JPS6317467B2 - - Google Patents

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JPS6317467B2
JPS6317467B2 JP54157102A JP15710279A JPS6317467B2 JP S6317467 B2 JPS6317467 B2 JP S6317467B2 JP 54157102 A JP54157102 A JP 54157102A JP 15710279 A JP15710279 A JP 15710279A JP S6317467 B2 JPS6317467 B2 JP S6317467B2
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JP
Japan
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temperature
air
section
hot air
hot
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JP54157102A
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Yoshio Yabaneta
Takao Ikenaga
Toshibumi Shigematsu
Masami Iida
Hiroshi Tanaka
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、人体の顔,手,髪,肛門等の洗浄及
び乾燥が衛生的かつ快適に行える衛生装置に関す
る。
従来の衛生装置に備えられた乾燥装置は、単に
ヒーターで空気を加熱するか、せいぜい2段階切
換スイツチでヒーターの強弱を調整する程度のも
のであり、温風の温度は季節あるいは地域による
外気温度の変動等により変動し、例えば冬期では
加熱される外気の温度が低く、しかも温風が吹出
口から吹出して人体に触れるまでの間に外気を巻
込んで温度降下して暖い温風が得られず乾燥に長
時間を要したり、逆に夏期では加熱される外気の
温度が高くて温風が高くなりすぎ、しかも吹出口
から吹出して人体に触れるまでの外気の巻き込み
による温度降下は殆んどないので熱くなりすぎて
火傷をしてしまう恐れがあり、危険である等種々
の欠点を有するものである。
本発明は、上記のような従来の衛生装置に設け
られた乾燥装置の欠点を解消するもので、外気温
度が変化した場合にも、外気温度に応じて人体が
快適と感じる温度関係を有する温度の空気流を、
別段の手動調整なしで人体に吹付けることができ
る衛生装置を提供することを目的とするものであ
る。
以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て説明する。第1図〜第10図は本発明を便器に
おける衛生装置として用いた場合の第1実施例を
示すものである。第1図において、1は衛生器具
本体Aを構成する便器本体、2はその後方に設け
られた便器洗浄用タンク、Bは取付金具3により
便器本体1の後方で同便器本体1を跨ぐ状態に取
付けられ、洗浄装置B―1及び乾燥装置B―2を
備えビデ用或は肛門洗浄用等に用いられる衛生装
置本体であり、同衛生装置本体Bに対して便座4
及び便蓋5がそれぞれ開閉自在に枢着されてい
る。便座4は暖房装置B―3を備えており、適温
に加熱される。
第2図〜第4図は衛生装置本体Bの構造を示す
もので、同衛生装置本体Bのケース6は正面から
みて「状に形成され、例えばABS樹脂等の合成
樹脂製のケーシング6aと同ケーシング6aに対
して開閉自在な裏板6b、及びプレス加工された
ステンレス板等の基板6cから構成され、同ケー
ス6内でその基板6c上に洗浄装置B―1を構成
する温水供給部b―1,吐出部b―2、及び後述
する乾燥装置B―2を構成する吹出部b―3、搬
送部b―4、加熱部b―5、温度制御部b―6等
の主要部が配設される。又衛生装置本体Bは上述
のように便器本体1を跨ぐ載置部分b―aと便器
本体1の側方に垂下した状態に位置する垂下部分
b―bとからなり、この載置部分b―aの正面略
中央部に吐出部b―2を構成するノズル7の出没
口8及びこれと隣接して温風の吹出部b―3を構
成する吹出口9が設けられ、この吹出口9は通常
は閉じているが、温風吹出時風圧により開く開閉
蓋9aを備えている。又温風により的確に局部に
