JPS63170393A - 非還元末端修飾オリゴサッカライド誘導体の新規な製造法 - Google Patents

非還元末端修飾オリゴサッカライド誘導体の新規な製造法

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JPS63170393A
JPS63170393A JP273087A JP273087A JPS63170393A JP S63170393 A JPS63170393 A JP S63170393A JP 273087 A JP273087 A JP 273087A JP 273087 A JP273087 A JP 273087A JP S63170393 A JPS63170393 A JP S63170393A
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池中 徳治
Kaoru Omichi
大道 薫
Yuko Nagamine
永嶺 優子
Shinji Satomura
慎二 里村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、α−アミラーゼ活性測定用基質として有用な
非還元末端修飾オリゴサツカライド誘導体の新規な製造
法、並びに、α−アミラーゼ活性測定用基質として有用
な新規なオリゴサツカライド誘導体に関する。
〔発明の背景〕
試料、特にヒト生体内の唾液、膵液、血液、尿中のα−
アミラーゼ活性の測定は医学上の診断において重要であ
る。例えば、膵炎、膵臓癌、耳下腺炎においては、血液
や尿中のα−アミラーゼ活性は通常の値に比べて著しい
上昇を示す。
α−アミラーゼ活性の測定方法については、これまで種
々の方法が発表されているが、大別すると、でんぷん、
アミロース、アミロペクチン等の長鎖の天然物及びその
修飾物を使用する方法と、グルコース残基数が4〜7個
のオリゴサツカライド及びその誘導体を使用する方法の
2種に分けられる。
しかしながら、最近では、例えばマルトテトラオース、
マルトペンタオース、マルトヘキサオース、マルトヘプ
タオース等のオリゴサッカライPを基質に用いる方法(
特開昭50−56998号公報、特開昭53−3709
6号公報)やp−ニトロフェノール等の色原体を還元末
端に結合したオリゴサッカライPを用いる方法(特開昭
54−51892号公報)等、均一で構造の明確な基質
を用いる方法がこれまで多く使用されてきたデンプンを
用いる方法に代わってアミラーゼ測定法の主流となりつ
つある。
これらの方法では通常、測定用共役酵素としてα−グル
コシダーゼ(E、C,3,2,1,20;α−D−グル
コシドグルコヒドロラーゼ)又はグルコアミラーゼ(E
、C,3,2,1,3; 1.4−α−D−グルカング
ルコヒFロラーゼ)、又はβ−グルコシダーゼ(E、C
3.2.1.21 ;β−D−グルコシドグルコヒドロ
ラーゼ)を必要とする。
これらの共役酵素は、α−1,4−グルコシド結合を有
する糖鎖の非還元性末端からα−1,4−グルコシド結
合を加水分解するエキソタイプの酵素であり、α−アミ
ラーゼ反応に関係なく基質を分解してしまう欠点を有す
る。この為これら共役酵素を用いる上記測定法に於ては
、測定用試液が不安定で、試薬盲検値が極めて高くそれ
により測定精度を著しく悪くしていた。さらに測定に充
分な量のグルコアミラーゼ、あるいはα−グルコシダー
ゼを使用できず、正確で且つ精度の高い測定法の組立が
困難であった。
かかる問題点を解決すべく、本発明者らは、これまで数
種の新規な修飾オリゴサッカライPを合成し、これらを
用いるα−アミラーゼ活性の測定法について特許出願し
ている。
例えば、α−アミラーゼ活性を測定するに際し、グルコ
ースが4〜7個からなる直鎖状オリゴサッカライト°の
非還元末端グルコースの6位の一級アルコール(−CH
20H)が一般式−CH2Rで表わされる基で置換され
た下記構造式を有するオリゴサツカライド誘導体を基質
として使用するα−アミラーゼ活性の測定法がある(特
開昭59−51800号)。
(式中、右端のグルコース単位は還元性基、kは2〜5
の整数であり、Rば、例えば2−ピリジルアミノ基を表
わす。) これらの基質は、均一で構造が明確でありα−グルコシ
ダーゼ、β−グルコシダーゼ又ハクルコアミラーゼの基
質とならない点に特徴を有している。しかしながら、こ
れらの基質を用いてα−アミラーゼ活性を測定するには
、高速液体クロマトグラフィー法によるか、或はα−グ
ルコシダーゼ、β−グルコシダーゼ又はグルコアミラー
ゼを共役酵素に用いて生成するグルコースを測定する方
法によらねばならず、前者は特殊な機器を必要とする点
、後者は検体中に含まれるグルコースにより影響を受け
る点等に問題があった。
そこで、本発明者らは更に研究を重ね、このような問題
のないα−アミラーゼ活性測定法を見出し、これを特許
出願している(特開昭61−83195号)。
即ち、グルコースが4〜7個からなる直鎖状オリゴサツ
カライドの非還元末端グルコースの6位の一級アルコー
ル(−CH20H)が−CH2Ro1で示されるウンベ
リフェリル基で置換された、下記構造式〔1〕、を表わ
す。(但し、Ro3〜Ro6  は水素、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、ニトロ基、カルボキシル基、ス
ルホン酸基又は)・ログンを表わし、夫夫同じであって
も異なっていても良く、Ro7は水素、低級アルコキシ
基、ノ・ログン又はニトロ基を表わす。また、Ro8は
水素、メチル基又はトリフルオロメチル基を表わす。)
〕 で示されるオリゴサッカライP誘導体を基質として用い
るα−アミラーゼ活性測定法がそれである。
この測定法は従来のα−アミラーゼ活性測定法が有する
種々の問題点を全て解決した優れた測定法ではあるが、
基質として用いる非還元末端修飾オリゴサッカライPが
、デキストリンやアミロースを出発原料とする従来の製
法によってでは極めて低収率でしか得ることができず、
その製法が反応工程が長く煩雑な製法であることと相俟
って実用化(企業化)に際し問題が残る。一方、シクロ
マルトデキストリングルカノトランスフェラーゼ(E、
C,2゜4.1.19)が、シクロデキストリンとアク
