JPH0437596Y2 - - Google Patents

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JPH0437596Y2
JPH0437596Y2 JP1985051273U JP5127385U JPH0437596Y2 JP H0437596 Y2 JPH0437596 Y2 JP H0437596Y2 JP 1985051273 U JP1985051273 U JP 1985051273U JP 5127385 U JP5127385 U JP 5127385U JP H0437596 Y2 JPH0437596 Y2 JP H0437596Y2
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dust collection
collection chamber
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dust
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、インジケーターまたはエアープロテ
クターを備えた電気掃除機に関するものである。
従来の技術 一般に電気掃除機においては集塵量を表示する
ことが好ましく、このため圧力感知型のインジケ
ーターが用いられている。この圧力感知型のイン
ジケーターは透明なパイプと、このパイプ内をし
ゅう動する指針を主要素とし、パイプの一端を大
気に開放し、パイプの他端を集塵室に連通させ、
大気との圧力差に応じて指針をしゅう動させ、集
塵室内の圧力低下、すなわち集埃の量を知らせる
ようになつている。また、インジケーターを見る
ための本体の開口部を通気口とし、集塵量が多く
なつて風量が減少したとき、前記開口より流入す
る空気を利用してフアンモーターを冷却する手段
にも利用されている。
ところで、従来、この種の電気掃除機の集塵室
蓋はたとえば第5図に示すような構造になつてい
た。
すなわち、集塵室の一部を形成する着脱自在の
集塵室蓋1は開口部1aを有するとともに、前記
蓋1の剛性を増すための多数の補強リブ1bを内
面に有し、この集塵室蓋1に一端を前記開口部1
aに連通し、他端を集塵室内に連通させた圧力感
知型のインジケーター2を、取付板4をもつてか
つ、エアータイトを良くするためのタイトパツキ
ン3を介して固定したものが一般的であつた。
考案が解決しようとする問題点 しかし、このような構造のものではインジケー
ター2の取付部に補強リブ1b等を形成しにくい
ため、前記取付部が強度的に弱くならざるをえな
い。特に、吸塵口が密閉されたときのように、集
塵室内の圧力が著しく低下した場合等においては
第6図に示すように、集塵室蓋1は内側へ変形す
るため、インジケーター2と集塵室蓋とのエアー
タイトが不完全になり(第6図矢印部)本体性能
の低下、インジケーターの信頼性低下、および集
塵室蓋1自身が受けるくり返し変形に伴う強度低
下等々の問題点を有していた。
また、これらの問題点を解決する方法として、
第7図に示すように集塵室蓋5の剛性を増すた
め、集塵室蓋5の外かくに凹状にインジケーター
6の取付部を形成し、この凹部をおおうかたちで
インジケーター表示板7を取付けたものがある
が、構造上重量がかさむことや、インジケーター
表示板7を有するためサービス性が悪い等の問題
点を有していた。
なお、一般的に集塵室蓋の剛性を増す方法とし
て、集塵室蓋の肉厚を増すことや、補強リブの数
を増す等行つてきたが、集塵室内の風の流れの関
係上、横方向の補強リブ高さはあまり高く形成で
きないことや、重量の増大、すなわち材料費アツ
プになること、成形上のヒケ等の問題点があるこ
と等、その改善が望まれていた。
本考案は、インジケーターパイプの取付方法を
工夫することにより、従来の問題点を解消し、安
価でかつ剛性の高い集塵室蓋を提供するものであ
る。
問題点を解決するための手段 上記従来の問題点を解決する本考案の技術的手
段は、インジケーターまたはエアープロテクター
の一端に設けられた係止部を、集塵室蓋に設けら
れた略L字状の受部に横方向に遊び空間を有して
係止させ、他端を固定手段にて集塵室蓋に固定
し、かつ、前記インジケーターまたはエアープロ
テクターと集塵室蓋との当接部にはパツキンを形
成したことである。
作 用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、吸塵口が密閉されたときのように集塵
室内の圧力が著しく低下した場合、集塵室蓋は内
側へ引かれるかたちで変形を生じる。この変形に
対して、形状的にも剛性の高いインジケーターパ
イプの長手方向両端部を集塵室蓋の内側に固定す
ることで、ちょうど集塵室蓋の前記変形に対抗す
る作用を発揮し、変形量をきわめて小さくおさえ
ることができるわけである。また、一端を固定手
段にて固定し、他端を集塵室蓋に設けた略L字状
の係止部に横方向の遊び空間を有して係止させる
構成としたことにより集塵室蓋は若干の変形が可
能で、かつその変形は集塵室蓋とインジケーター
またはエアープロテクターとの密着性が増す方向
に作用するものである。また、集塵室蓋に強い力
が加わりひずんだ際にもインジケーターまたはエ
アープロテクターに引張りの負荷がかからないも
のである。なお、一般的に風の流れ等の関係上補
強リブを高く形成できない集塵室蓋の左右方向に
前記インジケーターパイプを取付けることで、こ
の補強効果をさらに有効に発揮させることができ
るものである。
実施例 以下、本考案の一実施例を添付図面にもとづい
て説明する。第1図〜第4図において、10はフ
アンモーター11を内蔵する本体外かくであり、
集塵室13を有している。前記集塵室13はその
一部を形成し集塵袋14の出し入れをするための
着脱自在の集塵室蓋12を有している。前記本体
外かく10における前部には集塵室13に開通す
る吸気口16を有し、吸気口16にはホースおよ
び集塵袋14とのタイト性を保持するための吸気
口パツキン15を取付けている。フアンモーター
11の前部には細塵流入防止の吸気フイルター1
