JPS648143B2 - - Google Patents
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- JPS648143B2 JPS648143B2 JP5825079A JP5825079A JPS648143B2 JP S648143 B2 JPS648143 B2 JP S648143B2 JP 5825079 A JP5825079 A JP 5825079A JP 5825079 A JP5825079 A JP 5825079A JP S648143 B2 JPS648143 B2 JP S648143B2
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Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、快適かつ衛生的に肛門等の局部の洗
浄を行うことのできる衛生洗浄装置に関する。
浄を行うことのできる衛生洗浄装置に関する。
一般に、かかる衛生洗浄装置は局部の洗浄にお
ける最適の水量が水道メータが検出できる最低の
水量(不感水量)に満たないほど少いことが特徴
で、一般家庭には設置しにくいものである。ま
た、従来の局部洗浄の吐出部は単に局部を洗うだ
けのものであつた。そこで本発明は上記不感水量
対策を講じ、どこにでも簡単に設置でき、最適の
洗浄水量で局部を洗浄し得てかつ水の有効利用を
図つた衛生洗浄装置を提供せんとするものであ
る。
ける最適の水量が水道メータが検出できる最低の
水量(不感水量)に満たないほど少いことが特徴
で、一般家庭には設置しにくいものである。ま
た、従来の局部洗浄の吐出部は単に局部を洗うだ
けのものであつた。そこで本発明は上記不感水量
対策を講じ、どこにでも簡単に設置でき、最適の
洗浄水量で局部を洗浄し得てかつ水の有効利用を
図つた衛生洗浄装置を提供せんとするものであ
る。
以下図面に基づき実施例を説明する。
第1図及び第2図は本発明衛生洗浄装置の一実
施例を示す斜視図で、1は便器、2は便器1の後
部に便器1を跨ぐように取付金具1aで取付けら
れた衛生洗浄装置本体、3は便座、4は便蓋、5
は便器洗浄用タンクである。
施例を示す斜視図で、1は便器、2は便器1の後
部に便器1を跨ぐように取付金具1aで取付けら
れた衛生洗浄装置本体、3は便座、4は便蓋、5
は便器洗浄用タンクである。
衛生洗浄装置本体2のケース25は平面略L字
状を呈し、例えばABS樹脂等から形成された外
部ケーシング25aと、例えばステンレス板等か
らなる基板25bから構成されている。そしてケ
ース25中央部には局部の洗浄を行う吐出部Cの
出没口6及びその後の乾燥を行う温風吹出口7が
開設されている。便座3及び便蓋4はこの衛生洗
浄装置本体2のケース25に枢着されているが、
直接便器1に枢着してもよいものである。
状を呈し、例えばABS樹脂等から形成された外
部ケーシング25aと、例えばステンレス板等か
らなる基板25bから構成されている。そしてケ
ース25中央部には局部の洗浄を行う吐出部Cの
出没口6及びその後の乾燥を行う温風吹出口7が
開設されている。便座3及び便蓋4はこの衛生洗
浄装置本体2のケース25に枢着されているが、
直接便器1に枢着してもよいものである。
次に本発明衛生洗浄装置における水の経路を第
3図のフローチヤートによつて概略説明する。同
図において8は局部に洗浄水を噴出する噴出口
で、9は便器1に排水する排出口であり、ともに
ノズルの如き吐出部Cに配設される。そして、給
水源Xと噴出口8とを連絡する流路により主流路
10が形成され、噴出口8の上流側の主流路10
より分岐し、排出口9へ致る流路により副流路1
1が形成されている。更に詳しく説明すると本実
施例では第4図及び第5図乃至第7図に示すよう
に主流路10は分岐金具12を介して一端を給水
源Xに連絡し、開閉弁13、流量調整弁14、分
配弁15、加熱器16、真空破壊弁17等を適宜
経由して他端を上記吐出部Cの噴出口8に連絡す
る。また、副流路11は上記分配弁15を介して
主流路10より分岐し、途中真空破壊弁18を経
由して上記吐出部Cの排出口9に連絡する。
3図のフローチヤートによつて概略説明する。同
図において8は局部に洗浄水を噴出する噴出口
で、9は便器1に排水する排出口であり、ともに
ノズルの如き吐出部Cに配設される。そして、給
水源Xと噴出口8とを連絡する流路により主流路
10が形成され、噴出口8の上流側の主流路10
より分岐し、排出口9へ致る流路により副流路1
1が形成されている。更に詳しく説明すると本実
施例では第4図及び第5図乃至第7図に示すよう
に主流路10は分岐金具12を介して一端を給水
源Xに連絡し、開閉弁13、流量調整弁14、分
配弁15、加熱器16、真空破壊弁17等を適宜
経由して他端を上記吐出部Cの噴出口8に連絡す
る。また、副流路11は上記分配弁15を介して
主流路10より分岐し、途中真空破壊弁18を経
由して上記吐出部Cの排出口9に連絡する。
分岐金具12は第13図及び第14図に示す様
に、本体12aに止水栓19、ストレーナー20
及び逆止弁21を一体に備え、給水源Xと便器洗
浄用タンク5とを連絡する給水管22に設けられ
る。止水栓19には、装置本体2へ流入する流量
の微調整が行い易いように、コーン19aが設け
られている。而してドライバー等で止水栓19を
開けば水はこの分岐金具12内に流入し、止水栓
19、ストレーナ20を経由し逆止弁21を押し
開いて出口12bより流出する。なお、23は給
水管22の元締ハンドルである。
に、本体12aに止水栓19、ストレーナー20
及び逆止弁21を一体に備え、給水源Xと便器洗
浄用タンク5とを連絡する給水管22に設けられ
る。止水栓19には、装置本体2へ流入する流量
の微調整が行い易いように、コーン19aが設け
られている。而してドライバー等で止水栓19を
開けば水はこの分岐金具12内に流入し、止水栓
19、ストレーナ20を経由し逆止弁21を押し
開いて出口12bより流出する。なお、23は給
水管22の元締ハンドルである。
分岐金具12を経た水は導管24を通つて、衛
生洗浄装置本体2内に流入する。衛生洗浄装置本
体2は、そのケース25内に開閉弁13、流量調
整弁14、分配弁15、温水装置Wを構成する加
熱器16、真空破壊弁17,18、吐出部C及び
温風装置A等を備えている。開閉弁13は、第1
5図に示すように導管24の一端に接続される弁
筐41の入水口41aの周囲に設けた弁座41c
に対し、開閉ハンドル42の回転によつて上下動
するスピンドル43下端に装着した弁体44が接
離することにより開閉するように構成したもので
ある。弁筐41に開穿される出水口41bは該弁
筐41に連設された流量調整弁14の弁筐47に
設けられる入水口47aに連通している。弁筐4
1は、基板25bに取付固定されてケース25内
に収納されており、開閉ハンドル42は、便座3
に腰かけたまま操作し易いようにケース25側方
の上面前方に突出するように配置される。なお開
閉弁13を第16図に示すような公知のパイロツ
ト弁式ダイヤフラム型の電磁弁13aを用いるこ
とも可能である。同図において45は電磁コイ
ル、46は該電磁コイル45により駆動され、ダ
イヤフラム型の弁体44に穿設したパイロツト弁
座孔44aを開閉するパイロツト弁体である。
生洗浄装置本体2内に流入する。衛生洗浄装置本
体2は、そのケース25内に開閉弁13、流量調
整弁14、分配弁15、温水装置Wを構成する加
熱器16、真空破壊弁17,18、吐出部C及び
温風装置A等を備えている。開閉弁13は、第1
5図に示すように導管24の一端に接続される弁
筐41の入水口41aの周囲に設けた弁座41c
に対し、開閉ハンドル42の回転によつて上下動
するスピンドル43下端に装着した弁体44が接
離することにより開閉するように構成したもので
ある。弁筐41に開穿される出水口41bは該弁
筐41に連設された流量調整弁14の弁筐47に
設けられる入水口47aに連通している。弁筐4
1は、基板25bに取付固定されてケース25内
に収納されており、開閉ハンドル42は、便座3
に腰かけたまま操作し易いようにケース25側方
の上面前方に突出するように配置される。なお開
閉弁13を第16図に示すような公知のパイロツ
ト弁式ダイヤフラム型の電磁弁13aを用いるこ
とも可能である。同図において45は電磁コイ
ル、46は該電磁コイル45により駆動され、ダ
イヤフラム型の弁体44に穿設したパイロツト弁
座孔44aを開閉するパイロツト弁体である。
流量調整弁14は、第17図に示すように開閉
弁13と連設されてケース25内に収納されてお
り弁筐47内部に隔壁48及びダイヤフラム49
により入水口47aを備えた上室50、出水口4
7bを備えた中室51及び大気と連通する下室5
2が区画形成されている。而して隔壁48に螺着
した弁座部材53に通孔53aを穿設すると共に
この通孔53aを挿通する状態に軸部54aを有
する弁体54をダイヤフラム49に取付け、軸部
54a先端に先太り状のテーパー部54bを連設
し、かつ弁体54を下室52に配備したバネ55
により常に上方向に弾圧せしめている。またバネ
55の弾圧力は流量調整適み56によつて調整で
きる。
弁13と連設されてケース25内に収納されてお
り弁筐47内部に隔壁48及びダイヤフラム49
により入水口47aを備えた上室50、出水口4
7bを備えた中室51及び大気と連通する下室5
2が区画形成されている。而して隔壁48に螺着
した弁座部材53に通孔53aを穿設すると共に
この通孔53aを挿通する状態に軸部54aを有
する弁体54をダイヤフラム49に取付け、軸部
54a先端に先太り状のテーパー部54bを連設
し、かつ弁体54を下室52に配備したバネ55
により常に上方向に弾圧せしめている。またバネ
55の弾圧力は流量調整適み56によつて調整で
きる。
従つて水が流れている状態においては、バネ5
5の弾圧力とダイヤフラム49に加わる水圧がバ
ランスし、入水口47aより流入した水は弁体5
4のテーパー部54bと通孔53aの隙間を経て
出水口47bより流出し、分配弁15へ到る。流
量調整摘み56を回転操作してバネ55を上方に