セプターに作用し、還元末端にアクセプターが結合した
直鎖状オリゴサツカライドを生成することは以前から知
られていた(J、Am、 Chem、 Soc、 72
巻。
1202〜1205頁、1949年)。しかしながら修
飾したシクロデキストリンとアクセプターにこれを作用
させた場合に同様に還元末端にアクセプターが結合した
直鎖状オリゴサッカライPが得られるか否かについては
詳らかではなく、特開昭60−237998号公報には
これの可能性を示唆する記載があるが、同公報に開示さ
れている方法に従ってこれを行っても実際には目的物は
得られない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、α−アミラーゼ活性測定用基質として
有用な非還元末端修飾オリゴサッカライrが容易に且つ
収率よ〈得られる製造方法を提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明は、修飾シクロデキストリンにアクセプターの存
在下シクロマルトデキストリングルカノトランスフェラ
ーゼを作用させ、然る後、グルコアミラーゼ又はα−グ
ルコシダーゼを作用させることを特徴とする非還元末端
修飾オリゴサッカライtの製造法、並びに、式〔I〕 〔式中、R1はアルコキシメチル基、ベンジルオキシメ
チル基、アミノメチル基、カルボキシル基又はハロメチ
ル基を表わし、R2は (但し、R3−R6は水素、低級アルキル基、低級アル
コキシ基、ニトロ基、カルボキシル基、スルホン酸基又
は)・ロケ゛ンを表わし、夫々同じであっても異なって
いても良く、また、R3とR5又はR4とR6とが結合
して芳香環を形成していても良い。R7ハ水素、低級ア
ルコキシ基、ノ・ロケ°ン又はニトロ基を表わす。また
、R8は水素、メチル基又はトリフルオロメチル基を表
わし、R9は水素又はノ・ロケ゛ンを表わす。)を表わ
し、nは2〜5の整数を表わす。〕 で示されるオリゴサツカライド誘導体の発明である。
本発明の製造法で用いられる修飾シクロデキストリンと
しては1分子中に1個の修飾グルコースを有するものが
好ましいが、2個又はそれ以上のものが混在していても
特にこれを妨げない。
修飾グルコースとしては、グルコースの水酸基が、例え
ば、2−ピリジルアミノ基、3−ピリジルアミノ基等の
如く螢光性を有する置換基、アニリノ基、メチルアニリ
ノ基、ヒPロキシアニリノ基 カルボキシフェニルアミ
ノ基の如くUV吸収を有する置換基、メトキシ基、エト
キシ基等のアルコキシ基、カルボキシメトキシ基、ヒド
ロキシエトキシ基、ベンジルオキシ基、フェネチルオキ
シ基、ピリジルメチルオキシ基等の置換アルコキシ基、
塩素、臭素等の)・ロケ°ン原子、ヒドラゾノ基、フェ
ニルヒドラゾノ基又はアミノ基等で置換された修飾グル
コース、若しくはグルコースの6位の−CH20H基が
一〇〇〇H基で置き換ったグルクロン酸等が挙げられる
本発明の製造法で用いられるアクセプターとしテハ、ク
ルコース、マルトース、マル) l−’Jオース及びこ
れらの誘導体が挙げられる。マルトテトラオース以上の
オリゴサツカライドでは反応が遅く、且つ副反応が起る
ので好ましくない。一方、グルコース鎖が長くなると、
反応初期の主生成物のグルコース鎖も長くなる。従って
、目的物のグルコース鎖長に従って、上記グルコース鎖
長1〜3のアクセプターを適宜選択して用いればよい。
アクセプターとしてグルコース誘導体を用いる場合、置
換基の位置は1位が好ましく、1位であればα−置換、
β−置換のいずれにてもよいが、2.3.6位置換のも
のは反応が進み難いのであまり好ましくない。2,3.
6位置換のものが欲しい場合にはマルトースの還元末端
グルコースの2.3.6位に置換基を導入したものを用
いればよい。
アクセプターとして用いられる修飾グルコースの1位水
酸基の置換基としては、例えば(但し、R5−R6は水
素、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ニトロ基、カ
ルボキシル基、スルホン酸基又はハロケ゛ンを表わし、
夫々同じであっても異なっていても良く、また、R3と
R5又はR4とR6とが結合して芳香環を形成していて
もよい。R7は水素、低級アルコキシ基、)・ログン又
はニトロ基を表わす。また、R8は水素、メチル基又は
トリフルオロメチル基を表わし、R9は水素又はノ・ロ
ケ。
ンを表わす。)で示される、置換基を有していてもよい
フェノキシ基、置換基を有していてもよいナフトキシ基
、置換基を有していてもよいウンベリフェリル基又は置
換基を有していてもよいインドキシル基等が挙げられる
。また、これら1位水酸基の置換基の具体例としては、
例えば、p−ニトロフェノキシ基、m−ニトロフェノキ
シ基、〇−クロロフェノキシ基、p−クロロフェノキシ
基、2.6−ジクロロフェノキシ基、0−メトキシフェ
ノキシ基、p−メトキシフェノキシ基、0−メチルフェ
ノキシ基、〇−カルボキシフェノキシ基、0−スルホフ
ェノキシ基、1−ナフトキシ基、2−スルホ−1−ナフ
トキシ基、2−カルボキシ−1−ナフトキシ基、ウンベ
リフェリル基、4−メチルウンベリフェリル基、インド
キシル基等が挙げられるが、これらに限定されるもので
はない。
本発明の製造法で用いられるシクロマルトデキストリン
グルカノトランスフェラーゼ(以下、CGTaseと略
す。)の起源、由来に特に限定はなく、例えば、バチル
ス マセランス由来のもの、ノZチルス メガテリウム
由来のもの、クレブシェラニューモニエ由来のもの、ア
ルカリ細菌由来のもの等、いずれの由来のものにてもよ
い。
また、本発明の製造法で用いられるグルコアミラーゼ又
はα−グルコシダーゼの起源、由来についても特に限定
はない。
本発明の製造法で用いられる修飾シクロデキストリンは
、α、β又はγ−シクロデキストリンを原料とし、例え
ば、メソツP イン カーボ/SイPレイトケミストリ
ー1 (1962)〜V (1965)アカデミツク 
プレス 等に記載の各種修飾グルコースの製法に準じて
、これを目的とする修飾基を導入するための各種反応試
剤と反応させることにより容易に得られる。α、β、r
−いずれのシクロデキストリンを選ぶかは任意であり目
的とする修飾オリゴサツカライド誘導体のグルコース鎖
