説明したように、数多く提案されているが、現在のニ
ーズからみたとき、構成が複雑でコスト高であるばかり
でなく、作動が不自然で、また作動が軽快性に欠けてマ
ッチしない部分がある。この考案は、活発な歩行作動
と、体を低くして勢いよく鳴き、じゃれ付く愛らしい作
をコントローラーのスイッチの簡単な操作で切り替え
作動させることができる動物玩具を提供しようとなされ
たものである。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】胴部外殻内に電池函を
収容し、前部に歩行用クランク軸により作動する左右前
脚を設け、後部に左右前脚と関連作動する左右後脚を設
け、前記左右前脚の上部に原動機枠に設けたじゃれつ
き用曲軸に往復作動する連動杆を連係し、前記じゃれつ
き用曲軸が原動機と連動して回転するとき、前脚を前方
に繰り出してじゃれ付き作動をするように設け、じゃれ
つき用曲軸が、モーターと連動が解除されてフリーとな
ったとき、引きばね作用で左右前脚を、所要位置に支
持するように設け、頭振用クランクピンが作動して頭部
殻の揺動するとき、頭部殻と原動機枠との間で笛体を
縮し鳴き声を発生するように設け、後端にスプリング
尾骨を取付けた作動軸を支承し、尾振用クランク軸が回
転するとき作動するように設けた動物玩具において、原
動機枠には、モーターの回転方向にクラッチ親歯車を回
転するように設け、このクラッチ親歯車の周面に噛合
し、その回転方向に移動する第1クラッチ子歯車、第2
クラッチ子歯車を原動機枠に前後に略180度齟齬さ
せ、かつ左右に一対を対応させて設けた後方側の軸受孔
と前方側の軸受孔に嵌合支承した支軸に配設し、コント
ローラーのスイッチボタン切り替えてモーターの回転
方向操作で、前方側の頭振用クランク軸および歩行用ク
ランク軸と、後方側の尾振用クランク軸およびじゃれ付
き用曲軸とを掛け変え、緩急二様の作動をなすことを特
徴とする遠隔操縦動物玩具にある。
【0005】前記遠隔操縦動物玩具は、胴部外殻内に原
動機枠および電池函を前後に収容配置し、原動機枠の前
部に歩行用クランク軸を左右に差渡し支承し、そのクラ
ンク軸のピン部を側面より外方に突出し、左右前脚の上
部を軸支し、電池函の背後の後支枠に支軸を支承し、そ
の両端を側面より外方に突出して左右後脚の上部を軸支
し、前記歩行用クランク軸のピン部に前端が連結される
連杆の後端を前記左右後脚の上部に接続形成されたレバ
ー部に支軸をもって連結し、その歩行用クランク軸が回
転するとき、連杆を前後に往復動し、支軸を中心に左右
後脚を回動し、歩行作動をなすように設け、前記左右前
脚の上部に同じくレバー部を夫々設け、夫々のレバー部
と原動機枠に支承したじゃれつき用曲軸の同方向に折曲
した外端とに連動杆を連係し、この曲軸が回転すると
き、クランク軸を中心にレバー部を引き、前脚を前方に
繰り出して倒し、体を低くしてじゃれ付き作動をするよ
うに設け、前記左右前脚の上部のレバー部と連結する連
動杆の一方に掛け爪を設け、この掛け爪と原動機枠の掛
け爪との間に引きばねを差渡し、じゃれつき用曲軸が
リーとなったとき、これを引き付け、左右前脚を、クラ
ンク軸を中心に、所要位置に支持し、胴部殻の前部上縁
に支枠金を取付け、この支枠金に支軸を差渡し、この支
軸に頭部殻を揺動可能に支持し、その頭部殻の内壁間に
差渡された支軸と原動機枠に支承された頭振用クランク
軸の外端ピン部とに連杆を差渡し、このクランク軸が回
転するとき、頭部殻を支軸を中心に縦に振るように設
け、支枠金の突出支部に笛体を支架し、上面の可動部を
頭部殻の内壁間に差渡されたプレス板を連接し、これを
前記頭部殻の揺動時に拡縮し、鳴き声を発生させるよう
にしてもよいものである。
【0006】
【作用】この考案は前記のように構成されるものである
から、コントローラー48のスイッチボタン49の操作