向けさせる温風ガイド10を便座4の裏面に取付
け、同便座4を下したとき吹出口9と温風ガイド
10とが互いに対向するようになしてある。即ち
温風ガイド10の先端開口10aは便座4の後縁
で局部を指向して開設しており、基端開口10b
は吹出口9との間に若干の間隙11を存して同吹
出口9に対向するよう設けられる。この間隙11
は便座4を下したときに温風ガイド10がケース
と衝突して破損することを防止するためのもので
ある。温風ガイド10は設けなくてもよい。
温水供給部b―1は、水を加熱して吐出部b―
2に洗浄用温水を供給するためのもので、面状発
熱体等で容器の外部より加熱する加熱器12等か
らなり、基板6cに取付けられ、衛生装置本体B
の垂下部分b―bに設置されている。加熱器12
には温水の温度を検知するサーミスタ等の温度検
知器(図示せず)や過温防止用のバイメタルスイ
ツチ(図示せず)が装着されている。そして加熱
器12はこの垂下部分b―bの下部背面に取付け
た接続金具13の一端を分岐金具14を介して給
水源Xと連絡し、他端を同垂下部分b―b内にお
いて、導水管15の一端と接続し、この導水管1
5の他端は途中手動で開閉する開閉便16、三方
接続具17、及び流量調整弁18を介して温水供
給部b―1の加熱器12の一端に連絡している。
加熱器12の他端は途中吸気弁19、真空破壊弁
20を介して上記吐出部b―2のノズル7の吐出
口7aに連絡している。21は水抜栓である。又
三方接続具17より分岐した分岐水は導水管22
により途中真空破壊弁23、流量調整弁24を経
て上記ノズル7に導かれ、その排出口7より便器
本体1内へ排出される。第7図にこの洗浄水のフ
ローチヤートを示す。
乾燥装置B―2は外気を加熱して局部に温風を
吹出すためのもので、第4図〜第6図に示すよう
に扁平なドライヤー形態からなり、基板6cに取
付けられて、衛生装置本体Bの載置部分b―aに
設置される。同図において、25はモーター、2
6はシロツコフアンであり、これらにより搬送部
b―4を構成する。又27は外気の取入口、28
は吹出口9より整流された温風を吹出させるため
に設けた案内部材であり、これらにより吹出部b
―3を構成する。
乾燥装置B―2の加熱部b―5は、第6図に示
すようにマイカ板等の絶縁基台29の周囲にニク
ロム線等のヒーター30を巻付けたものからな
り、空気が絶縁基台29とヒーター30間の間隙
を通過する間に加熱される。31は温度ヒユーズ
であり、過熱を防止する。
乾燥装置B―2の温度制御部b―6は、第10
図に示すように温風温度検知部c―1と外気温度
検知部c―2と両検知部による検知に基いて上記
過熱部b―5への通電を電子制御する制御主体部
c―3とから構成されている。又制御主体部c―
3には温風温度をあらかじめ所望の温度に設定で
きる温度設定部b―7が接続されている。温風温
度検知部c―1はサーミスタ等の温度検知器32
からなり、同温度検知器32は第5図に示すよう
に吹出口9の近傍に取付けられる。乾燥装置B―
2により過熱される外気の温度を検知する外気温
度検知部c―2も同様にサーミスタ等の温度検知
器33からなり、例えば便所内の平均的外気温度
を検出できる位置、本実施例では垂下部分b―b
下方のケース6に開設された空気吸込口34と対
向するように、加熱器12の下方(第3図参照)
に取付けられる。ケース6外部に取付けてもよ
い。なお、第10図は乾燥装置B―2の温度制御
のブロツク図であるが、洗浄装置B―1或は便座
3の暖房装置B―3の場合も外気温度検知部c―
2を除いて同様に構成することができる。乾燥装
置B―2の制御主体部c―3及び洗浄装置B―
1、便座4の暖房装置B―3の各制御主体部c′―
3,c″―3は、衛生装置本体Bの載置部分b―a
内において設置されたコントロールボツクスC内
に収納されている。
第8図は洗浄装置B―1、乾燥装置B―2及び
便座4の暖房装置B―3の各温度制御部を構成す
る電気回路を示すものであり、まず、洗浄装置B
―1の電気部分を説明すると、R―1W,R―2
W,R―3W,R―4W,R―5Wは抵抗、Rf
―wは正帰還用の抵抗、I―Wはオペレーシヨン
アンプを構成するIC、Tf―Wはトランジスタ、
L―W及びCd―Wはフオトカツプラーを構成す
る投光素子及び受光素子、T―Wはトライアツク
で、これにより洗浄装置B―1の制御主体部c′―
3を構成している。
なお、Rth―Wは洗浄用温水の温度検知部c′―
1を構成する負特性のサーミスタの抵抗、Rc―