長に応じてそれらが最も収率よ〈得られるものを適宜選
択すればよい。
アクセプターの存在下修飾シクロデキストリンにCGT
aseを作用させて反応させる際の反応時のPHは用φ
るCGTaseの由来により若干具なるが、通常6〜8
である。同PHに保つために用いられる緩衝剤は酵素反
応を阻害しないものであればいずれにてもよく、例えば
、グツト°の緩衝剤、酢酸アンモニウム、炭酸塩、リン
酸塩等が挙げられる。
本発明の製造法で用いられる修飾シクロデキストリンの
濃度は通常1〜50 m molA、またアクセプター
の濃度は通常5 m mol/1以上、溶解度限界まで
であるが、修飾シクロデキストリンとアクセプターのモ
ル比は前者1に対し後者が5以上であることが望ましい
。また、本発明の製造法で用いられるCGTaseの使
用量は通常50〜5000U/rnlであり、反応は通
常20〜50℃で行われる。CGTaseによる酵素反
応終了後は加熱によりこれを失活させる(例えば90℃
以上で10分間以上)か、PHを変動させて(例えばp
H4,0以下)その作用を失わしめる。
グルコアミラーゼ又はα−グルコシダーゼによる反応は
、通常その至適pH(通常4〜6)で行われ、その使用
量は、いずれも通常5〜100 U/mlである。
本発明の製造法によれば、α−アミラーゼ活性測定用基
質として、或はヒトα−アミラーゼの各アイソザイム活
性の分別測定用基質として有用な非還元末端修飾オリゴ
サツカライドを簡単な反応操作で、収率よ〈得ることが
できる。
また、本発明に係る式〔I〕 〔式中、R1はアルコキシメチル基、ペンノルオキシメ
チル基、アミノメチル基、カルボキシル基又はハロメチ
ル基を表わし、R2は (但し、R3−R9は前記と同じ。)を表わし、nは2
〜5の整数を表わす。〕で示されるオリゴサッカライP
誘導体はいずれも文献未載の新規化合物であり、いずれ
もα−アミラーゼ活性測定用基質として、或はヒトα−
アミラーゼの各アイソザイム活性の分別測定用基質とし
て極めて有用な化合物である。
本発明に係るオリゴサツカライド誘導体を基質として用
いるα−アミラーゼ活性測定法の測定原理は概路次の通
りである。
グルコアミラーゼ (式中、Gはグルコース単位を表わし、R1は非還元末
端グルコースの6位の置換基を表わし、mlとm2はそ
の和が2から5である1以上の整数を表わし、OR2は
還元末端グルコースの1位に置換された置換基を有して
いてもよいフェノキシ基、置換基を有していても良いナ
フトキシ基、置換基を有していてもよいウンベリフェリ
ル基又は置換基を有していてもよいインドキシル基を表
わす。)即ち、先ず始めに、本発明に係るオリゴサツカ
ライド誘導体に試料中のα−アミラーゼが作用して、非
還元末端グルコースの6位の一級アルコーI 元末端グルコースの1位に置換基を有していてもよいフ
ェノキシ基、置換基を有していても良いナフトキシ基、
置換基を有していてもよいウンベリフェリル基又は置換
基を有していてもよいインドキシル基がついたGm2−
G−OR2が生成し、次いで、こノGm2−G−OR2
にグルコアミラーゼ、α−グルコシダーゼ又はβ−グル
コシダーゼ等の共役酵素が作用して、(m2+1)Gと
R2−OHが生成する。このR2−OHを、例えばR2
−OHがp−ニトロフェノールの如きニトロフェノール
類の場合には、直接その吸収スペクトルを(例えば40
5 nmに於ける吸光度を)測定することにより、また
、R2−OHが、例えばフェノール、o−クロロフェノ
ール、2.6−シクロロフエノール、p−メトキシフェ
ノール等の如きニトロ基をもたないにトロ基をもってい
ても良いが)フェノール類或はナフトール類の場合には
、カテコールオキシダーゼ、ラッカーゼ、チロシナーゼ
又はモノフェノールオキシダーゼの如き酸化酵素類又は
ヨウ素酸、過ヨウ素酸の如き酸化剤を作用させて、4−
アミノアンチピリン、3−メチル−2−ペンゾチアゾリ
ノンヒにラゾ/(MBTH)等のカプラーとカップリン
グ(酸化縮合)させ、生成する色素の吸収スペクトルを
測定することにより、或はR−OHがウンベリフェロン
、4−メチルウンベリフェロンの如く螢光を有する化合
物の場合には、その螢光強度を測定することにより、更
にはR2−OHがインPキシルの場合には、酸化されて
生成するインノボ色素の吸収スペクトルを測定すること
により、夫々試料中のα−アミラーゼ活性を求めること
ができる。
本発明のオリゴサツカライド誘導体を基質として用いる
α−アミラーゼ活性測定法に於て、基質として用いるオ
リゴサツカライド誘導体の濃度は特に限定されるもので
はないが、通常約0.1〜10mMが好ましく用いられ
る。
本発明のオリゴサンカライド誘導体を基質として用いる
α−アミラーゼ活性測定法に於て測定対象となる試料は
、α−アミラーゼを含有する検体なら何れを用いてもよ
く、例えば生体成分として血液、血清、尿等があげられ
る。
共役酵素のグルコアミラーゼ、α−グルコシダーゼ又は
β−グルコシダーゼとしては、特に限定されないが例え
ば動物、植物、微生物由来のものが利用出来、夫々単独
で、或は組み合せて用いられる。これら共役酵素の使用
量は通常0.5〜50単位/ ml、好ましくは2〜2
0単位/ mlである。
また、本発明を実施する測定条件として、反応温度は特
に限定されないが、好ましくは約25〜40℃であり、
反応時間は目的により自由に選択できる。
至適PHとしては特に限定されないが、PH約6〜8が
好ましい例である。至適PHを維持する緩衝剤は自由に
選択でき、例えば、リン酸塩、トリスハイドロキシメチ
ルアミノメタン−塩酸、グツドの緩衝剤などが任意に選
ばれる。
さらにα−アミラーゼの賦活剤として、例えば塩化ナト
リウム、塩化カルシウム、塩化カリウム等が使用される
共役酵素の作用により遊離したフェノール類又はナフト
ール類とカップリング(酸化縮合)させるカプラーとし
ては、4−アミノアンチピリン、3−メチル−2−ベン
ゾチアゾリノンヒドラゾン(MBTH) 、p−アミノ
−N、N−ジエチルアニリン等が挙げられるが、これら
に限定されるものではない。フェノール類又はナフトー
ル類とカプラーとをカップリング(酸化縮合)させる為
の酸化酵素としては、ラッカーゼ、カテコールオキシダ
ーゼ、チロシナーゼ又はモノフェノールオキシダーゼ等