押圧すれば、弁体54が上昇してテーパー部54
bと通孔53aの隙間は広がり、流量を増加させ
ることができ、逆回転操作すればこれとは逆に流
量を減少させることができる。
5の弾圧力とダイヤフラム49に加わる水圧がバ
ランスし、入水口47aより流入した水は弁体5
4のテーパー部54bと通孔53aの隙間を経て
出水口47bより流出し、分配弁15へ到る。流
量調整摘み56を回転操作してバネ55を上方に
押圧すれば、弁体54が上昇してテーパー部54
bと通孔53aの隙間は広がり、流量を増加させ
ることができ、逆回転操作すればこれとは逆に流
量を減少させることができる。
また水圧に変化が生じた場合、例えば水圧が上
昇すると、その水圧の上昇によりダイヤフラム4
9が下方向に移動し、この移動に伴つて弁体54
が下降してそのテーパー部54bと通孔53aの
隙間が狭まり、流量を一定に保つ。水圧が下降す
るとこれは逆に作動して流量は水圧の変化にもか
かわらず常に一定に維持されるのである。なお、
流量調整弁14を流量調整専用の弁例えばニード
ル弁と圧力調整専用の調圧弁とに分けてもよい。
この場合、調圧弁は必ずしも必要ではないが、あ
つた方が好ましい。
昇すると、その水圧の上昇によりダイヤフラム4
9が下方向に移動し、この移動に伴つて弁体54
が下降してそのテーパー部54bと通孔53aの
隙間が狭まり、流量を一定に保つ。水圧が下降す
るとこれは逆に作動して流量は水圧の変化にもか
かわらず常に一定に維持されるのである。なお、
流量調整弁14を流量調整専用の弁例えばニード
ル弁と圧力調整専用の調圧弁とに分けてもよい。
この場合、調圧弁は必ずしも必要ではないが、あ
つた方が好ましい。
次に第18図及び第19図乃至第22図に示さ
れる分配弁15は、上記流量調整弁14を経由し
た水を適当な水量に二分し、その一方を局部洗浄
水として主流路10の加熱器16に、他方を分岐
水として副流路11にそれぞれ分配するものであ
る。第18図に示す分配弁15の弁筐57は、基
板25bに取付固定されてケース25内に収納さ
れ、その内部は軸方向に第1室58、第2室59
及び第3室60に区画形成されている。これら3
室58,59,60間はテーパー状の弁座孔6
1,62によつて相互に連通しており、該弁座孔
61,62に接離して、弁座孔61,62を通過
する通水量を調整するテーパー状弁体63a,6
3bが第1室58及び第3室60内に軸方向に移
動自在に設けられている。弁体63aはその一方
に弁筐57に螺合する弁軸65が一体に形成さ
れ、該弁軸65はケース25上方側面に突出し、
その軸端に調整摘み66が設けられている。また
弁体63aの他方は弁座孔61を挿通し、バネ6
4により常時弁座孔62側へ弾圧されている弁体
63bと当接している。而して第2室59に入水
口57aを、第1室58に主流路10側の出水口
57bを、及び第3室60に副流路11側の出水
口57cをそれぞれ設ける。
れる分配弁15は、上記流量調整弁14を経由し
た水を適当な水量に二分し、その一方を局部洗浄
水として主流路10の加熱器16に、他方を分岐
水として副流路11にそれぞれ分配するものであ
る。第18図に示す分配弁15の弁筐57は、基
板25bに取付固定されてケース25内に収納さ
れ、その内部は軸方向に第1室58、第2室59
及び第3室60に区画形成されている。これら3
室58,59,60間はテーパー状の弁座孔6
1,62によつて相互に連通しており、該弁座孔
61,62に接離して、弁座孔61,62を通過
する通水量を調整するテーパー状弁体63a,6
3bが第1室58及び第3室60内に軸方向に移
動自在に設けられている。弁体63aはその一方
に弁筐57に螺合する弁軸65が一体に形成さ
れ、該弁軸65はケース25上方側面に突出し、
その軸端に調整摘み66が設けられている。また
弁体63aの他方は弁座孔61を挿通し、バネ6
4により常時弁座孔62側へ弾圧されている弁体
63bと当接している。而して第2室59に入水
口57aを、第1室58に主流路10側の出水口
57bを、及び第3室60に副流路11側の出水
口57cをそれぞれ設ける。
従つて調整摘み66を回転操作して、弁軸65
を軸方向に移動せしめれば、弁体63aと弁座孔
61及び弁体63bと弁座孔62との間隙のどち
らか一方が増加し、他方が減少する。従つて第2
室59に流入した水量をこれらの間隙に応じて一
方は第1室58に、他方は第3室60にそれぞれ
分配し、それぞれの出水口57b,57cより適
量の水が流出する。換言すれば、入水口57aよ
り流入する流量は変えることなく、出水口57b
及び出水口57cより流出する流量の比率を変え
ることができ、分配弁15で主流路10より副流
路11を分岐することができる。
を軸方向に移動せしめれば、弁体63aと弁座孔
61及び弁体63bと弁座孔62との間隙のどち
らか一方が増加し、他方が減少する。従つて第2
室59に流入した水量をこれらの間隙に応じて一
方は第1室58に、他方は第3室60にそれぞれ
分配し、それぞれの出水口57b,57cより適
量の水が流出する。換言すれば、入水口57aよ
り流入する流量は変えることなく、出水口57b
及び出水口57cより流出する流量の比率を変え
ることができ、分配弁15で主流路10より副流
路11を分岐することができる。
第19図乃至第22図に示す分配弁15は、筒
状の弁体63に弁筐57の入水口57aに対応し
て略半周切欠いた切欠63cを、出水口57b及
び出水口57cに対応して夫々略1/4周切欠いた
切欠63d,63eをその位置をずらして、設け
たものである。尚、64aは弁体63の位置決め
である。而して調整摘み66を操作して弁体63
を回転すれば、入水口57aと切欠63cとの間
隙は変化しないが、出水口57bと切欠63d及
び出水口57cと切欠63eの間隙のどちらか一
方が増加し、他方が減少する。
状の弁体63に弁筐57の入水口57aに対応し
て略半周切欠いた切欠63cを、出水口57b及
び出水口57cに対応して夫々略1/4周切欠いた
切欠63d,63eをその位置をずらして、設け
たものである。尚、64aは弁体63の位置決め
である。而して調整摘み66を操作して弁体63
を回転すれば、入水口57aと切欠63cとの間
隙は変化しないが、出水口57bと切欠63d及
び出水口57cと切欠63eの間隙のどちらか一
方が増加し、他方が減少する。
従つて第18図に示す分配弁15と同様に入水
口57aより流入する流量は変えることなく、出
水口57b及び出水口57cより流出する流量の
比率を変えることができる。尚、分配弁15は流
量調整弁14と共に水道メーターにおける不感水
量対策として用いられるものであり、まず流量調
整弁14で衛生洗浄装置本体2に流入する水量を
不感水量より多くなしておき、その後分配弁15
により後述する加熱器16、真空破壊弁17を経
て吐出部Cの局部洗浄用の噴出口8へ連絡する主
流路10と、真空破壊弁18を経て吐出部Cの排
出口9へ連絡する副流路11へ分配される。
口57aより流入する流量は変えることなく、出
水口57b及び出水口57cより流出する流量の
比率を変えることができる。尚、分配弁15は流
量調整弁14と共に水道メーターにおける不感水
量対策として用いられるものであり、まず流量調
整弁14で衛生洗浄装置本体2に流入する水量を
不感水量より多くなしておき、その後分配弁15
により後述する加熱器16、真空破壊弁17を経
て吐出部Cの局部洗浄用の噴出口8へ連絡する主
流路10と、真空破壊弁18を経て吐出部Cの排
出口9へ連絡する副流路11へ分配される。
即ち分配弁15の出水口57bより流出した水
は加熱器16により加熱されて局部洗浄用温水と
して吐出部Cへ到り、出水口57cより流出した
分岐水は加熱器16を通らずに副流路11を経て
直接吐出部Cへ到る。
は加熱器16により加熱されて局部洗浄用温水と
して吐出部Cへ到り、出水口57cより流出した
分岐水は加熱器16を通らずに副流路11を経て
直接吐出部Cへ到る。
尚、本実施例では流量調整弁14で衛生洗浄装
置本体2へ流入する流量を設定し、分配弁15を
調整して洗浄水と分岐水との比率を変えることに
より、吐出部Cより噴出する温水の流量を調整し
ているが、これとは逆に分配弁15の比率は一定
にして流量調整弁14で温水の流量を変えること
もできる。また、分配弁15の代わりに、単に配
管を分岐させた構造にしてもよい。
置本体2へ流入する流量を設定し、分配弁15を
調整して洗浄水と分岐水との比率を変えることに
より、吐出部Cより噴出する温水の流量を調整し
ているが、これとは逆に分配弁15の比率は一定
にして流量調整弁14で温水の流量を変えること
もできる。また、分配弁15の代わりに、単に配
管を分岐させた構造にしてもよい。
次に、加熱器16は、加熱部a−w及び電気制
御部b−wと共に温水装置Wを構成し伝熱管16
aとその左右外側に付設される面状発熱体16b
により形成され、ケース25側方に配設されてい
る。伝熱管16aは熱伝導率の良い銅管等の金属
管を蛇行状に屈曲形成したものである。この伝熱
管16aに対し外側より加熱する加熱部a−wを
構成する面状発熱体16bは例えばアルミ箔回路
等の発熱導体の両面にポリエステルフイルム等の
絶縁層を貼着して一体に形成したものである。そ
してこの面状発熱体16bを伝熱管16aの外側
にロー付等により固定される銅板等の伝熱板16
cに接着剤等で貼着して加熱器16を構成する。
伝熱管16aの下部給水口16dは前記分配弁1
5の出水口57bと連絡し、上部出湯口16eは
真空破壊弁17を介して吐出部Cに連絡される。
また伝熱管16aの出湯口16e近傍に、電気制
御部b−wの温度検知部b1−wを構成する負特性
のサーミスタ16fを、面状発熱体16bより離
して伝熱管16aの管壁に装置している。F−W
は加熱器16に取付けた温度ヒユーズである。尚
加熱器16はタンク式でもよく、加熱部a−wは
シーズヒータ等であつてもよい。また温度検知部
b1−Wとして正特性のサーミスタ白金測温体、熱
伝対等を用いることもできる。更に、温度ヒユー
ズF−Wの代りに、バイメタルスイツチ等を用い
てもよい。
御部b−wと共に温水装置Wを構成し伝熱管16