でモーター29を正転或いは逆転をなし、クラッチ親歯
車34を伝動し、そのクラッチ親歯車34の周囲に互い
に180度齟齬して噛合するクラッチ子歯車35、36
をを切り替え回転し、動物玩具を歩行させ、或いは体を
低くし、鳴き声をあげてじゃれつく動作をさせることが
できるものである。
【0007】じゃれつき用曲軸11と連結される連
12には、牽引スプリング15を掛けてその牽引方向と
クラッチ子歯車36の解除方向とを一致させているた
め、じゃれつき用曲軸11が戻るとき、スプリング力で
クラッチ子歯車36の伝動を解除して急速に戻り、じゃ
れつき動作を緩急ある作動としている。
【0008】またクラッチ親歯車34の回転が変わって
フリーになった時、スプリング力で連杆12を介して
前脚5、5を所定位置に保持し、歩行用クランク軸4の
回転で活発な歩行作動をなすものである。
【0009】コントローラー48は、ハート形をなし、
バック或いはポシェット等の形をなしているから、バッ
クの感覚で持ち、またこれを操作することができる。
【0010】
【実施例】以下、この考案を実施の一例である図面に基
づいて説明すると、胴部外殻1内に原動機枠2および電
池函3を前後に収容配置している。
【0011】原動機枠2の前部に歩行用クランク軸4を
左右に差渡し支承し、そのクランク軸のピン部4a、4
aを側面より外方に突出し、左右前脚5、5の上部を軸
支し、電池函3の背後の後支枠6に支軸7を支承し、そ
の両端を側面より外方に突出して左右後脚8、8の上部
を軸支し、前記歩行用クランク軸4のピン部4a、4a
に前端が連結される連杆9、9の後端を前記左右後脚
8、8の上部に接続形成されたレバー部8a、8aに支
軸10、10をもって連結し、その歩行用クランク軸4
が回転するとき、連杆9、9を前後に往復動し、支軸7
を中心に左右後脚8、8を回動し、歩行作動をなすよう
に設けている。
【0012】前記左右前脚5、5の上部に同じくレバー
部5a、5aを夫々設け、夫々のレバー部5a、5aと
原動機枠2に支承したじゃれつき用曲軸11の同方向に
折曲した外端11a、11aとに連動杆12、12を連
係し、この曲軸11が回転するとき、クランク軸4を中
心にレバー部5a、5aを引き、前脚5、5を前方に繰
り出して倒し、体を低くしてじゃれ付き作動をするよう
に設け、前記左右前脚5、5の上部のレバー部5a、5
aの一方に掛け爪13を設け、この掛け爪13と原動機
枠2の掛け爪14との間に引きばね15を差渡し、曲軸
11がフリーとなったとき、これを引き付け、左右前脚
5、5を、クランク軸4を中心に、所要位置に支持しす
るように設けている。
【0013】胴部殻1の前部上縁に支枠金16を取付
け、この支枠金16に支軸17を差渡し、この支軸17
に頭部殻18を揺動可能に支持し、その頭部殻18の内
壁間に差渡された支軸19と前原動機枠2に支承された
頭振用クランク軸20の外端ピン部20aとに連杆21
を差渡し、このクランク軸20が回転するとき、頭部殻
18を支軸17を中心に縦に振るように設け、支枠金1
6の突出支部22に笛体23を支架し、上面の可動部2
3aを頭部殻18の内壁間に差渡されたプレス板24を
連接し、これを前記頭部殻18の揺動時に拡縮し、キャ
ン・キャンとの鳴き声を発生させるように設けている。
【0014】後支枠6には後端にスプリング尾骨25を
取付けた作動軸26を支承し、その一端はクランクピン
26aに形成し、そのクランクピン26aと前記前原動
機枠2に支承された尾振用クランク軸27とに連杆28
を差渡し、尾振用クランク軸27が回転するとき作動
し、いわゆる犬の尾振り作動をするように設けている。
【0015】原動機枠2は、モーター29のピニオン3
0と減速歯車31、32を介してモーター軸33の回転
方向にクラッチ親歯車34を回転するように設け、この
