JPS642688Y2 - - Google Patents

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JPS642688Y2
JPS642688Y2 JP6912383U JP6912383U JPS642688Y2 JP S642688 Y2 JPS642688 Y2 JP S642688Y2 JP 6912383 U JP6912383 U JP 6912383U JP 6912383 U JP6912383 U JP 6912383U JP S642688 Y2 JPS642688 Y2 JP S642688Y2
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JP
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piston
connection port
cylinder
negative pressure
cylinder chamber
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JP6912383U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は電気掃除機の吸塵量指示用インジケ
ータの改良に関するものであり、より詳細には、
集塵室内の塵埃量が増加し、フイルタの目詰まり
が進行しても十分なリーク風が確保できるように
して電動送風機の冷却効果を維持すると同時に、
吸塵量を明確に指示するようにした電気掃除機の
吸塵量指示用インジケータに関するものである。
[従来の技術] この種の電気掃除機の吸塵量指示用インジケー
タとしては従来、第1図〜第4図に示すようなも
のがある。
第1図中、1は電気掃除機の掃除機本体であ
る。掃除機本体1は後部ケース2と前部ケース3
とから構成され、後部ケース2は上部ケース4と
下部ケース5とから構成されている。後部ケース
2の前部には電動送風機6の空気吸込口6aに連
通する負圧室7が形成されている。集塵ケース3
内の集塵室8と負圧室7との間には、網製の第1
のフイルタ9、スポンジ製の第2のフイルタ1
0、紙製の第3のフイルター11が配設されてい
る。また、集塵ケース3の前部にはホース接続口
12が設けられていて、このホース接続口12に
は図示しない集塵ケースが接続される。
そして、電動送風機6を作動させると、塵埃を
含む空気が図示しない集塵ホースを介して集塵室
8内に吸い込まれた後にフイルタ9,10,11
を通過して清浄され、この清浄された空気が負圧
室7を通過した後に電動送風機6、フイルタ13
を経て排気口14から排出されるようになつてい
る。
上部ケース4の上部に設けた凹部15の前部側
には吸塵量指示用のインジケータ16が装着され
ている(第2図参照)。このインジケータ16は、
第3図及び第4図に示した如く、透明なシリンダ
本体17とこれの端部に接合された抜け止め栓1
8′とから構成されるシリンダ19を備えている。
そして、シリンダ19内には、シリンダ室20が
形成されている。接続口21はシリンダ室20の
一端部側方に開口している。この接続後21は第
1図の如く負圧室7に連通した状態となつてい
る。通気口22はシリンダ室20の他端部で開口
して大気に連通している。
シリンダ室20内にはピストン24が摺動自在
に嵌合されていて、このピストン24とシリンダ
室20の底壁20aとの間にはスプリング25が
介装されている。これによつて、ピストン24は
シリンダ室20の一端部側すなわち通気口22側
にバネ付勢されている。このピストン24は、シ
リンダ室内を気密に仕切る密閉板24aと、密閉
板24aの接続口21側に一体に設けられた中空
の筒部24bとから構成され、密閉板24aと筒
部24bとの間の周縁部には筒部内の通路27に
連通する環状溝26が形成されている。環状溝2
6と通路27とはリーク風通過部28を構成して
いる。
第2図中29はインジケータ16を覆うカバ
ー、30はカバー29に形成された表示部として
の窓、31は凹部15に回動自在に装着された把
手、4aは上部ケース4の前底壁、4bは前底壁
4aに形成されたスリツト、5aは下部ケース5
の前端壁、5bは前端壁5aに形成されたスリツ
トである。
このような構成の電気掃除機においては、電動
送風機6を作動させると、電動送風機6は負圧室
7側の空気を吸い込んで排気口14側に排出しよ
うとする。従つて、その吸い込み力により塵埃を
含んだ空気は図示しない集塵ケースを介して集塵
室8内に吸い込まれ、フイルタ9,10,11を
通過して塵埃が除去される。このようにして清浄
された空気は、電動送風機6のフアンケース6b
内に吸い込まれて吐出され、電動送風機6のモー
タ6cの周囲を流れてこのモータ6cを冷却した
後、フイルタ13及び排気口14を介して外部に
排出される。
一方、負圧室7内の負圧は接続口21を介して
ピストン24の一側に作用し、大気圧が通気口2
2を介してピストンの他側に作用しているので、
これらの差圧によりピストン24はスプリング2
5のバネ力に抗して接続口21側に変位させられ
る。しかも、集塵室8内の塵埃の量が増加し、フ
イルタ9,10,11の目詰まりが進行するにつ
れ、集塵室8側から負圧室7側に流れる空気量が