aとその左右外側に付設される面状発熱体16b
により形成され、ケース25側方に配設されてい
る。伝熱管16aは熱伝導率の良い銅管等の金属
管を蛇行状に屈曲形成したものである。この伝熱
管16aに対し外側より加熱する加熱部a−wを
構成する面状発熱体16bは例えばアルミ箔回路
等の発熱導体の両面にポリエステルフイルム等の
絶縁層を貼着して一体に形成したものである。そ
してこの面状発熱体16bを伝熱管16aの外側
にロー付等により固定される銅板等の伝熱板16
cに接着剤等で貼着して加熱器16を構成する。
伝熱管16aの下部給水口16dは前記分配弁1
5の出水口57bと連絡し、上部出湯口16eは
真空破壊弁17を介して吐出部Cに連絡される。
また伝熱管16aの出湯口16e近傍に、電気制
御部b−wの温度検知部b1−wを構成する負特性
のサーミスタ16fを、面状発熱体16bより離
して伝熱管16aの管壁に装置している。F−W
は加熱器16に取付けた温度ヒユーズである。尚
加熱器16はタンク式でもよく、加熱部a−wは
シーズヒータ等であつてもよい。また温度検知部
b1−Wとして正特性のサーミスタ白金測温体、熱
伝対等を用いることもできる。更に、温度ヒユー
ズF−Wの代りに、バイメタルスイツチ等を用い
てもよい。
次に第23図に示される真空破壊弁17,18
は、弁筐67の入水口67aと出水口67b間の
流路の途中に弁室68を設け、該弁室68下部に
設けた水用弁座69と接離する水用弁体71a及
び弁室68上部に設けた空気用弁座70と接離す
る空気用弁体71bを一体的に形成した弁体71
を弁室68内に上下動自在に配設し、かつ空気用
弁座70上方の弁筐67に大気と連通する通気孔
72を設けたものである。本実施例では弁筐67
は、ABS樹脂、水用弁体71aはポリプロピレ
ン、空気用弁体71bはゴム等から形成され、空
気用弁体71bは水用弁体71aに設けた溝に嵌
着されている。而して水が入水口67aから出水
口67bに向つて流れている状態においてはその
水圧により弁体71が押し上げられて、水用弁体
71aは水用弁座69より開離し、かつ空気用弁
体71bは空気用弁座70に密接するので、弁室
68は大気側を閉じ水の流路を連通状態に保つ。
しかし、何らかの原因により上流側に負圧を生じ
逆流が発生すると、弁体71が下降して空気用弁
体71bが空気用弁座70より開離し、かつ水用
弁体71aが水用弁座69に密接して弁室68を
大気に開放した状態となるので、弁室68におい
て水の逆流が阻止され、従つて給水源や加熱器1
6等へ不純な汚水等を吸い込むことがなく安全で
ある。
は、弁筐67の入水口67aと出水口67b間の
流路の途中に弁室68を設け、該弁室68下部に
設けた水用弁座69と接離する水用弁体71a及
び弁室68上部に設けた空気用弁座70と接離す
る空気用弁体71bを一体的に形成した弁体71
を弁室68内に上下動自在に配設し、かつ空気用
弁座70上方の弁筐67に大気と連通する通気孔
72を設けたものである。本実施例では弁筐67
は、ABS樹脂、水用弁体71aはポリプロピレ
ン、空気用弁体71bはゴム等から形成され、空
気用弁体71bは水用弁体71aに設けた溝に嵌
着されている。而して水が入水口67aから出水
口67bに向つて流れている状態においてはその
水圧により弁体71が押し上げられて、水用弁体
71aは水用弁座69より開離し、かつ空気用弁
体71bは空気用弁座70に密接するので、弁室
68は大気側を閉じ水の流路を連通状態に保つ。
しかし、何らかの原因により上流側に負圧を生じ
逆流が発生すると、弁体71が下降して空気用弁
体71bが空気用弁座70より開離し、かつ水用
弁体71aが水用弁座69に密接して弁室68を
大気に開放した状態となるので、弁室68におい
て水の逆流が阻止され、従つて給水源や加熱器1
6等へ不純な汚水等を吸い込むことがなく安全で
ある。
本実施例における吐出部Cは、第5図及び第1
0図に示すようにケース25略中央部に斜下向き
に設けられ、使用してないときはケース25側へ
引込んでおり、使用時水圧が作用すると出没口6
より突出する伸縮構造になつている。吐出部Cの
第1実施例を第24図乃至第28図でもつて説明
すれば、吐出部Cは伸縮自在のノズル構造で、固
定外筒27はネジ26(第5図参照)により基板
25bに取付けられて斜下向きにケース25内に
固定され、この中にピストン部28aを有するノ
ズル28が収容されている。ノズル28内周壁は
固定外筒27に同心に設けられた局部洗浄水用の
ガイド管29上を、ピストン部28aは固定外筒
27内周壁上を夫々摺動し、バネ30によつて常
に収納方向に付勢されている。又、ピストン部2
8aと固定外筒27内周壁は第27図に示すよう
に円を一部切欠いた形状となつており、ノズル2
8が固定外筒27内で回転するのを防止してい
る。ガイド管29とノズル28内周壁との間はス
リツプリング等のシール部材31により、水密状
に保持される。シール部材31としてuパツキ
ン、oリング、スパイラルリング等を用いてもよ
い。ノズル28の先端内部には小孔32aを有す
る受圧板32とその背後にノブ33aによつて回
動しうる小筒33を装着し、該小筒33の周壁の
1側に、1個の小孔8aを、この小孔8aと略
180゜離れた側に複数個の細孔8bを夫々穿設し、
噴出口8を形成する。ノズル28の周壁には小孔
8a又は細孔8bに連通する比較的大きな孔8c
を穿設する。従つて、ノブ33aを回転操作して
小筒33の小孔8aとノズル28の孔8cを対応
させればノズル状に噴出し、細孔8bと孔8cを
対応させればシヤワー状に噴出する。尚、27a
は固定外筒27に一体的に形成されノブ33aの
位置決め用ストツパー、34は加熱器16により
加熱された局部洗浄用の温水の流入口、35は分
配弁15により主流路10から分岐した副流路1
1を経由した分岐水の流入口である。而つて開閉
弁13を開くと、副流路11を経た分岐水は流入
口35より固定外筒27内のガイド管29に周り
にはいり、ノズル28のピストン部28aを押し
てノズル28をバネ30の弾圧に抗して突出せし
め、ノズル28のピストン部28aに設けた細孔
28bを通り、さらに固定外筒27の先端部に設
けた排出口9より便器1内に排出される。一方、
適温に加温された局部洗浄用温水は、流入口34
より固定外筒27内のガイド管29内を通つてノ
ズル28内に入り、受圧板32を押し、分岐水と
共働してノズル28を突出せしめると共に、受圧
板32の小孔32aを通過してさらに小筒33の
選択された小孔8a又は細孔8bよりなる噴出口
8より局部に向け噴出するのである。
0図に示すようにケース25略中央部に斜下向き
に設けられ、使用してないときはケース25側へ
引込んでおり、使用時水圧が作用すると出没口6
より突出する伸縮構造になつている。吐出部Cの
第1実施例を第24図乃至第28図でもつて説明
すれば、吐出部Cは伸縮自在のノズル構造で、固
定外筒27はネジ26(第5図参照)により基板
25bに取付けられて斜下向きにケース25内に
固定され、この中にピストン部28aを有するノ
ズル28が収容されている。ノズル28内周壁は
固定外筒27に同心に設けられた局部洗浄水用の
ガイド管29上を、ピストン部28aは固定外筒
27内周壁上を夫々摺動し、バネ30によつて常
に収納方向に付勢されている。又、ピストン部2
8aと固定外筒27内周壁は第27図に示すよう
に円を一部切欠いた形状となつており、ノズル2
8が固定外筒27内で回転するのを防止してい
る。ガイド管29とノズル28内周壁との間はス
リツプリング等のシール部材31により、水密状
に保持される。シール部材31としてuパツキ
ン、oリング、スパイラルリング等を用いてもよ
い。ノズル28の先端内部には小孔32aを有す
る受圧板32とその背後にノブ33aによつて回
動しうる小筒33を装着し、該小筒33の周壁の
1側に、1個の小孔8aを、この小孔8aと略
180゜離れた側に複数個の細孔8bを夫々穿設し、
噴出口8を形成する。ノズル28の周壁には小孔
8a又は細孔8bに連通する比較的大きな孔8c
を穿設する。従つて、ノブ33aを回転操作して
小筒33の小孔8aとノズル28の孔8cを対応
させればノズル状に噴出し、細孔8bと孔8cを
対応させればシヤワー状に噴出する。尚、27a
は固定外筒27に一体的に形成されノブ33aの
位置決め用ストツパー、34は加熱器16により
加熱された局部洗浄用の温水の流入口、35は分
配弁15により主流路10から分岐した副流路1
1を経由した分岐水の流入口である。而つて開閉
弁13を開くと、副流路11を経た分岐水は流入
口35より固定外筒27内のガイド管29に周り
にはいり、ノズル28のピストン部28aを押し
てノズル28をバネ30の弾圧に抗して突出せし
め、ノズル28のピストン部28aに設けた細孔
28bを通り、さらに固定外筒27の先端部に設
けた排出口9より便器1内に排出される。一方、
適温に加温された局部洗浄用温水は、流入口34
より固定外筒27内のガイド管29内を通つてノ
ズル28内に入り、受圧板32を押し、分岐水と
共働してノズル28を突出せしめると共に、受圧
板32の小孔32aを通過してさらに小筒33の
選択された小孔8a又は細孔8bよりなる噴出口
8より局部に向け噴出するのである。
開閉弁13を閉じると、ノズル28に加わつて
いた分岐水及び洗浄用温水による力が無くなり、
固定外筒27内の分岐水はピストン部28aの小
孔28b及び排出口9を経て、ノズル28内の洗
浄用温水は受圧板32の小孔32a及び噴出口8
を経て夫々徐々に便器1内に排水され、バネ30
の弾発力によりノズル28が固定外筒27内に収
納される。
いた分岐水及び洗浄用温水による力が無くなり、
固定外筒27内の分岐水はピストン部28aの小
孔28b及び排出口9を経て、ノズル28内の洗
浄用温水は受圧板32の小孔32a及び噴出口8
を経て夫々徐々に便器1内に排水され、バネ30
の弾発力によりノズル28が固定外筒27内に収
納される。
次に第29図乃至第33図に示す吐出部Cの第
2実施例は、第1実施例と同様に分岐水と洗浄用
温水とで共働してノズル28を突出する様に構成
したものであり、固定外筒27の先端に設けた円