が挙げられるが、これらは例えば、動物、植物、微生物
由来のものが、いずれも利用でき、通常0.2〜10単
位/ ml、好ましくは0.5〜44位/ rnlの範
囲で使用される。また、カップリング(酸化縮合)させ
る為の酸化剤としては、ヨウ素酸又は/及びその塩、過
ヨウ素酸又は/及びその塩、過酸化水素等が挙げられる
が、これらに限定されない。
本発明に係るオリゴサツカライド誘導体は、その非還元
末端グルコースの6位の一級アルコール(−CH20H
)が−R1なる基に置換されている為、そのままではグ
ルコアミラーゼ、α−グルコシダーゼ又はβ−グルコシ
ダーゼの基質とはならず、しかも水に易溶で、α−アミ
ラーゼとの親和性に優れているので、α−アミラーゼの
良好な特異基質となる。従って、本発明のオリゴサツカ
ライド誘導体を基質として用いる測定法に於ては、副反
応が起らず試薬盲検値は極めて小さく、測定用試液が極
めて安定である。また、単一の化合物を基質とすること
から、反応の化学量論が成立し、α−アミラーゼの動力
学的検知が可能となる。
また、本発明のオリゴサツカライド誘導体を基質として
用いるα−アミラーゼ活性測定法に於ては、グルコアミ
ラーゼ、α−グルコシダーゼ、イソマルターゼ又はβ−
グルコシダーゼ等の共役酵素を充分に使用することがで
きるので、α−アミラーゼ反応以降の反応速度が速く、
より正確で精度のよいα−アミラーゼ活性の測定を行う
ことができる。
更に、本発明に係る測定法に於ては、検出を遊離してく
るニトロフェノール類若しくはインノコ゛色素類の吸収
スペクトルを測定するか、若しくは遊離してくるフェノ
ール類又はナフトール類を4−アミノアンチビリン、M
BTH等と酸化カップリングし、その色素の吸収スペク
トルを測定するか、又は遊離してくるウンベリフェロン
頌の螢光強度を測定することにより行なうので、検体中
に共存するグルコース、マルトース等の糖類や、アスコ
ルビン酸、ビリルビン等の還元性物質の影響を殆んど受
けない。
本発明に係るアミラーゼ活性の測定方法は、一定条件で
の反応速度を測定するレイトアッセイでも、あるいは反
応停止剤を使用するエンドポイントアッセイとしてもよ
く、いずれの測定方法も実施可能である。
まだ、本発明に係る測定法は自動分析装置への適応性も
良く、必要に応じて用手法、自動分析のいずれにて行な
うも可である。
更にまた、本発明の基質を用いた場合には、色素の呈色
を測定する、所謂比色法で測定を行なうことができるの
で、簡便な試験紙法や反応試薬を含有させた多層分析シ
ート(多層一体型定量分析フィルム)を使用する所謂乾
式定量法にも応用することができる。
本発明に係るオリゴサツカライド誘導体は、また、本発
明者らが別に特許出願した特願昭61−181564号
に記載の唾液腺由来のび一アミラーゼと膵由来のび一ア
ミラーゼの分別測定法、即ち、α−アミラーゼの加水分
解作用を受けて生じる分解生成物に、基質特異性の異な
る2種以上の共役酵素を作用させ、生じる成績体を測定
することによって、ヒト膵由来のα−アミラーゼとヒト
唾液腺由来のα−アミラーゼの分別測定を行う、α−ア
ミラーゼアイソザイムの分別測定法にも効果的な基質と
して充分使用可能である。
以下に実施例及び参考例を示すが本発明はこれら実施例
、参考例により何ら限定されるものではない。
〔実施例〕
実施例t、  p−ニトロフェニル 0−6−ジオキシ
−6−((2−ピリジル)アミノ〕−α−り一グルコピ
ラノシル−(1→4)−〇−α−D−グルコピラノシル
ー(1→4)−〇−α−D−グルコピラノシルー(1→
4)−〇−α−D−グルコピラノシルー(1→4)−α
−D−グルコピラノシP(以下、FG5Pと略す。)の
合成(1)モノ−6−デ万キシ−6〔(2−ピリノル)
アミノツーβ−シクロデキストリン(以下、F−β−C
Dと略す。) の合成 β−シクロデキストリン20 g、 DCC(ノシクロ
ヘキシルカルボノイミ)”)30.4gをDMSO(ジ
メチルスルホキシド)120mlに溶解し、ジクロル酢
酸2.6 mlを加えて室温で30分攪拌した。シュウ
酸12.8gをメタノール5 Q meに溶解したもの
をこれば加え、2M炭酸ナトリウム水溶液でPH9とし
た。2−アミノピリジン1.6タを水200 mlに溶
解したものをこれに加え、更にピリジルボラン3.61
を加えて65〜70℃で2時間反応させた。
水700vLlを加えて不溶物を戸去し、塩酸でpH7
とした後水素化ホウ素ナトリウム2.4gを加え室温で
1時間反応させた。塩酸を加えpH3として過剰の水素
化ホウ素ナトリウムを分解し、後アンモニア水を加えて
pH7,0とした。アセトン21を加え析出した沈澱を
戸数してF−β−CD3.0gを得た。
元素分析 C47H74034N2 Cチ   H%  8%  0% 計算値 46.61  6,16  2.31 44.
92実測値 46.61 6,17 2.42 44.
80(2)FG5Pの合成 F−β−CDI(1,9−二トロフェニル α−グルコ
シ210gを10 mM酢酸アンモニウム緩衝液(pH
6,5)Ilに溶解しCGTase 1000kUを添
加して37℃f’5時間反応させた。次いで酢酸でPI
(4,0とした後、グルコアミラーゼ(リゾプス ニベ
ウス由来)を20 kU添加し、37℃で10時間反応
させた。反応液を凍結乾燥後、50mM酢酸で平衡化し
たBio −Gel P−2(Bio −Rad社)を
充填したカラム(30XI 50.0rHR)で精製を
行ない、FG5P1、IIを得た。
p−ニトロフェニル α−グルコシy1oyの代すにp
−ニトロフェニル β−グルコシr10Iを用い、同様
に反応、後処理を行ってFG5Pのβ体2,5yを得た
尚、構造の確認は特開昭61−83195号公報に記載
の同化合物の確認方法に従って行った。
実施例2.  p−ニトロフェニル 0−(2−0−カ
ルボキシメチル)−α−D−グルコピラノシル−(1→
4)−〇−α−D−グルコピラノシルー(l→4)−〇
−α−D−グルコピラノシルー(1→4)−〇−α−D
−グルコピラノシルー(1→4)−α−D−グルコピラ
ノシP(以下、C二vIG5 Pと略す。)の合成 (1)モノー〇−カルボキシメチルーβ−シクロデキス
トリン(以下、CM−β−CDと略す。)の合成β−ン
クロデキストリン15.(1,水酸化ナトリウム13.