減少して負圧室7内の負圧が徐々に高くなり、ピ
ストン24の接続口21側への変位量は徐々に大
きくなる。そして、ピストン24が接続口21側
に所定量変位させられると、接続口21が環状溝
26に連通するので、第4図に矢印で示したよう
に通気口22、リーク風通過部28、及び接続口
21はリーク風路を形成することとなる。すなわ
ち、大気中の空気はリーク風となつて通気口2
2、リーク風通過部28、及び接続口21並びに
負圧室7を介して電動送風機6のフアンケース6
b内に吸い込まれる。このリーク風はフアンケー
ス6bから吐出されてモータ6cを冷却した後、
フイルタ14及び排気口14を介して外部に排出
される。また、ピストン24の位置は窓30から
観察できるようになつているから、ピストン24
の端縁がシリンダ本体17の側面に付された吸塵
量目盛(図示省略)のどこを指示しているかを読
みとれば、電気掃除機の吸塵量を確認することが
できる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記のような構成によれば、負
圧室の負圧が高くなつてピストン24が第4図に
示した位置に変位した場合、ピストン24に摺接
するシリンダ本体17の内周壁が直接リーク風路
を形成するため、この内周壁にリーク風に含まれ
る塵埃が付着し易い。そして、内周壁に塵埃が付
着するとピストン24のスムースな摺動が妨げら
れ、インジケータ16が正常に作動しえなくなる
という問題がある。
[考案の目的] この考案は、上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、リーク風路が形成された場合にもこのリ
ーク風に含まれる塵埃がピストンの摺動を妨げる
位置に付着しないようなインジケータの提供を目
的とする。
[課題を解決するための手段] この考案に係る電気掃除機の吸塵量指示用イン
ジケータは、側壁の少なくとも一部が透明なシリ
ンダとシリンダ内のシリンダ室に摺動自在に収納
されたピストンとを備え、シリンダ室の一端部側
に掃除機本体内のフイルタと電動送風機との間の
負圧室に連通する接続口を設け、他端部側に大気
に連通する通気口を設けた構成において、ピスト
ンを、シリンダ室を通気口側と接続口側とに気密
に分割する密閉板と、密閉板の接続口側に一体に
設けられた中空の筒部と、密閉板と筒部との間の
周縁部に形成されて筒部内の通路に連通する環状
溝とから構成すると共に、筒部を接続口側にして
シリンダ室内に配設し、ピストンとシリンダ室の
通気口側との間に、ピストンを通気口側に引張す
るスプリングを設け、シリンダ室の側壁に、負圧
が低い際に筒部によつて閉塞され、負圧が高まつ
てピストンが接続口側へ所定量変位した際に環状
溝と連通する位置にリーク風取入口を設けたこと
を特徴とする。
[実施例] 次に、この考案を図面に基づいて説明する。な
お、この考案の実施例を示す図において従来例と
同一ないし均等な部位または部材には同一符号ま
たは記号を付して、重複した説明を省略すること
にする。
第5図及び第6図はこの考案の一実施例を示す
図である。
このインジケータ16は透明なシリンダ本体1
7とこれの端部に接合された接続パイプ18とか
ら構成されるシリンダ19を備えている。接続パ
イプ18はL字形状を呈しており、その端部に開
口する接続口21は負圧室7に連通した状態とな
つている。
また、スプリング25の一端には鉤状係止部2
5aが形成されて通気口22に係止されており、
他端はピストン24に形成されたスプリング嵌入
溝24cに嵌入された状態でピストン24に取り
付けられている。これによつてピストン24が通
気口22側に引張されている。なお、鉤状係止部
25aを通気口22に係止させるには、鉤状係止
部25aをシリンダ室20の側から通気口22に
押し込んでやればよく、鉤状係止部25aは一旦
つぶされて通気口22を通過した後、弾発力によ
り再び元の形に戻つて確実に通気口22に係止さ
れることになるから、スプリング25に引張力が
作用しても容易に通気口22からはずれてしまう
ようなことはない。
更に、シリンダ室20の側壁には大気に連通す
るリーク風取入れ口23が形成されている。リー
ク風取入れ口23は、負圧が低い場合にはピスト
ン24の筒部24bによつて閉塞され、負圧が高
まつてピストン24が第6図に示したようにスプ
リングのバネ力に抗して接続口22側へ所定量変
位した際に環状溝26と連通する位置でシリンダ
室20の側壁に設けられている。
また、インジケータ16は第1図および第2図
に示したように電気掃除機に組み付けられてい
る。
次に作用を説明する。
電動送風機6を作動させると、負圧室7内は負
圧状態になり、ピストン24は接続口21側の負
圧と通気口22側の大気圧との差圧により、スプ
リング25のバネ力に抗して第5図の状態から接
続口21側に変位させられる。集塵室8内の塵埃
の量が少なく、フイルタ9,10,11があまり
目詰まりしていないときは、負圧室7内の負圧は
あまり高くならないのでピストン24の接続口2
1側への変位量は小さく、リーク風取入口23は
ピストン24の外周面により塞がれた状態になつ
ている。このときには、集塵室8側からの多量の
空気が電動送風機6のモータ6cを冷却すること
になる。
集塵室8内の塵埃の量が増加し、フイルタ9,
10,11の目詰まりが進行してくると、集塵室