Wは温水の温度設定部b′―7を構成する可変抵
抗、Rh―Wは温水供給部b―1に設けられ、加
熱部b′―5を構成する面状発熱体等の発熱体の抵
抗、B―W及びF―Wは洗浄用温水の過温防止用
のバイメタルスイツチと温度ヒユーズである。
次に乾燥装置B―2の電気部分を説明すると、
洗浄装置B―1と同様に、R―1A,R―2A,
R―3A,R―4A,R―5A,RF―Aは抵抗、
I―AはIC、Tr―Aはトランジスタ、L―A及
びCd―Aは投光素子と受光素子、T―Aはトラ
イアツクで、これらにより乾燥装置B―2の制御
主体部c―3を構成している。
また、Mはフアン26を駆動するモーター25
である。Rth―Aは温風温度検知部c―1を構成
する負特性のサーミスタ32の抵抗、Rth―A′は
外気温度検知部C―2を構成する負特性のサーミ
スタ33の抵抗で、後述するようにこれらの合成
抵抗値が吹出温度T1及び外気温度T2によつて変
化し所定の値をとるような温度特性を有するもの
が選択される。
Rc―Aは温風の温度設定部b―7を構成する
可変抵抗、Rh―Aは加熱部b―5を構成するヒ
ーター30の抵抗、F―Aは温度ヒユーズ31で
ある。
次に便座4の暖房装置B―3の電気部分を説明
すると、洗浄装置B―1と同様に、R―1S,R
―2S,R―3S,R―4S,R―5S,RF―
Sは抵抗、I―SはIC、Tr―Sはトランジスタ、
L―S及びCd―Sは投光素子と受光素子、T―
Sはトライアツクで、これらにより暖房装置B―
3の制御主体部c″―3を構成している。
なお、Rth―Sは便座4内面に取付けられ便座
4の温度検知部C″―1を構成するサーミスタの
抵抗、Rc―Sは便座4の温度設定部b″―7を構
成する可変抵抗、RH―Sは便座4の加熱部b″―
5を構成するチユービングヒーター36等の発熱
体の抵抗、B―Sは便座4の過温防止用のバイメ
タルスイツチである。
なお、TRはトランス、PLはパイロツトラン
プ、Fは過電流防止のヒユーズ、 SW―WAは洗浄装置B―1と乾燥装置B―2
間の切換スイツチで、その押釦37は開閉弁16
の開閉ハンドル16aの近傍に設けられている。
SW―Sは暖房装置B―3のスイツチである。
第8図において、切換スイツチSW―WAは左
側へ倒れており、洗浄装置B―1の加熱回路へ通
電され、洗浄水が自動的に加熱され温度調節され
ている。
次に押釦37を操作して切換スイツチSW―
WAを右側へ倒せば、洗浄装置B―1の加熱回路
への通電が切れ、他方乾燥装置B―2の加熱回路
及びモーターMへ通電され、温風が供給される。
又、便座4の暖房装置B―3の加熱回路への通電
は単独のスイツチSW―Sで行う。
上記の温度制御作用を第9図の説明用の電気回
路図に従つて説明すると、次のとおりである。
通電状態において、温水、温風或は便座4の温
度が低くなると、サーミスタの抵抗Rthが増加
し、従つて図中イ点の電圧がロ点の電圧より低
く、IC,Iが作動してハ点の電圧が高く(H状
態)なる。
IC,IがH状態になると、トランジスタTrが
導通状態になり投光素子Lが投光し、その光線を
受光素子Cdが受光することにより受光素子Cdの
抵抗が減少し、トライアツクTがトリガされ導通
状態となり、発熱体Rhに電流が流れ、温水、温
風或は便座4が加熱される。
温水、温風或は便座4の温度が高くなると、サ
ーミスタRthが小さくなり、イ点の電圧がロ点の
電圧より高くなり、IC,Iが作動してハ点の電
圧が低く(L状態)なる。IC,IがL状態にな
ると、トランジスタTrが遮断され投光素子Lの
投光がなくなり、受光素子Cdの抵抗が大きくな
り、トライアツクTはそのトリガがなくなり遮断
状態になり、発熱体Rhへの通電が停止され、温
水、温風或は便座4への加熱が中止される。温
水、温風或は便座4の温度を調整するに際して
は、温度調整用可変抵抗Rcを調整する。即ち各
温度設定部を構成する可変抵抗Rcの抵抗を大き
くすれば、サーミスタの抵抗Rthがより小さくな
らないとイ点がロよりその電圧が高くならない。
換言すれば、発熱体Rhへは、温水、温風或は便
座4の温度がより高くなつてサーミスタの抵抗
Rthが小さくなり、イ点の電圧がロ点の電圧より
高くなるまで通電されることになる。即ち、高温
に設定される。これとは逆に、可変抵抗Rcの抵
抗を小さくすれば、低温に設定される。従つて、
温水、温風或は便座4の温度は無段階で好みの温
度に設定できる。なお、上記の各温度設定部はな
くてもよい。