5.7を水120rnlに溶解し、10%モノクロル酢
酸水溶fl 9 Q mlを加えて25℃で5時間攪拌
した。6N塩酸でpH7,0としたのちアセトン600
 vrlを那えて析出した結晶を戸数し、CM−β−C
D12gを得た。
元素分析 C44H75037NC44H75037N
塩)C多     H矛    Oチ    Nチ計算
値 43.67 6.25 48.92 1.16実測
値 43.66 6.28 48.86 1.20(2
)CMG5Pの合成 CM−β−CDION、p−ニトロフェニルグルコシr
’0.pを10 mM酢酸アンモニウム緩衝液(pH6
,5)11に溶解し、CGTase 1000kUを添
加して37℃で5時間反応させた。次いで酢酸でpH4
,0とした後、グルコアミラーゼを20 kU添加し、
37℃で10時間反応させた。反応液を凍結乾燥後、5
0mM酢酸で平衡化したBio −Gel P−2(B
io −Rad社)を充填したカラム(30X1500
mm)で精製を行ない、CMG5P 3 gを得た。
実施例3、 フェニル 0−(α−D−グルコピラノシ
ルウロニクク酸)−(l→4)−〇−α−D−グルコピ
ラノシルー(1→4)−〇−α−D−グルコピラノシル
ー(1→4)−〇−α−D−グルコピラノシルー(1→
4)−α−D−グルコピラノシr(以下、カルボキシル
G5Pと略すっ )の合成 (1)モノカルボキシル−β−シクロデキストリノ(以
下、カルボキシル−β−CDと略す。)の合成β−シク
ロデキストリン50.9を水11に溶解し、プラチナ−
カーボン(10%)51イソプロパツール2.5 ml
 、を加えて、攪拌下、70℃で空気を50 m4/′
minの流速で通じた。1M炭酸水素ナトリウム溶液を
滴下してPHを中性に保ちなから2.5時間反応させた
後、濾過し、涙液をイオン交換クロマトグラフィー(D
owex [)に付し、カルボキシル−β−CD10.
5Fを得た。
元素分析 C42H710,6XMW1165(NH4
塩)C%   H%   0%   N係 計算値 43.25 6.14 49.41 1.20
実測値 43.30 6.16 49.40 1.14
(2)カルボキシルG5Pの合成 カルボキシル−β−CD I 0.9 、  フェニル
グルコシド10Iを10 mM酢酸アンモニウム緩衝液
(pH6,5)Ilに溶解し、CGTase 1000
 kUを添加して37℃で1時間反応させた。次いで酢
酸でPH40とした後グルコアミラーゼを20 kU添
加し、37℃で10時間反応させた。反応液を凍結乾燥
後20 mM酢酸で平衡化したBio −Get P−
2(Bio−Rad社)を充填したカラム(30X24
00mm)で精製を行ない、カルボキシルG5P 1.
2 g ヲ得k。
得られたカルボキシルGSP中のp−=)ロフェニル基
に対するグルコース“残基の数を次のようにして測定し
た。がルボキシルG5Pを1.4 N塩酸−メタノール
で90℃、2時間メタツリシスした。
濃縮後、トリメチルシリル化し、2喝0V−17(0,
4×200Crn)のカラムを用い、110℃から25
0℃まで4℃/分の昇温プログラムを用いて、グルコー
ス量を定量した。また、フェニル基は、0.1 M酢酸
中での265 nmの吸光度から定量した。その結果カ
ルボキシルG5Pのグルコース/フェノールの比は3.
9であった。
上で得た結果と、カルボキシルG5Pがグルコアミラー
ゼの作用を受けないことがら、カルボキシルG5Pの構
造は、次のものであると考えられる。
本化合物のマススペクトルを第1図に示す。
実施例4.0−6−ジオキシ−6−(:(2−ピリジル
)アミノ〕−α−D−グルコピラノシル−(1→4)−
〇−α−D−グルコピラノシルー(1→4)−〇−α−
D−グルコピラノシルー(1→4)−〇−α−D−グル
コピラノシルー(1→4)−〇−α−D−グルコピラノ
シルー(1→4)−p−グルシトール(以下、FG6R
と略す。)の合成 実施例1の(1ンと同様にして得たF−β−CD10&
及びマルトトリイトール50.9を10mM酢酸アンモ
ニウム緩衝液(pH6,5)IJに溶解し、CGTas
elooo kUを添加して37℃で5時間反応させた
次いで酢酸でPH4,0とした後グルコアミラーゼを2
0 kU添加し、37℃で10時間反応させた。反応液
を凍結乾燥後、50 mM酢酸で平衡化したBlo−G
e1P−2(Bio −Rad社)を充填しだカラム(
30X 1500w+)で精製を行ない、FG6R1,
2、!9を得だ。
実施例5.  フェニル 0−(6−アミノ−6−デオ
キシ)−α−D−グルコピラノンルー(1→4)−〇−
α−D−グルコピラノシルー(1→4)−〇−α−D−
グルコピラノシルー(1→4)−〇−α−D−グルコピ
ラノシルー(1→4)−α−D−グルコピラノシド(以
下、アミノG5Pと略す。)の合成 (1)モノ−6−0−p−)ルエンスルホニル シクロ
デキストリンの合成 β−シクロデキストリン5.0gをピリノン100rn
l ニ溶解し、p−)ルエンスルホニルクロIJ ro
、sIを加えて4℃で15時間攪拌した。減圧濃縮後、
活性炭を充填したカラム(5x60CnI)にチャージ
し、水、30チエタノール、25%n−プロ/J?7ノ
ール、各々31で溶出させた。25%n−ブロックノー
ル画分を集め減圧濃縮し6−O−p−)ルエンスルホニ
ル シクロデキストリン0.7.7を得た。
(2)モノ−6−アット−6−デオそンーβ−ンクロデ
キストリンの合成 6−O−p−)ルエンスルホニル シクロデキストリン
1.0gを80rnlの水に溶解し、窒化ナトリウム1
gを加えて95℃、90分反応させた。
反応後反応液を減圧濃縮しグル濾過(Bio −Gel
 P−2戸ζより分離精製してモノ−6−アジトー6−
デオキンーβ−シクロデキストリン0.7Fを得た。
(3)アミノG5Pの合成 モノ−6−アツドー6−デオキシーβ−シクロテキスト
リンo、sy、フェニル α−D−グルコピラノシl’
 0.5 gを10mM酢酸アンモニウム緩衝’fG 
(pH6,5) 50ralに溶解し、CGTase 
50 kUを添加して37℃で2時間反応させた。次い
で酢酸でPH4,0とした後グルコアミラーゼ1 kU
を添加し、37℃で10時間反応させた。反応液に10
係−パラジウム−カーボン0.1&を加え25℃で攪拌
