JPS63167903A - 数値制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、数値制御方式に関し、特に加工プログラムお
よびサブプログラムに従って数値制御処理を行い、その
処理データに基づいて工作機械を制御する数値制御方式
の改良に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の数値制御方式においては、所定の加工プ
ログラムおよび加工プログラムにより呼び出されるサブ
プログラムに基づいて数値制御処理を実行し、その処理
データに基づいて工作機械を制御する過程において、加
工プログラムから変数を設定してサブプログラムを呼び
出す場合に、加工プログラム上の同一ブロックの範囲内
のサブプログラムを呼び出す命令に続くワードデータで
変数を表わし、これらワードデータによる変数をサブプ
ログラムに受は渡して、サブプログラムを実行していた
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の数値制御方式では、加工プログラム内に
数ブロックにわたって書き込まれた変数を用いるサブプ
ログラムの呼び出しは不可能であった。従って、数ブロ
ックにわたる変数を指定する固定サイクル命令をサブプ
ログラムで実行することは出来なかった。

数値制御装置の演算制御部に特別の制御機能を付加して
おけば、数ブロックにわたる変数指定の固定サイクル命
令を実行することができるが、機能上の汎用性がなく、
かつ開発工数の増大を伴う欠点がある。また、上述のよ
うな数ブロックにわたる変数指定の固定サイクル命令の
ある加工プログラムを数値制御装置外部のプログラム変
換装置、又は人間がプログラムを編集することにより、
数値制御装置の加工プログラム入カフオーマットに適合
した加工プログラムに変換して数値制御装置に入力する
場合には、加工プログラムのブロック数が増大してしま
うという欠点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の数値制御方式は、サブプログラム呼び出し命令
が書き込まれた呼び出し命令ブロックおよびこの呼び出
し命令ブロックに続く変数データブロックを有する加工
プログラムならびに前記呼び出し命令で呼び出されるサ
ブプログラムを記憶するプログラム記憶部と、前記サブ
プログラム呼び出し命令前記変数データブロックのブロ
ック数および前記サブプログラムのプログラム番号を設
定しておく設定記憶部と、前記変数データブロックに書
込まれた変数を記憶するための変数記憶部と、前記加工
プログラムおよび前記サブプログラムに従って数値制御
処理を行う演算制御部を含み、前記サブプログラム呼び
出命令を読み出すと前記設定記憶部に対応して書込まれ
た前記ブロック数だけ前記呼び出し命令ブックに続いて
読み出しな前記変数データブロックの変数を前記変数記
憶部に記憶させ前記設定記憶部に対応してして書込まれ
たプログラム番号により前記プログラム記憶部を読出し
て前記サブプログラムを実行することを特徴とする。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例の要部を示すブロック図であ
る。第１図に示すように本実施例は、演算制御部１と、
演算制御部１に含まれるサブプログラム呼び出し制御部
２と、変数記憶部３と、設定記憶部４と、プログラム記
憶部５と、サーボ駆動部６．７．８及びサーボモータ９
．１０．１１を備えている。

第１図においてプログラム記憶部５に格納されている加
工プログラムが−ブロックずつ読み出されて演算制御部
１に入力され、演算制御部１において所定の数値制御処
理が実行されて、工作機械におけるテーブル等の移動体
を駆動するための制御信号がＸ、ＹおよびＺの各軸に対
応して、それぞれサーボ駆動部６．７．８に入力されて
サーボモータ９．１０．１１を制御する。

設定記憶部４には、あらかじめ、各サブプログラムにつ
いてサブプログラム呼び出し命令と、それに続く変数ブ
ロックのブロック数、及び呼び出すべきサブプログラム
のプログラム番号が格納されている。加工プログラムで
サブプログラム呼び出し命令が指示されると、設定記憶
部４から−ブロックずつを読み出して、読み出したブロ
ックのサブプログラム呼び出し命令が加工プログラムで
指示されたものと一致しているか照合する。一致したと
判断した時に演算制御部１はサブプログラム呼び出し制
御部２を通して設定記憶部４から読み出しているブロッ
クで設定されたブロック数だけプログラム記憶部５から
後続の変数ブロックを読み出して、その変数ブロックの
変数値を変数記憶部３に書き込む０次に、加工プログラ
ムの実行を中断して設定記憶部４で設定されているサブ
プログラム番号のプログラムがプログラム記憶部５から
呼び出されて実行される。サブプログラム実行時には変
数記憶部３のデータを使用して数値演算が実行される。