ところで、乾燥装置B―2による温風が実際に
人体に触れるときの温度(本実施例では温風ガイ
ド10の先端開口10aにおける便座縁温度)を
T0℃とすれば、Toは次式で与えられる。
T0=aT1+bT2/a+b ここに、T1:吹出口9における温風の吹出温
度 T2:外気温度 a:吹出口9より吹出される温風の風
量 b:吹出口9から人体に到るまでの間
に巻き込まれる外気の吸入量(本
実施例では間隙11より吸込まれ
る外気の吸入量) である。a,bの値はある一定値なので、人体に
触れる温風の温度T0を快適温度、例えば45℃に
一定にするには、上式により外気温度T2の温度
が低い時は吹出温度T1の温度を高くし、外気温
度T2の温度が高い時は吹出温度T1の温度を抵抗
くする必要がある。本発明においては、乾燥装置
B―2の温度制御を、吹出口9における温風の吹
出温度を検知する温風温度検知部c―1と外気温
度を検知する外気温度検知部c―2を設けて両検
知部を構成するサーミスタ32,33の抵抗Rth
―A,Rth―A′の構成抵抗値で加熱部b―5への
通電を自動的に制御したものである。即ち、外気
温度が低い時はサーミスタ33の抵抗値が大きい
ので、サーミスタ32の抵抗がより小さくなるま
で、言い換えると吹出口9より吹出される温風の
温度がより高くなるまで加熱部b―5のヒーター
30へ通電される。即ち外気温が低い時は吹出口
9より吹出される温風の温度が高くなる。逆に外
気温度が高い時はサーミスタ33の抵抗値が小さ
いので、サーミスタ32の抵抗値がある程度大き
い段階で、言い換えると吹出口9より吹出される
温風の温度があまり高くならないうちに加熱部b
―5のヒーター30への通電が停止される。即ち
外気温が高い時は吹出口9より吹出される温風の
温度が低くなる。従つて、温風の便座縁温度を外
気温度の変化に応じて、人体が快適と感じる温度
関係に制御するのである。
而して使用に際しては、開閉ハンドル16aを
操作して開閉弁16を開弁すれば、温水供給部b
―1より吐出部b―2へ洗浄用の温水が供給さ
れ、ノズル7より噴出し、肛門等の局部が洗浄さ
れる。洗浄後開閉弁16を閉じて切換スイツチ
SW―WAを操作すれば、モーター25及びシロ
ツコフアン26からなる搬送部b―4が作動し
て、空気吸入口34を経た外気が空気取入口27
より吸入され加熱部b―5で加熱され吹出部b―
3を構成する吹出口9より吹出すと共に、温風ガ
イド10で案内され、快適な温度の温風となつて
局部に接触し該部に付着した洗浄水の乾燥がなさ
れている。
第11図〜第14図は、本発明を洗面、手洗若
しくは洗髪が行なえる衛生装置として用いた場合
を示す第2実施例であり、第11図及び第12図
中40は衛生器具本体Aを構成する洗面、手洗若
しくは洗髪等に用いる水洗器、b―1′は温水供
給部、16′は開閉弁、41は切替弁、42及び
42′は吐出部b―2を構成するシヤワー及び吐
水口であり、これらにより洗浄装置B―1が構成
される。なお、吐出部b―2はシヤワー42のみ
又は吐水口42′のみでもよく、この場合切替弁
41は不要である。又43は乾燥装置B―2を構
成するエアータオルである。
第13図は温水供給部b―1′の詳細を示すも
ので、図中44は仕切板45により蛇行状に形成
された温水供給部本体、46は胴温水供給部本体
44の外面に密着した面状発熱体、47は温水の
温度検知部c′―1を構成するサーミスタ、48は
温度制御部b′―6を内蔵したコントロールボツク
ス、49は過温防止用のバイメタルスイツチ、5
0は温水の温度設定ハンドルである。
又、第14図は乾燥装置B―2を構成するエア
ータオル43の詳細を示すもので、図中、51は
ケース6′側壁に開設された空気吸入口、52は
搬送部b―4を構成するフアン、53は加熱部b
―5を構成するヒーター、54は温風温度検知部
c―1を構成するサーミスタ、55は外気温度検
知部c―2を構成するサーミスタ、56は過温防
止用のバイメタルスイツチ、9′は吹出部b―3
を構成する吹出口、57は温風の温度設定ハンド
ル、58は温風スイツチである。洗浄装置B―1
及び乾燥装置B―2の電気回路は第1実施例と同
様であり、詳細は省略する。
而して使用に際しては、洗浄装置B―1の開閉
弁16′を開弁し、切替弁41を操作すれば、温
水供給部b―1′より洗浄用の温水がシヤワー4
2又は吐水口42′より噴出し、髪、顔、手等の
洗浄がなされる。洗浄後、開閉弁16′を閉じ、
乾燥装置B―2の温風スイツチ58を操作すれ
