JPH0737675Y2 - 走行玩具 - Google Patents

走行玩具

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JPH0737675Y2
JPH0737675Y2 JP1696691U JP1696691U JPH0737675Y2 JP H0737675 Y2 JPH0737675 Y2 JP H0737675Y2 JP 1696691 U JP1696691 U JP 1696691U JP 1696691 U JP1696691 U JP 1696691U JP H0737675 Y2 JPH0737675 Y2 JP H0737675Y2
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JP
Japan
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gear
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drive
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JP1696691U
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Inventor
正敏 戸所
Original Assignee
株式会社スタッフ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、走行玩具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の走行玩具には、金魚などの模型
が、その顔面模型部の口から舌を出没させると同時に、
尾ひれと脇ひれを揺動させながら走行するというように
面白味のある動きをするものは未だみられない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、そのような
面白味のある動きをする走行玩具を提供することを目的
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、金魚などを模して成形した本体ケース
に前輪と後輪を取付け、この本体ケースの前端顔面模型
部部には、金魚などの口を模した開口部を設け、上記本
体ケースの後端には、揺動自在に突出するように支持さ
れた尾ひれを設け、この尾ひれには、駆動レバーを連結
し、上記本体ケースの左右両側部には、揺動自在に突出
するように支持された脇ひれをそれぞれ設け、この各脇
ひれには、駆動レバーを連結し、上記本体ケースの内部
には、機枠を取り外し可能に設置し、この機枠には、ゼ
ンマイバネを巻き掛けたゼンマイバネ巻き上げ軸と、上
記の前輪又は後輪を支持した駆動軸と、偏心回転板を取
付けた駆動軸とをそれぞれ架設し、上記ゼンマイバネ巻
き上げ軸には、クラッチを介した原動ギヤと、ピニオン
ギヤを取付け、このピニオンギヤの近傍には、昇降自在
に支持されたラックギヤを設け、このラックギヤには、
同ラックギヤを常時押し上げるように付勢するスプリン
グを懸架し、上記本体ケースの上部には、上記ラックギ
ヤを押し下げる押下片を設け、上記ピニオンギヤとラッ
クギヤの間には、これらのギヤと歯合するギヤであっ
て、ラックギヤの上昇時にピニオンギヤとの歯合が外れ
るように支持された遊動ギヤを設け、上記各駆動軸に
は、上記原動ギヤと歯合するギヤを取付け、上記偏心回
転板には、上記本体ケースの前後方向に往復運動するよ
うに支持されたリンク片を連結し、このリンク片には、
上記開口部から出没する舌片と、上記各駆動レバーに連
結する連結部とを設けてなるものである。
【0005】
【実施例】以下図面にもとづいて本考案の実施例を説明
すると、1は金魚を模して成形した本体ケースで、ほぼ
半球状に膨らむように成形したケース片2と、このケー
ス片2の底面を被う皿状に成形した底板3とをビスなど
で取り外し可能に結合してなる。4は本体ケース1の前
端部に設けた金魚の顔面模型部で、一対の目玉片5、5
と、金魚の口を模した開口部6とからなる。7は本体ケ
ース1の後端部に設けた尾ひれで、その基端に設けた支
軸8を本体ケース1の後端部内に設けた軸受け45に挿
入することにより、支軸8を支点にして本体ケース1の
後端から揺動自在に突出するように支持されている。9
は尾ひれ7の基端に連結した駆動レバー、10は駆動レ
