JP2698273B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2698273B2
JP2698273B2 JP1412092A JP1412092A JP2698273B2 JP 2698273 B2 JP2698273 B2 JP 2698273B2 JP 1412092 A JP1412092 A JP 1412092A JP 1412092 A JP1412092 A JP 1412092A JP 2698273 B2 JP2698273 B2 JP 2698273B2
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公夫 笹田
和好 吉見
憲一郎 土肥
明宏 森田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動送風機の過熱を防
止するとともに、集塵量を示す集塵メーターを備えた電
気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種集塵メーターとしては、両
端を掃除機本体の集塵室と外気とに連通させた筒体内
に、インジケーターを摺動自在に配設し、このインジケ
ーターをバネにより筒体の外気側に付勢したものが知ら
れている。しかしながら、この構成では、集塵量がそれ
ほど多くなく吸込力が強い場合でも、インジケーターが
少しでも移動すると、外気が一気に掃除機本体内に流入
するため、掃除機本体内の真空度が急激に低下し、吸込
力を損なう問題があった。
【0003】そこで、インジケーターのバネの弾性力を
強くすることが考えられるが、バネの弾性力を強くする
と、インジケーターの移動量が少なく、インジケーター
としての作用が低下する欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、掃除機本体の吸込効率の低下を防
止でき、かつ確実に電動送風機の過熱を防止できる電気
掃除機を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、集塵室及び電
動送風機収納室を有する掃除機本体と、前記掃除機本体
の上面に形成された指示窓と、前記掃除機本体上部の指
示窓に臨ませて配設され、一端を前記掃除機本体外に連
通させた第1弁と、一端を前記第1弁の他端に連通する
とともに他端を電動送風機の吸気側に連通させた第2弁
とを備え、前記第1弁と第2弁との連結部に、前記第2
弁側へ外気を供給する流入穴を形成するとともに、前記
第2弁のバネの弾性を前記第1弁のバネの弾性よりも強
くしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によると、第1弁に流入穴を形成すると
ともに、第2弁のバネを第1弁のバネよりも強くしたこ
とにより、第1弁と第2弁が同時に開放しないととも
に、第2弁が開放する際、流入穴を介して第1弁に空気
が供給されるため、第2弁がスムーズに開放されるとと
もに、電動送風機の過熱防止が必要となるまでは掃除機
本体内に外気が多量に流入せず、掃除機本体の吸込効率
が低下しない。
【0007】そして、さらに電動送風機に負荷がかかる
と、第1弁が開放されて第1弁の開口と流入穴とから外
気が流入し、電動送風機の過熱を防止する。
【0008】さらに、第2弁の開放後、第1弁が集塵室
内の真空度の上昇と略比例して開放され、使用者に集塵
量を報知する。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて以下に詳
述する。
【0010】1は掃除機本体で、前部に集塵袋2を有す
る集塵室3、後部に電動送風機4を収納する電動送風機
収納室5を内蔵している。6は前記掃除機本体1の前方
に形成され、前記集塵室3に連通する吸込口で、該吸込
口6に図示しない蛇腹ホースが着脱自在に接続されるよ
うになっている。
【0011】7は前記集塵室3の上方を開閉自在に覆う
蓋ケ−スで、該蓋ケース7は前記掃除機本体1に回動自
在に軸支されており、該蓋ケース7には、後述するカバ
ー7を取り付けることにより、後述する集塵メーター12
を収納する収納部8を形成している。
【0012】9は前記蓋ケース7に取り付けられるカバ
ーで、該カバー9には後述する集塵メーター12の筒体13
を臨ませる指示窓10が形成されているとともに、前記収
納部8内に外気を流入させる通気部11が形成されてい
る。
【0013】12は前記収納部8に配設される集塵メータ
ーで、透明な筒体13、バネA14、及びインジケーター15
とからなっており、前記筒体13の一端に、前記掃除機本
体1の通気部11からの外気が流入する通気口16を形成す
るとともに、他端を前記蓋ケース7の連通穴17に接続し
ている。前記インジケーター15はバネA14により前記筒
体13の通気口16側に付勢されている。18は前記筒体13の
一部に形成された流入穴で、前記筒体13内が常に外気と
連通している。前記流入穴18は、前記筒体13、及び後述
