JPH025830Y2 - - Google Patents

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JPH025830Y2
JPH025830Y2 JP17960883U JP17960883U JPH025830Y2 JP H025830 Y2 JPH025830 Y2 JP H025830Y2 JP 17960883 U JP17960883 U JP 17960883U JP 17960883 U JP17960883 U JP 17960883U JP H025830 Y2 JPH025830 Y2 JP H025830Y2
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lever
doll
eccentric cam
doll body
music box
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JP17960883U
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JPS6086391U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、上下動するレバーと回動するレバー
を組み合わせて複数の人形体を取り付け、人形体
に不規則的にダンシングさせる機構を改良したオ
ルゴール玩具に関する。
本出願人は実開昭54−110293号公報で踊る人形
を提案し、その提案の中でレバーの上下動機構は
第1図のようにオルゴールの風切り調速機のウオ
ーム歯車軸16に固定した偏心カム17にレバー
9の折曲部9aを押し当て、レバーの2本の腕部
9b,9cに第2図以下に示すと同様の人形体6
又は7の上半身を取り付け、上半身に下半身を、
下半身に足部を夫々揺動自在にハトメで連結し
て、足部が下側の床に当たつたときの当たり具合
によつて上半身の大小色々な振幅の揺動運動や、
下半身の左右腰振り運動と、足部に振りや蹴り運
動やタツプダンス風の動きをおこなわせて人形体
が不規則的にダンシングするように構成し、偏心
カム17に折曲部9aが押し当てられる力は第1
図で右側の腕部9bに取り付けられた人形体の重
量でなされ、右側の腕部9bが下降するときは人
形体の重量で、左側の腕部9cが下降するときは
偏心カムで折曲部を押して下げていた。
従つて左側の人形体の足部が床に当たり、更に
腕部9cが下降されると足部が床に当たる当たり
具合によつては一時的に人形体の腕部支持透孔と
上半身と下半身又は足部の連結用ハトメ位置が垂
直線上にあつて上半身及び下半身や足部が揺動し
ない状態になつて腕部の下降を妨げ、偏心カム1
7の回転を折曲部9aが阻止し、偏心カムが固定
されたウオーム歯車軸の回転力は弱いのでオルゴ
ールの鳴奏が一時的に停止したり、風切り羽根が
固定されたウオーム軸が上下動してカチカチ音を
発生したり、ギヤ音を発生する等の欠点があり、
更に人形体の足部は床を叩くように床に当てるこ
とが望ましいが、前記のように偏心カムで折曲部
を押して下げる機構ではその効果を出すことが出
来ない欠点がある。
本考案の目的は、前記欠点に鑑み、偏心カムに
摺接して上下動する第1レバーに回動自在に第2
レバーを取り付けて第2レバーの左右に人形体を
支持し、第1レバーと第2レバーを両人形体の重
量で下降させ、従来のオルゴールの鳴奏の一時的
停止やカチカチ音やギヤ音の発生を解消し、人形
体を上下動させると共に、左右の人形体が床に当
る当り具合によつて上半身の大小色々な振幅の揺
動運動や、下半身の左右腰振り運動と、足部に振
りや蹴り運動やタツプダンス風の動きをおこなわ
せて人形体に自由な踊りを踊らせ、左右、上下に
不規則的にダンシングさせて動きに意外性を持た
せて見ている人に興味をそそらせるオルゴール玩
具を提供することにある。
本考案の特徴は、薄板で上半身と下半身や足部
などが形成され該各部が回動自在に連結された人
や動物等を模した人形体と、駆動源で回転される
偏心カムと、この偏心カムに摺接し上下動する第
1レバーと、この第1レバーに回動自在に支承さ
れ前記人形体を左右に支持した第2レバーとを備
え、前記人形体をオルゴールの鳴奏と共に不規則
的にダンシングさせたことにある。
以下、図示の実施例で本考案を説明する。第2
図、第3図でオルゴール玩具はサーカスの道化役
者の舞台情景を全面に模した筐体1内の後壁1a
にオルゴール2が取り付けられ、オルゴール2の
フレーム2a上に固定された支承板3に回動自在
