JPH042709Y2 - - Google Patents

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JPH042709Y2
JPH042709Y2 JP3445087U JP3445087U JPH042709Y2 JP H042709 Y2 JPH042709 Y2 JP H042709Y2 JP 3445087 U JP3445087 U JP 3445087U JP 3445087 U JP3445087 U JP 3445087U JP H042709 Y2 JPH042709 Y2 JP H042709Y2
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machine frame
seat plate
eccentric cam
edge
board
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JP3445087U
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【考案の詳細な説明】 本考案は太鼓と、シンバルの如き打楽器とを、
交互に打叩する玩具ドラマーの作動装置に係る。
従来首を振りながら両腕を作動させて単一の打
楽器を打ならす動物玩具は知られているが、これ
等は玩具の作動が単純で、発生楽音にも変化に乏
しいため、子供等にあきられ易い欠点がある。
本考案は外形がドラマーに象られた玩具体が、
並べられた複数の打楽器を、体を左右に動揺させ
たり前後に起伏させる等、恰もドラマーの動きそ
のものに似た動作をしながら打ちならす実感あふ
れる興味深い玩具の提供を目的としてなされたも
のである。以下本考案を図面に示す実施例によつ
て説明すると、太鼓1とシンバル2とを装置した
台座3上に、一対の脚体4を左右に動揺可能に下
端を夫々軸支して立設し、上端は基板5の前後に
設けた折曲縁6に両端を支架した支軸7上に軸着
連結し、基板5の上面に、座板8の中央を軸着9
して重ね、座板8の中央部両側に設けた起立曲縁
10に、太鼓とシンバルとを間欠的に打ちならす
両腕部11の作動装置を装備した機枠12の底部
を座板より所要間隔離して配置すると共に、中央
の両側を座板の起立曲縁10に軸支13し、この
軸支部より前より機枠一側に突設されるクランク
軸14と、脚体の上端後部に設けた掛止突起27
とを、コイルスプリング15で連繋し、機枠12
の前縁に近い側と、座板8の起立曲縁10の前端
縁とを引ばね16にて連繋し、上記コイルスプリ
ング15を装置した機枠壁と反対側機枠側面に、
前端から所要間隔離れた位置に、駆動軸17を突
出させて外端に偏心カム18を取付け、この偏心
カムの周辺通路上に、上端を機枠壁に軸支し、下
端を基板5の端に設けた横長孔19に嵌合させて
支承されている制御杆20上の肘部21と、偏心
カムの背面側所要個所に切り起された突片22の
通路上に、座板8の曲げ縁上端を外方に曲げた軌
道片23とを設け、基板5の底面側と、座板8の
底面側とに設けた爪24と25とに、引ばね26
の両端を引かけ、この引ばねによつて、座板8と
機枠12とを介し偏心カムを常時制御杆20上の
肘部21に圧接するようになしたものである。
尚、前記クランク軸14および駆動軸17と両
腕杆11,11の打叩作動軸43とを作動させる
ための伝動機構は、原動機28の軸29に取付け
られたピニオン30から減速歯車31に回転を伝
達し、これと噛合する広巾の伝動歯車32を回転
し、これに噛合する第1、第2の減速伝動歯車3
3,34でクランク軸14に伝達し、さらに第3
減速伝動歯車35を介して伝動歯車36に伝達
し、駆動軸17を回転し、これら2様に減速し常
時回転するように設けられる。また、前記伝動歯
車32は両腕杆11,11を問歇作動させるため
に、クラツチ親歯車37および子歯車38を回転
し、その子歯車38は軸上をスプリング38aの
押圧作用で親歯車37の一側へ摺動圧接し、親歯
車37と子歯車38とは歯数を変えて差動回転を
するようになして、親歯車37のクラツチ孔39
に子歯車38の突子40が嵌入したとき、親歯車
37側へ子歯車38を移動し、クラツチ孔39か
ら出るとき、突子40の高さ分だけ、スプリング
38aを圧縮して親歯車37より離れる方向に移
動し、その子歯車38と一体に形成されるクラツ
チ歯車41を対応する被動歯車42と噛合させ、
打叩作動軸43を回転し、この両端に取付けられ
る爪カム44,45を回転し、両腕杆11,11
と関連する被動金46,47を被動し、両腕杆1
1,11を作動するように設けられるものであ
る。
本考案は上記のように構成されているから、機
枠12に装置される原動機28を起動させると、
クラツチ歯車41が被動歯車42に噛合したと
き、両腕杆11,11は、公知の太鼓を叩く玩具
の場合と同様に、機枠の両側に設けた爪カム4
4,45の作動と、両腕杆11,11の着根に取
付けられ、かつスプリング48,49により付勢
された被動金46,47との作動で、両腕杆1
1,11を交互或は同時に作動し、前部に装置さ
れる打楽器を打ち鳴すのである。ところで、本考
案では、前記の如く構成されるからクランク軸1
4が回転すると、このクランク軸に上端を掛け止
め、下端を一方の脚体4の上端の掛止突起27に
取付けられるコイルスプリング15は、連杆とし
て機能し、無理な力が加われば伸縮作動をなし、
この作動で脚体4,4を左右に動揺し、基板5を
横に振るから腰を左右に振るものである。この動
揺する基板5に対して座板8は縦向の支軸9によ
り旋回自在に支架され、この座板8の両側を起立
されて設けられた起立曲縁10,10に支軸13
を横向に差渡し、この支軸13に機枠12を前後
に起伏自在に支架し、その一方の起立曲縁10の
前端の切り起し爪と機枠12の対応側面の切り起