バー9の先端から垂下するように設けた軸ピン、11、
11は本体ケース1の左右両側部に設けた脇ひれで、そ
れらの基端に設けた支軸12、12を本体ケース1の左
右両側部内に設けた軸受け(図中省略)にそれぞれ挿入
することにより、各支軸12、12を支点にして本体ケ
ース1左右両側部から揺動自在に突出するように支持さ
れている。13、13は脇ひれ11、11の基端に連結
した駆動レバー、14、14は各駆動レバー13、13
の先端からそれぞれ立ち上がるように設けた軸ピン、1
5は本体ケース1の内部に取り外し可能に設置した機枠
で、これには、ゼンマイバネ16を巻き掛けたゼンマイ
バネ巻き上げ軸17と、本体ケース1を支える後輪1
8、18を支持した駆動軸19と、機枠15の一方の外
側面において偏心回転板20を支持した駆動軸21とを
それぞれ架設し、軸17には、クラッチ22を介した原
動ギヤ23と、ピニオンギヤ24を取付け、このピニオ
ンギヤ24の近傍には、昇降自在に支持されたラックギ
ヤ25を設け、このラックギヤ25には、ラックギヤ2
5を常時押し上げるスプリング26を懸架し、本体ケー
ス1の上部内に設けた上下方向のガイド孔27には、背
ひれを模して成形し、かつラックギヤ25を押し下げる
押下片28を嵌合させ、ピニオンギヤ24とラックギヤ
25の間には、これらのギヤと歯合し、かつ機枠15に
設けた長孔29に遊動自在に架設した支軸30により支
持されたギヤであって、ラックギヤ25の上昇時にピニ
オンギヤ24との歯合が外れる位置に移動する遊動ギヤ
31を設け、駆動軸19には、原動ギヤ23と歯合する
ギヤ32を取付け、駆動軸21には、原動ギヤ23とギ
ヤ32及びギヤ46を介して歯合するギヤ33を取付け
ある。34はリンク片で、本体ケース1の前後方向に長
くなる長孔35を穿設し、この長孔35に駆動軸19
と、機枠15から突出させたガイド突起36とを嵌合さ
せて、本体ケース1の前後方向に往復運動するように支
持し、リンク片34の後端部には、本体ケース1の上下
方向に長くなる長孔37を穿設し、この長孔37に偏心
回転板20を嵌合させて、偏心回転板20の偏心回転運
動をリンク片34の往復運動に変換するものである。3
8はリンク片34の前端に固定した連結板で、これに
は、開口部6から出没する舌片39と、軸ピン14、1
4に係合する係合部40、40とを設けてなる。41は
リンク片34の後端に固定した連結板で、軸ピン10に
係合する係合部42を設けてなる。43は本体ケース1
の底部の前方に架設した車軸で、その両端には、前輪4
4を取付けてある。
【0006】上記の構成よりなる走行玩具では、押下片
28によりラックギヤ25をスプリング26の弾力の抗
して押し下げると、遊動ギヤ31がピニオンギヤ24と
歯合する位置へ押されながら回転して、ピニオンギヤ2
4を回転させる。この回転がゼンマイバネ巻き上げ軸1
7を経てゼンマイバネ16とクラッチ22に伝わるの
で、ゼンマイバネ16は巻き締められ、クラッチ22は
その噛み合いが外れるように回転する。そのため、ゼン
マイバネ巻き上げ軸17の上記回転が原動ギヤ19に伝
わらず、原動ギヤ19が静止状態に保持され、従って、
後輪18、18、尾ひれ7、脇ひれ11、11、舌片3
9のいずれもが静止状態に保持される。押下片28によ
るラックギヤ25の押し下げを解除すると、ラックギヤ
25がスプリング25の弾力を受けて元位置へ上昇す
る。この上昇時には、遊動ギヤ31がピニオンギヤ24
から外れる位置へ押されながら回転するので、ピニオン
ギヤ24は静止状態に保持される。そこでラックギヤ2
5の押し下げを繰り返し行うと。ゼンマイバネ16が徐
々に巻き締められていく。ゼンマイバネ16が十分に巻
き締められ、又は適度に巻き締められたところで、ラッ
クギヤ25の押し下げを止めると、ゼンマイバネ16に
解弾作用が生じて、ゼンマイバネ巻き上げ軸17を逆回
転させ、その回転がクラッチ22に伝わるので、クラッ
チ22が噛み合った状態で回転する。この回転が原動ギ
ヤ23に伝わり、この原動ギヤ23の回転が、ギヤ3
2、駆動軸19、後輪18、18の順に伝わって、本体
ケース1を床面などで走行させる。それと同時に原動ギ
ヤ23の上記回転が、ギヤ46、ギヤ33、駆動軸2
1、偏心回転板20、リンク片34、舌片39、軸ピン
10、14、14、駆動レバー9、13、13の順に伝
わって、舌片39を開口部6から出没させるとともに、
尾ひれ7と脇ひれ11、11を、それらの支軸8、1
2、12を支点にしてそれぞれ揺動させる。