するパッキング22のどの部分に形成してもよい。
【0014】19は安全装置で、前記集塵室3に臨ませた
状態で前記連通穴17に取り付けられ、内部を前記集塵メ
ーター12の筒体13と連通させている。20は前記安全装置
19に内蔵された弁で、バネB21により前記連通穴17側に
付勢されている。前記バネB21は前記バネA14よりも強
い弾性を有している。
【0015】22は前記連通穴17に配設されたパッキング
で、前記筒体13と前記連通穴17、及び前記安全装置19と
連通穴17とを気密に保持するようになっている。
【0016】而して、繰り返し掃除する内に、徐々に塵
埃が集塵袋2に蓄積し、集塵室3内が負圧になるが、安
全装置19のバネB21の弾性が強いため、弁20が開放され
ず、集塵メーター12のインジケーター15が移動しないと
ともに、外気も流入しない。
【0017】そして、さらに集塵袋2に塵埃が蓄積して
集塵室3内の真空度がより高くなると、バネB21の弾性
に抗して弁20が開放しようとする。この時、流入穴18を
形成していない構成では、弁20の膨張側、即ち、集塵メ
ーター12の筒体13内への空気の供給がないため、弁20が
スムーズに開放されないが、本実施例では、集塵メータ
ー12の筒体13他端に流入穴18を形成したので、流入穴18
を介して集塵メーター12の筒体13内に空気が供給され、
弁20がスムーズに開放される。また、流入穴18により、
インジケーター15が弁20と同時に開放されず、外気は流
入穴18からのみ流入するため、電動送風機4の過熱防止
が必要となるまでは掃除機本体1内の真空度が急激に低
下せず、掃除機本体1の吸込効率を低下させることがな
い。
【0018】そして、さらに電動送風機4に負荷がかか
ると、インジケーター15が移動して集塵メーター12の通
気口16と筒体13の流入穴18とから外気が流入し、電動送
風機4の過熱を防止するようになっている。
【0019】以上の構成によると、集塵メーター12の筒
体13に流入穴18を設けるとともに、バネB21をバネA14
よりも強くしたことにより、集塵室3内の真空度が、電
動送風機4の過熱防止が必要となる程度に高くなるまで
は、掃除機本体1に外気が多量に流入しないため、掃除
機本体の吸込効率を低下させることなく電動送風機4の
過熱を防止できる。また、安全装置19の開放後、集塵室
3内の真空度が高くなるに伴ってインジケーター15が移
動し、使用者に集塵量を確実に報知できる。
【0020】
【発明の効果】本発明によると、第1弁と第2弁との連
結部に流入穴を形成するとともに、第2弁のバネを第1
弁のバネよりも強く構成したため、第1弁及び第2弁が
同時に開放することなく、集塵室内の真空度が、電動送
風機の過熱防止が必要となる程度に高くなるまで掃除機
本体内に外気が多量に流入しないため、電気掃除機の吸
込効率を低下させることなく電動送風機の過熱を防止で
きる。また、第2弁の開放後、集塵メーターとしての第
1弁が集塵室内の真空度の上昇と略比例して移動する。
従って、吸込効率を低下させることなく電動送風機の過
熱を防止できるとともに、集塵量を確実に使用者に報知
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す掃除機本体の、弁閉成時
の断面図である。
【図2】同掃除機本体の、外気流入時の断面図である。
【符号の説明】
1 掃除機本体 3 集塵室 5 電動送風機収納室 10 指示窓 12 集塵メーター(第1弁) 18 流入穴 19 安全装置(第2弁)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土肥 憲一郎 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 森田 明宏 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−194829(JP,A) 特開 昭55−151933(JP,A) 特開 平3−170122(JP,A) 実開 昭55−163952(JP,U) 実開 昭50−82161(JP,U) 実開 昭55−167352(JP,U) 実開 昭59−101964(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集塵室及び電動送風機収納室を有する掃
    除機本体と、前記掃除機本体の上面に形成された指示窓
    と、前記掃除機本体上部の指示窓に臨ませて配設され、
    一端を前記掃除機本体外に連通させた第1弁と、一端を
    前記第1弁の他端に連通するとともに他端を電動送風機
    の吸気側に連通させた第2弁とを備え、前記第1弁と第
    2弁との連結部に、前記第2弁側へ外気を供給する流入
    穴を形成するとともに、前記第2弁のバネの弾性を前記
    第1弁のバネの弾性よりも強くしたことを特徴とする電
    気掃除機。
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