JPS6317408Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6317408Y2 JPS6317408Y2 JP1983013196U JP1319683U JPS6317408Y2 JP S6317408 Y2 JPS6317408 Y2 JP S6317408Y2 JP 1983013196 U JP1983013196 U JP 1983013196U JP 1319683 U JP1319683 U JP 1319683U JP S6317408 Y2 JPS6317408 Y2 JP S6317408Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition wall
- dust collection
- collection box
- annular
- lip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 30
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 29
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 18
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 14
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Suction Cleaners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は着脱自在な集塵箱を内蔵した電気掃除
機に関するものである。
機に関するものである。
従来の技術
従来、この種電気掃除機にあつては、フアンモ
ーター前方の隔壁にパツキンを装着して集塵箱の
後面のエアータイトを行つていた。第１図はその
一例を示し、パツキン１は格子状のリブ２により
多数の通気孔３を形成した隔壁４の環状段部に圧
入されて集塵箱５に弾接するようにしており、ま
た後部には隔壁４の前面に接してエアータイト作
用を発揮するリツプ６が一体形成してある。
ーター前方の隔壁にパツキンを装着して集塵箱の
後面のエアータイトを行つていた。第１図はその
一例を示し、パツキン１は格子状のリブ２により
多数の通気孔３を形成した隔壁４の環状段部に圧
入されて集塵箱５に弾接するようにしており、ま
た後部には隔壁４の前面に接してエアータイト作
用を発揮するリツプ６が一体形成してある。
また上記以外にも、隔壁前面に環状リブを形成
して、このリブでパツキンを支持したものも見受
けられる（特開昭66−158623号公報，特開昭56−
163620号公報，特開昭57−72621号公報，特開昭
55−110526号公報）。
して、このリブでパツキンを支持したものも見受
けられる（特開昭66−158623号公報，特開昭56−
163620号公報，特開昭57−72621号公報，特開昭
55−110526号公報）。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら、上記のような従来の構成では、
隔壁の段部またはリブに対するパツキンの装着が
その弾性劣化などの要因により不確実となつてそ
のリツプと隔壁の圧接にゆるみが生じ、エアータ
イトがうまく行われなくなることがあつた。第１
図にも示すごとく、パツキンの前方には集塵箱と
接する前方リツプが形成してあるが、この前方リ
ツプはあくまでも集塵箱との圧接を良好とすべく
たわみ性を増大しただけのものである。したがつ
て、上記前方リツプが集塵箱に圧接しても、その
圧接力でパツキンの段部またはリブに対する装着
状態が是正されることはない。
隔壁の段部またはリブに対するパツキンの装着が
その弾性劣化などの要因により不確実となつてそ
のリツプと隔壁の圧接にゆるみが生じ、エアータ
イトがうまく行われなくなることがあつた。第１
図にも示すごとく、パツキンの前方には集塵箱と
接する前方リツプが形成してあるが、この前方リ
ツプはあくまでも集塵箱との圧接を良好とすべく
たわみ性を増大しただけのものである。したがつ
て、上記前方リツプが集塵箱に圧接しても、その
圧接力でパツキンの段部またはリブに対する装着
状態が是正されることはない。
本考案はこのような従来の問題点を解消したも
ので、隔壁に対するパツキンの装着を確実として
同隔壁と集塵箱間のエアータイト性を高め、これ
により、集塵効率を向上させた電気掃除機を提供
することを目的とするものである。
ので、隔壁に対するパツキンの装着を確実として
同隔壁と集塵箱間のエアータイト性を高め、これ
により、集塵効率を向上させた電気掃除機を提供
することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段