クラッチ親歯車34の周面に噛合し、その回転方向に移
動する第1クラッチ子歯車35、第2クラッチ子歯車3
6を原動機枠2に前後に略180度齟齬させ、かつ左右
に一対を対応させて設けた軸受孔37、38に嵌合支承
した支軸39、40に配設している。
【0016】前記前方側の軸受孔37の一方は軸受孔3
7aとして上下の縦長に開口し、その軸受孔37、軸受
孔37aに支承される支軸39上に前記第1クラッチ子
歯車35を遊嵌支承し、その第1クラッチ子歯車35の
上方側には頭振用クランク軸20を配すると共に、その
頭振用クランク軸20上に歯車41を設けてこれと噛合
するように設け、反対の第1クラッチ子歯車35の下方
側には歩行用クランク軸4を配し、そのクランク軸4上
に歯車42を設け、これと第1クラッチ子歯車35を噛
合するように設けている。
【0017】前記後方側の軸受孔38は、同じくその一
方は軸受孔38aとしてその向きを前端が上方、後端が
下方の後下がりに開口させ、またその軸受孔38、軸受
孔38aに支承される支軸40上に前記第2クラッチ子
歯車36を遊嵌支承し、その第2クラッチ子歯車36の
後方に、前記尾振用クランク軸27を配し、第2クラッ
チ子歯車36が後方に移動したとき、その軸上設けた
歯車43を噛合するように設け、さらにその尾振用クラ
ンク軸27には、小径の伝動歯車44を設け、その前方
側に前記じゃれ付き用曲軸11を対応配置し、その軸に
設けた大径の歯車45を前記伝動歯車44と常時噛合さ
せる。
【0018】前記軸受孔38、38aの詳細は、図7に
示す通りであって、第2クラッチ子歯車36は支軸40
上に遊嵌支承され、支軸40は軸受孔38に嵌挿する側
に受鍔46を設けて原動機枠2の一方の内壁に接して支
点とし、受鍔46と第2クラッチ子歯車36の間には拡
張スプリング47を介在し、第2クラッチ子歯車36を
原動機枠2の他方の内壁に接し、適当な摩擦を得て、そ
の移動位置を保持するように設けている。
【0019】前記軸受孔37、37aおよび第1クラッ
チ子歯車35を遊嵌支承する支軸39の構造についても
同様の構造で、第1クラッチ子歯車35を原動機枠2の
他方の内壁に接し、適当な摩擦を得て、その移動位置を
保持するように設けている。
【0020】コントローラー48は、外観をハートのバ
ック形、ポシェット形等に形成し、スイッチボタン49
は花弁形をなし、手掛け紐50を付設している。スイッ
チボタン49は内面の係合溝51を、コントローラー4
8内に収容した市販スイッチボデイ52の摘み53に嵌
合してこれを接続している。スイッチボデイ53は図1
1に示すように、送電電極54a、54bと送電電極5
5a、55bに対して給電電極56a、56bを移動
し、電池57の電気を通電し、モーター29を正転また
は逆転するように設けている。
【0021】
【考案の効果】この考案は前記のようになるものである
から、コントローラー48のスイッチボタン49の操作
でモーター29を正転或いは逆転をなし、クラッチ親歯
車34を伝動し、そのクラッチ親歯車34の周囲に互い
に180度齟齬して噛合するクラッチ子歯車35、36
をを切り替え回転し、動物玩具を歩行させ、或いは体を
低くし、鳴き声をあげてじゃれつく動作をさせることが
でき、二様の作動をなすことができるのである。
【0022】またじゃれつき用曲軸11と連結される連
杆12には、引きばね15を掛けてその牽引方向とク
ラッチ子歯車36の解除方向とを一致させているため、
じゃれつき曲軸11が戻るとき、スプリング力で第2
ラッチ子歯車36の伝動を解除して急速に戻り、じゃれ
つき動作を緩急ある作動とし、極めて趣向に富む玩具を
提供できるものである。
【0023】またクラッチ親歯車34の回転が変わって
フリーになった時、スプリング力で連動杆12を介して