【0007】本考案は、上記実施例に限定されるもので
はなく、例えば、本体ケース1とそれに取付ける尾ひれ
7、脇ひれ11、11、押下片28を動物模型、人形そ
の他各種の模型に応じて変更したり、原動ギヤ23と各
駆動軸19、21の間を適当数のギヤ同志の歯合により
連結するなど適宜設計変更しうる。
【0008】
【考案の効果】本考案は、叙上のように構成したから、
金魚などの模型が、その顔面模型部の口から舌を出没さ
せると同時に、尾ひれと脇ひれを揺動させながら走行す
るというように面白味のある動きをする走行玩具を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は斜視図である。
【図2】図2は本体ケースの内部の構成の組立を示す平
面図である。
【図3】図3は本体ケースの内部の構成の組立を示す側
面図である。
【図4】図4はゼンマイバネの動力を伝達する機構を説
明する図である。
【図5】図5はゼンマイバネを巻き締める機構を説明す
る図である。
【符号の説明】
1…本体ケース、4…顔面模型部、6…開口部、7…尾
ひれ、9…駆動レバー、11、11…脇ひれ、13、1
3…駆動レバー、15…機枠、16…ゼンマイバネ、1
7…ゼンマイハネ巻き上げ軸、18、18…後輪、19
…駆動軸、20…偏心回転板、21…駆動軸、22…ク
ラッチ、23…原動ギヤ、24ピニオンギヤ、25…ラ
ックギヤ、26…スプリング、28…押下片、31…遊
動ギヤ、34…リンク片、38、41…連結板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金魚などを模して成形した本体ケースに前
    輪と後輪を取付け、この本体ケースの前端顔面模型部部
    には、金魚などの口を模した開口部を設け、上記本体ケ
    ースの後端には、揺動自在に突出するように支持された
    尾ひれを設け、この尾ひれには、駆動レバーを連結し、
    上記本体ケースの左右両側部には、揺動自在に突出する
    ように支持された脇ひれをそれぞれ設け、この各脇ひれ
    には、駆動レバーを連結し、上記本体ケースの内部に
    は、機枠を取り外し可能に設置し、この機枠には、ゼン
    マイバネを巻き掛けたゼンマイバネ巻き上げ軸と、上記
    の前輪又は後輪を支持した駆動軸と、偏心回転板を取付
    けた駆動軸とをそれぞれ架設し、上記ゼンマイバネ巻き
    上げ軸には、クラッチを介した原動ギヤと、ピニオンギ
    ヤを取付け、このピニオンギヤの近傍には、昇降自在に
    支持されたラックギヤを設け、このラックギヤには、同
    ラックギヤを常時押し上げるように付勢するスプリング
    を懸架し、上記本体ケースの上部には、上記ラックギヤ
    を押し下げる押下片を設け、上記ピニオンギヤとラック
    ギヤの間には、これらのギヤと歯合するギヤであって、
    ラックギヤの上昇時にピニオンギヤとの歯合が外れるよ
    うに支持された遊動ギヤを設け、上記各駆動軸には、上
    記原動ギヤと歯合するギヤを取付け、上記偏心回転板に
    は、上記本体ケースの前後方向に往復運動するように支
    持されたリンク片を連結し、このリンク片には、上記開
    口部から出没する舌片と、上記各駆動レバーに連結する
    連結部とを設けてなる走行玩具。
JP1696691U 1991-03-01 1991-03-01 走行玩具 Expired - Lifetime JPH0737675Y2 (ja)

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JPH04108596U JPH04108596U (ja) 1992-09-18
JPH0737675Y2 true JPH0737675Y2 (ja) 1995-08-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101345604B1 (ko) * 2012-07-12 2013-12-30 주식회사 케이엠씨로보틱스 무빙 완구용 사용자 생성 로봇
JP5985693B1 (ja) * 2015-03-31 2016-09-06 株式会社バンダイ 手動走行玩具
JP2016193273A (ja) * 2016-08-03 2016-11-17 株式会社バンダイ 手動走行玩具

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