上記した従来の問題点を解消すべく本考案は、
吸引用のフアンモーターを内蔵した掃除機本体
と、塵埃を収集し、上記掃除機本体に対して着脱
自在な集塵箱と、フアンモーターと集塵箱を隔て
るとともに、多数の通気孔を形成した隔壁と、同
隔壁と集塵箱の間のエアータイトを行う弾性材料
により形成されたパツキンとを具備し、上記パツ
キンは、隔壁の環状段部に装着される環状部と、
この環状部の後側より一体形成され、隔壁の前面
に弾接するリツプと、上記環状部の内側へ突設さ
れた複数の押圧部と、これら押圧部より後方へ形
成され、上記通気孔を貫通してその後部孔縁に係
合する係止部とから構成され、かつ各押圧部の先
端には凸状のすべり止めを形成したものである。
吸引用のフアンモーターを内蔵した掃除機本体
と、塵埃を収集し、上記掃除機本体に対して着脱
自在な集塵箱と、フアンモーターと集塵箱を隔て
るとともに、多数の通気孔を形成した隔壁と、同
隔壁と集塵箱の間のエアータイトを行う弾性材料
により形成されたパツキンとを具備し、上記パツ
キンは、隔壁の環状段部に装着される環状部と、
この環状部の後側より一体形成され、隔壁の前面
に弾接するリツプと、上記環状部の内側へ突設さ
れた複数の押圧部と、これら押圧部より後方へ形
成され、上記通気孔を貫通してその後部孔縁に係
合する係止部とから構成され、かつ各押圧部の先
端には凸状のすべり止めを形成したものである。
作 用
上記本考案によれば、係止部を通気孔の後部後
縁に係止することによつて、パツキンの隔壁に対
する装着状態は確実に保たれ、よつて、そのリツ
プと隔壁の密着も常時良好に維持される。その結
果、隔壁と集塵箱との間のエアータイトを確実と
して所定の吸引通路を設定し、吸塵性能を向上さ
せることができるものである。
縁に係止することによつて、パツキンの隔壁に対
する装着状態は確実に保たれ、よつて、そのリツ
プと隔壁の密着も常時良好に維持される。その結
果、隔壁と集塵箱との間のエアータイトを確実と
して所定の吸引通路を設定し、吸塵性能を向上さ
せることができるものである。
また係止部はパツキンの環状部ではなく、それ
より突出した押圧部を介して形成しているため
に、通気孔に対する係止操作がしやすく、しかも
押圧部の押圧もその先端の凸状すべり止めによつ
て容易にできるものである。
より突出した押圧部を介して形成しているため
に、通気孔に対する係止操作がしやすく、しかも
押圧部の押圧もその先端の凸状すべり止めによつ
て容易にできるものである。
実施例
以下、添付図面に基づいて本考案の一実施例に
ついて説明する。第２図および第３図において、
７はフアンモーター８を内蔵し、上下に分割可能
な掃除機本体、９はフイルター装置１０および集
塵したごみごと使い捨ての集塵袋１１を内蔵し、
掃除機本体７により挾持された集塵箱で、前面に
設けられた集塵袋取り出し口の下端部には集塵袋
支持板１２が回動自在に軸支されている。１３は
ホース差込口１４とハンドル１５を有する前カバ
ーで、掃除機本体７の前方下端部に回動自在に軸
支され、上記集塵袋取り出し口を開閉するもの
で、尾錠１６により係止される。上記集塵箱９は
第４図に示すように掃除機本体７の後部に突出し
て設けられた車輪１７とレスト１８により同掃除
機本体７を立てて前カバー１３を開くことによつ
て出入することができる。
ついて説明する。第２図および第３図において、
７はフアンモーター８を内蔵し、上下に分割可能
な掃除機本体、９はフイルター装置１０および集
塵したごみごと使い捨ての集塵袋１１を内蔵し、
掃除機本体７により挾持された集塵箱で、前面に
設けられた集塵袋取り出し口の下端部には集塵袋
支持板１２が回動自在に軸支されている。１３は
ホース差込口１４とハンドル１５を有する前カバ
ーで、掃除機本体７の前方下端部に回動自在に軸
支され、上記集塵袋取り出し口を開閉するもの
で、尾錠１６により係止される。上記集塵箱９は
第４図に示すように掃除機本体７の後部に突出し
て設けられた車輪１７とレスト１８により同掃除
機本体７を立てて前カバー１３を開くことによつ
て出入することができる。
また、フアンモーター８と集塵箱９は掃除機本
体７の略中央部に設けられた隔壁１９によつて隔
てられる。そして、この隔壁１９にはリブ２０に
より多数の通気孔２１を形成した通気板２２が取
着してある。また上記隔壁１９は弾性材料から形
成されたモーターサポートゴム２３およびパツキ
ン２４と互いに気密に当接している。なお、通気
板２４は隔壁１９と一体であつても良い。そして
パツキン２４は第５図〜第７図に示すように、通
気板２２の環状段部２２ａに装着される環状部２
４ａと、この環状部２４ａの後側より一体形成さ
れ、隔壁１９の前面に弾接するリツプ２８と、上
記環状部２４ａの内側へ突設された複数の押圧部
２６と、これら押圧部２６より後方へ形成され、