前脚5、5を所定位置に保持し、歩行用クランク軸4の
回転で活発な歩行作動をなすものである。
【0024】コントローラー49は、ハート形をなし、
バック或いはポシェット等の形をなしているから、バッ
クの感覚で持ち、またこれを操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案遠隔操縦動物玩具の右側面図である。
【図2】同じく左側面図である。
【図3】伏せ作動をなす伏せ作動機構を拡大して説明す
る前部の部分右側面図である。
【図4】前進歩行機構、頭、尾の振り駆動機構を同じく
拡大して説明する前部の部分左側面図である。
【図5】前記伏せ作動機構、前進歩行機構、頭、尾の振
り駆動機構を示す前部の部分側面図である。
【図6】前記伏せ作動機構と前進歩行機構、頭、尾の振
り駆動機構とへの回転伝動機構を示す側面図である。
【図7】クラッチ機構となる歯車軸の支持機構を拡大し
て説明する断面説明図である。
【図8】前記伏せ作動機構と前進歩行機構、頭、尾の振
り駆動機構とへの回転伝動機構のなかで特に回転切り替
えクラッチ機構を示す斜視図である。
【図9】モータと電気的に接続し操縦するコントローラ
の平面図である。
【図10】同じくそのA−A線沿う断面図である。
【図11】コントローラおよび動物玩具の電気回路図で
ある。
【符号の説明】
1 胴部外殻 2 原動機枠 3 電池函 4 歩行用クランク軸 4a クランク軸のピン部 5 左右前脚 5a レバー部 6 後支枠 7 支軸 8 左右後脚 8a レバー部 9 連杆 10 支軸 11 じゃれつき用曲軸 11a 外端 12 連動杆 13 掛け爪 14 掛け爪 15 引きばね 16 支枠金 17 支軸 18 頭部殻 19 支軸 20 頭振用クランク軸 20a 外端ピン部 21 連杆 22 突出支部 23 笛体 23a 可動部 24 プレス板 25 スプリング尾骨 26 作動軸 26a クランクピン 27 尾振用クランク軸 28 連杆 29 モーター 30 ピニオン 31 減速歯車 32 減速歯車 33 モーター軸 34 クラッチ親歯車 35 第1クラッチ子歯車 36 第2クラッチ子歯車 37 軸受孔 37a 軸受孔 38 軸受孔 38a 軸受孔 39 支軸 40 支軸 41 歯車 42 歯車 43 歯車 44 小径の伝動歯車 45 大径の歯車 46 受鍔 47 拡張スプリング 48 コントローラー 49 スイッチボタン 50 手掛け紐 51 係合溝 52 市販スイッチボデイ 53 摘み 54a 送電電極 54b 送電電極 55a 送電電極 55a 送電電極 56a 給電電極 56b 給電電極 57 電池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A63H 31/08 B E

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴部外殻11内に電池函3を収容し、前
    部に歩行用クランク軸4により作動する左右前脚5、5
    を設け、後部に左右前脚5、5と関連作動する左右後脚
    8、8を設け、前記左右前脚5、5の上部に原動機枠
    2に設けたじゃれつき用曲軸11に往復作動する連動杆
    12、12を連係し、前記じゃれつき用曲軸11が原動
    機と連動して回転するとき、前脚5、5を前方に繰り出
    してじゃれ付き作動をするように設け、じゃれつき用曲
    軸11が、モーター29と連動が解除されてフリーとな
    ったとき、引きばね15作用で左右前脚5、5を、所
    要位置に支持するように設け、頭振用クランクピンが作
    動して頭部殻18の揺動するとき、頭部殻18と原動機
    枠2との間で笛体を拡縮し鳴き声を発生するように設
    け、後端にスプリング尾骨25を取付けた作動軸26を