に支承された第1レバー4に第2レバー5が回動
自在に支承され、第2レバー5の左右の腕部5
a,5bは筐体1の全面に取り付けられた舞台用
後幕板1bにあけられた上下に長い透孔より前側
に突出されて人形体6,7が重量バランスをとつ
て支持されている。舞台用後幕板1bの下側には
一体又は別体に床1cが形成されている。
前記オルゴール2はフレーム2a上に図示しな
い駆動源の全舞が内装された香箱10と前記支承
板3と振動板11と風切り調速機12が夫々固定
され、フレームと香箱の一側でドラム13の軸が
回転自在に軸承されて全舞でドラム13が回転さ
れ、風切り調速機12の増速歯車14がドラムの
歯車15に噛合されてウオーム歯車軸16が回転
され、ウオーム歯車軸に偏心カム17が固定され
ている。
前記第1レバー4は第3図、第4図のようにク
ランク状に折曲部4aと腕部4bが形成されて前
記支承板3の一側屈曲部3aに回転自在に支承さ
れ、折曲部4aは偏心カム17に摺接されてい
る。更に支承板3には第3図のようにストツパー
レバー8が回動自在に設けられてバネ18で一方
向に回動付勢され、オルゴールの風切り調速機1
2の羽根19にストツパーレバー8の上端8aが
係合離脱自在に臨まされ、他端8bは筐体1に挿
入された箱などの引き出し20に当接させて引き
出す操作でストツパーレバーが作動される。
前記第2レバー5は左右に腕部5a,5bが設
けられ、略中間にスリーブ21が固定されて第1
レバー4の腕部4bが回動自在に嵌合されてい
る。
前記人形体6は比較的硬い紙板や合成樹脂板又
は金属板を用いた薄板で上半身6aと下半身6b
と足部6c,6dとが図面ではサーカスの道化役
者の図柄で形成されている。人形体6の上半身6
aと下半身6bは両者の縦の中心線上の下端と上
端に夫々連結用透孔があけられ、この両連結用透
孔に連結用ハトメ22が緩く嵌合されて上半身6
aと下半身6bが連結されている。下半身6bの
下側は二又に分かれて脚部が画かれ、脚部の下端
と前記足部6c,6dの上端には夫々連結用透孔
が穿設され、連結用透孔に連結用ハトメ23,2
4が緩く嵌合されて下半身6bと両足部6c,6
dが連結されている。前記上半身6aの縦の中心
線の中程より下側には支持透孔が穿設されて第2
レバー5の右側の腕部5aが回動自在に挿入され
ている。
前記人形体7は人形体6と同様に薄板で上半身
7aと足部7bとが図面では動物がホツピングに
乗つた図柄で形成されている。上半身7aと足部
7bには夫々連結用透孔が穿設されて連結用ハト
メ25が緩く嵌合され、上半身7aの縦の中心線
の上側には支持透孔が穿設されて第2レバー5の
左側の腕部5bが回動自在に挿入されている。図
では人形体6の支持透孔の高さが人形体7の支持
透孔の高さより高い位置に穿設されている。
前記オルゴール玩具の動作は、香箱10の全舞
軸26で全舞が巻き上げられて引き出し20が引
き出されるとストツパーレバー8が回動されて上
端8aが風切り羽根19の回転径路内から離脱さ
れ、ドラム13が回転されてドラムのピンで振動
板11が弾かれてオルゴール2が鳴奏されると共
に偏心カム17が回転されて第1レバー4の折曲
部4aが第3図で反時計方向に回動されたとき第
1レバー4の腕部4bは上昇されて後人形体6,
7の重量で下降動作される。
この動作に従つて第2レバー5は上下動される
と共に人形体6の足部6c,6dの一方又は両方
が床1cに当ると、床を叩き、当り具合によつ
て例えば足部6c,6dは振りや蹴り運動をおこ
ない、更に人形体6は連結用ハトメと支持透孔を
中心に上半身6a、下半身6bが自由に左右に揺
らされる。
次に人形体7の足部7bが床1cに当ると、床
を叩き、当り具合によつて支持透孔と連結用ハ
トメの位置が垂直線上にあると、例えば第2レバ
ー5が時計方向に回動されて人形体6の各部が更
に左右に深く揺れて高さが低くなり、次に人形体
7が支持透孔と連結用ハトメを中心に上半身7a
と足部7bが自由に左右に揺らされる。
前記で第2レバー5が時計方向に回動するこ
となく人形体7の上半身7aと足部7bが左右に
揺れることもある。
前記動作が繰り返されると、当り具合によつて
人形体6が上下動と足部の蹴り運動であたかもタ
ツプダンスを踊るような動きが見られると共に下
半身6bが腰振り運動をおこない、人形体7は跳
んでホツピングしている情景が見られる。
前記人形体7の足部7b側の連結用透孔を上下
方向の長孔に形成すると足部7bが床1cに当つ
たとき、下半身7aが沈んでホツピング跳びを楽
しんでいる情景が表現出来る。