7が配設されており、また本体外かく10の後部
には排気口19およびスイツチ20が設けられ、
排気口19には排気フイルター18が設けられて
いる。前記集塵室蓋12にはインジケーター窓2
1が形成されており、その下方には集塵室蓋12
の前後方向と直交する透明なインジケーターパイ
プ22を配置しており、このインジケーターパイ
プ22はインジケーター窓21に一端を連通し、
他端を集塵室13に連通させている。前記インジ
ケーターパイプ22内にはインジケーター指針2
3が設けられており、この指針23はバネ24で
付勢され、大気圧と集塵室13内との圧力差によ
つてインジケーターパイプ22内24をしゅう動
するようになつている。前記インジケーターパイ
プ22の端部にはインジケーターバネ24の一端
を固定するインジケーター蓋25を設けてある。
前記インジケーターパイプ22の一端には固定爪
26を突設してあり、また他端にはネジ座27が
形成されており、前記固定爪26は集塵室蓋12
に設けられた受部28にかけ止められ、受部28
の内壁と上記固定爪26の間には横方向に遊び空
間が設けられている。ネジ座27は集塵室蓋12
に設けられたボス29に止めネジ30によつて固
定されている。そして集塵室蓋12とインジケー
ターパイプ22との間にはエアータイトを良くす
るためにインジケーターパツキン31を設けてい
る。
上記構成において動作を説明すると、吸気口1
6より吸込まれた含塵空気は、集塵袋14で濾過
された後、吸気フイルター17およびフアンモー
ター11を通過し、排気口19、排気フイルター
18を経て外部へ放出される。集塵袋14に塵埃
がたまつてくると流路抵抗が増し、集塵室13内
の圧力が低下するため、大気との圧力差に応じて
インジケーター指針23がしゅう動し、集塵室1
3内の圧力低下、すなわち集塵袋14の塵埃の量
をインジケーター窓21を通して知らしめること
ができる。と同時に、流路抵抗増大に伴いフアン
モーター11を通過する風量が減少し、フアンモ
ーター11の冷却効果が減少するのを補うため、
インジケーターパイプ22とインジケーター指針
23との間隙を通して、外気を集塵室13内に導
入するエアープロテクターの役目も果たしてい
る。
さて、集塵袋14内の塵埃が著しく増大した
り、また吸気口16がふさがれて密閉状態にな
り、集塵室13内の圧力が著しく低下すると、集
塵室蓋12に大きな力が加わり、集塵室蓋12を
内側へ変形させようとするが、これに反して剛性
の高いインジケーターパイプ22が、集塵室蓋1
2の内側へつつぱるかたちで取付けられているた
め、変形は大きなものとはならないものである。
又、固定爪26と受部28の間には横方向の遊び
空間が存在するため、集塵室蓋12の若干の変形
を意図的に許すこととなつておりインジケーター
パイプ22に過度の負荷がかかることを防止でき
る。しかも、集塵室蓋12の変形は、インジケー
ターパイプ22との密着性をより良くする方向で
あるためインジケーターパイプ22の気密性の向
上が図れる。
考案の効果 上記実施例からあきらかなように、本考案の電
気掃除機は、インジケーターまたはエアープロテ
クターの一端に設けられた係止部を、集塵室蓋に
設けられた略L字状の受部に横方向に遊び空間を
有して係止させ、他端を固定手段にて集塵室蓋に
固定し、かつ、前記インジケーターまたはエアー
プロテクターと集塵室蓋との当接部にはパツキン
を形成したことにより集塵室蓋の変形を小さく
し、集塵室蓋の破損防止・耐久性向上を図ること
ができるものである。又、係止部と受部との間に
横方向の遊び空間を設けたことにより集塵室蓋の
若干の変形を許す構成となつておりインジケータ
ーまたはエアープロテクターに過度の負荷がかか
ることを防止でき、しかも集塵室の変形はインジ
ケーターまたはエアープロテクターとの密着性を
より良くする方向であり、気密性を向上すること
ができるものである。
よつて、集塵室蓋の破損防止・耐久性向上を実
現できるとともにインジケーターやエアープロテ
クターの耐久性もあわせて向上することができ、
気密性にもきわめて優れた電気掃除機を提供でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電気掃除機の
部分斜視図、第2図は外観斜視図、第3図は全体
の縦断面図、第4図は同要部横断面図、第5図は
従来例の電気掃除機の要部斜視図、第6図は同横
断面図、第7図は別の従来例を示す部分縦断面図
である。 12……集塵室蓋、21……インジケーター
窓、22……インジケーターパイプ、26……固
定爪、27……ネジ座、28……受部、29……
ボス、30……ネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 集塵室の一部を形成するとともに、大気と集塵
    室とを連通する開口部を有し、かつ着脱自在また
    は開閉自在に形設された集塵室蓋と、前記集塵室
    蓋の集塵室側に取付けられ、一端を前記蓋の開口
    部に、他端を集塵室に連通して大気と集塵室との
    圧力差によつて動作する筒状の圧力感知型インジ
    ケーターまたはエアープロテクターを有し、集塵
    室蓋の前後方向に対して直行して前記インジケー
    ターまたはエアープロテクターを配設し、前記イ
    ンジケーターまたはエアープロテクターの一端に
    設けられた係止部を、前記集塵室蓋に設けられた
    略L字状の受部に横方向に遊び空間を有して係止
    させ、他端を固定手段にて前記集塵室蓋に固定
    し、かつ、前記インジケーターまたはエアープロ
    テクターと集塵室蓋との当接部にはパツキンを形
    成してなる電気掃除機。
JP1985051273U 1985-04-05 1985-04-05 Expired JPH0437596Y2 (ja)

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JPS61167158U JPS61167158U (ja) 1986-10-16
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