下水素ガスを8時間吹き込んだ。反応液を凍結乾燥後、
ケ゛ル濾過(Bio −Gel P−2)により分離精
製してアミノG5P 80■を得た。
得られたアミノGSP中のフェニル基に対するグルコー
ス残基の数を次のようにして測定した。アミノG5Pを
1.4 N塩酸−メタノールで90℃、2時間メタツリ
シスした。濃縮後、トリメチルシリル化し、2%0V−
17(0,4X200c!n)のカラムを用い、110
℃から250℃まで4℃/分の昇温プログラムを用いて
、グルコース量を定量した。また、フェニル基は0.1
M酢酸中での265 nmの吸光度から定量した。その
結果、アミノG5Pのグルコース/フェノールの比は3
.6であった。
上で得た結果と、アミノG5Pがグルコアミラーゼの作
用を受けないこと及びTLC板上でニンヒ1リンによる
発色が観察されたことより、アミノG5Pの構造は次の
ものであると考えられる。
本化合物のマススペクトルを第2図に示す。
実施例6、 p−ニトロフェニル o−(6−0−ベン
ジル)−α−D−グルコピラノシル−(l→4)−〇−
α−D−グルコピラノシルー(1→4)−〇−α−D−
グルコピラノシルー(1→4)−〇−α−D−グルコピ
ラノシルー(1→4)−α−D−グルコピラノシド(以
下、BG5Pと略す。)の合成 (1)モノー〇−ベンジルーβ−シクロデキストリン(
以下、ベンツルーβ−CDと略す。)の合成β−シクロ
デキストリン15g、水酸化ナトリウム13.55’を
水120m1に溶解し、塩化ベンジル15m1を加えて
10℃で2時間攪拌反応させた。
反応後6N塩酸でpH7,0としたのちアセトン11を
加えて析出した沈澱を戸数し、ベンジル−β−CD 5
 #を得た(2位、3位、6位置換体の混合物)。
(2) BG5Pの合成 ベンジル−β−CDIOF、I)−二トロフェニルα−
D−グルコピラノシドICM?を10mM酢酸アンモニ
ウム緩衝液(pH6,5)Ilに溶解し、CC;Ta5
e1000 kUを添加して37℃で5時間攪拌反応さ
せた。次いで酢酸でPH4,0とした後、グルコアミラ
ーゼを20 kU添加し、37℃で10時間反応させた
。反応液を凍結乾燥後、50 mM酢酸で平衡化したB
io −Ge1P−2(Bio −Rad社)を充填し
たカラム(30X1500間)で精製を行ない粗BG5
P (2位、3位、6位置換体の混合物)1.6Fを得
だ。これを、逆相の高速液体クロマトグラフィーで分離
精製し、6位置換体180m9を得た。(2位置換体7
00ダ、3位置換体650 m9 ) HPLC:含量96チ〔カラム:充填剤シリカケ゛ルZ
−ODS 、 5CIB (和光紬薬工業(株)商品名
、10X10X300.溶出液10 % CH3CN 
 0.1 % AcOHと90%CH3CN−0,1%
AcOHとの直線的グラノエント、流速3 mA!/m
in 、 305 nmで測定〕工R:第3図の通り。
1H−NMR:第4図の通り。
まだ、実施例3.実施例5と同様にして求めたBG5P
のグルコース/p−ニトロフェノールの比ハ3.8であ
った。
上で得た結果と、BG5Pがグルコアミラーゼの作用を
受けないことから、BG5Pの構造は、次のものである
と考えられる。
実施例7.  p−ニトロフェニル 0−(6−0−メ
チル)−α−D−グルコ♂ラノシルー(1→4)−〇−
α−D−グルコピラノフルー(1→4)−〇−α−D−
グルコピラノシルー(1→4)−〇−α−D−グルコピ
ラノシルー(1→4)−α−D−グルコピラノシド(以
下、MG5Pと略す。)の合成 (1)モノー〇−メチルーβ−シクロデキストリン(以
下、メチル−β−CDと略す。)の合成β−シクロデキ
ストリンl0Ii、水酸化ナトリウム13.1を水12
onllに溶解し、・ツメチル硫酸2.71を加えて1
0℃で2時間攪拌反応させた。
反応後6N塩酸でPH7,0としたのちアセトン11を
加えて析出した沈澱を戸数し、メチル−β−CD2gを
得た。
(2) MG5Pの合成 メチル−β−cD10Lp−ニトロフェニルα−D−グ
ルコピラノシド10gを10mM酢酸77%=ウム緩衝
液(pH6,5’)Ilに溶解し、CC;Ta5e10
00kUを添加して37℃で5時間攪拌反応させた。次
いで酢酸でpH4,0とした後、グルコアミラーゼを2
0 kU添加し、37℃で10時間反応させた。反応液
を凍結乾燥後、50 mM酢酸で平衡化したBio −
Gel P−2(Bio −Rad社)を充填したカラ
ム(30X1500wn)で精製を行ない粗MG5P 
(2位。
3位、6位置換体の混合物)1.59を得た。これを逆
相の高速液体クロマトグラフィーで分離精製し、6位置
換体16(lりを得た。(2位置換体680■、3位置
換体560■)。
HPLC:含量93%(測定条件は実施例6と同じ。)
また、実施例3.実施例5と同様にして求めたMG5P
のグルツース/p−ニトロフェノールの比は3.9であ
った。
上で得た結果と、MG5Pがグルコアミラーゼの作用を
受けないことから、MOS Pの構造は、次のものであ
ると考えられる。
実施例8.  p −= ) ロフェニル 0−(6−
ブロモ−6−デオキシ)−α−D−グルコピラノシル−
(1→4)−o−α−D−グルコピラノシル−(工→4
)−〇−α−D−グルコピラノシルー(1→4)−〇−
α−D−グルコピラノシルー(1→4)−α−D−グル
コピラノシド(以下、BrG5Pと略す。)の合成 (1)モノ−6−ブロモ−6−デオキシ−β−シクロデ
キストリン(以下、Br−β−CDと略す。)の合成 実施例5の(1)の方法に準じて合成したモノ−60−
p−トルエンスルボニル シクロテキスト!j 75 
gヲDMF 250 ml K溶解しリチウムプロマイ
P151を加えて2時間還流反応させた。反応液を減圧
濃縮後アセトン500mJを加えて析出した沈澱を戸数
しモノ−6−ブロモー6−デオキシ−β−シクロデキス
トリン2.3gを得た。
(2)BrG5Pの合成 りr−β−cpiy、p−二トロフェニル α−D−グ
ルコピラノシP1.9を10mM酢酸アンモニ゛ウム緩
衝液(pH6,5) 100mlに溶解しCGTase
lookUを添加して37℃で5時間攪拌反応させた。
次いで酢酸を加えてpH4,0とした後、グルコアミラ
ーゼを2000U加えて37℃で10時間攪拌反応させ
た。反応液を濃縮し50mM酢酸で平衡化したBio 