上記通気孔２１を貫通してその後部孔縁に係合す
る係止部２５とから構成され、かつ各押圧部２６
の先端には凸状のすべり止め２７を形成したもの
である。また、パツキン２４に形成したリツプ２
８を隔壁１９に密着させるように、係止部２５の
寸法l1を隔壁１９と通気板２２の寸法l2よりも大
きくしている。
体７の略中央部に設けられた隔壁１９によつて隔
てられる。そして、この隔壁１９にはリブ２０に
より多数の通気孔２１を形成した通気板２２が取
着してある。また上記隔壁１９は弾性材料から形
成されたモーターサポートゴム２３およびパツキ
ン２４と互いに気密に当接している。なお、通気
板２４は隔壁１９と一体であつても良い。そして
パツキン２４は第５図〜第７図に示すように、通
気板２２の環状段部２２ａに装着される環状部２
４ａと、この環状部２４ａの後側より一体形成さ
れ、隔壁１９の前面に弾接するリツプ２８と、上
記環状部２４ａの内側へ突設された複数の押圧部
２６と、これら押圧部２６より後方へ形成され、
上記通気孔２１を貫通してその後部孔縁に係合す
る係止部２５とから構成され、かつ各押圧部２６
の先端には凸状のすべり止め２７を形成したもの
である。また、パツキン２４に形成したリツプ２
８を隔壁１９に密着させるように、係止部２５の
寸法l1を隔壁１９と通気板２２の寸法l2よりも大
きくしている。
上記の構成において、パツキン２４の組立は第
６図に示すように指で矢印の方向に圧入して行わ
れるが、圧入しやすいように指のすべり止め２７
を有した押圧部２６を設けているので、組立がや
りやすく、さらに係止部２５を通気孔２１に係止
することによりパツキン２４は確実に固定され
る。また、係止部２５とリツプ２８の寸法l1およ
び隔壁１９と通気板２２の寸法l2をl1＞l2になる
ように設定することによつて、係止部２５を通気
孔２１に嵌合させると係止部２５が引張られた状
態になるので、係止部２５の弾性によりパツキン
２４が隔壁１９に密着され、確実な気密を保つこ
とができる。
６図に示すように指で矢印の方向に圧入して行わ
れるが、圧入しやすいように指のすべり止め２７
を有した押圧部２６を設けているので、組立がや
りやすく、さらに係止部２５を通気孔２１に係止
することによりパツキン２４は確実に固定され
る。また、係止部２５とリツプ２８の寸法l1およ
び隔壁１９と通気板２２の寸法l2をl1＞l2になる
ように設定することによつて、係止部２５を通気
孔２１に嵌合させると係止部２５が引張られた状
態になるので、係止部２５の弾性によりパツキン
２４が隔壁１９に密着され、確実な気密を保つこ
とができる。
考案の効果
上記の実施例から明らかなように本考案は、隔
壁の通気孔に係止される係止部をパツキングより
形成したので、上記隔壁に対するパツキンの装着
が確実となり、同隔壁へのリツプの密着が長期間
良好に維持できることになる。したがつて、集塵
箱装着部のエアータイト性が向上して、すぐれた
吸塵性能を発揮させることができるものである。
またパツキンにおいて、その環状部より突出した
押圧部に係止部を形成したことによつて通気孔に
対する係止部の係止動作がしやすくなり、しかも
押圧部には凸状のすべり止めが形成してあるとこ
ろから、指のすべりなどがなく、組立作業性が向
上するものである。さらに係止部が係合するのは
通気孔であるので、特別な被係止構成が不要とな
り、そのために、エアータイト構成の簡素化も図
れるものである。
壁の通気孔に係止される係止部をパツキングより
形成したので、上記隔壁に対するパツキンの装着
が確実となり、同隔壁へのリツプの密着が長期間
良好に維持できることになる。したがつて、集塵
箱装着部のエアータイト性が向上して、すぐれた
吸塵性能を発揮させることができるものである。
またパツキンにおいて、その環状部より突出した
押圧部に係止部を形成したことによつて通気孔に
対する係止部の係止動作がしやすくなり、しかも
押圧部には凸状のすべり止めが形成してあるとこ
ろから、指のすべりなどがなく、組立作業性が向
上するものである。さらに係止部が係合するのは
通気孔であるので、特別な被係止構成が不要とな
り、そのために、エアータイト構成の簡素化も図
れるものである。
第１図は従来のパツキンの取付状態を示す断面
図、第２図は本考案の一実施例を示す電気掃除機
の斜視図、第３図は同断面図、第４図は集塵箱の
着脱動作を示す断面図、第５図はパツキンの正面
図、第６図はパツキンの組立手順を示す断面図、
第７図はパツキンを組立てた状態を示す断面図で
ある。 ７……掃除機本体、８……フアンモーター、９
……集塵箱、１９……隔壁、２１……通気孔、２
２ａ……環状段部、２４……パツキン、２４ａ…
…環状部、２５……係止部、２６……押圧部、２
７……すべり止め。
図、第２図は本考案の一実施例を示す電気掃除機
の斜視図、第３図は同断面図、第４図は集塵箱の
着脱動作を示す断面図、第５図はパツキンの正面