弧状のストツパー27aを延設してケース25よ
り突出させ、またノズル28の先端部外周に小孔
8a及び細孔8bをもつノズル環36を回転自在
に装着し、抜止めリング36aで抜止めを計ると
共に、ノズル28先端外周とノズル環36内周と
の間にOリング36bを介在させて水密状に保持
している。又ノズル環36にノブ36cを連設し
てノズル28の引込時においては上記ストツパー
27aがノズル環36の上を覆うようにすると共
にストツパー27aの両端縁にノブ36cを当接
させることによつて小孔8a又は細孔8bを上向
きにそれぞれ位置決め可能にする。ノズル28先
端の周壁上部に設けられる孔8cは小孔8a又は
細孔8bに連通状態にされる。このように本実施
例では第1実施例の場合と異なり、噴出口8を形
成する小孔8a及び細孔8bをもつノズル環36
をノズル28の先端外周に選択可能に装着し、ス
トツパー27aによつてその位置決め作用をなす
と共にノズル28の不使用時においては汚水がノ
ズル環36にかかるのを防止したものである。更
に本実施例では固定外筒27とノズル28との回
り止め作用をなすD字状孔をもつ位置決めリング
37を固定外筒27の先端に弾性リング37aに
よつて固定すると共に、位置決めリング37に摺
動自在に係合するノズル28の軸筒部28c外形
をD字状に形成している。また、ガイド管29と
ノズル28との間にはXリングからなるシール部
材31が設けられている。分岐水の排出口9は固
定外筒27の先端部に設けられる。その他の構成
は第1実施例と同様であり、説明は省略する。
2実施例は、第1実施例と同様に分岐水と洗浄用
温水とで共働してノズル28を突出する様に構成
したものであり、固定外筒27の先端に設けた円
弧状のストツパー27aを延設してケース25よ
り突出させ、またノズル28の先端部外周に小孔
8a及び細孔8bをもつノズル環36を回転自在
に装着し、抜止めリング36aで抜止めを計ると
共に、ノズル28先端外周とノズル環36内周と
の間にOリング36bを介在させて水密状に保持
している。又ノズル環36にノブ36cを連設し
てノズル28の引込時においては上記ストツパー
27aがノズル環36の上を覆うようにすると共
にストツパー27aの両端縁にノブ36cを当接
させることによつて小孔8a又は細孔8bを上向
きにそれぞれ位置決め可能にする。ノズル28先
端の周壁上部に設けられる孔8cは小孔8a又は
細孔8bに連通状態にされる。このように本実施
例では第1実施例の場合と異なり、噴出口8を形
成する小孔8a及び細孔8bをもつノズル環36
をノズル28の先端外周に選択可能に装着し、ス
トツパー27aによつてその位置決め作用をなす
と共にノズル28の不使用時においては汚水がノ
ズル環36にかかるのを防止したものである。更
に本実施例では固定外筒27とノズル28との回
り止め作用をなすD字状孔をもつ位置決めリング
37を固定外筒27の先端に弾性リング37aに
よつて固定すると共に、位置決めリング37に摺
動自在に係合するノズル28の軸筒部28c外形
をD字状に形成している。また、ガイド管29と
ノズル28との間にはXリングからなるシール部
材31が設けられている。分岐水の排出口9は固
定外筒27の先端部に設けられる。その他の構成
は第1実施例と同様であり、説明は省略する。
第34図乃至第37図に示す第3実施例は、第
2実施例の変形でノズル28はそのピストン部2
8aと軸筒部28cとが偏心させて形成され、軸
筒部28cは固定外筒27に偏心状態で嵌合され
る。この偏心のためにノズル28の回り止めを行
いうるので第1、第2実施例のような回り止め用
の特別な形状、部材等が不要になる。その他の構
成は第2実施例の場合と同じで、説明は省略す
る。
2実施例の変形でノズル28はそのピストン部2
8aと軸筒部28cとが偏心させて形成され、軸
筒部28cは固定外筒27に偏心状態で嵌合され
る。この偏心のためにノズル28の回り止めを行
いうるので第1、第2実施例のような回り止め用
の特別な形状、部材等が不要になる。その他の構
成は第2実施例の場合と同じで、説明は省略す
る。
次に第38図乃至第40図は吐出部Cの第4実
施例を示すもので、ノズル28が完全に突出した
のちに局部洗浄用温水が噴出するようにしたもの
である。ノズル28は引張りバネ30によつて固
定外筒27内に収容されている。固定外筒27の
内周壁には温水の流入口34に連通するよう環状
溝27bが設けられており、ノズル28が突出し
たとき、この環状溝27bに連通するよう通孔2
8dがノズル28の周壁に設けられている。環状
溝27bとノズル28外周壁との間はOリング等
のシール部材38により水密状に保持されてい
る。而して開閉弁13を開くと、分岐水は流入口
35よりノズル28の後方の空間に入り、ピスト
ン部28aを押してノズル28を引張りバネ30
の弾発力に抗して突出せしめる。ノズル28が分
岐水の圧力によつて突出すると、環状溝27bと
通孔28dが連通状態となり局部洗浄用温水は流
入口34より環状溝27b、通孔28dを通つて
ノズル28内に入り、さらにその先端の噴出口8
より噴出する。分岐水は固定外筒27の周壁に設
けた通孔27c及び小通路27dを通つて排出口
9より排出される。開閉弁13を閉じると、ノズ
ル28後方の固定外筒27内部空間内の分岐水は
ピストン部28に穿設した小孔28b、通孔27
c及び小通路27dを経て、排出口9より徐々に
排出され、この排出に伴なつてノズル28がバネ
30の弾発力により復帰する。
施例を示すもので、ノズル28が完全に突出した
のちに局部洗浄用温水が噴出するようにしたもの
である。ノズル28は引張りバネ30によつて固
定外筒27内に収容されている。固定外筒27の
内周壁には温水の流入口34に連通するよう環状
溝27bが設けられており、ノズル28が突出し
たとき、この環状溝27bに連通するよう通孔2
8dがノズル28の周壁に設けられている。環状
溝27bとノズル28外周壁との間はOリング等
のシール部材38により水密状に保持されてい
る。而して開閉弁13を開くと、分岐水は流入口
35よりノズル28の後方の空間に入り、ピスト
ン部28aを押してノズル28を引張りバネ30
の弾発力に抗して突出せしめる。ノズル28が分
岐水の圧力によつて突出すると、環状溝27bと
通孔28dが連通状態となり局部洗浄用温水は流
入口34より環状溝27b、通孔28dを通つて
ノズル28内に入り、さらにその先端の噴出口8
より噴出する。分岐水は固定外筒27の周壁に設
けた通孔27c及び小通路27dを通つて排出口
9より排出される。開閉弁13を閉じると、ノズ
ル28後方の固定外筒27内部空間内の分岐水は
ピストン部28に穿設した小孔28b、通孔27
c及び小通路27dを経て、排出口9より徐々に
排出され、この排出に伴なつてノズル28がバネ
30の弾発力により復帰する。
次に第41図乃至第43図はさらに吐出部Cの
第5実施例を示すもので、上記第4実施例の場合
とは逆に局部洗浄用温水の水圧によつてノズル2
8を突出させると共にノズル28内を通つてその
先端の噴出口8より噴出するようになし、分岐水
は環状溝27bを経て排出口9より吐出しノズル
28を洗浄するようにしたものである。このため
に、局部洗浄用温水の小通孔39aを引張りバネ
30のノズル側止ビス39に設けてある。また、
ピストン部28aにはシール部材31としてUパ
ツキンが設けられている。環状溝27bは排出口
9に連通するよう小通路27dが固定外筒27に
設けられる。なお通孔27cは通気孔として作用
する。而して開閉弁13を開くと、温水は流入口
34より固定外筒27内に流入し、ピストン部2
8aを押してノズル28を引張りバネ30の弾発
力に抗して突出せしめると共に止めビス39に設
けた小通孔39a、ノズル28内部空間を経て噴
出口8より噴出する。一方分岐水は、流入口3
5、環状溝27b、小通路27dを経て排出口9
より吐出し、ノズル28を洗浄しつつ便器1へ排
出される。この際、分岐水が噴出口8をふさぐこ
とがない様に、ノズル28には噴出口8背後に突
起28eが設けてある。開閉弁13を閉じると、
ノズル28はバネ30の弾発力により復帰する。
上記突起28eはノズル28復帰時のストツパー
を兼ねている。
第5実施例を示すもので、上記第4実施例の場合
とは逆に局部洗浄用温水の水圧によつてノズル2
8を突出させると共にノズル28内を通つてその
先端の噴出口8より噴出するようになし、分岐水
は環状溝27bを経て排出口9より吐出しノズル
28を洗浄するようにしたものである。このため
に、局部洗浄用温水の小通孔39aを引張りバネ
30のノズル側止ビス39に設けてある。また、
ピストン部28aにはシール部材31としてUパ
ツキンが設けられている。環状溝27bは排出口
9に連通するよう小通路27dが固定外筒27に
設けられる。なお通孔27cは通気孔として作用
する。而して開閉弁13を開くと、温水は流入口
34より固定外筒27内に流入し、ピストン部2
8aを押してノズル28を引張りバネ30の弾発
力に抗して突出せしめると共に止めビス39に設
けた小通孔39a、ノズル28内部空間を経て噴
出口8より噴出する。一方分岐水は、流入口3
5、環状溝27b、小通路27dを経て排出口9
より吐出し、ノズル28を洗浄しつつ便器1へ排
出される。この際、分岐水が噴出口8をふさぐこ
とがない様に、ノズル28には噴出口8背後に突
起28eが設けてある。開閉弁13を閉じると、
ノズル28はバネ30の弾発力により復帰する。
上記突起28eはノズル28復帰時のストツパー
を兼ねている。
第44図乃至第48図に示す第6実施例は、第
5実施例と同様に局部洗浄用温水の水圧によつて
ノズル28を突出させると共に、温水をノズル2
8の先端に第2、第3実施例と同様に装着したノ
ズル環36に穿設した小孔8a又は細孔8bより
噴出させる様に構成している。40はノズル28
が突出した時、ピストン部28aが当接するパツ
キンで、ピストン部28aがこのパツキン40に
当接すると、固定外筒27内周壁とピストン部2
8a外周壁との間隙を通過した洗浄用温水をシー
ルする。
5実施例と同様に局部洗浄用温水の水圧によつて
ノズル28を突出させると共に、温水をノズル2