−Gel P−2(Bio −Rad社)を充填したカ
ラム(30X1500+n+n)で精製をおこないBr
G5P 0.169を得た。
HPLC:含量97%(測定条件は実施例6と同じ。)
’H−NMR:第5図の通り。
また、実施例3.実施例5と同様にして求めたBrG5
P (f) クルコース/p−ニトロフェノールノ比は
3.6であった。
上で得た結果と、BrG5Pがグルコアミラーゼの作用
を受け々いことから、BrG5Pの構造は、次のもので
あると考えられる。
参考例1. α−アミラーゼ活性の測定〔測定試液〕 実施例6で得たBG5P 30 rn9をグルコアミラ
ーゼ400単位、α−グルコシダーゼ300単位及び2
0 m molA塩化カルシタカルシウム 0 m m
ol/12−(N−モルホリノ)エタンスルホン酸(M
ES)−NaOH緩衝液(PH6,9) 3 omzに
溶解し、測定試液とした。
〔測定操作〕
測定試液2 mlに検体血清100μlを加え、37℃
に加温し、この反応液の波長405 nmに於ける吸光
度変化を測定した。
別に、α−アミラーゼ活性既知の標準検体を用い、上記
と同様に操作し、検量関係を求め、この検量線から検体
のα−アミラーゼ活性を求めた。
このときの標準検体の各希釈段階に於けるα−アミラー
ゼ活性(Somogyi単位/di)と波長405 n
m I/C於ける1分間当りの吸光度増加量(ΔA)と
の関係を第6図に示す。
第6図より明らかな如く、α−アミラーゼ活性(Som
ogyi単位/dl)に対してプロットした吸光度増加
量(ΔA/m1n)を結ぶ検量線は原点を通る直線とな
り、検量線は良好な定量性を示している。
参考例2. α−アミラーゼ活性の測定〔測定試液〕 実施例6と同様にして得たBG6P36mqをグルコア
ミラーゼ400単位、α−グルコシダーゼ300単位及
び20 m molA塩化カルシタカルシウム0m m
ol/1MES−NaOH緩衝液(pH6,9) 30
rniに溶解し、測定試液とした。
〔測定操作〕
測定試液2’mlに検体血清100μlを加え、37℃
に加温し、この反応液の波長405 nmに於ける吸光
度変化を測定した。
別に、α−アミラーゼ活性既知の標準検体を用い、上記
と同様に操作し、検量関係を求め、この検量線から検体
のα−アミラーゼ活性を求めた。
このときの標準検体の各希釈段階に於けるα−アミラー
ゼ活性(Somogyi単位/di)と波長405 n
mに於ける1分間当りの吸光度増加量(ΔA)との関係
を第7図シて示す。
第7図より明らかな如く、α−アミラーゼ活性(Som
ogyi単位7dlりに対してプロットした吸光度増加
量(ΔA/m i n )を結ぶ検量線は原点を通る直
線となり、検量線は良好な定量性を示している。
参考例3 α−アミラーゼ活性の測定 〔測定試液〕 実施例8で得たBrG5P 30■をグルコアミラーゼ
400単位、α−グルコシダーゼ300単位及び20 
m mol/l塩化カルシウムを含む50 m mol
/1MES−NaOH緩衝液(pH6,9) 30ml
に溶解し、測定試1夜とした。
〔測定操作〕
測定試液2 mlに検体血清100μlを加え、37℃
に加温し、この反応液の波長405nmにおける吸光度
変化を測定した。
別に、α−アミラーゼ活性既知の標準検体を用い、上記
と同様に操作し、検量関係を求め、この検量線から検体
のα−アミラーゼ活性を求めた。
このときの標準検体の各希釈段階に於けるα−アミラー
ゼ活性(Somogyi単位/di)と波長・↓05 
nmに於ける1分間当りの吸光度増加量(ΔA)との関
係を第8図に示す。
第8図より明らかな如く、α−アミラーゼ活性(Som
ogyi単位/de)に対してプロットした吸光度増加
量(ΔA)を結ぶ検量線は原点を通る直線となり、検量
線は良好な定量性を示している。
〔発明の効果〕
本発明は、α−アミラーゼ活性測定用基質として、或は
ヒトα−アミラーゼの各アイソザイム活性の分別測定用
基質として有用な非還元末端修飾オリゴサツカライドの
新規で且つ効果的な製造法と、新規なオリゴサツカライ
ド誘導体を提供するものであり、本発明の方法によれば
、 ■非還元末端修飾オリゴサツカライドが簡単な反応操作
で、収率よ〈得ることもできるので、これらを基質とし
て用いるα−アミラーゼ活性測定法或は同アイソザイム
の分別測定法の実用化(企業化)に寄与するところ甚だ
犬なる点。及び■本発明のオリゴサツカライド誘導体は
従来のα−アミラーゼ活性測定用基質が有する問題点を
一切有さす、しかも合成が容易で収率よくこれを得るこ
とができるので、実用化(企業化)が可能な優れたα−
アミラーゼ活性測定法を提供し得るものである点。
に顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々実施例3及び実施例4で得られ
た本発明オリゴサツカライド誘導体のFAB−マスク4
クトルを示す(装置Jeo目(X−100)。 第3図は実施例6で得られた本発明オリゴサツカライド
誘導体のIRチャートを示す。 第4図及び第5図は、夫々実施例6及び実施例8で得ら
れた本発明オリゴサツカライド誘導体の’H−NMRチ
ャートを示す。 第6図、第7図及び第8図は、夫々参考例1゜参考例2
及び参考例3に於て得られた検量線を示し、横軸の各α
−アミラーゼ活性(Somogyi単位/di )につ
いて得られた吸光度増加量(ΔA/′m1n)を縦軸に
沿ってプロットした点を結んだものである。 特許出願人  和光純薬工業株式会社 が  架 暢 第6図 d−アミラーts引生(&血喰i単位/aυ第7図 メーアミラーゼ′名檎(Somogy +年a/dfL
)第8図 久−アミラーi sty a (Somogyi単ia
。 手続補正書 昭和62年10月6日 特許庁長官 殿                ■1
、事件の表示 昭和62年 特許類 第002730号2、発明の名称 非還元末端修飾オリゴサッカライP誘導体の新規な製造
法並びに新規なオリゴサッカライP誘導体住所 大阪府
大阪市東区道修町3丁目10番地連絡先 特許課(東京
) 置03−270−8571自   発 5、補正の対象 明細書の特許請求の範囲の欄及び発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 (2)明細書20頁12行目に記載の「作用させて」の