    支承し、尾振用クランク軸27が回転するとき作動する
    ように設けた動物玩具において、原動機枠2には、モー
    ター29の回転方向にクラッチ親歯車34を回転するよ
    うに設け、このクラッチ親歯車34の周面に噛合し、そ
    の回転方向に移動する第1クラッチ子歯車35、第2ク
    ラッチ子歯車36を原動機枠2に前後に略180度齟齬
    させ、かつ左右に一対を対応させて設けた後方側の軸受
    孔37と前方側の軸受孔38に嵌合支承した支軸39、
    40に配設し、コントローラー48のスイッチボタン
    切り替えてモーター29の回転方向操作で、前方側の頭
    振用クランク軸20および歩行用クランク軸4と、後方
    側の尾振用クランク軸27およびじゃれ付き用曲軸11
    とを掛け変え、緩急二様の作動をなすことを特徴とする
    遠隔操縦動物玩具。
  2. 【請求項2】 胴部外殻1内に原動機枠2および電池函
    3を前後に収容配置し、原動機枠2の前部に歩行用クラ
    ンク軸4を左右に差渡し支承し、そのクランク軸のピン
    部4a、4aを側面より外方に突出し、左右前脚5、5
    の上部を軸支し、電池函3の背後の後支枠6に支軸7を
    支承し、その両端を側面より外方に突出して左右後脚
    8、8の上部を軸支し、前記歩行用クランク軸4のピン
    部4a、4aに前端が連結される連杆9、9の後端を前
    記左右後脚8、8の上部に接続形成されたレバー部8
    a、8aに支軸10、10をもって連結し、その歩行用
    クランク軸4が回転するとき、連杆9、9を前後に往復
    動し、支軸7を中心に左右後脚8、8を回動し、歩行作
    動をなすように設け、前記左右前脚5、5の上部に同じ
    くレバー部5a、5aを夫々設け、夫々のレバー部5
    a、5aと原動機枠2に支承したじゃれつき用曲軸11
    の同方向に折曲した外端11a、11aとに連動杆1
    2、12を連係し、このじゃれつき用曲軸11が回転す
    るとき、歩行用クランク軸4を中心にレバー部5a、5
    aを引き、左右前脚5、5を前方に繰り出して倒し、体
    を低くしてじゃれ付き作動をするように設け、前記左右
    前脚5、5の上部のレバー部5a、5aと連結する連動
    杆12の一方に掛け爪13を設け、この掛け爪13と原
    動機枠2の掛け爪14との間に引きばね15を差渡し、
    じゃれつき用曲軸11がフリーとなったとき、これを引
    き付け、左右前脚5、5を、歩行用クランク軸4を中心
    に、所要位置に支持し、胴部殻1の前部上縁に支枠金
    16を取付け、この支枠金16に支軸17を差渡し、こ
    の支軸17に頭部殻18を揺動可能に支持し、その頭部
    殻18の内壁間に差渡された支軸19と原動機枠2に支
    承された頭振用クランク軸20の外端ピン部20aとに
    連杆21を差渡し、このクランク軸20が回転すると
    き、頭部殻18を支軸17を中心に縦に振るように設
    け、支枠金16の突出支部22に笛体23を支架し、上
    面の可動部23aを頭部殻18の内壁間に差渡されたプ
    レス板24を連接し、これを前記頭部殻18の揺動時に
    拡縮し、鳴き声を発生させるようにしてなることを特徴
    とする請求項1記載の遠隔操縦動物玩具。
  3. 【請求項3】 後支枠6には後端にスプリング尾骨25
    を取付けた作動軸26を支承し、その一端はクランクピ
    ン26aに形成し、そのクランクピン26aと前記原
    機枠2に支承された尾振用クランク軸27とに連杆28
    を差渡し、尾振用クランク軸27が回転するとき作動