8の先端に第2、第3実施例と同様に装着したノ
ズル環36に穿設した小孔8a又は細孔8bより
噴出させる様に構成している。40はノズル28
が突出した時、ピストン部28aが当接するパツ
キンで、ピストン部28aがこのパツキン40に
当接すると、固定外筒27内周壁とピストン部2
8a外周壁との間隙を通過した洗浄用温水をシー
ルする。
而して開閉弁13を開くと、洗浄用温水は流入
口34より固定外筒27内に流入し、ピストン部
28aを押圧してバネ30の弾発力に抗してノズ
ル28を突出せしめると共に、洗浄用温水の一部
は固定外筒27とピストン部28aとの間隙、パ
ツキン40とノズル28の軸筒部28cとの間隙
及び固定外筒27と軸筒部28cの間隙を経て、
また流入した洗浄用温水の残部はノズル28の貫
通孔28f、孔8c及びノズル環36の小孔8a
又は細孔8bを経て、夫々便器1へ吐出する。従
つて、吐出部Cと加熱器16との間の冷えた残溜
温水が局部に噴射されることはない。ノズル28
が突出してそのピストン部28aがパツキン40
に当接すると、固定外筒27とピストン部28a
との間隙を経て便器1へ吐出される洗浄用温水が
シールされて、流入口34より流入した洗浄用温
水は全てノズル環36の小孔8a又は細孔8bよ
り勢いよく噴出され、局部を洗浄する。
口34より固定外筒27内に流入し、ピストン部
28aを押圧してバネ30の弾発力に抗してノズ
ル28を突出せしめると共に、洗浄用温水の一部
は固定外筒27とピストン部28aとの間隙、パ
ツキン40とノズル28の軸筒部28cとの間隙
及び固定外筒27と軸筒部28cの間隙を経て、
また流入した洗浄用温水の残部はノズル28の貫
通孔28f、孔8c及びノズル環36の小孔8a
又は細孔8bを経て、夫々便器1へ吐出する。従
つて、吐出部Cと加熱器16との間の冷えた残溜
温水が局部に噴射されることはない。ノズル28
が突出してそのピストン部28aがパツキン40
に当接すると、固定外筒27とピストン部28a
との間隙を経て便器1へ吐出される洗浄用温水が
シールされて、流入口34より流入した洗浄用温
水は全てノズル環36の小孔8a又は細孔8bよ
り勢いよく噴出され、局部を洗浄する。
一方分岐水は、流入口35、固定外筒27に穿
設された小通路27d、小通路27d開口端に装
着された排出筒27eを経て排出口9より吐出
し、ノズル28を洗浄して便器1へ排出される。
設された小通路27d、小通路27d開口端に装
着された排出筒27eを経て排出口9より吐出
し、ノズル28を洗浄して便器1へ排出される。
尚、吐出部Cは上述の各実施例の様に伸縮式に
する必要はなく、固定式にしてもよい。同様に、
排出口9より排出される分岐水をノズル28の伸
縮或いは洗浄等に利用せず、直接便器1内へ排出
させてもよい。
する必要はなく、固定式にしてもよい。同様に、
排出口9より排出される分岐水をノズル28の伸
縮或いは洗浄等に利用せず、直接便器1内へ排出
させてもよい。
次に第49図に示される温風の加熱器72は、
加熱部a−A及び電気制御部b−Aと共に温風装
置Aを構成し、そのケーシング73内にモータM
で駆動されるフアン74と、その下流側に、ニク
ロム線75等からなる加熱部a−Aとを有してい
る。またケーシング73の吹出口73a付近に電
気制御部b−Aの温度検知部b1−Aを構成する負
特性のサーミスタ76を装着している。F−Aは
加熱器72に取付けた温度ヒユーズである。而し
て温風の加熱器72は第5図乃至第9図に示すよ
うに、ケーシング73の吹出口73aが衛生洗浄
装置本体2のケース25に開設した温風吹出口7
に位置するようにケース25内に配設されてい
る。
加熱部a−A及び電気制御部b−Aと共に温風装
置Aを構成し、そのケーシング73内にモータM
で駆動されるフアン74と、その下流側に、ニク
ロム線75等からなる加熱部a−Aとを有してい
る。またケーシング73の吹出口73a付近に電
気制御部b−Aの温度検知部b1−Aを構成する負
特性のサーミスタ76を装着している。F−Aは
加熱器72に取付けた温度ヒユーズである。而し
て温風の加熱器72は第5図乃至第9図に示すよ
うに、ケーシング73の吹出口73aが衛生洗浄
装置本体2のケース25に開設した温風吹出口7
に位置するようにケース25内に配設されてい
る。
空気の吸込口77は第12図に示す様に加熱器
16下部の基板25bに開設されている。尚78
は温風吹出口7に回転自在に取付けられ、温風の
風圧により開閉する蓋である。尚、加熱部a−A
としてPTCヒーター等を用いてもよい。また温
度検知部b1−Aとして正特性サーミスタ、白金測
温体、熱電対等を用いてもよい。更に温度ヒユー
ズF−Aの代りにバイメタルスイツチを用いても
よい。
16下部の基板25bに開設されている。尚78
は温風吹出口7に回転自在に取付けられ、温風の
風圧により開閉する蓋である。尚、加熱部a−A
としてPTCヒーター等を用いてもよい。また温
度検知部b1−Aとして正特性サーミスタ、白金測
温体、熱電対等を用いてもよい。更に温度ヒユー
ズF−Aの代りにバイメタルスイツチを用いても
よい。
次に第51図に示される便座3は、いわゆる暖
房便座に構成したものであつて、チユービングヒ
ータ79等の加熱部a−Sを便座本体3a裏面に
貼着すると共にアルミ箔80で覆つている。また
本体3a内には電気制御部b−Sの温度検知部b1
−Sを構成する負特性のサーミスタ81が装着さ
れる。F−Sはサーミスタ81と同様に便座本体
3aに装着された温度ヒユーズである。尚、加熱
部a−Sとして面状発熱体やカーボンヒーター等
を用いてもよい。また、温度検知部b1−Sとして
正特性サーミスタ、白金測温体、熱電対等を用い
てもよい。更に温度ヒユーズF−Sの代りにバイ
メタルスイツチ等を用いてもよい。
房便座に構成したものであつて、チユービングヒ
ータ79等の加熱部a−Sを便座本体3a裏面に
貼着すると共にアルミ箔80で覆つている。また
本体3a内には電気制御部b−Sの温度検知部b1
−Sを構成する負特性のサーミスタ81が装着さ
れる。F−Sはサーミスタ81と同様に便座本体
3aに装着された温度ヒユーズである。尚、加熱
部a−Sとして面状発熱体やカーボンヒーター等
を用いてもよい。また、温度検知部b1−Sとして
正特性サーミスタ、白金測温体、熱電対等を用い
てもよい。更に温度ヒユーズF−Sの代りにバイ
メタルスイツチ等を用いてもよい。
なお、第6図及び第11図において、SWはメ
インスイツチ、PLはパイロツトランプである。
また、82,83,84はそれぞれ温水装置W、
温風装置A、暖房便座3の温度微調整用の摘みで
あつて、各装置の温度設定部b2−W,b2−A,b2
−Sを構成している。更に第7図において、Sw
−WAは温水装置Wと温風装置Aとの切換スイツ
チである。
インスイツチ、PLはパイロツトランプである。
また、82,83,84はそれぞれ温水装置W、
温風装置A、暖房便座3の温度微調整用の摘みで
あつて、各装置の温度設定部b2−W,b2−A,b2
−Sを構成している。更に第7図において、Sw
−WAは温水装置Wと温風装置Aとの切換スイツ
チである。
次に本衛生洗浄装置の電気部分を説明する。
第54図及び第55図において、R−1W,R
−2W,R−3W,R−4W,R−5Wは抵抗、
Rf−Wは正帰還用の抵抗、I−Wはオペレーシ
ヨンアンプを構成するIC、Tr−Wはトランジス
タ、L−W及びCd−Wはフオトカツプラーを構
成する投光素子(Photo LED)と受光素子
(Photo Cds)、T−Wはサイリスタの一種である
トライアツクで、これらにより温水装置Wの制御
主体部b3−Wを構成している。
−2W,R−3W,R−4W,R−5Wは抵抗、
Rf−Wは正帰還用の抵抗、I−Wはオペレーシ
ヨンアンプを構成するIC、Tr−Wはトランジス
タ、L−W及びCd−Wはフオトカツプラーを構
成する投光素子(Photo LED)と受光素子
(Photo Cds)、T−Wはサイリスタの一種である
トライアツクで、これらにより温水装置Wの制御
主体部b3−Wを構成している。
またRth−Wは温水装置Wの温度検知部b1−W
を構成する負特性のサーミスタ16fの抵抗、
Rc−Wは温水装置Wの温度設定部b2−Wを構成
し、摘み82を操作することにより抵抗値が変わ
る可変抵抗、Rh−Wは温水装置Wの加熱部a−
Wを構成する、例えば面状発熱体16b等の発熱
体の抵抗である。
を構成する負特性のサーミスタ16fの抵抗、
Rc−Wは温水装置Wの温度設定部b2−Wを構成
し、摘み82を操作することにより抵抗値が変わ
る可変抵抗、Rh−Wは温水装置Wの加熱部a−
Wを構成する、例えば面状発熱体16b等の発熱
体の抵抗である。
同様に、R−1A,R−2A,R−3A,R−
4A,R−5A,Rf−Aは抵抗、I−AはIC、
Tr−Aはトランジスタ、L−A及びCd−Aは投
光素子と受光素子、T−Aはトライアツクで、こ
れらにより温風装置Aの制御主体部b3−Aを構成
している。
4A,R−5A,Rf−Aは抵抗、I−AはIC、
Tr−Aはトランジスタ、L−A及びCd−Aは投
光素子と受光素子、T−Aはトライアツクで、こ
れらにより温風装置Aの制御主体部b3−Aを構成
している。
またMはフアン74を駆動するモーター、Rth
−Aは温風吹出口7の付近に取付けられた温風装
置Aの温度検知部b1−Aを構成する負特性のサー
ミスタ76の抵抗、Rc−Aは温風装置Aの温度
設定部b2−Aを構成し、摘み83を操作すること
により抵抗値が変わる可変抵抗、Rh−Aは温風
装置Aの加熱部a−Aを構成する、例えばニクロ
ム線75等の発熱体の抵抗である。
−Aは温風吹出口7の付近に取付けられた温風装
置Aの温度検知部b1−Aを構成する負特性のサー
ミスタ76の抵抗、Rc−Aは温風装置Aの温度
設定部b2−Aを構成し、摘み83を操作すること
により抵抗値が変わる可変抵抗、Rh−Aは温風
装置Aの加熱部a−Aを構成する、例えばニクロ
ム線75等の発熱体の抵抗である。
同様に、R−1S,R−2S,R−3S,R−
4S,R−5S,Rf−Sは抵抗、I−SはIC、
Tr−Sはトランジスタ、L−S及びCd−Sは投
光素子と受光素子、T−Sはトライアツクで、こ