8側から負圧室7側に流れる空気量は減少して負
圧室7内の負圧は徐々に高くなるのでピストン2
4の接続口21側への変位量は徐々に大きくな
る。そして、ピストン24が接続口21側に所定
量変位させられると、リーク風取入口23が環状
溝26に連通するので、リーク風取入口23、リ
ーク風通過部28、および接続口21はリーク風
路を形成することになる(第6図参照)。すなわ
ち、大気中の空気はリーク風となつてリーク風取
入口23、リーク風通過路部28、および接続口
21並びに負圧室7を介して電動送風機6のフア
ンケース6b内に吸い込まれる。このリーフ風は
フアンケース6bから吐出されてモータ6cを冷
却した後、フイルタ13および排気口14を介し
て外部に排出される。このため、集塵室8側から
の空気量が減少してもモータ6cに対する冷却効
果が低下することはない。
また、このインジケータ16にあつては、スプ
リング25をピストン24の端縁A側に配設しな
い構造にしているから、端縁Aの位置がスプリン
グ25に紛らわされることもなく、ピストン24
の端縁Aがシリンダ本体の側面に付された吸塵量
目盛(図示省略)のどこを指示しているかがきわ
めて容易に読みとれる。
更に、このインジケータ16にあつては、リー
ク風が流れる際に、シリンダ室20のピストン2
4が摺動する領域内ではシリンダ室20の内壁は
ピストン24の筒部24bによつて覆われるた
め、リーク風内に含まれる塵埃が内周壁に付着す
ることはなく、ピストン24の摺動の妨げとなる
ことはない。また、リーク風はスプリング25内
を通過しないため、リーク風中の塵埃がスプリン
グ25に付着することがなく、スプリング25は
常に確実に動作することになる。
以上に述べた実施例では、通気口22はシリン
ダ16の先端面に設けられているが、これに限定
されるわけではなく、シリンダ16の先端部付近
に設けられていればよい。
また、この実施例では、スプリング25の一端
をシリンダ16に取り付けるのに通気口22を用
いるようにしているが、スプリング25の一端を
取り付けるための専用の孔を別に設けるようにし
てもよい。取り付け方法もこのようなものに限定
されるものではない。
また、シリンダ16の側面は、ピストン24の
位置が外部から確認できるように少なくとも一部
が透明になつていればよい。
[効果] 以上説明したように、この考案によれば、ピス
トンの摺動範囲内でシリンダ室の内周壁にリーク
風に含まれる塵埃が付着し難い構成となるため、
ピストンの摺動を確保してインジケータの正常な
作動を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電気掃除機の縦断面図、第2図はイン
ジケータの組付構造を示す電気掃除機の要部分解
斜視図、第3図および第4図は従来のインジケー
タの横断面図で、第3図は電動送風機が作動する
前の状態を示す図、第4図は電動送風機が作動
し、リーク風路が形成された状態を示す図、第5
図および第6図はこの考案の一実施例を示す図で
あつて、第5図は第3図と同様な図、第6図は第
4図と同様な図である。 1……掃除機本体、6……電動送風機、7……
負圧室、8……集塵室、9,10,11……フイ
ルタ、16……吸塵量指示用のインジケータ、1
9……シリンダ、20……シリンダ室、21……
接続口、22……通気口、23……リーク風取入
口、24……ピストン、25……スプリング、2
8……リーク風通過部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 側壁の少なくとも一部が透明なシリンダと該シ
    リンダ内のシリンダ室に摺動自在に収納されたピ
    ストンとを備え、前記シリンダ室の一端部側に掃
    除機本体内のフイルタと電動送風機との間の負圧
    室に連通する接続口が設けられ、他端部側に大気
    に連通する通気口が設けられた電気掃除機の吸塵
    量指示用インジケータにおいて、 前記ピストンは、前記シリンダ室を前記通気口
    側と前記接続口側とに気密に分割する密閉板と、
    該密閉板の前記接続口側に一体に設けられた中空
    の筒部と、前記密閉板と前記筒部との間の周縁部
    に形成されて前記筒部内の通路に連通する環状溝
    とを備えると共に、前記筒部を前記接続口側にし
    て前記シリンダ室内に配設され、前記ピストンと
    前記シリンダ室の前記通気口側との間には、前記
    ピストンを前記通気口側に引張するスプリングが
    設けられ、前記シリンダ室の側壁には、負圧が低
    い際に筒部によつて閉塞され、負圧が高まつて前
    記ピストンが前記接続口側へ所定量変位した際に
    前記環状溝と連通する位置にリーク風取入口が設
    けられていることを特徴とする電気掃除機の吸塵
    量指示用インジケータ。
JP6912383U 1983-05-11 1983-05-11 電気掃除機の吸塵量指示用インジケ−タ Granted JPS59174146U (ja)

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JPS59174146U JPS59174146U (ja) 1984-11-21
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