後に「或はまた、・ξ−オキシダーゼと過酸化水素とを
作用させて」を挿入する。 (3)明細書23頁6行目から7行目にかけて記載の「
、過酸化水素」を削除する。 (4)明細書27頁16行目に記載の「ピリジルボラン
」を「ぎリジンボラン」と補正する。 (5)明細書31頁17行目から18行目にかけて記載
ノ「フェニルグルコシドJt−rフェニル α−グルコ
シP」と補正する。 (6)明細書32頁6行目から7行目にかけて記載の「
p−ニトロフェニル基」を「フェニル基」と補正する。 (7)明細書34頁10行目から11行目にかけて記載
ノ「モノ−6−0−p−トルエンスルホニルシクロデキ
ストリノ」を「モノ−6−0’−p−トルエンスルホニ
ル β−シクロデキストリン」ト補正する。 (8)明細書34頁18行目から19行目にかけて記載
のr6−0−p−)ルエンスルホニル ?りロデキスト
リンJをr6−0−p−)ルエンスル−0−1)−トル
エンスルホニル シクロテキストリンJをr6−0−p
−)ルエンスルホニル β−シクロデキストリン」と補
正する。 00明細書41頁18行目から20行目にかけて記載の
「モノ−6−0−p−)ルエンスルホニルシクロデキス
トリン」を「モノ−6−0−p−トルエンスルホニル 
β−シクロテキストリン」ト補正する。 以上 別   紙 2、特許請求の範囲 (1)修飾シクロデキストリンにアクセプターの存在下
シクロマルトデキストリングルカノトランスフェラーゼ
を作用させ、然る後、グルコアミラーゼ又はα−グルコ
シダーゼを作用させることを特徴とする非還元末端修飾
オリゴサツカライドの製造法。 (2)修飾シクロデキストリンが1分子当91個の修飾
グルコースを含む修飾シクロデキストリンである特許請
求の範囲第1項に記載の製造法。 (3)修飾グルコースが、その水酸基を2−ピリジルア
ミノ基、3−ピリジルアミノ基の如く螢光性を有する置
換基、アニリノ基、メチルアニリノ基。 ヒドロキシアニリノ基、カルボキシフェニルアミノ基の
如くUV吸収を有する置換基、メトキシ基。 エトキシ基等のアルコキシ基、カルボキシメトキシ基、
ヒドロキシエトキシ基、ベンジルオキシ基。 フェネチルオキシ基、ピリゾルメチルオキシ基等の置換
アルコキシ基、塩素、臭素等のハロケ゛ン原子、ヒrラ
ゾノ基、フェニルヒPラゾノ基又はアミノ基で置換した
修飾グルコース、若しくはグルクロン酸である特許請求
の範囲第2項に記載の製造法。 (4)アクセプターがグルコース、マルトース、マルト
トリオース若しくはそれらの誘導体である特許請求の範
囲第1項〜第3項のいずれかに記載の製造法。 (5)弐m 〔式中 R1はアルコキシメチル基、ベンジルオキシメ
チル基、アミノメチル基、カルボキシル基又はハロメチ
ル基を表わし R2は (但し、R3−R6は水素、低級アルキル基、低級アル
コキシ基、ニトロ基、カルボキシル基、スールホン酸基
又はハロゲンを表わし、夫々同じであっても異なってい
ても良く、また、R5とR5又はR4とR6とが結合し
て芳香環を形成していても良い。R7は水素、低級アル
コキシ基、〕・ログン又はニトロ基を表わす。また、R
8は水素、メチル基又はトリフルオロメチル基を表わし
 R9は水素又はハロゲンを表わす。)を表わし、nは
2〜5の整数を表わす。〕 で示されるオリゴサツカライド誘導体。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)修飾シクロデキストリンにアクセプターの存在下
    シクロマルトデキストリングルカノトランスフェラーゼ
    を作用させ、然る後、グルコアミラーゼ又はα−グルコ
    シダーゼを作用させることを特徴とする非還元末端修飾
    オリゴサッカライドの製造法。
  2. (2)修飾シクロデキストリンが1分子当り1個の修飾
    グルコースを含む修飾シクロデキストリンである特許請
    求の範囲第1項に記載の製造法。
  3. (3)修飾グルコースが、その水酸基を2−ピリジルア
    ミノ基、3−ピリジルアミノ基の如く螢光性を有する置
    換基、アニリノ基、メチルアニリノ基、ヒドロキシアニ
    リノ基、カルボキシフェニルアミノ基の如くUV吸収を
    有する置換基、メトキシ基、エトキシ基等のアルコキシ
    基、カルボキシメトキシ基、ヒドロキシエトキシ基、ベ
    ンジルオキシ基、フェネチルオキシ基、ピリジルメチル
    オキシ基等の置換アルコキシ基、塩素、臭素等のハロゲ
    ン原子、ヒドラゾノ基、フェニルヒドラゾノ基又はアミ
    ノ基で置換した修飾グルコース、若しくはグルクロン酸
    である特許請求の範囲第2項に記載の製造法。
  4. (4)アクセプターがグルコース、マルトース、マルト
    トリオース若しくはそれらの誘導体である特許請求の範
    囲第1項〜第3項のいずれかに記載の製造法。
  5. (5)式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 〔式中、R^1はアルコキシメチル基、ベンジルオキシ
    メチル基、アミノメチル基、カルボキシル基又はハロメ
    チル基を表わし、R^2は ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼又は▲数式、化学式、表等があります
    ▼ (但し、R^3〜R^6は水素、低級アルキル基、低級
    アルコキシ基、ニトロ基、カルボキシル基、スルホン酸
    基又はハロゲンを表わし、夫々同じであっても異なって
    いても良く、また、R^3とR^5又はR^4とR^6
    とが結合して芳香環を形成していても良い。R^7は水
    素、低級アルコキシ基、ハロゲン又はニトロ基を表わす
    。また、R^8は水素、メチル基又はトリフルオロメチ
    ル基を表わし、R^9は水素又はハロゲンを表わす。)
    を表わし、nは2〜5の整数を表わす。〕 で示されるオリゴサッカライド誘導体。
JP62002730A 1986-07-11 1987-01-09 非還元末端修飾オリゴサッカライド誘導体の新規な製造法 Expired - Lifetime JPH0630602B2 (ja)

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