れらにより暖房便座3の制御主体部b3−Sを構成
している。
4S,R−5S,Rf−Sは抵抗、I−SはIC、
Tr−Sはトランジスタ、L−S及びCd−Sは投
光素子と受光素子、T−Sはトライアツクで、こ
れらにより暖房便座3の制御主体部b3−Sを構成
している。
またRth−Sは便座本体3a内面に取付けられ
た温度検知部b1−Sを構成する負特性のサーミス
タ81の抵抗、Rc−Sは暖房便座3の温度設定
部b2−Sを構成し、摘み84を操作することによ
り抵抗値が変わる可変抵抗、Rh−Sは暖房便座
3の加熱部a−Sを構成する、例えばチユービン
グヒーター79等の発熱体の抵抗である。なお、
TRはトランス、Fは過電流防止のヒユーズであ
り、各温度設定部b2−W,b2−A,b2−S及び制
御主体部b3−W,b3−A,b3−Sと共にコントロ
ールボツクスB内に収納されてケース25内に配
設されている。
た温度検知部b1−Sを構成する負特性のサーミス
タ81の抵抗、Rc−Sは暖房便座3の温度設定
部b2−Sを構成し、摘み84を操作することによ
り抵抗値が変わる可変抵抗、Rh−Sは暖房便座
3の加熱部a−Sを構成する、例えばチユービン
グヒーター79等の発熱体の抵抗である。なお、
TRはトランス、Fは過電流防止のヒユーズであ
り、各温度設定部b2−W,b2−A,b2−S及び制
御主体部b3−W,b3−A,b3−Sと共にコントロ
ールボツクスB内に収納されてケース25内に配
設されている。
次に第54図によつてスイツチ部分について説
明すると、メインスイツチSWは2極双投型の波
形スイツチからなり、上段(図中左)へ倒すと暖
房便座3の加熱回路及び切換スイツチSw−WAを
介して温水装置W又は温風装置Aの加熱回路へ通
電され、中段(図中中央)へ倒すと全ての加熱回
路への通電が停止され、下段(図中右)へ倒すと
暖房便座3の加熱回路への通電は停止されるが、
切換スイツチSw−WAを介して温水装置W又は温
風装置Aの加熱回路へ通電されるように構成され
ている。従つて夏期等便座3を暖房する必要がな
い時は、メインスイツチSWを下段へ倒しておけ
ばよい。
明すると、メインスイツチSWは2極双投型の波
形スイツチからなり、上段(図中左)へ倒すと暖
房便座3の加熱回路及び切換スイツチSw−WAを
介して温水装置W又は温風装置Aの加熱回路へ通
電され、中段(図中中央)へ倒すと全ての加熱回
路への通電が停止され、下段(図中右)へ倒すと
暖房便座3の加熱回路への通電は停止されるが、
切換スイツチSw−WAを介して温水装置W又は温
風装置Aの加熱回路へ通電されるように構成され
ている。従つて夏期等便座3を暖房する必要がな
い時は、メインスイツチSWを下段へ倒しておけ
ばよい。
温水装置Wと温風装置Aの加熱回路への通電を
切換る切換スイツチSw−WAはオールタネイト式
或いはモーメンタリー式の単極双投型の押釦スイ
ツチからなり、押釦85を操作することにより、
いずれか一方の加熱回路へ通電されるように構成
されている。
切換る切換スイツチSw−WAはオールタネイト式
或いはモーメンタリー式の単極双投型の押釦スイ
ツチからなり、押釦85を操作することにより、
いずれか一方の加熱回路へ通電されるように構成
されている。
温度制御作用を第56図の説明図に従つて説明
すると、次のとおりである。
すると、次のとおりである。
通電状態において、温水、温風、或いは暖房便
座の温度が低くなるとサーミスタの抵抗Rthが増
加し、従つて図中イ点の電圧がロ点の電圧より低
く、IC Iが作動してハ点の電圧が高く(H状
態)なる。IC IがH状態になると、トランジス
タTrが導通状態になり投光素子Lが投光してそ
の光線を受光素子Cが受光することにより受光素
子Cの抵抗が減少しトライアツクTがトリガされ
導通状態となり、発熱体Rhに電流が流れて、加
熱される。温水、温風或いは暖房便座の温度が高
くなるとサーミスタの抵抗Rthが小さくなり、イ
点の電圧がロ点の電圧より高くなり、IC Iが作
動してハ点の電圧が低く(L状態)なる。IC I
がL状態になると、トランジスタTrが遮断され
投光素子Lの投光がなくなり、受光素子Cの抵抗
が大きくなり、トライアツクTはそのトリガがな
くなり、遮断状態になり、発熱体Rhへの通電が
停止され、加熱が中止される。温度を調整するに
際しては温度調整用可変抵抗Rcを調整する。即
ち、温度調整用の摘みを操作して可変抵抗Rcの
抵抗を大きくすれば、サーミスタの抵抗Rthがよ
り小さくならないとイ点がロ点よりその電圧が高
くならない。換言すれば、発熱体Rhへは、温度
がより高くなつてサーミスタの抵抗Rthが小さく
なり、イ点の電圧がロ点の電圧より高くなるまで
通電されることになる。即ち、高温に設定され
る。これとは逆に、可変抵抗Rcの抵抗を小さく
すれば、低温に設定される。ブロツク図を第53
図に示す。本実施例のようにサーミスタRthで温
度を検出し、トライアツクT等のサイリスタで発
熱体Rh等の加熱部への通電を電子的に制御すれ
ば、温度に対する応答速度を速くでき、温度コン
トロールを正確に行うことができ、故障も少な
い。
座の温度が低くなるとサーミスタの抵抗Rthが増
加し、従つて図中イ点の電圧がロ点の電圧より低
く、IC Iが作動してハ点の電圧が高く(H状
態)なる。IC IがH状態になると、トランジス
タTrが導通状態になり投光素子Lが投光してそ
の光線を受光素子Cが受光することにより受光素
子Cの抵抗が減少しトライアツクTがトリガされ
導通状態となり、発熱体Rhに電流が流れて、加
熱される。温水、温風或いは暖房便座の温度が高
くなるとサーミスタの抵抗Rthが小さくなり、イ
点の電圧がロ点の電圧より高くなり、IC Iが作
動してハ点の電圧が低く(L状態)なる。IC I
がL状態になると、トランジスタTrが遮断され
投光素子Lの投光がなくなり、受光素子Cの抵抗
が大きくなり、トライアツクTはそのトリガがな
くなり、遮断状態になり、発熱体Rhへの通電が
停止され、加熱が中止される。温度を調整するに
際しては温度調整用可変抵抗Rcを調整する。即
ち、温度調整用の摘みを操作して可変抵抗Rcの
抵抗を大きくすれば、サーミスタの抵抗Rthがよ
り小さくならないとイ点がロ点よりその電圧が高
くならない。換言すれば、発熱体Rhへは、温度
がより高くなつてサーミスタの抵抗Rthが小さく
なり、イ点の電圧がロ点の電圧より高くなるまで
通電されることになる。即ち、高温に設定され
る。これとは逆に、可変抵抗Rcの抵抗を小さく
すれば、低温に設定される。ブロツク図を第53
図に示す。本実施例のようにサーミスタRthで温
度を検出し、トライアツクT等のサイリスタで発
熱体Rh等の加熱部への通電を電子的に制御すれ
ば、温度に対する応答速度を速くでき、温度コン
トロールを正確に行うことができ、故障も少な
い。
電気回路は種々の変形が可能である。第57図
に示す電気制御回路は、切換スイツチSw−WA及
びリレーRを用いて温水装置W及び温風装置Aの
回路素子を兼用した例であり、投光素子L−
WA、受光素子Cd−WA及びトライアツクT−
WAを兼用している。そして、温水装置Wと温風
装置Aの加熱回路への通電を切換る切換スイツチ
Sw−WA及びこの切換スイツチSw−WAによつて
作動するリレーRとその接点r−a,r−bによ
り温水装置W又は温風装置Aが作動するように構
成されている。即ち切換スイツチSw−WAを操作
して図の状態にすると温水装置Wが作動して温水
の温度を自動調整し、切換スイツチSw−WAを右
側へ操作するとリレーRが作動して温風装置Aが
作動し、温度調整された温風が供給される。な
お、温風装置Aの加熱部a−Aはこの状態におい
て常時通電されるヒーターRh−A′とトライアツ
クT−WAにより通電制御されるヒーターRh−A
で構成されており、このようにすることで温風の
温度変化の振幅をより小さくすることができる。
に示す電気制御回路は、切換スイツチSw−WA及
びリレーRを用いて温水装置W及び温風装置Aの
回路素子を兼用した例であり、投光素子L−
WA、受光素子Cd−WA及びトライアツクT−
WAを兼用している。そして、温水装置Wと温風
装置Aの加熱回路への通電を切換る切換スイツチ
Sw−WA及びこの切換スイツチSw−WAによつて
作動するリレーRとその接点r−a,r−bによ
り温水装置W又は温風装置Aが作動するように構
成されている。即ち切換スイツチSw−WAを操作
して図の状態にすると温水装置Wが作動して温水
の温度を自動調整し、切換スイツチSw−WAを右
側へ操作するとリレーRが作動して温風装置Aが
作動し、温度調整された温風が供給される。な
お、温風装置Aの加熱部a−Aはこの状態におい
て常時通電されるヒーターRh−A′とトライアツ
クT−WAにより通電制御されるヒーターRh−A
で構成されており、このようにすることで温風の
温度変化の振幅をより小さくすることができる。
第58図に示す電気回路は第57図に示す電気
回路と同様に切換スイツチSw−WA及びリレーR
を用いて第57図で示す電気回路より更に多くの
回路素子を兼用した例を示し、抵抗R−4WA,
R−5WA,Rf−WA、IC I−WA、トランジ
スタTr−WA、投光素子L−WA、受光素子Cd−
WA及びトライアツクT−WAを兼用している。
その他の構成は第57図と同様である。
回路と同様に切換スイツチSw−WA及びリレーR
を用いて第57図で示す電気回路より更に多くの
回路素子を兼用した例を示し、抵抗R−4WA,
R−5WA,Rf−WA、IC I−WA、トランジ
スタTr−WA、投光素子L−WA、受光素子Cd−
WA及びトライアツクT−WAを兼用している。
その他の構成は第57図と同様である。
第59図に示す電気回路は温水装置Wの開閉弁
に第16図に示す電磁弁13aを用いると共に温
水装置Wと温風装置Aの切換スイツチSw−WA
に、例えばロータリースイツチを用いた例で、第
60図にその衛生洗浄装置の斜視図を示してい
る。電気回路図中、SoLは電磁コイル45であ
る。
に第16図に示す電磁弁13aを用いると共に温
水装置Wと温風装置Aの切換スイツチSw−WA
に、例えばロータリースイツチを用いた例で、第
60図にその衛生洗浄装置の斜視図を示してい