図、第６図はパツキンの組立手順を示す断面図、
第７図はパツキンを組立てた状態を示す断面図で
ある。 ７……掃除機本体、８……フアンモーター、９
……集塵箱、１９……隔壁、２１……通気孔、２
２ａ……環状段部、２４……パツキン、２４ａ…
…環状部、２５……係止部、２６……押圧部、２
７……すべり止め。
Claims (1)
- 吸引用のフアンモーターを内蔵した掃除機本体
と、塵埃を収集し、上記掃除機本体に対して着脱
自在な集塵箱と、フアンモーターと集塵箱を隔て
るとともに、多数の通気孔を形成した隔壁と、同
隔壁と集塵箱の間のエアータイトを行う弾性材料
により形成されたパツキンとを具備し、上記パツ
キンは、隔壁の環状段部に装着される環状部と、
この環状部の後側より一体形成され、隔壁の前面
に弾接するリツプと、上記環状部の内側へ突設さ
れた複数の押圧部と、これら押圧部より後方へ形
成され、上記通気孔を貫通してその後部孔縁に係
合する係止部とから構成され、かつ各押圧部の先
端には凸状のすべり止めを形成した電気掃除機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1319683U JPS59119251U (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1319683U JPS59119251U (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 電気掃除機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59119251U JPS59119251U (ja) | 1984-08-11 |
| JPS6317408Y2 true JPS6317408Y2 (ja) | 1988-05-17 |
Family
ID=30144587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1319683U Granted JPS59119251U (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59119251U (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55110526A (en) * | 1979-02-19 | 1980-08-26 | Tokyo Electric Co Ltd | Vacuum cleaner |
| JPS56158623A (en) * | 1980-05-13 | 1981-12-07 | Tokyo Electric Co Ltd | Electric cleaner |
| JPS56163620A (en) * | 1980-05-20 | 1981-12-16 | Tokyo Electric Co Ltd | Electric cleaner |
| JPS5772621A (en) * | 1980-10-22 | 1982-05-07 | Tokyo Electric Co Ltd | Electric cleaner |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54178466U (ja) * | 1978-06-06 | 1979-12-17 |
-
1983
- 1983-01-31 JP JP1319683U patent/JPS59119251U/ja active Granted
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55110526A (en) * | 1979-02-19 | 1980-08-26 | Tokyo Electric Co Ltd | Vacuum cleaner |
| JPS56158623A (en) * | 1980-05-13 | 1981-12-07 | Tokyo Electric Co Ltd | Electric cleaner |
| JPS56163620A (en) * | 1980-05-20 | 1981-12-16 | Tokyo Electric Co Ltd | Electric cleaner |
| JPS5772621A (en) * | 1980-10-22 | 1982-05-07 | Tokyo Electric Co Ltd | Electric cleaner |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59119251U (ja) | 1984-08-11 |
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