し爪とに引きばね16を張設し、その引張力で機
枠12を常時前屈み状態にする。そしてこれによ
り両腕杆11,11の前端の揆は楽器上に接近
し、両腕杆11,11の作動で楽器を打ちならす
ものである。さらに減速されて回転する駆動軸1
7は一端を、引きばね16の張設側と反対側の機
枠側面に突出し、その外端に偏心カム18が取付
けられていて、この回転中周面が制御杆20上の
肘部21に当接すると、制御杆20は下端が基板
5の横長孔19に嵌合されており、また基板5に
対して座板8は旋回引きばね26により縦向の支
軸9を中心に右側(第6図に示す如く制御杆20
が仮線の位置で示される位置)へ常時回動するよ
うに付勢されているから、偏心カム18の作用で
制御杆20は横長孔19を中心に、基板5に対し
て座板8を旋回引きばね26を伸長させて左側へ
回動し、機枠12の位置を左側方に向きを変え、
これにより楽器を打ちならす位置を変更する。即
ちシンバルを打叩していれば太鼓の方側に機枠1
2の向きを変更する。この機枠12の方向を変更
する間に偏心カム18の背面に設けた突片22が
一方の起立曲縁の上縁に設けた軌道片23上に乗
り上るようになれば、横向の支軸13を中心に前
屈みとなつた機枠12を仰起状態に変り、揆は楽
器上より離れるため打叩作動は一時中断する。こ
の仰起作動と前記旋回作動とが同一の偏心カム1
8の作用で発生し、この作動は一方の楽器から他
方の楽器を打叩する状態に変る場合の変化で、ド
ラマーが意識的に一方の楽器から、他方の楽器に
変る瞬間の作動状態を現わすものである。そして
突片22が軌道片23上より離れると、再び前屈
みとなる。前記のように両腕杆11,11は間歇
に作動するので、仰起状態のとき、腕の打叩作動
を休ませることもでき、また作動を継続して軽く
打叩することも、また体の向きを変える作動を加
えて太鼓からシンバル、またその反対へと連続し
て打変えることもできるのである。
以上、本考案玩具は賑やかな腰振作動をベース
に、身体を左右に回す横向作動と、前屈と仰起の
前後動作と、腕杆による打叩作動とをなさせし
め、まことに興味あふれる作動を奏し、従来の単
一楽器を定位置で打ち鳴す玩具と異なり、真に斬
新で、子供等に多大の感興を与える大きな効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものにして、第1
図は要部の側面図、第2図は一部を断面で示して
いる平面図、第3図は第1図と反対側面を示す側
面図、第4図は要部の作動状態を示す斜視図、第
5図は要部の作動状態の正面説明図、第6図は仝
じく平面図、第7図は要部全体の平面図、第8図
は全体の縦断側面図、第9図は機枠全体を動物に
象た外被で外装した全体斜視図である。 1……太鼓、2……シンバル、3……台座、4
……脚体、5……基板、6……折曲縁、7……支
軸、8……座板、10……起立曲縁、11……両
腕杆、12……機枠、13……軸支、14……ク
ランク軸、15……コイルスプリング、16……
引ばね、17……駆動軸、18……偏心カム、1
9……横長孔、20……制御杆、21……肘部、
22……突片、23……軌道片、26……引ば
ね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 台座上の前部に二つの打楽器を横に並べて配設
    し、その後部台座上に下端を軸支した一対の脚体
    を立設して上端を基板に軸着し、基板上に中心を
    基板に軸着される座板を重ね、座板の両側に設け
    た曲げ縁間に、打楽器を打叩する両腕杆の作動装
    置を装備した機枠の下端を座板面と所要間隔離し
    て配置すると共に、中央の下部の両側を座板の曲
    げ縁に軸支し、この軸支部より前よりの機枠一側
    に突設されるクランク軸と脚体の上端後部とをコ
    イルスプリングで連繋し、機枠の前端縁に近い側
    と、座板の曲縁前端縁とを引ばねで連繋し、上記
    コイルスプリングを装置した機枠壁と反対側機枠
    側面の前端より所要間隔離れた個所に、駆動軸を
    突出させて外端に偏心カムを取付け、この偏心カ
    ムの周辺通路上に、上端を機枠壁に軸支し、下端
    を基板の横長孔に支承される制御杆上の肘部と、
    偏心カムの背面所要個所に切り起した突片との通
    路上に、座板の曲げ縁上端を外方に曲げた軌道片
    とを設け、偏心カムを常時制御杆の肘部に圧接さ
    せる引ばねを、基板の底面側適所に設けたことを
    特徴とする、玩具ドラマーの作動装置。
JP3445087U 1987-03-11 1987-03-11 Expired JPH042709Y2 (ja)

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JP3445087U JPH042709Y2 (ja) 1987-03-11 1987-03-11

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JP3445087U JPH042709Y2 (ja) 1987-03-11 1987-03-11

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Publication Number Publication Date
JPS63143395U JPS63143395U (ja) 1988-09-21
JPH042709Y2 true JPH042709Y2 (ja) 1992-01-29

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ID=30843013

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