る。電気回路図中、SoLは電磁コイル45であ
る。
而して本衛生洗浄装置を使用していない状態、
即ち図の状態では温水装置Wの加熱回路へのみ通
電され、温水は自動的に加熱保温され、適温に自
動調整されている。切換スイツチSw−WAの回転
摘み86を左側へ回転操作すれば、温水装置Wの
加熱回路及び電磁弁13aの電磁コイルSoLへ通
電され、電磁弁13aが開弁して温水が噴出部よ
り噴出すると共に、流動中の温水は自動的に温度
調整される。
即ち図の状態では温水装置Wの加熱回路へのみ通
電され、温水は自動的に加熱保温され、適温に自
動調整されている。切換スイツチSw−WAの回転
摘み86を左側へ回転操作すれば、温水装置Wの
加熱回路及び電磁弁13aの電磁コイルSoLへ通
電され、電磁弁13aが開弁して温水が噴出部よ
り噴出すると共に、流動中の温水は自動的に温度
調整される。
回転摘み86を右側へ回転操作すれば、温風装
置Aの加熱回路及びモータMへ通電され、温風が
供給される。尚、上述の回路において、加熱部へ
の通電をトライアツクのON・OFF制御で制御し
ているが、位相制御や時間比例制御等で制御する
こともできる。勿論トライアツク等のサイリスタ
以外の方法で加熱部への通電を制御してもよい。
置Aの加熱回路及びモータMへ通電され、温風が
供給される。尚、上述の回路において、加熱部へ
の通電をトライアツクのON・OFF制御で制御し
ているが、位相制御や時間比例制御等で制御する
こともできる。勿論トライアツク等のサイリスタ
以外の方法で加熱部への通電を制御してもよい。
而して、使用に際しては、予めメインスイツチ
SWを操作して、温水装置W及び暖房便座3へ通
電しておく。従つて温水及び便座3は、夫々の温
度検知部b1−W,b1−Sによりその温度が検知さ
れ、この温度検知部b1−W,b1−Sに基づき制御
主体部b3−W,b3−Sが加熱部a−W,a−Sへ
の通電を制御し、温度は自動的に適温に保持され
ている。この状態においては、人が用便の為、便
座3に腰かけても、冷たさを感じることはない。
SWを操作して、温水装置W及び暖房便座3へ通
電しておく。従つて温水及び便座3は、夫々の温
度検知部b1−W,b1−Sによりその温度が検知さ
れ、この温度検知部b1−W,b1−Sに基づき制御
主体部b3−W,b3−Sが加熱部a−W,a−Sへ
の通電を制御し、温度は自動的に適温に保持され
ている。この状態においては、人が用便の為、便
座3に腰かけても、冷たさを感じることはない。
用便後、便座3に腰かけたまま局部を温水で洗
浄するには開閉ハンドル42を操作して開閉弁1
3を開く。開閉弁13を開くと、洗浄用温水は給
水源Xと吐出部Cの噴出口8とを連絡する主流路
10を経て噴出口8より噴出し、局部を洗浄す
る。詳述すれば、水は分岐金具12を構成する止
水栓19、ストレーナー20、逆止弁21を通過
し、開閉弁13、流量調整弁14及び分配弁15
を経て下部給水口16dより加熱器16へ流入
し、伝熱管16aを流動する間に十分に加熱され
適温の温水になると共に、この水の供給に伴なつ
て上部出湯口16eより伝熱管16a内に予め適
温に貯えられていた温水が押し出され、真空破壊
弁18を経て吐出部Cに供給されてその噴出口8
より局部に向け噴出され、該部の洗浄がなされ
る。従つて、使用開始時よりすぐに適温の温水で
局部を洗浄することができる。一方、分岐水は分
配弁15により主流路10から分岐した副流路1
1を経て吐出部Cの排出口9より便器1内に排出
される。この際、分岐水でもつてノズル28の伸
縮、洗浄等がなされる。なお開閉弁13を開いて
いる間中、噴射洗浄が続行されるわけであるが、
伝熱管16a内に予め適温に貯えられていた温水
が使用し尽されても、新たに供給された水が伝熱
管16a内を流動する間に、面状発熱体16b等
の加熱部a−Wにより効率よく熱交換されて温水
になると共に、温度検知部b1−Wは正確にすばや
く温水の温度を電子的に検知し、温度検知部b1−
W及び該温度検知部b1−Wに基づいて加熱部a−
Wへの通電を制御する制御主体部b3−Wの共働作
用によつて温水の温度を常に一定に保つので、連
続して長時間使用しても、温水が熱くなつたり、
冷たくなつたりしない。
浄するには開閉ハンドル42を操作して開閉弁1
3を開く。開閉弁13を開くと、洗浄用温水は給
水源Xと吐出部Cの噴出口8とを連絡する主流路
10を経て噴出口8より噴出し、局部を洗浄す
る。詳述すれば、水は分岐金具12を構成する止
水栓19、ストレーナー20、逆止弁21を通過
し、開閉弁13、流量調整弁14及び分配弁15
を経て下部給水口16dより加熱器16へ流入
し、伝熱管16aを流動する間に十分に加熱され
適温の温水になると共に、この水の供給に伴なつ
て上部出湯口16eより伝熱管16a内に予め適
温に貯えられていた温水が押し出され、真空破壊
弁18を経て吐出部Cに供給されてその噴出口8
より局部に向け噴出され、該部の洗浄がなされ
る。従つて、使用開始時よりすぐに適温の温水で
局部を洗浄することができる。一方、分岐水は分
配弁15により主流路10から分岐した副流路1
1を経て吐出部Cの排出口9より便器1内に排出
される。この際、分岐水でもつてノズル28の伸
縮、洗浄等がなされる。なお開閉弁13を開いて
いる間中、噴射洗浄が続行されるわけであるが、
伝熱管16a内に予め適温に貯えられていた温水
が使用し尽されても、新たに供給された水が伝熱
管16a内を流動する間に、面状発熱体16b等
の加熱部a−Wにより効率よく熱交換されて温水
になると共に、温度検知部b1−Wは正確にすばや
く温水の温度を電子的に検知し、温度検知部b1−
W及び該温度検知部b1−Wに基づいて加熱部a−
Wへの通電を制御する制御主体部b3−Wの共働作
用によつて温水の温度を常に一定に保つので、連
続して長時間使用しても、温水が熱くなつたり、
冷たくなつたりしない。
又使用中における暖房便座3は、その裏面に装
着されたチユービングヒーター79等の加熱部a
−Sにより加熱されると共に、便座3内に埋設さ
れたサーミスタ81等の温度検知部b1−Sにより
便座3の温度を正確にすばやく検知し、この温度
検知部b1−Sに基づいて加熱部a−Sへの通電を
制御する制御主体部b3−Sの共働作用によつて便
座3が常に一定の温度に保たれるものである。
着されたチユービングヒーター79等の加熱部a
−Sにより加熱されると共に、便座3内に埋設さ
れたサーミスタ81等の温度検知部b1−Sにより
便座3の温度を正確にすばやく検知し、この温度
検知部b1−Sに基づいて加熱部a−Sへの通電を
制御する制御主体部b3−Sの共働作用によつて便
座3が常に一定の温度に保たれるものである。
次に、局部の洗浄が終つた時点で開閉ハンドル
42を操作して開閉弁13を閉じれば温水の噴出
及び分岐水の排出が停止する。
42を操作して開閉弁13を閉じれば温水の噴出
及び分岐水の排出が停止する。
局部洗浄後、局部に付着した洗浄水を温風で乾
燥するには切換スイツチSw−WAを操作して温風
装置Aに切換る。すると、温水装置Wの加熱回路
の通電が停止されると同時に温風装置Aの加熱回
路及びモーターM等に通電状態となり、モーター
M及びフアン74が作動を開始すると同時に、ニ
クロム線75等より成る加熱部a−Aにより加熱
された温風が温風吹出口7より局部に向けて吹出
され、該部の乾燥がなされるわけであるが、加熱
部a−Aにより加熱された温風の温度はサーミス
タ76等の温度検知部b1−Aにより検知され、こ
の温度検知部b1−A及び制御主体部b3−Aの共働
作用により加熱部a−Aの制御がなされ、温風吹
出口7より吹出される温風の温度が常に一定に保
たれるものである。尚、局部乾燥後は再び切換ス
イツチSw−WAを操作して、元の状態へ戻してお
く。
燥するには切換スイツチSw−WAを操作して温風
装置Aに切換る。すると、温水装置Wの加熱回路
の通電が停止されると同時に温風装置Aの加熱回
路及びモーターM等に通電状態となり、モーター
M及びフアン74が作動を開始すると同時に、ニ
クロム線75等より成る加熱部a−Aにより加熱
された温風が温風吹出口7より局部に向けて吹出
され、該部の乾燥がなされるわけであるが、加熱
部a−Aにより加熱された温風の温度はサーミス
タ76等の温度検知部b1−Aにより検知され、こ
の温度検知部b1−A及び制御主体部b3−Aの共働
作用により加熱部a−Aの制御がなされ、温風吹
出口7より吹出される温風の温度が常に一定に保
たれるものである。尚、局部乾燥後は再び切換ス
イツチSw−WAを操作して、元の状態へ戻してお
く。
尚、本発明衛生洗浄装置は上述の実施例に限定
されることなく、種々の変形が可能である。例え
ば上述の実施例では温水の加熱器の上流側の主流
路より副流路を分岐させたが、加熱器の下流側で
分岐させてもよい。吐出部内で副流路を分岐させ
ることもできる。また分岐金具の止水栓、ストレ
ーナー、逆止弁や開閉弁、流量調整弁及分配弁及
び真空破壊弁等は必ずしも必要ではなく、必要に
応じて設ければ良いものであり、取付順序も任意
である。
されることなく、種々の変形が可能である。例え
ば上述の実施例では温水の加熱器の上流側の主流
路より副流路を分岐させたが、加熱器の下流側で
分岐させてもよい。吐出部内で副流路を分岐させ
ることもできる。また分岐金具の止水栓、ストレ
ーナー、逆止弁や開閉弁、流量調整弁及分配弁及
び真空破壊弁等は必ずしも必要ではなく、必要に
応じて設ければ良いものであり、取付順序も任意
である。
更に温水の加熱器、温風装置及び暖房便座の装
備も必ずしも必要ではなく任意で、脱臭装置等を
付加させてもよく、必要に応じて適当に組合せて
取付ければよいものである。
備も必ずしも必要ではなく任意で、脱臭装置等を
付加させてもよく、必要に応じて適当に組合せて
取付ければよいものである。
上述の如く本発明によれば次のような効果を奏
する。
する。
(1) 用便後局部を洗浄できるので、快適に使用で
きると共に衛生的である。
きると共に衛生的である。
(2) 副流路の排出口を吐出部に設け、排出口より
便器に排出するので、便器の洗浄に役立ち水を
有効に使用得ると共に、吐出部の洗浄や伸縮等
に利用することもできる。また排出口が目立た
ず、見栄えがよい。