第２図に示されるのは、本発明の数値制御方式における
加工プログラムならびにサブプログラムの実行手順の一
例を示す説明図である。加工プログラムＯａｌ　Ｃ３Ｃ
３Ｃ４の実行課程においてサブプログラム呼び出し命令
Ｇ　ｂ　１　ｂ　２を読み込むと、サブプログラム呼び
出し設定記憶部４を読み出し、サブプログラム呼び出し
命令を照合し、設定記憶部４のサブプログラム呼出し命
令Ｇｂ。

ｂ２データが書込まれていたブロックに書込まれていた
指定ブロック数（２）分だけ加工プログラムＯａｌ　Ｃ
３Ｃ３Ｃ４の命令Ｇｂ、ｂ２に続く変数データブロック
Ｘｃ、ｃ２　Ｃ３Ｃ４Ｙｄｌ　ｄ２ｄ３ｄ４およびＸｅ
ＩＣ３Ｃ３Ｃ４Ｙｆｌ　ｆ２ｆ、ｆ、：を読み込んで、
その変数データを変数記憶部３の変数値＃１〜＃４に記
憶させる０次に、加工プログラムＯａｌ　Ｃ３Ｃ３ａ’
４は中断されて、設定記憶部４で指定されたサブプログ
ラムＯｇｘ　ｇｚ　ｇｓ　ｇ４を呼び出し、変数記憶部
の変数値＃１〜＃４を使用してサブプログラムを実行し
て、加工プログラムへの復帰指令Ｍ９９により加工プロ
グラムの続きが実行される。なおＭ２Ｏ：は加工プログ
ラムＯａｌ　ａｚａ３　Ｃ４の終止命令である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、加工プログラム実行過程
において数ブロックにわたる多変数データを用いるサブ
プログラム呼び出しでも、容易にプログラムを作成でき
、数値制御装置の操作性ならびに機能性の向上をはかる
ことができる効果がある。

すなわちサブプログラム呼び出し命令の処理において設
定記憶部で記憶された変数データブロックのブロック数
に従って加工プログラムのサブプログラム呼び出し命令
に続く変数データブロックを読み出して変数データブロ
ック内の変数をサブプログラムに引渡すことにより、複
数ブロックにわたる多数の変数に関係する固定サイクル
命令のサブプログラムを簡単なフォーマットの命令で加
工プログラムから呼び出して実行することができる。し
かも、数値制御装置の演算制御部に特別の制御機能を付
加しないで上述のような固定サイクル命令のサブプログ
ラムを呼び出して実行することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の要部を示すブロック図、第
２図は第１図に示す実施例のプログラムの実行を説明す
るための説明図である。 １・・・演算制御部、２・・・サブプログラム呼び出し
制御部、３・・・変数記憶部、４・・・設定値記憶部、
５・・・プログラム記憶部、６．７．８・・・サーボ駆
動部、９．１０．１１・・・サーボモータ。 さ　　　　　＼　　　　　　＼

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. サブプログラム呼び出し命令が書き込まれた呼び出し命
   令ブロックおよびこの呼び出し命令ブロックに続く変数
   データブロックを有する加工プログラムならびに前記呼
   び出し命令で呼び出されるサブプログラムを記憶するプ
   ログラム記憶部と、前記サブプログラム呼び出し命令前
   記変数データブロックのブロック数および前記サブプロ
   グラムのプログラム番号を設定しておく設定記憶部と、
   前記変数データブロックに書込まれた変数を記憶するた
   めの変数記憶部と、前記加工プログラムおよび前記サブ
   プログラムに従って数値制御処理を行う演算制御部を含
   み、前記サブプログラム呼び出命令を読み出すと前記設
   定記憶部に対応して書込まれた前記ブロック数だけ前記
   呼び出し命令ブックに続いて読み出した前記変数データ
   ブロックの変数を前記変数記憶部に記憶させ前記設定記
   憶部に対応してして書込まれたプログラム番号により前
   記プログラム記憶部を読出して前記サブプログラムを実
   行することを特徴とする数値制御方式。