ば、フアン52が作動し、空気が空気吸入口51
を経てケース6′内に入り、加熱部b―5で加熱
され、温風となつて吹出部B―3を構成する吹出
口9′より吹出し、髪、顔、手等の乾燥がなされ
る。
本発明は上述の実施例に限定されることなく
種々の変形が可能である。例えば人体を洗浄する
洗浄水は温水でなくてもよい。又乾燥装置の加熱
部にPTCサーミスタ等を用いることもできる。
更に温度制御部は、外気温用サーミスタと温風用
サーミスタで検知し、トライアツクで加熱部を
ON・OFF制御するよう構成したが、サーミスタ
に代えて、熱電対、白金測温体、PN接合を利用
したトランジスタ又はダイオード等を用いること
ができ、又トライアツクに代えてSCR等のサイ
リスタでもよく、更にON・OFF制御に代えて時
間比例制御、位相制御等としてもよいものであ
る。
更には、乾燥装置の加熱部を常時通電されるメ
インヒーターと、外気温度検知部と制御主体部を
兼ねたサーモスタツト或いはバイメタルスイツチ
等で外気温度がある温度以下になると自動的に通
電し、あるいは外気温度がある温度以上になると
自動的に通電が停止される補助ヒーターとで構成
してもよい。更にまた、外気温度検知部と制御主
体部を兼ねたPTCサーミスタとヒーターを直列
に接続し、PTCサーミスタを外気温が検出でき
る箇所に取付けてもよい。
以上詳細に説明した如く本発明によれば、夏期
の如き効果がある。
(1) 洗浄装置により人体を洗浄し、乾燥装置によ
り温風で乾燥するので、手を汚すことなく処理
でき、衛生的であると共に温風による乾燥であ
るため冷たさを感じることがなく快適であり、
しかも乾燥時間が短くてすむ。
(2) 外気温度が低い時は温風の温度を高く、外気
温度が高い時は温風の温度を低くするように自
動調整したので、常に快適に乾燥することがで
きる。即ち、冬期等外気温度が低い時は、温風
の温度を高くして、人体に触れるまでの温度降
下を吸収するので、人体に触れる温風は適温と
なつて洗浄後の乾燥が快適に行える。従つて、
冬期或は寒冷地等において、人体に触れる温風
の温度が低くて不快感を生じたり、乾燥に長時
間を要すといつた虞れがない。又、夏期等外気
温度が高い時は、上記とは逆に人体に触れる迄
の温度降下が小さく、温風の温度を低くしてお
けば、人体に触れる温風は適温で、快適であ
る。従つて、夏期等において人体に触れる温風
の温度が高くなりすぎて、火傷を負うといつた
虞れもない。
(3) 温度制御部により温風の温度を自動調整する
ので、季節等に応じて加熱部の容量を手動で切
換るといつた煩わしさがない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は本発明に係る衛生装置の第
1実施例を示すもので、第1図は全体斜視図、第
2図は衛生装置本体の内部構造を示す一部切欠正
面図、第3図は洗浄装置の温水供給部を示す一部
切欠側面図、第4図は第2図―線における断
面図、第5図は乾燥装置の主要部を示す一部切欠
斜視図、第6図は同加熱部の斜視図、第7図は水
のフローチヤート図、第8図は電気回路図、第9
図は説明用の電気回路図、第10図は電気回路図
のブロツク図、第11図〜第14図は第2実施例
を示すもので、第11図は全体側面図、第12図
は全体正面図、第13図は洗浄装置の要部を示す
一部切欠斜視図、第14図は乾燥装置を示す一部
切欠側面図である。 A:衛生器具本体、B―1:洗浄装置、B―
2:乾燥装置、b―6:温度制御部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 人体の部分を洗浄するための洗浄装置および
    洗浄後の人体の部分を乾燥させるための乾燥装置
    を衛生器具本体に設けた衛生装置において、 上記乾燥装置に温風発生用の空気搬送部および
    空気加熱部と、 前記空気搬送部および空気加熱部において発生
    した温風の温度を検出する温風温度検知部と、 衛生器具本体の外気温度を検出する外気温度検
    知部と、 この温風温度検知部の値に加えて、外気温度検
    知部の値にも応じて温風温度制御を行う温度制御
    部と を備えたことを特徴とする衛生装置。
JP15710279A 1979-12-03 1979-12-03 Sanitary device Granted JPS5680259A (en)

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