前記動作において、第1・第2レバー4,5が
下降されるときは人形体6,7の重量で下降され
て偏心カム17で折曲部4aを無理に回動させる
ことがないので、人形体の腕部支持透孔と連結用
ハトメ位置が一時的に垂直線上にあつて腕部5a
又は5bの下降動作を阻止しても第2レバー5が
回動されて第1レバー4の腕部4bの下降を阻止
することがないから偏心カム17の回転を折曲部
4aで停止することがないので従来機構における
オルゴールの一時的鳴奏の停止や、カチカチ音や
ギヤ音の発生が解消され、第2レバー5が回動す
ることで従来のものより動きが複雑化しておもし
ろさが倍加されると共に人形体の動きがスムーズ
になる。前記人形体6,7の支持透孔の高さが仮
に等高であつても腕部5a,5bが同時に下降を
停止されることは希である。
前記説明では第2レバーの一方の腕部に道化役
者の人形体を、他方の腕部に動物の人形体を支持
したが、両方の腕部に同一の人形体を支持し、人
形体の姿体や服装は種々の状態、図柄で構成して
もよい。またストツパーの解除は、引き出しを引
き出し操作する以外の方法で解除してもよい。
更に前記説明では第2レバーの左右の腕部を1
本ずつ設けたが複数本ずつ設けてもよい。
又、前記説明ではオルゴールの全舞を偏心カム
の回転駆動源としたが他の駆動源を用いてもよ
い。
本考案は前記のように構成されたから、第1・
第2レバーは人形体の重量で下降して人形体の支
持透孔と連結用ハトメの位置が垂直線上にあつて
一時的に第1・第2レバーの下降を阻止しても第
2レバーが回動されて第1レバーの折曲部で偏心
カムの回転を阻止することがないのでオルゴール
の一時的な鳴奏停止やカチカチ音やギヤ音の発生
が解消され、人形体は揺動運動、腰振り運動、足
振りや蹴り運動、タツプダンス風の動き等、奇想
天外な種々の不規則的なダンシングをする等優れ
た効果を奏するオルゴール玩具を提供することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は既に提案したレバーの要部外観斜視
図、第2図以下は本考案の一実施例が示めされ、
第2図は筐体と人形体の正面図、第3図はオルゴ
ールと第1・第2レバーの正面図、第4図は第
1・第2レバーの要部外観斜視図である。 2……オルゴール、4……第1レバー、5……
第2レバー、6,7……人形体、6a,7a……
上半身、6b……下半身、6c,6d,7b……
足部、17……偏心カム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 薄板で上半身と下半身や足部などが形成され該
    各部が回動自在に連結された人や動物等を模した
    人形体と、駆動源で回転される偏心カムと、この
    偏心カムに摺接し上下動する第1レバーと、この
    第1レバーに回動自在に支承され前記人形体を左
    右に支持した第2レバーとを備え、前記人形体を
    オルゴールの鳴奏と共に不規則的にダンシングさ
    せたことを特徴とするオルゴール玩具。
JP17960883U 1983-11-22 1983-11-22 オルゴ−ル玩具 Granted JPS6086391U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17960883U JPS6086391U (ja) 1983-11-22 1983-11-22 オルゴ−ル玩具

Applications Claiming Priority (1)

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JP17960883U JPS6086391U (ja) 1983-11-22 1983-11-22 オルゴ−ル玩具

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Publication Number Publication Date
JPS6086391U JPS6086391U (ja) 1985-06-14
JPH025830Y2 true JPH025830Y2 (ja) 1990-02-13

Family

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JP17960883U Granted JPS6086391U (ja) 1983-11-22 1983-11-22 オルゴ−ル玩具

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