    し、いわゆる犬の尾振り作動をすることを特徴とする請
    求項1記載の遠隔操縦動物玩具。
  4. 【請求項4】 原動機枠2は、モーター29のピニオン
    30と減速歯車31、32を介してモーター軸33の回
    転方向にクラッチ親歯車34を回転するように設け、こ
    のクラッチ親歯車34の周面に噛合し、その回転方向に
    移動する第1クラッチ子歯車35、第2クラッチ子歯車
    36を原動機枠2に前後に略180度齟齬させ、かつ左
    右に一対を対応させて設けた軸受孔37、38に嵌合支
    承した支軸39、40に配設していることを特徴とする
    請求項1記載の遠隔操縦動物玩具。
  5. 【請求項5】 前記前方側の軸受孔37の一方は軸受孔
    37aとして上下の縦長に開口し、その軸受孔37、軸
    受孔37aに支承される支軸39上に前記クラッチ子歯
    車35を遊嵌支承し、その第1クラッチ子歯車35の上
    方側には頭振用クランク軸20を配すると共に、その頭
    振用クランク軸20上に歯車41を設けてこれと噛合す
    るように設け、反対の第1クラッチ子歯車35の下方側
    には歩行用クランク軸4を配し、そのクランク軸4上に
    歯車42を設け、これと第1クラッチ子歯車35を噛合
    するように設けていることを特徴とする請求項1記載の
    遠隔操縦動物玩具。
  6. 【請求項6】 前記後方側の軸受孔38は、同じくその
    一方は軸受孔38aとしてその向きを前端が上方、後端
    が下方の後下がりに開口させ、またその軸受孔38、軸
    受孔38aに支承される支軸40上に前記第2クラッチ
    子歯車36を遊嵌支承し、その第2クラッチ子歯車36
    の後方に、前記尾振用クランク軸27を配し、第2クラ
    ッチ子歯車36が後方に移動したとき、その軸上に設け
    た歯車43を噛合するように設け、さらにその尾振用ク
    ランク軸27には、小径の伝動歯車44を設け、その前
    方側に前記じゃれつき用曲軸11を対応配置し、その軸
    に設けた大径の歯車45を前記小径の伝動歯車44と常
    時噛合させてなることを特徴とする請求項1記載の遠隔
    操縦動物玩具。
  7. 【請求項7】 第2クラッチ子歯車36は支軸40上に
    遊嵌支承され、支軸40は軸受孔38に嵌挿する側に受
    鍔46を設けて原動機枠2の一方の内壁に接して支点と
    し、受鍔46と第2クラッチ子歯車36の間には拡張ス
    プリング47を介在し、第2クラッチ子歯車36を原動
    機枠2の他方の内壁に接し、適当な摩擦を得て、その移
    動位置を保持するようにしていることを特徴とする請求
    項1記載の遠隔操縦動物玩具。
  8. 【請求項8】 前記第1クラッチ子歯車35を遊嵌支承
    する支軸39は、請求項7記載と同様に設け、第1クラ
    ッチ子歯車35を原動機枠2の他方の内壁に接し、適当
    な摩擦を得て、その移動位置を保持することを特徴とす
    る請求項1記載の遠隔操縦動物玩具。
  9. 【請求項9】 コントローラー48は、外観をハートの
    バック形、ポシェット形等に形成し、スイッチボタン4
    9は花弁形をなし、手掛け紐50を付設し、かつ、スイ
    ッチボタン49は内面に設けた係合溝51を、コントロ
    ーラー48内に収容した市販スイッチボデイ52の摘み
    53に嵌合してこれを接続し、送電電極に対して給電電
    極を移動し、電池57の電気を通電し、モーター29を
    正転または逆転することを特徴とする請求項1記載の遠
    隔操縦動物玩具。
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