便器に排出するので、便器の洗浄に役立ち水を
有効に使用得ると共に、吐出部の洗浄や伸縮等
に利用することもできる。また排出口が目立た
ず、見栄えがよい。
(3) 主流路の噴出口と副流路の排出口より水を排
水するので、噴出口より噴出する局部洗浄水の
水量を最適の水量にすることができると共に給
水源より本装置へ給水される合計の水量を多く
することができ、水道メータの不感水量対策と
なり、どこにでも設置することができる。ま
た、不感水量対策のために新たに配管する手間
が不要で、取付工事も楽である。
水するので、噴出口より噴出する局部洗浄水の
水量を最適の水量にすることができると共に給
水源より本装置へ給水される合計の水量を多く
することができ、水道メータの不感水量対策と
なり、どこにでも設置することができる。ま
た、不感水量対策のために新たに配管する手間
が不要で、取付工事も楽である。
第1図及び第2図は本発明に係る衛生洗浄装置
の一実施例を示す斜視図で、第1図は便座及び便
蓋を開いた状態を示し、第2図は便座及び便蓋を
閉じた状態を示す。第3図は水の経路を示す基本
のフローチヤート図、第4図は実施例におけるフ
ローチヤート図、第5図は衛生洗浄装置本体の一
部切欠平面図、第6図は同一部切欠正面図、第7
図、第8図、第9図、第10図、第11図及び第
12図はそれぞれ第6図−線、−線、
−線、−線、−線及び−線におけ
る断面図、第13図は分岐金具の一部切欠正面
図、第14図は同横断平面図、第15図は開閉弁
の断面説明図、第16図は開閉弁の他の実施例を
示す断面説明図、第17図は流量調整弁の断面説
明図、第18図は分配弁の断面説明図、第19図
は分配弁の他の実施例を示す断面説明図、第20
図、第21図及び第22図はそれぞれ第19図
−線、−線、−線における断面図、第
23図は真空破壊弁の断面説明図、第24図は吐
出部の第1実施例を示す一部切欠平面図、第25
図は同縦断側面図、第26図は同作動状態を示す
縦断側面図、第27図及び第28図はそれぞれ第
25図−線及びXI−XI線における断面図、第
29図は吐出部の第2実施例を示す横断平面図、
第30図は同縦断側面図、第31図は同正面図、
第32図及び第33図はそれぞれ第30図XII−XII
線及び−線における断面図、第34図は
吐出部の第3実施例を示す横断平面図、第35図
は同縦断側面図、第36図及び第37図はそれぞ
れ第35図−線及び−線におけ
る断面図、第38図は吐出部の第4実施例の取付
状態を示す側面図、第39図は同縦断側面図、第
40図は同作動状態を示す縦断側面図、第41図
は吐出部の第5実施例の取付状態を示す側面図、
第42図は同縦断側面図、第43図は同作動状態
を示す縦断側面図、第44図は吐出部の第6実施
例を示す一部切欠平面図、第45図は同縦断側面
図、第46図は同正面図、第47図及び第48図
はそれぞれ第45図−線及び−
線における断面図、第49図は温風装置の要部の
斜視図、第50図は同一部切欠平面図、第51図
は暖房便座の一部切欠斜視図、第52図は第51
図−線における断面図、第53図は電気
回路のブロツク図、第54図はスイツチ部分の電
気回路図、第55図は全体の電気回路図、第56
図は説明用の電気回路図、第57図及び第58図
はそれぞれ別の実施例を示す全体の電気回路図、
第59図及び第60図は第16図に示す開閉弁を
用いた場合の実施例で、第59図はスイツチ部分
の電気回路図、第60図は衛生洗浄装置の全体斜
視図である。 1:便器、8:噴出口、9:排出口、10:主
流路、11:副流路、C:吐出部、X:給水源。
の一実施例を示す斜視図で、第1図は便座及び便
蓋を開いた状態を示し、第2図は便座及び便蓋を
閉じた状態を示す。第3図は水の経路を示す基本
のフローチヤート図、第4図は実施例におけるフ
ローチヤート図、第5図は衛生洗浄装置本体の一
部切欠平面図、第6図は同一部切欠正面図、第7
図、第8図、第9図、第10図、第11図及び第
12図はそれぞれ第6図−線、−線、
−線、−線、−線及び−線におけ
る断面図、第13図は分岐金具の一部切欠正面
図、第14図は同横断平面図、第15図は開閉弁
の断面説明図、第16図は開閉弁の他の実施例を
示す断面説明図、第17図は流量調整弁の断面説
明図、第18図は分配弁の断面説明図、第19図
は分配弁の他の実施例を示す断面説明図、第20
図、第21図及び第22図はそれぞれ第19図
−線、−線、−線における断面図、第
23図は真空破壊弁の断面説明図、第24図は吐
出部の第1実施例を示す一部切欠平面図、第25
図は同縦断側面図、第26図は同作動状態を示す
縦断側面図、第27図及び第28図はそれぞれ第
25図−線及びXI−XI線における断面図、第
29図は吐出部の第2実施例を示す横断平面図、
第30図は同縦断側面図、第31図は同正面図、
第32図及び第33図はそれぞれ第30図XII−XII
線及び−線における断面図、第34図は
吐出部の第3実施例を示す横断平面図、第35図
は同縦断側面図、第36図及び第37図はそれぞ
れ第35図−線及び−線におけ
る断面図、第38図は吐出部の第4実施例の取付
状態を示す側面図、第39図は同縦断側面図、第
40図は同作動状態を示す縦断側面図、第41図
は吐出部の第5実施例の取付状態を示す側面図、
第42図は同縦断側面図、第43図は同作動状態
を示す縦断側面図、第44図は吐出部の第6実施
例を示す一部切欠平面図、第45図は同縦断側面
図、第46図は同正面図、第47図及び第48図
はそれぞれ第45図−線及び−
線における断面図、第49図は温風装置の要部の
斜視図、第50図は同一部切欠平面図、第51図
は暖房便座の一部切欠斜視図、第52図は第51
図−線における断面図、第53図は電気
回路のブロツク図、第54図はスイツチ部分の電
気回路図、第55図は全体の電気回路図、第56
図は説明用の電気回路図、第57図及び第58図
はそれぞれ別の実施例を示す全体の電気回路図、
第59図及び第60図は第16図に示す開閉弁を
用いた場合の実施例で、第59図はスイツチ部分
の電気回路図、第60図は衛生洗浄装置の全体斜
視図である。 1:便器、8:噴出口、9:排出口、10:主
流路、11:副流路、C:吐出部、X:給水源。
Claims (1)
- 1 便器と、局部に洗浄水を噴出する噴出口及び
便器に排出する排出口をもつ吐出部と、一端は給
水源に連絡し、他端は噴出口に連絡する主流路
と、噴出口の上流側の主流路より分岐し、排出口
へ連絡する副流路を備えていることを特徴とする
衛生洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5825079A JPS5622827A (en) | 1979-05-11 | 1979-05-11 | Sanitary washing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5825079A JPS5622827A (en) | 1979-05-11 | 1979-05-11 | Sanitary washing apparatus |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34416289A Division JPH0317324A (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 衛生洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5622827A JPS5622827A (en) | 1981-03-04 |
JPS648143B2 true JPS648143B2 (ja) | 1989-02-13 |
Family
ID=13078875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5825079A Granted JPS5622827A (en) | 1979-05-11 | 1979-05-11 | Sanitary washing apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5622827A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5858344A (ja) * | 1981-10-02 | 1983-04-06 | 松下電器産業株式会社 | 衛生洗浄装置 |
JPS59233041A (ja) * | 1983-06-15 | 1984-12-27 | 松下電器産業株式会社 | 衛生洗浄装置 |
JPS6323379U (ja) * | 1986-07-28 | 1988-02-16 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2094170A (en) * | 1937-05-28 | 1937-09-28 | Clarence L Heald | Device to be used in connection with toilet bowls |
JPS5817823Y2 (ja) * | 1975-08-08 | 1983-04-11 | アイシン精機株式会社 | ベンキノジドウキヨクブセンジヨウソウチノ センジヨウヨウシリンダ− |
JPS563417Y2 (ja) * | 1977-05-18 | 1981-01-26 | ||
JPS55126631A (en) * | 1979-03-20 | 1980-09-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Waterworks coupling fluid apparatus |
-
1979
- 1979-05-11 JP JP5825079A patent/JPS5622827A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5622827A (en) | 1981-03-04 |
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